JP2009115369A - 冷蔵庫 - Google Patents

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JP2009115369A JP2007288365A JP2007288365A JP2009115369A JP 2009115369 A JP2009115369 A JP 2009115369A JP 2007288365 A JP2007288365 A JP 2007288365A JP 2007288365 A JP2007288365 A JP 2007288365A JP 2009115369 A JP2009115369 A JP 2009115369A
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Shinichi Horii
愼一 堀井
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Abstract

【課題】冷蔵庫の仕切壁構成に関し、コストを抑制し、冷蔵庫の品質を確保した冷蔵庫を提供する。
【解決手段】仕切壁5の周縁部近傍には縦方向に一体に前リブ6a、後リブ6dを形成し、前リブ6aは貯蔵室の内箱壁面と面一となるように配置するとともに、前リブ6aには貫通孔6bを有しているので、仕切壁5に設けられた前リブ6aと内箱3との取り付け部の隙間に水分が浸入したとしても、前リブ6aには貫通孔6bを有しているので、侵入した水分は貫通孔6bから庫内に排出され、仕切壁5の下方の貯蔵室に水分が移動することなく、水分の浸入による不具合を確実に防ぐことができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、断熱箱体の内部を複数の部屋に区画する仕切壁を備えた冷蔵庫の仕切壁構成に関するものである。
この種の冷蔵庫は、断熱箱体内が例えば複数の仕切壁により複数の貯蔵室、すなわち冷蔵室、冷凍室及び野菜室などに仕切られている(例えば、特許文献1参照)。
上記従来の冷蔵庫の仕切壁構造を図4を参照しながら説明する。図4は従来の冷蔵庫における仕切壁の右端部近傍を示す要部拡大断面図である。
図4において、前面開口部を有する断熱箱体101は、外箱102と内箱103との間に発泡断熱材104を充填してなり、断熱箱体101内に設けた仕切壁105により庫内を上下方向の複数の貯蔵室に区画する。仕切壁105の内箱103と接する取り付けは、内箱に形成した溝106に仕切壁105の側面部を挿入して固定するとともに、仕切壁105に形成したリブ106が内箱103の壁面と面一となるように組み込まれる。
上記構成により、仕切壁105が内箱103に取り付けられた状態で、仕切壁105と内箱103の境界部の見栄えを向上することができるとともに、内箱103の上部から伝ってきた水分は庫内側に流れ、仕切壁105と内箱103の境界部を伝って下部に流れ込まないようにしている。また、仕切壁105と内箱103の境界部を介して冷気の漏れも防止している。
特開2000−180040号公報
しかしながら、上記従来の構成では、仕切壁105に設けられた庫内壁の一部を形成するリブ106と内箱103との取り付け部の隙間に水分が浸入した場合、隙間をそのまま下方に流れていき、着霜等の問題を引き起こす可能性を有していた。また、仕切壁105と内箱103との取り付け部の間に発泡断熱材104を充填させたものにおいては、浸入した水分が発泡断熱材104に接触することにより、発泡断熱材104が含水し、発泡断熱材104の断熱効果を劣化させるという課題も有していた。このため、仕切壁105と内箱103との取り付け部に、シール部材を用いる方法もあるが、シール部材の材料費、及び取り付け加工費等のコストの増大を招くという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、冷蔵庫の仕切壁構成に関し、コストを抑制し、冷蔵庫の品質を確保した冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の冷蔵庫は、内箱と外箱との間に発泡断熱材を充填してなり前面開口部を有する断熱箱体と、前記内箱の溝部に取り付けられ前記断熱箱体内を上下方向の複数の部屋に区画する仕切壁とを備え、前記仕切壁の上面に前記仕切壁の上側の前記貯蔵室の壁面の一部を形成するリブを設けるとともに、前記リブの下端部分に、前記リブの外周側に浸入した水分を前記リブの内周側の前記仕切壁の上面に導く貫通孔を形成したものである。
これにより、水分が仕切壁と内箱の溝部との隙間に浸入したとしても、リブに設けた貫通孔を介して庫内側に流すことで、水分の浸入による不具合を防ぐことができる。
本発明の冷蔵庫は、仕切壁と内箱の溝部との隙間への水分浸入による不具合を防ぐことができ、信頼性の高い冷蔵庫を提供することができる。
請求項1に記載の発明は、内箱と外箱との間に発泡断熱材を充填してなり前面開口部を有する断熱箱体と、前記内箱の溝部に取り付けられ前記断熱箱体内を上下方向の複数の部屋に区画する仕切壁とを備え、前記仕切壁の上面に前記仕切壁の上側の前記貯蔵室の壁面の一部を形成するリブを設けるとともに、前記リブの下端部分に、前記リブの外周側に浸入した水分を前記リブの内周側の前記仕切壁の上面に導く貫通孔を形成したものであり、水分が仕切壁と内箱の溝部との隙間に浸入したとしても、リブに設けた貫通孔を介して庫内側に流すことで、水分の浸入による不具合を防ぐことができ、信頼性の高い冷蔵庫を提供することができる。また、仕切壁と内箱の溝部との隙間に発泡断熱材を充填させた場合おいては、浸入した水等の液体が発泡断熱材に接触することにより、発泡断熱材が含水し、その断熱効果を劣化させることを防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記リブの外周側に空間を形成し、前記貫通孔が、前記空間と前記仕切壁の上側の前記貯蔵室とを連通するものであり、水分が仕切壁と内箱の溝部との隙間に大量に浸入したとしても、前記空間の存在により庫内側に排出することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記空間を、仕切壁の上面に設けた複数のリブ、若しくは内箱の凹形状で形成したものであり、簡素な構造で空間を構成でき、低コスト化を図ることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の発明において、前記空間の底面を、貫通孔に向かうほど下方に傾斜する傾斜面としたものであり、前記空間から貫通孔を介して庫内への排水性を高めることができる。また、金型をスライドさせることによりリブに貫通孔を設けるが、傾斜底面を備えたことにより、浸入した水等の液体が穴の方へ集まりやすくなり、穴の数を最小限に抑えられ金型費の抑制を図ることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、前記仕切壁を、分割したものを組み合わせて構成したものであり、金型成形が容易となり、金型費の抑制を図ることができる。また、庫内温度の調整のためのヒーター部材を取り付ける場合においても、仕切壁内に容易に取り付けることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫を左右に切断して左側の切断面を右から見た場合の縦断面図、図2は同実施の形態の冷蔵庫における仕切壁を内箱に取り付けた状態の斜視図、図3は同実施の形態の冷蔵庫における仕切壁の右端部近傍を示す要部拡大断面図である。
図1から図3において、冷蔵庫本体には温度帯の異なる貯蔵室があり、冷蔵室、野菜室、冷凍室など所定の貯蔵温度に沿った貯蔵室を配置する。
具体的には、前面開口部を有する冷蔵庫の箱体(断熱箱体)1は、外箱2と内箱3との間に発泡断熱材4を充填してなる。内箱3の溝部に取り付けられ箱体(断熱箱体)1内を上下方向の複数の部屋に区画する仕切壁5は、上部仕切板6と下部仕切板7とを組み合わせて構成している。そして、内箱3の両側面および背面に水平状に連続形成された断面略凹状の嵌合溝8に仕切壁5の周縁部を嵌合している。
上記仕切壁5および仕切体9により箱体1の上部に冷蔵室10、その下方に野菜室11、最下部に冷凍室12を形成している。
そして、仕切壁5の上面の左右と奥の周縁部近傍には縦方向に一体に前リブ6a、後リブ6dを形成する。前リブ6aは、仕切壁5の上側の貯蔵室の壁面の一部を形成するものであり、仕切壁5の上側の貯蔵室の内箱壁面と前リブ6aとが略面一となるように内箱3に設けた溝状の凹部に位置する。
そして、前リブ6aの下端部分に、前リブ6aの外周側に浸入した水分を前リブ6aの内周側の仕切壁5の上面に導く貫通孔6bを形成している。また、前リブ6aの外周側には、前リブ6aと後リブ6dと内箱3の凹部で空間6cを形成しており、貫通孔6bが、空間6cと庫内(仕切壁5の上側の貯蔵室)とを連通している。なお、空間6cは後リブ6dを用いず、前リブ6aと内箱3に設けた凹部で形成してもよい。また、空間6cの底面6eを、貫通孔6bに向かうほど下方に傾斜する傾斜面としている。
なお、仕切壁5と内箱3の溝部との隙間に発泡断熱材4の一部を一体に充填発泡させた構造としてもよい。
上記構成により、水分が仕切壁5と内箱3の溝部との隙間に浸入したとしても、前リブ6aに設けた貫通孔6bを介して庫内(仕切壁5の上側の貯蔵室)側に排出され、仕切壁5の下方の貯蔵室に水分が移動することなく、水分の浸入による不具合を防ぐことができる。
また、仕切壁5と内箱3の溝部との隙間に発泡断熱材4を充填させた構造においても、発泡断熱材4の含水による不具合(断熱性能の低下)を防止することができる。
また、前リブ6aの奥部に空間6cを形成し、空間6cと庫内を連通する貫通孔6bを有しているので、水分が仕切壁5と内箱3の溝部との隙間に大量に浸入したとしても、空間6cの存在により庫内側に排出することができる。
また、仕切壁5の周縁部近傍には縦方向に一体に形成した前リブ6aと後リブ6dとで空間6cを形成しているので、簡素な構造で空間6cを構成でき、低コスト化を図ることができる。
また、空間6cの底面6eを貫通孔6bに向かうほど下方に傾斜する傾斜面としているので、空間6cから貫通孔6bを介して庫内への排水性を高めることができる。また、金型をスライドさせることにより前リブ6aに貫通孔6bを設けるが、底面6eを傾斜面とすることにより、孔の数を最小限に抑えられ金型費の抑制を図ることができる。
また、仕切壁5を、上部仕切板6と下部仕切板7とを組み合わせて構成しているので、金型成形が容易となり、金型費の抑制を図ることができる。また、庫内温度の調整のためのヒーター部材を取り付ける場合においても、仕切壁5内に容易に取り付けることが可能となる。
本発明の冷蔵庫は、仕切壁と内箱の溝部との隙間への水分浸入による不具合を防ぐことができるものであり、冷蔵庫以外の仕切壁を有する冷却貯蔵庫の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫を左右に切断した場合の縦断面図 同実施の形態の冷蔵庫における仕切壁を内箱に取り付けた状態の斜視図 同実施の形態の冷蔵庫における仕切壁の右端部近傍を示す要部拡大断面図 従来の冷蔵庫における仕切壁の右端部近傍を示す要部拡大断面図
符号の説明
1 冷蔵庫の箱体
2 外箱
3 内箱
4 発泡断熱材
5 仕切壁
6 上部仕切板
6a 前リブ
6b 貫通孔
6c 空間
6d 後リブ
6e 底面
7 下部仕切板

Claims (5)

  1. 内箱と外箱との間に発泡断熱材を充填してなり前面開口部を有する断熱箱体と、前記内箱の溝部に取り付けられ前記断熱箱体内を上下方向の複数の部屋に区画する仕切壁とを備え、前記仕切壁の上面に前記仕切壁の上側の前記貯蔵室の壁面の一部を形成するリブを設けるとともに、前記リブの下端部分に、前記リブの外周側に浸入した水分を前記リブの内周側の前記仕切壁の上面に導く貫通孔を形成したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記リブの外周側に空間を形成し、前記貫通孔が、前記空間と前記仕切壁の上側の前記貯蔵室とを連通することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記空間を、仕切壁の上面に設けた複数のリブ、若しくは内箱の凹形状で形成したことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記空間の底面を、貫通孔に向かうほど下方に傾斜する傾斜面としたことを特徴とする請求項2または3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記仕切壁は分割したものを組み合わせて構成したことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104567185A (zh) * 2015-01-07 2015-04-29 合肥美的电冰箱有限公司 冰箱
JPWO2016135902A1 (ja) * 2015-02-25 2017-08-31 三菱電機株式会社 冷蔵庫
WO2021213348A1 (zh) * 2020-04-22 2021-10-28 海尔智家股份有限公司 冰箱
WO2023135740A1 (ja) * 2022-01-14 2023-07-20 三菱電機株式会社 冷蔵庫

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