JP2009109762A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009109762A5 JP2009109762A5 JP2007282230A JP2007282230A JP2009109762A5 JP 2009109762 A5 JP2009109762 A5 JP 2009109762A5 JP 2007282230 A JP2007282230 A JP 2007282230A JP 2007282230 A JP2007282230 A JP 2007282230A JP 2009109762 A5 JP2009109762 A5 JP 2009109762A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- silicon
- rubber roller
- urethane
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Claims (13)
- 金属のシャフトと、その外周に形成した連泡性の弾性ゴム層とを有するゴムローラを製造するに当たり、
金属のシャフトの外周面に連泡性のウレタンスポンジが装着されたウレタンゴムローラを製造する工程と、
ウレタンゴムローラの外周面側からウレタンスポンジの内部に液状シリコンを含浸させる工程と、
液状シリコンが含浸されたウレタンゴムローラを円筒状の金型内に配置する工程と、
前記ウレタンゴムローラをローラ軸線の周りで回転させて、含浸された液状シリコンを外周面側に材料移動させる工程と、
前記液状シリコンが外周面側に材料移動した状態で加硫処理を行う工程とを具えることを特徴とするゴムローラの製造方法。 - 請求項1に記載のゴムローラの製造方法において、前記連泡性の弾性ゴム層の外周にはシリコンゴム皮膜が形成され、
前記連泡性の弾性ゴム層は、ウレタンスポンジと、ウレタンスポンジの隔壁を被覆するシリコンゴム皮膜との二重構造体により構成されていることを特徴とするゴムローラの製造方法。 - 請求項2に記載のゴムローラの製造方法において、前記加硫処理後にフッ素樹脂チューブを装着する工程をさらに有することを特徴とするゴムローラの製造方法。
- 請求項2に記載のゴムローラの製造方法において、前記加硫処理を行った後、前記シリコンゴム皮膜上にフッ素樹、シリコンレジン又はウレタンゴムをコーティングする工程を具えることを特徴とするゴムローラの製造方法。
- 金属のシャフトと、シャフトの外周に形成した連泡性の弾性ゴム層とを有し、シリコンとほぼ同等な耐熱性を有する連泡性の弾性ゴムローラを製造するに当たり、
金属のシャフトの外周面に連泡性のウレタンスポンジが装着されたウレタンゴムローラを製造する工程と、
ウレタンゴムローラの外周面側からウレタンスポンジの内部に液状シリコンを含浸させる工程と、
液状シリコンが含浸されたウレタンゴムローラを円筒状の金型内に配置する工程と、
前記ウレタンゴムローラをローラ軸線の周りで回転させて、含浸された液状シリコンを外周面側に材料移動させる工程と、
前記液状シリコンが外周面側に材料移動した状態で加硫処理を行う工程とを具え、
前記金属のシャフトの外周面には前記連泡性の弾性ゴム層が形成され、当該弾性ゴム層の外周面はシリコンゴム皮膜により被覆され、
前記連泡性の弾性ゴム層は、ウレタンスポンジと、ウレタンスポンジの隔壁を被覆するシリコンゴム皮膜との二重構造体により構成されていることを特徴とするゴムローラの製造方法。 - 請求項5に記載のゴムローラの製造方法において、加硫処理工程が終了した後フッ素樹脂チューブを装着する工程をさらに具え、製造されたゴムローラは、加熱定着装置の加圧ローラとして用いられることを特徴とするゴムローラの製造方法。
- 請求項1から6までのいずれか1項に記載のゴムローラの製造方法により製造された連泡性の弾性ゴムローラ。
- 金属のシャフトと、その外周に形成された連泡性の弾性ゴム層と、弾性ゴム層の外周に形成され、平滑な外周面を有するシリコンゴム皮膜とを具え、
前記連泡性の弾性ゴム層は、ウレタンスポンジと、ウレタンスポンジの隔壁を被覆するシリコンゴム皮膜との二重構造体により構成されていることを特徴とするゴムローラ。 - 請求項8に記載のゴムローラにおいて、前記弾性ゴム層の外周に形成したシリコンゴム皮膜と前記ウレタンスポンジの隔壁を被覆するシリコンゴム皮膜とは、ウレタンスポンジに含浸した液状シリコンを加硫処理することにより同時に形成され、互いに連続することを特徴とするゴムローラ。
- 請求項9に記載のゴムローラにおいて、前記弾性ゴム層の外周に形成されたシリコンゴム皮膜の外周に、フッ素樹脂チューブが装着されていることを特徴とするゴムローラ。
- 加熱定着装置に用いられるゴムローラであって、金属のシャフトと、その外周に形成された連泡性の弾性ゴム層と、弾性ゴム層の外周に形成され、平滑な外周面を有するシリコンゴム皮膜と、前記シリコンゴム皮膜の外周に装着したフッ素樹脂チューブとを具え、
前記連泡性の弾性ゴム層は、ウレタンスポンジと、ウレタンスポンジの隔壁を被覆するシリコンゴム皮膜との二重構造体により構成され、
当該ゴムローラは、シリコンの耐熱性にほぼ匹敵する耐熱性を有することを特徴とするゴムローラ。 - 請求項11に記載のゴムローラにおいて、前記弾性ゴム層の外周に形成したシリコンゴム皮膜と前記ウレタンスポンジの隔壁を被覆するシリコンゴム皮膜とは、ウレタンスポンジに含浸した液状シリコンを加硫処理することにより同時に形成され、互いに連続することを特徴とするゴムローラ。
- 請求項10又は12に記載のゴムローラを有する加熱定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007282230A JP4499144B2 (ja) | 2007-10-30 | 2007-10-30 | ゴムローラの製造方法及び弾性ゴムローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007282230A JP4499144B2 (ja) | 2007-10-30 | 2007-10-30 | ゴムローラの製造方法及び弾性ゴムローラ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010067655A Division JP4545229B2 (ja) | 2010-03-24 | 2010-03-24 | ゴムローラ |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009109762A JP2009109762A (ja) | 2009-05-21 |
JP2009109762A5 true JP2009109762A5 (ja) | 2010-04-02 |
JP4499144B2 JP4499144B2 (ja) | 2010-07-07 |
Family
ID=40778308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007282230A Expired - Fee Related JP4499144B2 (ja) | 2007-10-30 | 2007-10-30 | ゴムローラの製造方法及び弾性ゴムローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4499144B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011137973A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Murata Machinery Ltd | ヒートロール及び画像形成装置 |
CN110997780A (zh) * | 2017-07-24 | 2020-04-10 | 株式会社普利司通 | 导电性聚氨酯泡沫和调色剂供给辊 |
CN111619175A (zh) * | 2020-06-07 | 2020-09-04 | 沈阳东阳聚氨酯有限公司 | 一种耐高温聚氨酯弹性体胶辊 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3469533B2 (ja) * | 2000-05-23 | 2003-11-25 | ミツマ技研株式会社 | 離型剤供給ローラ |
JP2002303318A (ja) * | 2001-04-04 | 2002-10-18 | Bridgestone Corp | 弾性体ローラの製造方法 |
JP2003262997A (ja) * | 2002-03-11 | 2003-09-19 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 導電性弾性ロール及び画像形成装置 |
JP2006208659A (ja) * | 2005-01-27 | 2006-08-10 | Mitsuma Giken Kk | 加圧ローラ |
-
2007
- 2007-10-30 JP JP2007282230A patent/JP4499144B2/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009109762A5 (ja) | ||
JP2009025612A5 (ja) | ||
JP2008114604A5 (ja) | ||
CN102366983B (zh) | 一种橡胶波纹管模型叠压制作设备及其制作方法 | |
CN105500896B (zh) | 多层复合套筒 | |
JP4499144B2 (ja) | ゴムローラの製造方法及び弾性ゴムローラ | |
ATE364496T1 (de) | Verfahren zur herstellung einer nahtlosen druckform, sowie druckwalze mit flexibler oberfläche | |
JP2015068834A5 (ja) | 導電性ロールおよびその製造方法 | |
JP2019005692A5 (ja) | ||
JP4545229B2 (ja) | ゴムローラ | |
JP2007322729A5 (ja) | ||
CN205416525U (zh) | 一种多层复合套筒 | |
WO2007047236A3 (en) | Foamed fluoroelastic gasket material | |
CN105511243B (zh) | 定影、加压辊的制造方法 | |
JP2009056638A (ja) | ローラの製造方法 | |
JP2009157136A5 (ja) | ||
CN202318701U (zh) | 一种橡胶波纹管模型叠压制作设备 | |
JP2006081613A5 (ja) | ||
JP4927773B2 (ja) | ローラ及びその製造方法 | |
TW201533756A (zh) | 具彈性外層線材之製法 | |
JP4667448B2 (ja) | 導電性ゴムローラ及びその製造方法 | |
JP2005242191A5 (ja) | ||
JP6214699B2 (ja) | ウレタン被覆frpコア | |
TW200916153A (en) | Resilient mat and manufacturing method thereof | |
JP2010120717A (ja) | 紙管巻芯 |