JP2009105796A - テレビジョン受像機 - Google Patents

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Abstract

【課題】テレビ番組の視聴中に地震が発生した場合において、視聴中のテレビ番組を見逃さないように作用するテレビジョン受像機を提供する。
【解決手段】テレビジョン受像機は、テレビジョン放送を受信する放送受信手段と、放送受信手段で受信されたテレビジョン放送から、画像情報及び音声情報に付加される付加情報を取得する付加情報取得手段と、付加情報取得手段で取得した付加情報に含まれる緊急地震速報を検知する緊急地震速報検知手段と、緊急地震速報検知手段によって緊急地震速報が検知された場合に、視聴中のテレビ番組の録画開始指示を行う録画指示手段と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、テレビジョン放送を受信するテレビジョン受像機に関し、詳細には、地震発生時に、視聴中の番組の自動録画を可能とする機能を備えたテレビジョン受像機に関する。
近年、ビデオテープレコーダやDVDレコーダ等の録画装置が普及している。録画装置のユーザは、テレビ番組の視聴中に、例えば現在視聴中のテレビ番組を改めて見たいと思った場合には、録画装置に対して視聴中の番組のチャンネル情報等を与えて、視聴中の番組の録画を行う。また、ユーザの都合によってリアルタイムでテレビ番組を見られない場合等にも、ユーザは、所定の情報を録画装置に事前に入力しておくことで自動的に録画を行える録画予約機能を使用して、所望のテレビ番組の録画を行う。
また、最近では、例えば特許文献1に示されるように、録画番組の途中に緊急放送が挿入されたような場合でも、目的の番組のみ記録可能な情報処理装置も提案され、ユーザは、視聴したいテレビ番組を見逃すことが少なくなっている。
特開2006−237955号公報
しかしながら、地震のような突発的な災害が発生した場合には、ユーザは即座に避難行動を行うために、現在視聴中のテレビ番組の録画開始を行う余裕などなく、そのテレビ番組を見逃すこととなる。また、2007年10月1日からは、気象庁によってテレビジョン放送を通じて緊急地震速報が提供されるために、ユーザはテレビ番組の視聴中に地震の発生を知り得る。しかし、緊急地震速報が提供されてから、実際に地震が起こるまでの時間は、数秒から数十秒である。このために、地震の発生を事前に知ったとしても避難行動が優先であり、現在視聴中のテレビ番組を録画するための操作を行うことは、到底不可能である。
以上の問題点を鑑みて、本発明の目的は、テレビ番組の視聴中に地震が発生した場合において、視聴中のテレビ番組を見逃さないように作用するテレビジョン受像機を提供することである。
上記目的を達成するために本発明は、テレビジョン放送を視聴するためのテレビジョン受像機であって、前記テレビジョン放送を受信する放送受信手段と、前記放送受信手段で受信された前記テレビジョン放送から、画像情報及び音声情報に付加される付加情報を取得する付加情報取得手段と、前記付加情報取得手段で取得した付加情報に含まれる緊急地震速報を検知する緊急地震速報検知手段と、前記緊急地震速報検知手段によって緊急地震速報が検知された場合に、視聴中のテレビ番組の録画開始指示を行う録画指示手段と、を備えることを特徴としている。
これによれば、テレビ番組の視聴中に地震が発生した場合にも、緊急地震速報と連動して視聴中のテレビ番組を自動的に録画することが可能となる。このために、テレビ番組の視聴中に地震が発生した場合にも、視聴中のテレビ番組を見逃さないようにできる。
また、本発明は、上記構成のテレビジョン受像機において、前記付加情報にはEPG(Electronic Program Guide)データが含まれ、前記録画指示手段は、前記EPGデータによって得られる前記テレビ番組の終了時刻に録画を終了するように指示するのが好ましい。これによれば、EPGデータに基づいてテレビ番組の終了時刻を確認し、その時間に録画を終了する構成であるために、余分な録画を行わないようにできる。
また、本発明は、上記構成のテレビジョン受像機において、前記放送受信手段で受信される放送が緊急放送であるか否かを確認する緊急放送確認手段を更に備え、前記テレビ番組の途中に前記緊急放送が放送された場合には、前記録画指示手段は、録画終了時間の変更指示を行うこととしてもよい。これによれば、地震の発生に伴って、地震発生時に視聴していたテレビ番組の途中に緊急放送が放送されるような場合においても、視聴していたテレビ番組を最後まで録画する(番組の途中で録画が終らないことを意味する)ことが可能となる。したがって、テレビ番組の視聴中に地震が発生した場合に、視聴中のテレビ番組を見逃さない確率を高められる。
また、本発明は、上記構成のテレビジョン受像機において、前記テレビジョン放送はデジタル放送であって、前記終了時間の変更指示は、前記EPGデータに基づいて行われることとしてもよい。デジタル放送の場合にはEPGデータが随時更新される。したがって、本発明の構成により、地震の発生に伴って、視聴していたテレビ番組の途中に緊急放送が放送されるような場合においても、視聴していたテレビ番組を最後まで録画することが可能となる。
また、本発明は、上記構成のテレビジョン受像機において、テレビジョン放送番組の録画処理を行う録画処理手段を更に備え、前記録画指示手段は、前記録画処理手段に録画開始の指示を行うこととしてもよい。これによれば、テレビジョン受像機と録画装置を通信手段で接続する必要がない。
本発明によれば、テレビ番組の視聴中に地震が発生した場合において、視聴中のテレビ番組を見逃さないように作用するテレビジョン受像機を提供することができる。
以下、本発明のテレビジョン受像機の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のテレビジョン受像機の構成を示すブロック図である。なお、図1において、点線の矢印は、第1実施形態のテレビジョン受像機1によって受信されたテレビジョン放送(本実施形態では、デジタル放送とする)のデータの流れを示している。また、実線は、テレビジョン受像機1が備える制御部11が、各部に対して制御信号等を送受信するための通信バスを示している。
第1実施形態のテレビジョン受像機1は、制御部11と、記憶部12と、操作部13と、チューナ14と、信号処理部15と、デコーダ16と、D/A変換部17と、音声出力部18と、スピーカ19と、画像再生部20と、画像出力部21と、ディスプレイ22と、録画処理部23と、を備える。
制御部11は、例えば複数のマイクロプロセッサで構成され、各部の制御やデータの計算、加工処理等を行う中枢部となっている。そして、制御部11は、テレビジョン受像機1の各部材の駆動を制御することにより、テレビジョン放送の受信や、受信したテレビジョン放送の表示処理等を統括制御する。また、本実施形態においては、テレビジョン受像機1はテレビ番組の録画を行う機能も備えており、制御部11は録画処理についても統括制御している。更に、その詳細は後述するが、緊急地震速報があった場合に、その時点で視聴しているテレビ番組について、自動録画を行うように指示を行う構成ともなっている。
記憶部12は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)からなる。ROMには、制御部11が各種処理を行う上で必要となる各種のパラメータや動作プラグラムが記憶される。RAMは、テレビジョン受像機1が保持する各種データを一時的に保持し、例えば制御部11によって各種情報処理が行われる際の処理データや、ユーザから受けた指示命令等を一時的に記憶しておくためのバッファメモリとして機能する。
操作部13は、ユーザがテレビ番組の視聴等を行うために各種指示をテレビジョン受像機1に対して与えるためのものである。操作部13により出力された指示は、制御部11により受け付けられる。指示を受けた制御部11は、指示の内容に基づいて選局処理や音量調整処理等を行う。
チューナ14は、図示しないテレビジョン放送の放送波を受信するアンテナと接続されており、テレビジョン放送の選局(チャンネルの選択)を可能とする。また、チューナ14は、高周波信号の受信を行うとともに、高周波信号の増幅及び周波数変換を行うことにより、中間周波信号を得る。得られた中間周波信号は、次に説明する信号処理部15に与えられる。
信号処理部15は、チューナ14から入力された中間周波信号の増幅及び検波を行う。これにより、MPEG2方式のデジタル伝送信号であるトランスポートストリーム(Transport Stream ; TS)が取り出される。なお、TSは、音声PES(Packetized Elementary Stream)、画像PES、及び付加情報が固定長のトランスポートパケット(Transport packet)に分割され、それがつなぎ合わされた構造となっている。信号処理部15により取得された各種信号は、デコーダ16に与えられる。
デコーダ16は、信号処理部15から与えられた信号から画像信号及び音声信号を生成する。また、これに合わせて、与えられた信号に含まれる画像情報や音声情報以外の情報である付加情報を抽出する。付加情報には、例えば、データ放送用の文字情報等が含まれる。
具体的には、デコーダ16は、信号処理部15より与えられたTSをトランスポートパケットに分割する。そして、トランスポートパケットを再結合することにより、音声・画像のPESを生成し、更にPESを結合することにより、符号化された音声・画像データであるエレメンタリーストリーム(Elementary Stream ; ES)を生成する。その後、ESの復号を行い、デジタル信号に変換する。得られたデジタル信号のうち、デジタル音声信号は、D/A変換部17へ、デジタル画像信号は画像再生部20へ与えられる。
また、デコーダ16は、TSに含まれるPSI(Program Specific Information)やSI(Service Information)といった付加情報の抽出も行う。SIには、例えば電子番組表(Electronic Program Guide ; EPG)を表示するためのEPGデータや、緊急地震速報を表示するためのデータ等が含まれている。デコーダ16によって抽出された付加情報は、制御部11に与えられる。
D/A変換部17は、デコーダ16より与えられたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、音声出力部18に与える。音声出力部18は、与えられたアナログ音声信号をスピーカ19によって音声として出力する。
画像再生部20は、デコーダ16より与えられた画像信号を原色信号に変換し、画像出力部21に与える。画像出力部21は、与えられた原色信号にしたがって、ディスプレイ22を用いて画像を表示する。
録画処理部23は、ユーザがテレビ番組の録画を行いたい場合に、テレビジョン放送を録画処理する機能を有する。録画処理部23は、公知のDVDレコーダ、BDレコーダ、ハードディスク内蔵型DVDレコーダ、ビデオテープレコーダ等の録画機器のうちのいずれかと同様の録画機能を有するように構成されているために、ここでは、その詳細な説明は省略する。
第1実施形態のテレビジョン受像機1の全体構成は以上のようである。次に、テレビ番組の視聴中に緊急地震速報が報じられた場合に、視聴中のテレビ番組の自動録画を可能とする構成について説明する。
図2は、第1実施形態のテレビジョン受像機1が備える制御部11において、緊急地震速報が報じられた場合に、視聴中のテレビ番組の自動録画を可能とする構成要素を示したブロック図である。図2に示すように、制御部11には、付加情報受信部111と、緊急地震速報検知部112と、録画指示部113と、が備えられ、これらの作用によって、テレビ番組の視聴中に緊急地震速報が報じられた場合に、視聴中のテレビ番組の自動録画が可能となっている。
付加情報受信部111は、デコーダ16によって抽出されたPSIやSIといった付加情報を受信する。
緊急地震速報検知部112は、付加情報受信部111から付加情報を受け取り、付加情報の中に、緊急地震速報(2007年10月1日より気象庁が開始)であることを示す情報が含まれるか否かを確認する。そして、緊急地震速報であることを示す情報が含まれる場合に、緊急地震速報が報じられたことを検知する。緊急地震速報検知部112は、緊急地震速報112が報じられたことを検知すると、その旨を伝える信号を録画指示部113に与える。
録画指示部113は、緊急地震速報検知部112から信号を受け取ると、現在視聴中のテレビ番組について、録画を開始するように録画処理部23に指示を与える。また、録画指示部113は、付加情報受信部111によって受信されたEPGデータを取得し、現在視聴中のテレビ番組に関する情報(例えば、番組名、番組の開始時間・終了時間等が含まれる)の中から、番組の終了時間を取得する。そして、取得した番組の終了時間に録画が終了するように録画処理部23に指示を与える。
なお、録画指示部113が録画処理部23に指示を与える際に、チャンネル情報(記憶部12に記憶される)等の他の情報が含まれる構成であっても構わない。
次に、第1実施形態のテレビジョン受像機1において、テレビ番組の視聴中に緊急地震速報が報じられた場合に、視聴中のテレビ番組の自動録画が行われる手順について、図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、テレビ番組の視聴が開始される(ステップS1)。テレビ番組の視聴が行われていない場合には、視聴中のテレビ番組を自動録画するという状況はなく、テレビ番組の視聴は前提条件である。
テレビ番組の視聴が開始されると、緊急地震速報検知部112によって、デコーダ16から送られてくる付加情報に緊急地震速報に関する情報が含まれるか否か(緊急地震速報であることを示す情報が検知されるか否か)が確認される(ステップS2)。緊急地震速報が検知されない場合は、自動録画に関する処理は行われず、緊急地震速報検知部112は付加情報の監視を続ける。
緊急地震速報検知部112によって緊急地震速報であることを示す情報が検知されると、録画指示部113から録画開始を行うように、録画処理部23に指示が与えられる。この際、録画指示部113は、付加情報受信部111からEPGデータを取得して、視聴中のテレビ番組の終了時間を取得する。そして、取得した終了時間に録画が終了するように、録画指示部113は録画処理部23に指示を与える(ステップS3)。
録画指示部113によって録画開始の指示が与えられると、録画処理部23は、現在視聴中のテレビ番組の録画処理を開始する(ステップS4)。録画処理が開始されると、先程録画指示部113によって指示された終了時間であるか否かが確認される(ステップS5)。なお、この確認は、本実施形態においては制御部11によって行われ、時刻は、例えばテレビジョン受像機1に内蔵される時計(図示せず)によって把握される。
録画終了時間でない場合には、上述の確認を行いながら録画が続けられ、録画終了時間になると、録画処理部23による録画処理が終了する。以上のように、第1実施形態のテレビジョン受像機1は、緊急地震放送が報じられると、現在視聴中のテレビ番組について自動的に録画処理が行われるように指示を与える構成となっている。このために、地震発生時においてもテレビ番組を見逃さないようにできる。
(第2実施形態)
地震が発生した場合には、番組の途中で緊急放送が挿入される場合がある。第1実施形態のテレビジョン受像機1の場合、緊急放送が挿入されると、自動録画を開始したテレビ番組について途中までしか録画されず、一部を見逃す可能性がある。第2実施形態のテレビジョン受像機は、この点を考慮し、テレビ番組の全てを見逃さないように構成されている。
第2実施形態のテレビジョン受像機の構成は、制御部11の一部構成を除いて、第1実施形態のテレビジョン受像機1と同様の構成である。したがって、同一の部分については同一の符号を付し、特に説明の必要がない場合には、その説明を省略する。
図4は、第2実施形態のテレビジョン受像機が備える制御部11において、緊急地震速報が報じられた場合に、視聴中のテレビ番組の自動録画を可能とする構成要素を示したブロック図である。図4に示すように、制御部11には、付加情報受信部111と、緊急地震速報検知部112と、緊急放送検知部114、録画指示部115と、が備えられる。そして、これらの作用によって、テレビ番組の視聴中に緊急地震速報が報じられた場合に、視聴中のテレビ番組の自動録画が可能となっており、更に、番組の途中で緊急放送が放送される場合にも番組の録画が不十分とならない構成となっている。
付加情報受信部111と緊急地震速報検知部112は、第1実施形態と同様の構成であるために、その説明は省略する。
緊急放送検知部114は、付加情報受信部111から付加情報を受け取り、付加情報の中に含まれる緊急放送に関する情報を検出する。緊急放送の放送中には、例えば緊急放送を放送中であるか否かを示す緊急放送フラグ(緊急放送記述子からなる識別子)が付加情報として含まれる。また、緊急放送の種類を示す緊急放送識別情報や、どの地域に関する情報であるかを示す地域識別情報(例えば、全国、広域、県域等)の情報が付加情報として含まれる。このために、緊急放送検知部114は、付加情報を解析して、現在放送されている番組が緊急放送であるか否かを検知できる。緊急放送検知部114は、緊急放送であることを検知すると、その旨を伝える信号を録画指示部115に与える。
録画指示部115は、第1実施形態のテレビジョン受像機1と同様に、緊急地震速報検知部112から信号を受け取ると、現在視聴のテレビ番組について、録画を開始するように録画処理部23に指示を与える。また、録画指示部113は、付加情報受信部111によって受信されたEPGデータを取得し、現在視聴中のテレビ番組に関する情報(例えば、番組名、番組の開始時間・終了時間等が含まれる)の中から、番組の終了時間を取得する。そして、取得した番組の終了時間に録画が終了するように録画処理部23に指示を与える。
また、録画指示部115は、緊急放送検知部114から信号を受け取ると、緊急放送の挿入によって変更された電子番組表(EPGデータ)を、付加情報受信部111から受け取り、緊急地震速報が報じられた時点で視聴していたテレビ番組の終了時間を取得する。なお、場合によっては、緊急地震速報が報じられた時点で視聴していたテレビ番組の放送が中止されるような場合も考えられ、この場合は、それがわかった時点で録画を終了する等してもよい。
次に、第2実施形態のテレビジョン受像機において、テレビ番組の視聴中に緊急地震速報が報じられた場合に、視聴中のテレビ番組の自動録画が行われる手順について、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、テレビ番組の視聴が開始される(ステップS11)。テレビ番組の視聴が行われていない場合には、視聴中のテレビ番組を自動録画するという状況はなく、テレビ番組の視聴は前提条件である。
テレビ番組の視聴が開始されると、緊急地震速報検知部112によって、デコーダ16から送られてくる付加情報に緊急地震速報に関する情報が含まれるか否か(緊急地震速報であることを示す情報が検知されるか否か)が確認される(ステップS12)。緊急地震速報が検知されない場合は、特に自動録画に関する処理は行われず、緊急地震速報検知部112は付加情報の監視を続ける。
緊急地震速報検知部112によって緊急地震速報であることを示す情報が検知されると、録画指示部115から録画開始を行うように、録画処理部23に指示が与えられる。この際、録画指示部115は、付加情報受信部111からEPGデータを取得して、視聴中のテレビ番組の終了時間を取得する。そして、取得した終了時間に録画が終了するように、録画指示部115は録画処理部23に指示を与える(ステップS13)。
録画指示部115によって録画開始の指示が与えられると、録画処理部23は、現在視聴中のテレビ番組の録画処理を開始する(ステップS14)。録画処理が開始されると、緊急放送検知部114によって、デコーダ16から送られてくる付加情報に緊急放送であることを示す情報が含まれるか否かが確認され、緊急放送が開始された否かが確認される(ステップS15)。
緊急放送検知部114によって緊急放送が開始されたと確認された場合には、録画指示部115は、付加情報受信部111からEPGデータを取得する。そして、取得したEPGデータが、緊急放送が始まる前と変更されているかを確認する。緊急放送が始まる前と同じ場合には、EPGデータが変更されるまでこの動作を繰り返す。そして、EPGデータが変更されると、録画指示部115は、変更された電子番組表(EPGデータ)にしたがって、録画処理部23に対して当初予定していた録画終了時間を変更する指示を行う(ステップS16)。
具体的には、緊急放送後に、緊急地震速報が報じられた時点で視聴していたテレビ番組が再開される場合には、再開後、その番組が終了する時刻を録画終了時間とする。一方で、緊急地震速報が報じられた時点で視聴していたテレビ番組が再開されない場合もあり得る。この場合には、適当な時刻を指定するようにしておく(すぐ録画を終了するようにしてもよい)。
なお、緊急地震速報が報じられた時点で視聴していたテレビ番組に関する番組情報(例えば、番組名、番組開始時間、番組終了時間等)は記憶部12に記憶しておく構成としているために、更新されたEPGデータを見れば、以上の判断を行うことが可能である。
一方、緊急放送検知部114によって緊急放送が開始されていないと確認された場合には、録画終了時間の変更は行われない。
次に、番組の録画を終了する時間であるか否かが確認される(ステップS17)。なお、この確認は、本実施形態においては制御部11によって行われ、時刻はテレビジョン受像機1に内蔵される時計(図示せず)によって把握される。
録画終了時間でない場合には、ステップS15からステップS17までが繰り返される。録画終了時間の場合には、録画処理部23による録画処理が終了する。以上のように、第2実施形態のテレビジョン受像機1によれば、緊急地震放送が報じられると、現在視聴中のテレビ番組について自動的に録画処理が行われるように指示を与える構成となっている。更に、緊急放送が放送された場合には、緊急放送の放送時間等に応じて録画終了時刻を変更する構成としている。このために、地震発生時においてもテレビ番組を見逃さない確率を高められる。
(その他)
以上に示した実施形態は例示であって、本発明は、以上に示した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
以上に示した第1及び第2実施形態においては、緊急地震速報を検知した場合に録画開始の指示とともに、録画終了時間についても指示する構成とした。しかし、この構成に限定される趣旨ではなく、録画終了時間については指示しない構成としてもよい。この場合でも、緊急地震速報が報じられた際に視聴していたテレビ番組は自動録画されるために、そのテレビ番組を見逃さないようにできる。ただし、本実施形態のように視聴中のテレビ番組が終了した時点で録画を終了する方が、見る予定のないテレビ番組の録画を行わずに済むために好ましい。
また、以上に示した第2実施形態においては、緊急放送が放送されている時間についても録画を行う構成となっている。しかし、この構成に限定される趣旨ではない。すなわち、緊急放送が開始された時点で一旦録画停止を行い、例えばEPGデータを参照する等によって、緊急放送が終了して先に視聴していたテレビ番組が再開される時点で、録画を再開する構成等としても構わない。
また、以上に示した第1及び第2実施形態においては、テレビジョン受像機に録画装置(録画処理部)が内蔵される構成を示した。しかし、この構成に限定される趣旨ではない。すなわち、テレビジョン受像機は録画機能を有さない構成としてもよい。この場合には、例えば、RS232C、HDMI、USB、LAN、無線等の通信手段によって、テレビジョン受像機と録画装置(例えばDVDレコーダやビデオテープレコーダなど)を接続すれば、テレビジョン受像機から録画装置に自動録画の指示を与えられ、緊急地震速報が報じられた時点で視聴中のテレビ番組を見逃さないようにできる。
また、以上に示した第1及び第2実施形態においては、テレビジョン放送がデジタル放送である場合について示したが、これに限定されず、テレビジョン放送がアナログ放送の場合でも本発明は適用可能である。アナログ放送の場合にも、付加情報から緊急地震速報の検知が可能である。
なお、アナログ放送の場合には、EPGデータをリアルタイムで検出することはできないので、緊急放送が挿入された場合に第2実施形態に示した方法で録画時間を変更することはできない。このために、例えば、緊急放送が開始された時点で録画終了時間を所定の時間だけ延長する(或いは録画終了時刻の設定を無しとする)構成等としてもよい。
本発明のテレビジョン受像機は、緊急地震速報が報じられると、その時点で視聴中のテレビ番組について、自動録画するように指示を行う。このために、緊急地震速報が報じられた時点で視聴していたテレビ番組を見逃さないようにでき、産業上有用なテレビジョン受像機である。
は、第1実施形態のテレビジョン受像機の構成を示すブロック図である。 は、第1実施形態のテレビジョン受像機が備える制御部において、緊急地震速報が報じられた場合に、視聴中のテレビ番組の自動録画を可能とする構成要素を示したブロック図である。 は、第1実施形態のテレビジョン受像機において、テレビ番組の視聴中に緊急地震速報が報じられた場合に、視聴中のテレビ番組の自動録画が行われる手順を示したフローチャートである。 は、第2実施形態のテレビジョン受像機が備える制御部において、緊急地震速報が報じられた場合に、視聴中のテレビ番組の自動録画を可能とする構成について示したブロック図である。 は、第2実施形態のテレビジョン受像機において、テレビ番組の視聴中に緊急地震速報が報じられた場合に、視聴中のテレビ番組の自動録画が行われる手順を示したフローチャートである。
符号の説明
1 テレビジョン受像機
14 チューナ(放送受信手段)
15 信号処理部(付加情報取得手段の一部)
16 デコーダ(付加情報取得手段の一部)
23 録画処理部
112 緊急地震速報検知部
113、115 録画指示部
114 緊急放送検知部

Claims (5)

  1. テレビジョン放送を視聴するためのテレビジョン受像機であって、
    前記テレビジョン放送を受信する放送受信手段と、
    前記放送受信手段で受信された前記テレビジョン放送から、画像情報及び音声情報に付加される付加情報を取得する付加情報取得手段と、
    前記付加情報取得手段で取得した付加情報に含まれる緊急地震速報を検知する緊急地震速報検知手段と、
    前記緊急地震速報検知手段によって緊急地震速報が検知された場合に、視聴中のテレビ番組の録画開始指示を行う録画指示手段と、
    を備えることを特徴とするテレビジョン受像機。
  2. 前記付加情報にはEPG(Electronic Program Guide)データが含まれ、
    前記録画指示手段は、前記EPGデータによって得られる前記テレビ番組の終了時刻に録画を終了するように指示することを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン受像機。
  3. 前記放送受信手段で受信される放送が緊急放送であるか否かを確認する緊急放送確認手段を更に備え、
    前記テレビ番組の途中に前記緊急放送が放送された場合には、前記録画指示手段は、録画終了時間の変更指示を行うことを特徴とする請求項2に記載のテレビジョン受像機。
  4. 前記テレビジョン放送はデジタル放送であって、
    前記終了時間の変更指示は、前記EPGデータに基づいて行われることを特徴とする請求項3に記載のテレビジョン受像機。
  5. テレビジョン放送番組の録画処理を行う録画処理手段を更に備え、
    前記録画指示手段は、前記録画処理手段に録画開始の指示を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のテレビジョン受像機。
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