JP2009110849A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池システムの氷点下起動時に、貯水部の凍結判断、解凍判断を正確に行って、早期に排水制御可能とする。
【解決手段】燃料電池システムの気液分離装置14は、気液分離部20と、気液分離部20で分離された液水が貯水される貯水部21とを備える。静電容量センサ28は、貯水部21の静電容量を測定する。コントローラ17は、静電容量センサ28の静電容量測定値に基づいて貯水部21内の凍結判断を行う。貯水部内が凍結しているか否かを判断する凍結判断閾値は、静電容量センサ28の電極と接地電極(ハウジング18)間に氷と水が並列に配置した場合の静電容量と氷水比率の関係において、凍結判断すべき所定の氷水比率時の静電容量とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、燃料電池システムに係り、特に、水タンク内の水が凍結しているか否か、或いは水タンクの解凍が必要か否かを判断する燃料電池システムに関する。
従来より貯水部に設置した静電容量式水位センサにより、貯水部の水位を検出或いは推定する燃料電池システムが知られている(例えば、特許文献1)。
この従来技術においては、燃料電池システムの停止時の貯水部水位を記憶しておき、燃料電池システムを起動する際に検出、或いは推定される貯水部の水位と比較することで、貯水部の凍結判断、或いは、解凍判断を行っていた。
特開2006−140044号公報(第5頁、図2)
しかしながら上記従来の燃料電池システムにあっては、長期放置後などの場合には、停止時の水位から未凍結の場合においても水位が変動し、氷点下起動時などに凍結判断等を行う場合において、基準の水位が変動してしまい、凍結判断、或いは、解凍判断の精度が低下するという問題点があった。
上記問題点を解決するために、本発明は、貯水部と該貯水部内の静電容量を測定する静電容量センサとを備え、該静電容量センサの静電容量測定値に基づいて貯水部内の凍結判断を行う燃料電池システムであって、前記貯水部内が凍結しているか否かを判断する凍結判断閾値は、静電容量センサの電極と接地電極間に氷と水が並列に配置した場合の静電容量と氷水比率の関係において、凍結判断すべき所定の氷水比率時の静電容量とすることを要旨とする。
また本発明は、貯水部と該貯水部内の静電容量を測定する静電容量センサとを備え、該静電容量センサの静電容量測定値に基づいて貯水部内の解凍判断を行う燃料電池システムであって、前記貯水部が解凍したか否かを判断する解凍判断閾値は、静電容量センサの電極と接地電極間に氷と水が並列に配置した場合の静電容量と氷水比率の関係において、解凍判断すべき所定の氷水比率時の静電容量とすることを要旨とする。
本発明によれば、凍結判断をするための静電容量閾値を、電極と貯水部間の氷水の分布が並列の場合の氷水比率と静電容量の関係において、所定の氷水比率に対する静電容量値とすることで、凍結判断を確実に行うことができるという効果がある。
また本発明によれば、解凍判断をするための静電容量閾値を、電極と貯水部間の氷水の分布が並列の場合の氷水比率と静電容量の関係において、所定の氷水比率に対する静電容量値とすることで、解凍判断を確実に行うことができるという効果がある。
次に図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。尚、以下に説明する各実施例は、特に限定されないが氷点下の戸外に駐車される燃料電池車両に好適な燃料電池システムである。
図1は、本発明に係る燃料電池システムの実施例1の構成を示すシステム構成図である。同図において、燃料電池システムは、燃料ガスと酸化剤ガスにより発電を行う燃料電池1(スタック)と、冷却液の熱を放熱するラジエータ2と、燃料電池1とラジエータ2とを接続する冷却液循環路3と、冷却液を循環させる冷却液ポンプ4と、燃料電池出口の冷却液温度を検出する温度センサ5と、燃料電池1に酸化剤ガスである空気を送るコンプレッサ6と、燃料電池1の上流の空気圧力を検出する空気圧力センサ7と、燃料電池1の空気圧力を調整する空気圧力調整弁8と、燃料ガスである水素ガスを貯蔵する水素貯蔵タンク9と、水素ガスの圧力を調整する水素圧力調整弁10と、燃料電池の上流の水素圧力を検出する水素圧力センサ11と、燃料電池1から排出された未反応燃料ガスを燃料電池へ循環させる水素循環路12と、水素循環路12中の燃料ガスを圧送する水素循環ポンプ13と、水素循環路12を流れる燃料ガスと液水とを分離する気液分離装置14と、気液分離装置14から水を排出する排水弁15と、水素循環路12から不要ガスを排出するパージ弁16と、燃料電池システム全体を制御するコントローラ17とを備えている。
図2は、実施例1における気液分離装置14の詳細を説明する縦断面図である。気液分離装置14は、ハウジング18と、ハウジング18から排水弁15へ至る排水の流路19と、燃料ガスと液水の分離を行う気液分離部20と、分離された液水を貯蔵する貯水部21と、気液分離部20と貯水部21とを仕切る仕切り板22と、仕切り板22に設けられた連通孔23と、燃料ガス及び液水が気液分離装置14へ導入される入口24と、分離された燃料ガスが排出される出口25と、貯水部21の水位を検出する水位センサ26と、貯水部21の凍結判断、或いは、解凍判断をするための静電容量センサ28と、を備えている。
次に、本実施例の作用を説明する。気液分離装置14の入口24及び出口25は、図1の水素循環路12に組み込まれる。入口24には、燃料電池1の出口から排出された生成水を含む燃料ガスが供給される。燃料ガスに含まれる液水は、気液分離部20で燃料ガスと分離され、仕切り板22の連通孔23から貯水部21へ流下して貯水される。気液分離部20で分離された燃料ガスは、出口25から燃料電池入口へ至る水素循環路12へ戻される。
水位センサ26は、貯水部21の水位をアナログ的に検出するセンサであり、静電容量式水位センサや音波式水位センサが利用可能である。水位センサ26は、貯水部21の水位を検出して、コントローラ17へ水位信号を送る。通常運転時には、コントローラ17は、水位センサ26の水位信号に基づいて、貯水部21の水位を所定範囲(所定水位H〜所定水位L)に保持するように排水弁15の開閉制御を行う。
燃料電池システムの運転停止時には、コントローラ17は、排水弁15を開いて、所定水位Lとなるように排水した後に、排水弁15を閉じる。この停止時の水位は、水素循環路12に連通する気液分離部20から可燃性の燃料ガスが排水弁15を通じて系外へ排出されることを防止する水シールの働きを行う。
静電容量センサ28は、その先端部に設けられた電極と、接地電極であるハウジング18との間の静電容量を検出し、検出した静電容量に応じた検出信号をコントローラ17へ出力するセンサである。
静電容量センサ28が検出した静電容量値は、液水の比誘電率(約81)が氷の比誘電率(約3.2)より十分大きいことから、貯水部21の凍結状況を示す情報となる。静電容量センサ28の電極は、電極の中心軸が貯水部21の底と平行に設置されている。これにより貯水部の氷水比率を正確に検出或いは推定することができるので、コントローラ17は、静電容量センサ28が検出した静電容量に応じた検出信号に基づいて、凍結判断或いは解凍判断を精度よく行うことができる。
ここで、静電容量センサ28の電極の少なくとも一部は、貯水部21の凍結状況を静電容量として検出するために、水位センサ26により設定された所定の排水停止水位(後述する所定水位L)、言い換えれば貯水部21の水位制御を行う際の最低水位より低い位置に設定されている。このため、静電容量センサ28の電極が貯水部21の水面或いは氷の表面から浮き上がることなく、貯水部の氷水比率を正確に検出或いは推定することができる。
図3は、燃料電池システムの通常運転時にコントローラ17が行う気液分離装置14の貯水部21の排水制御を説明するフローチャートであり、例えば、一定時間毎にコントローラ17のメインルーチンから呼び出されて実行される。
まず、ステップ(以下、ステップをSと略す)10において、気液分離装置14に設けた水位センサ26が検出した貯水部21の水位をコントローラ17へ読み込む。次いでS12で、コントローラ17は、検出水位が所定の上限水位である所定水位Hを超えているか否かを判定する。所定水位Hを超えていなければ、S10へ戻り、引き続き水位を検出する。検出水位が所定水位Hを超えていれば、S14へ進む。
S14では、コントローラ17は、排水弁15へ開信号を送り、排水弁15を開けて排水を開始させる。次いでS16で、コントローラ17は、水位センサ26が検出した貯水部21の水位を読み込む。次いでS18で、コントローラ17は、検出水位が所定の下限水位である所定水位Lを下回っているか否かを判定する。所定水位Lを下回っていなければ、S16へ戻り、排水を継続しながら引き続き水位を検出する。検出水位が所定水位Lを下回っていれば、S20へ進む。S20では、コントローラ17は、排水弁15へ閉信号を送り、排水弁15を閉じて排水を停止させ、メインルーチンへリターンする。
図4は、本実施例における氷点下環境等における燃料電池システムの起動時の制御を説明するフローチャートである。まずS30において、コントローラ17は、貯水部21に設けた静電容量センサ28が検出した貯水部21の静電容量検出値を読み込む。次いでS32で、コントローラ17は、検出した静電容量値が所定の静電容量値Cfより小さいか否かを判定する。静電容量の検出値が所定の静電容量値Cf以上であれば、貯水部21の氷の量は、燃料電池システムに起動に支障がないと判断して、燃料電池システムの起動を継続する。静電容量の検出値が所定の静電容量値Cfより小さければ、貯水部21の氷の量は、燃料電池システムに起動に支障があると判断して、燃料電池システムの起動を停止する。
図5は、貯水部21の氷と液水との比率に対する静電容量の例を示す図である。貯水部21が全て氷の場合が最も静電容量が低く、貯水部21が全て液水の場合が最も静電容量が高くなる。そして、氷と水が混在する場合には、氷水比率と氷と水の分布状況により異なる。図5に示した並列配置の線は、静電容量センサ28の電極と貯水部との間の氷水分布が並列状態の場合の静電容量を示し、直列配置の線は、静電容量センサ28の電極と貯水部との間の氷水分布が直列状態の場合の静電容量を示す。
そして液水比率が決まると、静電容量センサ28の電極と貯水部との間の氷水分布が並列の状態のみである場合は、静電容量が最も高くなり、静電容量センサ28の電極と貯水部との間の氷水分布が直列の状態のみである場合は、静電容量が最も低くなる。静電容量センサ28の電極と貯水部との間の氷水分布が、直列配置と並列配置の混合状態であるとき、静電容量は並列配置の場合の静電容量と直列配置の場合の静電容量の間の値となる。
図6は、氷水分布の直列配置と並列配置の例を示す貯水部の断面図である。図6(a)に示すように、ハウジング18の底面から貯水部が凍る場合、液水層が上となり氷層が下となって、両者の境界は略水平となり、静電容量センサ28とハウジング18間には、液水と氷とが直列配置となる。図6(b)に示すように、液水の表面から凍る場合には、氷層が上となり液水層が下となって両者の境界は略水平となり、静電容量センサ28とハウジング18間には、液水と氷とが直列配置となる。
図6(c)に示すように、ハウジング18の側面から凍る場合には、貯水部の周囲が氷となって中心部が液水となり、両者の境界は略垂直となって、静電容量センサ28とハウジング18間には、液水と氷とが並列配置となる。図6(d)に示すように、貯水部が完全凍結した後に、ハウジング18の側面から融ける場合には、貯水部の周囲が液水となって中心部が氷となり、両者の境界は略垂直となって、静電容量センサ28とハウジング18間には、液水と氷とが並列配置となる。
実際の貯水部の凍結状態は、気液分離装置の車両上の配置や気液分離装置に対する寒気の流れ等により図6(a)から(d)に示した典型的な状態のうち、幾つかを組み合わせたような状態となることが多い。しかしながら、同一の液水比率においては、氷水の並列配置における静電容量値が最も大きく、氷水の直列配置における静電容量値が最も小さく、両者の間に実際の静電容量の値が存在することには変わりがない。
従って、氷点下環境等における起動時の貯水部の凍結判断閾値は、最低限確保すべき液水量の液水比率時における静電容量センサ28の電極と貯水部との間の氷水分布が並列の状態のみである場合の静電容量値Cfを用いる。
このように凍結判断閾値を設定しておくことにより、気液分離装置14の貯水量が増加した場合においても、確実に排水を行うことができる。
以上説明した本実施例によれば、凍結判断をするための静電容量閾値を、電極と貯水部間の氷水の分布が並列の場合の氷水比率と静電容量の関係において、所定の氷水比率に対する静電容量値とすることで、凍結判断を確実に行うことができるという効果がある。
次に、本発明に係る燃料電池システムの実施例2について説明する。実施例2の全体構成は、図1に示した実施例1と同様である。本実施例と実施例1との相違は、実施例1の1つのアナログ水位センサ26に代えて、実施例2では、それぞれ異なる水位を検出するために、水位センサ(H)29と、水位センサ(L)30が設けられていることである。
図7は、実施例2の気液分離装置14の構成を説明する縦断面図である。気液分離装置14の貯水部21には、水位が排水開始水位を超えたか否かを検出する水位センサ(H)29と、水位が排水停止水位を下回ったか否かを検出する水位センサ(L)30とを備えている。その他の構成は、図2に示した実施例1と同様であるので、同じ構成要素には同じ符号を付与して、重複する説明を省略する。
ここで、静電容量センサ28の検出電極の少なくとも一部は、貯水部21の凍結状況を静電容量として検出するために、水位センサ(L)30により設定された排水停止位置、言い換えれば貯水部21の水位制御を行う際の最低水位より低い位置に設定されている。
図8は、実施例2における燃料電池システムの通常運転時にコントローラ17が行う気液分離装置14の貯水部21の排水制御を説明するフローチャートであり、例えば、一定時間毎にコントローラ17のメインルーチンから呼び出されて実行される。
まず、S40において、気液分離装置14に設けた水位センサ(H)29が検出した貯水部21の水位をコントローラ17へ読み込む。次いでS42で、コントローラ17は、水位センサ(H)29が検出した水位が所定の上限水位である所定水位Hを超えているか否かを判定する。所定水位Hを超えていなければ、S40へ戻り、引き続き水位を検出する。検出水位が所定水位Hを超えていれば、S44へ進む。
S44では、コントローラ17は、排水弁15へ開信号を送り、排水弁15を開けて排水を開始させる。次いでS46で、コントローラ17は、水位センサ(L)30が検出した貯水部21の水位を読み込む。次いでS48で、コントローラ17は、水位センサ(L)30が検出した水位が所定の下限水位である所定水位Lを下回っているか否かを判定する。所定水位Lを下回っていなければ、S46へ戻り、排水を継続しながら引き続き水位を検出する。検出水位が所定水位Lを下回っていれば、S50へ進む。S50では、コントローラ17は、排水弁15へ閉信号を送り、排水弁15を閉じて排水を停止させ、メインルーチンへリターンする。
実施例2における気液分離装置14の凍結判断は、静電容量センサ28によって行う点と凍結判断の方法についても実施例1と同様であり、説明は割愛する。
以上説明した本実施例によれば、信号処理や制御が複雑なアナログ水位センサを用いることなく、水位が設定水位より上下の何れにあるかを検出するデジタル的な水位センサを用いることができ、水位制御が簡単となるという効果がある。
次に、本発明に係る燃料電池システムの実施例3について説明する。実施例3の全体構成は、図1に示した実施例1と同様である。本実施例と実施例2との構成上の相違は、図9に示すように、本実施例において、実施例2の水位センサ(L)30を削除している点である。そしてコントローラ17による通常運転時の排水制御における排水停止制御は、水位センサを用いずに、排水開始から一定時間後に排水停止することとした点にある。その他の構成は、実施例2と同様であるので同じ構成要素には、同じ符号を付与して重複する説明を省略する。
図10は、実施例3における燃料電池システムの通常運転時にコントローラ17が行う気液分離装置14の貯水部21の排水制御を説明するフローチャートであり、例えば、一定時間毎にコントローラ17のメインルーチンから呼び出されて実行される。
まず、S60において、気液分離装置14に設けた水位センサ29が検出した貯水部21の水位をコントローラ17へ読み込む。次いでS62で、コントローラ17は、水位センサ29が検出した水位が所定の上限水位である所定水位Hを超えているか否かを判定する。所定水位Hを超えていなければ、S60へ戻り、引き続き水位を検出する。検出水位が所定水位Hを超えていれば、S64へ進む。
S64では、コントローラ17は、排水弁15へ開信号を送り、排水弁15を開けて排水を開始させる。次いでS66で、コントローラ17は、排水弁15を開いてから所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間が経過していなければ、経過するまでS66を繰り返して待機する。S66で、所定時間が経過したと判定されれば、S68へ進む。
S68では、コントローラ17は、排水弁15へ閉信号を送り、排水弁15を閉じて排水を停止させ、メインルーチンへリターンする。
S66の判定で用いる所定時間、即ち排水弁15が開弁している時間は、貯水部21や排水弁15の形状、貯水部21から排水弁15までの流路19の形状、貯水部21と排水弁15の位置関係等により変化するもので、貯水部上部に存在する水素ガスをシールするために必要な水量が常に貯水部に確保できる範囲で決定すべきである。
実施例3における、気液分離装置14の凍結判断は、静電容量センサ28によって行う点と凍結判断の方法についても、実施例1及び実施例2と同様であり、説明は割愛する。
以上説明した本実施例によれば、水位センサの数を1に減じても貯水部の排水制御を行うことができるという効果がある。
次に、本発明に係る燃料電池システムの実施例4について説明する。実施例4の全体構成は、図1に示した実施例1と同様である。本実施例は、図11に示すように、実施例3の構成に、貯水部21から排水弁15に至る流路19に、凍結状態を判断するための静電容量センサ31を追加した点に特徴がある。そしてコントローラ17による燃料電池システムの起動時の制御において、貯水部21の凍結判断に加えて、静電容量センサ31の検出値に基づく流路19の凍結状態判断を行っている点に特徴がある。その他の構成は、実施例3と同様であるので同じ構成要素には、同じ符号を付与して重複する説明を省略する。
本実施例における燃料電池システムの通常運転時にコントローラ17が行う気液分離装置14の貯水部21の排水制御は、実施例3と同様であるので省略する。
図12は、本実施例における氷点下環境等における燃料電池システムの起動時の制御を説明するフローチャートである。まずS70において、コントローラ17は、流路19に設けた静電容量センサ31が検出した流路19の静電容量検出値を読み込む。次いでS72で、コントローラ17は、検出した静電容量値が所定の静電容量値Cf1より大きいか否かを判定する。S72の判定で、静電容量の検出値が所定の静電容量値Cf1より大きければ、流路19の氷の量は、燃料電池システムに起動に支障がないと判断して、S74へ進む。S72の判定で、静電容量の検出値が所定の静電容量値Cf1以下であれば、流路19の氷の量は、燃料電池システムに起動に支障があると判断して、S78へ進み燃料電池システムの起動を停止する。
S74でコントローラ17は、貯水部21に設けた静電容量センサ28が検出した貯水部21の静電容量検出値を読み込む。次いでS76で、コントローラ17は、検出した静電容量値が所定の静電容量値Cf2より小さいか否かを判定する。S76の判定で静電容量の検出値が所定の静電容量値Cf2以上であれば、貯水部21の氷の量は、燃料電池システムに起動に支障がないと判断して、通常の燃料電池システムの起動を継続する。S76の判定で静電容量の検出値が所定の静電容量値Cf2より小さければ、貯水部21の氷の量は、燃料電池システムに起動に支障があると判断して、S78へ進み燃料電池システムの起動を停止する。
S72及びS76における各静電容量閾値Cf1、Cf2は、各静電容量センサの電極と流路19または貯水部21との間の氷水分布が並列の状態のみである場合の氷水の液水比率と静電容量の特性線上の値とすべきである。
これらの閾値は、貯水部21、排水弁15、及び貯水部21から排水弁15までの流路19の形状、貯水部21と排水弁15の位置関係により変化するもので、貯水部上部に存在する水素ガスをシールするために必要な水量が常に貯水部21に確保できる範囲で決定すべきである。
以上説明した本実施例によれば、貯水部と排水弁とを連通する流路に静電容量センサを設けたので、貯水部の静電容量センサでは判定が困難な流路の凍結状態を正確に判定することができるという効果がある。
次に、本発明に係る燃料電池システムの実施例5について説明する。実施例5の全体構成は、図1に示した実施例1と同様である。実施例5では、実施例1に対して、解凍手段としてヒータを追加している。
図13は、本実施例5の気液分離装置14の構成を説明する縦断面図である。本実施例で追加されたヒータは、貯水部21を加熱するための貯水部ヒータ32と、排水弁15を加熱するための排水弁ヒータ33である。その他の構成は、図2に示した実施例1と同様であるので、同じ構成要素には同じ符号を付与して重複する説明を省略する。
本実施例における燃料電池システムの通常運転時にコントローラ17が行う気液分離装置14の貯水部21の排水制御は、実施例1と同様であるので省略する。
図14は、本実施例における氷点下環境等における燃料電池システムの起動時の制御を説明するフローチャートである。まずS80において、コントローラ17は、貯水部21に設けた静電容量センサ28が検出した貯水部21の静電容量検出値を読み込む。次いでS82で、コントローラ17は、検出した静電容量値が所定の静電容量値Cfより小さいか否かを判定する。静電容量の検出値が所定の静電容量値Cf以上であれば、貯水部21の氷の量は、燃料電池システムに起動に支障がないと判断して、燃料電池システムの通常起動を継続する。静電容量の検出値が所定の静電容量値Cfより小さければ、貯水部21の氷の量は、燃料電池システムに起動に支障があると判断して、氷を解凍するためにS84へ進む。
S84では、コントローラ17は、貯水部ヒータ32と排水弁ヒータ33とをオンして解凍を始める。次いでS86では、コントローラ17は、貯水部21に設けた静電容量センサ28が検出した貯水部21の静電容量検出値を読み込む。次いでS88で、コントローラ17は、検出した静電容量値が所定の静電容量値Chより大きいか否かを判定する。
S88の判定で、静電容量の検出値が所定の静電容量値Ch以下であれば、貯水部21の氷の量は、燃料電池システムの起動に支障があるとして、解凍を続けて貯水部21の静電容量を測定するために、S86へ戻る。
S88の判定で、静電容量の検出値が所定の静電容量値Chより大きければ、貯水部21の氷の量は、燃料電池システムに起動に支障がないと判断して、S90へ進み、コントローラ17は、貯水部ヒータ32と排水弁ヒータ33とをオフして、通常の起動制御となる。
貯水部ヒータ32と排水弁ヒータ33とをONする凍結判断閾値の静電容量値Cfと、OFFにする解凍判断閾値の静電容量値Chとは、図15に示すように、氷水分布が並列配置である場合の静電容量値に設定している。各静電容量閾値Cf、Chは、静電容量センサ28の電極と貯水部21との間の氷水分布が並列配置である場合の氷水の液水比率と静電容量の特性線上の値とすべきである。この理由の詳細は、実施例1における凍結判断閾値Cfと同じである。
各ヒータをOFFする際の解凍判断閾値Chは、各ヒータをONする凍結判断閾値Cfと一致してもかまわないが、本実施例においては、より確実に氷の比率が低い状態が検出できるように、凍結判断閾値Cfより解凍判断閾値Chを大きい値に設定している。
以上説明した本実施例によれば、解凍判断をするための静電容量閾値を、電極と貯水部間の氷水の分布が並列の場合の氷水比率と静電容量の関係において、所定の氷水比率に対する静電容量値とすることで、解凍判断を確実に行うことができるという効果がある。
また本実施例によれば、貯水部を解凍する解凍手段を設けたので、貯水部の解凍中であっても貯水部の氷水状態の液水比率を正確に検出して、貯水部から排水可能な状態となれば、解凍途中においても燃料電池システムの氷点下起動時を行うことができ、氷点下における起動時間を短縮することができるという効果がある。
さらに本実施例によれば、解凍手段を作動させた後、所定時間内の静電容量推定値の変動量が、解凍が行われていると判断可能な所定量以上の場合には解凍手段の作動を継続し、所定量未満の変動である場合には解凍手段を停止することで、解凍を確実に安全に行うことができるという効果がある。
次に、本発明に係る燃料電池システムの実施例6について説明する。実施例6の全体構成は、図1に示した実施例1と同様である。実施例6では、実施例1に対して、解凍手段としてヒータを追加している。
図16は、本実施例6の気液分離装置14の構成を説明する縦断面図である。本実施例で追加されたヒータは、貯水部21を加熱するための貯水部ヒータ32と、排水弁15を加熱するための排水弁ヒータ33と、流路19を加熱するための流路ヒータ34である。その他の構成は、図2に示した実施例1と同様であるので、同じ構成要素には同じ符号を付与して重複する説明を省略する。
本実施例における燃料電池システムの通常運転時にコントローラ17が行う気液分離装置14の貯水部21の排水制御は、実施例1と同様であるので省略する。
図17は、本実施例における氷点下環境等における燃料電池システムの起動時の制御を説明するフローチャートである。本フローチャートでは、排水弁ヒータ33及び流路ヒータ34のオンをスキップしたか否かを示す制御フラグFLGを使用している。FLG=1のとき、排水弁ヒータ33及び流路ヒータ34のオンをスキップしたことを示している。
まずS100において、コントローラ17は、制御フラグFLGの値を0に初期化する。次いでS101において、コントローラ17は、流路19に設けた静電容量センサ31が検出した流路19の静電容量検出値を読み込む。次いでS102において、コントローラ17は、貯水部21に設けた静電容量センサ28が検出した貯水部21の静電容量検出値を読み込む。
次いでS104で、コントローラ17は、静電容量センサ31が検出した流路19の静電容量検出値が所定の静電容量値Cf1より小さいか否かを判定する。S104の判定で、流路19の静電容量の検出値が所定の静電容量値Cf1より小さければ、流路19の氷の量は、燃料電池システムに起動に支障があると判断して、氷を解凍するためにS106へ進む。S104の判定で、流路19の静電容量検出値が所定の静電容量値Cf1以上であれば、流路19の氷の量は、燃料電池システムに起動に支障がないと判断して、S107へ進み制御フラグFLGの値を1にセットして、S108へ進む。S106では、コントローラ17は、流路19の氷を解凍するために、排水弁ヒータ33と流路ヒータ34とをオンし、S108へ進む。
S108では、コントローラ17は、貯水部21の静電容量検出値が所定の静電容量値Cf2より小さいか否かを判定する。貯水部21の静電容量検出値が所定の静電容量値Cf2以上であれば、貯水部21の氷の量は、燃料電池システムに起動に支障がないと判断して、S117へ移る。
S108の判定で、貯水部21の静電容量検出値が所定の静電容量値Cf2より小さければ、貯水部21の氷の量は、燃料電池システムに起動に支障があると判断して、貯水部21を解凍するためにS110へ進む。
S110では、コントローラ17は、貯水部ヒータ32をオンして貯水部21の解凍を始める。次いでS112では、コントローラ17は、貯水部21に設けた静電容量センサ28が検出した貯水部21の静電容量検出値を読み込む。次いでS114で、コントローラ17は、貯水部21の静電容量検出値が所定の静電容量値Ch2より大きいか否かを判定する。
S114の判定で、貯水部21の静電容量検出値が所定の静電容量値Ch2以下であれば、貯水部21の氷の量は、燃料電池システムの起動に支障があるとして、解凍を続けて貯水部21の静電容量を測定するために、S112へ戻る。
S114の判定で、貯水部21の静電容量検出値が所定の静電容量値Ch2より大きければ、貯水部21の氷の量は、燃料電池システムに起動に支障がないと判断して、S116へ進み、コントローラ17は、貯水部ヒータ32をオフして、S117へ移る。
S117では、制御フラグFLGの値が1か否かを判定する。FLG=1であれば、流路19の解凍が必要なく、排水弁ヒータ33及び流路ヒータ34はオンしていないので、通常の起動制御へ移る。
S117の判定で、FLG≠1(FLG=0)であれば、排水弁ヒータ33及び流路ヒータ34はオンしているので、解凍判断のために、S118へ進む。S118では、コントローラ17は、流路19に設けた静電容量センサ31が検出した流路19の静電容量検出値を読み込む。次いでS120で、コントローラ17は、静電容量センサ31が検出した流路19の静電容量検出値が所定の静電容量値Ch1より大きいか否かを判定する。S120の判定で、流路19の静電容量検出値が所定の静電容量値Ch1以下であれば、流路19の氷の量は、燃料電池システムに起動に支障があると判断して、解凍を継続するためにS118へ戻る。S120の判定で、流路19の静電容量検出値が所定の静電容量値Ch1以上であれば、流路19の解凍が完了したとして、S122へ進む。S122では、排水弁ヒータ33及び流路ヒータ34をオフして、通常の起動制御へ移る。
排水弁15や流路19は、解凍判断がなされた後の液水量は比較的少ないので、貯水部の解凍待ちの間に短時間で再凍結に至る可能性があるが、本実施例においては、排水弁15と流路19の解凍判断を貯水部21の解凍判断をより後にすることで、解凍判断後の排水が確実に行えるようにしている。貯水部21は解凍判断後において、液水が流路19より多量に存在することから短時間で再凍結に至る可能性は低い。
尚、フローチャートには記載しなかったが、貯水部ヒータ32、排水弁ヒータ33及び流路ヒータ34は、比較的大きい電力を消費する装置であるので、異状発生時に無駄にヒータ電力を消費させない制御を行うことが好ましい。即ち、コントローラ17の機能として解凍手段の異状時停止処理を追加するように変更することも可能である。例えば、解凍手段として貯水部ヒータ32をオンした後に、所定時間毎に静電容量センサ28が検出した静電容量検出値の変動量を計算する。そして、この変動量が所定量以上である場合には、解凍を継続するが、変動量が所定量未満である場合には、貯水部ヒータ32に異状があるとして、貯水部ヒータ32をオフし、燃料電池システムのオペレータ或いは燃料電池車両の運転者に異常検出による解凍手段の作動停止を行った旨を報知する。
以上説明した本実施例によれば、解凍判断をするための静電容量閾値を、電極と貯水部間の氷水の分布が並列の場合の氷水比率と静電容量の関係において、所定の氷水比率に対する静電容量値とすることで、解凍判断を確実に行うことができるという効果がある。
また本実施例によれば、貯水部を解凍する解凍手段を設けたので、貯水部の解凍中であっても貯水部の氷水状態の液水比率を正確に検出して、貯水部から排水可能な状態となれば、解凍途中においても燃料電池システムの氷点下起動時を行うことができ、氷点下における起動時間を短縮することができるという効果がある。
さらに本実施例によれば、貯水部からの排水を制御する排水弁、および貯水部と排水弁との間の流路の解凍を、貯水部内の解凍よりも優先的に行うようにしたので、貯水部の解凍が終了した後には、貯水部からの排水を確実に行うことができるという効果がある。
本発明に係る燃料電池システムの実施例1の全体構成を示すシステム構成図である。 実施例1における気液分離装置の構成を示す縦断面図である。 実施例1における通常運転時の排水制御を説明するフローチャートである。 実施例1における凍結判断を説明するフローチャートである。 氷水の液水比率と静電容量との関係を示す図である。 静電容量センサの電極と貯水部との間の氷水分布を説明する図である。 実施例2における気液分離装置の構成を示す縦断面図である。 実施例2における通常運転時の排水制御を説明するフローチャートである。 実施例3における気液分離装置の構成を示す縦断面図である。 実施例3における通常運転時の排水制御を説明するフローチャートである。 実施例4における気液分離装置の構成を示す縦断面図である。 実施例4における凍結判断を説明するフローチャートである。 実施例5における気液分離装置の構成を示す縦断面図である。 実施例5における凍結判断及び解凍判断を説明するフローチャートである。 実施例5における凍結判断閾値と解凍判断閾値の説明図である。 実施例6における気液分離装置の構成を示す縦断面図である。 実施例6における凍結判断閾値と解凍判断閾値の説明図である。
符号の説明
1:燃料電池
2:ラジエータ
3:冷却液循環路
4:冷却液ポンプ
5:温度センサ
6:コンプレッサ
7:空気圧センサ
8:空気圧力調整弁
9:水素貯蔵タンク
10:水素圧力調整弁
11:水素圧力センサ
12:水素循環路
13:水素循環ポンプ
14:気液分離装置
15:排水弁
16:パージ弁
17:コントローラ
18:ハウジング
19:流路
20:気液分離部
21:貯水部
22:仕切り板
23:連通孔
24:入口
25:出口
26:水位センサ
28:静電容量センサ
29:水位センサ(H)
30:水位センサ(L)
31:静電容量センサ(流路)
32:貯水部ヒータ
33:排水弁ヒータ
34:流路ヒータ

Claims (8)

  1. 貯水部と該貯水部内の静電容量を測定する静電容量センサとを備え、該静電容量センサの静電容量測定値に基づいて貯水部内の凍結判断を行う燃料電池システムであって、
    前記貯水部内が凍結しているか否かを判断する凍結判断閾値は、静電容量センサの電極と接地電極間に氷と水が並列に配置した場合の静電容量と氷水比率の関係において、凍結判断すべき所定の氷水比率時の静電容量とすることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 貯水部と該貯水部内の静電容量を測定する静電容量センサとを備え、該静電容量センサの静電容量測定値に基づいて貯水部内の解凍判断を行う燃料電池システムであって、
    前記貯水部が解凍したか否かを判断する解凍判断閾値は、静電容量センサの電極と接地電極間に氷と水が並列に配置した場合の静電容量と氷水比率の関係において、解凍判断すべき所定の氷水比率時の静電容量とすることを特徴とする燃料電池システム。
  3. 前記静電容量センサは、前記貯水部を接地電極とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記静電容量センサの電極は、電極の少なくとも一部は前記貯水部の水位制御を行う際の最低水位よりも低い位置に設置することを特徴とする請求項3に記載の燃料電池システム。
  5. 前記静電容量センサの電極は、電極の中心軸が前記貯水部の底と平行に設置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の燃料電池システム。
  6. 前記貯水部内の氷を解凍する解凍手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の燃料電池システム。
  7. 前記解凍手段は、貯水部からの排水を制御する排水弁、および貯水部と排水弁との間の流路の解凍を、貯水部内の解凍よりも優先的に行えるよう構成したことを特徴とする請求項6記載の燃料電池システム。
  8. 前記解凍手段の作動を開始させた後、所定時間内の静電容量測定値の変動量が、解凍が行われていると判断可能な所定量以上の場合には前記解凍手段の作動を継続し、前記変動量が所定量未満である場合には前記解凍手段の作動を停止することを特徴とする請求項7に記載の燃料電池システム。
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