JP2009107197A - 樹脂モールド金型とこれを用いた樹脂モールド装置 - Google Patents

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文夫 宮島
Noboru Kanazawa
昇 金沢
Yasushi Otsubo
靖 大坪
Kazumi Sawazaki
和美 澤崎
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Abstract

【課題】マルチポット形式の樹脂モールド金型を備えた樹脂モールド装置で、不良品が形成された樹脂路における不要樹脂体の特定を可能とし、金型の不都合点を特定して不良の原因究明を可能にする樹脂モールド金型およびこれを用いた樹脂モールド装置を提供する。
【解決手段】ポット12を介して金型部材に装着されたプランジャ14によって樹脂モールド時に圧送された樹脂30を通過させてキャビティ18に供給する樹脂路11が略同一の形状に複数構成されて、圧送された樹脂30が樹脂路11で硬化して不要樹脂体20が形成されるとともに樹脂路11を介して供給された樹脂30がキャビティ18で硬化して成形品が形成される樹脂モールド金型10であって、不要樹脂体20に対して互いに異なる表示内容の不要樹脂体識別子12Z,14Zを付与する識別子付与部12A,14Aが樹脂路毎に設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は樹脂モールド金型とこれを用いた樹脂モールド装置に関し、より詳細には、マルチポット形式の樹脂モールド金型とこれを用いた樹脂モールド装置に関する。
従来から、複数のキャビティが形成された樹脂モールド金型を用いて複数の樹脂成形品(成形品)を一度に成形する樹脂モールドが行われている。この場合、この金型内の多数のキャビティにおいて特定のキャビティで発生した樹脂の未充填やワイヤスイープ等の不良の原因が金型のどの箇所における不都合点によるものなのか、または成形条件における不都合点によるものなのかが不明となり、不良の発生原因を究明できなくなることがあった。このため、不良の生じた成形品(不良品)の成形条件などの追跡調査が可能な樹脂モールド金型の開発が進められている。
特許文献1には、射出成形機の金型から成形品を分離する際に用いるイジェクタピンの先端部分に識別用の凹凸パターンを形成し、各成形品に連通する夫々のランナ樹脂に凹凸パターンを設けさせる構成が開示されている。このような構成を採用すれば、金型から分離した後の樹脂成形品に不具合が見つかった場合に、その樹脂成形品がどのキャビティで形成されたものであるかを識別することができるため、不都合点の特定および原因の究明を容易に行うことが可能になる。
ところで、トランスファ成形型の樹脂モールド装置においては、ポットに装着されたプランジャによって樹脂モールド時に圧送された樹脂を通過させてキャビティに供給する樹脂路が略同一の形状に複数構成されたマルチポット形式(タイプ)の樹脂モールド金型が用いられることがある。この場合、プランジャとポットとの間に残留した樹脂などによってプランジャの摺動抵抗が過大となるような不都合点やその他の不都合点が存在するときには上記したような不良が発生することがある。これらの不良が発生したときには、樹脂路における樹脂の流動速度などの流動状態が正常時と異なるため、不良が発生したキャビティに対応する樹脂路で硬化した樹脂(以下、「不要樹脂体」ともいう)の表面を観察することによって不都合点の特定および原因究明が可能になる。
特開平8−332643号公報
しかしながら、マルチポット形式の金型を用いて一般的な樹脂モールド装置で樹脂モールドを行ったときには、全ての樹脂路で形成された不要樹脂体は同一の形状に形成されるとともに、不要樹脂体は廃棄箱にすべて収集(廃棄)される。このため、廃棄箱に廃棄された不要樹脂体はどの樹脂路で形成されたか不明となり、例えば不良品が形成されたキャビティに対応する樹脂路で形成された不要樹脂体を廃棄箱から発見することができず、不良の原因究明が困難となっている。また、所望の不要樹脂体を選別できないときには、樹脂モールド装置を停止させて上下金型間を所定量だけ離した状態で金型の表面を観察し、樹脂の付着具合や樹脂モールド金型の磨耗等を確認することによって不都合点を特定していた。このように樹脂モールド装置を停止させると生産ラインが止まって生産効率が低下する。また、金型表面の観察では樹脂モールド時における樹脂の流動状態を推測することが不要樹脂体の表面観察と比較して困難であるという別の問題点も存在する。
そこで本発明は、マルチポット形式の樹脂モールド金型を備えた樹脂モールド装置を用いて樹脂成形する場合に、不良品が形成された樹脂路における不要樹脂体の特定を可能とすることにより、金型の不都合点などを特定して不良の原因究明に用いるとともに、不都合点となり得るような点が発見されたときにはその点について対処することによって不良の発生を抑えることを可能にする樹脂モールド金型およびこれを用いた樹脂モールド装置を提供することを目的としている。
すなわち本発明は、ポットを介して金型部材に装着されたプランジャによって樹脂モールド時に圧送された樹脂を通過させてキャビティに供給する樹脂路が略同一の形状に複数構成されて、前記圧送された樹脂が前記樹脂路で硬化して不要樹脂体が形成されるとともに該樹脂路を介して供給された樹脂が前記キャビティで硬化して成形品が形成される樹脂モールド金型であって、前記不要樹脂体に対して互いに異なる表示内容の不要樹脂体識別子を付与する識別子付与部が前記樹脂路毎に設けられていることを特徴とする樹脂モールド金型である。
また、前記ポットには、樹脂モールド時に前記樹脂が接触する面に前記識別子付与部の1つとしての第1識別子付与部が形成されていることを特徴とする。これにより、不要樹脂体の識別が容易になり、樹脂モールド金型における不都合点の特定が更に容易になる。
また、前記プランジャには、樹脂モールド時に前記樹脂が接触する面に前記識別子付与部の1つとしての第2識別子付与部が形成されていることを特徴とする。これにより、ポットとプランジャの組み合わせが適切であるか否かを容易に判別することができる。また、金型使用時において、ポットとプランジャをペア交換する指定がある場合においては、正しい使用がなされているか否かについての証拠とすることができる。
また、前記ポットには前記樹脂が接触する面に前記識別子付与部の1つとしての第1識別子付与部が形成されるとともに、前記プランジャには樹脂モールド時に前記樹脂が接触する接触面に前記識別子付与部の1つとしての第2識別子付与部が形成され、前記第1識別子付与部に付与される不要樹脂体識別子および前記第2識別子付与部に付与される不要樹脂体識別子には、該第1識別子付与部が形成された前記ポットと該第2識別子付与部が形成された前記プランジャとが対にして用いられることが判別可能な表示内容が含まれていることを特徴とする。これにより、金型を解体したり金型をプレス装置から降ろしたりすることなく樹脂成形後における不要な硬化樹脂を観察するだけで、金型内における樹脂成形条件を判断することができる。
また、前記金型部材には、樹脂モールド時に前記樹脂が接触する面に前記識別子付与部の1つの第3識別子付与部が形成されていることを特徴とする。これにより、不要樹脂体の識別が容易になり、樹脂モールド金型における不都合点の特定が更に容易になる。
また、前記識別子付与部は、酸による表面処理またはレーザーマーキングにより形成されていることを特徴とする。これにより、プランジャ、ポット、樹脂路部分に識別子が付与された後であっても、各キャビティにおける成形条件にはほとんど影響を与える事がないため好都合である。
また、前記樹脂路の各々における略同一表面位置に凹形状となるように形成され、樹脂モールド時に前記樹脂が充填されることにより前記不要樹脂体の表面に突起を形成する突起付与部が形成されていることを特徴とする。
また、他の発明は、上記いずれかに記載の樹脂モールド金型と、前記ポットを介して前記金型部材に装着される前記プランジャの各々を押動可能に支持する均等圧ユニットとを備え、前記均等圧ユニットには前記プランジャの支持位置毎に互いに異なる取付け識別子が付与されるとともに、互いに対にして用いられるように予め定められた前記プランジャおよび前記ポットには該プランジャおよび該ポットが対にして用いられることが判別可能な表示内容を含む取付け識別子がそれぞれ付与され、前記対にして用いられる前記プランジャおよび前記ポットに付与された前記取付け識別子と前記均等圧ユニットにおいて該プランジャを支持させる支持位置に付与された前記取付け識別子とには、該プランジャおよび該ポットが該支持位置に取り付けられて用いられる表示内容が含まれていることを特徴とする樹脂モールド装置である。
本発明の構成を採用することにより、樹脂モールド金型において、不要樹脂体に付与された不要樹脂体識別子に基づき、廃棄された不要樹脂体の中から所望の不要樹脂体を識別することができるため、例えば不良品に対応する不要樹脂体を容易に選別することができる。これにより、不良品に対応する不要樹脂体を不良の原因究明に確実に用いることができるため、樹脂モールド装置を停止することなく不良の原因究明を行うことができる。また、不要樹脂体の表面観察によって不都合点となり得るような点が発見されたときにはその点について対処を施すことによって不良の発生を抑えることが可能となる。
また、本発明の構成を採用することにより、樹脂モールド装置においては、取付け識別子の表示内容に従ってプランジャおよびポットが予め決められた位置に取り付けられていれば、例えプランジャおよびポットが金型から取り外されていたとしても、不要樹脂体識別子に基づいて選別された所定の不要樹脂体を形成する際に用いられたプランジャおよびポットを取付け識別子に基づいて特定することができる。これにより、不要樹脂体のみならずポットおよびプランジャも対象として不良の原因究明を行うことができるため、不良の原因究明をより緻密に行うことができる。
以下に、本発明の好適な実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施形態にかかる樹脂モールド装置における要部の概略断面図である。図2は、プランジャによって圧送された樹脂を通過させてキャビティに供給する樹脂路の1つを概念的に示す概略平面図である。図3は、図2中のZ−Z線の断面位置における樹脂モールド前後の状態を示す断面図である。図4は、本実施形態における樹脂モールド装置により樹脂成形(モールド)した成形品の実際の形状を示す平面図である。
本実施の形態における樹脂モールド金型10(以下、単に「金型10」という)は、図1〜3に示すように、樹脂モールド時において、筒状に形成されたポット12に収容された円柱タブレット状の樹脂30が溶融した樹脂(溶融樹脂)をプランジャ14で押圧して、樹脂路11を介して複数のキャビティ18の各々に樹脂30を充填させることによって成形品を成形するものである。本実施形態では、金型10としては、本発明における金型部材である上型10Aと下型10Bとを主体に構成されて、図1に示すようにポット12およびプランジャ14が直列に5つ配列されたマルチポット形式の金型が用いられている。また、この金型10には、筒状に形成されたポット12を介して下型10Bに装着されたプランジャ14によって樹脂モールド時に圧送された樹脂30を通過させて複数のキャビティ18の各々に供給する樹脂路11が略同一の形状に複数(本例では5つ)構成されている。なお、樹脂路11は、本実施形態では上型10Aおよび下型10B等の間に形成されるカル、ランナ16およびゲートによって構成される空間であり、以下の説明においては、この樹脂路11で樹脂30が硬化して形成された後に成形品から切り離されて不要部分となる不要硬化樹脂を不要樹脂体20と呼ぶことにする。
各ポット12において樹脂モールド時に樹脂30が接触する上側の端面、つまり樹脂路11側に向けられた端面(図3(B)参照)には、本発明における第1識別子付与部に相当する識別子付与部12Aが形成されている。各樹脂路11における識別子付与部12Aの各々は、それが形成されたポット12の装着された樹脂路11で形成された不要樹脂体20と他の樹脂路11で形成された不要樹脂体20とを選別するために互いに異なる表示内容の不要樹脂体識別子12Zを各不要樹脂体20に形成して付与する。また、ポット12内を往復駆動して樹脂30を圧送する各プランジャ14の上側の端面には、本発明における第2識別子付与部に相当する識別子付与部14Aが形成されている。各樹脂路11における識別子付与部14Aの各々は、そのプランジャ14によって圧送された樹脂30が樹脂路11で硬化して形成された不要樹脂体20と他の不要樹脂体20とを選別するために互いに異なる表示内容の不要樹脂体識別子14Zを各不要樹脂体20に形成して付与する。また、対にして用いられることが予め定められたポット12およびプランジャ14の識別子付与部12A,14Aは、そのポット12およびプランジャ14が対にして用いられることが判別可能な表示内容が不要樹脂体識別子12Z,14Zに含まれるように形成されている。
例えば、ポット12とプランジャ14とのクリアランスが小さいような場合には、所望のクリアランス(例えば0.002mm以下)を有するようにポット12およびプランジャ14が作製される。この場合、所望のクリアランスを有する一対のポット12およびプランジャ14における表示内容を全く同じ文字列としたり同じ文字列が含まれたものとすることにより、対にして用いられることが判別可能となる。
図2に示すように、下型10Bのパーティング面のカル部分においてポット12を装着する孔の近傍には、不要樹脂体識別子11Zを付与する識別子付与部(本発明における第3識別子付与部の一例)11Aが形成されている。この場合、識別子付与部11Aとしては、例えば、図1に示す5つの樹脂路11毎のそれぞれに「1」〜「5」の数字が昇順で付与されている。具体的には、同図における左端の樹脂路11の識別子付与部11Aによって付与される不要樹脂体識別子11Zは「1」となり、同図における右端の樹脂路11の不要樹脂体識別子11Zは「5」となる。また、下型10B表面におけるランナ16部分には、不要樹脂体識別子16Zを付与する識別子付与部(本発明における第3識別子付与部の別例)16Aが形成されている。このようにして、本実施形態における金型10には、不要樹脂体20に対して互いに異なる不要樹脂体識別子11Z,12Z,14Z,16Z(図4参照)を付与する識別子付与部11A,12A,14A,16Aが樹脂路11毎に設けられている。
これらの識別子付与部11A,12A,14A,16Aは、文字、数字および記号などを適宜組み合わせた文字列が不要樹脂体識別子11Z,12Z,14Z,16Zとして不要樹脂体20に突起状に転写可能となるように、その文字列などを反転させた凹溝状に形成されている。なお、識別子付与部11A,12A,14A,16Aは、設計時に設定された適正な樹脂モールドの成形条件を不要樹脂体識別子11Z,12Z,14Zに含ませるように形成することもできる。
また、樹脂路11の各々における略同一表面位置には凹部14B,16Bが形成されている。具体的には、図2,3に示すように、プランジャ14の上端面には、その面に対して円形穴状に凹形状となるように凹部(本発明における突起付与部の一例)14Bが形成されている。さらに、下型10Bにおけるランナ16に相当する表面位置には、複数(図2中では、プランジャ14の位置を中心として左右にそれぞれ2つ)の凹部(本発明における突起付与部の別例)16Bが凹部14Bと同様な形状に形成されている。凹部14B,16Bは、樹脂成形時に樹脂30を充填させて不要樹脂体20の表面に微小な突起を形成させることにより、その突起の形状に基づいて凹部14Bの形状の転写状態から樹脂成形時における樹脂圧力、成形温度およびキュアタイムなどの成形条件が適正であったかを判断する際に用いられる。
なお、凹部16Bは、ランナ16において樹脂の充填圧力が低くなりやすい部分に配設されていることが好ましく、深さが異なる複数の凹部16B,16Bを近接させて配設していることがより好適である。また、ランナ16内の複数箇所のそれぞれに、深さが異なる複数の凹部16Bを設けても良い。
一方、上型10Aのパーティング面に形成される各キャビティ18の底面には、半導体パッケージ(本発明における成形品に相当する)50の表面に成形品識別子18Z(以下、単に「識別子18Z」ともいう)を付与する成形品識別子付与部18Aが形成されている。これにより、各半導体パッケージ50がキャビティ18から取り外された後であっても、所望の半導体パッケージ50(例えば不良品)に形成された識別子18Zに基づいて不良品の形成されたキャビティ18が容易に特定される。また、半導体パッケージ50に付与される成形品識別子18Zには、不要樹脂体20に付与される不要樹脂体識別子11Zと関連性を有する表示内容として図2に示すように例えば同じ文字(数字の「1」)を含ませることもできる。この場合、半導体パッケージ50と不要樹脂体20とが分離された後において、識別子付与部11Aや成形品識別子付与部18Aなどを確認しなくても、所望の半導体パッケージ50に対応する不要樹脂体20が容易に選別される。
また、上型10Aにおいてキャビティ18とランナ16との間を連通する各ゲート位置にはゲートを構成するゲートピン19が装着されている。このゲートピン19において樹脂モールド時に不要樹脂体20が接触する下側の端面には、その面で硬化した樹脂30にゲート識別子19Zを付与するゲート識別子付与部19Aが形成されている。このゲートピン19の各々には、ゲート識別子19Zとして通し番号が付与されている。このため、不要樹脂体20のゲート部分にはゲート識別子付与部19Aによってゲート識別子19Zが付与されて、各ゲート部分に装着されたゲートピン19がどのゲートピン19であるかが容易に特定される。また、ゲートピン19によって付与される識別子19Zの表示内容が、そのゲートピン19を介して樹脂30が供給されるキャビティ18の成形品識別子付与部18Aによって付与される成形品識別子18Zの表示内容と同じとなる構成を採用することもできる。なお、ゲートピン19の下側の端面には、ゲート識別子付与部19Aのみならず上述した凹部14B,16Bと同様の突起付与部を形成することもできる。
以上に説明した識別子付与部11A,12A,14A,16A、成形品識別子付与部18Aおよびゲート識別子付与部19A(以下、これらの識別子付与部を単に識別子付与部11A,12A,14A,16A,18A,19Aということもある)を具備する金型10を用いた樹脂モールド装置で樹脂成形を行うことにより、樹脂成形後の不要樹脂体20には、各識別子付与部11A,12A,14A,16A,19Aに対応する箇所に不要樹脂体識別子11Z,12Z,14Z,16Zおよびゲート識別子19Z(以下、これらの識別子を単に識別子11Z,12Z,14Z,16Z,19Zということもある)が付与されることになる。一方、半導体パッケージ50の各々には成形品識別子18Zが付与される。
これらの識別子付与部11A,12A,14A,16A,18A,19Aは、下型10B、ポット12、プランジャ14およびゲートピン19において樹脂モールド時に樹脂30に接触する面を酸等の薬品を用いて凹溝を形成させる表面処理によって形成されている。これにより、例えば凹溝を刻印のような加工法によって形成する場合と比較して、形成された各識別子付与部11A,12A,14A,18A,19Aの容積を均一にすることができるため、各キャビティ18における樹脂の成形条件にばらつきを抑えることが可能となる。
また、図1に示すように、下型10Bの下方には各プランジャ14を押動可能に支持する均等圧ユニット60が配設されている。この均等圧ユニット60のユニット本体61には、各ポット12を装着する装着孔の形成ピッチに応じて各ピストンロッド62が上下動可能に嵌め込まれている。このピストンロッド62の下端にはコイルスプリング63が弾装されており、ピストンロッド62は常時上方に付勢されている。また、ピストンロッド62の上端には、プランジャ14が金型10のポット12内へ摺動可能にそれぞれ取り付けられる。
ユニット本体61には、各プランジャ14の支持位置毎に互いに異なる取付け識別子61Aが刻印などで形成されることによって付与されている。また、対にして用いられることが予め定められたプランジャ14の外周面およびポット12の外周面には、これらのポット12およびプランジャ14が対にして用いられる表示内容を含む取付け識別子12B,14Cがそれぞれ付与されている。
さらに、対にして用いられるポット12およびプランジャ14に付与された取付け識別子12B,14Cと、均等圧ユニット60においてそのプランジャ14を支持させる支持位置に付与された取付け識別子61Aとには、そのポット12およびプランジャ14がその支持位置に取り付けられて用いられる表示内容が含まれている。本実施形態の取付け識別子12B,14C,61Aとしては、例えば、図1に示す5つの支持位置毎のそれぞれに「1」〜「5」の数字が左から昇順で付与されている。具体的には、同図の左端の取付け位置に付与される取付け識別子12B,14C,61Aは「1」となり、同図の右端の取付け位置に付与される取付け識別子12B,14C,61Aは「5」となる。
次に、上記の金型10を用いて樹脂モールドする方法について説明する。まず、取付け識別子12Bおよび取付け識別子61Aの表示内容に従って下型10Bの所定の装着孔に各ポット12をそれぞれ装着し、取付け識別子14Cおよび取付け識別子61Aの表示内容に従って各プランジャ14を所定のポット12にそれぞれ装着する。次いで、各プランジャ14の下端を下方に立設しているピストンロッド62の上端にそれぞれ取り付ける。このように、取付け識別子12B,14C,61Aの表示内容に従ってポット12およびプランジャ14を予め定められた取付け位置に取り付けることにより、各樹脂路11での樹脂モールドに用いられたポット12およびプランジャ14を取付け識別子12B,14C,61Aに基づいて特定することができる。これにより、識別子付与部12A,14Aの形成されていないポット12およびプランジャ14を用いて樹脂モールドしていたとしても不要樹脂体20のみならずポット12およびプランジャ14も対象として不良の原因究明を行うことができるため、不良の原因究明をより緻密に行うことができる。
また、金型10を加熱した状態において、樹脂モールドする被成形品をキャビティ18の位置に配置するとともに、各ポット12に樹脂30をそれぞれ供給する。次いで、図示しないプレス装置によって上型10Aと下型10Bとを型閉めして型閉状態として、トランスファ機構(図示せず)によって均等圧ユニット60に支持された各プランジャ14を上方に押動させる。これにより、加熱された金型10によって与熱されて溶融した樹脂30は、各プランジャ14によって圧送されて(図3(B)参照)、各樹脂路11のカル、ランナ16およびゲートに充填されることにより、識別子付与部11A,12A,14A,16A,19Aおよび凹部14B,16Bにも樹脂30が充填される。また、圧送された樹脂30は、ゲートピン19の下側に形成されたゲートを通過して、各キャビティ18に充填されるとともに成形品識別子付与部18Aにも充填される。
続いて、樹脂路11およびキャビティ18に充填された樹脂30を硬化させるために所定時間だけ待機して、金型10の型閉状態を開放する。次いで、半導体パッケージ50および不要樹脂体20が金型10から搬出され、金型10表面がクリーニングされる。最後に、半導体パッケージ50,50,・・・と不要樹脂体20,20,・・・とが分離され、半導体パッケージ50は収納トレイ(図示せず)に収容され、不要樹脂体20は廃棄箱(図示せず)に廃棄されて1回の樹脂モールドが終了する。
次に、樹脂モールドされた半導体パッケージ50について説明する。図5は、図4中のA部分を取り出した拡大平面図である。図6は図5中のB部分を取り出した拡大平面図である。なお、図4〜6には不要樹脂体20および半導体パッケージ50とが分離される前の状態が示されている。
図4に示すように、リードフレーム70上で樹脂成形された半導体パッケージ50には、個々の半導体パッケージ50ごとに、成形されたキャビティ18を特定することが可能な識別子18Zが付与されている。また、樹脂路11で形成された不要樹脂体20おけるカル、ポット12、ランナ16、プランジャ14およびゲートピン19に相当する各部位の表面には、各識別子付与部11A,12A,14A,16A,19Aによって識別子11Z,12Z,14Z,16Z,19Zが付与されている。したがって収納トレイに収納された半導体パッケージ50に不良が発見された際には、半導体パッケージ50に記された識別子18Zと不要樹脂体20Aの識別子11Z,12Z,14Z,19Zとを参照して、所望の半導体パッケージ50に対応する樹脂路11で形成された不要樹脂体20を廃棄箱に廃棄された多数の不要樹脂体20の中から選別することができる。
例えば、図2に例示された樹脂路11において識別子付与部11Aによって不要樹脂体20に付与される識別子11Zは「1」であり、この樹脂路11に対応する各キャビティ18の成形品識別子付与部18Aによって半導体パッケージ50に付与される識別子18Zは「1A」〜「1H」のいずれかである。このため、一例として「1A」の識別子18Zが付与された半導体パッケージ50に不良が発見されたときには、この半導体パッケージ50に対応する不要樹脂体20は識別子11Zとして「1」が付与されたものであると容易に選別することができる。続いて、選別された不要樹脂体20を観察して不良の原因究明を行う際には、識別子11Zとして「1」が付与された不要樹脂体20の表面観察を行う。この場合、その不要樹脂体20において、樹脂の流動状態が他の正常な不要樹脂体20の流動状態と異なった部分(例えばポット12やゲートの近傍など)が観察されたときにはその部分が不都合点であり、不良の原因であることが分かる。このように、金型10を解体したり金型10をプレス装置から降ろしたりすることなく、金型10における不都合点や成形条件における不都合点を特定する作業を直ちに行うことができる。
また、例えば不要樹脂体20のランナ16部分とカル部分とを分離してから半導体パッケージ50と不要樹脂体20とを分離するような構成を用いたり、不要樹脂体20が廃棄箱内で折れてカル部分とランナ部分とが分離してしまったりすることがある。このような場合であっても、ランナ16部分に識別子16Zが付与されているため、不要樹脂体20のカル付近に付与される識別子11Z,12Z,14Zのみならず、ランナ16に付与される識別子16Zに基づいて所定の半導体パッケージ50に対応する不要樹脂体20のカル部分およびランナ部分を廃棄箱に収集された不要樹脂体20の中から確実に選別することができる。
また、識別子12Z,14Zの表示内容に成形条件を示す内容が含まれていれば、その金型10を設計した金型技術者は、予め定められている成形条件をすぐに特定することができる。さらに、樹脂モールド金型の技術者であれば、不良が生じた半導体パッケージ50の識別子18Zに対応する不要樹脂体20の状態を確認することで、金型10における不都合点を推測したり、金型10における実際の成形条件を推測してユーザーに対して成形条件に関するアドバイスを与えたりすることができる。例えば、不要樹脂体20において凹部14B,16B部で形成された突起部14Y,16Yの状態や色合い等を解析することにより、例えば突起部が十分に凹部14B,16Bに充填されずに転写深さが浅く先端が丸くなり、かつ汚れが付着したときには、樹脂圧力や成形温度が適正値よりも低いことが不良の発生の原因と推測できる。また、例えば十分に凹部14B,16Bの形状が突起部14Y,16Yに十分に転写されていても、凹部14B,16Bの隅に汚れが付着したときにはキュアタイムが短いことが不良の発生の原因と推測できる。
従来では、例えば金型技術者の所在地と遠隔した場所で発生した樹脂モールド装置の成形トラブルについては、金型技術者が現地に赴き、金型10の表面を観察することで不良の発生原因を究明する必要があった。しかしながら、本願発明を採用することにより、樹脂モールド装置のユーザーが自らの知識で成形トラブルを解決できない場合には、ユーザーが不要樹脂体識別子11Z,12Z,14Zなどに基づいて所望の不要樹脂体20を廃棄箱から選別して、不要樹脂体20自体を金型技術者に送るか、不要樹脂体20の状態を画像データで金型技術者に送るだけで不良の発生原因を究明する作業を行うことができる。
このように、樹脂モールド装置を停止することなく不良の原因究明を行うことができるため、究明された金型10の不都合点または成形条件の不都合点に対して対策することで問題点を迅速に解決することが可能になり、ユーザーは生産効率を大幅に向上させることができる。また、金型技術者も樹脂モールド装置の設置箇所に直接赴く必要がないため、金型10(樹脂モールド装置)のメンテナンスに要する時間的・費用的負担を大幅に軽減することができるため好都合である。さらに、不都合点となり得るような点が発見されたときにはその点について対処することによって不良の発生を抑えることが可能となる。
また、酸を用いた表面処理によって形成することによって視認性を確保しながら識別子付与部11A,12A,14A,18A,19Aの段差を十分に小さくすことができるため、不要樹脂体20や半導体パッケージ50に転写された識別子11Z,12Z,14Z,18Z,19Zの深さ状態から金型表面の磨耗状態を知ることができ、金型部品の寿命推定が可能になる。これにより適切な時期で金型部品を交換するといったように利用できる。
以上の本実施形態に基づいて詳細に説明をしてきたが、本願発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲において各種の改変を行ったとしても本願発明の技術的範囲に属することはいうまでもない。
例えば、本実施形態においては、ランナ16に円形穴状の凹部16Bを設けた例について説明したが、凹部16Bに代えて半球状のくぼみや直方体状の凹部を採用することももちろん可能である。
また、酸を用いた表面処理以外の刻印やレーザーマーキングなどの既存の加工方法によって各識別子付与部11A,12A,14A,18A,19Aを形成することもできる。この場合、特にレーザーマーキングによって各識別子付与部11A,12A,14A,18A,19Aを形成したときには、超硬材料で形成される部材にも識別子付与部11A,12A,14A,18A,19Aを容易に形成でき、酸による表面処理と同様に視認性を確保しながら段差を十分に小さくすることができるため、上述した酸を用いた表面処理と同様の効果を奏することができる。
また、ポット12およびプランジャ14に識別子付与部12A,14Aおよび取付け識別子12B,14Cを形成してこれに従ってポット12およびプランジャ14を取り付ける構成について例示したが、識別子付与部12A,14Aによって付与される識別子12Z,14Zに取付け識別子12B,14Cに含まれている表示内容を含ませる構成を採用することもできる。この構成によれば、取付け識別子12B,14Cが不要となり、識別子12Z,14Zと取付け識別子61Aとを参照しながら適正な位置にポット12およびプランジャ14を取り付けることができる。
さらに、上述した実施形態においては、識別子12Z,14Zに基づいてポット12およびプランジャ14をそれぞれ対にして用いることができるように、対にして用いる表示内容を含む識別子12Z,14Zを付与する識別子付与部12A,14Aを形成する例を示した。これはポット12とプランジャ14とを対にして組み合わせて使用することが予め定められている場合に、これを確認するためであるが、ポット12とプランジャ14との組み合わせを任意に選択できる場合には、必ずしも識別子付与部12A,14Aの文字列を一対にしなくても良いことももちろんありうる。
また、識別子付与部11A,12A,14A,16Aのすべてを樹脂路11毎に形成する構成について説明したが、これらの識別子付与部11A,12A,14A,16Aのうちの少なくともいずれかを樹脂路11毎に形成する構成を採用することもできる。例えば識別子付与部11Aしか形成しない場合であっても、各不要樹脂体20には識別子11Zが付与されるため、所望の半導体パッケージ50に対応する不要樹脂体20を識別することができる。
さらに、キャビティ18に成形品識別子付与部18Aが形成された構成について説明したが本発明はこれに限定されず、例えば成形品識別子付与部18Aを備えていない構成を採用することもできる。この場合、一般的な樹脂モールド装置では半導体パッケージ50は予め定められた所定の順序で収納トレイに収納されるため、その順序に基づいて所望の半導体パッケージ50が形成されたキャビティ18を特定することもできる。
また、本発明における金型部材である下型10Bに識別子付与部11Aを形成する例について説明したが、同じく金型部材である上型10Aに本発明における第3識別子付与部としての識別子付与部11Aを形成する構成を採用することもできる。
さらに、本発明における金型部材としての上型10Bにポット12を介してプランジャ14を装着する構成に本発明を適用する例について説明したが、ポット12を介してプランジャ14を上型10Aに装着する構成を採用することはもちろん可能である。
本実施形態にかかる樹脂モールド装置における要部の概略断面図である。 樹脂モールド時に圧送された樹脂を通過させてキャビティに供給する樹脂路の1つを概念的に示す概略平面図である。 図2中のZ−Z線の断面位置における樹脂モールド前後の状態を示す断面図である。 本実施形態における樹脂モールド装置により樹脂成形した成形品の実際の形状を示す平面図である。 図4中のA部分を取り出した拡大平面図である。 図5中のB部分を取り出した拡大平面図である。
符号の説明
10 金型
10B 下型
11 樹脂路
11A,12A,14A,16A 識別子付与部
11Z,12Z,14Z,16Z 不要樹脂体識別子
12 ポット
12B,14C,61A 取付け識別子
14 プランジャ
14B,16B 凹部
14Y,16Y 突起部
16 ランナ
18 キャビティ
18A 成形品識別子付与部
18Z 成形品識別子
19 ゲートピン
19A ゲート識別子付与部
19Z ゲート識別子
20 不要樹脂体
30 タブレット
50 半導体パッケージ
60 均等圧ユニット

Claims (8)

  1. ポットを介して金型部材に装着されたプランジャによって樹脂モールド時に圧送された樹脂を通過させてキャビティに供給する樹脂路が略同一の形状に複数構成されて、前記圧送された樹脂が前記樹脂路で硬化して不要樹脂体が形成されるとともに該樹脂路を介して供給された樹脂が前記キャビティで硬化して成形品が形成される樹脂モールド金型であって、
    前記不要樹脂体に対して互いに異なる表示内容の不要樹脂体識別子を付与する識別子付与部が前記樹脂路毎に設けられていることを特徴とする樹脂モールド金型。
  2. 前記ポットには、樹脂モールド時に前記樹脂が接触する面に前記識別子付与部の1つとしての第1識別子付与部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の樹脂モールド金型。
  3. 前記プランジャには、樹脂モールド時に前記樹脂が接触する面に前記識別子付与部の1つとしての第2識別子付与部が形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の樹脂モールド金型。
  4. 前記ポットには前記樹脂が接触する面に前記識別子付与部の1つとしての第1識別子付与部が形成されるとともに、前記プランジャには樹脂モールド時に前記樹脂が接触する接触面に前記識別子付与部の1つとしての第2識別子付与部が形成され、
    前記第1識別子付与部に付与される不要樹脂体識別子および前記第2識別子付与部に付与される不要樹脂体識別子には、該第1識別子付与部が形成された前記ポットと該第2識別子付与部が形成された前記プランジャとが対にして用いられることが判別可能な表示内容が含まれていることを特徴とする請求項1記載の樹脂モールド金型。
  5. 前記金型部材には、樹脂モールド時に前記樹脂が接触する面に前記識別子付与部の1つの第3識別子付与部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の樹脂モールド金型。
  6. 前記識別子付与部は、酸による表面処理またはレーザーマーキングにより形成されていることを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載の樹脂モールド金型。
  7. 前記樹脂路の各々における略同一表面位置に凹形状となるように形成され、樹脂モールド時に前記樹脂が充填されることにより前記不要樹脂体の表面に突起を形成する突起付与部が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか一項に記載の樹脂モールド金型。
  8. 請求項1〜7のうちのいずれか一項に記載の樹脂モールド金型と、前記ポットを介して前記金型部材に装着される前記プランジャの各々を押動可能に支持する均等圧ユニットとを備え、
    前記均等圧ユニットには前記プランジャの支持位置毎に互いに異なる取付け識別子が付与されるとともに、互いに対にして用いられるように予め定められた前記プランジャおよび前記ポットには該プランジャおよび該ポットが対にして用いられることが判別可能な表示内容を含む取付け識別子がそれぞれ付与され、
    前記対にして用いられる前記プランジャおよび前記ポットに付与された前記取付け識別子と前記均等圧ユニットにおいて該プランジャを支持させる支持位置に付与された前記取付け識別子とには、該プランジャおよび該ポットが該支持位置に取り付けられて用いられる表示内容が含まれていることを特徴とする樹脂モールド装置。
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