JP2009114816A - 折畳戸のロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 折畳戸におけるV字状折畳み自在の一対のパネルを開成して,これを上下枠長手方向任意位置で下枠にロックできるようにする。
【解決手段】 一対のパネル2の上吊側一方の縦框21にプレート状突出部材3を突設し,他方の縦框21にロック部材5を設置する。一対のパネル2を折畳んで双方の縦框21を指先で強圧すれば,突出部材3がロック部材5側に進入し,その押圧部33がロック部材5のロッド6上端に配置したプレート状係合部材62の傾斜部63を押圧して,ロッド6がスライドガイド51の案内によって降下しその先端を下枠12に圧接する。突出部材3の係止凹部34が係止部材42,係合部材62に係止してパネル2は一体化して下枠12にロックされる。ロッド6の降下によりスプリング56が付勢されるから,双方の縦框21を指先で拡開すれば逆の動作で自動的にロックが解消される。
【選択図】 図4

Description

本発明は,建物開口部や構築物開口部に開閉自在に設置する折畳戸に関し,特にそのロック装置に関する。
例えばサンルームにおける折畳戸のロック装置として,隣接するパネルの各両側端部に位置する上吊側と脱出側の縦框をアルミヒンジ枠による連結枠を介して蛇腹状折畳み自在に順次一連に連結するとともにその上記連結枠を外枠の上下枠間に長手方向走行自在に上吊支持することによって蛇腹状折畳みパネルを有する折畳戸を形成し,該蛇腹状パネルにおける幅方向複数の脱出側の縦框に内蔵した上下位のロックバーを連動し,例えば,該縦框に設置した摘み部材のスライド操作によって各ロックバーの先端に配置したローラーを介して該脱出側の縦框を上下枠に対してロックし且つ該ロックを解除自在としたものが知られている。
特開2007−239213号公報
この場合,幅方向複数の脱出側の縦框に内蔵した上下位のロックバーを摘み部材のスライド操作によって上下枠にロックし且つその解除をなし得るものとされるが,上記ロック装置は,そのロックバーを上吊側と脱出側のうちの脱出側の縦框に設置してそのロックを行うものであるから,ロックは脱出側の縦框が上下枠間に位置するとき,即ち一般に折畳戸を閉成したときにロック可能となる。
例えば上記サンルームの折畳戸としては,そのアウトドア用途の目的に照らして,折畳戸を半開乃至全開した状態で,例えばその戸先側でV字状に折畳んだ隣接するパネルの揺動を防止し得るようにすれば,折畳戸を半開乃至全開してサンルームを利用しても,風による騒音が発生したり,戸先側のパネルが移動したりすることを防止できることになるが,上記のロック装置は,このように蛇腹状折畳みパネルを開成状態でロックする目的に使用するに好適なものとすることはできない。
また,折畳戸の形態には,浴室戸の如くにV字状折畳み自在の隣接するパネルを単一有するものが公知であるが,例えば該隣接するパネルを複数上下枠間に配置し,任意の隣接するパネルを折畳んで幅方向部分的に開成し得るようにしたものも想定し得るところ,この場合,開成した任意の隣接するパネルを下枠乃至上下枠にロックして,その上記揺動を防止できれば,その商品価値を可及的にアップすることが可能になる。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので,その解決課題とするところは,折畳戸の隣接するパネルを折畳んだ開成状態で該パネルをロックし得るようにした折畳戸のロック装置を提供するにある。
上記課題に沿って本発明は,折畳戸の上吊側と脱出側のうちV字状折畳み自在の隣接するパネルにおける一対の上吊側縦框,即ち隣接するパネルを折畳んだ状態で相互に対向する一対の上吊側縦框を用いて,該上吊側縦框にロック装置を配置し,その隣接するパネルの折畳み,即ち開成動作によってロック装置をロック方向に作動し,折畳戸を上吊支持する外枠の下枠に対して該一対のうち一方の上吊框をロック可能とし,該隣接するパネルの伸長,即ち閉成動作によってロック装置を解除方向に作動し,下枠へのロックを解除可能とするようにし,このために,ロック装置を,上吊側一方の縦框から上吊側他方の縦框の見付面に向けて突出部材を突設して,上記隣接するパネルの折畳みによってこの突出部材を上吊側他方の縦框における見付面の受入開口を介して該他方の縦框内に進入して,その内部に内蔵したロック部材を押圧係合することによってロック部材を降下し,突出部材の後退によって押圧係合を解除してロック部材を上昇し,ロック部材の降下時にこれを下枠に係合して上記ロックを行い,上昇時に下枠への係合を解除してロックの解除を行うようにしたものであって,即ち請求項1に記載の発明を,隣接するパネルの各両側端部に位置する上吊側と脱出側の縦框をその上吊側の縦框における表裏一方の見付面を相互に近接対向自在に直接又は連結枠を介してV字状折畳み自在に連結するとともにその上記上吊側の縦框又は連結枠を外枠の上下枠間に長手方向走行自在に上吊支持することによって単一又は複数の隣接するパネルを有する折畳戸を形成し,その一部又は全部の隣接するパネルを折畳むことによってその幅方向片側のパネルを上記外枠の下枠に対してロックし且つ伸張することによって該ロックを解除可能とした折畳戸におけるロック装置であって,上記隣接するパネルにおける上吊側一方の縦框から上吊側他方の縦框の見付面に向けて突設した突出部材と,該上吊側他方の縦框の見付面に透設した突出部材進退用の受入開口と,該上吊側他方の縦框に内蔵して上記受入開口における突出部材進入の押圧係合によって該上吊側他方の縦框内で下向きに降下して上記外枠の下枠に対して下端を係合自在とし且つ上記受入開口における突出部材後退の係合解除によって上向きに上昇して上記下枠に対する係合を解除自在としたロック部材を備えてなることを特徴とする折畳戸のロック装置としたものである。
請求項2に記載の発明は,上記と形態を異にする折畳戸について,同様に隣接するパネルの折畳みによる上記下枠へのロックと,伸長によるロック解除を可能とするように,これを,隣接するパネルの各両側端部に位置する上吊側と脱出側の縦框をその上吊側の縦框における表裏一方の見付面を相互に近接対向自在に直接又は連結枠を介して蛇腹状折畳み自在に順次一連に連結するとともにその上記上吊側の縦框又は連結枠を外枠の上下枠間に長手方向走行自在に上吊支持することによって蛇腹状折畳みパネルを有する折畳戸を形成し,該蛇腹状パネルにおける任意の隣接するパネルを折畳むことによってその幅方向片側のパネルを上記外枠の下枠に対してロックし且つ伸張することによって該ロックを解除可能とした折畳戸におけるロック装置であって,上記隣接するパネルにおける上吊側一方の縦框から上吊側他方の縦框の見付面に向けて突設した突出部材と,該上吊側他方の縦框の見付面に透設した突出部材進退用の受入開口と,該上吊側他方の縦框に内蔵して上記受入開口における突出部材進入の押圧係合によって該上吊側他方の縦框内で下向きに降下して上記外枠の下枠に対して下端を係合自在とし且つ上記受入開口における突出部材後退の係合解除によって上向きに上昇して上記下枠に対する係合を解除自在としたロック部材を備えてなることを特徴とする折畳戸のロック装置としたものである。
請求項3に記載の発明は,上記に加えて,上記ロック装置を,上記隣接するパネルの折畳みに加えて,その一対の上吊側縦框を,例えば指先で強圧する如くに,その対向する見付面間の距離を圧縮することによって下枠にロックし,またその一対の上吊側縦框を,同じく指先で引離す如くに,その対向する見付面間の距離を拡大することによって下枠へのロックを解除するようにして,必要に応じて折畳戸の開閉とロック乃至その解除を非連動のものとするように,これを,上記ロック部材押圧係合の突出部材進入を,隣接するパネルにおける上記上吊側の縦框の対向する見付面間距離の見付面近接方向圧縮によって行うとともにロック部材係合解除の突出部材後退を,該見付面間距離の見付面離隔方向拡大によって行ってなることを特徴とする請求項1又は2に記載の折畳戸のロック装置としたものである。
請求項4に記載の発明は,同じく上記に加えて,上記ロック装置を可及的簡易に構成するとともにその作動を可及的スムーズ且つ確実になし得るものとするように,これを,上記突出部材によるロック部材の押圧係合と係合解除を,上記突出部材の突出方向先端に押圧部を,上記ロック部材に上方から下方に向けて突出部材側に向けて下向き傾斜した傾斜部をそれぞれ配置し,上記突出部材の水平方向に向けた進退によってその押圧部をロック部材の傾斜部に対接摺動することによって行ってなることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の折畳戸のロック装置としたものである。
請求項5に記載の発明は,同じく上記に加えて,同様に上記ロック装置を可及的簡易に構成するとともにロック部材の上昇を可及的スムーズ且つ確実になし得るものとするように,これを,上記突出部材の係合解除によるロック部材の上向きの上昇を,該ロック部材を上記上吊側他方の縦框に上向きに付勢して内蔵することによりその上向きの付勢力によって行ってなることを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の折畳戸のロック装置としたものである。
請求項6に記載の発明は,同じく上記に加えて,ロック部材を上向きの上昇を安定且つスムーズに行うに適したものとするように,上記ロック部材を,上記上吊側他方の縦框の内部に固定したスライドガイドと,該スライドガイドにスライド昇降自在に保持し且つこれらの間に介設したスプリングによって上方に付勢したロッドを備えて形成してなることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5に記載の折畳戸のロック装置としたものである。
請求項7に記載の発明は,同じく上記に加えて,上記ロック部材のロッドを,下枠に対して安定且つ確実に係合するとともにロック時の騒音を生じないものとするように,これを,上記ロッドを,突出部材押圧係合用の係合部材と,該係合部材の下方に下向きに付勢して設置し且つ下端にクッション材を有する下枠ロック部材を備えて形成してなることを特徴とする請求項6に記載の折畳戸のロック装置としたものである。
請求項8に記載の発明は,同じく上記に加えて,パネルのロックを,下枠に代えて又は下枠とともに上枠に対して行う形態のものとするように,これを,上記ロック部材による幅方向片側のパネルのロックを,上記下枠に代えて又は下枠とともに外枠の上枠に対して行ってなることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6又は7に記載の折畳戸のロック装置としたものである。
本発明はこれらをそれぞれ発明の要旨として上記課題解決の手段としたものである。
本発明は以上のとおりに構成したから,請求項1に記載の発明は,折畳戸の上吊側と脱出側のうちV字状折畳み自在の隣接するパネルにおける一対の上吊側縦框,即ち隣接するパネルを折畳んだ状態で相互に対向する一対の上吊側縦框を用いて,該上吊側縦框にロック装置を配置し,その隣接するパネルの折畳み,即ち開成動作によってロック装置をロック方向に作動し,折畳戸を上吊支持する外枠の下枠に対して該一対のうち一方の上吊框をロック可能とし,該隣接するパネルの伸長,即ち閉成動作によってロック装置を解除方向に作動し,下枠へのロックを解除可能とするようにして,折畳戸の隣接するパネルを折畳んだ開成状態で該パネルをロックし得るようにした折畳戸のロック装置を提供することができる。
請求項2に記載の発明は,上記と形態を異にする折畳戸について,同様に隣接するパネルの折畳みによる上記下枠へのロックと,伸長によるロック解除を可能とした同様の折畳戸のロック装置を提供することができる。
請求項3に記載の発明は,上記に加えて,上記ロック装置を,上記隣接するパネルの折畳みに加えて,その一対の上吊側縦框を,例えば指先で強圧する如くに,その対向する見付面間の距離を圧縮することによって下枠にロックし,またその一対の上吊側縦框を,同じく指先で引離す如くに,その対向する見付面間の距離を拡大することによって下枠へのロックを解除するようにして,必要に応じて折畳戸の開閉とロック乃至その解除を非連動のものとすることができる。
請求項4に記載の発明は,同じく上記に加えて,上記ロック装置を可及的簡易に構成するとともにその作動を可及的スムーズ且つ確実になし得るものとすることができる。
請求項5に記載の発明は,同じく上記に加えて,同様に上記ロック装置を可及的簡易に構成するとともにロック部材の上昇を可及的スムーズ且つ確実になし得るものとすることができる。
請求項6に記載の発明は,同じく上記に加えて,ロック部材の上向きの上昇を安定且つスムーズに行うに適したものとすることができる。
請求項7に記載の発明は,同じく上記に加えて,上記ロック部材のロッドを,下枠に対して安定且つ確実に係合するとともにロック時の騒音を生じないものとすることができる。
請求項8に記載の発明は,同じく上記に加えて,パネルのロックを,下枠に代えて又は下枠とともに上枠に対して行う形態のものとすることができる。
以下図面の例に従って本発明を更に具体的に説明すれば,Aは,例えばベランダやウッドデッキに形成したアウトドアスペース兼用のサンルームの如き構築物の開口に好適に設置し得るようにしたアルミ製の折畳戸,Bはそのロック装置であり,本例にあって折畳戸Aは,隣接するパネル2の各両側端部に位置する上吊側と脱出側の縦框21,22をその上吊側の縦框21における表裏一方の見付面を相互に近接対向自在に直接又は連結枠を介してV字状折畳み自在に連結するとともにその上記上吊側の縦框21又は連結枠を外枠1の上下枠11,12間に長手方向走行自在に上吊支持することによって単一又は複数の隣接するパネル2を有するものとして形成してあり,該折畳戸Aにあってその上記ロック装置Bは,該折畳戸Aの一部又は全部の隣接するパネル2を折畳むことによってその幅方向片側のパネル2を上記外枠1の下枠12に対してロックし且つ伸張することによって該ロックを解除可能としたものとしてあり,このとき該ロック装置Bは,折畳戸Aの上記隣接するパネル2における上吊側一方の縦框21から上吊側他方の縦框21の見付面に向けて突設した突出部材3と,該上吊側他方の縦框21の見付面に透設した突出部材進退用の受入開口4と,該上吊側他方の縦框21に内蔵して上記受入開口4における突出部材3進入の押圧係合によって該上吊側他方の縦框21内で下向きに降下して上記外枠1の下枠12に対して下端を係合自在とし且つ上記受入開口における突出部材3後退の係合解除によって上向きに上昇して上記下枠12に対する係合を解除自在としたロック部材5を備えたものとしてある。
本例にあって折畳戸Aは,それぞれアルミ押出材による上下の横框と左右の縦框によって縦長矩形に框組みして,該框組み内にガラス等の透明板を装着した一対のパネル2を,その隣接する各片側の縦框,即ち脱出側の縦框22を上下複数箇所に配置したヒンジ23によって直接に連結することによって,上記上吊側の縦框における表裏一方の見付面を相互に近接対向自在としたV字状折畳みを行うようにしてあり,該連結した一対のパネル2の両端に位置する各パネル2の非隣接側の縦框,即ち上吊側の縦框21を,同じくアルミ押出材による外枠1の上下枠11,12に,上端において上吊スライダー24を介して,下端において振止ローラー25を介して該上下枠長手方向走行自在に上吊支持してあり,これによって複数,特に多数の各一対のパネル2を外枠1の幅方向に配置して該外枠1の開口を開閉自在としたものとしてある。
本例にあって多数配置の各一対のパネル2は,その配置に際して各上吊側の縦框21を隣接相互に連結することなく,非連結の上吊支持を行ってあり,従って本例の折畳戸Aにおける各一対のパネル2は,折畳戸Aにおける開閉単位をなして,それぞれ独立したV字状折畳みを自在としてあり,これによって本例の折畳戸Aは,外枠1の幅方向任意位置,上下枠11,12を基準にすればその長手方向任意位置からの両開き開閉,端部からの片開き開閉,該任意位置の部分開閉を可能とし,特に部分開閉によって一部のパネル2のみをその配置位置で軽く開閉することによって,該配置位置における人の出入りや通風を自在としてある。なお図示を省略したが,上記開閉単位体をなす各一対のパネル2における上記上吊側の縦框21を,例えば一方を嵌合突起,他方を嵌合溝とする如き嵌合による気密手段乃至一方又は双方に配置した気密材が他方に対接する気密材による気密手段を備えるものとすれば,外枠幅方向に各上吊側の縦框間を密封して,その内外仕切体としての気密乃至水密性を確保することができ,また上記ヒンジ23を介して直接に連結した脱出側の縦框間にも,例えば気密材による気密手段を備えて,更に気密乃至水密性を確保したものとすることができる。
ロック装置Bは,上記一対のパネル2のV字状折畳みに際してその両端に位置する各上吊側の縦框21の見付面が近接して対向し,その伸長に際して該見付面が離隔することから,該折畳み時の近接対向と伸長時の離隔によって,該一対のパネル2を下枠12に対してロックし,その風圧や振動による揺動を防止するようにしてあり,特に一対のパネル2の折畳み時にその一方の縦框21に設置した突出部材3を他方の縦框21の受入開口4を介して該他方の縦框21内に進入して,これに内蔵したロック部材5に押圧係合して該他方の縦框21の下枠12に対するロックを行い,伸張時に突出部材3を退出してロック部材5の係合とこれによる該ロックの解除を行うようにしてある。このときロックは他方の縦框21について行うが,突出部材3に後述の該他方の縦框21乃至ロック部材に対する連結機能を付与することによって,該突出部材3を設置した一方の縦框21はロックした他方の縦框21に連結する結果,一対のパネル2は一体化してその下枠に対するロックをなし得るようにしてある。
本例にあって,上記ロック部材5押圧係合の突出部材3進入は,これを,隣接するパネル2における上記上吊側の縦框21の対向する見付面間距離の見付面近接方向圧縮によって行うとともにロック部材5係合解除の突出部材3後退を,該見付面間距離の見付面離隔方向拡大によって行ったものとしてある。即ち一対のパネル2のV字状折畳みに際して,上吊側の縦框21の見付間距離が大きく残存しているとき,突出部材3とロック部材5をなお非係合の状態とする一方,例えば双方の縦框21を指先で強圧する如くに見付間距離を近接方向に圧縮することによって,突出部材3がロック部材5に押圧係合するように,見付間距離と突出部材3,ロック部材5の位置関係を調整して,見付間距離に応じて,これら突出部材3,ロック部材5の配置を行ったものとしてある。従って本例のロック装置Bにおいては,折畳戸Aの開閉とロック乃至その解除を非連動のものとしてあり,これによって外枠1の任意位置で一対のパネル2を折畳んで折畳戸Aの一部を開成しても,該一対のパネル2は上下枠1間でその長手方向に移動自在の状態を維持するから,例えばその開成した開口の片側に一対のパネル2を移動して,上記双方の縦框21を強圧する如くにすることによって,該片側位置でそのロックを行うことができ,また片開き状態乃至両開き状態に全開したときにも,各一対のパネルを1箇所に集めた状態で,その開口側の上記双方の縦框21を強圧する如くにすれば,個別の操作をすることなく,その折畳み集合した状態で一括したロックを行うことができるようにしてある。
本例のロック装置Bにおける上記突出部材3によるロック部材5の押圧係合と係合解除は,これを,上記突出部材3の突出方向先端に押圧部33を,上記ロック部材5に上方から下方に向けて突出部材3側に向けて下向き傾斜した傾斜部63をそれぞれ配置し,上記突出部材3の水平方向に向けた進退によってその押圧部33をロック部材5の傾斜部63に対接摺動することによって行ったものとし,また上記突出部材3の係合解除によるロック部材3の上向きの上昇は,これを,該ロック部材5を上記上吊側他方の縦框21に上向きに付勢して内蔵することによりその上向きの付勢力によって行ったものとしてある。
即ち本例の突出部材3は,例えば上吊側一方の縦框21の見付面に,例えばネジ固定する固定基部31と,該固定基部31から直交方向に突出したプレート状の押圧突片32とを備えて,例えば金属乃至硬質樹脂で一体に成形した断面T字状をなす成形部材としてあり,このとき該突出部材3,特にそのプレート状の押圧突片32はその突出方向先端を,上端から下端に向けて下方を縮小するように下降傾斜した側面台形をなすものとして,上記押圧部33を該下降傾斜した傾斜面によって形成したものとしてあり,また押圧突片32の上辺及び下辺にそれぞれ上記他方の縦框21及びロック部材5に対する連結用の係止凹部34を配置したものとしてある。
本例の受入開口4は,上吊側他方の縦框21の見付面に,上記突出部材3の設置位置に合せてプレスによって縦長孔として打抜き形成したものとしてあり,このとき該受入開口4は,その縁部の露出を防止するように,上記突出部材3を受入れる開口を透設した縁部被覆用の,例えば合成樹脂乃至金属によって一体成形したキャップ41を嵌着固定して備えたものとしてある。該キャップ41の開口は,上記受入開口4に応じて上下に縦長をなすとともにその横幅を上記突出部材3の肉厚,特にその上記プレート状の押圧突片32の肉厚よりやや幅広として,一対のパネル2を折畳み,また伸長するに際して該突出部材3が受入開口4乃至キャップ41の開口に挿入した状態で,該突出部材3に僅か乍らも生じるその内外方向への回動を吸収可能とし,突出部材3のスムーズ且つ確実な進退とこれによるロックとロック解除の動作を確保するようにしてある。
受入開口4を配置した他方の縦框21には,該受入開口4の上端位置に内側に向けて上記突出部材3,特にそのプレート状の押圧突片32の上辺に配置した係止凹部34に係止する係止部材42を配置してあり,該係止部材42は単独の部材として該他方の縦框21に設置することが可能であるが,本例にあって該係止部材42は,例えば上記キャップ41に一体成形することによってこれを設置してある。即ち該係止部材42は,該キャップ41の上端背面に縦框21の内側に向けて突出して,先端に下向きの係止突起を配置したバー状のものとし,該他方の縦框21に突出部材3を進入してロック部材5のロックが完了したときにプレート状の押圧突片3の上辺の係止凹部34に係止して,突出部材3の上辺において該ロック状態を維持するとともに上記双方の縦框の連結を行うものとしてある。
本例のロック部材5は,これを,上記上吊側他方の縦框21の内部に固定したスライドガイド51と,該スライドガイド51にスライド昇降自在に保持し且つこれらの間に介設したスプリング56によって上方に付勢したロッド6を備えて形成してあり,このとき該ロッド6は,これを,突出部材3押圧係合用の係合部材62と,該係合部材62の下方に下向きに付勢して設置し且つ下端にクッション材7を有する下枠ロック部材69を備えて形成してある。
本例のスライドガイド51は,他方の縦框21の内壁に,例えば側面からのネジ止めによって内蔵設置してあり,上記ロッド6を案内してスライド昇降するガイド溝53と,該ロッド6を上方に付勢するスプリング56を備えたものとしてあり,本例にあって該スライドガイド51は,例えば合成樹脂又は金属を一体成形したガイド基部52と,該ガイド基部52の上方に断面コ字状をなすように配置したガイド溝53と,下方の収納部55に収納した,上記スプリング56としての圧縮バネを備えたものとしてある。このとき上記断面コ字状をなすガイド溝53は,その両側壁に上下方向に向けたガイド透孔54を透設配置してあり,ガイド溝53と該ガイド透孔54によって縦框21内の定位置でロッド6を案内してこれを安定してスライド昇降するものとしてあり,また圧縮バネによってロッド6がロック状態にあるとき,該ロッド6を上方に付勢し,ロック解除に際して該ロッド6を自動的に上昇してロック解除をスムーズ且つ確実になし得るようにしてある。
本例のロッド6は,上記係合部材62と,その下位に配置した圧縮バネ収納用の収納部66と,該収納部66に収納した圧縮バネ67と,係合部材62から収納部66を上下に貫通するように垂下したガイドバー68と,収納部66とガイドバー68の案内によって係合部材62に上下動自在に配置した下枠ロック部材69と,該下枠ロック部材69の下端に設置したクッション材7を備えたものとしてある。本例の上記係合部材62と収納部66は,これを,同じく合成樹脂又は金属を一体成形してロッド基部61をなすようにする一方,同じく合成樹脂又は金属のガイドバー68を収納部66上壁にネジ止めして収納部66内に垂下し,該ガイドバー68の下端に配置した抜止突起を下枠ロック部材69のガイドバー受入孔の上端に係合自在とすることによって,該ガイドバー68に下枠ロック部材69を上下動自在に支持してあり,また該下枠ロック部材69の下端には,少なくともその下面を覆うように弾性を有する合成樹脂製のクッション材7を,例えば該下端を被嵌するように設置してある。このとき上記圧縮バネ67を係合部材62と該下枠ロック部材69間に介設したから,該下枠ロック部材69は,上記係合部材62と離隔方向に付勢力を受けることによって,その下枠12に対して弾発的なロックを行うようにしてある。
このとき係合部材62は,中間に上記スライドガイド51の収納部66に当らないように下向きの溝を配置することによって,例えば側面U字状を呈するプレート状乃至ブロック状のものとしてあり,他方の縦框21の受入開口4側の上端から中間位置に掛けて下向き傾斜の傾斜部63を配置するとともにその両端縁を起立することによって該傾斜部63を両側壁を備えた傾斜ガイド溝とし,またスライドガイド51側先端には該係合部材62を断面T字状とするように両側にスライド突片64を突出したものとして形成してある。このとき上記傾斜ガイド溝の下端には,該傾斜ガイド溝を閉塞するようにその両側壁間に亘る連結部65を配置するとともにその上端を断面山形状にすることによって上記突出部材3の押圧突片32下辺に配置した係止凹部34に係止自在な係止突起を配置したものとしてある。
上記スライドガイド51には,そのガイド溝53にロッド6の係合部材62先端を嵌合するとともにその両側のスライド突片64を,ガイド溝53の両側壁に形成した上記ガイド透孔54にそれぞれ嵌合し,該ガイド溝53とガイド透孔54によって係合部材62の案内を行うことによって,該係合部材62をスライドガイド51に昇降自在に一体化してロック部材5とし,該ロック部材5を上記他方の縦框21に内蔵設置してある。
このように形成した本例のロック装置5にあっては,一対のパネル2をV字状に折畳むと,脱出側の縦框22を連結したヒンジ23の間隔があることによって該一対のパネル2及び上吊側の縦框21が相互に平行となるとともに突出部材3が他方の縦框21に部分的に進入して,押圧部33の上端が係合部材62の傾斜ガイド溝下端に対接するが,図2に示すように,この状態では一対のパネル2の折畳みとロック装置Bは非連動でロックはなされない。このとき吊支持側の縦框21双方を,指先で強圧する如くに縦框21間の見付面間距離をその近接方向に圧縮すれば,部分的に進入した突出部材3が更に進行してその全体の進入を行う結果,押圧突片32の押圧部33が,傾斜ガイド溝を上方に向けて摺動して,該押圧突片32が係合部材62を押圧係合し,その水平方向の押圧力を受けることによって,ロッド6がスライドガイド51の案内によって下向きに強制的に降下し,これに伴ってその下枠ロック部材69が垂下してその下端が,下枠12,本例にあってはその上端に対向方向に配置した対向片の一方の上面に圧接して,該他方の縦框21を下枠12にロックする。このとき突出部材3の押圧突片32が水平方向に進行することによって,その上記上辺に配置した係止凹部34が,他方の縦框21に設置した係止部材42の係止突起と弾発的に係止するとともに押圧突片32の下辺に配置した係止凹部34が係合部材62の傾斜ガイド溝下端の上記連結部65に配置した係止突起と同じく弾発的に係止する結果,双方の縦框21が合掌状に一体化するとともに該突出部材3の連結機能によって一対のパネル2が一体化し,上記他方の縦框21の下枠12に対するロックによって該一対のパネル2が下枠12に対してロックされる。上記ロック部材5の下枠ロック部材69は,係合部材62との間に圧縮バネ67を介設したことによる付勢力を受け,その下枠12に対する圧接を弾発的に行って該ロックを安定且つ確実になし得るとともに下枠ロック部材69の下端にクッション材7を備えたことによってその下枠12に対する上記弾発的な圧接を緩衝し,ロックに際して騒音や下枠の損傷等を生じないようにしてある。
一方,該ロックされた一対のパネル2の上記双方の縦框21を,指先で引き離す如くに,その見付面間距離を離隔方向に拡大すれば,突出部材3が後退して,その係止凹部34の係止が解除されるとともにロック部材5に対する押圧力が解消して,該ロック部材5は,上記突出部材3によるロック部材5の降下時に蓄積したスプリング56の付勢力によって上昇を開始し,突出部材3の押圧部33が,傾斜ガイド溝を上記と逆に下方に向けて摺動するように自動的に上昇して他方の縦框21の定位置に復帰することによって,該ロック部材5による下枠12に対するロックが解除される。従って該ロックを解除した後は,上記一対のパネル2の折畳みとロック装置Bが非連動の状態となるから,いずれかの縦框21を上下枠11,12長手方向に移動すれば,一対のパネル2の伸張とこれによる折畳戸Aの閉成を行うことができる。
図中8は,他方の縦框21の下端からその中空部内に嵌挿し横框からのタッピングホールによって該下端に固定し,上記ロック部材5の昇降を該縦框21の対向内壁との間で案内するように配置した,例えばアルミ乃至合成樹脂の押出材による下端ガイド部材を示す。
以上のように構成した本例の折畳戸Aは,各一対のパネル2を開閉単位として外枠の幅方向任意位置における部分的開閉と,片開き状乃至両開き状の全開の如くに自由な開閉形態を有するものとするとともに隣接する一対のパネル2を折畳んだ開成状態で下枠に対して安定且つ確実にロックして,風圧や振動による揺動を防止することができる。
図示した例は以上のとおりとしたが,折畳戸は,例えば浴室戸の如くに一対のパネルを単一に備えた形態のものとすることができる。また折畳戸は,これを,隣接するパネルの各両側端部に位置する上吊側と脱出側の縦框をその上吊側の縦框における表裏一方の見付面を相互に近接対向自在に直接又は連結枠を介して蛇腹状折畳み自在に順次一連に連結するとともにその上記上吊側の縦框又は連結枠を外枠の上下枠間に長手方向走行自在に上吊支持することによって蛇腹状折畳みパネルを有するものとし,これに上記ロック装置を用いて,該蛇腹状パネルにおける任意の隣接するパネルを折畳むことによってその幅方向片側のパネルを上記外枠の下枠に対してロックし且つ伸張することによって該ロックを解除可能とするように構成することができ,またこのときそのロック装置の構成を上記と同様のものとすることができる。このように構成すれば同じく外枠の幅方向任意位置で隣接するパネルのロックをなし得るとともに気密乃至水密性を高度に確保することが可能となり,また従来の落し錠と併用することによって防犯性を高度に確保したものとすることが可能となる。
更に,折畳戸における上記ロック部材による幅方向片側のパネルのロックを,上記下枠に代えて又は下枠とともに外枠の上枠に対して行うように構成すること,ロック装置を折畳戸の隣接するパネルの折畳みによって直接に作動するように構成すること,パネルの連結を連結枠を用いて行うように構成すること,ロック部材を折畳戸の一部の隣接するパネルに設置すること,突出部材の配置を見付面に対して起倒自在のものとすること等を含めて,本発明の実施に当って,折畳戸,パネル,縦框,外枠,上枠,下枠,ロック装置,突出部材,受入開口,ロック部材等の具体的形状,構造,材質,これらの関係,これらに対する付加等は,上記発明の要旨に反しない限り様々な形態のものとすることができる。
折畳戸の閉成状態を示す正面図である。 ロック装置のロック前の状態を示す縦断面図である。 図2の部分拡大側面図である。 ロック装置のロック状態を示す縦断面図である。 図4の部分拡大側面図である。 ロック装置の分解斜視図である。 キャップ部材,突出部材,係合部材の関係を示す側面図である。
符号の説明
A 折畳戸
B ロック装置
1 外枠
11 上枠
12 下枠
2 パネル
21 上吊側の縦框
22 脱出側の縦框
23 ヒンジ
24 上吊スライダー
25 振止ローラー
3 突出部材
31 固定基部
32 押圧突片
33 押圧部
34 係止凹部
4 受入開口
41 キャップ
42 係止部材
5 ロック部材
51 スライドガイド
52 ガイド基部
53 ガイド溝
54 ガイド透孔
55 収納部
56 スプリング
6 ロッド
61 ロッド基部
62 係合部材
63 傾斜部
64 スライド突片
65 連結部
66 収納部
67 圧縮バネ
68 ガイドバー
69 下枠ロック部材
7 クッション材
8 ガイド部材

Claims (8)

  1. 隣接するパネルの各両側端部に位置する上吊側と脱出側の縦框をその上吊側の縦框における表裏一方の見付面を相互に近接対向自在に直接又は連結枠を介してV字状折畳み自在に連結するとともにその上記上吊側の縦框又は連結枠を外枠の上下枠間に長手方向走行自在に上吊支持することによって単一又は複数の隣接するパネルを有する折畳戸を形成し,その一部又は全部の隣接するパネルを折畳むことによってその幅方向片側のパネルを上記外枠の下枠に対してロックし且つ伸張することによって該ロックを解除可能とした折畳戸におけるロック装置であって,上記隣接するパネルにおける上吊側一方の縦框から上吊側他方の縦框の見付面に向けて突設した突出部材と,該上吊側他方の縦框の見付面に透設した突出部材進退用の受入開口と,該上吊側他方の縦框に内蔵して上記受入開口における突出部材進入の押圧係合によって該上吊側他方の縦框内で下向きに降下して上記外枠の下枠に対して下端を係合自在とし且つ上記受入開口における突出部材後退の係合解除によって上向きに上昇して上記下枠に対する係合を解除自在としたロック部材を備えてなることを特徴とする折畳戸のロック装置。
  2. 隣接するパネルの各両側端部に位置する上吊側と脱出側の縦框をその上吊側の縦框における表裏一方の見付面を相互に近接対向自在に直接又は連結枠を介して蛇腹状折畳み自在に順次一連に連結するとともにその上記上吊側の縦框又は連結枠を外枠の上下枠間に長手方向走行自在に上吊支持することによって蛇腹状折畳みパネルを有する折畳戸を形成し,該蛇腹状パネルにおける任意の隣接するパネルを折畳むことによってその幅方向片側のパネルを上記外枠の下枠に対してロックし且つ伸張することによって該ロックを解除可能とした折畳戸におけるロック装置であって,上記隣接するパネルにおける上吊側一方の縦框から上吊側他方の縦框の見付面に向けて突設した突出部材と,該上吊側他方の縦框の見付面に透設した突出部材進退用の受入開口と,該上吊側他方の縦框に内蔵して上記受入開口における突出部材進入の押圧係合によって該上吊側他方の縦框内で下向きに降下して上記外枠の下枠に対して下端を係合自在とし且つ上記受入開口における突出部材後退の係合解除によって上向きに上昇して上記下枠に対する係合を解除自在としたロック部材を備えてなることを特徴とする折畳戸のロック装置。
  3. 上記ロック部材押圧係合の突出部材進入を,隣接するパネルにおける上記上吊側の縦框の対向する見付面間距離の見付面近接方向圧縮によって行うとともにロック部材係合解除の突出部材後退を,該見付面間距離の見付面離隔方向拡大によって行ってなることを特徴とする請求項1又は2に記載の折畳戸のロック装置。
  4. 上記突出部材によるロック部材の押圧係合と係合解除を,上記突出部材の突出方向先端に押圧部を,上記ロック部材に上方から下方に向けて突出部材側に向けて下向き傾斜した傾斜部をそれぞれ配置し,上記突出部材の水平方向に向けた進退によってその押圧部をロック部材の傾斜部に対接摺動することによって行ってなることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の折畳戸のロック装置。
  5. 上記突出部材の係合解除によるロック部材の上向きの上昇を,該ロック部材を上記上吊側他方の縦框に上向きに付勢して内蔵することによりその上向きの付勢力によって行ってなることを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の折畳戸のロック装置。
  6. 上記ロック部材を,上記上吊側他方の縦框の内部に固定したスライドガイドと,該スライドガイドにスライド昇降自在に保持し且つこれらの間に介設したスプリングによって上方に付勢したロッドを備えて形成してなることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5に記載の折畳戸のロック装置。
  7. 上記ロッドを,突出部材押圧係合用の係合部材と,該係合部材の下方に下向きに付勢して設置し且つ下端にクッション材を有する下枠ロック部材を備えて形成してなることを特徴とする請求項6に記載の折畳戸のロック装置。
  8. 上記ロック部材による幅方向片側のパネルのロックを,上記下枠に代えて又は下枠とともに外枠の上枠に対して行ってなることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6又は7に記載の折畳戸のロック装置。
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