JP2009115344A - 空調設備用渡り配線アダプタおよび本配線アダプタを備えた空調設備用構成機器 - Google Patents

空調設備用渡り配線アダプタおよび本配線アダプタを備えた空調設備用構成機器 Download PDF

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Abstract

【課題】構成機器を設計変更したり、外付けボックスを用いたりすることなく、構成機器間を渡り配線することができるようにした空調設備用渡り配線アダプタを提供する。
【解決手段】空調設備用渡り配線アダプタ22は、構成機器Kの配線接続口21に接続される1つの機器用接続口と、複数本の渡り配線16が挿通される複数の渡り配線用接続口52とを備えている。また、このアダプタ22は、一端が開口部を形成し、他端に機器用接続口が設けられたアダプタ本体30と、複数の渡り配線用接続口52を有し前記アダプタ本体30の開口部を覆う蓋体32とを備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、空調設備用渡り配線アダプタおよび本配線アダプタを備えた空調設備用構成機器に関するものである。
バルブ、センサ、ダンパー等の各種構成機器を備えた空調機、クーリングタワー(冷却塔)、冷温水発生機等の空調設備において、前記構成機器間を渡り配線によって接続した従来技術としては、例えば特許文献1が知られている。この特許文献1に記載されているダンパ制御システムおよびバルブ制御システムは、ダンパーのアクチュエータ部に次のアクチュエータへの渡りのために2つのコネクタを並設している(段落「0045」の記載、図9)。
特開2004−286383号公報
上記特許文献1に記載のダンパ制御システムおよびバルブ制御システムは、上記したように、ダンパ専用のコネクタを用いているために、アクチュエータ部に予めコネクタを設けることができる。しかし、センサやアクチュエータ等の種類の異なる構成機器、さらにはメーカーの異なる構成機器等を一つのケーブル上に配置する場合、渡り配線では最低2本のケーブルを通線可能にする配線接続口が必要となるが、各構成機器が通常1個の配線接続口しか有しない現状では、適用することが難しいという問題があった。このような場合は、図9に示すように渡り配線用の外付けボックスAを設け、その中でケーブルBを分岐して各機器C、Dに配線している。
しかしながら、外付けボックスAを用いると、分岐のための配線作業が余分に発生するばかりか、外付けボックスAの設置位置を事前に打ち合わせたり設置のための工事が必要があるなどの問題があった。
本発明は上記した従来の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、構成機器を設計変更したり、外付けボックスを用いたりすることなく、構成機器間を渡り配線することができるようにした空調設備用渡り配線アダプタ本配線アダプタを備えた空調設備用構成機器を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る空調設備用渡り配線アダプタは、それぞれ1つの配線接続口を有するバルブ、ダンパー、各種センサ等の構成機器を備えた空調設備の前記構成機器に接続される空調設備用渡り配線アダプタであって、前記構成機器の前記配線接続口に接続される1つの機器用接続口と、複数本の渡り配線が挿通される複数の渡り配線用接続口とを備えたものである。
また、本発明に係る空調設備用渡り配線アダプタは、一端が開口部を形成し、他端に機器用接続口が設けられたアダプタ本体と、複数の渡り配線用接続口を有し前記アダプタ本体の開口部を覆う蓋体とを備えたものである。
また、本発明に係る空調設備用渡り配線アダプタは、前記アダプタ本体が機器用接続口を有する筒状の接続口部と、前記開口部を有し蓋体が嵌合する筒状の嵌合部と、この嵌合部と前記接続口部とを連結する漏斗状の配線案内部とを一体に有し、前記アダプタ本体と前記蓋体とが互いに係合することにより前記蓋体を前記アダプタ本体に着脱可能に係止する係止部を設けたものである。
さらに、本発明に係る空調設備は、それぞれ1つの配線接続口を有するバルブ、ダンパー、各種センサ等の構成機器を備えた空調機用構成機器において、1つの機器用接続口と、複数本の渡り配線が挿通される複数の渡り配線用接続口とを備えた空調設備用アダプタの前記機器用接続口を前記構成機器の配線接続口に接続し、前記渡り配線用接続口に渡り配線を挿通して前記構成機器に接続したものである。
本発明においては、渡り配線用アダプタを構成機器の配線接続口に取付けるだけで構成機器間を渡り配線することができるため、構成機器自体に配線接続口を追加加工したり、外付けボックスを設置したりその施工関連の作業を行う必要がなく、配線、設置工事を簡略化することができる。
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る空調設備用渡り配線アダプタを備えた空調機の一実施の形態を示す概略系統図、図2は構成機器の内部と渡り配線を示す斜視図、図3は空調設備用渡り配線アダプタの外観斜視図、図4は空調設備用渡り配線アダプタの分解斜視図、図5はアダプタ本体の側面図、図6はアダプタ本体の平面図、図7は蓋体の平面図、図8は図7のVIII−VIII線断面図である。本実施の形態は、空調設備としてビル等に設置される空調機に適用した例を示す。
図1において、全体を参照符号1で示す空調機は、外気用ダクト3、換気用ダクト4および給気用ダクト5が接続された筐体2を備えている。筐体2の内部には、外気用ダンパ6により外気用ダクト3を通って筐体2内に送られてきた外気中の塵埃を取り除くフィルター7、冷温水用バルブ8を介して冷温水が供給される冷温水コイル9、加湿用バルブ10を介して水が供給される加湿器11、および冷却または加熱、加湿された空気を給気用ダクト5を介して室内等の被制御エリアに送る給気ファン12が配設されている。また、空調機1は、換気用ダクト4および給気用ダクト5に取付けられた還気湿度センサ13および給気温度センサ14と、コントローラ15とを備えている。外気用ダンパ6と還気湿度センサ13、還気湿度センサ13と冷温水バルブ8、冷温水バルブ8と加湿用バルブ10、および加湿用バルブ10と給気温度センサ14とは、ぞれぞれ渡り配線(通信線)16によって接続されている。さらに、外気用ダンパー6とコントローラ15とは1本の通信線17によって接続されており、これによりコントローラ15が還気湿度センサ13および給気温度センサ14、さらには被制御エリアに設置されている各種センサの検知信号に基づいて外気用ダンパー6、冷温水用バルブ8および加湿用バルブ10の弁開度を制御するように構成されている。このような空調機1は、以下に詳述する渡り配線用アダプタ22を除いて従来公知のものである。なお、以下の説明において、外気用ダンパ6、冷温水バルブ8、加湿用バルブ10、還気湿度センサ13および給気温度センサ14を総称して呼ぶときは構成機器Kという。
前記構成機器Kは、図2に示すように機器筐体20に1本の配線が通線可能な大きさの穴径を有する唯1個の配線接続口21を設けているだけであるため、2本の渡り配線16を直接通線することができず、このため従来は図9に示したように外付けボックスAを設置して分岐する必要があった。これに対し、本発明では配線接続口21に本発明に係る空調設備用渡り配線アダプタ(以下、アダプタと略称する)22を着脱可能に取付け、このアダプタ22を介して2本の渡り配線16を構成機器Kに接続することにより外付けボックスを不要にしている。渡り配線16としては、3芯ケーブルが用いられ、外被を除去された心線23が前記配線接続口21より機器筐体20内に挿入され端子台24に圧着端子(図示せず)を介して接続固定される。配線接続口21の内周面には、前記アダプタ22が螺合する雌ねじが形成されている。なお、図2においては、機器筐体20の背面開口部を気密に塞ぐ蓋の図示を省略している。
図2〜図8において、前記アダプタ22は、それぞれ合成樹脂の射出成形によって形成されたアダプタ本体30と、このアダプタ本体30の前面側開口部31を覆う蓋体32と、この蓋体32に選択的に取付けられる3個(ただし、2個のみ示す)の接続栓33および1個のキャップ34等で構成されている。
前記アダプタ本体30は、機器用接続口37を有する円筒状の接続口部30Aと、前記蓋体32が嵌合する円筒状の嵌合部30Bと、この嵌合部30Bと前記接続口部30Aとを接続する配線案内部30Cとで構成されている。接続口部30Aの外周面には、前記構成機器Kの配線接続口21にねじ込まれる雄ねじ38と、フランジ部39および回転操作部40が設けられ、また雄ねじ38にはロックナット41がOリング42を介して螺合されている。接続口部30Aの機器用接続口37は、構成機器Kの配線接続口21と略同一の穴径を有し、3本の渡り配線16の心線23が挿通可能な大きさの穴径を有している。アダプタ本体30を機器筐体20に取付けるときは、接続口部30Aを配線接続口21にねじ込み、回転操作部40をスパナによって回して締め付け、フランジ部39を機器筐体20の外面に押し付けると、アダプタ本体30を機器筐体20に強固に固定することができる。なお、機器筐体20の配線接続口21に雌ねじが形成されていない場合は、接続口部30Aの後端部を配線接続口21に挿入してフランジ部39を機器筐体20の外面に当接させた後、ロックナット41を機器筐体20の内部側から雄ねじ38に螺合して筐体内面に押し付けることによりアダプタ本体30を機器筐体20に強固に固定することができる。なお、本実施例ではOリング42を用いているが、樹脂製の弾性部材を用いることもできる。
前記嵌合部30Bは、前記接続口部30Aよりも十分に大きな外径を有する円筒状に形成されており、外周面中間部には鍔状の蓋体受け部44が全周にわたって一体に突設されている。また、この蓋体受け部44の外周には、前記蓋体32を着脱可能に係止する3つの係止部45が周方向に等間隔おいて一体に設けられている。係止部45は、蓋体受け部44の外周に突設された正面視コ字状の枠部46と、この枠部46と蓋体受け部44の外周とによって囲まれた周方向に長い矩形の穴47とで構成されている。嵌合部30Bの外周面で蓋体受け部44の表面側には、アダプタ本体30と蓋体32との隙間をシールするOリング48が嵌着されている。
前記配線案内部30Cは、後方に向かって、すなわち嵌合部30Bより接続口部30Aに向かって小径化する漏斗状(テーパ状)に形成されており、これにより前記嵌合部30B内に挿入された渡り配線16の心線23を斜面に沿って集約し、接続口部30A内への挿入を容易にしている。
前記蓋体32は、前記蓋体受け部44の外径より若干大きい内径を有する円筒部32Aと、この円筒部32Aの前面を覆う円板部32Bと、この円板部32Bの表面に一体に突設された接続栓取付部32Cと、前記係止部45に係合することにより蓋体32を前記アダプタ本体30に係止する3つの係止部50とで構成されている。円筒部32Aには、アダプタ本体30の係止部45との干渉を避けるため3つの切欠部51が円周方向に等間隔おいて形成されている。これらの切欠部51は、円筒部32Aの後端に開放している。さらに、アダプタ本体30の蓋体受け部44において、配線案内部30C側付け根近傍の外周部にもOリング等の弾性部材43(図5)を設けることにより、蓋体32の係合部50が内側に押される力を抑え、アダプタ本体30と蓋体32との係合が外れることを防止するようにしてもよい。
図8において、前記円板部32Bには渡り配線16が挿入される3つの渡り配線用接続口52が周方向に等間隔おいて形成されている。円板部32Bの内面外周部には、円筒部32Aの内周面と適宜間隔を保って対向する環状体53が一体に突設されており、その先端面53aから内側方向に設けた傾斜面(テーパ面)が前記Oリング48を蓋体受け部44に押し付ける押圧部を構成している。円筒部32Aの内周面と環状体53の外周面との間に形成された環状隙間54は、前記係止部50の内側への弾性変形を可能している。なお、この環状隙間54は、円筒部32Aの前端縁に形成した小孔55によって外部と連通している。
前記弾性係合片50は、円板部32Bの外周縁で前記切欠部51に対応する箇所に一体に設けられたもので、円板部32Bの表面から前方に向かって延在し先端部が円板部32Bの径方向外方に折り曲げられた側面視J字状の基部50Aと、この基部50Aの先端より後方に向かって折り返され前記係止部45の穴47に係入される弾性変形部50Bとで構成されている。基部50Aは、板厚が厚く形成されることによりほとんど弾性変形しない板状の剛体部を構成している。また、この基部50Aは、図8に示すように円板部32Bの裏面側に突設されている環状部53の外周縁に沿って突設されることにより、円筒部32Aの外周より内側に位置している。弾性変形部50Bは、基部50Aより板厚が薄い板状に形成することにより板厚方向に弾性変形可能で、自然状態で先端部が前記切欠部51の外側に位置し、また先端部表面には前記係止部45の枠部46に係合する側面視三角柱状の爪57が一体に突設されている。
前記接続栓取付部32Cは、前記渡り配線用接続口52の周囲をそれぞれ取り囲む3つの円筒部60で構成されており、また各円筒部60の内周面には、雌ねじ61がそれぞれ形成されている。
図4において、前記接続栓33は、渡り配線16が挿通される両端開放の筒状体からなり外周面に前記接続栓取付部32Cの円筒部60の雌ねじ61に螺合する雄ねじ64が形成された栓本体33Aと、この栓本体33Aに螺合する際の回転操作部65A、65Bと、ナット65Cと、このナット65C内に組み込まれたシール部材66とで構成されている。栓本体33Aの前端側に螺合しているナット65Cは、円筒部65aと、この円筒部65aの前面を覆う円板部65bとを有するカップ状に形成されて円板部65aの中央に渡り配線16が挿通される穴67を有している。前記シール部材66は、渡り配線16が挿通される中心孔を有する筒状体に形成されて前記ナット65Cにはめ込まれている。さらに、栓本体33Aと円筒部60の雌ねじ61の間にもOリング等の弾性部材68(図4)を設け、防水性を高めるようにしてもよい。
前記キャップ34は、2本の渡り配線16が用いられるときに、3つの渡り配線用接続口52のうちのいずれか1つが開放状態になるため、この開放状態になる渡り配線用接続口52を気密に密閉するために用いられるもので、前記円筒部60の雌ねじ61に螺合する雄ねじ70が形成された円筒部34Aと、この円筒部34Aの前端に設けられた円板部34Bとで構成されている。円板部34Bは、円筒部60の外径と略同一の外径を有し、表面には回転操作部としてのマイナス溝71が形成され、裏面にはシール部(図示せず)を構成する環状突起が一体に突設されている。このシール部は、円筒部34Aを円筒部60にねじ込んだとき、円筒部60の前端面に押し付けられることにより、円筒部60を気密にシールする。
次に、上記構造からなるアダプタ22を介して渡り配線16を構成機器Kに接続する作業手順について説明する。
先ず、アダプタ本体30の接続口部30Aを機器筐体20の配線接続口21にねじ込み固定する。次に、栓本体33Aの後端部を蓋体32の円筒部60にねじ込み、回転操作部65A、65Bを締め付けることにより栓本体33Aを円筒部60に固定する。
次に、ナット65Cを緩め、前方から渡り配線16をナット65Cの中心孔に挿通して栓本体33Aの後方に所定長さだけ突出させる。次いで、ナット65Cを栓本体33Aに締め付けて内部のシール部材66を栓本体33Aの前端面に押し付けて圧縮する。シール部材66は、圧縮されると穴径が縮小して渡り配線16を緊縛し、接続栓33に接続固定する。
次に、蓋体32の円筒部32Aをアダプタ本体30の嵌合部30Bに嵌合し、係止部50の弾性変形部50Bの先端部を係止部45の穴47に係入する。弾性変形部50Bは、爪部57が枠部46の内縁に当たることにより内側に弾性変形する。爪部57は枠部46を通過すると弾性復帰して枠部46の後端面に係合することにより、蓋体32をアダプタ本体30に係止する。このとき、蓋体32の環状体53は、Oリング48を蓋体受け部44に押し付け、これによりアダプタ本体30と蓋体32との間の隙間をシールする。また、蓋体32をアダプタ本体30の嵌合部30Bに嵌合すると、渡り配線16の心線23は、漏斗状の配線案内部30Cの内面に沿って集約されて接続口部30A内に挿入され、機器用接続口37から外部に引き出される。これにより、アダプタ22に対する渡り配線16の接続が終了する。
アダプタ22への渡り配線16の接続作業が終了した後、機器用接続口部30Aから突出している渡り配線16の心線23を機器筐体20内の端子台24に圧着端子を介して接続固定し、もってアダプタ22による渡り配線16の構成機器Kに対する接続作業を終了する。
このように、本発明においては、構成機器Kに渡り配線専用のアダプタ22を介して渡り配線16を接続するように構成したので、構成機器K自体には、渡り配線16のための配線接続口を追加加工したり、設計変更して配線接続口21の数が異なる複数の機種を製作したりする必要がなく、配線接続口21が1個の従来機器をそのまま使用することができる。また、アダプタ22は構成機器Kに直接固定されるものであるため、図9に示した従来の外付けボックスAを用意して配線したり、設置箇所について事前に打ち合わせをしたりする必要がなく作業性を向上させることができる。
また、アダプタ22は、Oリング42を介して構成機器Kの機器筐体20に取付けられるものであるため、構成機器Kの防水性を確保することができる。また、アダプタ22自体も、Oリング48とシール部材66によってシールしているので、防水性に優れたアダプタ22を提供することができる。
なお、上記した実施の形態は、空調設備として温度、湿度、清浄度を調節した空気を被制御エリアへ供給、循環させることにより被制御エリア内を快適な状態に保つ空調機に適用した例について説明したが、本発明はこれに限らず、水冷式冷凍機の水冷凝縮器を出た冷却水を使える温度にまで冷却するクーリングタワーや、冷温水発生器などにも適用することができる。
また、上記した実施の形態は、3本の渡り配線16を接続可能なアダプタ22に適用した例を示したが、これに限らず2個の渡り配線用接続口52を有し、2本の渡り配線16の接続を可能にしたアダプタにも適用することができる。
本発明に係る空調設備用渡り配線アダプタを備えた空調機の一実施の形態を示す概略系統図である。 構成機器の内部と渡り配線を示す斜視図である。 空調設備用渡り配線アダプタの外観斜視図である。 空調設備用渡り配線アダプタの分解斜視図である。 アダプタ本体の側面図である。 アダプタ本体の平面図である。 蓋体の平面図である。 図7のVIII−VIII線断面図である。 外付けボックスを用いて渡り配線した従来例を示す図である。
符号の説明
1…空調機、2…、3…外気用ダクト、4…換気用ダクト、5…給気用ダクト、6…外気用ダンパ、7…フィルター、8…冷温水用バルブ、9…冷温水コイル、10…加湿用バルブ、11…加湿器、12…給気ファン、13…還気湿度センサ、14…給気温度センサ、15…コントローラ、16…渡り配線(通信線)、17…信号線、20…機器筐体、21…配線接続口、30…アダプタ本体、30A…接続口部、30B…嵌合部、30C…配線案内部、31…開口部、32…蓋体、33…接続栓、37…機器用接続口、45…係止部、52…渡り配線用接続口、K…構成機器。

Claims (4)

  1. それぞれ1つの配線接続口を有するバルブ、ダンパー、各種センサ等の構成機器を備えた空調設備の前記構成機器に接続される空調設備用渡り配線アダプタであって、前記構成機器の前記配線接続口に接続される1つの機器用接続口と、複数本の渡り配線が挿通される複数の渡り配線用接続口とを備えたことを特徴とする空調設備用渡り配線アダプタ。
  2. 請求項1記載の空調設備用渡り配線アダプタにおいて、
    一端が開口部を形成し、他端に機器用接続口が設けられたアダプタ本体と、複数の渡り配線用接続口を有し前記アダプタ本体の前記開口部を覆う蓋体とを備えたことを特徴とする空調設備用渡り配線アダプタ。
  3. 請求項2記載の空調設備用渡り配線アダプタにおいて、
    前記アダプタ本体は、機器用接続口を有する筒状の接続口部と、前記開口部を有し蓋体が嵌合する筒状の嵌合部と、この嵌合部と前記接続口部とを連結する漏斗状の配線案内部とを一体に有し、前記アダプタ本体と前記蓋体とが互いに係合することにより前記蓋体を前記アダプタ本体に着脱可能に係止する係止部を設けたことを特徴とする空調設備用渡り配線アダプタ。
  4. それぞれ1つの配線接続口を有するバルブ、ダンパー、各種センサ等の空調設備用構成機器において、
    1つの機器用接続口と、複数本の渡り配線が挿通される複数の渡り配線用接続口とを備えた空調設備用アダプタの前記機器用接続口を前記構成機器の配線接続口に接続し、前記渡り配線用接続口に渡り配線を挿通して前記構成機器に接続したことを特徴とする空調設備用構成機器。
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