JP2005348075A - ディジタルテレビジョン放送信号再生装置。 - Google Patents
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Abstract
【課題】記憶媒体に記憶されたディジタルテレビジョン放送信号のTSを再生するディジタルテレビジョン放送信号再生装置において、複数のテレビ番組を含むTSを再生早送り又は再生早戻しする際、これら複数のテレビ番組について、ユーザが視聴したい箇所を見逃す蓋然性を低くする。
【解決手段】TSに含まれる映像信号を再生早送り又は再生早戻しする際、再生早送り又は再生早戻しされるTSに複数のテレビ番組が含まれる場合に、1つのテレビ番組の映像信号を親画面51とし、このテレビ番組以外の映像信号を、その画像サイズを圧縮して、親画面51の一部分に子画面52,53として合成し、これら複数のテレビ番組を所定倍速で同時にモニタ画面20に出力することにより、ユーザがこれらのテレビ番組を同時に確認することができるようにする。
【選択図】 図3
【解決手段】TSに含まれる映像信号を再生早送り又は再生早戻しする際、再生早送り又は再生早戻しされるTSに複数のテレビ番組が含まれる場合に、1つのテレビ番組の映像信号を親画面51とし、このテレビ番組以外の映像信号を、その画像サイズを圧縮して、親画面51の一部分に子画面52,53として合成し、これら複数のテレビ番組を所定倍速で同時にモニタ画面20に出力することにより、ユーザがこれらのテレビ番組を同時に確認することができるようにする。
【選択図】 図3
Description
本発明はディジタルテレビジョン放送信号を再生するディジタルテレビジョン放送信号再生装置に関する。
近年、ディジタルテレビジョン(TV)放送が実用化されている。ディジタルTV放送では、複数のテレビ番組の映像や音声をディジタル圧縮技術により圧縮符号化した後、時分割多重化し、その信号を所定周波数帯域の高周波電波に変調してTV放送信号として配信している。なお、ディジタルTV放送では、複数のテレビ番組の放送信号を多重化した所定周波数帯域のTV放送信号を物理チャンネルと呼び、その周波数帯域に多重化される個々のテレビ番組の放送信号をサブチャンネルと呼んでいる。
一方、ディジタルTV放送を受信するディジタルTV放送信号再生装置は、ユーザがリモコン等により視聴したい番組のチャンネル(すなわち物理チャンネルとサブチャンネル)を選択すると、その物理チャンネルに対応する周波数帯域の高周波電波を受信し、その受信信号を復調することにより、圧縮符号化された複数のテレビ番組の映像や音声等の信号が時分割多重化された状態の信号を得ることができる。この信号はTS(Transport Stream)と呼ばれ、このTSには、各テレビ番組の映像や音声等の要素信号が納められたTSパケットが多重されている。
そして、上記のディジタルTV放送信号再生装置は、このTSから各サブチャンネルに対応するテレビ番組の映像信号や音声信号を含むTSパケットを分離抽出し、その映像信号や音声信号を圧縮符号化される前の状態に復号化してモニタ装置へ出力する。
ところで、従来から、ハードディスクドライブ(HDD)装置等に記憶されたディジタルテレビジョン放送信号を再生する際、早送り又は早戻ししながら再生する、いわゆる再生早送り又は再生早戻し機能を備えたディジタルTV放送信号再生装置が知られている。 また、複数チャンネルの動画像を、同期をとりながら1画面上に表示する装置も知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−36867号公報
しかしながら、従来のディジタルTV放送信号再生装置では、複数のサブチャンネルを含むTSについて再生早送り又は再生早戻しする際、図7に示されるように、TSに含まれる1つのサブチャンネルのテレビ番組しかモニタ装置2のモニタ画面20に出力されないため、ユーザは他のサブチャンネルのテレビ番組については、モニタ画面20で確認しながら再生早送り又は再生早戻しさせることができなかった。このため、再生早送り又は再生早戻し時にモニタ画面20に表示されないテレビ番組について、ユーザが視聴したい箇所を見逃してしまう蓋然性が高かった。なお、上述した特許文献1に開示の内容を適用したとしても、上記課題を解決することはできない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、複数のテレビ番組を含むTSを再生早送り又は再生早戻しする際、これら複数のテレビ番組について、ユーザが視聴したい箇所を見逃す蓋然性を低くすることができるディジタルTV放送信号再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、テレビ番組を含むディジタル放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信したディジタル放送信号を復調して、TS(Transport Stream)を抽出するTS抽出手段と、前記TS抽出手段により抽出されたTSを記憶するTS記憶手段と、前記TS記憶手段に記憶されたTSに所定処理を施して、前記テレビ番組の映像信号を復号化する映像デコーダと、前記映像デコーダにより復号化された複数の映像信号について、1つのテレビ番組の映像信号を親画面とし、このテレビ番組以外の映像信号を、その画像サイズを圧縮して、前記親画面の一部分に子画面として合成する映像合成手段と、前記映像デコーダにより復号化された映像信号、又は前記映像合成手段により合成された映像信号を出力する映像出力手段と、前記TS記憶手段に記憶されたTSに含まれるTSパケットのパケット識別子を参照することにより、所定のパケット識別子を有するTSパケットのみを前記映像デコーダにより復号化させ、前記映像出力手段により出力させる制御手段とを備えたディジタルテレビジョン放送信号再生装置において、前記制御手段は、ユーザにより再生早送り又は再生早戻し操作がされ、前記TS記憶手段に記憶されたTSを再生早送り又は再生早戻しさせる際、TSパケットのパケット識別子を参照することにより、該再生早送り又は再生早戻しされるTSに複数のテレビ番組が含まれるか否か判断し、該TSに複数のテレビ番組が含まれる場合に、前記映像デコーダに、それぞれのテレビ番組について映像信号を復号化させ、これら復号化された映像信号を所定フレーム毎に前記映像合成手段に出力させ、前記映像合成手段に、前記映像デコーダから入力された、それぞれのテレビ番組の映像信号を前記親画面及び子画面として合成させ、前記映像出力手段に、前記映像合成手段により合成された、前記親画面及び子画面を出力させることにより、前記TSに含まれる複数のテレビ番組を、所定倍速で同時に再生早送り又は再生早戻しさせることを特徴とする。
請求項2の発明は、TS記憶手段に記憶されたディジタルテレビジョン放送信号のTSを再生するディジタルテレビジョン放送信号再生装置において、前記TSに含まれる映像信号を再生早送り又は再生早戻しする際、該再生早送り又は再生早戻しされるTSに複数のテレビ番組が含まれる場合に、前記複数のテレビ番組の映像信号を、複数の表示領域に分けて1画面として合成し、これら複数のテレビ番組を、所定倍速で同時に再生早送り又は再生早戻しすることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載のディジタルテレビジョン放送信号再生装置において、前記複数のテレビ番組の映像信号を合成する際に、1つのテレビ番組の映像信号を親画面とし、このテレビ番組以外の映像信号を、その画像サイズを圧縮して、前記親画面の一部分に子画面として合成することを特徴とする。
以上のように請求項1の発明によれば、ディジタルテレビジョン放送信号再生装置は、TS記憶手段を備えるので、受信したディジタル放送信号からTSを抽出して記憶し、記憶したTSを再生早送り又は再生早戻しすることができる。そして、TS記憶手段に記憶されたTSを再生早送り又は再生早戻しする際、再生早送り又は再生早戻しされるTSに複数のテレビ番組が含まれる場合に、それぞれのテレビ番組について映像信号を復号化して1画面に合成して出力し、これら複数のテレビ番組を所定倍速で同時に再生早送り又は再生早戻しするようにしたので、ユーザはこれら複数のテレビ番組を同時に確認することができる。従って、ユーザがこれらテレビ番組の視聴したい箇所を見逃す蓋然性が低くなる。
また、1つのテレビ番組の映像信号を親画面とし、このテレビ番組以外の映像信号を子画面として合成して出力するようにしたので、ユーザは、親画面として大きく表示されるテレビ番組の映像を容易に確認することができ、特に、親画面として表示されるテレビ番組の視聴したい箇所を見逃し難くなる。
請求項2の発明によれば、再生早送り又は再生早戻しされるTSに複数のテレビ番組が含まれる場合に、これら複数のテレビ番組の映像信号を1画面に合成して出力し、これらテレビ番組を所定倍速で同時に再生早送り又は再生早戻しするようにしたので、ユーザはこれら複数のテレビ番組を同時に確認することができる。従って、ユーザがこれらテレビ番組の視聴したい箇所を見逃す蓋然性が低くなる。
請求項3の発明によれば、再生早送り又は再生早戻しされるTSに複数のテレビ番組が含まれる場合に、1つのテレビ番組の映像信号を親画面とし、このテレビ番組以外の映像信号を子画面として合成して出力するようにしたので、ユーザは、親画面として大きく表示されるテレビ番組の映像を容易に確認することができ、特に、親画面として表示されるテレビ番組の視聴したい箇所を見逃し難くなる。
本発明の第1の実施形態に係るディジタルテレビジョン(TV)放送信号再生装置について図1乃至図5を参照して説明する。図1に示されるように、ディジタルTV放送信号再生装置1は、放送局から配信されるディジタルTV放送信号(以下、TV放送信号と略す)をアンテナ10を介して受信し、TV放送信号に含まれる映像信号及び音声信号をモニタ装置2に出力する装置であり、チューナ11と、ATSCフロントエンド12と、映像・音声処理部13と、オンスクリーンディスプレイ部(OSD)14と、メモリ15と、IEEE1394インタフェース16と、制御部(CPU)17を備えている。
ディジタルTV放送信号再生装置1には、放送局から所定周波数の高周波電波で発信されるTV放送信号を受信するためのアンテナ10と、テレビ番組の映像を映し出すと共に音声を出力するモニタ装置2と、ディジタルTV放送信号再生装置1から入力されたTS(Transport Stream)をハードディスクドライブ(HDD)31に記憶すると共に、HDD31に記憶されたTSをディジタルTV放送信号再生装置1に出力するためのHDD装置3等が接続される。このように本実施形態では、TSを記憶してTS記憶手段として機能するHDD31が、HDD装置3として外付けされている。
チューナ(受信手段)11は、その受信周波数を、ユーザにより選局された物理チャンネルに対応する周波数に同調させることにより、選局された物理チャンネルのTV放送信号をアンテナ10を介して受信する。
ATSCフロントエンド(TS抽出手段)12は、チューナ11で受信したTV放送信号の復調、誤り訂正処理を行い、多重化された信号から必要なTSパケットを分離し、ディジタルTV放送信号再生装置1内の各ブロックへそれぞれ必要なTSパケットを供給する。
映像・音声処理部13は、ATSCフロントエンド12から入力される映像信号及び音声信号を含むTSパケットをデコードするMPEG映像デコーダ(映像デコーダ)及びMPEG音声デコーダと、MPEG映像デコーダによりデコードされた複数のテレビ番組の映像信号を合成して親画面及び子画面を生成するPinP回路(映像合成手段)とを備えている。
映像・音声処理部13で処理された映像信号は、オンスクリーンディスプレイ部14を介してモニタ装置2に出力され、モニタ画面20に映像が表示される。また、映像・音声処理部13で処理された音声信号はモニタ装置2に出力され、スピーカ21から音声出力される。このように、映像・音声処理部13は映像出力手段としても機能する。映像・音声処理部13には、チューナ11を介して受信した映像信号及び音声信号が入力される他、HDD装置3などからIEEE1394インタフェースを介して映像信号及び音声信号が入力される。
オンスクリーンディスプレイ部14は、映像・音声処理部13から入力された映像信号に所定の表示画像を重畳させる。メモリ15は、MPEGデコードされたディジタルTV放送信号を一時的に記憶する他、デコードされたディジタルTV放送信号に重畳させる表示画像を記憶する。IEEE1394インタフェース16は、ディジタルTV放送信号再生装置1とHDD装置3間で通信を行うことにより、TSの入出力を行う。
制御部17は、不図示のROMに記憶されているプログラムに従って各種処理を実行してディジタルTV放送信号再生装置1全体を制御し、ATSCフロントエンド12から入力されたTSパケット、及びHDD装置3から入力されたTSパケットのパケット識別子(PID(Packet ID))を参照することにより、所定のPIDを有するTSパケットをMPEG映像デコーダにより復号化させ、復号化された映像信号をモニタ装置2に出力させる。
次に、再生早送り又は再生早戻しをする際の処理について、再生早送りをする場合を例に説明する。制御部17は、ユーザにより再生早送り操作がされ、再生早送り開始信号が入力されると、図2に示される再生早送り処理を開始し、映像・音声処理部13に入力されるTSに複数のテレビ番組が含まれるか否か判断する(S1)。そして、このTSに1つのテレビ番組しか含まれていない場合には(S1でNO)、このテレビ番組について、PIDを参照して、映像信号を含むTSパケット(すなわち映像PIDを有するTSパケット)の映像信号を復号化し(S2)、復号化された映像信号を所定フレーム毎にモニタ装置2に出力する(S3)。このように映像信号を所定フレーム毎にモニタ装置2に出力することにより、モニタ画面20に表示されるテレビ番組は所定倍速で再生早送りされる。
一方、TSに複数のテレビ番組が含まれる場合には(S1でYES)、各テレビ番組について、映像PIDを参照して映像信号を含むTSパケットを復号化し(S4)、復号化された映像信号を所定フレーム毎にPinP回路に出力する(S5)。PinP回路では、入力された映像信号に基づいてこれら複数のテレビ番組の映像信号を合成するPinP処理が行われる(S6)。PinP処理では、1つのテレビ番組の映像信号を親画面とし、このテレビ番組以外の映像信号を、その画像サイズを圧縮して親画面の一部分に子画面として合成する。そして、このようにして合成された複数のテレビ番組の映像信号をモニタ装置2に出力することにより(S7)、図3に示されるように、モニタ画面20に複数のテレビ番組を親画面51及び子画面52,53として所定倍速で同時に表示する。制御部17は、これらS1〜S7の処理を再生早送り終了信号が検出されるまで繰り返し、再生早送り終了信号が検出されると(S8でYES)、再生早送り処理を終了する。
次に、図4及び図5を参照して、上記再生早送り処理をより具体的に説明する。図4は、再生早送りされるTSを説明する図であり、横方向に時間軸、縦方向にこのTSの帯域が示されている。領域AではSDTV(Standard Definition TV)のテレビ番組Aが、領域BではSDTVのテレビ番組A、テレビ番組B及びテレビ番組Cが、領域CではSDTVのテレビ番組B及びテレビ番組Cが、領域DではHDTV(High Definition TV)のテレビ番組DがTSに含まれている。
まず、領域Aについて、図2を参照しつつ説明する。領域Aにおいては、TSにはテレビ番組Aしか含まれていないため、S1において”NO”となり、テレビ番組AのTSパケットのみを復号化して(S2)、所定フレーム毎に映像信号をモニタ装置2に出力する(S3)。従って、図5(a)に示されるように、モニタ画面20にはテレビ番組Aのみが表示されることとなる。
一方、領域Bにおいては、TSにはテレビ番組A、テレビ番組B及びテレビ番組Cが含まれるためS1において”YES”となり、各テレビ番組A〜CのTSパケットについて映像信号が復号化され(S4)、復号化された各テレビ番組A〜Cの映像信号が所定フレーム毎にPinP回路に出力され(S5)、PinP回路で合成される(S6)。そして、合成された映像信号がモニタ装置2に出力される(S7)。従って、モニタ画面20には、図5(b)に示されるようにテレビ番組Aが親画面51として表示され、テレビ番組B及びテレビ番組Cが子画面52,53として表示される。以下同様に、領域Cにおいては、図5(c)に示されるように、テレビ番組Bが親画面51として表示され、テレビ番組Cが子画面52として表示される。領域Dにおいては、図5(d)に示されるようにテレビ番組Dのみが表示される。
このように、本実施形態のディジタルTV放送信号再生装置1によれば、再生早送り又は再生早戻しされるTSに複数のテレビ番組が含まれる場合に、これら複数のテレビ番組の映像信号を1画面に合成して出力し、これらテレビ番組を所定倍速で同時に再生早送り又は再生早戻しするようにしたので、ユーザはこれら複数のテレビ番組を同時に確認することができる。従って、ユーザがこれらテレビ番組の視聴したい箇所を見逃す蓋然性が低くなる。
また、1つのテレビ番組の映像信号を親画面51とし、このテレビ番組以外の映像信号を子画面52,53として合成して出力するようにしたので、ユーザは、親画面51として大きく表示されるテレビ番組の映像を容易に確認することができ、特に、親画面51として表示されるテレビ番組の視聴したい箇所を見逃し難くなる。
次に、本発明の第2の実施形態について図6を参照して説明する。本実施形態におけるディジタルTV放送信号再生装置1は、HDD31を装置1内に備える点で第1の実施形態と異なる。再生早送り処理及び再生早戻し処理は第1の実施形態と同様の手順で実行される。本実施形態のディジタルTV放送信号再生装置1によれば、HDD31を装置1内に備えるので、チューナ11で受信したディジタルTV放送信号をATSCフロントエンド12で処理してTSを抽出し、抽出したTSを装置1内のHDD31に記憶することができる。このため、外付けの記憶装置を利用することなく、HDD31に記憶されたTSに含まれる複数の番組を所定倍速で同時に再生早送り又は再生早戻しさせることが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限られることなく種々の変形が可能である。例えば、再生早送り又は再生早戻しの際に行われる映像合成処理(PinP処理)は、1つのテレビ番組の映像信号を親画面とし、このテレビ番組以外の映像信号を子画面として出力する場合に限られず、例えば、全てのテレビ番組を同じ画像サイズとして出力するようにしてもよい。
1 ディジタルテレビジョン放送信号再生装置
2 モニタ装置
3 ハードディスクドライブ装置
10 アンテナ
11 チューナ(受信手段)
12 ATSCフロントエンド(TS抽出手段)
13 映像・音声処理部(映像デコーダ、映像合成手段、映像出力手段)
14 オンスクリーンディスプレイ部
15 メモリ
16 IEEE1394インタフェース
17 制御部(制御手段)
31 ハードディスクドライブ(TS記憶手段)
2 モニタ装置
3 ハードディスクドライブ装置
10 アンテナ
11 チューナ(受信手段)
12 ATSCフロントエンド(TS抽出手段)
13 映像・音声処理部(映像デコーダ、映像合成手段、映像出力手段)
14 オンスクリーンディスプレイ部
15 メモリ
16 IEEE1394インタフェース
17 制御部(制御手段)
31 ハードディスクドライブ(TS記憶手段)
Claims (3)
- テレビ番組を含むディジタル放送信号を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信したディジタル放送信号を復調して、TS(Transport Stream)を抽出するTS抽出手段と、
前記TS抽出手段により抽出されたTSを記憶するTS記憶手段と、
前記TS記憶手段に記憶されたTSに所定処理を施して、前記テレビ番組の映像信号を復号化する映像デコーダと、
前記映像デコーダにより復号化された複数の映像信号について、1つのテレビ番組の映像信号を親画面とし、このテレビ番組以外の映像信号を、その画像サイズを圧縮して、前記親画面の一部分に子画面として合成する映像合成手段と、
前記映像デコーダにより復号化された映像信号、又は前記映像合成手段により合成された映像信号を出力する映像出力手段と、
前記TS記憶手段に記憶されたTSに含まれるTSパケットのパケット識別子を参照することにより、所定のパケット識別子を有するTSパケットのみを前記映像デコーダにより復号化させ、前記映像出力手段により出力させる制御手段と、
を備えたディジタルテレビジョン放送信号再生装置において、
前記制御手段は、ユーザにより再生早送り又は再生早戻し操作がされ、前記TS記憶手段に記憶されたTSを再生早送り又は再生早戻しさせる際、TSパケットのパケット識別子を参照することにより、該再生早送り又は再生早戻しされるTSに複数のテレビ番組が含まれるか否か判断し、該TSに複数のテレビ番組が含まれる場合に、
前記映像デコーダに、それぞれのテレビ番組について映像信号を復号化させ、これら復号化された映像信号を所定フレーム毎に前記映像合成手段に出力させ、
前記映像合成手段に、前記映像デコーダから入力された、それぞれのテレビ番組の映像信号を前記親画面及び子画面として合成させ、
前記映像出力手段に、前記映像合成手段により合成された、前記親画面及び子画面を出力させることにより、前記TSに含まれる複数のテレビ番組を、所定倍速で同時に再生早送り又は再生早戻しさせることを特徴とするディジタルテレビジョン放送信号再生装置。 - TS記憶手段に記憶されたディジタルテレビジョン放送信号のTSを再生するディジタルテレビジョン放送信号再生装置において、
前記TSに含まれる映像信号を再生早送り又は再生早戻しする際、該再生早送り又は再生早戻しされるTSに複数のテレビ番組が含まれる場合に、
前記複数のテレビ番組の映像信号を、複数の表示領域に分けて1画面として合成し、これら複数のテレビ番組を、所定倍速で同時に再生早送り又は再生早戻しすることを特徴とするディジタルテレビジョン放送信号再生装置。 - 前記複数のテレビ番組の映像信号を合成する際に、1つのテレビ番組の映像信号を親画面とし、このテレビ番組以外の映像信号を、その画像サイズを圧縮して、前記親画面の一部分に子画面として合成することを特徴とする請求項2に記載のディジタルテレビジョン放送信号再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004164982A JP2005348075A (ja) | 2004-06-02 | 2004-06-02 | ディジタルテレビジョン放送信号再生装置。 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005348075A true JP2005348075A (ja) | 2005-12-15 |
Family
ID=35500039
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2005348075A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009011000A (ja) * | 2004-09-10 | 2009-01-15 | Panasonic Corp | 再生装置、プログラム、再生方法、記録方法。 |
-
2004
- 2004-06-02 JP JP2004164982A patent/JP2005348075A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009011000A (ja) * | 2004-09-10 | 2009-01-15 | Panasonic Corp | 再生装置、プログラム、再生方法、記録方法。 |
JP4560111B2 (ja) * | 2004-09-10 | 2010-10-13 | パナソニック株式会社 | 再生装置、プログラム、再生方法、記録方法。 |
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