JP2009115213A - 連結ファスナー - Google Patents

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Abstract

【課題】コイル状に巻いたときに中落ちが生じないように持ち上げることができる画期的な連結ファスナー。
【解決手段】複数のファスナー2の軸部2bを合成樹脂製の薄板状の連結帯3を介して連結した連結ファスナー2において、上記連結帯3には一定の間隔をおいてファスナー2の軸部2bを保持する環状保持部4を形成し、各環状保持部4を上記各ファスナー2の軸部2bに取り付けられた軟質の軸ガイド8に重ねて配置するとともに、上記軸ガイド8を円筒状に形成し、上記連結帯3の環状保持部4の外径を、上記軸ガイド8の外径よりも大きく形成した。
【選択図】図4

Description

本発明は、空気圧、燃料ガス等を駆動源とするファスナー打込み工具に使用される連結ファスナーに関するものである。
木材同士を止着したり、コンクリートにランナーや木材を止着したり、Iビームに薄鋼板を固定したり、スタッドにデンズグラス(石膏ボード様の材料)を止めたりするファスナーは互いに連結されて打込み工具に装填されるのが通常であるが、連結ファスナーのファスナー連結方式としては、合成樹脂製の直状連結帯に複数のファスナーを一体的に結合連結させたスティックタイプの連結方式、平行な2本の金属製ワイヤで各ファスナーの軸部を溶接して連結するワイヤ連結方式、合成樹脂製の薄板シート状の連結帯の上下端から一定の間隔で保持片を同方向に曲げて突出させ、上下保持片にファスナーを挿入して保持させた、いわゆるプラシート連結方式などが知られている。例えば合成樹脂連結方式の例として特許文献1に示すようなものが、またプラシート連結方式の例として特許文献2に示すようなものがある。また、ファスナーを合成樹脂製の連結シートによって連結する方式のものも知られている。これはファスナーの軸部を貫通させて保持する軸ガイドと隣り合う軸ガイドを連結する連結部とから構成されている(特許文献3、4参照)。
実際の施工においては、連続して実打することが多いので、連結ファスナーは打込み工具に一度に大量のファスナーを装填できるものが好ましい。この点でコイル状に巻き回すワイヤ連結かプラシート連結の連結ファスナーが有利である。ところが、ワイヤ連結方式の連結ファスナーでは、打込み時にワイヤが飛散するので、身体に当る危険があり、またゴミとなるほか、ファスナーの軸部とワイヤとは溶接されているが、焼入れ釘などのファスナーは溶接部が溶接時の熱により釘の耐力が落ちるため、高強度コンクリートなどに打込んだときに座屈や折れが発生しやすい。また、コイル状に巻き回した連結ファスナーをファスナー打込み工具のマガジンに装填するときなど、うっかりして床や地面に落下したときにコイル状の外形が変形することがあり、変形すると原形に戻すのが困難である。さらに、コイル状に巻き回した状態の連結ファスナーを運ぶときに、コイルの中心部に指を入れて持ち上げるが、このような場合、ワイヤの先端部で指を傷つけるおそれがある。
これに対し、プラシート連結方式の連結ファスナーは、打込み時にファスナーを連結帯から外して打ち込むので、ファスナー打込み工具のノーズ部に残った連結帯を排出させるための排出穴を形成しなければならず、ノーズ部の強度が低下するほか、連結帯はゴミとなり、廃棄しなければならない。
また、特許文献3、4に示されるような、ファスナーを合成樹脂製の連結シートによって連結する方式のものは、構造が簡単であるが、基本的には連結帯は合成樹脂製のシート材から構成されているものであるため、ファスナーの軸に嵌挿している環状保持部の強度はそれほど高いものではない。したがって、連結ファスナーの先頭のファスナーが打込み工具の射出部(ノーズ部)に送りこまれてドライバによる打撃を受けたときに、ファスナーが射出部のなかで傾く可能性がある。このときに上記環状保持部はファスナーが傾かないように姿勢を正しく保持させることはできない。
そこで、特願2006−179585にはファスナーの軸のまわりに合成樹脂製やゴム製の軸ガイドを嵌合し、この軸ガイドの上部と下部に同じ外径の環状保持部を配置する構成としたものが提案されている。これによれば、軸ガイドがファスナーの姿勢を正しく保持するので、常に正常な打込みが確保される。
特開昭57−120713号公報 実用新案登録第2526455号公報 特開2005−90723公報 実開平6−35623号公報
しかしながら、軸ガイドと環状保持部との外径が同じであると、連結ファスナーを収納箱に収納する場合や打込み工具に装填する場合に、全体をコイル状に巻き回し、外周部分を掴んで持ち上げたとき、中心部分をその外周部分が保持しきれず、中心部分がその重さで落下する中落ちという現象が発生することがある。中落ちすると全体がだらりと垂れ下がってしまい、再び巻き回す作業を繰り返さなければならないので、面倒であり、作業時間も長くなる。
本発明は、上記問題点を解消し、コイル状に巻いたときに中落ちが生じないように持ち上げることができる画期的な連結ファスナーを提供することをその課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、複数のファスナーの軸部を合成樹脂製の薄板状の連結帯を介して連結した連結ファスナーにおいて、上記連結帯には一定の間隔をおいてファスナーの軸部を保持する環状保持部を形成し、各環状保持部を上記各ファスナーの軸部に取り付けられた軟質の軸ガイドに重ねて配置するとともに、上記軸ガイドを円筒状に形成し、上記連結帯の環状保持部の外径を、上記軸ガイドの外径よりも大きく形成したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、上記連結帯の環状保持部の外径を、上記軸ガイドの外径よりも大きく形成することに代え、上記連結帯の環状保持部の外径を軸ガイドの外径と略同じにするとともに、軸ガイドの外周面に係合溝を周方向に形成したことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2において、上記軸ガイドの外周面に係合溝を周方向に形成することに代え、上記軸ガイドの外周面に外方に突出する張出縁を形成したことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、複数のファスナーの軸部を合成樹脂製の薄板状の連結帯を介して連結した連結ファスナーにおいて、上記連結帯には一定の間隔をおいてファスナーの軸部を保持する環状保持部を形成し、各環状保持部を上記各ファスナーの軸部に取り付けられた軟質の軸ガイドに重ねて配置するとともに、上記軸ガイドの外周面にはその周方向に少なくとも3個の突部を突出形成し、上記連結帯の環状保持部の外径を、上記軸ガイドの突部を含む外径よりも小さく形成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、連結帯には一定の間隔をおいてファスナーの軸部を保持する環状保持部を形成し、各環状保持部を上記各ファスナーの軸部に取り付けられた軸ガイドの上部と下部に配置するとともに、軸ガイドを円筒状に形成し、上記連結帯の環状保持部の外径を、上記軸ガイドの外径よりも大きく形成したので、コイル状に巻き回したときに、内周側のファスナーの一部の環状保持部の外縁と外周側のファスナーの環状保持部の外縁とは上下に重なる。したがって、全体を持ち上げたときに内周側の部分の環状保持部は外周側の部分の環状保持部に係合して支持されるから、中心側の部分が落下するようなことがなく、全体がコイル状に保持される。よって、収納作業や装填作業を円滑に行うことができる。
また、先頭のファスナーが打込み工具の射出部内に送り込まれて、ドライバによる打撃を受けたとき、軸ガイドがファスナーの姿勢を保持するので、ファスナーが大きく傾くことがなく、上記軸ガイドに案内されて被打ち込み材内に確実に打ち込まれる。
請求項2に係る発明によれば、連結帯の環状保持部の外径を軸ガイドの外径と略同じにするとともに、軸ガイドの外周面に周方向に係合溝を形成したから、連結ファスナーをコイル状に巻き回したときに、内周側の軸ガイドの係合溝に外周側の軸ガイドの係合溝の上方の外縁が係合する。したがって、全体を持ち上げたときに内周側の部分の一部の軸ガイドは外周側の部分の軸ガイドに係合して支持されるから、中心側の部分が落下するようなことがなく、全体がコイル状に保持される。
請求項3に係る発明によれば、上記軸ガイドに突部を突出形成することに代え、上記軸ガイドの外周面に外方に突出する張出縁を形成したので、請求項1の場合と同様に、コイル状に巻き回したときに、内周側のファスナーの軸ガイドの張出縁と外周側のファスナーの軸ガイドの張出縁とは上下に重なる。したがって、全体を持ち上げたときに内周側の部分の張出縁は外周側の部分の張出縁に係合して支持されるから、中心側の部分が落下するようなことがなく、全体がコイル状に保持される。よって、収納作業や装填作業を円滑に行うことができる。
請求項4に係る発明によれば、軸ガイドの外周面にはその周方向に少なくとも3個の突部を突出形成し、上記連結帯の環状保持部の外径を、上記軸ガイドの突部を含む外径よりも小さく形成したので、コイル状に巻き回した場合、内周側の軸ガイドの軸ガイドと外周側の軸ガイドとが噛み合い状態になったときに、それぞれの軸ガイドに重なっている環状保持部同士が上下に重なる。したがって、全体を持ち上げたときに内周側の部分の環状保持部は外周側の部分の環状保持部に係合して支持されるから、中心側の部分が落下するようなことがなく、全体がコイル状に保持される。よって、収納作業や装填作業を円滑に行うことができる。
また、先頭のファスナーが打込み工具の射出部内に送り込まれて、ドライバによる打撃を受けたとき、軸ガイドの突部がファスナーの姿勢を保持するので、ファスナーが大きく傾くことがなく、上記軸ガイドに案内されて被打ち込み材内に確実に打ち込まれる。
図1及び図2(a)(b)において符号1は連結ファスナーを示す。この連結ファスナー1は複数のファスナー(コンクリートピン)2の軸部2bを連結帯3を介して連結したもので、連結帯3は図2に示されるように、帯状のポリエチレン等の合成樹脂製の薄板状シートをプレス成形したもので、各ファスナー2の軸部2bを嵌挿する環状保持部4と隣り合うファスナー2を連結する連結部5とを連続的に形成したものである。
環状保持部4の外形は円形で、ファスナー2の頭部2aと同じ大きさに形成され、中心部にはファスナー2の軸部2bの嵌合孔6が形成されている。
連結部5は隣り合う環状保持部4を連結するとともに、隣り合う環状保持部4間の間隔を保持するもので、隣り合うファスナー(又は軸ガイド)2の中心を結ぶ中心線Pに対してオフセットした位置に設けられている。
8は軸ガイドである。この軸ガイド8は合成樹脂、ゴム等から構成されたやや軟質の円筒状部材で、その外径は連結帯の環状保持部4の外径よりも小さく形成されている。軸ガイド8はファスナー2の軸に嵌合され、各軸ガイド8の上下部には連結帯3の環状保持部4が重なるように配置されている。
なお、図3に示されるように、環状保持部4の外径は釘打機の円筒状射出部10の内径と略同じであり、軸ガイド8の外径は上記射出部10の内径よりもやや小さい。
上記構成の連結ファスナー1をコイル状に巻き回すときに、外側と内側のファスナー2の頭部2a同士が互いに接触するように巻くと、ファスナー2の密度が低くなるので、図4に示されるように、内側のファスナー2の頭部2aの下に外側の頭部2aが少しだけ入り込むようにして巻き回す。このため、中心側が高く、外側が低くなるように形成されるが、内側のファスナー頭部2aの下に外側の頭部2aが少しだけ入り込むように巻くことにより、連結帯3も、内側のファスナー2の環状保持部4の外縁の下に外側の環状保持部4の外縁が少しだけ入り込んで重なる。したがって、全体を床面等に置いたときに、中心O側の部分は床面等から浮くが、連結帯3の環状保持部4同士が重なっているので、内側のファスナー2は外側のファスナー2に支持される。したがって、中心側の部分はその外側の部分に支持されるので、落下することがなく、連結ファスナー1を持ち上げたときにコイル形状が崩れることがない。
また、図3に示されるように、先頭のファスナー2が打込み工具の射出部10内に送り込まれて、ドライバ11による打撃を受けたとき、軸ガイド8がファスナー2の姿勢をあまり傾かないように保持するので、ファスナー2が大きく傾くことがなく、上記軸ガイド8に案内されて被打ち込み材内に確実に打ち込まれる。
さらに、ファスナー2の打込み時には環状保持部4と軸ガイド8も一緒に打ち込まれるが、環状保持部4と軸ガイド8はファスナー2の頭部2aの背面側に潰れた状態で重なり、外部に露出しないので、打込み後の見栄えがよい。
加えて、連結部5を隣り合うファスナー2の中心を結ぶ中心線Pに対してオフセットしたので、連結部5を中心線P上に設けた場合に比べ、環状保持部4同士の間隔は同じでも、連結部5の長さは長くなる。長くなれば急角度の曲げにも対応することができるので、コイル状に巻くときに中心側の巻き始めの径が小径になるように曲げて巻くことができ、曲げ状態における強度も確保される。また、環状保持部4間の間隔を長くする必要はないので、全体に十分な数のファスナー2を連結することができる。また、ファスナー2の打込み時に連結部5が破断し、環状保持部4は軸ガイド8とともにファスナー2の頭部2aと被打ち込み材との間に圧縮された状態で保持されるので、打込み時に飛散したり、ゴミになったりすることがない。しかも、ノーズ部に連結帯排出用の孔を開ける必要がないのでノーズ部の強度が損なわれない。
さらに、連結部5は、連結帯3をコイル状に巻き回したときの外周側にオフセットされているので、巻き回し始めたときの連結部5の曲げは、連結部5が反対側にオフセットされている場合に比べて小さくて済むから、巻き始めが小径であっても十分に対応することができる。
なお、連結帯の環状保持部の外径を、軸ガイドの外径よりも大きく形成した構成は、図5に示すように、1枚の連結帯を使用し、その環状保持部4の外径を軸ガイド8の外径よりも大きく形成する構成であってもよい。また、図6のように軸ガイド8の外周面に外方に突出する張出縁15を形成するようにしてもよい。これらの場合、連結ファスナーを図4に示すようにコイル状に巻き回したとき、内周側のファスナーの軸ガイドの張出縁と外周側のファスナーの環状保持部4又は軸ガイドの張出縁15とは上下に重なる。したがって、全体を持ち上げたときに内周側の部分の環状保持部4又は張出縁15は外周側の部分の張出縁15に係合して支持されるから、中心側の部分が落下するようなことがなく、全体がコイル状に保持される。よって、収納作業や装填作業を円滑に行うことができる。
次に、図7(a)(b)は中落ちしにくい連結構造の別の実施形態を示している。この連結ファスナー2は、連結帯3の環状保持部4の外径を軸ガイド8の外径と略同じにするとともに、軸ガイド8の外周面に周方向に係合溝12を形成するように構成されている。上記係合溝12の高さは係合溝12の上方の外縁13及び下方の外縁14に環状保持部4の厚さを加えたものよりも大きく形成されている。なお、係合溝12は軸ガイド8の周面に間隔をおいて形成するのが好ましい。
上記構成によれば、連結ファスナー2をコイル状に巻き回したときに、図8に示されるように、内周側の軸ガイド8の係合溝12に外周側の軸ガイド8の係合溝12の上方の外縁13と環状保持部4とが係合する。したがって、全体を持ち上げたときに内周側の部分の一部の軸ガイド8は外周側の部分の軸ガイド8に係合して支持されるから、中心側の部分が落下するようなことがなく、全体がコイル状に保持される。
次に、図9は中落ちしにくい連結構造のさらに別の実施形態を示している。この連結ファスナー2も図1等に示す前述の連結ファスナー2と基本的構造は同じであり、連結帯3には一定の間隔をおいてファスナー2の軸部2bを保持する環状保持部4を形成し、各環状保持部4を上記各ファスナー2の軸部2bに取り付けられた軟質の軸ガイド8の上部と下部に配置されている。
ところで、上記軸ガイド8は、図10(a)(b)に示されるように、筒状本体8aとその外周面に突出形成された7個の突部15とから歯車状に形成されている。そして、突部15を含む外径はファスナー2の頭部2aの外径と略同じ大きさに形成されている。そして、上記連結帯3の環状保持部4の外径は、上記筒状本体8aの外径よりも大きく、かつ上記突部15を含む軸ガイド8の外径よりも小さく形成されている。
上記構成によれば、連結ファスナー1をコイル状に巻き回す。このとき、連結帯3の環状保持部4の外径は突部15を含む軸ガイド8の外径よりも小さく形成されているため、図11(a)(b)に示されるように、内周側の軸ガイド8の筒状本体8aと外周側の軸ガイド8の筒状本体8aとが近接してそれぞれの突部15が噛み合う状態になったとき、内周側の筒状本体8aの環状保持部4と外周側の筒状本体8aの環状保持部4とに上下に重なる部分が生じる。したがって、全体を持ち上げたときに内周側の部分の環状保持部4は外周側の部分の環状保持部4に係合して支持されるから、中心側の部分が落下するようなことがなく、全体がコイル状に保持される。よって、収納作業や装填作業を円滑に行うことができる。
また、図3と同様に、先頭のファスナー2が打込み工具の射出部内に送り込まれたとき、軸ガイド8の突部15の外径はファスナー2の頭部2aの外径と略同じであるから、射出部内に嵌合状態となり、姿勢が安定し傾くことがない。したがって、ドライバによる打撃を受けたとき、軸ガイド8がファスナー2の姿勢を正しく保持するので、ファスナー2が傾くことがなく、上記軸ガイド8に案内されて被打ち込み材内に正確かつ確実に打ち込まれる。
なお、軸ガイド8の筒状本体8aの外周面にはその周方向に少なくとも3個の突部15を突出形成する構成であればよく、図7から図9に示されるような歯車形状に限定されない。例えば、図12(a)(b)に示されるように軸ガイド8を多角形状に形成してもよい。
本発明に係る連結ファスナーの一部の斜視図 (a)(b)は連結帯の平面図及び斜視図 釘打機の射出部内の断面図 連結ファスナーをコイル状に巻き回したときに切断した状態の説明図 別の実施形態のファスナー部分の正面図 さらに別の実施形態のファスナー部分を一部断面で示した正面図 (a)(b)は別の実施形態のファスナー部分及び軸ガイドの斜視図 上記実施形態において一部の内周側と外周側のファスナーの関係を示す説明図 さらに別の実施形態の斜視図 (a)(b)は上記実施形態のファスナー部分及び軸ガイドの斜視図 (a)(b)は環状保持部と軸ガイドの平面図と一部断面側面図 (a)(b)はさらに別の実施形態のファスナー部分及び軸ガイドの斜視図
符号の説明
1 連結ファスナー
2 ファスナー
3 連結帯
4 環状保持部
8 軸ガイド

Claims (4)

  1. 複数のファスナーの軸部を合成樹脂製の薄板状の連結帯を介して連結した連結ファスナーにおいて、
    上記連結帯には一定の間隔をおいてファスナーの軸部を保持する環状保持部を形成し、各環状保持部を上記各ファスナーの軸部に取り付けられた軸ガイドに重ねて配置するとともに、
    上記軸ガイドを円筒状に形成し、上記連結帯の環状保持部の外径を、上記軸ガイドの外径よりも大きく形成した
    ことを特徴とする連結ファスナー。
  2. 上記連結帯の環状保持部の外径を、上記軸ガイドの外径よりも大きく形成することに代え、上記連結帯の環状保持部の外径を軸ガイドの外径と略同じにするとともに、軸ガイドの外周面に係合溝を周方向に形成したことを特徴とする、請求項1に記載の連結ファスナー。
  3. 上記軸ガイドの外周面に係合溝を周方向に形成することに代え、上記軸ガイドの外周面に外方に突出する張出縁を形成したことを特徴とする、請求項2に記載の連結ファスナー。
  4. 複数のファスナーの軸部を合成樹脂製の薄板状の連結帯を介して連結した連結ファスナーにおいて、
    上記連結帯には一定の間隔をおいてファスナーの軸部を保持する環状保持部を形成し、各環状保持部を上記各ファスナーの軸部に取り付けられた軟質の軸ガイドに重ねて配置するとともに、
    上記軸ガイドの外周面にはその周方向に少なくとも3個の突部を突出形成し、上記連結帯の環状保持部の外径を、上記軸ガイドの突部を含む外径よりも小さく形成したことを特徴とする連結ファスナー。
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