JP6922725B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、給水タンクから製氷皿に給水して製氷を行う冷蔵庫に関するものである。
従来、給水タンクから製氷皿に給水して製氷を行う冷蔵庫は、給水タンク下方に配設されたヒータにより、給水タンク内の水の凍結を防止している。(例えば、特許文献1参照)
図5は、特許文献1に記載された冷蔵庫の縦断面図、図6は同冷蔵庫の給水部の断面図である。
図5および図6に示すように、冷蔵庫101は上部に冷蔵室102が配され、下部に冷凍室103が配されている。冷蔵室102と冷凍室103とは、主に冷蔵室側断熱壁114a及び冷凍室側断熱壁114bによって囲まれた空間に発泡ウレタン等の断熱材が充填された断熱壁114によって仕切られている。冷凍室103内には冷凍ゾーン104と製氷ゾーン105が配されている。
冷蔵室側断熱壁114a上には給水タンク132が配され、製氷ゾーン105には製氷皿121が配される。給水タンク132内の水は給水パイプ133によって製氷皿121に導かれる。製氷皿121に供給された水を凍結して製氷が行われる。
冷蔵室側断熱壁114aの給水タンク132との対向面には、タンクヒータ51が設けられている。また給水パイプ133の周囲には冷蔵室102内から断熱壁114を貫通して冷凍室103までの範囲において給水パイプヒータ52が巻きつけられている。
冷蔵庫の運転中、給水タンク132下部の冷蔵室側断熱壁114aの表面温度は、断熱壁114を介して下方に配される冷凍室103の温度が低く、断熱壁114を通過して熱が冷凍室103に奪われてしまうことによって、条件によってはマイナス温度になることがあり、その結果、給水タンク132内の水が凍結してしまうことがある。これを防止するために、タンクヒータ51で給水タンク132を加熱することに加え、給水パイプ133にも同様にパイプヒータ52を設けることで給水パイプ133内の残水が凍結し、給水不良になることを防止している。
特開平11−83278号公報
発明は、消費電力量を低減した冷蔵庫を提供することを目的とする。
発明の冷蔵庫は、冷蔵室と、冷蔵室の下方に設けられた冷凍室と、冷蔵室と冷凍室を仕切る断熱壁と、断熱壁のうち冷蔵室側の第1の断熱壁に設けられた給水タンクと、給水タンクの底面に熱を輸送する熱伝導体とを備え、熱伝導体は、冷蔵室の側壁の表面から第1の断熱壁の表面にかけて貼り付けられていることを特徴とする
発明の冷蔵庫は、冷蔵庫の消費電力量を低減することができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の給水部の断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の給水部の正面図 図3の給水部をAの方向から見た図 従来の冷蔵庫の断面図 従来の冷蔵庫の給水部の断面図
第1の発明は、収納物を冷蔵保存する冷蔵室と、この冷蔵室の下に断熱壁を介して設けた冷凍室と、前記冷蔵室内の前記断熱壁に載置される給水タンクを有する冷蔵庫において、前記断熱壁および前記給水タンクとの間に熱伝導体を設け、この熱伝導体は、前記給水タンクが対向する前記断熱壁面の温度より高い前記冷蔵庫の高温部より延伸して設けたことにより、冷蔵室の高温部の熱を熱伝導体によって前記給水タンクが対向する断熱壁面へと輸送することで、この断熱壁面の温度を上げることができ、給水タンク内の水の凍結を防止することができる。その結果、タンクヒータが不要となり、冷蔵庫の消費電力量を低減することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明における高温部は、前記冷蔵室の側壁表面にしたものであり、これにより、給水タンクが対向する前記断熱壁面からより近い位置からの熱輸送となるため遠い位置からの熱輸送に比べて熱の輸送ロスを抑えることができ、給水タンク内の水の凍結をより防止することができる。その結果、タンクヒータが不要となり、冷蔵庫の消費電力量を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の断面図、図2は同給水部の断面図、図3は同給水部の正面図、図4は同給水部を上方から見た図である。
図1および図2において、冷蔵庫1は、外箱11と内箱12との間にポリウレタンフォーム等の発泡断熱材13を充填した断熱箱体を有している。
断熱箱体は上部に冷蔵室2を備え、冷蔵室2の下方に冷凍室3を備える。冷蔵室2と冷凍室3とは、主に冷蔵室側断熱壁14a及び冷凍室側断熱壁14bによって囲まれた空間に発泡ウレタン等の断熱材が充填された断熱壁14によって仕切られている。
冷蔵室2は貯蔵物を冷蔵保存し、前面の開閉可能な断熱扉2aによって密閉される。冷凍室3は、貯蔵物を冷凍保存するもので、前面の開閉可能な断熱扉4aによって密閉される冷凍ゾーン4と、製氷皿21及び貯氷容器22が配され、前面の開閉可能な断熱扉5aによって密閉される製氷ゾーン5とから構成される。
図3および図4において、冷蔵室内2の下部に設けられる給水部31は給水タンク32、給水パイプ33、及び給水ポンプ34を備えている。給水タンク32は断熱壁14上に着脱可能に設けられ、市水等を貯水する。給水パイプ33は給水タンク32から導出され、断熱壁14を貫通して製氷皿21の直上まで配されている。給水ポンプ34は給水パイプ33の経路上に配され、給水ポンプ34によって給水タンク32内の水は汲み上げられ、給水タンク32から製氷皿21へ給水される。製氷皿21上で製氷された氷は、貯氷容器22で貯氷される。
熱伝導体41は、高温部としての冷蔵室側壁2bの表面から給水タンク32下部の冷蔵室側断熱壁14aの表面にかけて貼り付けられている。この熱伝導体41により、発泡断熱材13を介した外気からの熱侵入により比較的高温の冷蔵室側壁2bの熱を給水タンク32下部の冷蔵室側断熱壁14aの表面に輸送することができ、冷蔵室側断熱壁14aの表面温度をプラス温度に保つことができる。これにより、給水タンク32に貯水されている水の温度もプラス温度に保つことができ、給水タンク32内の水の凍結を防止することができる。また、高温部を冷蔵室側壁2bとすることで冷蔵室側断熱壁14aからより近い位置での熱輸送となるため遠い位置からの熱輸送に比べて熱の輸送ロスを抑えることができ、給水タンク内の水の凍結をより防止することができる。
熱伝導体41としては、熱伝導度に優れたもので、特に柔軟性、加工性に優れた材料、例えば、アルミシート、グラファイトシートを用いることが望ましい。
本実施の形態1では、熱伝導体41を冷蔵室側壁2bの表面から給水タンク32下部の冷蔵室側断熱壁14aの表面にかけて貼り付ける構成とした。この構成によれば、従来の冷蔵庫に追加で熱伝導体41を貼り付けるだけで給水タンク内の水の凍結防止効果が得られ、特別な設計変更や金型変更などを要しないため、コストを抑えて本発明を実施することができる。また、冷蔵室側壁2bのカラーと似た色の熱伝導体41を用いることでデザイン性を損なわずに同様の効果を得ることができる。
また、熱伝導体41を貼り付ける部分の冷蔵室側壁2bおよび/または冷蔵室側断熱壁14aに、熱伝導体41の厚みと同程度の深さのくぼみを設けることで、熱伝導体41を設けたとしても庫内容量を減らすことなく、冷蔵室2内の風路を妨げることなく、同様の効果を得ることができる。
なお、熱伝導体41の熱輸送元となる高温部として本実施の形態1では、冷蔵室側壁2bとしたが、冷蔵室2背面など断熱材13を介した外気からの熱侵入により比較的高温となる箇所、扉等の結露防止のために配設されているパイプ、およびその近傍の壁面の他、給水タンク32下部の冷蔵室側断熱壁14aの表面をプラス温度にできる箇所であれば特に限定されない。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、冷蔵温度帯に給水タンクを有し、その周囲が冷凍温度帯の雰囲気となるあらゆる冷凍機器に適用できる。
1 冷蔵庫
2 冷蔵室
2a、4a、5a 断熱扉
2b 冷蔵室側壁
3 冷凍室
4 冷凍ゾーン
5 製氷ゾーン
11 外箱
12 内箱
13 発泡断熱材
14 断熱壁
14a 冷蔵室側断熱壁
14b 冷凍室側断熱壁
21 製氷皿
22 貯氷容器
31 給水部
32 給水タンク
33 給水パイプ
34 給水ポンプ
41 熱伝導体

Claims (5)

  1. 蔵室と、
    前記冷蔵室の下方に設けられた冷凍室と、
    前記冷蔵室と前記冷凍室を仕切る断熱壁と、
    前記断熱壁のうち前記冷蔵室側の第1の断熱壁に設けられた給水タンクと、
    前記給水タンクの底面に熱を輸送する熱伝導体とを備え、
    前記熱伝導体は、前記冷蔵室の側壁の表面から前記第1の断熱壁の表面にかけて貼り付けられていることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記熱伝導体は、前記冷蔵室の側壁の表面に貼り付けられた第1の熱伝導体と、前記第1の断熱壁の表面に貼り付けられた第2の熱伝導体とを有し、
    前記冷蔵室の側壁には、前記熱伝導体の厚みと同程度の深さの第1のくぼみが設けられ、
    前記第1の熱伝導体は、前記第1のくぼみに貼り付けられていることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記第1の断熱壁には、前記熱伝導体の厚みと同程度の深さの第2のくぼみが設けられ、
    前記第2の熱伝導体は、前記第2のくぼみに貼り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記熱伝導体は、前記冷蔵室の側壁の表面に貼り付けられた第1の熱伝導体と、前記第1の断熱壁の表面に貼り付けられた第2の熱伝導体とを有し、
    前記第1の熱伝導体は、正面から見て前記給水タンクより高いことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記熱伝導体は、前記冷蔵室の側壁の表面に貼り付けられた第1の熱伝導体と、前記第1の断熱壁の表面に貼り付けられた第2の熱伝導体とを有し、
    前記第2の熱伝導体は、上から見て前記給水タンクの幅と略同じであることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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