JP2009115259A - 多板式ディスクブレーキ装置、及びその組立方法 - Google Patents

多板式ディスクブレーキ装置、及びその組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】小型化を可能にすると共に、構成部品点数の削減及び組立作業性の向上を図ることのできる多板式ディスクブレーキ装置を得る。
【解決手段】多板式ディスクブレーキ装置100において、ハブ5に固定する第1のディスクロータ7は、前記ハブ5にねじ止めされるアダプタ23と該アダプタ23にねじ止めされるホルダ24との間に挟持させることで固定する。
【選択図】図5

Description

本発明は、多板式ディスクブレーキ装置、及びその組立方法に関する。
多板式ディスクブレーキ装置では、車軸と一体回転するディスクロータが同軸上に複数枚配置されており、また、これらのディスクロータに押し当てるライニング組立体が対向するディスクロータ間と最外側のディスクロータの外側面側にそれぞれ装備される。
同軸上に複数枚配置されるディスクロータの内の一枚は、通常、車軸のハブに固定されており、その他のディスクロータは車軸方向にのみ移動自在にハブに取り付けられる。
このような多板式ディスクブレーキ装置におけるディスクロータの取り付け構造として、各ディスクロータが個別に専用のガイド部材を介してハブの外周に取り付けられる構造(例えば、下記特許文献1参照)や、ハブにねじ止めされる中間部材上に全てのディスクロータが取り付けられる構造(例えば、下記特許文献2参照)が提案されている。
また、下記特許文献2には、車軸方向に移動しないディスクロータの固定構造として、リベットにより締結する構造が提案され、更に、ディスクロータを車軸方向に移動自在にする構造として、特殊な断面形状のシューと、このシューを車軸方向に移動自在に案内する軸方向ソケットとを組み合わせたガイド機構を使用した構造が提案されている。
特開2007−24221号公報 特許第2578339号公報
ところが、複数枚のディスクロータをハブに直接一枚ずつ取り付けなければならない特許文献1の多板式ディスクブレーキ装置では、ディスクロータの新規組み込み作業や交換作業は終始ハブが存在する現場でしか実施することができず、保守性が悪いという問題があった。
一方、複数枚のディスクロータが中間部材を介してハブに取り付けられる特許文献2の多板式ディスクブレーキ装置では、もしも複数枚のディスクロータを中間部材に取り付けた部分組立体として提供できるならば、ハブが存在する現場には、部分組立体として複数枚のディスクロータを持ち込んで、ハブに対し一括して取り付け又は交換することができ、現場における組立作業や保守作業を著しく向上させることが可能になる。
従って、多板式ディスクブレーキ装置では、複数枚のディスクロータを部分組み立て状態にして、一括してハブに取り付けられるように配慮しておくことが、重要課題となる。
また、特許文献2に記載のディスクロータをリベットにより中間部材上に固定する構造では、リベットが中間部材上に穿孔した穴に挿通して保持されるため、中間部材しいてはディスクロータを大径化させ、多板式ディスクブレーキ装置が大型化するばかりか、リベットを加締めるために専用の工具が必要となり、作業性が悪いという問題があった。
更に、ディスクロータを固定するリベットは当該ディスクロータの固定専用の締結手段であり、固定専用の締結手段の使用が多板式ディスクブレーキ装置を構成する部品点数の増加を招く虞があった。
また、ディスクロータを車軸方向に移動自在にする特許文献2に記載のガイド機構は、シュー及び軸方向ソケットの断面形状が複雑な特殊形状であるため、加工精度を高めることが難しく、加工精度が悪いとディスクロータの周方向へのガタ付きが発生したり、車軸方向への移動の円滑性が損なわれるという問題が生じる。
そこで、本発明の目的は上記課題を解消することに係り、小型化の実現が可能となると同時に、ハブに固定されるディスクロータの取り付けには、ディスクロータの固定専用となる締結手段が不要であり、しかも、リベット止めなどで使われるような専用工具も不要、構成部品点数の削減及び組立作業性、保守性の向上を図ることのできる多板式ディスクブレーキ装置を提供すること、更には、ディスクロータを車軸方向に移動自在にするガイド機構が単純な構造の部品で構成されることにより、部品の加工精度の向上が図れて、ディスクロータの周方向へのガタつきを防止することができ、また、車軸方向への移動の円滑性を向上させることができる多板式ディスクブレーキ装置を提供することにある。
上記目的は下記構成により達成される。
(1)本発明に係る多板式ディスクブレーキ装置は、車軸に固定されるハブと、該ハブに固定される第1のディスクロータと、前記ハブに軸方向にのみ移動自在に取り付けられる第2のディスクロータと、を備える多板式ディスクブレーキ装置であって、
前記第1のディスクロータに重なる第1フランジ部を有して前記ハブに同心にねじ止めされるアダプタと、
外周に前記第2のディスクロータが軸方向に移動自在に嵌合するロータ嵌合筒部と該ロータ嵌合筒部の一端に鍔状に設けられて前記第2のディスクロータを押える第2フランジ部とを備え、前記ロータ嵌合筒部の他端が前記アダプタに同心にねじ止めされるホルダと、を備え、
前記第1のディスクロータは、前記アダプタの第1フランジ部と前記ホルダのロータ嵌合筒部の他端とに挟持されると共に、アダプタとホルダとを連結するホルダ固定ねじが挿通することで、前記アダプタに固定され、且つ該アダプタを介して前記ハブに固定される構成とする。
(2)上記(1)に記載の構成に加えて、前記第2のディスクロータは、前記ロータ嵌合筒部の外周に車軸方向に沿って配置されるガイドピンとの係合により、回転方向の移動が規制され、
前記ガイドピンは、その一端を前記ホルダの第2フランジ部の支持孔に嵌合させ、且つ他端を第1のディスクロータの支持孔に嵌合させることで、前記ロータ嵌合筒部の外周に固定される構成とする。
(3)本発明に係る多板式ディスクブレーキ装置の組立方法は、上記(1)又は(2)に記載の多板式ディスクブレーキ装置の組立方法であって、
前記ガイドピンや第2のディスクロータを組み込んだホルダに、第1のディスクロータを挟むようにアダプタをねじ止めすることによって、予め複数枚のディスクロータを部分組み立て状態にし、その後で前記アダプタを前記ハブにねじ止めすることによって、複数枚のディスクロータを一括して前記ハブに取り付けるよう構成する。
上記(1)に記載の多板式ディスクブレーキ装置では、ハブに固定される第1のディスクロータは、ハブにねじ止めされるアダプタの第1フランジ部と、アダプタに締結されるホルダのロータ嵌合筒部との間に挟持されて固定されるため、当該ディスクロータの固定にディスクロータの固定専用となる締結手段が不要であると同時に、締結手段の省略によってハブに固定されるディスクロータの小型化を可能にする。また、アダプタとホルダの連結はねじ止めのため、リベット止めなどで使われるような専用な工具も不要である。
従って、構成部品点数の削減、及び組立作業性の向上を図ることができる。
上記(2)に記載の多板式ディスクブレーキ装置では、ディスクロータを車軸方向に移動自在にするガイド機構は、ホルダのロータ嵌合筒部と、このロータ嵌合筒部の外周に車軸方向に沿って配置されるガイドピンであり、例えばロータ嵌合筒部は単純な円筒構造で良く、またガイドピンも単純な円柱構造でよく、いずれも単純な構造の部品で構成されるため、部品の加工精度の向上が容易である。
そして、部品の加工精度を向上させることによって、ディスクロータの周方向へのガタつきを防止することができ、また、車軸方向への移動の円滑性を向上させることができる。
更に、ガイドピンは、その一端がホルダの支持孔に嵌合支持され、他端が第1のディスクロータの支持孔に嵌合支持されて、両持ち構造にしっかりと固定されるため、強固なガイド機構を構成することができる。
上記(3)に記載の多板式ディスクブレーキ装置の組立方法では、ガイドピンや第2のディスクロータを組み込んだホルダに、第1のディスクロータを挟むようにアダプタをねじ止めすることによって、予め複数枚のディスクロータを部分組み立て状態にし、その後にアダプタをハブにねじ止めすることによって、複数枚のディスクロータが一括してハブに取り付けられる。
従って、複数枚のディスクロータを現場で一枚ずつハブに取り付けるという面倒な作業が不要になり、組立作業性や保守性を向上させることができる。
以下、本発明に係る多板式ディスクブレーキ装置の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る多板式ディスクブレーキ装置の一実施の形態におけるディスクロータの部分組立体の側面図、図2は図1の部分組立体を上部背面側から見た斜視図、図3は図1の部分組立体の単体での側面図、図4は図3のA矢視図、図5は図3のB−B断面図、図6は図5に示したディスクロータの部分組立体の分解斜視図である。
この一実施の形態の多板式ディスクブレーキ装置100は、車軸と一体に回転するディスクロータとして、車軸に係合したハブ5に固定される第1のディスクロータ7と、車軸の軸線方向に移動自在にハブ5に取り付けられる第2のディスクロータ9とを備えている。
そして、図2に示すように、2枚のディスクロータ7,9に押し当てるライニング組立体として、第1のディスクロータ7の外面に押し当てられる第1のライニング組立体11と、第2のディスクロータ9の外面に押し当てられる第2のライニング組立体13と、第1のディスクロータ7の内面に押し当てられる2個の第3のライニング組立体15と第2のディスクロータ9の内面に押し当てられる2個の第4のライニング組立体17とをケース31に組み付けたパッド組立体32とを備えている。
これらの第1のライニング組立体11、第2のライニング組立体13、パッド組立体32は、いずれも、車体に固定された不図示のサポートにより、車軸方向に移動自在に支持され、サポートに支持された同じく不図示のキャリパに装備のピストン及びキャリパ爪により挟み付けられて、ディスクロータに押圧される。
2枚のディスクロータ7,9の支持手段としては、図5に示すように、アダプタ23と、ホルダ24と、ガイドピン27とが備えられている。
アダプタ23は、第1のディスクロータ7の内周部外面に重なる第1フランジ部23aを有しており、ねじ部材21によりハブ5に同心にねじ止めされる。
第1フランジ部23aには、図6に示すように、ねじ部材21を挿通するねじ挿通穴23bが貫通形成されている。
ホルダ24は、外周に第2のディスクロータ9が軸方向に移動自在に嵌合するロータ嵌合筒部24aと、該ロータ嵌合筒部24aの一端に鍔状に設けられてこの一端側に移動した第2のディスクロータ9の内周部外面を押える第2フランジ部24bとを備え、ロータ嵌合筒部24aの他端がホルダ固定ねじ25によりアダプタ23に同心にねじ止めされる。
アダプタ23の第1フランジ部23aの外周部には、図6に示すように、ホルダ固定ねじ25を挿通するねじ挿通穴23cが貫通形成されている。そして、ロータ嵌合筒部24aの他端には、ホルダ固定ねじ25が螺合する雌ねじ孔24cが形成されている。
第1のディスクロータ7は、その内周部7aがアダプタ23の第1フランジ部23aとホルダ24の筒部の他端とで挟持されると共に、アダプタ23とホルダ24とを連結するホルダ固定ねじ25が内周部7aのねじ挿通穴7bに挿通することで、アダプタ23に固定され、且つ該アダプタ23を介してハブ5に固定される。
ホルダ24のロータ嵌合筒部24aに嵌合する第2のディスクロータ9は、ロータ嵌合筒部24aの外周に車軸方向に沿って配置されるガイドピン27との係合により、回転方向の移動が規制される。
また、第2のディスクロータ9は、第1のディスクロータ7との間でガイドピン27に巻着されたコイルバネ29によって第1のディスクロータ7に対し離間する方向に付勢されている。
第2のディスクロータ9の内周部には、図6に示すように、ガイドピン27に摺動可能に係合するガイド溝9aが形成されている。
ガイドピン27は、図5及び図6に示すように、その一端27aをホルダ24の第2フランジ部24bの支持孔24dに嵌合させ、且つ、他端27bを第1のディスクロータ7の内周部の支持孔7dに嵌入してアダプタ23の第1フランジ部23aに当接させることで、ロータ嵌合筒部24aの外周に位置決めされた両持ち構造でしっかりと固定される。
ガイドピン27の一端27aは、他端側より縮径されている。これにより、ホルダ24の第2フランジ部24bに装備する支持孔24dの径を小さくして、第2フランジ部24bの外径の小径化を図ることができる。
図6に示すように、ホルダ24のロータ嵌合筒部24aの外周面には、ガイドピン27の外周の一部を収容するガイドピン収容溝24eが形成されている。
このガイドピン収容溝24eを装備したことにより、ガイドピン27を配列するピッチ円径を小さくして、ガイド機構の小型化を図ることができる。
次に、ディスクロータ7,9をハブ5に組み付ける際の組立方法を説明する。
まず、図6に示すように、ガイドピン27や第2のディスクロータ9を組み込んだホルダ24に、第1のディスクロータ7を挟むようにアダプタ23をホルダ固定ねじ25でねじ止めすることによって、予め2枚のディスクロータ7,9を部分組み立て状態にしたロータ組立体28を完成させ、その後でロータ組立体28のアダプタ23をねじ部材21によりハブ5にねじ止めすることによって、2枚のディスクロータ7,9を一括してハブ5に取り付ける。
以上に説明した多板式ディスクブレーキ装置100では、ハブ5に固定される第1のディスクロータ7は、ハブ5にねじ止めされるアダプタ23の第1フランジ部23aと、アダプタ23に締結されるホルダ24のロータ嵌合筒部24aとの間に挟持されて固定されるため、当該第1のディスクロータ7の固定にディスクロータの固定専用となる締結手段が不要であると同時に、締結手段の省略によってハブ5に固定されるディスクロータ7,9の小型化を可能にする。また、アダプタ23とホルダ24の連結はねじ止めのため、リベット止めなどで使われるような専用の工具も不要である。
従って、構成部品点数の削減、及び組立作業性の向上を図ることができる。
また、上記一実施の形態の多板式ディスクブレーキ装置100では、第2のディスクロータ9を車軸方向に移動自在にするガイド機構は、ホルダ24のロータ嵌合筒部24aと、このロータ嵌合筒部24aの外周に車軸方向に沿って配置されるガイドピン27であり、例えばロータ嵌合筒部24aは単純な円筒構造で良く、またガイドピン27も単純な円柱構造でよく、いずれも単純な構造の部品で構成されるため、部品の加工精度の向上が容易である。
そして、部品の加工精度を向上させることによって、第2のディスクロータ9の周方向へのガタつきを防止することができ、また、車軸方向への移動の円滑性を向上させることができる。
また、ガイドピン27は、その一端27aがホルダ24の支持孔24dに嵌合支持され、他端27bが第1のディスクロータ7の支持孔7dに嵌合支持されて、両持ち構造にしっかりと固定されるため、強固なガイド機構を構成することができる。
また、上記一実施の形態の多板式ディスクブレーキ装置100では、ガイドピン27や第2のディスクロータ9を組み込んだホルダ24に、第1のディスクロータ7を挟むようにアダプタ23をねじ止めすることによって、予め2枚のディスクロータ7,9を部分組み立て状態のロータ組立体28に完成させ、その後にロータ組立体28のアダプタ23をハブ5にねじ止めすることによって、複数枚のディスクロータ7,9を一括してハブ5に取り付けられる。
従って、2枚のディスクロータ7,9を現場で一枚ずつハブ5に取り付けるという面倒な作業が不要になり、組立作業性や保守性を向上させることができる。
なお、本発明に係る多板式ディスクブレーキ装置において、ホルダ上に配置される第2のディスクロータの枚数は、上記実施の形態に示した1枚に限らない。ホルダ上に2枚以上の第2のディスクロータが装備される構成も考えられる。
本発明に係る多板式ディスクブレーキ装置の側面図である。 図1に示したディスクロータの部分組立体を上部背面側から見た斜視図である。 図1に示したディスクロータの部分組立体の単体での側面図である。 図3のA矢視図である。 図3のB−B断面図である。 図5に示したディスクロータの部分組立体の分解斜視図である。
符号の説明
5 ハブ
7 第1のディスクロータ
9 第2のディスクロータ
11 第1のライニング組立体
13 第2のライニング組立体
15 第3のライニング組立体
17 第4のライニング組立体
21 ねじ部材
23 アダプタ
23a 第1フランジ部
24 ホルダ
24a ロータ嵌合筒部
24b 第2フランジ部
24c 雌ねじ孔
27 ガイドピン
28 ロータ組立体
31 ケース
32 パッド組立体
100 多板式ディスクブレーキ装置

Claims (3)

  1. 車軸に固定されるハブと、該ハブに固定される第1のディスクロータと、前記ハブに軸方向にのみ移動自在に取り付けられる第2のディスクロータと、を備える多板式ディスクブレーキ装置であって、
    前記第1のディスクロータに重なる第1フランジ部を有して前記ハブに同心にねじ止めされるアダプタと、
    外周に前記第2のディスクロータが軸方向に移動自在に嵌合するロータ嵌合筒部と該ロータ嵌合筒部の一端に鍔状に設けられて前記第2のディスクロータを押える第2フランジ部とを備え、前記ロータ嵌合筒部の他端が前記アダプタに同心にねじ止めされるホルダと、を備え、
    前記第1のディスクロータは、前記アダプタの第1フランジ部と前記ホルダのロータ嵌合筒部の他端とに挟持されると共に、アダプタとホルダとを連結するホルダ固定ねじが挿通することで、アダプタに固定され、且つ該アダプタを介して前記ハブに固定されることを特徴とする多板式ディスクブレーキ装置。
  2. 前記第2のディスクロータは、前記ロータ嵌合筒部の外周に車軸方向に沿って配置されるガイドピンとの係合により、回転方向の移動が規制され、
    前記ガイドピンは、その一端を前記ホルダの第2フランジ部の支持孔に嵌合させ、且つ他端を第1のディスクロータの支持孔に嵌合させることで、前記ロータ嵌合筒部の外周に固定されることを特徴とする請求項1に記載の多板式ディスクブレーキ装置。
  3. 上記請求項1又は2に記載の多板式ディスクブレーキ装置の組立方法であって、
    前記ガイドピンや第2のディスクロータを組み込んだホルダに、第1のディスクロータを挟むようにアダプタをねじ止めすることによって、予め複数枚のディスクロータを部分組み立て状態にし、その後で前記アダプタを前記ハブにねじ止めすることによって、複数枚のディスクロータを一括して前記ハブに取り付けることを特徴とする多板式ディスクブレーキ装置の組立方法。
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