JP2009112470A - テーブル - Google Patents

テーブル Download PDF

Info

Publication number
JP2009112470A
JP2009112470A JP2007287881A JP2007287881A JP2009112470A JP 2009112470 A JP2009112470 A JP 2009112470A JP 2007287881 A JP2007287881 A JP 2007287881A JP 2007287881 A JP2007287881 A JP 2007287881A JP 2009112470 A JP2009112470 A JP 2009112470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
top plate
pair
length direction
supported
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007287881A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5186181B2 (ja
Inventor
Takanari Negoro
貴成 根来
Hiroichi Kitagawa
博一 北川
Kunihide Oshinomi
邦英 押野見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2007287881A priority Critical patent/JP5186181B2/ja
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to CA2704840A priority patent/CA2704840A1/en
Priority to EP08846744A priority patent/EP2210522A4/en
Priority to US12/740,804 priority patent/US20100242808A1/en
Priority to KR1020107012429A priority patent/KR20100102602A/ko
Priority to PCT/JP2008/070112 priority patent/WO2009060853A1/ja
Priority to CN200880113372.8A priority patent/CN101835404B/zh
Publication of JP2009112470A publication Critical patent/JP2009112470A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5186181B2 publication Critical patent/JP5186181B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】支持体の間隔が大きくなって梁体の重量が増大としたとしても、支持体に対して容易に梁体を組み付けることが可能であるとともに、組立後には梁体が確実に支持体に支持、固定された状態とすることができるテーブルを提供する。
【解決手段】テーブル1は、天板10と、天板10を支持、固定する一対の梁体20と、長さ方向Xに複数配設されて梁体20を支持、固定する支持体30とを備え、支持体30のそれぞれは、一対の梁体20のそれぞれと対応するように上部に略水平な第一の載置面34A、34Bと、幅方向Xに続いて傾斜して形成された第二の載置面35A、35Bとを有し、梁体20のそれぞれは、天板10が固定される天板支持面21と、長さ方向Xの支持体30に支持される範囲で、第一の載置面に当接支持される第一の底面23と、続いて傾斜して形成されて第二の載置面に当接支持される第二の底面24とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、オフィスなどの執務空間や応接室において使用されるテーブルに関する。
オフィスなどの執務空間や応接室において使用されるテーブルの構造としては、複数の支持体上に天板を固定し、天板の剛性によって、天板の自重並びに載荷重を撓まないように支持する構造のものがある(例えば、特許文献1参照)。また、複数の支持体上に梁体を掛け渡して梁体上に天板を固定することで、梁体の剛性、または、梁体及び天板の剛性によって、天板の自重及び載荷重を撓まないように支持する構造のものがある(例えば、特許文献2参照)。
また、近年、上記のようなテーブルでは、使用性及びデザイン性から、必要な剛性を確保した上で、支持体の設置本数や部材寸法を最小限とすることが望まれている。
特開2003−204827号公報 特開2000−279247号公報
ところで、オフィスなどの執務空間や応接室において使用されるテーブルでは、会議などで多人数が同時に使用するために、一方向に細長い天板を使用したものを求められる場合がある。しかしながら、細長の天板を使用しつつ、支持体の設置本数を最小限にしようとすると、特許文献1のように天板自身の剛性で自重及び載荷重を支持するものでは、天板が非常に厚くなり、重くなってしまう。このため、テーブルの全体重量が増大してしまうとともに、天板を組み立てる際の組立性が低下してしまう問題があった。
また、特許文献2のようなテーブルでは、天板の厚さを最小限とすることができ、全体重量としては特許文献1のテーブルと比較して軽量とすることができるが、支持体の間隔が大きくなるのに伴って梁体の重量が増大してしまう。このため、梁体を持ち上げて、支持体上において所定の固定位置に設置するのが困難となり、梁体の組立性が低下してしまう問題があった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、支持体の間隔が大きくなって梁体の重量が増大としたとしても、支持体に対して容易に梁体を組み付けることが可能であるとともに、組立後には梁体が確実に支持体に支持、固定された状態とすることができるテーブルを提供するものである。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明のテーブルは、略板状の天板と、該天板の下面に並べて配設されて該天板を支持、固定する一対の梁体と、一対の該梁体の長さ方向に複数配設されて該梁体を支持、固定する支持体とを備え、該支持体のそれぞれは、一対の前記梁体のそれぞれと対応するように、上部に略水平な一対の第一の載置面と、該第一の載置面のそれぞれから前記梁体の幅方向に続いて傾斜して形成された一対の第二の載置面とを有し、一対の前記梁体のそれぞれは、前記天板が固定される天板支持面を有するとともに、前記長さ方向の少なくとも前記支持体に支持される範囲で、前記第一の載置面に当接支持される第一の底面と、該第一の底面から続いて傾斜して形成されて前記第二の載置面に当接支持される第二の底面とを有することを特徴としている。
この発明に係るテーブルによれば、一対の梁体のそれぞれは、第一の底面が略水平面である第一の載置面に当接支持され、また、第二の底面が傾斜面である第二の載置面に当接支持されていることで、支持体に確実に支持、固定された状態となる。そして、天板は、支持体に支持された一対の梁体の各天板支持面に支持、固定されていることで、支持体の間隔が大きくなったとしても、天板を、厚さを最小限としつつ梁体によって撓まないように確実に支持した構造とすることができる。
ここで、支持体、梁体及び天板を組み立てる際には、以下のように行う。すなわち、複数の支持体を所定の間隔で並べて配置する。次に、支持体を並べた方向に沿って支持体の近傍に配置した梁体を持ち上げて、支持体の上方まで移動させる。次に、作業者は、当該梁体を持ち上げた状態で支持体との相対的位置を概略位置合わせてした後に、梁体を降下させる。ここで、支持体が傾斜面である第二の載置面を有しているとともに、梁体が対応する第二の底面を有している。このため、支持体に対して梁体の幅方向の位置が多少異なっていたとしても、支持体の第二の載置面に第二の底面で当接した梁体は、自重により第二の載置面の傾斜に沿って下降することとなり、作業者が微調整することなく支持体上部の所定の固定位置まで案内されることとなる。そして、梁体が所定の固定位置まで案内されると、自らの第一の底面も、支持体の略水平面である第一の載置面と当接することとなり、これにより梁体は支持体上部の所定の固定位置に正確に位置決めされ、確実に支持された状態となる。そして、梁体を支持体に確実に固定した後に、梁体の天板支持面に天板を載置し、固定することで、支持体、梁体及び天板は一体的に組み立てられた状態となる。
また、上記のテーブルにおいて、前記支持体は、前記第二の載置面のそれぞれが、傾斜上端で、対応する前記第一の載置面に続いているとともに、一対の前記梁体のそれぞれと対応するように、前記第二の載置面のそれぞれの傾斜下端から続く略水平な一対の第三の載置面をさらに有し、一対の前記梁体のそれぞれは、該第三の載置面に当接支持される第三の底面を有することがより好ましいとされている。
この発明に係るテーブルによれば、梁体のそれぞれは、支持体において、傾斜面である第二の載置面に当接支持されるとともに、傾斜上端及び下端の両側で、略水平面である第一の載置面及び第三の載置面で当接支持されるので、支持体によって梁体をより安定的に支持することができる。また、支持体に梁体を組み付ける際にも、傾斜面である第二の載置面を下降するように案内される梁体は、固定位置において、第一の底面が略水平面である第一の載置面に当接するとともに、第三の底面も他の略水平面である第三の載置面に当接することで、より確実に位置決めすることができる。
また、上記のテーブルにおいて、前記支持体の上部で、それぞれの前記第二の載置面よりも傾斜下端側には、対応する前記梁体を前記幅方向に係止する係止片が設けられていることがより好ましいとされている。
この発明に係るテーブルによれば、支持体に梁体を組み付ける際に、傾斜面である第二の載置面を下降するように案内される梁体は、固定位置において、第一の底面が略水平面である第一の載置面に当接するとともに、係止片によって幅方向に係止されることで、より確実に位置決めすることができる。
また、上記のテーブルにおいて、一対の前記梁体のそれぞれは、前記第一の底面と前記第一の載置面とが当接する範囲と、前記第二の底面と前記二の載置面とが当接する範囲とのそれぞれで前記支持体に固着されていることがより好ましいとされている。
この発明に係るテーブルによれば、梁体は、第一の底面の範囲と第二の底面の範囲とのそれぞれで支持体の第一の載置面及び第二の載置面のそれぞれに固着されていることで、梁体と支持体との連結をより強固なものとすることができる。
また、上記のテーブルにおいて、前記支持体の上部には、一対の前記第二の載置面が前記幅方向に沿って傾斜の向きを互いに異なるものとして形成されていることがより好ましいとされている。
この発明に係るテーブルによれば、梁体が傾斜面である第二の載置面を利用して支持されることによって支持体には水平力が作用することとなるが、一対の梁体のそれぞれと対応する一対の第二の載置面が幅方向に沿って傾斜の向きが互いに異なことで、それぞれの梁体によって支持体に作用する水平力は打ち消しあうこととなる。このため、支持体によってより安定的に梁体及び天板を支持することができる。
さらに、上記のテーブルにおいて、前記支持体の上部は、一対の前記第二の載置面がそれぞれ外側から内側に向かって下るように傾斜して、凹状に形成されていることがより好ましいとされている。
この発明に係るテーブルによれば、一対の梁体を支持体に組み付ける場合、まず、梁体のそれぞれを、支持体の両外側から持ち上げて幅方向内側へ向かって移動させる。そして、対応する第二の載置面上に載置することで、そのまま第二の載置面の傾斜に沿って幅方向内側に向かって下降するようにして所定の固定位置まで案内されることとなる。このため、より容易に支持体に梁体を組み付けることができる。
また、上記のテーブルにおいて、前記梁体は、前記第二の底面を含む傾斜面を前記長さ方向に連続して有していることがより好ましいとされている。
この発明に係るテーブルによれば、梁体の傾斜面が支持体の第二の載置面と対応して外側から内側に向かって下るようにして傾斜した第二の底面を含むようにして、長さ方向に連続している。このため、梁体の上部において、天板支持面によって天板を幅方向のより広い範囲で確実に支持することができるとともに、着席した使用者の足が天板の下方に配置されたとしても梁体が支障となってしまうことが無い。
また、上記のテーブルにおいて、複数の前記支持体の内、前記長さ方向の最も外側に位置する前記支持体は、前記天板の前記長さ方向の縁端よりも内側に配設されているとともに、前記梁体は、当該支持体よりも前記長さ方向外側に張り出すように延設され、端部が前記天板支持面から長さ方向内側に向かうように傾斜して形成されていることがより好ましいとされている。
この発明に係るテーブルによれば、支持体が長さ方向において天板の縁端よりも内側に配設されているとともに、梁体が支持体よりも長さ方向外側に張り出すように延設されていることで、天板を長さ方向に確実に支持することができる。一方、上記のように支持体が内側に配設されているとともに、張り出した梁体も端部が天板支持面から長さ方向内側に向かうようにして傾斜していることで、長さ方向端部に使用者が着席したとしても、支持体及び梁体が支障となってしまうことが無い。
また、上記のテーブルにおいて、前記梁体のそれぞれは、前記幅方向外側の縁端が前記支持体の前記幅方向側部と略一致するようにして延設されていることがより好ましいとされている。
この発明に係るテーブルによれば、梁体は、幅方向において縁端が支持体の端部と略一致するように延設されているので、天板を幅方向のより広い範囲にわたって支持することができ、これにより天板の撓みをより有効に防止することできる。
また、上記のテーブルにおいて、一対の前記梁体の間には、通線空間が形成されているとともに、前記天板には、該天板上方と前記通線空間とを連通する配線挿通孔が形成されていることがより好ましいとされている。
この発明に係るテーブルによれば、天板上で使用する電気機器の配線について、配線挿通孔から梁体間の通線空間に連絡させて、天板によって塞がれた通線空間内を長さ方向に沿って配設することができる。このため、天板上で自由に電子機器を利用しつつ、その配線を隠すことができ、使用時において天板上の体裁を良好なものとすることができる。
本発明のテーブルによれば、一対の第一の載置面及び一対の第二の載置面を有する支持体と、第一の底面及び第二の底面を有する一対の梁体とを備えていることで、支持体の間隔が大きくなって梁体の重量が増大としたとしても、支持体に対して容易に梁体を組み付けることが可能である。また、組立後には梁体が確実に支持体に支持、固定された状態とすることができる
図1から図7は、この発明に係る実施形態を示している。図1及び図2に示すように、本実施形態のテーブル1は、略板状の天板10と、天板10を支持、固定する一対の梁体20と、床面F上に立設されて梁体20を支持、固定する支持体30とを備え、全体として一方向に細長く形成されている。
支持体30は、梁体20の長さ方向X両側に二つ配設されていて、長さ方向Xと直交する幅方向Yに幅広に形成され、幅方向Yに並べられた一対の梁体20を支持している。支持体30は、略箱状の本体部31と、床面F上に載置されて本体部31を支持する支持板32とを有する。そして、本体部31と支持板32との間には、複数のアジャスター33が設けられていて、これにより床面Fの傾斜に対して本体部31の高さ及び水平度を調整することが可能となっている。
本体部31の側部を構成する側板31aは、着脱可能となっている。また、本体部31の上部には、一対の梁体20のそれぞれと対応して、幅方向Y外側から内側に向かって順に、略水平な一対の第一の載置面34A、34Bと、第一の載置面34A、34Bのそれぞれから下るように傾斜した一対の第二の載置面35A、35Bと、第二の載置面35A、35Bのそれぞれの傾斜下端から続いた略水平な一対の第三の載置面36A、36Bとが形成されている。一対の梁体20のそれぞれと対応する第三の載置面36A、36Bは連続した平面部31bを形成していて、本体部31の上部は、全体として凹状に形成されている。また、各第二の載置面35A、35Bよりも傾斜下端側となる各第三の載置面36A、36B上には、それぞれと対応する梁体20を幅方向Yに係止する係止片37が突出している。また、本体部31には、幅方向Y中央に上下方向Zに延び、一対の第三の載置面36A、36Bの間に開口する連絡溝31cが形成されていて、後述するように天板10上に配置される電気機器からの配線を床面Fまで配設可能となっている。
図3に示すように、一対の梁体20は、それぞれ、幅方向Y外側となる縁端20aが支持体30の側部と略一致するように、また、図1及び図2に示すように、長さ方向Xの端部20bが支持体30よりも外側に張り出すようにして延設され、支持体30に支持されている。梁体20は、それぞれ、天板10が載置される上面となる天板支持面21と、幅方向Y外側から内側に向かって傾斜した下面となる傾斜面22が長さ方向Xに連続して形成されていて、断面略三角形状に形成されている。また、梁体20の長さ方向Xの端部20bは、天板支持面21から長さ方向X内側に向かうようにして傾斜して形成されていて、エンドカバー20cによって覆われている。そして、梁体20は、重量を抑えつつ剛性を高めるために内部が空洞となっており、内部中央には剛性をさらに高めるために補強板20dが上下方向Zに沿って設けられている。また、図2及び図4に示すように、本実施形態では、各梁体20は、支持体30間のスパン長をより長くするために、二つの梁部材20eを断面略C形の第一のジョイント部材20f及び断面くの字形の第二のジョイント部材20gによって長さ方向Xに連結して構成している。
また、図3に示すように、一対の梁体20は、それぞれ、幅方向Y外側から内側に向かって順に、支持体30の第一の載置面34A、34Bと対応する略水平な第一の底面23と、第二の載置面35A、35Bと対応して第一の底面23から続いて傾斜して形成された第二の底面24と、第三の載置面36A、36Bと対応して第二の底面24から続く略水平な第三の底面25とを有する。ここで、第二の底面24は、傾斜面22の一部として形成されている。そして、各梁体20は、第一の底面23が第一の載置面34A、34Bに、第二の底面24が第二の載置面35A、35Bに、第三の底面25が第三の載置面36A、36Bに当接していることで、支持体30に支持されている。
さらに、一対の梁体20は、それぞれ下部において、幅方向Y内側に突出する被係止端26が設けられていて、支持体30の係止片37に当接して幅方向Yに係止されている。また、第一の底面23及び第二の底面24には、それぞれネジ穴28が形成されている。一方、支持体30の上部において、第一の載置面34A、34B及び第二の載置面35A、35Bには、各ネジ穴28と対応して本体部31の内部まで連通する挿通孔38が形成されている。そして、本体部31の内部から挿通孔38に挿通されてネジ穴28に螺合された梁固定ボルト40によって、各梁体20は、第一の載置面34A、34B及び第二の載置面35A、35Bで支持体30に固着されている。
また、図1に示すように、天板10は、本実施形態では、長さ方向Xに二分割、幅方向Yに二分割、全体として四分割された板部材11によって構成されている。そして、図3に示すように、天板10を構成する各板部材11は、下面が各天板支持面21に当接することで各梁体20に支持された状態となっている。また、図4に示すように、各板部材11の下面には、長さ方向Xの複数箇所にネジ穴12が形成されている。一方、梁体20には、長さ方向Xの複数箇所に上下方向Zに連通する挿通孔29が形成されている。そして、下側から挿通孔29に挿通された天板固定ボルト41が板部材11のネジ穴12に螺合されていることで、天板10を構成する各板部材11は梁体20に固着されている。
ここで、各板部材11の下面には、第一の被係止片13及び第二の被係止片14が取り付けられている。第一の被係止片13及び第二の被係止片14は、それぞれ幅方向Y内側に向かって突出している。また、各梁体20の天板支持面21には、第一の被係止片13及び第二の被係止片14とそれぞれ対応するように、長さ方向Xに延びる第一の係止溝21a及び第二の係止溝21bが形成されている。第一の係止溝21a及び第二の係止溝21bには、幅方向Y内側側縁から外側に向かって突出する係止縁部21c、21dがそれぞれ設けられている。そして、天板10を構成する各板部材11が梁体20に支持された状態では、第一の被係止片13及び第二の被係止片14は、それぞれ、対応する第一の係止溝21a及び第二の係止溝21bに挿入されることで各係止縁部21c、21dに係合されており、これにより天板固定ボルト41による固定と併せて各板部材11を梁体20に確実に固定した状態としている。
また、板部材11には、幅方向Y内側となる位置にそれぞれ切欠き11aが形成されている。そして、各板部材11を梁体20上に固定して組み合わせた状態において、天板10には、切欠き11aによって幅方向Y中央に上下に連通して長さ方向Xに延びる配線連通孔10aが形成されている。配線連通孔10aは、通常時においては、天板蓋10bによって閉塞されている。一対の梁体20の互いに対向する面には、蓋取付用溝20hが長さ方向Xに延びるように形成されている。そして、この蓋取付用溝20hには、上方へ延びる支持部材15が係止されており、天板蓋10bは、支持部材15によって支持されて、配線連通孔10aを閉塞している。天板蓋10bは、支持部材15に対して着脱可能であり、取り外すことで、天板10上で使用する電気機器の配線を、配線連通孔10aを介して一対の梁体20間を通線空間43として配設することが可能となっている。通線空間43の底部は、一対の梁体20間に係合された底板43aで閉塞されており、この底板43a上に配線を配置することが可能である。通線空間43に配設された電気機器の配線は、さらに梁体20と支持体30とが固定された位置で、上記の連絡溝31cを介して床面Fの電源等と接続可能となっている。
以上のようなテーブル1では、天板10は、支持体30に支持された一対の梁体20の天板支持面21に支持、固定されていることで、支持体30の間隔が大きくなったとしても、天板10を、厚さを最小限としつつ梁体20によって撓まないように確実に支持した構造とすることができる。また、梁体20は傾斜面22を有していて、天板10を支持する天板支持面21の幅方向Yの寸法を大きく確保することができる。さらに、梁体20は、縁端20aを支持体30の側部と略一致するようにして配設されている。このため、天板10を幅方向Yのより広い範囲で確実に支持することができ、天板10の幅方向Yの撓みをより有効に防止することができる。一方、各梁体20は、傾斜面22が幅方向Y外側で長さ方向Xに連続して形成されていることから、長さ方向Xに沿って使用者が着席して足が天板10の下方に配置されたとしても梁体20が支障となってしまうことが無い。
同様に、梁体20は、支持体30よりも長さ方向X外側に張り出すように延設されていて端部20bが傾斜している。このため、長さ方向Xにも天板10をより広い範囲で確実に支持し、天板10の長さ方向Xの撓みを有効に防止するとともに、幅方向Yに沿って使用者が着席して足が天板10の下方に配置されたとしても梁体20及び支持体30が支障となってしまうことが無い。
また、天板10を支持する梁体20は、傾斜面である第二の載置面35A、35Bとともに、略水平面である第一の載置面34A、34B及び第三の載置面36A、36Bによって支持されていることで、確実に支持された状態となっている。特に、本実施形態では、傾斜面である第二の載置面35A、35Bの傾斜上端及び下端の両側に略水平面を有して支持していることでより安定的に支持することができる。さらに、一対の梁体20のそれぞれと対応する第二の載置面35A、35Bは、幅方向Y外側から内側へと傾斜しており、傾斜の向きが互いに異なるように設定されている。このため、傾斜面である第二の載置面35A、35Bによって梁体20を支持することで、支持体30には水平力が作用することとなるが、それぞれの梁体20によって作用する水平力が打ち消しあうこととなるので、支持体30によってより安定的に梁体20を支持することができる。そして、固定する手段である梁固定ボルト40によって第一の載置面34A、34B及び第二の載置面35A、35Bと、異なる二つの載置面で固定することで、支持体30に対して梁体20をより強固に固定することができる。
次に、本実施形態のテーブル1の組み立て手順について説明する。まず、図5に示すように、テーブル1を設置する床面F上において、支持体30を所定の間隔で並べて配置する。この際、アジャスター33を調整することで、二つの支持体30の高さ及び水平度を調整しておく。
次に、図6及び図7に示すように、支持体30を並べた方向に沿って支持体30の近傍で梁体20を組み立てる。次に、組み立てた梁体20を持ち上げて、幅方向Y外側から内側へ移動させることで、支持体30の上方に配置させる。そして、当該梁体20を持ち上げた状態で支持体30との相対的位置を概略位置合わせてした後に、梁体20を降下させる。ここで、支持体30が傾斜面である第二の載置面35A、35Bを有しているとともに、梁体20が第二の載置面35A、35Bと対応して傾斜面である第二の底面24を有している。このため、支持体30に対して梁体20の幅方向Yの位置が異なっていたとしても、支持体30の第二の載置面35A、35Bに第二の底面24で当接した梁体20は、そのまま自重により第二の載置面35A、35Bの傾斜に沿って下降することとなり、組み立てを行う作業者が微調整することなく支持体30上部の所定の固定位置まで案内されることとなる。この際、作業者が梁体20を持ち上げて移動させる方向と、各第二の載置面35A、35Bの傾斜が下っていく向きが幅方向Y外側から内側で一致しているので、作業者が持ち上げた梁体20の移動方向を変えることなく所定の固定位置まで案内されることとなり、より容易に支持体30に梁体20を組み付けることができる。
そして、梁体20が所定の固定位置まで案内されると、自らの第一の底面23と支持体30の略水平面である第一の載置面34A、34Bとが当接することとなり、梁体20は支持体30上部の所定の固定位置に正確に位置決めされ、確実に支持された状態となる。特に、本実施形態では、第三の底面25も略水平面である第三の載置面36A、36Bに当接することとなり、さらに、自らの被係止端26が支持体30の係止片37に幅方向Yに係止されることとなり、より確実に位置決めされ支持された状態とすることができる。次に、支持体30の本体部31の側板31aを取り外し、梁固定ボルト40を、本体部31の内部から、挿通孔38に挿通させて、梁体20のネジ穴28に螺合させ、これにより梁体20は支持体30に固定された状態となる。また、一対の梁体20が固定された状態でそれぞれに底板43aを係合させることで、通線空間43となる底部を閉塞させる。
次に、図3及び図4に示すように、天板10を取り付ける。まず、天板10を構成する各板部材11の下面に、それぞれ、第一の被係止片13及び第二の被係止片14を取り付ける。次に、各板部材11を梁体20に載置する。この際、各板部材11は、所定の位置よりも若干幅方向Y外側に配置しおく。そして、各板部材11について、幅方向Y外側から内側に向かってスライドさせることで、第一の被係止片13及び第二の被係止片14が対応する第一の係止溝21a及び第二の係止溝21bに没入し、係止縁部21c、21dに係止された状態となり、これにより板部材11は、上下方向Z及び幅方向Yに確実に位置決めされた状態となる。そして、梁体20の下側から挿通孔29に天板固定ボルト41を挿通させてネジ穴12に螺合させることで、天板10は梁体20に固定されることとなり、支持体30、梁体20及び天板10は、図1及び図2に示すような状態で一体的に組み立てられた状態となる。最後に、梁体20の蓋取付用溝20hに支持部材15を係合させ、支持部材15に天板蓋10bを取り付けることで、天板10の配線連通孔10aが閉塞されて、組立て完了となる。
以上のように、本実施形態のテーブル1では、上記のような支持体30、梁体20及び天板10を備えていることで、支持体30の間隔が大きくなって梁体20の重量が増大としたとしても、支持体30に対して容易に梁体20を組み付けることが可能であり、組立後には梁体20が確実に支持体30に支持、固定された状態とすることができる
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明の実施形態のテーブルの全体を示す斜視図である。 本発明の実施形態のテーブルの全体を示す正面図である。 図2の切断線A−Aで一部を破断した側面図である。 図2の切断線B−Bで破断した断面図である。 本発明の実施形態のテーブルの組立において、支持体を配置する説明図である。 本発明の実施形態のテーブルの組立において、梁体を固定する説明図である。 本発明の実施形態のテーブルの組立において、梁体を固定する説明図である。
符号の説明
1 テーブル
10 天板
10a 配線挿通孔
20 梁体
21 天板支持面
22 傾斜面
23 第一の底面
24 第二の底面
25 第三の底面
30 支持体
34A、34B 第一の載置面
35A、35B 第二の載置面
36A、36B 第三の載置面
37 係止片
43 通線空間
X 長さ方向
Y 幅方向

Claims (10)

  1. 略板状の天板と、
    該天板の下面に並べて配設されて該天板を支持、固定する一対の梁体と、
    一対の該梁体の長さ方向に複数配設されて該梁体を支持、固定する支持体とを備え、
    該支持体のそれぞれは、一対の前記梁体のそれぞれと対応するように、上部に略水平な一対の第一の載置面と、該第一の載置面のそれぞれから前記梁体の幅方向に続いて傾斜して形成された一対の第二の載置面とを有し、
    一対の前記梁体のそれぞれは、前記天板が固定される天板支持面を有するとともに、前記長さ方向の少なくとも前記支持体に支持される範囲で、前記第一の載置面に当接支持される第一の底面と、該第一の底面から続いて傾斜して形成されて前記第二の載置面に当接支持される第二の底面とを有することを特徴とするテーブル。
  2. 請求項1に記載のテーブルにおいて、
    前記支持体は、前記第二の載置面のそれぞれが、傾斜上端で、対応する前記第一の載置面に続いているとともに、一対の前記梁体のそれぞれと対応するように、前記第二の載置面のそれぞれの傾斜下端から続く略水平な一対の第三の載置面をさらに有し、
    一対の前記梁体のそれぞれは、該第三の載置面に当接支持される第三の底面を有することを特徴とするテーブル。
  3. 請求項1または請求項2に記載のテーブルにおいて、
    前記支持体の上部で、それぞれの前記第二の載置面よりも傾斜下端側には、対応する前記梁体を前記幅方向に係止する係止片が設けられていることを特徴とするテーブル。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のテーブルにおいて、
    一対の前記梁体のそれぞれは、前記第一の底面と前記第一の載置面とが当接する範囲と、前記第二の底面と前記二の載置面とが当接する範囲とのそれぞれで前記支持体に固着されていることを特徴とするテーブル。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のテーブルにおいて、
    前記支持体の上部には、一対の前記第二の載置面が前記幅方向に沿って傾斜の向きを互いに異なるものとして形成されていることを特徴とするテーブル。
  6. 請求項5に記載のテーブルにおいて、
    前記支持体の上部は、一対の前記第二の載置面がそれぞれ外側から内側に向かって下るように傾斜して、凹状に形成されていることを特徴とするテーブル。
  7. 請求項6に記載のテーブルにおいて、
    前記梁体は、前記第二の底面を含む傾斜面を前記長さ方向に連続して有していることを特徴とするテーブル。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載のテーブルにおいて、
    複数の前記支持体の内、前記長さ方向の最も外側に位置する前記支持体は、前記天板の前記長さ方向の縁端よりも内側に配設されているとともに、
    前記梁体は、当該支持体よりも前記長さ方向外側に張り出すように延設され、端部が前記天板支持面から長さ方向内側に向かうように傾斜して形成されていることを特徴とするテーブル。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載のテーブルにおいて、
    前記梁体のそれぞれは、前記幅方向外側の縁端が前記支持体の前記幅方向側部と略一致するようにして延設されていることを特徴とするテーブル。
  10. 請求項1から請求項9のいずれかに記載のテーブルにおいて、
    一対の前記梁体の間には、通線空間が形成されているとともに、
    前記天板には、該天板上方と前記通線空間とを連通する配線挿通孔が形成されていることを特徴とするテーブル。
JP2007287881A 2007-11-05 2007-11-05 テーブル Expired - Fee Related JP5186181B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007287881A JP5186181B2 (ja) 2007-11-05 2007-11-05 テーブル
EP08846744A EP2210522A4 (en) 2007-11-05 2008-11-05 TABLE
US12/740,804 US20100242808A1 (en) 2007-11-05 2008-11-05 Table
KR1020107012429A KR20100102602A (ko) 2007-11-05 2008-11-05 테이블
CA2704840A CA2704840A1 (en) 2007-11-05 2008-11-05 Table
PCT/JP2008/070112 WO2009060853A1 (ja) 2007-11-05 2008-11-05 テーブル
CN200880113372.8A CN101835404B (zh) 2007-11-05 2008-11-05 桌子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007287881A JP5186181B2 (ja) 2007-11-05 2007-11-05 テーブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009112470A true JP2009112470A (ja) 2009-05-28
JP5186181B2 JP5186181B2 (ja) 2013-04-17

Family

ID=40780308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007287881A Expired - Fee Related JP5186181B2 (ja) 2007-11-05 2007-11-05 テーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5186181B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015181724A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 株式会社岡村製作所 天板付き什器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02119822U (ja) * 1989-03-13 1990-09-27
JP2003204827A (ja) * 2001-11-12 2003-07-22 Uchida Yoko Co Ltd デスクシステム
JP2007130320A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Okamura Corp テーブル
JP2007255431A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Okamura Corp テーブル等における天板の支持脚

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02119822U (ja) * 1989-03-13 1990-09-27
JP2003204827A (ja) * 2001-11-12 2003-07-22 Uchida Yoko Co Ltd デスクシステム
JP2007130320A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Okamura Corp テーブル
JP2007255431A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Okamura Corp テーブル等における天板の支持脚

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015181724A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 株式会社岡村製作所 天板付き什器

Also Published As

Publication number Publication date
JP5186181B2 (ja) 2013-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11098481B2 (en) Canopy system and group suspension system therefore
KR100738829B1 (ko) 고정 금구 및 외벽 시공 구조
RU2700355C2 (ru) Узел для поддержки потолочных панелей и потолочная система, содержащая такой узел
KR20100102602A (ko) 테이블
JP5186181B2 (ja) テーブル
JP5850358B2 (ja) プレート部材の取付具
KR102118686B1 (ko) 착탈식 책상 칸막이보드 결합용 고정클램프
JP4038447B2 (ja) 可搬式作業台
JP2009203687A (ja) ランナー取付具
JP6638154B2 (ja) テーブル
JP4312067B2 (ja) 電子機器搭載板のたわみ防止構造及び電子機器用シェルフ
JP5066729B2 (ja) パネル体
JP2017089740A (ja) 上板付き什器における支持体と上板との連結構造及び上板付き什器システム
JP5074776B2 (ja) パネル体における天井用固定具
JP3219176U (ja) ソーラーパネル支持枠用調整構造
JP5186182B2 (ja) アジャスト機構及びテーブル
JP7178875B2 (ja) 連結デスク
JP6904633B2 (ja) 軽量気泡コンクリートパネル用の自重受け金物
JP6892304B2 (ja) パネル体の脱落防止具および該脱落防止具の固定方法
JP3968088B2 (ja) 軒天井
TWM594638U (zh) 欄杆底座
JP2017002586A (ja) 間仕切パネル装置
JP6453174B2 (ja) 外壁取付具および外壁取付構造
JP2024055572A (ja) 天井構造および野縁上金具
JP5923210B1 (ja) 組立家具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120529

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5186181

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160125

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees