JP2896032B2 - 温水配管接続装置 - Google Patents
温水配管接続装置Info
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- JP2896032B2 JP2896032B2 JP5013798A JP1379893A JP2896032B2 JP 2896032 B2 JP2896032 B2 JP 2896032B2 JP 5013798 A JP5013798 A JP 5013798A JP 1379893 A JP1379893 A JP 1379893A JP 2896032 B2 JP2896032 B2 JP 2896032B2
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- Japan
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- hot water
- pipe
- water supply
- unit
- piping
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- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱源機からの温水供給
配管と熱交換器からのユニット配管とを接続するのに使
用する温水配管接続装置に関する。
配管と熱交換器からのユニット配管とを接続するのに使
用する温水配管接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、温水暖房機では、特公平
3−32692号公報に記載されているように、温水暖
房機の外装体内に、熱交換器とファンとが内蔵されてい
る。また、熱交換器には先端に配管口を有するユニット
配管が接続され、熱源機からの温水供給配管をユニット
配管の配管口に接続するようにしている。
3−32692号公報に記載されているように、温水暖
房機の外装体内に、熱交換器とファンとが内蔵されてい
る。また、熱交換器には先端に配管口を有するユニット
配管が接続され、熱源機からの温水供給配管をユニット
配管の配管口に接続するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユニット配
管には銅管が使用されているのに対し、温水供給配管に
は、近年、安価で、施工性に優れた可撓性の樹脂管が使
用されるようになってきた。温水供給配管が銅管であれ
ば、温水供給配管の先端にフレア加工を施し、予め温水
供給配管の外周に設けたフレアナットを配管口(ニップ
ル)に螺合するフレア接続によってユニット配管と温水
供給配管とを接続することができ、耐久性に優れ、信頼
性の高い配管接続が可能である。
管には銅管が使用されているのに対し、温水供給配管に
は、近年、安価で、施工性に優れた可撓性の樹脂管が使
用されるようになってきた。温水供給配管が銅管であれ
ば、温水供給配管の先端にフレア加工を施し、予め温水
供給配管の外周に設けたフレアナットを配管口(ニップ
ル)に螺合するフレア接続によってユニット配管と温水
供給配管とを接続することができ、耐久性に優れ、信頼
性の高い配管接続が可能である。
【0004】しかしながら、温水供給配管に樹脂管を使
用した場合、上述したフレア接続が困難となるため、ユ
ニット配管の配管口に複数の段部を形成しておき、ユニ
ット配管の先端部を配管口の段部に圧入してバンド締め
することにより、両者を配管接続するようにしていたた
め、接続の際にユニット配管に無理な力が加わり、ユニ
ット配管やその付け根部を損傷する心配があった。
用した場合、上述したフレア接続が困難となるため、ユ
ニット配管の配管口に複数の段部を形成しておき、ユニ
ット配管の先端部を配管口の段部に圧入してバンド締め
することにより、両者を配管接続するようにしていたた
め、接続の際にユニット配管に無理な力が加わり、ユニ
ット配管やその付け根部を損傷する心配があった。
【0005】この発明は上述した事実に鑑みてなされた
ものであり、温水供給配管に可撓性配管を使用しつつ、
ユニット配管と温水供給配管との接続が無理なく、確実
に行えるようにすることを目的とする。
ものであり、温水供給配管に可撓性配管を使用しつつ、
ユニット配管と温水供給配管との接続が無理なく、確実
に行えるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、熱交換器に
接続され、かつ、先端部にニップルを有するユニット配
管と、可撓性材料で作られた温水供給配管と、ユニット
配管側の一端にフレア口を有し、他端が温水供給配管に
水密に挿入される温水接続具と、この温水接続具の外周
に設けられ、かつ、ユニット側配管のニップルと螺合さ
れるフレアナットとを備えた構成である。
接続され、かつ、先端部にニップルを有するユニット配
管と、可撓性材料で作られた温水供給配管と、ユニット
配管側の一端にフレア口を有し、他端が温水供給配管に
水密に挿入される温水接続具と、この温水接続具の外周
に設けられ、かつ、ユニット側配管のニップルと螺合さ
れるフレアナットとを備えた構成である。
【0007】
【作用】このように構成すると、温水接続具を温水供給
配管に予め水密に挿入し、然る後、温水接続具をユニッ
ト配管のニップルにフレアナットを用いてフレア接続す
ることができるため、ユニット配管に過大な力が加わら
ないようにでき、両者の接続を簡単、かつ、確実に行い
つつことができ、可撓性材料で作られた温水供給配管を
使用し、配管の自由度を高めつつ、ユニット配管が損傷
しないようにできる。
配管に予め水密に挿入し、然る後、温水接続具をユニッ
ト配管のニップルにフレアナットを用いてフレア接続す
ることができるため、ユニット配管に過大な力が加わら
ないようにでき、両者の接続を簡単、かつ、確実に行い
つつことができ、可撓性材料で作られた温水供給配管を
使用し、配管の自由度を高めつつ、ユニット配管が損傷
しないようにできる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図3に
基づいて説明する。図3において、1は天井埋込型の空
気調和機の室内ユニットである。この室内ユニット1は
天井板2の開口に着脱自在に取り付けられ、かつ、空気
吸込口3及び空気吹出口4を有する化粧板5と、熱交換
器6,7と、ファン8と、制御部品を収納した板金製の
電装箱9と、熱交換器6,7に室外ユニット(図示せ
ず)からの冷媒や温水を供給する配管10,11等を備
え、冷房時は熱交換器6に冷媒配管10を介して冷媒を
循環させて冷房運転を行い、暖房時は熱交換器7に温水
配管11を介して温水を循環させて暖房運転を行い、除
湿時は熱交換器6に冷媒配管10を介して冷媒を循環さ
せるとともに、熱交換器7に温水配管11を介して温水
を循環させて除湿運転を行うものである。
基づいて説明する。図3において、1は天井埋込型の空
気調和機の室内ユニットである。この室内ユニット1は
天井板2の開口に着脱自在に取り付けられ、かつ、空気
吸込口3及び空気吹出口4を有する化粧板5と、熱交換
器6,7と、ファン8と、制御部品を収納した板金製の
電装箱9と、熱交換器6,7に室外ユニット(図示せ
ず)からの冷媒や温水を供給する配管10,11等を備
え、冷房時は熱交換器6に冷媒配管10を介して冷媒を
循環させて冷房運転を行い、暖房時は熱交換器7に温水
配管11を介して温水を循環させて暖房運転を行い、除
湿時は熱交換器6に冷媒配管10を介して冷媒を循環さ
せるとともに、熱交換器7に温水配管11を介して温水
を循環させて除湿運転を行うものである。
【0009】温水配管11は図1及び図2に示すよう
に、熱交換器7から導出された入口側及び出口側の2本
のユニット配管12,12と、これらのユニット配管1
2,12の先端にそれぞれ設けられた配管口としてのニ
ップル13,13と、室外ユニットから導出された2本
の温水供給配管14,14と、ユニット配管12,12
と温水供給配管14,14との間に介在される温水接続
具15,15と、温水接続具15,15の外周に配置さ
れるフレアナット16,16と、温水供給配管14,1
4に被せられた保護チューブ17と、温水供給配管1
4,14の分岐部に被せられた2股のシーリングキャッ
プ18と、分岐された温水供給配管14,14にそれぞ
れ被せられた遮熱チューブ19,19と、温水供給配管
14,14の先端部と温水接続具15,15との接続部
の抜け止め用の止めバンド20,20とからなる。ま
た、21,21はユニット配管12,12に被せられた
断熱チューブである。
に、熱交換器7から導出された入口側及び出口側の2本
のユニット配管12,12と、これらのユニット配管1
2,12の先端にそれぞれ設けられた配管口としてのニ
ップル13,13と、室外ユニットから導出された2本
の温水供給配管14,14と、ユニット配管12,12
と温水供給配管14,14との間に介在される温水接続
具15,15と、温水接続具15,15の外周に配置さ
れるフレアナット16,16と、温水供給配管14,1
4に被せられた保護チューブ17と、温水供給配管1
4,14の分岐部に被せられた2股のシーリングキャッ
プ18と、分岐された温水供給配管14,14にそれぞ
れ被せられた遮熱チューブ19,19と、温水供給配管
14,14の先端部と温水接続具15,15との接続部
の抜け止め用の止めバンド20,20とからなる。ま
た、21,21はユニット配管12,12に被せられた
断熱チューブである。
【0010】ユニット配管12,12には銅管が使用さ
れ、ニップル13,13及びフレアナット16,16に
は黄銅が使用され、温水供給配管14,14及びシーリ
ングキャップ18は可撓性のある樹脂やゴム材料で作ら
れ、保護チューブ17や遮熱チューブ19,19はこれ
よりも固めの強化プラスチック等の樹脂材料で作られて
いる。
れ、ニップル13,13及びフレアナット16,16に
は黄銅が使用され、温水供給配管14,14及びシーリ
ングキャップ18は可撓性のある樹脂やゴム材料で作ら
れ、保護チューブ17や遮熱チューブ19,19はこれ
よりも固めの強化プラスチック等の樹脂材料で作られて
いる。
【0011】温水接続具15はフレア口22を有する銅
管製の第1接続部15Aと、複数の段部を有する黄銅製
の第2接続部15Bとを一体に成形したものである。
管製の第1接続部15Aと、複数の段部を有する黄銅製
の第2接続部15Bとを一体に成形したものである。
【0012】 ユニット配管12と温水供給配管1
4とを接続するには、まず、複数の段部を有する第2接
続部15Bに温水供給配管14の先端部を挿入し、止め
バンド20で抜け止めして両者を水蜜に接続する。然る
後、温水接続具15の第1接続部15Aのフレア口22
をニップル13に押し当て、フレアナット16をニップ
ル13に螺合することによって温水接続具15とユニッ
ト配管12とをフレア接続すれば良い。
4とを接続するには、まず、複数の段部を有する第2接
続部15Bに温水供給配管14の先端部を挿入し、止め
バンド20で抜け止めして両者を水蜜に接続する。然る
後、温水接続具15の第1接続部15Aのフレア口22
をニップル13に押し当て、フレアナット16をニップ
ル13に螺合することによって温水接続具15とユニッ
ト配管12とをフレア接続すれば良い。
【0013】本実施例によれば、温水接続具15を温水
供給配管14に予め水密に挿入し、然る後、温水接続具
15をユニット配管12のニップル13にフレアナット
16を用いてフレア接続することができるため、ユニッ
ト配管12と温水供給配管14とを接続するのにユニッ
ト配管12に過大な力が加わらないようにでき、両者の
接続を簡単、かつ、確実に行うことができ、ユニット配
管12が損傷しないようにできる。また、フレアナット
16をニップル13に強く締めつけても、温水接続具1
5が回転するので温水供給配管14がねじれる心配もな
い。
供給配管14に予め水密に挿入し、然る後、温水接続具
15をユニット配管12のニップル13にフレアナット
16を用いてフレア接続することができるため、ユニッ
ト配管12と温水供給配管14とを接続するのにユニッ
ト配管12に過大な力が加わらないようにでき、両者の
接続を簡単、かつ、確実に行うことができ、ユニット配
管12が損傷しないようにできる。また、フレアナット
16をニップル13に強く締めつけても、温水接続具1
5が回転するので温水供給配管14がねじれる心配もな
い。
【0014】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、温水接
続具を温水供給配管に予め水密に挿入し、然る後、温水
接続具をユニット配管のニップルにフレアナットを用い
てフレア接続することができるため、ユニット配管に過
大な力が加わらないようにでき、両者の接続を簡単、か
つ、確実に行うことができ、可撓性材料で作られた温水
供給配管を使用し、配管の自由度を高めつつ、ユニット
配管が損傷しないようにできるなど、温水配管工事の施
工性を向上できるものである。
続具を温水供給配管に予め水密に挿入し、然る後、温水
接続具をユニット配管のニップルにフレアナットを用い
てフレア接続することができるため、ユニット配管に過
大な力が加わらないようにでき、両者の接続を簡単、か
つ、確実に行うことができ、可撓性材料で作られた温水
供給配管を使用し、配管の自由度を高めつつ、ユニット
配管が損傷しないようにできるなど、温水配管工事の施
工性を向上できるものである。
【図1】本発明の一実施例を示す温水配管接続装置の接
続前の状態を示す説明図である。
続前の状態を示す説明図である。
【図2】同じく温水配管接続装置の接続状態を示す説明
図である。
図である。
【図3】温水配管接続装置の空気調和機(温水暖房機)
における使用状態を示す説明図である。
における使用状態を示す説明図である。
6 熱交換器 12 ユニット配管 13 ニップル 14 温水供給配管 15 温水接続具 16 フレアナット 22 フレア口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24D 3/10
Claims (1)
- 【請求項1】 熱交換器に接続され、かつ、先端部
にニップルを有するユニット配管と、可撓性材料で作ら
れた温水供給配管とを接続する温水接続具であって、該
温水接続具は、ユニット配管側の一端にはフレア口を有
する銅管製の第1接続部と、他端の温水供給側には温水
供給配管に水蜜に挿入される黄銅製の第2接続部とを一
体に成形してなり、該温水接続具の外周に設けられ、か
つ、ユニット配管のニップルと螺合させるフレアナット
とを備えたことを特徴とする温水配管接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5013798A JP2896032B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 温水配管接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5013798A JP2896032B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 温水配管接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06221586A JPH06221586A (ja) | 1994-08-09 |
JP2896032B2 true JP2896032B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=11843278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5013798A Expired - Fee Related JP2896032B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 温水配管接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2896032B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5311858Y2 (ja) * | 1971-10-20 | 1978-03-31 | ||
JPS5369039U (ja) * | 1976-11-12 | 1978-06-09 | ||
JPS5638225U (ja) * | 1979-08-30 | 1981-04-10 | ||
JPS5682328A (en) * | 1979-12-10 | 1981-07-06 | Mitsubishi Electric Corp | Air conditioner |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP5013798A patent/JP2896032B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06221586A (ja) | 1994-08-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090305 Year of fee payment: 10 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100305 Year of fee payment: 11 |
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