JP2009106014A - 電力ケーブル接続部及び導体接続管 - Google Patents

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Abstract

【課題】接続するケーブルの種類が異なる場合や、接続するケーブルの種類が同じでも両側のケーブル線径が異なる場合に、両側の熱挙動における軸力の差が異なっても、ケーブルと常温収縮チューブの相対的な移動を阻止することができる電力ケーブル接続部を提供する。
【解決手段】電力ケーブル接続部10の複数のケーブル導体1A,1Bは、導体接続管5により接続され、導体接続管5はユニット(常温収縮チューブ)7により被覆され、導体接続管5には凸部8が設けられ、凸部8はユニット7に対して当接されており。接続するケーブルの種類が異なる場合や、接続するケーブルの種類が同じでも両側のケーブル線径が異なる場合に、ケーブルとユニットの相対的な移動を阻止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力ケーブル接続部に関し、特にケーブルと常温収縮チューブとの相対的な移動を阻止する電力ケーブル接続部に関する。
常温収縮チューブを用いた電力ケーブル接続部が提案され、温度変化が著しい場所に設置された場合には、長期間に亙る使用に伴って、1対の電力ケーブル及び接続スリーブに対する常温収縮チューブの装着位置がずれ動く可能性があることを開示している(特許文献1参照)。また、電力ケーブルの回転と抜けを防止することが提案されている(特許文献2参照)。また、常温収縮チューブ型とは異なる強固な構造である固定型のプレハブジョイントにおいて浸水防止を図るため、導体接続管には突起が形成されていることが開示されている(特許文献3参照)。さらに、ケーブルとゴムモールドユニットの相対的位置ずれの問題を解決した電力ケーブルの差込式直線接続部が開示されている(特許文献4参照)。
特開2002―10465号公報 特開2001―231146号公報 特開平6―351148号公報 特開平9−238422号公報
ところで、近年、ワンピース型の接続箱は、特別高圧電力ケーブル用の接続箱として用いられている。
ワンピース型の接続箱の内部構造は、図8のようになっている。すなわち、ケーブル導体101a,101bは導体接続管105を圧縮することで接続されており、このケーブル導体101a,101bの両側は、段剥ぎやテープ巻き等、所定の処理が施されている。
内部に部材を配する等、所定の構成とした常温収縮チューブ(以下、[ユニット]という)106は、予めケーブル導体101a,101bを接続する前に、片方のケーブル導体側に挿通しておき、ケーブル導体101a,101bを導体接続管105により接続した後に、ユニット106はケーブルコア上に移動して収縮させる。
ユニット106は、収縮させて接続箱の主絶縁を形成した後、ユニット106の上にテープなどを施して遮蔽処理をした後、保護導管などを被せて接続部の形成処理が完了する。このユニット106は、絶縁層部分106B、導電内部電極部106C、そして導電ストレスコーン部106Dを工場において一体成型することで形成された円筒状の部材である。ユニット106の材料としては、エチレンプロピレンゴムやシリコンゴムなどのゴムが用いられている。
ところで、ワンピース型の接続箱においては、ユニット106のゴムの収縮力や外側に巻くテープ類や防水コンパウンドなどの力によりケーブル導体に対して密着している。接続するケーブルの種類(導体サイズなど)が異なる場合や、接続するケーブルの種類が同じであっても両側のケーブル線径(オフセット、スネーク形状)が異なる場合は、両側のケーブルの熱挙動における軸力の差が大きくなり、ケーブルの左右いずれかの方向に動く力が発生する。先に述べたように、ワンピース型の接続箱の内部でのユニット106は、その収縮力がケーブルを固定する主な力となっているため、ケーブルの軸力差が大きい場合には、ケーブル絶縁体102とユニット106の相対位置がずれてしまうことがある。
また、橋梁等に設置する場合には、自動車や列車の振動を受けて、接続部の両側のケーブルの挙動が異なることにより、同様にケーブル絶縁体102とユニット106の相対位置がずれてしまうことがある。
仮に、ケーブル絶縁体102とケーブル外部半導電層103との境界107がユニット106の導電ストレスコーン部106Dからはみ出ると、この接続箱は絶縁破壊する可能性がある。
そこで、本発明は上記課題を解消するために、接続するケーブルの種類が異なる場合や、接続するケーブルの種類が同じでも両側のケーブル線径が異なる場合に、両側の熱挙動における軸力に大きな差が生じても、ケーブルとユニットの相対的な移動を阻止することができる電力ケーブル接続部を提供することを目的とする。
上記課題を解消するために、本発明の電力ケーブル接続部は、複数のケーブル導体を接続する導体接続管が常温収縮チューブにより被覆される電力ケーブル接続部であって、
前記導体接続管には凸部が設けられ、前記凸部は前記常温収縮チューブに対して当接され、前記凸部は任意の形状を選択することで設けられていることを特徴とする。
本発明の電力ケーブル接続部は、好ましくは前記凸部は、前記複数のケーブル導体を前記導体接続管により接続する前又は後に前記導体接続管に対して加工又は固定されることを特徴とする。
本発明の電力ケーブル接続部は、好ましくは前記凸部に対してさらに1つ以上の追加の凸部材が設けられることを特徴とする。
本発明の電力ケーブル接続部は、好ましくは前記常温収縮チューブには、前記凸部がはめ込まれる凹部が形成されていることを特徴とする。
本発明の電力ケーブル接続部は、好ましくは前記凸部には第1凹部分及び/又は凸部分が形成されており、前記常温収縮チューブには、前記凸部の前記第1凹部分及び/又は凸部分がかみ合う第2凹部分及び/又は凸部分が形成されていることを特徴とする。
本発明の電力ケーブル接続部は、好ましくは前記凸部の幅及び/又は厚さが可変されることにより、電力ケーブルを引っ張ったときに、所定の長手方向のずれ量以内になるように、又は、所定の引き抜き力以上に調整することを特徴とする。
本発明の電力ケーブル接続部は、好ましくは前記電力ケーブルを引っ張る力(両側の軸力の差)が3922N以上であることを特徴とする。
本発明の電力ケーブル接続部は、好ましくは前記導体接続管が複数のケーブル導体を圧縮固定するものであって、前記導体接続管に設ける凸部を、前記複数のケーブル導体を圧縮固定する際に使用する工具類の取り付けの妨げとならない位置に前記凸部を設けた導体接続管を用いることを特徴とする。
また、本発明の導体接続管は、前記凸部の少なくとも1つ以上を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、接続するケーブルの種類が異なる場合や、接続するケーブルの種類が同じでも両側のケーブル線径が異なる場合に、両側の熱挙動における軸力の差が大きくとも、ケーブルと常温収縮チューブの相対的な移動を阻止することができる。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の電力ケーブル接続部の好ましい第1実施形態を示す断面図である。
図1に示す電力ケーブル接続部10は、導体固定型CSJ(1ピースジョイント)であり、常温収縮するユニット7と円筒状の導体接続管5とストッパー8を有している。導体接続管5は、圧縮することにより電力用の第1ケーブル11のケーブル導体1Aと電力用の第2ケーブル12のケーブル導体1Bを接続する。
この第1ケーブル11のケーブル導体1Aと第2ケーブル12のケーブル導体1Bの両側は、ケーブルの防食層、遮蔽層などを剥ぎ取った後、ケーブル布テープ4を剥ぎ取り、さらに押出し外部半導電層3を露出させる部分と、ケーブル絶縁体2を露出させる等、所定の処理を施す。
ユニット7は、上述したように常温収縮チューブの一例であり、エチレンプロピレンゴムやシリコンゴムなどのゴムにより筒状に作られている。ユニット7は、第1ケーブル11と第2ケーブル12を被覆するために、第1ケーブル11と第2ケーブル12の外周側に配置されている。ユニット7は、絶縁層部分7A、導電内部電極部7B、そして導電ストレスコーン部7Cを有しており、ユニット7は、内部に部材を配する等、所定の構成としたもので、例えば、絶縁層部分7A、導電内部電極部7B、そして導電ストレスコーン部7Cを一体成型することで形成された円筒状の部材である。絶縁層部分7Aは、第1ケーブル11のケーブル絶縁体2とケーブル導体1Aから第2ケーブル12のケーブル導体1Bとケーブル絶縁体2までの範囲を覆っている。導電内部電極部7Bは、ケーブル導体1Aから導体接続管5そしてケーブル導体1Bの範囲に対応して配置されている。
導電内部電極部7Bは、絶縁層部分7A内に同心状に配置され、導電内部電極部7Bの中央の内周面上に凹型の溝部20を有している。この溝部20の軸方向Lの幅Wは例えば50mmであり、半径方向の厚さ(深さ)Dは例えば15mmである。一方の導電ストレスコーン部7Cは、絶縁層部分7Aの一方の端部7A1と、ケーブル絶縁体2と押出し外部半導電層3の境界2Hとの間に配置され、同様にして他方の導電ストレスコーン部7Cは、絶縁層部分7Aの他方の端部7A2と、ケーブル絶縁体2と押出し外部半導電層3の境界2Gとの間に配置されている。
円筒状の導体接続管5の外周面には、図2(A)のように金属部材を切削加工等によって凸部8を設けた導体接続管とするものである。また、図2(B)、図2(C)(含む、図2(D))のように、ストッパー8が少なくとも1つの止めネジ9により固定されている。ストッパー8は、導体接続管5に対する凸部である。1つあるいは複数付けるストッパー8が導体接続管5に固定されるのは、好ましくは導体接続管5を用いてケーブル導体1Aとケーブル導体1Bを接続する時に使用される工具等の邪魔とならない位置である。又は、ストッパー8が導体続管5に固定されるのは、導体接続管5のL方向に関して中央付近とするものである。
また、導体接続管5とストッパー8は、例えば同じ金属材料により作られており、ストッパー8はリングである。導体接続管5には、雌ネジ13が形成されており、ストッパー8にはネジ穴14が形成されている。このため、図2(C)に示すように、止めネジ8は、ネジ穴14を通して雌ネジ13にねじ込むことで、ストッパー8は導体接続管5の外周面に対して固定できる。
図2(B)と図2(C)に示すように、ストッパー8の軸方向Lの幅Tは、図1に示すように溝部20の幅Wに比べて小さく設定されている。ストッパー8の軸方向Lの幅Tは例えば45mmであり、半径方向の厚みSは約12mmである。ストッパー8は、凹部としての溝部20に対して凸部であり、ユニット7を第1ケーブル11と第2ケーブル12に対して収縮させると、ストッパー8は溝部20にかみ合うようになっている。
なお、図2(D)に示すように、止めネジ9の頭部9Hは、ストッパー8の外周面8Mから半径方向外側に出ないようになっているのが好ましい。
ところで、図1に示す電力ケーブルの接続部10のユニット7を固定して、第1ケーブル11と第2ケーブル12を4903N(約500kgf)で反対方向に沿って引っ張る実験を行った結果、ユニット7と、第1ケーブル11と第2ケーブルとの相対的な移動は5mm以下であった。この場合に、凹部としての溝部20幅が50mmであり、凸部としてのストッパー8の幅が45mmであり、両者の寸法差は5mmである。
これに対して、図8に示す従来の電力ケーブルの接続部の構造では、同じ大きさのケーブルとユニットを用いて同じようにしてケーブルを2941N(約300kgf)で反対方向に沿って引っ張る実験を行った結果、ユニットと、ケーブルとの間には、10mm以上の相対移動が見られた。
図3は、本発明の第2実施形態を示している。
図2(B)と図2(C)に示す第1実施形態のストッパー8は、リング状の凸部であり、リング状のストッパー8は予め導体接続管5の外周面にはめ込んでおく必要があるが、図3(A)と図3(B)に示すストッパー28は、分割された少なくとも2つ以上の分割部材28B、28Bにより構成されている。すなわち、導体接続管5を用いてケーブル導体1Aとケーブル導体1Bを接続した後で、ストッパー8に対して凸部としての分割部材28B、28Bを固定して設けることができる。また、図3(B)に示す分割部材28Bは導体の接続の前に1つ以上付けてもよい。
止めネジ29を、分割部材28Bのネジ穴29Cに通して、導体接続管5の雌ネジ5Dにねじ込むことで、分割部材28Bは、導体接続管5の外周面に固定することができる。
図3(C)と図3(D)に示す2つのストッパー28は、さらに凸部であるリング状のストッパー28の外周面に対して、止めネジ29を用いて固定されている。
図3の各例では、180度離して2つの分割部材28Bが固定されており、各分割部材28Bは、図1に示す凹型の溝部20内にはまり込むようになっている。しかし、分割部材の数は、必要に応じて三つ以上であっても良い。また、その固定位置の中心は、導体接続管5を中心とした正多角形の頂点の位置とするのが好ましい(例えば、4つの分割部材28Bを用いる場合は、90度の位置にそれぞれ付ける)。また、1つずつが異なる形状のものを用いても良い(例えば、2つの分割部材28Bをつけたとき、全周の2分の1を占めるような大きさの分割部材28Bを用いる)。また、分割部材28Bは導体接続管5の外周全部を覆うように配してもよい。
図4は、本発明の第3実施形態を示している。
図4に示す第3実施形態では、導体接続管5の外周面には、図1と図2の第1実施形態と同様にして凸部としてのストッパー38が固定されている。このストッパー38の外周面にはネジ部分39が形成されている。リング40はその内周面に雌ネジ41を有しており、リング40の雌ネジ41とストッパー38のネジ部分39をかみ合せることで、ストッパー38の外側にリング40を固定することができる。リング40は、凸部としてのストッパー38に対してさらに追加して固定される1つの追加の凸部材である。
また、図2(B)のストッパー8のネジ穴14のように、導体接続管5とは別体としたストッパー38にネジ穴を設け、止めネジをこのネジ穴に通して導体接続管5側に設けた雌ネジにねじ込むような構成とすれば、例えば、ストッパー38の外周に設けるネジ溝深さやネジピッチを任意の物を選択して後付けで取り付けることができる。
図5は、本発明の第4実施形態を示している。
図5(A)に示す第4実施形態では、図1と図2に示す第1実施形態と同様に、導体接続管5の外周面には、凸部としてのストッパー8が止めネジ9により固定されている。この導体接続管5には、例えば2つの雌ネジ44が形成されている。リング50には、止めネジ51を通すための穴52が形成されており、各止めネジ51は雌ネジ44に対応して180度反対位置にある。リング50が、ストッパー8の外周面に配置されて、止めネジ51をネジ穴52に通して雌ネジ44にねじ込むことで、リング50がストッパー8の外周面に固定できる。このリング50は、凸部としてのストッパー8に対してさらに追加して固定される1つの追加の凸部材である。
そして、図5(B)に示すように、導体接続管5が複数のケーブル導体1A、1Bの接続をして、その後ユニット7で覆って収縮させる。また、図2の止めネジ9をねじこむネジ穴14と、図5の止めネジ51をねじこむネジ穴52とは共通としてよい。つまり、長い止めネジ51を用いて、止めネジ9が無いネジ穴14を通して、導体接続管5の雌ネジ13にねじ込むようにしてよい。
また、図5(A)に示すリング50ではなく図5(C)に示すように分割部材50Bとすれば、導体接続管5が複数のケーブル導体1A、1Bの接続した後に、分割部材50Bをストッパー8に対して付けることができる。また、分割部材50Bはストッパー8の外周全部を覆うように配してもよい。
図6は、本発明の第5実施形態を示している。
図6に示す第5実施形態では、図1と図2に示す第1実施形態とほとんど同じであるが、接続前にケーブルに挿通しておいた、内径を所定の大きさまで広げたユニットを接続部まで移動し、ストッパー38のネジ部分39と、導電内部電極部7Bの内周面のネジ部分50がかみ合う位置までユニットを収縮させ、ケーブルの周方向にねじることで嵌合するような構造となっている。このように簡単な構造でありながらユニット7と導体接続管5は、より確実に固定できる。すなわち、凸部としてのストッパー38には第1凹凸部分としてのネジ部分39が形成されており、ユニットの一部を構成している導電内部電極部7Bには、凸部の第1凹凸部分であるネジ部分39がかみ合う第2凹凸部分としてのネジ部分50が形成されている。
上述した各実施形態では、ストッパー8,38の幅の値及び/又は厚さの値は、ストッパーを例えば切削加工する際に、任意に可変して設定することができる。すなわち、ストッパー8,38の幅の値と厚さの値のいずれか少なくとも一方を変えるようにすることにより、電力ケーブルを引っ張った時に生じるL方向(長手方向)へのズレ量が、所定のL方向(長手方向)へのズレ量以内になるようにするか、あるいは所定の引き抜き力以上になっても導体接続管がユニットから外れないように調整する。また、このようにストッパー8,38の幅の値と厚さの値のいずれか少なくとも一方を変えるようにすることで、予め仕様毎に複数種類のストッパーを準備しておくことができる。
本発明の各実施形態の構造を採用することにより、ユニットを固定し、第1ケーブル又は第2ケーブルをL方向に沿って引っ張る敷設状況を模擬した実験により、引っ張る力の最大値が3922N(約400kgf)でもユニットからケーブルが引き抜けないことがわかった。従って、3922N(約400kgf)以上においてユニット7から引き抜けることを防止することができる。
また、凸部には第1凹部分及び/又は第1凸部分が形成されており、前記常温収縮チューブユニットには、前記凸部の前記第1凹部分及び/又は第1凸部分がかみ合う第2凹部分及び/又は第2凸部分が形成されている構成とすることも可能である。第1凹部分及び/又は第1凸部分が形成されているとは、第1凹部分と第1凸部の少なくとも一方が形成されていることである。第2凹部分及び/又は第2凸部分が形成されているとは、第2凹部分と第2凸部分の少なくとも一方が形成されていることである。
例えば、図7(A)に示す例では、導体スリーブ接続管5の第1凸部分8Dは、ユニット7の導電内部電極部7Bの第2凹部分7Gにかみ合っている。図7(B)に示す例では、導体スリーブ接続管5の第1凸部分8Fの間の第1凹部分8Kが、ユニット7の導電内部電極部7Bの第2凸部分7Lにかみ合っている。また、図7(C)に示す例では、導体接続管5に設けた凸部8Mと、凸部としてのストッパー8の凹部分8Nとがかみ合う、例えていうと、凸部8Mがボルトで、ストッパー8がナットのような関係である。さらに、図7(D)に示す例では、導体接続管5に設けた凸部8Rに凹部分8Sを有し、凹部分8Sは別体の部材8Pの凸部分8Qとかみ合うものである。
本発明の実施形態では、凸部の幅及び/又は厚さが可変されることにより、電力ケーブルを引っ張ったときに、所定の長手方向のずれ量以内になるように、又は、所定の引き抜き力以上に調整することができる。凸部の幅及び/又は厚さが可変されるとは、凸部の幅と凸部の厚さの少なくとも一方が可変されることである。
接続するケーブルの種類が異なる場合や、接続するケーブルの種類が同じでも両側のケーブル線径が異なる場合に、両側の熱挙動における軸力の差が異なっても、ケーブルとユニットの相対的な移動を阻止することができる。各実施形態において、ストッパーやリングは、金属や導電性を有するプラスチックにより作ることができる。
また、導体接続管が複数のケーブル導体を圧縮固定するものであって、導体接続管に設ける凸部を、複数のケーブル導体を圧縮固定する際に使用する工具類の取り付けの妨げとならない位置に凸部を設けた導体接続管を用いる。つまり、図2のLの長さを適当にする、例えば、導体の大きさや電流容量等により導体接続管との接触面積が設計されるが、そのときに工具類の取り付けの妨げとならない位置に前記凸部を設けるものである。
本発明の電力ケーブル接続部を採用することにより、下記のような過酷な布設条件の場合には、特に長手方向であるL方向へのズレを減少させてケーブルとユニットの相対的な移動を阻止することができ、絶縁破壊を防止できる。
(1)左右アンバランスなオフセットにより、L方向のケーブルの移動が想定外に大きくなる場合。
(2)傾斜地におけるケーブルの布設作業で、ケーブルの自重がアンバランスに加わる場合。
(3)建設工事や車両の通行が多い地域などで繰り返し振動により、ケーブルに対して「波乗り現象」が発生する場合。
本発明の実施形態では、電力ケーブル接続部の複数のケーブル導体は導体接続管により接続され、導体接続管はユニットにより被覆されている。導体接続管には凸部が設けられ、凸部はユニットに対して当接されている。これにより、接続するケーブルの種類が異なる場合や、接続するケーブルの種類が同じでも両側のケーブル線径が異なる場合に、両側の熱挙動における軸力の差が異なっても、ケーブルとユニットの相対的な移動を阻止することができる。従って、電力ケーブル接続部における絶縁破壊が防げる。
また、凸部は、複数のケーブル導体を導体接続管により接続した後に導体接続管に対して固定される。これにより、複数のケーブル導体を接続した後であっても、凸部は導体接続管に対して簡単に固定できる。
凸部に対してさらに好ましくは1つ以上の追加の凸部材が設けられる。これにより、ユニットに対する凸部の形状を任意に選択できる。
ユニットには、好ましくは前記凸部がはめ込まれる凹部が形成されている。これにより、ケーブルとユニットの相対的な移動をより確実に阻止することができる。
凸部には好ましくは第1凹凸部分が形成されており、ユニットには、好ましくは凸部の第1凹凸部分がかみ合う第2凹凸部分が形成されている。これにより、ケーブルとユニットの相対的な移動をより確実に阻止することができる。
例えば、図4に示す実施形態において、ストッパー38のネジ部分39は、導体接続管5の外周面に対して、ねじなどを用いて後から固定する構造を採用することができる。
なお、他の種類の接続箱においては、以下に述べるように、その構造上ワンピース型の接続箱よりも軸力差に対して強くなっている。
(1)エポキシユニットやプレモールド絶縁体からなるプレハブ型接続箱(PJ)においては、エポキシユニットの内部電極(金属)と導体接続管がネジなどで固定されており、エポキシユニットとケーブルの相対的なズレは生じない構造となっている。
(2)押出し式接続箱(EMJ)においては、ケーブルと同じ材料である絶縁体を溶かしてケーブル上に押出し、架橋させることにより、接続箱の主絶縁とケーブルの絶縁体は化学的に結合するために、密着度が非常に高い。
(3)テープ巻き式接続箱(TJ)においては、ケーブル絶縁体に張力をかけて何巻きものテープを何十層も巻くために、テープ積層部とケーブル絶縁体間の摩擦力が大きく、ワンピース型の接続箱よりも軸力差に対しては強いと考えられる。
図2(A)、図4、図7(A)と図7(B)等に示す実施形態では、丸棒や角材を切削加工して導体接続管とストッパー(凸部)が一体とすることで、任意の形状の凸部を持った接続管を作ることができる。また、例えば図2(B)に示すストッパー8、図3に示すストッパー28等や、図7(A)に示す第1凸部分8D又は図7(B)に示す第1凸部分8F等は、現場合わせで切削加工することができ、また、サイズ合わせや面取り加工等の加工をしてよい。本発明は、上記実施形態に限定されず、導体接続管とストッパー、あるいは凸部の上に突起を固定するために、例えば溶接や銀ロウで固定してよい。
ところで、本発明は、上記実施形態に限定されず種々の変形例を採用できる。
例えば、ストッパーが導体接続管に対して固定手段の一例として止めネジにより固定されているが、固定手段は、止めネジに代えて他の部材、例えばボルトやテーパーピンなどであっても良く、あるいは接着剤を用いて固定しても良い。
また、導体接続管のケーブルを挿入して圧縮固定する部分は円筒で説明したが、外周の形状はこれによらない。例えば、多角形状や楕円状、また、任意な凹凸を円周方向又は/及びケーブルの長手方向に付けたものであってよい。
また、第1ケーブルと第2ケーブルの太さや導体の断面形状が異なる場合、ケーブルの太さに合わせた設計、例えば、圧縮固定した形状や機械的強度等を考慮して、第1ケーブルと第2ケーブルとが適切に接続されるようにする。また、ケーブルの断面形状が略円形と異なる場合には、導体接続管の外側又は/及び内側を多角形状や楕円状等にして圧縮固定を確実にするようにしてよい。
本発明の電力ケーブル接続部の好ましい第1実施形態を示す断面図である。 図1の第1実施形態における導体接続管とストッパーの形状例を示す図である。 本発明の電力ケーブル接続部の好ましい第2実施形態を示す図である。 本発明の電力ケーブル接続部の好ましい第3実施形態を示す図である。 本発明の電力ケーブル接続部の好ましい第4実施形態を示す図である。 本発明の電力ケーブル接続部の好ましい第5実施形態を示す図である。 本発明の電力ケーブル接続部の好ましいさらに別の実施形態を示す図である。 従来例を示す図である。
符号の説明
10 電力ケーブル接続部
1A,1B ケーブル導体
5 導体接続管の一例
7 常温収縮チューブ(ユニット)
8 ストッパー(凸部の一例)
9 止めネジ
11 第1ケーブル
12 第2ケーブル
13 (雌)ネジ
14 ネジ穴

Claims (9)

  1. 複数のケーブル導体を接続する導体接続管が常温収縮チューブにより覆われる電力ケーブル接続部であって、
    前記導体接続管には凸部が設けられ、前記凸部は前記常温収縮チューブに対して当接され、前記凸部は任意の形状を選択することで設けられていることを特徴とする電力ケーブル接続部。
  2. 前記凸部は、前記複数のケーブル導体を前記導体接続管により接続する前又は後に前記導体接続管に対して加工又は固定されることを特徴とする請求項1に記載の電力ケーブル接続部。
  3. 前記凸部に対してさらに1つ以上の追加の凸部材が設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電力ケーブル接続部。
  4. 前記常温収縮チューブには、前記凸部がはめ込まれる凹部が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つの項に記載の電力ケーブル接続部。
  5. 前記凸部には第1凹部分及び/又は凸部分が形成されており、前記常温収縮チューブには、前記凸部の前記第1凹部分及び/又は凸部分がかみ合う第2凹部分及び/又は凸部分が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の電力ケーブル接続部。
  6. 前記凸部の幅及び/又は厚さが可変されることにより、電力ケーブルを引っ張ったときに、所定の長手方向のずれ量以内になるように、又は、所定の引き抜き力以上に調整することを特徴とする請求項4に記載の電力ケーブル接続部。
  7. 前記電力ケーブルを引っ張る力が3922N以上であることを特徴とする請求項6に記載の電力ケーブル接続部。
  8. 前記導体接続管が複数のケーブル導体を圧縮固定するものであって、前記導体接続管に設ける凸部を、前記複数のケーブル導体を圧縮固定する際に使用する工具類の取り付けの妨げとならない位置に前記凸部を設けた前記導体接続管を用いることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つの項に記載の電力ケーブル接続部。
  9. 前記導体接続管に、前記凸部の少なくとも1つ以上を設けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の導体接続管。
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