JP2009105214A - Nand型不揮発性半導体記憶装置の製造方法及びnand型不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

Nand型不揮発性半導体記憶装置の製造方法及びnand型不揮発性半導体記憶装置 Download PDF

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Abstract

【課題】NAND型不揮発性半導体記憶装置のリーク不良を低減し且つ未開口部分を低減する。
【解決手段】半導体基板上にゲート絶縁膜102、第1の電極103、第2の電極107及び第1のストッパ絶縁膜108を形成し且つ前記半導体基板101の表面に拡散層領域106を形成する工程と、前記拡散層領域106上の前記第1のストッパ絶縁膜108、前記第2の電極107及び前記第1の電極103をエッチングして開口部111及びコンタクト用ゲート110を形成する工程と、メモリセルゲート形成領域にインターポリ絶縁膜119及びコントロールゲート120を形成する工程と、前記コンタクト用ゲートを繋ぐようなソース線121及び個々の選択ゲートを繋ぐ配線層122を形成する工程と、を具備したことを特徴とするNAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
【選択図】図12

Description

本発明は、NAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法及びNAND型不揮発性半導体記憶装置に関し、特に、メモリセルアレイ領域のビット線コンタクトの構造に特徴を有するNAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法及びNAND型不揮発性半導体記憶装置に関する。
近年、微細加工技術が進歩し、50nmを下回る最小加工寸法の技術開発が進められている。NAND型不揮発性半導体記憶装置(NAND型フラッシュメモリ)の製造プロセスにおいても、微細化が進むにつれて、リソグラフィ技術の解像限界に近付き、ビット線を繋ぐビット線コンタクトの露光裕度の確保や、微細な穴の加工技術等の製造プロセスが技術的に一層困難になっている。
従来では、ビット線コンタクトは通常のコンタクトプラグを形成していた。一般的には、高集積化のために、ビット線は最小加工寸法で形成されている。
しかし、互いに隣接するビット線コンタクト間の配線間隔距離、ビット線コンタクトと隣接ビット線の下部配線層(拡散層)との距離、ビット線コンタクトと隣接ビット線の上部配線層との距離及びビット線コンタクトと選択ゲートとの距離などが短くなり、リーク不良を招くという問題があった。
一方、NAND型不揮発性半導体記憶装置の製造プロセスにおいては、動作電圧やリソグラフィによる合わせズレを考慮した上で、デザインや配置を決める必要性がある。このため、コンタクトプラグを配置する場合には、合せズレを考慮して微細な穴を加工しなければならない。
しかし、微細な穴の加工の技術は難易度が高いために、高精度な穴を加工することは困難であった。その結果、NAND型不揮発性半導体記憶装置のリーク不良を招き、製品歩留りの低下が顕在化してきたという問題があった。
また、コンタクトプラグの穴のアスペクト比が高かったので、未開口部分が多数生じるという問題があった。
特開2005−45224号公報
本発明の目的は、NAND型不揮発性半導体記憶装置のリーク不良を低減し且つ未開口部分を低減するためのNAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法を提供することである。
本発明の第1の態様によれば、半導体基板上にゲート絶縁膜、第1の電極、第2の電極及び第1のストッパ絶縁膜を形成し且つ前記半導体基板の表面に拡散層領域を形成する工程と、前記拡散層領域上の前記第1のストッパ絶縁膜、前記第2の電極及び前記第1の電極をエッチングして開口部及びコンタクト用ゲートを形成する工程と、メモリセルゲート形成領域にインターポリ絶縁膜及びコントロールゲートを形成する工程と、前記コンタクト用ゲートを繋ぐようなソース線及び個々の選択ゲートを繋ぐような配線層を形成する工程と、を具備したことを特徴とするNAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法が提供される。
本発明の第2の態様によれば、半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜上に第1の電極を形成する工程と、第1のレジストパターンを用いて、前記第1の電極をエッチングして第1の開口部を形成する工程と、前記第1の開口部を通じて前記半導体基板の表面に不純物を導入して拡散層領域を形成する工程と、前記第1の開口部の前記ゲート絶縁膜をエッチングする工程と、前記第1の電極上及び前記第1の開口部に第2の電極を形成する工程と、前記第2の電極上に第1のストッパ絶縁膜を形成する工程と、第2のレジストパターンを用いて、前記第1のストッパ絶縁膜、前記第2の電極、前記第1の電極、前記ゲート絶縁膜及び前記半導体基板の一部をエッチングして第2の開口部を形成する工程と、前記第2の開口部に素子分離絶縁膜を形成する工程と、第3のレジストパターンを用いて、前記第1のストッパ絶縁膜、前記第2の電極及び前記第1の電極をエッチングして第3の開口部及びコンタクト用ゲートを形成する工程と、前記コンタクト用ゲートをマスクにして前記半導体基板の表面に不純物を導入し、エクステンション領域を形成する工程と、前記第3の開口部の側壁部分に側壁絶縁膜を形成し、当該側壁絶縁膜をマスクにして前記半導体基板の表面に不純物を導入して拡散層を形成する工程と、前記第3の開口部に第2のストッパ絶縁膜を形成する工程と、第4のレジストパターンを用いて、メモリセルゲート形成領域の前記第2のストッパ絶縁膜、第1のストッパ絶縁膜、前記第2の電極及び前記第1の電極をエッチングして第4の開口部を形成する工程と、 前記第4の開口部にインターポリ絶縁膜を形成し、当該インターポリ絶縁膜上にコントロールゲートを形成する工程と、第5のレジストパターンを用いて、ソースとなるコンタクト用ゲート上及び選択ゲート上の第2のストッパ絶縁膜、前記第1のストッパ絶縁膜及び前記第2の電極の一部をエッチングして第5の開口部を形成する工程と、前記第5の開口部に、前記コンタクト用ゲートを繋ぐようなソース線及び個々の選択ゲートを繋ぐような配線層を形成する工程と、層間絶縁膜を形成する工程と、第6のレジストパターンを用いて、ビット線コンタクトとなる領域の前記コンタクト用ゲート上の層間絶縁膜、前記第2のストッパ絶縁膜、前記第1のストッパ絶縁膜及び前記第2の電極の一部をエッチングして第6の開口部を形成する工程と、前記第6の開口部にビット線コンタクトを形成する工程と、を具備したことを特徴とするNAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法が提供される。
本発明の第3の態様によれば、複数の選択ゲート及びビット線コンタクトを具備するNAND型不揮発性半導体記憶装置において、少なくとも1つの前記ビット線コンタクト又はソース線は、前記選択ゲートのゲート及び当該ゲート上に形成されるメタル配線と同じ材料を含むことを特徴とするNAND型不揮発性半導体記憶装置が提供される。
本発明によれば、NAND型不揮発性半導体記憶装置のリーク不良を低減し且つ未開口部分を低減することができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の実施例は、本発明の実施の一形態であって、本発明の範囲を限定するものではない。
はじめに、本発明の実施例1について説明する。
図1〜14は、それぞれ本発明の実施例1に係るNAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法の各工程を示す断面図並びに周辺回路(Tr)及び破線(I),(II)の切り口を示す断面図である。
はじめに、図1の構造を形成する工程について説明する。
半導体基板101(例えば、シリコン基板)のメモリセル領域及び周辺回路(Tr)領域に所望のウェル領域やチャネル領域を形成した後に、半導体基板101上にゲート絶縁膜(トンネル絶縁膜)102を形成する。ゲート絶縁膜102は、例えば、シリコン酸化膜やシリコン酸窒化膜(オキシナイトライド膜)が一般的であるが、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、アルミニウム酸化膜、ハフニウム酸化膜、ジルコニア酸化膜又はこれらの積層膜でも良い。なお、メモリセル領域と周辺回路(Tr)領域とで異なる膜厚を持つゲート絶縁膜102が形成されるように、作り分けを行っても良い。
次に、減圧化学気相成長(以下「LPCVD(Low Pressure Chemical Vapor Deposition)」という)技術を用いて、ゲート絶縁膜102上にメモリセルのフローティングゲートの一部又は周辺回路(Tr)のゲート電極の一部となる第1の電極103を形成する。第1の電極103は、例えば、不純物としてリンがドープされたアモルファスシリコン膜であって、厚さは10nmである。
次に、リソグラフィ技術を用いて、ソース線及びビット線コンタクトが配置される領域(以下「コンタクト領域」という)を開口するための第1のレジストパターン104を形成する。
次に、反応性イオンエッチング(以下「RIE」という)技術を用いて、第1のレジストパターン104をマスクとして第1の電極103をエッチングして第1の開口部105を形成する。
次に、イオン注入技術を用いて、第1の開口部105を通じて半導体基板101の表面に不純物(例えば、砒素)を導入して拡散層領域106を形成する。この不純物の導入は、第1の電極103と拡散層領域106との接触抵抗を下げるために行われる。
次に、必要に応じて、RTA(Rapid Thermal Anneal)技術を用いて、不純物の活性化のための熱処理を行う。
次に、Wetエッチング技術を用いて、例えば、バッファード弗酸の薬液で第1の開口部105の底のゲート絶縁膜102をエッチングして除去する。以上の工程によって、図1の構造を得る。
なお、不純物の導入とゲート絶縁膜102のWetエッチングの順番は、どちらが先であっても良い。
次に、図2の構造を形成する工程について説明する。
図1の構造に対して、アッシング技術及びWet洗浄技術を用いて、第1のレジストパターン104を除去する。以上の工程によって、図2の構造を得る。
次に、図3の構造を形成する工程について説明する。
図2の構造に対して、LPCVD技術を用いて、第1の電極103上及び第1の開口部105にメモリセルのフローティングゲートの一部又は周辺回路(Tr)のゲート電極の一部となる第2の電極107を形成する。第2の電極107は、例えば、不純物としてリンがドープされたアモルファスシリコン膜であって、厚さは50nmである。
次に、LPCVD技術を用いて、第2の電極107上に第1のストッパ絶縁膜108を形成する。第1のストッパ絶縁膜108は、例えば、シリコン窒化膜であって、厚さは50nmである。
第2の電極107は、半導体基板101の表面に形成された拡散層領域106に電気的に接続される。また、第2の電極107を形成する工程の前洗浄工程として、例えば、Wet洗浄技術を用いて、希釈弗酸の薬液で第1のレジストパターン104を除去する工程の際に形成されたシリコン酸化膜層を除去しても良い。これは、目的とする電気抵抗となるように最適化するために行われる。
次に、リソグラフィ技術を用いて、素子分離絶縁膜109が配置される領域を開口するための図示されない第2のレジストパターンを形成する。
次に、RIE技術を用いて、第2のレジストパターンをマスクとして第1のストッパ絶縁膜108、第2の電極107、第1の電極103、ゲート絶縁膜102及び半導体基板101の一部をエッチングして図示されない第2の開口部を形成する。
次に、STI(Shallow Trench Isolation)技術を用いて、第2の開口部に素子分離絶縁膜109を形成する。続いて、CMP技術を用いて、第1のストッパ絶縁膜108をストッパとして、素子分離絶縁膜109を平坦化する。以上の工程によって、図3の構造を得る。
次に、図4の構造を形成する工程について説明する。
図3の構造に対して、リソグラフィ技術を用いて、コンタクト用ゲート110の両側を開口するための図示されない第3のレジストパターンを形成する。また、このときに、周辺回路や他の受動素子領域のパターンを、同時に形成しても良い。
次に、RIE技術を用いて、コンタクト用ゲート110の両側の第1のストッパ絶縁膜108、第2の電極107及び第1の電極103をエッチングして第3の開口部111を形成する。
次に、イオン注入技術を用いて、ビット線コンタクト用ゲート110をマスクにして半導体基板101の表面に不純物(例えば、砒素)を導入し、周辺回路(Tr)のエクステンション領域112を形成する。以上の工程によって、図4の構造を得る。また、このときに、周辺回路のTrに対しても、拡散層を順次形成しても良い。
次に、図5の構造を形成する工程について説明する。
図4の構造に対して、LDD(Lightly Doped Drain)構造を形成するために、LPCVD技術及びRIEエッチバック技術を用いて、第3の開口部111の側面に側壁絶縁膜(スペーサ)113を形成する。側壁絶縁膜113は、例えば、シリコン酸化膜である。
次に、イオン注入技術を用いて、側壁絶縁膜113をマスクにして半導体基板101の表面に不純物(例えば、砒素)を導入して拡散層114を形成する。ここでは、意図的に拡散層114を形成するために側壁絶縁膜113の間を空けているが、拡散層114が無くても目的とする選択ゲートの電気特性が満足する場合には、側壁絶縁膜113の間を埋めても良い。なお、この拡散層114の形成は、選択ゲート又は周辺回路Trの電気特性の最適化のために行われる。以上の工程によって、図5の構造を得る。
次に、図6の構造を形成する工程について説明する。
LPCVD技術を用いて、2つの側壁絶縁膜113の間に残された第3の開口部111並びに第1のストッパ絶縁膜108及び側壁絶縁膜113上に第2のストッパ絶縁膜115を形成する。第2のストッパ絶縁膜115は、例えば、シリコン窒化膜であって、厚さは20nmである。第2のストッパ絶縁膜115は、後述のコンタクトプラグを形成するための開口部の形成プロセスにおいてエッチングストッパーの役目をする。
次に、図示されない第3の開口部111の第2のストッパ絶縁膜115を形成した後にできる隙間や、周辺回路Trのゲート電極間の隙間を埋め込むために、例えば、BPSG(Boron Phosphorous Silicate Glass)膜116を堆積し、必要に応じて、熱処理を加えてリフローを行い、化学的機械的研磨(以下「CMP(Chemical Mechanical Polish)」という)技術を用いて平坦化する。以上の工程によって、図6の構造を得る。
次に、図7の構造を形成する工程について説明する。
図6の構造に対して、リソグラフィ技術を用いて、後段の工程においてメモリセルゲートが形成される領域(以下「メモリセルゲート形成領域」という)を開口するための図示されない第4のレジストパターンを形成する。
次に、RIE技術を用いて、メモリセルゲート形成領域の第2のストッパ絶縁膜115、第1のストッパ絶縁膜108、第2の電極107及び第1の電極103をエッチングして第4の開口部117を形成する。以上の工程によって、図7の構造を得る。
次に、図8の構造を形成する工程について説明する。
図7の構造に対して、第4の開口部117に不純物イオン(例えば、砒素)を導入し、RTA技術を用いて、不純物の活性化のための熱処理を行うことによって、拡散層118を形成する。
次に、LPCVD技術を用いて、第4の開口部117にインターポリ絶縁膜119を形成する。例えば、インターポリ絶縁膜119は、ONO膜が一般的であるが、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、アルミニウム酸化膜、ハフニウム酸化膜、ジルコニア酸化膜等の積層膜でも良い。
次に、LPCVD技術を用いて、ワード線(以下「コントロールゲート」という)120を形成する。コントロールゲート120は、例えば、不純物としてリンがドープされたアモルファスシリコン膜である。次に、不純物を活性化させるためにRTA技術を用いて熱処理を行う。
次に、CMP技術を用いて、上面の余剰なコントロールゲート120及びインターポリ絶縁膜119を除去する。以上の工程によって、図8の構造を得る。
次に、図9の構造を形成する工程について説明する。
図8の構造に対して、リソグラフィ技術を用いて、ソース線となるコンタクト用ゲート及び選択ゲートの上方を開口するための図示されない第5のレジストパターンを形成する。
次に、第5のレジストパターンをマスクとして、ソース線となるコンタクト用ゲート110及び選択ゲートの上方の第2のストッパ絶縁膜115、第1のストッパ絶縁膜108及び第2の電極107の一部をエッチングして、図示されない第5の開口部を形成する。このとき、周辺回路(Tr)領域にゲート配線の一部となる開口部を形成しても良い。
次に、ダマシン配線技術を用いて、ソース線となるコンタクト用ゲート110上の第5の開口部にゲートを繋ぐようなソース線121を形成し、選択ゲート上の第5の開口部に個々の選択ゲートを繋ぐような配線層122を形成し、周辺回路(Tr)にゲート配線の一部123を形成する。ソース線121、配線層122及びゲート配線の一部123は、選択ゲートの接続配線及び周辺回路(Tr)のゲート配線となる配線層(メタル配線)である。以上の工程によって、図9の構造を得る。
次に、図10の構造を形成する工程について説明する。
図9の構造に対して、LPCVD技術を用いて、図9の構造上に層間絶縁膜124を形成する。
次に、リソグラフィ技術を用いて、ビット線コンタクト領域を開口するための図示されない第6のレジストパターンを形成する。このときに、周辺回路(Tr)のコンタクトパターンを同時に形成しても良い。
次に、RIE技術を用いて、第6のレジストパターンをマスクにして、層間絶縁膜124、第2のストッパ絶縁膜115、第1のストッパ絶縁膜108及び第2の電極107の一部をエッチングして第6の開口部125を形成する。以上の工程によって、図10の構造を得る。
次に、図11の構造を形成する工程について説明する。
図10の構造に対して、タングステンを使用する一般的なデュアルダマシン配線技術を用いて、コンタクトプラグ及び配線層を形成する。例えば、物理気相成長(以下「PVD(Physical Vapor Deposition)」という)技術を用いて、図示されないバリアメタルを形成する。例えば、バリアメタルは、チタン及び窒化チタン層である。
次に、CVD技術を用いて、バリア上にタングステンを形成し、CMP技術を用いて、上面の余剰なタングステンを除去し、ビット線コンタクト126を形成する。以上の工程によって図11の構造を得る。
次に、図12の構造を形成する工程について説明する。
図11の構造に対して、一般的なプロセスを用いて、図11の構造上に層間絶縁膜となるシリコン酸化膜128を形成し、ビット線コンタクト126上にタングステンプラグ127及び上層の配線層129を形成する。このときに、前述のソース線121、配線層122及びゲート配線の一部123と同じように、周辺回路(Tr)の上層の配線層を同時に形成しても良い。
以上の工程によって、図12の構造を得る。
上記の工程によって、図12に示されるように、複数の選択ゲート及びビット線コンタクトを具備するNAND型不揮発性半導体記憶装置であって、少なくとも1つのビット線コンタクト又はソース線が選択ゲートのゲート及び当該ゲート上に形成されるメタル配線と同じ材料を含むNAND型不揮発性半導体記憶装置が製造される。
なお、本発明の範囲は、上記の実施例1に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変形しても良い。
例えば、上記の実施例1では、ポリシリコン(アモルファスシリコン膜)によってコントロールゲート120を形成する例について説明したが、PVD技術やRTA技術を用いて、CoSiなどのシリサイド材料によって形成しても良い。
また、上記の実施例1では、ソース線121及びビット線コンタクト126の形成は、他のコンタクトプラグの形成と同時に加工する例について説明したが、各々のコンタクトプラグ毎に分割して加工しても良い。
比較例
次に、本発明の比較例について説明する。
図13は、本発明の比較例に係るNAND型不揮発性半導体記憶装置の構造を示す断面図である。
図13(I)に示されるように、本発明の比較例に係るNAND型不揮発性半導体記憶装置では、ビット線コンタクト226と隣接するビット線の拡散層領域206との間の距離A´が小さいので、NAND型不揮発性半導体記憶装置のリーク不良の原因となる。
これに対して、本発明の実施例1によれば、図12(I)に示されるように、ビット線コンタクト126と隣接するビット線の拡散層領域106との間の距離Aが十分に大きいので、NAND型不揮発性半導体記憶装置のリーク不良を低減することができる。
このことは、従来では、素子分離領域に対して別の加工でコンタクトを形成するために、必ずミスアライメント(リソグラフィ時の合せズレ)が生じるので、ビット線コンタクト226と隣接するビット線の拡散層領域206とが接触し易いのに対して、本発明の実施例1では、STIの加工と同時にビット線コンタクトの一部となるフローティングゲート及び選択ゲートのためのシリコン膜を加工するので、ビット線コンタクト126と隣接するビット線の拡散層領域106とが接触することを回避できることによる。
また、図13(I)に示されるように、一般的なNAND型不揮発性半導体記憶装置では、ビット線コンタクト226の長さB´が長く、微細加工が必要な開口部の深さが深いので、未開口部分が発生する原因となる。
これに対して、本発明の実施例1によれば、図12(I)に示されるように、ビット線コンタクト126の長さBが短く、微細加工が必要な開口部の深さが浅いので、低減加工の難易度が下がり、未開口の発生を抑制することができる。
本発明の実施例1に係るNAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法の工程を示す断面図である。 本発明の実施例1に係るNAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法の図1に続く工程を示す断面図である。 本発明の実施例1に係るNAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法の図2に続く工程を示す断面図である。 本発明の実施例1に係るNAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法の図3に続く工程を示す断面図である。 本発明の実施例1に係るNAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法の図4に続く工程を示す断面図である。 本発明の実施例1に係るNAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法の図5に続く工程を示す断面図である。 本発明の実施例1に係るNAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法の図6に続く工程を示す断面図である。 本発明の実施例1に係るNAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法の図7に続く工程を示す断面図である。 本発明の実施例1に係るNAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法の図8に続く工程を示す断面図である。 本発明の実施例1に係るNAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法の図9に続く工程を示す断面図である。 本発明の実施例1に係るNAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法の図10に続く工程を示す断面図である。 本発明の実施例1に係るNAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法の図11に続く工程を示す断面図である。 本発明の比較例に係るNAND型不揮発性半導体記憶装置の構造を示す断面図である。
符号の説明
101 半導体基板
102 ゲート絶縁膜(トンネル絶縁膜)
103 第1の電極
104 第1のレジストパターン
105 第1の開口部
106,206 拡散層領域
107 第2の電極
108 第1のストッパ絶縁膜
109 素子分離絶縁膜
110 コンタクト用ゲート
111 第3の開口部
112 エクステンション領域
113 側壁絶縁膜(スペーサ)
114,118 拡散層
115 第2のストッパ絶縁膜
116 BPSG膜
117 第4の開口部
119 インターポリ絶縁膜
120 ワード線(コントロールゲート)
121 ソース線
122 配線層(選択ゲート配線の一部)
123 ゲート配線の一部
124 層間絶縁膜
125 第6の開口部
126,226 ビット線コンタクト
127 タングステンプラグ
128 シリコン酸化膜
129 配線層

Claims (5)

  1. 半導体基板上にゲート絶縁膜、第1の電極、第2の電極及び第1のストッパ絶縁膜を形成し且つ前記半導体基板の表面に拡散層領域を形成する工程と、
    前記拡散層領域上の前記第1のストッパ絶縁膜、前記第2の電極及び前記第1の電極をエッチングして開口部及びコンタクト用ゲートを形成する工程と、
    メモリセルゲート形成領域にインターポリ絶縁膜及びコントロールゲートを形成する工程と、
    前記コンタクト用ゲートを繋ぐようなソース線及び個々の選択ゲートを繋ぐような配線層を形成する工程と、を具備したことを特徴とするNAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  2. 半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上に第1の電極を形成する工程と、
    第1のレジストパターンを用いて、前記第1の電極をエッチングして第1の開口部を形成する工程と、
    前記第1の開口部を通じて前記半導体基板の表面に不純物を導入して拡散層領域を形成する工程と、
    前記第1の開口部の前記ゲート絶縁膜をエッチングする工程と、
    前記第1の電極上及び前記第1の開口部に第2の電極を形成する工程と、
    前記第2の電極上に第1のストッパ絶縁膜を形成する工程と、
    第2のレジストパターンを用いて、前記第1のストッパ絶縁膜、前記第2の電極、前記第1の電極、前記ゲート絶縁膜及び前記半導体基板の一部をエッチングして第2の開口部を形成する工程と、
    前記第2の開口部に素子分離絶縁膜を形成する工程と、
    第3のレジストパターンを用いて、前記第1のストッパ絶縁膜、前記第2の電極及び前記第1の電極をエッチングして第3の開口部及びコンタクト用ゲートを形成する工程と、
    前記コンタクト用ゲートをマスクにして前記半導体基板の表面に不純物を導入し、エクステンション領域を形成する工程と、
    前記第3の開口部の側壁部分に側壁絶縁膜を形成し、当該側壁絶縁膜をマスクにして前記半導体基板の表面に不純物を導入して拡散層を形成する工程と、
    前記第3の開口部に第2のストッパ絶縁膜を形成する工程と、
    第4のレジストパターンを用いて、メモリセルゲート形成領域の前記第2のストッパ絶縁膜、第1のストッパ絶縁膜、前記第2の電極及び前記第1の電極をエッチングして第4の開口部を形成する工程と、
    前記第4の開口部にインターポリ絶縁膜を形成し、当該インターポリ絶縁膜上にコントロールゲートを形成する工程と、
    第5のレジストパターンを用いて、ソースとなるコンタクト用ゲート上及び選択ゲート上の第2のストッパ絶縁膜、前記第1のストッパ絶縁膜及び前記第2の電極の一部をエッチングして第5の開口部を形成する工程と、
    前記第5の開口部に、前記コンタクト用ゲートを繋ぐようなソース線及び個々の選択ゲートを繋ぐような配線層を形成する工程と、
    層間絶縁膜を形成する工程と、
    第6のレジストパターンを用いて、ビット線コンタクトとなる領域の前記コンタクト用ゲート上の層間絶縁膜、前記第2のストッパ絶縁膜、前記第1のストッパ絶縁膜及び前記第2の電極の一部をエッチングして第6の開口部を形成する工程と、
    前記第6の開口部にビット線コンタクトを形成する工程と、を具備したことを特徴とするNAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  3. 前記ソース線を形成する工程において、前記選択ゲート及び前記配線層の形成と同時に前記ソース線を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載のNAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  4. 前記ソース線を形成する工程の後に、前記ビット線コンタクトを形成する工程をさらに具備したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のNAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  5. 複数の選択ゲート及びビット線コンタクトを具備するNAND型不揮発性半導体記憶装置において、
    少なくとも1つの前記ビット線コンタクト又はソース線は、前記選択ゲートのゲート及び当該ゲート上に形成されるメタル配線と同じ材料を含むことを特徴とするNAND型不揮発性半導体記憶装置。
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