JP2009107116A - ロボットの関節部の密封装置及び関節ロボット - Google Patents

ロボットの関節部の密封装置及び関節ロボット Download PDF

Info

Publication number
JP2009107116A
JP2009107116A JP2009014657A JP2009014657A JP2009107116A JP 2009107116 A JP2009107116 A JP 2009107116A JP 2009014657 A JP2009014657 A JP 2009014657A JP 2009014657 A JP2009014657 A JP 2009014657A JP 2009107116 A JP2009107116 A JP 2009107116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
robot
sealing device
seal
drive mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009014657A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009107116A5 (ja
JP4763063B2 (ja
Inventor
Toshiisa Tamura
敏功 田村
Hidetomo Kurebayashi
秀倫 榑林
Atsushi Aizawa
敦史 相澤
Yasuyoshi Tanaka
康好 田中
Katsumi Fujimoto
勝巳 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP2009014657A priority Critical patent/JP4763063B2/ja
Publication of JP2009107116A publication Critical patent/JP2009107116A/ja
Publication of JP2009107116A5 publication Critical patent/JP2009107116A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4763063B2 publication Critical patent/JP4763063B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)
  • Sealing Of Bearings (AREA)

Abstract

【課題】ロボットの関節部に組み込んだ駆動機構からの潤滑剤や塵埃の漏出を確実に防止するとともに、ロボットの外部環境から関節部内への異物の侵入を確実に阻止する。
【解決手段】ロボットの第1関節部16に設けられる密封装置10は、第1駆動機構34に対して複数段に重複するシール部116、118を形成する。第1シール部116は、第1駆動機構34に与えられる潤滑剤保有部(空所108a、減速機42、軸受44、46、48)に隣接して形成される第1の部材間隙120をシールする第1の接触シール要素122を備える。第1シール部116の外側に配置される第2シール部118は、第1駆動機構34の収容空間108を画定する第1関節部16の周囲壁110に形成される第2の部材間隙124をシールする第2の接触シール要素126を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、ロボットの関節部に設けられる密封装置に関する。本発明はまた、関節部に密封装置を装備した関節ロボットに関する。
関節ロボットにおいて、アームや手首を駆動するための駆動機構を関節部に組み込んだ構成では、駆動機構に保有されている潤滑剤が関節部の外部に漏出することを防止するために、一般に、駆動機構の出力端(例えば減速機の出力側の軸受)の相対移動領域に、接触シール要素の一種であるオイルシールが設置されている。特に、ロボットによる環境や作業対象ワークの汚染を極力防止することが要求される用途において、関節部に組み込まれる駆動機構に対して複数段に重複するシール部を形成する密封装置を、関節部に装備することが提案されている。
例えば特許文献1は、クリーンルーム用ロボットの手首機構であって、手首ハウジングに組み込んだ駆動機構の減速機の出力端をグリースシール(接触シール要素)で封止するとともに、駆動機構に連結される手首動作部と手首ハウジングとの間をラビリンスシール(非接触シール要素)で封止する、2段式の密封装置を備えた手首機構を開示する。この手首機構においては、手首ハウジングの内部を負圧状態に維持することで、駆動機構に保有される潤滑剤や駆動機構内の可動部材の摩滅によって生じる塵埃がハウジング外部(すなわちクリーンルーム内)に漏出することを、効果的に防止できる。
特開昭63−22290号公報
特許文献1に記載されるロボットの手首機構(関節部)の密封装置は、2段階のシール部のうち外側シール部がラビリンスシール(非接触シール要素)によって構成されているから、ハウジング内部の負圧によって吸引可能な塵埃に対しては有効なシール機能を発揮できるものの、内側シール部であるグリースシールを駆動機構の潤滑剤が通り抜けた場合にはそのような潤滑剤に対するシール機能が若干劣る傾向がある。また、特許文献1のロボットは、クリーンルームでの使用を前提としているものであるから、ロボットの外部環境に塵埃や液滴等が存在する場合には、そのような塵埃や液滴がラビリンスシールを通って手首ハウジング内に侵入することを阻止できない恐れがある。
例えば、食品や医薬品等の嫌汚染性製品の製造ラインで、それら製品をハンドリングするために装備される関節ロボットにおいては、関節部からの潤滑剤の僅かな漏出をも確実に防止するだけでなく、ロボットに吹き付けられる洗浄剤や滅菌ガスが関節部の内部に侵入することを確実に阻止することが要求される。したがって、嫌汚染性製品を扱う関節ロボットでは、前述した特許文献1に記載される密封装置を関節部に装備したとしても、要求されるシール機能を確保できないことが懸念される。
本発明の目的は、ロボットの関節部に設けられる密封装置であって、関節部に組み込んだ駆動機構から潤滑剤や塵埃が関節部の外部に漏出することを確実に防止できるとともに、ロボットの外部環境から異物が関節部の内部に侵入することを確実に阻止できる、高性能の密封装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、関節部に密封装置を装備した関節ロボットにおいて、関節部に組み込んだ駆動機構から潤滑剤や塵埃が関節部の外部に漏出することを確実に防止できるとともに、ロボットの外部環境から異物が関節部の内部に侵入することを確実に阻止できる、高性能の密封装置を備え、以って、嫌汚染性製品の製造ラインに好適に適用できる関節ロボットを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ロボットの関節部に設けられ、関節部に組み込まれる駆動機構に対して複数段に重複するシール部を形成する密封装置において、駆動機構に与えられる潤滑剤保有部に隣接して形成される第1の部材間隙をシールする第1の接触シール要素を備えた第1シール部と、第1シール部の外側に配置され、駆動機構の収容空間を画定する関節部の周囲壁に形成される第2の部材間隙をシールする第2の接触シール要素を備えた第2シール部と、を具備することを特徴とする、関節部の密封装置を提供する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の密封装置において、第1の部材間隙は、関節部を介して連結されるロボットの一対の相対可動部を相互に回転可能に支持する軸受に隣接して形成され、第1シール部の第1の接触シール要素が、第1の部材間隙に配置される、密封装置を提供する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の密封装置において、駆動機構は、減速機を備え、軸受及び第1の接触シール要素が、減速機の一対の相対移動部材の間に配置される、密封装置を提供する。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の密封装置において、関節部の周囲壁は、軸受の固定側と可動側とにそれぞれ連結される一対の壁部材を含み、第2シール部の第2の接触シール要素が、一対の壁部材の間に配置される、密封装置を提供する。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の密封装置において、第2の部材間隙は、収容空間とロボットの外部環境とを相互に直接的に連通させる領域に形成され、第2シール部の第2の接触シール要素が、第2の部材間隙に配置される、密封装置を提供する。
請求項6に記載の発明は、嫌汚染性製品を扱う関節ロボットにおいて、請求項1〜5のいずれか1項に記載の密封装置を関節部に装備したことを特徴とする関節ロボットを提供する。
請求項1に記載の発明によれば、複数段に重複するシール部を構成する第1シール部と第2シール部との双方が、接触シール要素を有しているから、第1シール部の第1の接触シール要素を潤滑剤や塵埃が通り抜けた場合にも、第2シール部の第2の接触シール要素が、そのような潤滑剤や塵埃に対する高水準のシール機能を発揮して、収容空間から関節部の外部への潤滑剤や塵埃の漏出を確実に防止する。また、関節部の外部環境に塵埃や液滴等が存在する場合であっても、第2シール部の第2の接触シール要素が、そのような塵埃や液滴に対する高水準のシール機能を発揮して、外部環境から収容空間への塵埃や液滴の侵入を確実に阻止する。したがって、関節部に組み込んだ駆動機構から潤滑剤や塵埃が関節部の外部に漏出することを確実に防止でき、以って、ロボットによる環境や作業対象ワークの汚染を未然に回避できる。さらに、外部環境から異物が関節部の内部に侵入することを確実に阻止でき、以って、異物侵入によるロボットの動作不良の発生を未然に回避できる。
請求項2に記載の発明によれば、ロボットの一対の相対可動部の動作状態に関わらず、それら相対可動部を相互に回転可能に支持する軸受の潤滑剤保有部を、第1の接触シール要素により確実に密閉することができる。
請求項3に記載の発明によれば、駆動機構の減速機が有する潤滑剤保有部を、第1の接触シール要素により確実に密閉することができる。
請求項4に記載の発明によれば、ロボットの一対の相対可動部の動作状態に関わらず、それら相対可動部が有する一対の壁部材の間に配置される第2の接触シール要素により、収容空間を確実に密閉することができる。
請求項5に記載の発明によれば、関節部の収容空間を、第2の接触シール要素により確実に密閉することができる。
請求項6に記載の発明によれば、食品や医薬品等の嫌汚染性製品の製造ラインに好適に適用できる関節ロボットが提供される。
本発明の一実施形態によるロボットの斜視図である。 図1のロボットの第1及び第2関節部の内部構造を示す縦断面図である。 図1のロボットの第4関節部の内部構造を示す縦断面図である。 図2の第1関節部の拡大図で、本発明の一実施形態による密封装置の構成を示す。 図3の第4関節部の拡大図で、本発明の他の実施形態による密封装置の構成を示す。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。全図面に渡り、対応する構成要素には共通の参照符号を付す。
図面を参照すると、図1は、本発明の一実施形態による密封装置10を個々の関節部に装備した、本発明の一実施形態による関節ロボット12(以下、ロボット12と略称する)を示す図、図2及び図3は、ロボット12の主たる関節部の内部構造を示す図、図4及び図5は、ロボット12の主たる関節部に装備した密封装置10の構成を拡大して示す図である。図示のロボット12は、主として直接駆動式の関節部を備えた6軸垂直多関節ロボットの機械構成を有する。しかし、本発明に係るロボットの機械構成は、これに限定されない。
図1に示すように、ロボット12は、静止基台14と、第1関節部16を介して静止基台14に連結される回転台18と、第2関節部20を介して回転台18に連結される第1腕部22と、第3関節部24及び第4関節部26を介して第1腕部22に連結される第2腕部28と、手首関節部30を介して第2腕部28に連結される手首部32とを備える。第1関節部16は、回転台18を静止基台14に対し、鉛直な第1制御軸J1に関して回転可能に連結する。また第2関節部20は、第1腕部22を回転台18に対し、第1制御軸J1に直交する水平な第2制御軸J2に関して回転(腕振り)可能に連結する。また第3関節部24は、第2腕部28を第1腕部22に対し、第2制御軸J2に平行する水平な第3制御軸J3に関して回転(腕振り)可能に連結する。また第4関節部26は、第2腕部28を第1腕部22に対し、第3制御軸J3に直交する第4制御軸J4に関して回転可能に連結する。
手首関節部30は、手首部32を第2腕部28に対し、第4制御軸J4に直交する第5制御軸J5に関して回転(手首振り)可能に連結するとともに、手首部32の端部材32aを、第5制御軸J5に直交する第6制御軸J6に関して回転可能に支持する。手首部32の端部材32aには、図示しないエンドエフェクタが取り付けられる。ロボット12は、第1〜第6制御軸J1〜J6の多様な制御下で、第1及び第2腕部22、28並びに手首部32を多彩に動作させることで、エンドエフェクタにより種々の作業を遂行することができる。
図2に示すように、第1関節部16には、第1制御軸J1(図1)にて回転台18を回転駆動するための第1駆動機構34が組み込まれる。第1駆動機構34は、静止基台14に収容される駆動モータ36と、駆動モータ36の出力を回転台18に伝達する動力伝達機構38とを含む。動力伝達機構38は、駆動モータ36の出力軸36aに連結される歯車列40と、歯車列40に連結される減速機42とを備える。減速機42は、静止基台14に固定して連結される固定部材42aと、歯車列40に連結され、固定部材42aに対して回転する入力部材42bと、回転台18に固定して連結され、固定部材42aに係合しつつ入力部材42bに対して所定の減速比で回転する出力部材(すなわち出力側可動部材)42cとを備える。そして、減速機42の固定部材42aと入力部材42bとの間、入力部材42bと出力部材42cとの間、及び固定部材42aと出力部材42cとの間に、それぞれ軸受44、46、48が設置される。
同様に、第2関節部20には、第2制御軸J2(図1)にて第1腕部22を回転駆動するための第2駆動機構50が組み込まれる。第2駆動機構50は、回転台18に収容される駆動モータ52と、駆動モータ52の出力を第1腕部22に伝達する動力伝達機構54とを含む。動力伝達機構54は、駆動モータ52の出力軸52aに連結される歯車列56と、歯車列56に連結される減速機58とを備える。減速機58は、回転台18に固定して連結される固定部材58aと、歯車列56に連結され、固定部材58aに対して回転する入力部材58bと、第1腕部22に固定して連結され、固定部材58aに係合しつつ入力部材58bに対して所定の減速比で回転する出力部材(すなわち出力側可動部材)58cとを備える。そして、減速機58の固定部材58aと入力部材58bとの間、入力部材58bと出力部材58cとの間、及び固定部材58aと出力部材58cとの間に、それぞれ軸受60、62、64が設置される。
なお、図示しないが、第3関節部24には、第3制御軸J3(図1)にて第2腕部28を回転駆動するための第3駆動機構が組み込まれる。第3駆動機構は、上記した第1及び第2駆動機構34、50と同様の構成を備えている。また、ロボット12は、手首部32に取り付けたエンドエフェクタに電力や材料等を供給するための線条体66が、静止基台14、回転台18、第1腕部22及び第2腕部28の内部に敷設される構成を有する。その目的で、第1〜第3関節部16、20、24には、線条体66を通すためのパイプ68が設置されている。
他方、図3に示すように、第4関節部26には、第4制御軸J4(図1)にて第2腕部28を回転駆動するための第4駆動機構70が内蔵されるとともに、第5制御軸J5(図1)にて手首部32(図1)を回転駆動するための第5駆動機構72の主要部と、第6制御軸J6(図1)にて手首部32の端部材32a(図1)を回転駆動するための第6駆動機構74の主要部とが内蔵される。第4駆動機構70は、第4関節部26に並設される駆動モータ76と、駆動モータ76の出力を第2腕部28に伝達する動力伝達機構78とを含む(駆動モータの収容ケース26aが示されている)。動力伝達機構78は、駆動モータ76の出力軸76aに連結される減速機80と、減速機80の出力部に連結される歯車列82とを備える。歯車列82の最終歯車84は、径方向外方へ突出するフランジ部分84aを有する中空筒状体からなり、フランジ部分84aの外縁領域で、第2腕部28に固定される。そして、最終歯車84のフランジ部分84aに隣接して、第2腕部28を第4関節部26上で回転可能に担持する軸受86が設置される。
第5駆動機構72は、第4関節部26に収容される駆動モータ88と、駆動モータ88の出力を手首部32(図1)に伝達する動力伝達機構90とを含む。動力伝達機構90は、駆動モータ88の出力軸88aに連結される歯車列92と、第2腕部28に収容され、一端で歯車列92に連結される中空筒状の駆動シャフト94と、手首関節部30(図1)に収容され、駆動シャフト94の他端に連結される減速機(図示せず)とを備える。歯車列92の後段歯車96は、中空筒状体からなり、その一部分が軸受98を介して、前述した第4駆動機構70の動力伝達機構78における歯車列82の最終歯車84に同軸状に内設される。さらに、後段歯車96は、駆動シャフト94に同軸状に固定される。
同様に、第6駆動機構74は、第4関節部26に収容される駆動モータ(図示せず)と、駆動モータの出力を手首部32の端部材32a(図1)に伝達する動力伝達機構100とを含む。動力伝達機構100は、駆動モータの出力軸に連結される歯車列(後段歯車102のみ図示)と、第2腕部28に収容され、一端で歯車列に連結される中空筒状の駆動シャフト104と、手首関節部30(図1)に収容され、駆動シャフト104の他端に連結される減速機(図示せず)とを備える。歯車列の後段歯車102は、中空筒状体からなり、その一部分が軸受106を介して、前述した第5駆動機構72の動力伝達機構90における歯車列92の後段歯車96に同軸状に内設される。さらに、後段歯車102は、駆動シャフト104に同軸状に固定され、駆動シャフト104が、第5駆動機構72の動力伝達機構90における駆動シャフト94に同軸状に内設される。
上記構成を有するロボット12は、個々の関節部16、20、24、26、30に組み込まれる駆動機構に対して、複数段に重複するシール部を形成する密封装置10を、各関節部16、20、24、26、30に装備している。以下、図4及び図5を参照して、代表例として第1及び第4関節部16、26に装備される密封装置10の構成を説明する。
図4に示すように、第1関節部16は、第1駆動機構34の特に動力伝達機構38を収容する収容空間108を画定する周囲壁110を備える。周囲壁110は、静止基台14の上端に固定的(図では別体)に設けられる第1壁部材112と、回転台18の下端に固定的(図では一体)に設けられる第2壁部材114とを含む。第1壁部材112は、上方へ先細りに延びて上端で開口する中空円錐台形状を有し、その内部に、動力伝達機構38の歯車列40を収容する空所108a(収容空間108の一部分)を画定する。また、第2壁部材114は、下方へ末広がりに延びて下端で開口する中空円錐台形状を有し、その内部に、動力伝達機構38の減速機42を収容する空所108b(収容空間108の他の一部分)を画定する。
減速機42は、その固定部材42aが、第1壁部材112の上端の開口縁112aに固定される一方、その出力部材42cが、第2壁部材114の上端面114aに固定される。このような構成において、減速機42の固定部材42aと出力部材42cとの間に設置される軸受48は、第1関節部16を介して連結される静止基台14と回転台18と(すなわちロボット12の一対の相対可動部)を、第1制御軸J1(図1)に関して相互に回転可能に支持する軸受として機能する。
上記構成を有する第1関節部16においては、主として、第1壁部材112の空所108aと、減速機42の内部と、各軸受44、46、48とに、それぞれ適当な潤滑剤が予め保有される。そこで、第1関節部16には、それら潤滑剤や部材摩滅による塵埃が第1関節部16の外部に漏出することを防止するとともに、ロボット12の外部環境から異物が第1関節部16の内部に侵入することを阻止する目的で、第1駆動機構34に対して複数段に重複するシール部116、118を形成する密封装置10が装備される。
図4に示すように、第1関節部16に装備される密封装置10は、第1駆動機構34に与えられる潤滑剤保有部(空所108a、減速機42、軸受44、46、48)に隣接して形成される第1の部材間隙(図示実施形態では減速機42の固定部材42aと出力部材42cとの間に形成される間隙)120をシールする第1シール部116を備える。第1シール部116は、相対移動面同士の隙間をリップ接触によりシール可能な第1の接触シール要素(例えばオイルシール)122を有する。第1の接触シール要素122は、減速機42の固定部材42aと出力部材42cとの間に設置される軸受48の軸線方向外側に隣接して形成される環状凹所からなる第1の部材間隙120に配置される。なお、軸受48は、減速機42の固定部材42a及び出力部材42cがそれぞれ外輪及び内輪となるクロスローラベアリングとして構成できる。
軸受48は、前述したように、第1関節部16を介して連結されるロボット12の一対の相対可動部(静止基台14及び回転台18)を相互に回転可能に支持するものであり、空間上ではロボット12の外部環境に最も近接して配置される相対移動構造体である。したがって、第1の接触シール要素122は、上記配置により、ロボット12の運転状態に関わらず、第1駆動機構34の潤滑剤保有部(空所108a、減速機42、軸受44、46、48)を密閉することができ、それにより、それら潤滑剤保有部から第1駆動機構34の外部への潤滑剤や塵埃の漏出、及び第1駆動機構34の外部からそれら潤滑剤保有部への異物の侵入を、確実に防止する。
さらに、第1関節部16に装備される密封装置10は、第1シール部116の外側に配置され、第1駆動機構34を包囲する第1関節部16の周囲壁110に形成される第2の部材間隙(図示実施形態では、第1壁部材112と第2壁部材114との間に形成される間隙)124をシールする第2シール部118を備える。第2シール部118は、相対移動面同士の隙間をリップ接触によりシール可能な第2の接触シール要素(例えばVリング)126を有する。第2の接触シール要素126は、周囲壁110の第1壁部材112の上端と第2壁部材114の下端との、互いに近接対向する外周縁領域112b、114bの間に形成される第2の部材間隙124に配置される。
第1及び第2壁部材112、114のこれら外周縁領域112b、114bは、第1関節部16の収容空間108とロボット12の外部環境とを相互に直接的に連通させる領域である。したがって、第2の接触シール要素126は、上記配置により、ロボット12の運転状態に関わらず、収容空間108を密閉することができ、それにより、収容空間108から第1関節部16の外部への潤滑剤や塵埃の漏出、及び第1関節部16の外部から収容空間108への異物の侵入を、確実に防止する。しかも、第1壁部材112と第2壁部材114とは、前述した軸受48の固定側(減速機42の固定部材42a)と可動側(減速機42の出力部材42c)とにそれぞれ連結される一対の相対移動部材であるから、第2の接触シール要素126は、第1の接触シール要素122によって密閉される第1駆動機構34の潤滑剤保有部(空所108a、減速機42、軸受44、46、48)に対し、重層的な密閉機能を発揮することになる。
このように、上記構成を有する密封装置10は、複数段に重複するシール部を構成する第1シール部116と第2シール部118との双方が、接触シール要素122、126を有しているから、第1シール部116の第1の接触シール要素122を潤滑剤や塵埃が通り抜けた場合にも、第2シール部118の第2の接触シール要素126が、そのような潤滑剤や塵埃に対する高水準のシール機能を発揮して、収容空間108から第1関節部16の外部(すなわちロボット12の外部環境)への潤滑剤や塵埃の漏出を確実に防止する。また、ロボット12の外部環境に塵埃や液滴等が存在する場合であっても、第2シール部118の第2の接触シール要素126が、そのような塵埃や液滴に対する高水準のシール機能を発揮して、外部環境から収容空間108への塵埃や液滴の侵入を確実に阻止する。
したがって、密封装置10によれば、第1関節部16に組み込んだ第1駆動機構34から潤滑剤や塵埃が第1関節部16の外部に漏出することを確実に防止でき、以って、ロボット12による環境や作業対象ワークの汚染を未然に回避できる。さらに、密封装置10によれば、ロボット12の外部環境から異物が第1関節部16の内部に侵入することを確実に阻止でき、以って、異物侵入によるロボット12の動作不良の発生を未然に回避できる。このような密封装置10を第1関節部16に装備したロボット12は、食品や医薬品等の嫌汚染性製品の製造ラインに好適に適用できるものとなる。
なお、図示のように、第1関節部16に設置したパイプ68と回転台18との間には、1つの接触シール要素(例えばオイルシール)128のみが配置されている。この接触シール要素128は、第1駆動機構34に保有された潤滑剤の漏出を防止するものであるが、漏出先が回転台18の内部空間であるから、この箇所に、複数段に重複するシール部を形成する必要は無い。また、図示実施形態のように、第1関節部16に、第1駆動機構34を収容する収容空間108を画定する周囲壁110を設けるとともに、周囲壁110に形成される第2の部材間隙124に、相対移動面同士の隙間をリップ接触によりシール可能な第2の接触シール要素(例えばVリング)126を配置する構成とすることで、第1関節部16の外表面が凹凸の少ない滑らかな形状になる。その結果、ロボット12の外観が改善され、洗浄剤による洗浄作業が容易になる利点も得られる。
ロボット12の第2及び第3関節部20、24には、上記した第1関節部16の密封装置10と実質的同一の構成を有する密封装置10を装備することができる。図2には、第2関節部20に装備される密封装置10の第1の接触シール要素130と第2の接触シール要素132とが示されている。各関節部20、24の密封装置10の説明は省略する。
次に、図5を参照すると、第4関節部26は、第4駆動機構70の特に動力伝達機構78を収容する収容空間134を画定する周囲壁136を備える。周囲壁136は、第3関節部24(図1)に回転可能に連結される第1壁部材138と、第2腕部28の基端に固定的(図では一体)に設けられる第2壁部材140とを含む。第1壁部材138は、一端で開口する中空筒形状を有し、また第2壁部材140は、第2腕部28の基端で外方へ突出する環状フランジ形状を有する。そして、第1壁部材138と第2壁部材140との協働により、動力伝達機構78の減速機80及び歯車列82を収容する収容空間134が画定される。なお、収容空間134には、第5駆動機構72の動力伝達機構90の歯車列92と、第6駆動機構74の動力伝達機構100の歯車列(後段歯車102)とが、同様に収容される。
第4駆動機構70の動力伝達機構78は、減速機80が、ブラケット142を介して第1壁部材138に固定される一方、歯車列82の最終歯車84が、第2壁部材140(すなわち第2腕部28の基端)に固定される。このような構成において、第1壁部材138と第2壁部材140との間に設置される軸受86は、第4関節部26(及び第3関節部24)を介して第1腕部22(図1)と第2腕部28と(すなわちロボット12の一対の相対可動部)を、第4制御軸J4(図1)に関して相互に回転可能に支持する軸受として機能する。
上記構成を有する第4関節部26においては、主として、収容空間134と、減速機80の内部と、各軸受86、98、106とに、それぞれ適当な潤滑剤が予め保有される。そこで、第4関節部26には、それら潤滑剤や部材摩滅による塵埃が第4関節部26の外部に漏出することを防止するとともに、ロボット12の外部環境から異物が第4関節部26の内部に侵入することを阻止する目的で、第4駆動機構70に対して複数段に重複するシール部144、146を形成する密封装置10が装備される。
図5に示すように、第4関節部26に装備される密封装置10は、第4駆動機構70(並びに第5及び第6駆動機構72、74)に与えられる潤滑剤保有部(収容空間134、減速機80、軸受86、98、106)に隣接して形成される第1の部材間隙(図示実施形態では第1壁部材138に固定される軸受86と第2壁部材140との間に形成される間隙)148をシールする第1シール部144を備える。第1シール部144は、相対移動面同士の隙間をリップ接触によりシール可能な第1の接触シール要素(例えばオイルシール)150を有する。第1の接触シール要素150は、軸受86の外輪86aの軸線方向外側(収容空間134とは反対側)に形成される環状凹所からなる第1の部材間隙148に配置される。
軸受(例えばクロスローラベアリング)86は、前述したように、第4関節部26を介して連結されるロボット12の一対の相対可動部(第1腕部22及び第2腕部28)を相互に回転可能に支持するものであり、空間上ではロボット12の外部環境に最も近接して配置される相対移動構造体である。したがって、第1の接触シール要素150は、上記配置により、ロボット12の運転状態に関わらず、第4駆動機構70(並びに第5及び第6駆動機構72、74)の潤滑剤保有部(収容空間134、減速機80、軸受86、98、106)を密閉することができ、それにより、それら潤滑剤保有部から第4駆動機構70の外部への潤滑剤や塵埃の漏出、及び第4駆動機構70の外部からそれら潤滑剤保有部への異物の侵入を、確実に防止する。
さらに、第4関節部26に装備される密封装置10は、第1シール部144の外側に配置され、第4駆動機構70を包囲する第4関節部26の周囲壁136に形成される第2の部材間隙(図示実施形態では、第1壁部材138と第2壁部材140との間に形成される間隙)152をシールする第2シール部146を備える。第2シール部146は、相対移動面同士の隙間をリップ接触によりシール可能な第2の接触シール要素(例えばVリング)154を有する。第2の接触シール要素154は、周囲壁136の第1壁部材138の一端と第2壁部材140の一端との、互いに近接対向する外周縁領域138a、140aの間に形成される第2の部材間隙152に配置される。
第1及び第2壁部材138、140のこれら外周縁領域138a、140aは、第4関節部26の収容空間134とロボット12の外部環境とを相互に直接的に連通させる領域である。したがって、第2の接触シール要素154は、上記配置により、ロボット12の運転状態に関わらず、収容空間134を密閉することができ、それにより、収容空間134から第4関節部26の外部への潤滑剤や塵埃の漏出、及び第4関節部26の外部から収容空間134への異物の侵入を、確実に防止する。しかも、第1壁部材138と第2壁部材140とは、前述した軸受86の固定側(外輪86a)と可動側(内輪86b)とにそれぞれ連結される一対の相対移動部材であるから、第2の接触シール要素154は、第1の接触シール要素150によって密閉される第4駆動機構70(並びに第5及び第6駆動機構72、74)の潤滑剤保有部(収容空間134、減速機80、軸受86、98、106)に対し、重層的な密閉機能を発揮することになる。
このように、第4関節部26に装備される密封装置10も、前述した第1関節部16に装備される密封装置10と同様に、複数段に重複するシール部を構成する第1シール部144と第2シール部146との双方が、接触シール要素150、154を有しているから、第1シール部144の第1の接触シール要素150を潤滑剤や塵埃が通り抜けた場合にも、第2シール部146の第2の接触シール要素154が、そのような潤滑剤や塵埃に対する高水準のシール機能を発揮して、収容空間134から第4関節部26の外部(すなわちロボット12の外部環境)への潤滑剤や塵埃の漏出を確実に防止する。また、ロボット12の外部環境に塵埃や液滴等が存在する場合であっても、第2シール部146の第2の接触シール要素154が、そのような塵埃や液滴に対する高水準のシール機能を発揮して、外部環境から収容空間134への塵埃や液滴の侵入を確実に阻止する。
したがって、密封装置10によれば、第4関節部26に組み込んだ第4駆動機構70(並びに第5及び第6駆動機構72、74)から潤滑剤や塵埃が第4関節部26の外部に漏出することを確実に防止でき、以って、ロボット12による環境や作業対象ワークの汚染を未然に回避できる。さらに、密封装置10によれば、ロボット12の外部環境から異物が第4関節部26の内部に侵入することを確実に阻止でき、以って、異物侵入によるロボット12の動作不良の発生を未然に回避できる。このような密封装置10を第4関節部26に装備したロボット12は、食品や医薬品等の嫌汚染性製品の製造ラインに好適に適用できるものとなる。
なお、図示のように、第5及び第6駆動機構72、74にそれぞれ設置される軸受98、106に対しては、いずれも1つの接触シール要素(例えばオイルシール)156、158のみが配置されている。これら接触シール要素156、158は、軸受98、106に保有された潤滑剤の漏出を防止するものであるが、漏出先が第2腕部28の内部空間であるから、この箇所に、複数段に重複するシール部を形成する必要は無い。また、図示実施形態のように、第4関節部26に、第4駆動機構70を収容する収容空間134を画定する周囲壁136を設けるとともに、周囲壁136に形成される第2の部材間隙152に、相対移動面同士の隙間をリップ接触によりシール可能な第2の接触シール要素(例えばVリング)154を配置する構成とすることで、第4関節部26の外表面が凹凸の少ない滑らかな形状になる。その結果、ロボット12の外観が改善され、洗浄剤による洗浄作業が容易になる利点も得られる。
なお、ロボット12の手首関節部30(図1)には、上記した第1及び第4関節部16、26の密封装置10と実質的同一の構成を有する密封装置10を装備することができる。
10 密封装置
12 ロボット
14 静止基台
16 第1関節部
18 回転台
20 第2関節部
22 第1腕部
24 第3関節部
26 第4関節部
28 第2腕部
30 手首関節部
32 手首部
34 第1駆動機構
38、54、78、90、100 動力伝達機構
40、56、82、92 歯車列
42、58、80 減速機
42a、58a 固定部材
42c、58c 出力部材
44、46、48、60、62、64、86、98、106 軸受
70 第4駆動機構
72 第5駆動機構
74 第6駆動機構
108、134 収容空間
110、136 周囲壁
112、138 第1壁部材
114、140 第2壁部材
116、144 第1シール部
118、146 第2シール部
120、148 第1の部材間隙
122、130、150 第1の接触シール要素
124、152 第2の部材間隙
126、132、154 第2の接触シール要素

Claims (6)

  1. ロボットの関節部に設けられ、該関節部に組み込まれる駆動機構に対して複数段に重複するシール部を形成する密封装置において、
    前記駆動機構に与えられる潤滑剤保有部に隣接して形成される第1の部材間隙をシールする第1の接触シール要素を備えた第1シール部と、
    前記第1シール部の外側に配置され、前記駆動機構の収容空間を画定する前記関節部の周囲壁に形成される第2の部材間隙をシールする第2の接触シール要素を備えた第2シール部と、
    を具備することを特徴とする、関節部の密封装置。
  2. 前記第1の部材間隙は、前記関節部を介して連結されるロボットの一対の相対可動部を相互に回転可能に支持する軸受に隣接して形成され、前記第1シール部の前記第1の接触シール要素が、該第1の部材間隙に配置される、請求項1に記載の関節部の密封装置。
  3. 前記駆動機構は、減速機を備え、前記軸受及び前記第1の接触シール要素が、該減速機の一対の相対移動部材の間に配置される、請求項2に記載の関節部の密封装置。
  4. 前記関節部の前記周囲壁は、前記軸受の固定側と可動側とにそれぞれ連結される一対の壁部材を含み、前記第2シール部の前記第2の接触シール要素が、該一対の壁部材の間に配置される、請求項2又は3に記載の関節部の密封装置。
  5. 前記第2の部材間隙は、前記収容空間とロボットの外部環境とを相互に直接的に連通させる領域に形成され、前記第2シール部の前記第2の接触シール要素が、該第2の部材間隙に配置される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の関節部の密封装置。
  6. 嫌汚染性製品を扱う関節ロボットにおいて、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の密封装置を関節部に装備したことを特徴とする関節ロボット。
JP2009014657A 2009-01-26 2009-01-26 密封装置を備えた関節ロボット Active JP4763063B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009014657A JP4763063B2 (ja) 2009-01-26 2009-01-26 密封装置を備えた関節ロボット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009014657A JP4763063B2 (ja) 2009-01-26 2009-01-26 密封装置を備えた関節ロボット

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006236080A Division JP2008055560A (ja) 2006-08-31 2006-08-31 ロボットの関節部の密封装置及び関節ロボット

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009107116A true JP2009107116A (ja) 2009-05-21
JP2009107116A5 JP2009107116A5 (ja) 2009-07-09
JP4763063B2 JP4763063B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=40776179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009014657A Active JP4763063B2 (ja) 2009-01-26 2009-01-26 密封装置を備えた関節ロボット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4763063B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011081047A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Hoya Corp レンズ鏡筒の防滴構造
JP2013212558A (ja) * 2012-04-02 2013-10-17 Seiko Epson Corp ロボット
WO2014087615A1 (ja) * 2012-12-05 2014-06-12 川崎重工業株式会社 ロボットの関節シール構造
DE102017214704A1 (de) 2016-08-31 2018-03-01 Fanuc Corporation Gelenkstruktur und Roboter
CN112728048A (zh) * 2021-01-05 2021-04-30 埃夫特智能装备股份有限公司 一种密封结构及机器人
US11453119B2 (en) 2019-11-29 2022-09-27 Fanuc Corporation Robot arm driving unit
JP7157276B1 (ja) * 2022-02-24 2022-10-19 ファナック株式会社 ロボット
DE112022000282T5 (de) 2021-01-27 2023-09-07 Fanuc Corporation Gelenkstruktur und roboter
WO2023238191A1 (ja) * 2022-06-06 2023-12-14 ヤマハ発動機株式会社 ロボットアーム

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6638878B2 (ja) * 2015-12-01 2020-01-29 株式会社安川電機 ロボット、ロボットシステム、ロボットのメンテナンス方法
JP6798591B2 (ja) * 2019-08-30 2020-12-09 株式会社安川電機 ロボット、ロボットシステム、ロボットのメンテナンス方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0231962U (ja) * 1988-08-25 1990-02-28
JPH0717490U (ja) * 1993-09-10 1995-03-28 新明和工業株式会社 ロボットの関節構造
JPH08155881A (ja) * 1994-11-30 1996-06-18 Yaskawa Electric Corp 産業用ロボット
JPH09155774A (ja) * 1995-12-06 1997-06-17 Hitachi Ltd 無関節搬送装置
JPH1133974A (ja) * 1997-07-14 1999-02-09 Fanuc Ltd 産業用ロボット
JPH1133949A (ja) * 1997-07-14 1999-02-09 Fanuc Ltd 産業用ロボット
JPH11291130A (ja) * 1998-04-07 1999-10-26 Asahi Kosan Kk フローティング支持装置
JP2000130595A (ja) * 1998-10-26 2000-05-12 Teijin Seiki Co Ltd 真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構
JP2001254787A (ja) * 2000-03-15 2001-09-21 Teijin Seiki Co Ltd 減速機及びロボットの関節装置
JP2004084920A (ja) * 2002-07-03 2004-03-18 Ts Corporation 真空用歯車装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0231962U (ja) * 1988-08-25 1990-02-28
JPH0717490U (ja) * 1993-09-10 1995-03-28 新明和工業株式会社 ロボットの関節構造
JPH08155881A (ja) * 1994-11-30 1996-06-18 Yaskawa Electric Corp 産業用ロボット
JPH09155774A (ja) * 1995-12-06 1997-06-17 Hitachi Ltd 無関節搬送装置
JPH1133974A (ja) * 1997-07-14 1999-02-09 Fanuc Ltd 産業用ロボット
JPH1133949A (ja) * 1997-07-14 1999-02-09 Fanuc Ltd 産業用ロボット
JPH11291130A (ja) * 1998-04-07 1999-10-26 Asahi Kosan Kk フローティング支持装置
JP2000130595A (ja) * 1998-10-26 2000-05-12 Teijin Seiki Co Ltd 真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構
JP2001254787A (ja) * 2000-03-15 2001-09-21 Teijin Seiki Co Ltd 減速機及びロボットの関節装置
JP2004084920A (ja) * 2002-07-03 2004-03-18 Ts Corporation 真空用歯車装置

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011081047A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Hoya Corp レンズ鏡筒の防滴構造
JP2013212558A (ja) * 2012-04-02 2013-10-17 Seiko Epson Corp ロボット
WO2014087615A1 (ja) * 2012-12-05 2014-06-12 川崎重工業株式会社 ロボットの関節シール構造
CN104812536A (zh) * 2012-12-05 2015-07-29 川崎重工业株式会社 机械手的关节密封结构
US9399301B2 (en) 2012-12-05 2016-07-26 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Joint seal structure of robot
JP5982011B2 (ja) * 2012-12-05 2016-08-31 川崎重工業株式会社 ロボットの関節シール構造
JPWO2014087615A1 (ja) * 2012-12-05 2017-01-05 川崎重工業株式会社 ロボットの関節シール構造
JP2018034268A (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 ファナック株式会社 関節構造およびロボット
DE102017214704A1 (de) 2016-08-31 2018-03-01 Fanuc Corporation Gelenkstruktur und Roboter
US10480695B2 (en) 2016-08-31 2019-11-19 Fanuc Corporation Joint structure and robot
DE102017214704B4 (de) 2016-08-31 2020-08-06 Fanuc Corporation Gelenkstruktur und Roboter
US11453119B2 (en) 2019-11-29 2022-09-27 Fanuc Corporation Robot arm driving unit
CN112728048A (zh) * 2021-01-05 2021-04-30 埃夫特智能装备股份有限公司 一种密封结构及机器人
CN112728048B (zh) * 2021-01-05 2024-04-30 埃夫特智能装备股份有限公司 一种密封结构及机器人
DE112022000282T5 (de) 2021-01-27 2023-09-07 Fanuc Corporation Gelenkstruktur und roboter
JP7157276B1 (ja) * 2022-02-24 2022-10-19 ファナック株式会社 ロボット
WO2023162078A1 (ja) * 2022-02-24 2023-08-31 ファナック株式会社 ロボット
TWI826259B (zh) * 2022-02-24 2023-12-11 日商發那科股份有限公司 機器人
WO2023238191A1 (ja) * 2022-06-06 2023-12-14 ヤマハ発動機株式会社 ロボットアーム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4763063B2 (ja) 2011-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008055560A (ja) ロボットの関節部の密封装置及び関節ロボット
JP4763063B2 (ja) 密封装置を備えた関節ロボット
US10857666B2 (en) Method of manipulating pharmaceutical products with an articulated arm apparatus and system
EP2929989B1 (en) Joint seal structure of robot
EP1777044B1 (en) Parallel link mechanism and industrial robot with such a mechanism
US7603927B2 (en) Manipulator with automatic control, especially for the food industry
WO2022131145A1 (ja) ロボット
EP0937549A1 (en) Industrial robot
JP6313963B2 (ja) 産業用ロボット
JP2008073775A (ja) 産業用ロボット
JP5381854B2 (ja) 産業用ロボット
JP2013111694A (ja) 産業用ロボット
US20050111940A1 (en) Device with parts rotatble in relation to one another and a sealing means
WO1988000515A1 (en) Wrist mechanism of a robot used in a clean air atmosphere
KR101305975B1 (ko) 다관절 로봇 및 그의 케이블 보호장치
EP1938929A1 (en) Manipulator of a parallel kinematic structure
KR102279410B1 (ko) 실링부재의 손상을 방지할 수 있는 로봇
JPH0459116B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090527

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100810

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110517

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110608

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4763063

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150