JP2009114722A - 水上構造物の修復補強構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗掘を受けた水上構造物の耐力を増強する水上構造物の補強構造を提供する。
【解決手段】先端12aが支持層7まで打ち込まれた複数の既設杭12の頭部12bに既設フーチング11が支持され、この既設フーチングの周囲の地盤8が水流の影響により洗掘9を受けた水上構造物の補強構造において、前記既設フーチング11の周囲の洗掘を受けた地盤8中に環状の地中壁20を設けると共に、既設フーチングの外周部に増しフーチング21を増設して、増しフーチングを環状の地中壁20の上端に一体に結合し、さらに、環状の地中壁の内側で、既設フーチング及び増しフーチングと洗掘を受けた地盤8との間の空間に軽量中詰め材22を充填した。
【選択図】図2

Description

本発明は、河川や海中に構築された橋脚等の水上構造物の補強構造に関する。
河川や海上に道路や鉄道等の橋脚を構築する場合、複数の杭を地下の支持層まで打ち込み、それら複数の杭の頭部にフーチングを構築し、フーチングの上部に橋脚を立設するのが一般的である。この場合、フーチングは水底地盤中に埋め込んである。
ところで、図13に示すように、経時的に水流による洗掘の作用を受けて、水底地盤8のレベルが低下してしまい、既設フーチング11が水底地盤8から露出した状態になることがある。図13において、10は橋脚、12は既設杭である。既設杭12は、先端12aが地下の支持層7まで打ち込まれており、頭部12bで既設フーチング11を支持している。既設橋脚10は、この既設フーチング11の上部に立設されている。
図13に示すように、既設フーチング11が水底地盤8から露出した状態になると、支持力不足となるので、その対策が必要となる。
従来の対策工法としては、図14に示すように、既設フーチング11の周囲の地盤8に環状の地中壁16を構築し、その地中壁16の上端と既設フーチング11との間を増設コンクリート17で埋めるようにした所謂「井筒工法」が知られている。
特開平9−143953号公報
しかし、前記従来の工法は、地中壁16で既設フーチング11の周囲を締め切っているので、再洗掘を防止できるものの、耐力増強の点で依然として不足するおそれがあった。
本発明は、上記事情を考慮し、水底地盤が洗掘を受けた際の対策として、より耐力増強を図り得る水上構造物の補強構造を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、先端が所定位置まで打ち込まれた複数の既設杭の頭部に既設フーチングが支持され、この既設フーチングの周囲の地盤が水流の影響により洗掘を受けた水上構造物の補強構造において、前記既設フーチングの周囲の洗掘を受けた地盤中に環状の地中壁を設けると共に、前記既設フーチングの外周部に増しフーチングを増設して、該増しフーチングを前記環状の地中壁の上端に一体に結合したことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の水上構造物の補強構造であって、前記環状の地中壁の内側で、前記既設フーチング及び増しフーチングと前記洗掘を受けた地盤との間の空間に、軽量中詰め材を充填したことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載の水上構造物の補強構造であって、前記環状の地中壁で囲まれた領域の少なくとも外周下端部の前記増しフーチングの真下の地盤中に、前記複数の既設杭の水平抵抗に有効な範囲を固化改良した地盤改良部を設けたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1記載の水上構造物の補強構造であって、前記環状の地中壁の内側の平面全領域における前記洗掘を受けた地盤の表層部にコンクリートスラブを打設・構築したことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1,2,3又は4記載の水上構造物の補強構造であって、前記環状の地中壁で囲まれた領域の少なくとも外周下端部の前記増しフーチングの真下の地盤中に、前記複数の既設杭の水平抵抗に有効な範囲を固化改良した地盤改良部を設け、前記環状の地中壁の内側の平面全領域における前記洗掘を受けた地盤の表層部にコンクリートスラブを打設・構築し、前記環状の地中壁の内側で、前記既設フーチング及び増しフーチングと前記コンクリートスラブとの間の空間に、軽量中詰め材を充填したことを特徴とする。
請求項6の発明は、先端が所定位置まで打ち込まれた複数の既設杭の頭部に既設フーチングが支持され、この既設フーチングの周囲の地盤が水流の影響により洗掘を受けた水上構造物の補強構造において、前記既設フーチングの周囲の洗掘を受けた地盤中に環状の地中壁を設けると共に、前記環状の地中壁の内側で前記既設杭の周囲の前記洗掘を受けた地盤中に、先端が所定位置まで達する増設杭を構築し、前記既設フーチングの外周部に増しフーチングを増設して、該増しフーチングを前記環状の地中壁の上端及び増設杭の頭部に一体に結合したことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6記載の水上構造物の補強構造であって、前記環状の地中壁の内側で、前記既設フーチング及び増しフーチングと前記洗掘を受けた地盤との間の空間に、軽量中詰め材を充填したことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項6記載の水上構造物の補強構造であって、前記環状の地中壁で囲まれた領域の少なくとも外周下端部の前記増しフーチングの真下の地盤中に、前記複数の既設杭の水平抵抗に有効な範囲を固化改良した地盤改良部を設けたことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項6記載の水上構造物の補強構造であって、前記環状の地中壁の内側の平面全領域における前記洗掘を受けた地盤の表層部にコンクリートスラブを打設・構築したことを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項6,7,8又は9記載の水上構造物の補強構造であって、前記環状の地中壁で囲まれた領域の少なくとも外周下端部の前記増しフーチングの真下の地盤中に、前記複数の既設杭の水平抵抗に有効な範囲を固化改良した地盤改良部を設け、前記環状の地中壁の内側の平面全領域における前記洗掘を受けた地盤の表層部にコンクリートスラブを打設・構築し、前記環状の地中壁の内側で、前記既設フーチング及び増しフーチングと前記コンクリートスラブとの間の空間に、軽量中詰め材を充填したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、既設フーチングの周囲の洗掘を受けた地盤中に環状の地中壁を設けると共に、既設フーチングの外周部に増しフーチングを増設し、増しフーチングを環状の地中壁の上端に一体に結合したので、簡単な構造でコストをかけずに耐力を増強することができる。また、地中壁と増しフーチングで既設フーチングを取り囲んでいるので、再洗掘を防止することができる。また、既設フーチング及び増しフーチングと設計地盤面との間を中空状態に残しておくことにより、慣性力の増加を抑えることができる。
請求項2の発明によれば、既設フーチングの周囲の洗掘を受けた地盤中に環状の地中壁を設けると共に、既設フーチングの外周部に増しフーチングを増設し、増しフーチングを環状の地中壁の上端に一体に結合した上、さらに、環状の地中壁の内側で、既設フーチング及び増しフーチングと洗掘を受けた地盤との間の空間に、軽量中詰め材を充填したので、慣性力の増加をできるだけ抑えながら、設計地盤面以上の地中壁の剛性アップを図ることができ、より耐力の増強を図ることができる。また、地中壁と増しフーチングで既設フーチングを取り囲んでいるので、再洗掘を防止することができる。
請求項3の発明によれば、既設フーチングの周囲の洗掘を受けた地盤中に環状の地中壁を設けると共に、既設フーチングの外周部に増しフーチングを増設し、増しフーチングを環状の地中壁の上端に一体に結合した上、さらに、環状の地中壁で囲まれた領域の少なくとも外周下端部の増しフーチングの真下の地盤中に、複数の既設杭の水平抵抗に有効な範囲を固化改良した地盤改良部を設けたので、地中壁の剛性アップを図ることができ、より耐力の増強を図ることができる。つまり、環状の地中壁の下端部は自由端であるが、地盤改良することにより固定端となり、地中壁の剛性を高めることができ、流木等に対する抵抗力を増大させることができる。また、既設杭を巻き込むように地盤改良を施せば、既設杭の剛性アップも図ることができる。また、地中壁と増しフーチングで既設フーチングを取り囲んでいるので、再洗掘を防止することができる。
請求項4の発明によれば、既設フーチングの周囲の洗掘を受けた地盤中に環状の地中壁を設けると共に、既設フーチングの外周部に増しフーチングを増設し、増しフーチングを環状の地中壁の上端に一体に結合した上、さらに、環状の地中壁の内側の平面全領域における洗掘を受けた地盤の表層部にコンクリートスラブを打設・構築したので、地中壁の剛性アップを図ることができ、より耐力の増強を図ることができる。また、地中壁と増しフーチングで既設フーチングを取り囲んでいるので、再洗掘を防止することができる。
請求項5の発明によれば、既設フーチングの周囲の洗掘を受けた地盤中に環状の地中壁を設けると共に、既設フーチングの外周部に増しフーチングを増設し、増しフーチングを環状の地中壁の上端に一体に結合した上、さらに、環状の地中壁で囲まれた領域の少なくとも外周下端部の増しフーチングの真下の地盤中に、複数の既設杭の水平抵抗に有効な範囲を固化改良した地盤改良部を設け、環状の地中壁の内側の平面全領域における洗掘を受けた地盤の表層部にコンクリートスラブを打設・構築し、環状の地中壁の内側で、既設フーチング及び増しフーチングとコンクリートスラブとの間の空間に軽量中詰め材を充填したので、地盤改良部を設けたこと、コンクリートスラブを設けたこと、軽量中詰め材を充填したことによる相乗効果を期待することができ、より耐力の増強を図ることができる。また、地中壁と増しフーチングで既設フーチングを取り囲んでいるので、再洗掘を防止することができる。
請求項6の発明によれば、既設フーチングの周囲の洗掘を受けた地盤中に環状の地中壁を設けると共に、環状の地中壁の内側で既設杭の周囲の洗掘を受けた地盤中に、先端が所定位置まで達する増設杭を構築し、既設フーチングの外周部に増しフーチングを増設して、増しフーチングを環状の地中壁の上端及び増設杭の頭部に一体に結合したので、より耐力の増強を図ることができる。また、地中壁と増しフーチングで既設フーチングを取り囲んでいるので、再洗掘を防止することができる。また、既設フーチング及び増しフーチングと設計地盤面との間を中空状態に残しておくことにより、慣性力の増加を抑えることができる。
請求項7の発明によれば、既設フーチングの周囲の洗掘を受けた地盤中に環状の地中壁を設けると共に、環状の地中壁の内側で既設杭の周囲の洗掘を受けた地盤中に、先端が所定位置まで達する増設杭を構築し、既設フーチングの外周部に増しフーチングを増設して、増しフーチングを環状の地中壁の上端及び増設杭の頭部に一体に結合した上、さらに、環状の地中壁の内側で、既設フーチング及び増しフーチングと洗掘を受けた地盤との間の空間に、軽量中詰め材を充填したので、慣性力の増加をできるだけ抑えながら、設計地盤面以上の地中壁の剛性アップを図ることができ、より耐力の増強を図ることができる。また、地中壁と増しフーチングで既設フーチングを取り囲んでいるので、再洗掘を防止することができる。
請求項8の発明によれば、既設フーチングの周囲の洗掘を受けた地盤中に環状の地中壁を設けると共に、環状の地中壁の内側で既設杭の周囲の洗掘を受けた地盤中に、先端が所定位置まで達する増設杭を構築し、既設フーチングの外周部に増しフーチングを増設して、増しフーチングを環状の地中壁の上端及び増設杭の頭部に一体に結合した上、さらに、環状の地中壁で囲まれた領域の少なくとも外周下端部の増しフーチングの真下の地盤中に、複数の既設杭の水平抵抗に有効な範囲を固化改良した地盤改良部を設けたので、地中壁の剛性アップを図ることができ、より耐力の増強を図ることができる。つまり、環状の地中壁の下端部は自由端であるが、地盤改良することにより固定端となり、地中壁や増設杭の剛性を高めることができ、流木等に対する抵抗力を増大させることができる。また、既設杭を巻き込むように地盤改良を施せば、既設杭の剛性アップも図ることができる。さらに、地中壁と増しフーチングで既設フーチングを取り囲んでいるので、再洗掘を防止することができる。
請求項9の発明によれば、既設フーチングの周囲の洗掘を受けた地盤中に環状の地中壁を設けると共に、環状の地中壁の内側で既設杭の周囲の洗掘を受けた地盤中に、先端が所定位置まで達する増設杭を構築し、既設フーチングの外周部に増しフーチングを増設して、増しフーチングを環状の地中壁の上端及び増設杭の頭部に一体に結合した上、さらに、環状の地中壁の内側の平面全領域における洗掘を受けた地盤の表層部にコンクリートスラブを打設・構築したので、地中壁の剛性アップを図ることができ、より耐力の増強を図ることができる。また、地中壁と増しフーチングで既設フーチングを取り囲んでいるので、再洗掘を防止することができる。
請求項10の発明によれば、既設フーチングの周囲の洗掘を受けた地盤中に環状の地中壁を設けると共に、環状の地中壁の内側で既設杭の周囲の洗掘を受けた地盤中に、先端が所定位置まで達する増設杭を構築し、既設フーチングの外周部に増しフーチングを増設して、増しフーチングを環状の地中壁の上端及び増設杭の頭部に一体に結合した上、さらに、環状の地中壁で囲まれた領域の少なくとも外周下端部の増しフーチングの真下の地盤中に、複数の既設杭の水平抵抗に有効な範囲を固化改良した地盤改良部を設け、環状の地中壁の内側の平面全領域における洗掘を受けた地盤の表層部にコンクリートスラブを打設・構築し、環状の地中壁の内側で、既設フーチング及び増しフーチングとコンクリートスラブとの間の空間に軽量中詰め材を充填したので、地盤改良部を設けたこと、コンクリートスラブを設けたこと、計量中詰め材を充填したことによる相乗効果を期待することができ、より耐力の増強を図ることができる。また、地中壁と増しフーチングで既設フーチングを取り囲んでいるので、再洗掘を防止することができる。
以下、本発明の各実施形態を図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態の水上構造物の補強構造を示す断面図である。
この第1実施形態の補強構造は、河川6を道路や鉄道が横断する部分に設けられた橋脚(水上構造物)10に適用されている。
補強する前の構造では、図13に示すように、地下の支持層7まで先端12aが到達する複数の既設杭12の頭部12bに既設フーチング11が支持され、この既設フーチング11の上部に既設橋脚10が立設されている。そして、既設フーチング11の周囲の地盤8が洗掘9を受けて河床低下を来しており、それにより、既設フーチング11が水底地盤8から露出してしまっている。
これを補強したのが、図1に示す実施形態の補強構造であり、この補強構造では、既設フーチング11の周囲の洗掘9を受けた地盤8中に環状の地中壁20を設けると共に、既設フーチング11の外周部に増しフーチング21を増設して、その増しフーチング21を環状の地中壁20の上端に一体に結合している。
ここで、環状の地中壁20は、例えば、四角筒状の鋼矢板壁で構成し、下端を複数の既設杭12の水平抵抗に有効な範囲の深度まで埋設してあり、この鋼矢板等による地中壁20の上端を含むように増しフーチング21を構築することで、増しフーチング21と地中壁20の上端とを所定手段により結合して一体化している。
この補強構造によれば、簡単な構造でコストをかけずに耐力を増強することができる。また、増しフーチング21と環状の地中壁20で既設フーチング11を取り囲んでいるので、再洗掘を防止することができる。また、既設フーチング11及び増しフーチング21と設計地盤8の表面との間を中空状態(水が自由に存在する状態)に残しておくことにより、慣性力の増加を抑えることができる。
<第2実施形態>
図2は第2実施形態の水上構造物の補強構造を示す断面図である。
この第2実施形態の補強構造は、第1実施形態における前記環状の地中壁20の内側で、既設フーチング11及び増しフーチング21と洗掘9を受けた地盤8との間の空間に軽量中詰め材22を充填したものであり、その他の構成は第1実施形態と同様である。
この補強構造によれば、既設フーチング11及び増しフーチング21と洗掘9を受けた地盤8との間の空間に軽量中詰め材22を充填しているので、慣性力の増加をできるだけ抑えながら、設計地盤面以上の地中壁の剛性アップを図ることができ、より耐力の増強を図ることができる。それ以外の作用効果は第1実施形態と同様である。
<第3実施形態>
図3は第3実施形態の水上構造物の補強構造を示す断面図、図4は図3のX−X矢視断面図である。
この第3実施形態の補強構造は、第1実施形態における前記環状の地中壁20で囲まれた領域の少なくとも外周下端部の増しフーチング21の真下の地盤8中に、複数の既設杭12の水平抵抗に有効な範囲を固化改良した地盤改良部25Aを設けたものであり、その他の構成は第1実施形態と同様である。
ここで、固化改良は、複数の既設杭12の水平抵抗に有効な範囲の深度まで所定の薬液または固化材を注入すること、または、攪拌混合することで行う。なお、地盤改良部25Aを設ける範囲は、深さ方向については、地中壁20の内側の全深度であっても、一部の深度であってもよい。また、水平方向については、地中壁20で囲まれた領域の外周部のみであっても、全領域であってもよい。
この補強構造によれば、環状の地中壁20の少なくとも下端部に地盤改良部25Aを設けたので、地中壁20の下端部を自由端から固定端とすることができる。従って、地中壁20の剛性を高めることができ、流木等に対する抵抗力を増大させることができる。また、既設杭12を囲繞するように地盤改良を施せば、既設杭12の剛性アップも図ることができる。それ以外の作用効果は第1実施形態と同様である。
<第4実施形態>
図5は第4実施形態の水上構造物の補強構造を示す断面図である。
この第4実施形態の補強構造は、第1実施形態における前記環状の地中壁20の内側の平面全領域における前記洗掘9を受けた地盤8の表層部にコンクリートスラブ25Bを打設・構築したものであり、その他の構成は第1実施形態と同様である。
コンクリートスラブ25Bは、図5に示すように、該当地盤面をスラブ25Bの厚み相当分だけ先に掘り下げておき、後でその掘り下げた厚み分だけを埋め戻すようにコンクリートを打設して構築してもよいし、該当地盤面の上に積み上げるように構築してもよい。
前者は、地中壁20の内外の地盤8のレベルを揃えることができるので、地中壁20にコンクリートスラブ25Bによる側方圧力がかからないようにすることができる。また、後者は、地盤8の表層部の掘り下げが不要であるから、作業負担を減らせる。
また、前者の地盤の掘り下げの代わりに、攪拌混合処理などにより地盤改良を施して、コンクリートスラブ25Bを構築することもできる。
この補強構造によれば、コンクリートスラブ25Bを設けたことにより、地中壁20の剛性を高めることができ、流木等に対する抵抗力を増大させることができる。それ以外の作用効果は第1実施形態と同様である。
<第5実施形態>
図6は第5実施形態の水上構造物の補強構造を示す断面図である。
この第5実施形態の補強構造は、第1〜第4実施形態の特徴を全て組み合わせたものである。即ち、第1実施形態における前記環状の地中壁20で囲まれた領域の少なくとも外周下端部の増しフーチング21の真下の地盤8中に、複数の既設杭12の水平抵抗に有効な範囲を固化改良した地盤改良部25Aを設け、環状の地中壁20の内側の平面全領域における洗掘9を受けた地盤8の表層部にコンクリートスラブ25Bを打設・構築し、環状の地中壁20の内側で、既設フーチング11及び増しフーチング21とコンクリートスラブ25Bとの間の空間に、軽量中詰め材22を充填している。その他の構成は第1実施形態と同様である。
この補強構造によれば、地盤改良部25Aを設けたこと、コンクリートスラブ25Bを設けたこと、軽量中詰め材を充填したことによる相乗効果を期待することができ、より耐力の増強を図ることができる。それ以外の作用効果は第1〜第4実施形態と同様である。
<第6実施形態>
図7は第6実施形態の水上構造物の補強構造を示す断面図である。
この第6実施形態の補強構造は、第1実施形態における前記環状の地中壁20の内側で、環状の地中壁20の内側で既設杭12の周囲の洗掘9を受けた地盤8中に、先端24aが所定位置(支持層7)まで達する増設杭24を構築し、既設フーチング11の外周部に増設した増しフーチング21を、環状の地中壁20の上端及び増設杭24の頭部24bに一体に結合したものであり、その他の構成は第1実施形態と同様である。
この補強構造によれば、既設杭12の周囲に増設杭24を設けているので、第1実施形態の構造より更に耐力を増強させることができる。それ以外の作用効果は第1実施形態と同様である。
<第7実施形態>
図8は第7実施形態の水上構造物の補強構造を示す断面図である。
この第7実施形態の補強構造は、第6実施形態における前記環状の地中壁20の内側で、既設フーチング11及び増しフーチング21と洗掘9を受けた地盤8との間の空間に軽量中詰め材22を充填したものであり、その他の構成は第6実施形態と同様である。
この補強構造によれば、既設フーチング11及び増しフーチング21と洗掘9を受けた地盤8との間の空間に軽量中詰め材22を充填しているので、慣性力の増加をできるだけ抑えながら、設計地盤面以上の地中壁の剛性アップを図ることができ、より耐力の増強を図ることができる。それ以外の作用効果は第6実施形態と同様である。
<第8実施形態>
図9は第8実施形態の水上構造物の補強構造を示す断面図、図10は図9のX−X矢視断面図である。
この第8実施形態の補強構造は、第6実施形態における前記環状の地中壁20で囲まれた領域の少なくとも外周下端部の増しフーチング21の真下の地盤8中に、複数の既設杭12及び増設杭24の水平抵抗に有効な範囲を固化改良した地盤改良部25Aを設けたものであり、その他の構成は第6実施形態と同様である。
ここで、固化改良は、複数の既設杭12の水平抵抗に有効な範囲の深度まで所定の薬液または固化材を注入すること、または、攪拌混合することで行う。なお、地盤改良部25Aを設ける範囲は、深さ方向については、地中壁20の内側の全深度であっても、一部の深度であってもよい。また、水平方向については、地中壁20で囲まれた領域の外周部のみであっても、全領域であってもよい。
この補強構造によれば、環状の地中壁20の少なくとも下端部に地盤改良部25Aを設けたので、地中壁20の下端部及び増設杭24の下端部を自由端から固定端とすることができる。従って、地中壁20及び増設杭24の剛性を高めることができ、流木等に対する抵抗力を増大させることができる。また、既設杭12を囲繞するように地盤改良を施せば、既設杭12の剛性アップも図ることができる。それ以外の作用効果は第6実施形態と同様である。
<第9実施形態>
図11は第9実施形態の水上構造物の補強構造を示す断面図である。
この第9実施形態の補強構造は、第6実施形態における前記環状の地中壁20の内側の平面全領域における前記洗掘9を受けた地盤8の表層部にコンクリートスラブ25Bを打設・構築したものであり、その他の構成は第6実施形態と同様である。
コンクリートスラブ25Bは、図11に示すように、該当地盤面をスラブ25Bの厚み相当分だけ先に掘り下げておき、後でその掘り下げた厚み分だけを埋め戻すようにコンクリートを打設して構築してもよいし、該当地盤面の上に積み上げるように構築してもよい。
前者は、地中壁20の内外の地盤8のレベルを揃えることができるので、地中壁20にコンクリートスラブ25Bによる側方圧力がかからないようにすることができる。また、後者は、地盤8の表層部の掘り下げが不要であるから、作業負担を減らせる。
また、前者の地盤の掘り下げの代わりに、攪拌混合処理により地盤改良を施して、コンクリートスラブ25Bを構築することもできる。
この補強構造によれば、コンクリートスラブ25Bを設けたことにより、地中壁20の剛性を高めることができ、流木等に対する抵抗力を増大させることができる。それ以外の作用効果は第6実施形態と同様である。
<第10実施形態>
図12は第10実施形態の水上構造物の補強構造を示す断面図である。
この第10実施形態の補強構造は、第6〜第9実施形態の特徴を全て組み合わせたものであり、その他の構成は第6実施形態と同様である。即ち、第6実施形態における前記環状の地中壁20で囲まれた領域の少なくとも外周下端部の増しフーチング21の真下の地盤8中に、複数の既設杭12の水平抵抗に有効な範囲を固化改良した地盤改良部25Aを設け、環状の地中壁20の内側の平面全領域における洗掘9を受けた地盤8の表層部にコンクリートスラブ25Bを打設・構築し、環状の地中壁20の内側で、既設フーチング11及び増しフーチング21とコンクリートスラブ25Bとの間の空間に、軽量中詰め材22を充填している。
この補強構造によれば、地盤改良部25Aを設けたこと、コンクリートスラブ25Bを設けたこと、軽量中詰め材を充填したことによる相乗効果を期待することができ、より耐力の増強を図ることができる。それ以外の作用効果は第6〜第9実施形態と同様である。
本発明の第1実施形態の水上構造物の補強構造を示す断面図である。 本発明の第2実施形態の水上構造物の補強構造を示す断面図である。 本発明の第3実施形態の水上構造物の補強構造を示す断面図 図3のX−X矢視断面図である。 本発明の第4実施形態の水上構造物の補強構造を示す断面図である。 本発明の第5実施形態の水上構造物の補強構造を示す断面図である。 本発明の第6実施形態の水上構造物の補強構造を示す断面図である。 本発明の第7実施形態の水上構造物の補強構造を示す断面図である。 本発明の第8実施形態の水上構造物の補強構造を示す断面図 図9のX−X矢視断面図である。 本発明の第9実施形態の水上構造物の補強構造を示す断面図である。 本発明の第10実施形態の水上構造物の補強構造を示す断面図である。 従来の水上構造物に修復すべき問題が発生した状態を示す断面図である。 従来の対策工法の概要を示す断面図である。
符号の説明
6 河川
7 支持層(所定位置)
8 水底地盤
10 既設橋脚
11 既設フーチング
12 既設杭
12a 先端
12b 頭部
20 地中壁
21 増しフーチング
22 軽量中詰め材
24 増設杭
24a 先端
24b 頭部
25A 地盤改良部
25B コンクリートスラブ

Claims (10)

  1. 先端が所定位置まで打ち込まれた複数の既設杭の頭部に既設フーチングが支持され、この既設フーチングの周囲の地盤が水流の影響により洗掘を受けた水上構造物の補強構造において、
    前記既設フーチングの周囲の洗掘を受けた地盤中に環状の地中壁を設けると共に、前記既設フーチングの外周部に増しフーチングを増設して、該増しフーチングを前記環状の地中壁の上端に一体に結合したことを特徴とする水上構造物の補強構造。
  2. 請求項1記載の水上構造物の補強構造であって、
    前記環状の地中壁の内側で、前記既設フーチング及び増しフーチングと前記洗掘を受けた地盤との間の空間に、軽量中詰め材を充填したことを特徴とする水上構造物の補強構造。
  3. 請求項1記載の水上構造物の補強構造であって、
    前記環状の地中壁で囲まれた領域の少なくとも外周下端部の前記増しフーチングの真下の地盤中に、前記複数の既設杭の水平抵抗に有効な範囲を固化改良した地盤改良部を設けたことを特徴とする水上構造物の補強構造。
  4. 請求項1記載の水上構造物の補強構造であって、
    前記環状の地中壁の内側の平面全領域における前記洗掘を受けた地盤の表層部にコンクリートスラブを打設・構築したことを特徴とする水上構造物の補強構造。
  5. 請求項1,2,3又は4記載の水上構造物の補強構造であって、
    前記環状の地中壁で囲まれた領域の少なくとも外周下端部の前記増しフーチングの真下の地盤中に、前記複数の既設杭の水平抵抗に有効な範囲を固化改良した地盤改良部を設け、前記環状の地中壁の内側の平面全領域における前記洗掘を受けた地盤の表層部にコンクリートスラブを打設・構築し、前記環状の地中壁の内側で、前記既設フーチング及び増しフーチングと前記コンクリートスラブとの間の空間に、軽量中詰め材を充填したことを特徴とする水上構造物の補強構造。
  6. 先端が所定位置まで打ち込まれた複数の既設杭の頭部に既設フーチングが支持され、この既設フーチングの周囲の地盤が水流の影響により洗掘を受けた水上構造物の補強構造において、
    前記既設フーチングの周囲の洗掘を受けた地盤中に環状の地中壁を設けると共に、
    前記環状の地中壁の内側で前記既設杭の周囲の前記洗掘を受けた地盤中に、先端が所定位置まで達する増設杭を構築し、
    前記既設フーチングの外周部に増しフーチングを増設して、該増しフーチングを前記環状の地中壁の上端及び増設杭の頭部に一体に結合したことを特徴とする水上構造物の補強構造。
  7. 請求項6記載の水上構造物の補強構造であって、
    前記環状の地中壁の内側で、前記既設フーチング及び増しフーチングと前記洗掘を受けた地盤との間の空間に、軽量中詰め材を充填したことを特徴とする水上構造物の補強構造。
  8. 請求項6記載の水上構造物の補強構造であって、
    前記環状の地中壁で囲まれた領域の少なくとも外周下端部の前記増しフーチングの真下の地盤中に、前記複数の既設杭の水平抵抗に有効な範囲を固化改良した地盤改良部を設けたことを特徴とする水上構造物の補強構造。
  9. 請求項6記載の水上構造物の補強構造であって、
    前記環状の地中壁の内側の平面全領域における前記洗掘を受けた地盤の表層部にコンクリートスラブを打設・構築したことを特徴とする水上構造物の補強構造。
  10. 請求項6,7,8又は9記載の水上構造物の補強構造であって、
    前記環状の地中壁で囲まれた領域の少なくとも外周下端部の前記増しフーチングの真下の地盤中に、前記複数の既設杭の水平抵抗に有効な範囲を固化改良した地盤改良部を設け、前記環状の地中壁の内側の平面全領域における前記洗掘を受けた地盤の表層部にコンクリートスラブを打設・構築し、前記環状の地中壁の内側で、前記既設フーチング及び増しフーチングと前記コンクリートスラブとの間の空間に、軽量中詰め材を充填したことを特徴とする水上構造物の補強構造。
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