JP2009105135A - 電子機器冷却装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数台が並列に接続された圧縮機及び凝縮器を有する熱源機と、熱源機から延びる冷媒配管に接続されると共に、ファン付きの電子機器を収容したキャビネットの開口を閉塞するリアドアに配設された蒸発器と、により冷凍サイクルを構成し、電子機器に付設したファンで送風される空気をリアドアの蒸発器で冷却して室内に戻すと共に、圧縮機の異常を監視し、圧縮機の異常検出時には、異常を報知すると共に、異常検出しない圧縮機が存在するか否かを判定し、存在する場合は、異常検出しない圧縮機の運転により熱源器の運転を継続するようにした。
【選択図】図4
Description
図1は本発明の一実施形態に係る電子機器冷却システムを示す図である。
この電子機器冷却システム1は、コンピュータルーム2に配設される複数の電子機器3(図2参照)を冷却するシステムである。このコンピュータルーム2は、二重床に構成され、この二重床の上にサーバラック10が床置きされる。
各蒸発部22、23の出口は1本の合流冷媒配管(ガス管)29に配管接続され、この合流冷媒配管29の端部に設けたガス管接続部POUTにフレキシブルガス管26が接続される。これによって、電子機器冷却ユニット20内の各蒸発部22、23に冷媒を選択的に流通可能に冷媒配管が接続される。
このように、フレキシブル液管25及びフレキシブルガス管26を介して電子機器冷却ユニット20の蒸発器21を接続したため、この蒸発器21が内蔵されるリアドア12を開閉した際に上記フレキシブル配管25、26が撓んでリアドア12の開閉を妨げない。また、これら配管を接続したままでもサーバラック10の位置の微調整が可能である。
圧縮機32は、定速運転用のAC圧縮機(能力一定型の圧縮機)32Aと、周波数可変運転用のインバータ圧縮機(能力可変型の圧縮機)32Bとを有し、これらは並列に接続され、冷却の負荷に応じてこれら圧縮機32A、32Bの運転のオンオフ制御及び圧縮機32Bの運転周波数を可変制御することによって熱源機30全体の冷却能力が可能に構成される。
この場合、圧縮機32A、32Bから吐出された高温高圧冷媒は、熱源側熱交換器35で凝縮されて液化された後、熱源機30から延びるメイン液管31Aを通ってコンピュータルーム2内の電子機器冷却ユニット20に供給される。
そして、各蒸発部22、23でガス化した冷媒は、合流冷媒配管29で合流した後にフレキシブルガス管26を通ってメインガス管31Bに流れ、熱源機30に戻る。以上のようにして冷凍サイクルが行われる。
そこで、本実施形態では、圧縮機32A、32Bの異常検出時にバックアップ運転を行うバックアップ制御を行うようにしている。
ここで、圧縮機32A、32B両方の異常が検出された場合には(ステップS2:NO)、両方の圧縮機32A、32Bの運転を停止し、電装ユニット61は、電子機器冷却装置40が全停止状態に制御する(ステップS3)。
ここで、このバックアップ運転は、異常を検出していない圧縮機が、能力一定型の圧縮機32Aか能力可変型の圧縮機32Bか否かに応じて異なる。
ここで、この圧縮機32Aの定速運転では、要求された冷却負荷よりも多くなってしまう場合が生じるおそれがあり、かかる場合には、電装ユニット61は、圧縮機32Aの運転を停止し、冷却負荷が圧縮機32Aの出力よりも多いと判断された場合に、圧縮機32Aの運転を再開し、つまり、冷却負荷を超えないように間欠的に運転する。
また、異常をリモートコントローラ52に表示することによって管理者にメンテナンスを促すことができる。
また、異常検出しない圧縮機が能力一定型の圧縮機32Aの場合には、異常検出した圧縮機32Bを停止させると共に、冷却負荷を超えないように圧縮機32Aを間欠的に運転するので、冷やしすぎを避けつつ熱源器30の運転を継続することができる。
また、上述の実施形態では、空冷式の熱源機30を使用する場合について説明したが、これに限らず、図5に示すように、水冷式の熱源機30Xを使用してもよい。水冷式の熱源機30Xを使用する場合は、図示せぬクーリングタワーから延びる水配管101、102とに熱源機30Xを配管接続する構成を採るため、複数の熱源機30Xを重ねて配置でき、熱源機30Xの配置スペースが小さくなる。また、本発明は、熱源機30、30Xから延びるメイン冷媒配管31に空気調和装置を接続し、この空気調和装置によりコンピュータルーム2内の空調を行う電子機器冷却システムにも適用してもよい。
また、熱源機30、30Xは、四方弁を有しない冷房(冷却)サイクル専用機の構成としてもよい。また、上記熱源機30、30Xが備える圧縮機32は、電動機で駆動される形式、いわゆるEHP(電気式ヒートポンプ)形式のものであったが、これに限るものではなく、ガスエンジンの駆動によって圧縮機を駆動させるGHP(ガスヒートポンプ)形式の熱源機としてもよい。
2 コンピュータルーム
3 電子機器
4 ファン
10 サーバラック
11 キャビネット
12 リアドア
20 電子機器冷却ユニット
21 蒸発器
22 上側蒸発部
23 下側蒸発部
25 フレキシブル液管
26 フレキシブルガス管
28A、28B、36 膨張弁
30、30X 熱源機
31 メイン冷媒配管
31A メイン液管
31B メインガス管
32 圧縮機
32A 能力一定型の圧縮機
32B 能力可変型の圧縮機
40 電子機器冷却装置
51 電装ユニット
52 リモートコントローラ
61 電装ユニット(異常検出手段、制御手段)
P1A〜P5A及びP1B〜P5B 接続ポート
Claims (3)
- 複数台が並列に接続された圧縮機及び凝縮器を有する熱源機と、
前記熱源機から延びる冷媒配管に接続されると共に、ファン付きの電子機器を収容したキャビネットの開口を閉塞するリアドアに配設された蒸発器と、
により冷凍サイクルを構成し、
前記電子機器に付設したファンで送風される空気を前記リアドアの蒸発器で冷却して室内に戻すと共に、
前記圧縮機の異常検出手段を備え、
異常検出時には、該異常をリモートコントローラに表示すると共に、異常検出していない圧縮機が存在する時には、該圧縮機の運転により熱源機の運転を継続する制御手段を備えたことを特徴とする電子機器冷却装置。 - 請求項1に記載の電子機器冷却装置において、
前記制御手段は、異常検出していない圧縮機に能力可変型の圧縮機がある場合、異常検出した圧縮機の出力分を補うように前記能力可変型の圧縮機を運転することを特徴とする電子機器冷却装置。 - 請求項1又は2に記載の電子機器冷却装置において、
前記制御手段は、異常検出していない圧縮機が能力一定型の圧縮機の場合、冷却負荷を超えないように前記能力一定型の圧縮機を間欠的に運転することを特徴とする電子機器冷却装置。
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