JP2009108178A - 油性ボールペン用インキ組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、油性ボールペン用インキ組成物において、インキ経時が良好であり、かつ、高筆圧下(筆記荷重500gf)においても潤滑性を保ち、書き味を良好な油性ボールペン用インキ組成物を提供することである。
【解決手段】本発明は、少なくとも着色剤、有機溶剤、樹脂、界面活性剤、有機アミンを含有する油性ボールペン用インキ組成物であって、前記有機アミンの全アミン価が30〜300(mgKOH/g)の範囲であることを特徴とする油性ボールペン用インキ組成物を用いる。
【選択図】 なし

Description

本発明は油性ボールペン用インキ組成物に関し、さらに詳細としてはインキ組成物中に、全アミン価が30〜300(mgKOH/g)の範囲である有機アミンを含有する油性ボールペン用インキ組成物に関するものである。
従来より、油性ボールペン用インキ組成物において、潤滑性に優れ、滑らかな書き味を有する目的で、様々な界面活性剤を用いた油性ボールペン用インキ組成物が多数提案されている。
このような油性ボールペン用インキ組成物としては、フッ素系界面活性剤、ノニルフェニル系リン酸エステル界面活性剤を用いたものとしては、特開平9−151354号公報「油性ボールペン用インキ組成物」、特開平11−293174号公報「油性インキ組成物及び油性ボールペン」、特開2002−201398号公報「ボールペン用油性インキ組成物」等に、開示されている。
「特開平9−151354号公報」 「特開平11−293174号公報」 「特開2002−201398号公報」
しかし、特許文献1、2のような各種の界面活性剤を用いた場合、筆記荷重100gf程度であれば、ボール座の摩耗を抑制することはできるが、高筆圧下、例えば筆記荷重500gfにおいては、ボール座の摩耗を抑制する効果としては、十分満足できなかった。特許文献3においても、リン酸エステルと弱カチオン成分を用いた場合、書き出しの筆記カスレの抑制、筆跡の柔らかな筆感及び筆記面に対する素早いインキの浸透などの効果は良好になるが、高筆圧下の筆記荷重500gfにおいては、ボール座の摩耗を抑制する効果としては、十分満足できず、さらにインキ経時安定性が低下するという問題があった。
本発明の目的は、インキ経時が良好であり、かつ、高筆圧下においても潤滑性を保ち、書き味を良好にする油性ボールペン用インキ組成物を提供することである。
本発明は、上記課題を解決するために、
「1.少なくとも着色剤、有機溶剤、樹脂、界面活性剤、有機アミンを含有する油性ボールペン用インキ組成物であって、かつ、前記有機アミンの全アミン価が30〜300(mgKOH/g)の範囲であることを特徴とする油性ボールペン用インキ組成物。
2.前記有機アミンが、オキシエチレンアルキルアミン、及び/又は、ポリオキシエチレンアルキルアミンであることを特徴とする第1項に記載した油性ボールペン用インキ組成物。
3.前記有機アミンの平均エチレンオキサイド付加モル数が、1〜10の範囲であることを特徴とする第1項または第2項に記載した油性ボールペン用インキ組成物。
4.前記界面活性剤が、リン酸エステル系界面活性剤であることを特徴とする第1項ないし第3項に記載した油性ボールペン用インキ組成物。
5.前記リン酸エステル系界面活性剤の酸価が10〜200(mgKOH/g)の範囲であることを特徴とする第4項に記載した油性ボールペン用インキ組成物。
6.前記リン酸エステル系界面活性剤のHLBが15以上であることを特徴とする第4項または第5項に記載した油性ボールペン用インキ組成物。
7.前記有機アミンの全アミン価をA、前記リン酸エステル系界面活性剤の酸価をBとした時、0.10≦B/A≦1.00の関係であることを特徴とする第5項または第6項に記載した油性ボールペン用インキ組成物。
8.第1項ないし第7項のいずれか1項に記載の油性ボールペン用インキ組成物に、インキ組成物全質量に対して0.1〜5.0質量%の水を含有することを特徴とする油性ボールペン用インキ組成物。
9.前記油性ボールペン用インキ組成物のpH値が、5〜9の範囲であることを特徴とする第1項ないし第8項のいずれか1項に記載の油性ボールペン用インキ組成物。
10.20℃、剪断速度6.8sec−1におけるインキ粘度が、100〜7000mPa・sであることを特徴とする第1項ないし第9項のいずれか1項に記載の油性ボールペン用インキ組成物。」である。
本発明は、少なくとも着色剤、有機溶剤、樹脂、界面活性剤、全アミン価が30〜300(mgKOH/g)の範囲である有機アミンを含有することで、インキ経時が良好であり、かつ、高筆圧下(筆記荷重500gf)においても潤滑性を保ち、書き味を良好にする油性ボールペン用インキ組成物を提供することができた。
本発明の特徴は、油性ボールペン用インキ組成物において、全アミン価が30〜300(mgKOH/g)の範囲である有機アミンと界面活性剤を併用することである。
本発明で用いる有機アミンについては、該有機アミンの全アミン価は、300を超えると、反応性が強いため、インキ中の成分と反応し易いため、インキ経時安定性が劣化する。また、全アミン価が、30未満であると、理由は定かではないが、油性インキ中で、ボールやチップ本体などの金属類の吸着性が劣り、高筆圧下(筆記荷重500gf)において、潤滑性能が得られない。そのため、有機アミンの全アミン価は、30〜300(mgKOH/g)の範囲である必要がある。より好ましくは、100〜250(mgKOH/g)の範囲である。なお、全アミン価については、1級、2級、3級アミンの総量を示すもので、試料1gを中和するのに要する塩酸に当量のカセイカリのmg数で表すものとする。
また、有機アミンについては、ラウリルアミン、ステアリルアミン、オレイルアミン、ジステアリルアミン、ジメチルラウリルアミン、ジメチルステアリルアミン、ジメチルオクチルアミン等のアルキルアミンや、オキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルアミン等が挙げられる。その中でも、エチレンオキサイドを有する有機アミンだと、油性インキ中では、ボールとボール座の間で、厚い膜を形成する。この厚い膜は、弾性要素の1つと考えられるため、厚い膜によって、弾性力も向上することが可能である。そのため、油性インキ中で、形成された厚い膜によって、ボールとボール座の間の金属接触を抑制することで、ボール座の摩耗を抑制することが可能である。そのため、有機アミンの中でもエチレンオキサイド(CH2CH2O)を有するオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルアミンを用いる方が好ましい。これ等は、単独又は2種以上混合して使用してもよい。
また、平均エチレンオキサイド(CH2CH2O)付加モル数については、多ければ多いほど、ボール座の摩耗をより抑制する効果があり、特に、高筆圧下(筆記荷重500gf)においても潤滑性を保つには、より好ましいが、10を超えると、インキ経時が不安定になり易いため、1〜10の範囲が好ましい。最も好ましくは、5〜8の範囲である。具体的には、平均エチレンオキサイド(CH2CH2O)付加モル数1〜10の範囲のオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルアミンは、ナイミーンL−201、ナイミーンL−202、同L−207、同S−202、同S−204、同S−210、同T2-206、同S−210、同DT−203、同DT−208(日本油脂(株))等が挙げられ、平均エチレンオキサイド(CH2CH2O)付加モル数5〜8の範囲のオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルアミンは、ナイミーンL−207、同T2-206、同DT−208(日本油脂(株))等が挙げられる。
さらに、他のインキ組成物との反応性が、1級アミンが最も強く、次いで2級アミン、3級アミンと反応性が小さくなるので、インキ経時安定性を考慮して2級アミン及び/又は3級アミンを用いることが好ましく、反応性が最も小さい3級アミンを用いることが最も好ましい。
有機アミンの具体例は、アルキルアミンとしては、ファーミン20D(全アミン価:295〜305、1級アミン)、ファーミン80(全アミン価:204〜210、1級アミン)、ファーミンD86(全アミン価:110〜119、2級アミン)、ファーミンDM2098(全アミン価:254〜265、3級アミン)、ファーミンDM1098(全アミン価:291〜305、3級アミン)、ファーミンDM8680(全アミン価:186〜197、3級アミン)(花王(株))等、オキシエチレンアルキルアミンとしては、ナイミーンL−201(全アミン価:239±7、2級アミン)等(日本油脂(株))、ポリオキシエチレンアルキルアミンとしては、ナイミーンL−202(全アミン価:202±10、3級アミン)、同L−207(全アミン価:113±6、3級アミン)、同S−202(全アミン価:159±7、3級アミン)、同S−204(全アミン価:127±7、3級アミン)、同S−210(全アミン価:80±5、3級アミン)、同S−215(全アミン価:62±4、3級アミン)、同S−220(全アミン価:51±4、3級アミン)、同T2-206(全アミン価:106±5、3級アミン)、同T2-210(全アミン価:80±7、3級アミン)、同T2-230(全アミン価:36±4、3級アミン)、同DT−203(全アミン価:237±10、3級アミン)、同DT−208(全アミン価:163±17、3級アミン)(日本油脂(株))等が挙げられる。
また、有機アミンの含有量は、インキ組成物全量に対し、0.1質量%より少ないと、所望の潤滑性が得られないおそれがあり、10.0質量%を越えると、インキ経時が不安定性になるおそれがあるため、インキ組成物全量に対し、0.1〜10.0質量%が好ましい。より好ましくは、インキ組成物全量に対し、1.0〜5.0質量%である。
しかし、全アミン価が30〜300(mgKOH/g)の範囲である有機アミンを用いただけでは、良好な書き味が得られないため、界面活性剤を併用することが重要である。
界面活性剤としては、リン酸エステル系界面活性剤、シリコン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤、アセチレングリコール系界面活性剤などの界面活性剤が挙げられる。これらの界面活性剤は、ボールとチップ本体との潤滑性を高め、滑らかな筆感を得ることができ、書き味を向上するために用いる。特に、リン酸基を有するものは、金属類に対して吸着力があるため、ボールやチップ本体などに対して吸着するため、他の種類の界面活性剤よりも、潤滑性があり、より良好な書き味が得られる。そのため、界面活性剤としては、リン酸エステル系界面活性剤を用いる方が、好ましい。
リン酸エステル系界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル又はポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルのリン酸モノエステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル又はポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルのリン酸ジエステル、リン酸トリエステル、或いはその誘導体等があるが、これらのリン酸エステル系界面活性剤は、単独又は2種以上混合して使用してもよい。その中でもインキ経時安定性を考慮すれば、(化1)のような一般式で表されるポリオキシエチレンアルキルエーテル又はポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルのリン酸モノエステル、リン酸ジエステルを用いることが好ましい。
Figure 2009108178
[式中、Rはアルキル又はアルキルアリル基を、nはエチレンオキサイド付加モル数を、R’はHまたはRO(CHCHO)基を示す。]
(化1)のようなリン酸エステル系界面活性剤の種類としては、スチレン化フェノール系、ノニルフェノール系、ラウリルアルコール系、トリデシルアルコール系、オクチルフェノール系、短鎖アルコール系等が上げられる。さらに、この中でも、スチレン化フェノール系、ノニルフェノール系、オクチルフェノール系等のフェニル骨格(C-、C-、C-等)を有するリン酸エステル系界面活性剤は、フェニル骨格が立体構造を形成しているため、他の系と比べて、立体障害を起こす効果があり、潤滑性については、やや劣り、書き味の向上が小さいため、アルコール系のラウリルアルコール系、トリデシルアルコール系、短鎖アルコール系を用いることが、より好ましい。
また、リン酸エステル系界面活性剤は、エチレンオキサイド(CH2CH2O)付加モル数が多いほど、HLBが大きい値になっていく。前述した有機アミンと同様に、エチレンオキサイド(CH2CH2O)が多いほど、ボール座の摩耗をより抑制することができるため、より効果的であり、特に、高筆圧下(筆記荷重500gf)においても潤滑性を保つには、HLBが15以上のリン酸エステル系界面活性剤を用いる方がより効果的である。
さらに、本発明の油性ボールペン用インキ組成物に、積極的に水を含有させる場合においては、エチレンオキサイド(CH2CH2O)は、親水性の性質を持つため、エチレンオキサイドの数が多くなればなるほど、親水性が強くなり、水に溶解安定し易いため、HLBが15以上のリン酸エステル界面活性剤を用いる方が、最も好ましい。具体的には、プライサーフA219B(ラウリルアルコール系、HLB値:16)等(第一工業製薬(株))が挙げられる。尚、HLBは、一般式として、HLB=7+11.7log(Mw/Mo)、(Mw;親水基の分子量、Mo;親油基の分子量)から求めることができる。
リン酸エステル系界面活性剤の具体例としては、プライサーフシリーズ(第一工業製薬(株))の中から、プライサーフA208B(ラウリルアルコール系、酸価:160〜185)、同A219B(ラウリルアルコール系、酸価:44〜58)、同A215C(トリデシルアルコール系、酸価:80〜95)、同A208F(短鎖アルコール系、酸価:165〜195)、同A210B(ラウリルアルコール系)、同A213B(ラウリルアルコール系)等が挙げられる。なお、短鎖アルコールとは、炭素数1〜4のアルコールとする。これらの界面活性剤は単独又は2種以上混合して使用してもよい。
また、リン酸エステル系界面活性剤の含有量は、インキ組成物全量に対し、0.1質量%より少ないと、所望の潤滑性が得られないおそれがあり、5.0質量%を越えると、インキ経時が不安定性になるおそれがあるため、インキ組成物全量に対し、0.1〜5.0質量%がより好ましい。最も好ましくは、インキ組成物全量に対し、0.5〜3.0質量%である。
更にまた、リン酸エステル系界面活性剤の酸価については、200(mgKOH/g)を超えると、反応性が強くなる傾向があるため、インキ中の成分と反応しやすく、インキ経時が不安定になり易く、10(mgKOH/g)未満であると、ボールやチップ本体などの金属類に対して吸着しにくくなるため、高筆圧下(筆記荷重500gf)において、潤滑性能が劣り易くなる傾向がある。そのため、リン酸エステル系界面活性剤の酸価が10〜200(mgKOH/g)の範囲である方が好ましい。より好ましくは、30〜100(mgKOH/g)で、最も好ましくは40〜70(mgKOH/g)である。なお、酸価については、試料1g中に含まれる酸性成分を中和するのに要する水酸化カリウムのmg数で表すものとする。
また、有機アミンの全アミン価をA、前記リン酸エステル系界面活性剤の酸価をBとした場合、B/A>1.00、または、B/A<0.10であると、金属類からなるボール材やチップ本体のイオンの影響で経時的な析出を促進し易く、析出物による筆記不良の原因になりやすいため、0.10≦B/A≦1.00である方が好ましい。より好ましくは、0.30≦B/A≦0.70である。
また、インキ粘度調整のため、水を含有させる時には、油性ボールペン用インキ中の水分量は、インキ組成物全量に対し、0.1質量%未満であると、所望のインキ粘度にならず、書き味が少し劣る傾向があり、水の含有量が5.0質量%より多いと、インキ中の水分溶解安定性が悪くなり、筆記不良の原因となってしまう。そのため、インキ組成物全量に対し、0.1〜5.0質量%が好ましく、最も好ましくは、1.0〜3.0質量%である。
本発明の油性ボールペン用インキ組成物のpH値は、油性ボールペン用インキ組成物を容器に採取し、イオン交換水を加えて、攪拌しながら加温し、加温後放冷し、蒸発した水分量を補充後、濾紙を用いて濾過する。その濾過した油性インキを用いて、pHメーターを用いて、20℃にて測定した値を示すものを、油性ボールペン用インキ組成物のpH値として定義する。また、本発明において、pH値が1〜5の強酸性領域、pH値が10〜14強アルカリ領域、pH5〜9を強酸性領域と強アルカリ領域の中間領域(弱酸性、中性、弱アルカリ性)とする。
油性ボールペン用インキ組成物のpH値が1〜5の強酸性領域では、チップ本体内の金属イオンが溶出し、析出物が発生し易く、油性ボールペン用インキ組成物のpH値が10〜14の強アルカリ領域では、着色剤の良好な色調が得られにくいため、pH値が5〜9の中間領域である油性ボールペン用インキ組成物を用いることが色調も良く、析出物の抑制する効果も奏する。そのため、油性ボールペン用インキ組成物に適したpH値は、5〜9の範囲であり、より好ましくは6〜8の範囲である。
本発明の油性インキ組成物のインキ粘度は、特に限定されるものではないが、20℃、剪断速度6.8sec−1におけるインキ粘度が100mPa・s未満の場合には、インキ粘度が低過ぎて、ボールとボール座の間の金属接触を抑制する効果が低くなる傾向があり、また、20℃、剪断速度6.8sec−1におけるインキ粘度が5,000mPa・sを超えると、筆記時のボール回転抵抗が大きくなり、書き味が重くなる傾向がある。そのため、20℃、剪断速度6.8sec−1におけるインキ粘度は、100〜5,000mPa・sが好ましい。より好ましくは、500〜3,000mPa・sである。
本発明に用いる着色剤については、染料、顔料があるが、染料については、油溶性染料、酸性染料、塩基性染料、含金染料などや、それらの各種造塩タイプの染料等が採用可能である。
染料について、具体的には、バリファーストブラック1802、バリファーストブラック1805、バリファーストブラック1807、バリファーストバイオレット1701、バリファーストブルー1601、バリファーストブルー1605、バリファーストブルー1621、バリファーストレッド1320、バリファーストレッド1355、バリファーストレッド1360、バリファーストイエロー1101、バリファーストイエロー1151、ニグロシンベースEXBP、ニグロシンベースEX、BASE OF BASIC DYES ROB−B、BASE OF BASIC DYES RO6G−B、BASE OF BASIC DYES VPB−B、BASE OF BASIC DYES VB−B、BASEOF BASIC DYES MVB−3(以上、オリエント化学工業(株)製)、アイゼンスピロンブラック GMH−スペシャル、アイゼンスピロンバイオレット C−RH、アイゼンスピロンブルー GNH、アイゼンスピロンブルー 2BNH、アイゼンスピロンブルー C−RH、アイゼンスピロンレッド C−GH、アイゼンスピロンレッド C−BH、アイゼンスピロンイエロー C−GNH、アイゼンスピロンイエロー C−2GH、S.P.T.ブルー111、S.P.T.ブルーGLSH−スペシヤル、S.P.T.レッド533、S.P.T.オレンジ6、S.B.N.バイオレット510、S.B.N.イエロー510、S.B.N.イエロー530、S.R.C−BH(以上、保土谷化学工業(株)製)等が挙げられる。
また、顔料については、無機、有機、加工顔料などが挙げられるが、具体的にはカーボンブラック、アニリンブラック、群青、黄鉛、酸化チタン、酸化鉄、フタロシアニン系、アゾ系、キナクリドン系、キノフタロン系、スレン系、トリフェニルメタン系、ペリノン系、ペリレン系、ギオキサジン系、メタリック顔料、パール顔料、蛍光顔料、蓄光顔料等が挙げられる。これらの染料および顔料は、単独又は2種以上組み合わせて使用してもかまわない。着色剤の含有量は、インキ組成物全量に対し、1.0〜50.0質量%が好ましい。
本発明に用いる有機溶剤としてはエチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、3―メトキシブタノール、3―メトキシー3―メチルブタノール等のグリコールエーテル類、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブチレングリコール、エチレングリコール等のグリコール類、ベンジルアルコール、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、イソプロパノル、イソブタノール、t−ブタノール、プロパギルアルコール、アリルアルコール、3−メチル−1−ブチン−3−オール、エチレングリコールモノメチルエーテルアセタートやその他の高級アルコール等のアルコール類、フェニルセロソルブ等のセロソルブ類等、油性ボールペン用インキとして一般的に用いられる有機溶剤が例示でき、これらを1種又は2種以上用いることができる。有機溶剤の含有量は、着色剤の溶解性、筆跡乾燥性、にじみ等を考慮すると、インキ組成物全量に対し、5.0〜50.0質量%が好ましい。
本発明に用いる樹脂については、フェノール樹脂、マレイン樹脂、アミド樹脂、キシレン樹脂、ロジン樹脂やその水添化合物、尿素樹脂、ケトン樹脂、テルペン樹脂、アルキッド樹脂、キシレン樹脂、フェノキシ樹脂、ポリビニルブチラ−ル樹脂、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンオキサイド、架橋型アクリル酸重合体等が挙げられる。これらは単独又は2種以上混合して使用してもよい。樹脂の含有量は、インキ組成物全量に対して、0.1質量%未満だと、所望のインキ粘度が得られにくく、30.0質量%を越えると書き出し性能が劣ってしまう可能性があるため、0.1〜30.0質量%が好ましい。
また、その他として、着色剤の経時安定性や潤滑性を向上させるために、有機酸として、オレイン酸、ステアリン酸、リシノール酸、ラウリル酸等を、粘度調整剤として有機酸アマイド等を、また、染料安定剤、可塑剤、キレート剤等を適宜用いても良い。これらは、単独又は2種以上組み合わせて使用してもかまわない。
次に実施例を示して本発明を説明する。
実施例1の油性ボールペン用インキ組成物は、着色剤として、染料、有機溶剤として、ベンジルアルコール、エチレングリコールモノフェニルエーテル、潤滑剤としてリン酸エステル系界面活性剤(プライサーフA219B:第一工業製薬株式会社製)、有機酸としてオレイン酸、有機アミンとしてオキシエチレンアルキルアミン(ナイミーンL−207:日本油脂株式会社製)、樹脂としてポリビニルピロリドン(PVP K−90:アイエスピー・ジャパン株式会社製)、ケトン樹脂(ハイラック110H:日立化成株式会社製)を採用し、これを所定量秤量して、60℃に加温した後、ディスパー攪拌機を用いて完全溶解させ、油性ボールペン用インキ組成物を得た。具体的な配合量は下記の通りである。尚、ブルックフィールド社製DV−II粘度計(No27ローター)を用いて20℃の環境下で、剪断速度6.8sec−1(回転数20rpm)にてインキ粘度を測定したところ、2100mPa・sであった。
実施例1
染料(スピロンブラック−GMH−S) 20.0質量%
染料(バリーファ−スト バイオレット1701) 18.0質量%
有機溶剤(ベンジルアルコール) 25.0質量%
有機溶剤(エチレングリコールモノフェニルエーテル) 25.0質量%
リン酸エステル系界面活性剤(プライサーフA219B) 2.0質量%
有機酸(オレイン酸) 2.0質量%
オキシエチレンアルキルアミン(ナイミーンL−207) 1.0質量%
樹脂(ポリビニルピロリドン) 0.5質量%
樹脂(ケトン樹脂) 0.5質量%
実施例2〜12
表1に示すように各成分を表1、2に示す配合に変更した以外は、実施例1と同様な手順で実施例2〜12の油性ボールペン用インキ組成物を得た。
Figure 2009108178
Figure 2009108178
比較例1〜6
インキの配合を表3に示す通りとし、実施例1と同様の手順で、配合し、比較例1〜6の油性ボールペン用インキ組成物を得た。表3に測定、評価結果を示す。
Figure 2009108178
試験及び評価
実施例1〜12及び比較例1〜6で作製した油性ボールペン用インキ組成物を、インキ収容筒(ポリプロピレン)に、ボール径がφ0.7mmのボールを回転自在に抱持したボールペンチップ(ステンレス綱線)を装着したボールペン用レフィルに充填し、筆記試験用紙として筆記用紙JIS P3201を用いて以下の試験及び評価を行った。
インキ経時試験:室温6ヶ月放置後に、レフィルのインキ収容筒内のインキ状態を顕微鏡観察した。
析出物が存在しないもの ・・・◎
析出物が存在したが、実用上問題ないもの ・・・○
析出物が発生し、実用性に乏しいもの ・・・×
高筆圧筆記試験:荷重500gf、筆記角度70°、4m/minの走行試験機にて筆記試験後のボール座の摩耗を測定した。
ボール座の摩耗が10μm未満のもの ・・・◎
ボール座の摩耗が10μm以上、20μm未満であるが、筆記可能であるもの ・・・○
ボール座の摩耗がひどく、筆記不良になってしまうのもの ・・・×
書き味:手書きによる官能試験を行い評価した。
滑らかで良好なもの ・・・◎
やや劣るもの ・・・○
重く劣るもの ・・・×
実施例1〜12では、インキ経時試験、高筆圧筆記試験、書き味ともに良好な性能が得られた。
比較例1では、有機アミンを含有していないため、高筆圧筆記試験において、ボール座の摩耗がひどく、筆記不良になってしまった。
比較例2〜4では、全アミン価が30〜300である有機アミンを含有していないため、高筆圧筆記試験において、ボール座の摩耗がひどく、筆記不良になってしまった。
比較例5では、界面活性剤を含有しなかったため、書き味が重く劣り、筆跡にカスレがひどかった。
比較例6では、有機アミン、界面活性剤を含有していないため、高筆圧筆記試験において、ボール座の摩耗がひどく、筆記不良になってしまった。さらに、インキ経時試験において、析出物が発生し、筆記不良になってしまった。
また、図示はしていないが、インキ収容筒の先端部に、ボール径がφ0.7mmのボールを回転自在に抱持したボールペンチップを直接又はチップホルダーを介して具備し、本発明の油性ボールペン用インキ組成物をインキ収容筒内に直詰めした油性ボールペンとして使用する場合には、筆記用紙JIS P3201筆記用紙上に筆記角度70°、筆記荷重200gの条件にて、筆記速度4m/minの速度で、試験サンプル5本用いて、らせん筆記筆記試験を行い、その100mあたりのインキ消費量の平均値を、100mあたりのインキ消費量と定義すると、100mあたりのインキ消費量については、30mg未満だと、インキ消費量が少ないので、濃い筆跡が得られにくく、70mgを越えるとインキ消費量が多い過ぎ、筆跡乾燥性に悪影響を及ぼす可能性もある。そのため、インキ消費量が30〜70mg/100mであることが、好ましい。より好ましくは、40〜60mg/100mである。なお、実施例1の油性ボールペン用インキ組成物を油性ボールペンとして使用した100mあたりのインキ消費量は、46mg/100mであった。
また、インキの垂れ下がりを防止するため、ボールペンチップ先端に回転自在に抱持したボールを、コイルスプリングにより直接又は押圧体を介してチップ先端縁の内壁に押圧して、筆記時の押圧力によりチップ先端縁の内壁とボールに間隙を与えインキを流出させる弁機構を具備し、チップ先端の微少な間隙も非使用時に閉鎖することが好ましい。
本発明は油性ボールペン用インキ組成物に関し、さらに詳細としては、少なくとも着色剤、有機溶剤、樹脂、界面活性剤、有機アミンを含有する油性ボールペン用インキ組成物であって、前記有機アミンの全アミン価が30〜300(mgKOH/g)の範囲であることを特徴とする油性ボールペン用インキ組成物を用いることで、インキ経時が良好であり、かつ、高筆圧下(筆記荷重500gf)においても潤滑性を保ち、書き味を良好な油性ボールペン用インキ組成物を提供することができる。そのため、キャップ式、ノック式等、ボールペンとして広く利用することができる。

Claims (10)

  1. 少なくとも着色剤、有機溶剤、樹脂、界面活性剤、有機アミンを含有する油性ボールペン用インキ組成物であって、かつ、前記有機アミンの全アミン価が30〜300(mgKOH/g)の範囲であることを特徴とする油性ボールペン用インキ組成物。
  2. 前記有機アミンが、オキシエチレンアルキルアミン、及び/又は、ポリオキシエチレンアルキルアミンであることを特徴とする請求項1に記載した油性ボールペン用インキ組成物。
  3. 前記有機アミンの平均エチレンオキサイド付加モル数が、1〜10の範囲であることを特徴とする請求項1または2に記載した油性ボールペン用インキ組成物。
  4. 前記界面活性剤が、リン酸エステル系界面活性剤であることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載した油性ボールペン用インキ組成物。
  5. 前記リン酸エステル系界面活性剤の酸価が10〜200(mgKOH/g)の範囲であることを特徴とする請求項4に記載した油性ボールペン用インキ組成物。
  6. 前記リン酸エステル系界面活性剤のHLBが15以上であることを特徴とする請求項4または5に記載した油性ボールペン用インキ組成物。
  7. 前記有機アミンの全アミン価をA、前記リン酸エステル系界面活性剤の酸価をBとした時、0.10≦B/A≦1.00の関係であることを特徴とする請求項5または6に記載した油性ボールペン用インキ組成物。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の油性ボールペン用インキ組成物に、インキ組成物全質量に対して0.1〜5.0質量%の水を含有することを特徴とする油性ボールペン用インキ組成物。
  9. 前記油性ボールペン用インキ組成物のpH値が、5〜9の範囲であることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の油性ボールペン用インキ組成物。
  10. 20℃、剪断速度6.8sec−1におけるインキ粘度が、100〜7000mPa・sであることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の油性ボールペン用インキ組成物。
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