JP2009103374A - 貯湯式温水器 - Google Patents
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Abstract
【課題】湯温混合弁がロック等の異常となった場合においても、出湯温度を低下させることで安全性の高い貯湯式温水器を提供すること。
【解決手段】貯湯タンク1内の湯水を加熱させる加熱装置6と、給水管2から分岐して供給される水と給湯管3から供給される高温湯とを混合する湯温混合弁4と、貯湯タンク1の上部と下部とを連結し途中に加熱装置6を配設した第1の循環回路7と、加熱装置6と貯湯タンク1の下部との間から分岐し上部に接続される第2の循環回路10と、第1の循環回路7と第2の循環回路10の分岐点に配設される切換弁とを備え、切換弁9を切り換えることによって、貯湯タンク1の下部の水を加熱して上部へ供給するか、加熱しないで貯湯タンクの上部へ供給するかを変更する。
【選択図】図1
【解決手段】貯湯タンク1内の湯水を加熱させる加熱装置6と、給水管2から分岐して供給される水と給湯管3から供給される高温湯とを混合する湯温混合弁4と、貯湯タンク1の上部と下部とを連結し途中に加熱装置6を配設した第1の循環回路7と、加熱装置6と貯湯タンク1の下部との間から分岐し上部に接続される第2の循環回路10と、第1の循環回路7と第2の循環回路10の分岐点に配設される切換弁とを備え、切換弁9を切り換えることによって、貯湯タンク1の下部の水を加熱して上部へ供給するか、加熱しないで貯湯タンクの上部へ供給するかを変更する。
【選択図】図1
Description
本発明は湯温混合弁により出湯湯温を調整する貯湯式温水器に関するものである。
従来、湯温混合弁により出湯湯温を調整する貯湯式温水器は、貯湯タンク上部の高温水と給水管より供給される低温水とを設定温度へ混合し出湯していた。(例えば、特許文献1参照)図3は特許文献1に記載された従来の湯温混合弁により出湯湯温を調整する貯湯式温水器の構成を示すものである。
特開2004−144315号公報
しかしながら、前記従来の構成では、何らかの原因により湯温混合弁のロック等が発生すると設定温度より高い温度のまま出湯されるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、湯温混合弁がロック等の異常モードに陥り設定温度より高い出湯をある一定時間検出した時に、出湯温度を低下させることを可能とした貯湯式温水器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の貯湯式温水器は、湯水を貯える貯湯タンクと、前記貯湯タンク内の湯水を加熱させる加熱装置と、貯湯タンク上部の高温湯を出湯する給湯管と、給水源から貯湯タンクの下部へ水を供給する給水管と、前記給水管から分岐して供給される水と前記給湯管から供給される高温湯とを適温の湯に混合する湯温混合弁と、前記貯湯タンクの上部と下部とを連結し途中に前記加熱装置を配設した第1の循環回路と、前記第1の循環回路において前記加熱装置と前記貯湯タンクの下部との間から分岐し前記貯湯タンクの上部に接続される第2の循環回路と、前記第1の循環回路と前記第2の循環回路の分岐点に配設される切換弁と、前記切換弁と前記貯湯タンクの下部との間に配設された循環ポンプとを備え、前記切換弁を切り換えることによって、前記貯湯タンク下部の水を前記加熱装置で加熱して貯湯タンクの上部へ供給するか、前記加熱装置で加熱しないで貯湯タンクの上部へ供給するかを変更することができることにより、簡単な構成で貯湯タンク上部の温度を低くすることができ、出湯温度を低下することができる。
湯温混合弁がロック等の異常となった場合においても、出湯温度を低下させることで安全性の高い貯湯式温水器を提供することができる。
第1の発明の貯湯式温水器は、湯水を貯える貯湯タンクと、前記貯湯タンク内の湯水を加熱させる加熱装置と、貯湯タンク上部の高温湯を出湯する給湯管と、給水源から貯湯タンクの下部へ水を供給する給水管と、前記給水管から分岐して供給される水と前記給湯管から供給される高温湯とを適温の湯に混合する湯温混合弁と、前記貯湯タンクの上部と下部とを連結し途中に前記加熱装置を配設した第1の循環回路と、前記第1の循環回路において前記加熱装置と前記貯湯タンクの下部との間から分岐し前記貯湯タンクの上部に接続される第2の循環回路と、前記第1の循環回路と前記第2の循環回路の分岐点に配設される切換弁と、前記切換弁と前記貯湯タンクの下部との間に配設された循環ポンプとを備え、前記切換弁を切り換えることによって、前記貯湯タンク下部の水を前記加熱装置で加熱
して貯湯タンクの上部へ供給するか、前記加熱装置で加熱しないで貯湯タンクの上部へ供給するかを変更することができることにより、簡単な構成で貯湯タンクの上部の温度をすぐに低下することができ、貯湯タンクから高温湯の出湯を抑制することができる。
して貯湯タンクの上部へ供給するか、前記加熱装置で加熱しないで貯湯タンクの上部へ供給するかを変更することができることにより、簡単な構成で貯湯タンクの上部の温度をすぐに低下することができ、貯湯タンクから高温湯の出湯を抑制することができる。
また、貯湯タンク下部にある低温水は、加熱装置もしくは前記貯湯タンク上部へと循環させる際に、切換弁を用いて循環ポンプを共用化することにより、加熱装置を通る回路と、加熱装置を通らずに貯湯タンク上部へ供給する回路の2つを別々に備える必要がなく、省スペースかつローコストの貯湯式温水器を提供することができる。
第2の発明の貯湯式温水器は、特に第1の発明において、湯温混合弁の下流に湯温検出手段を備え、前記湯温検出手段で検出される温度が、設定温度よりも所定温度高い状態を検出した場合には、切換弁を切り換えることにより、貯湯タンク下部の低温水を、加熱装置で加熱しないで前記貯湯タンクの上部へ供給することにより、所定温度高い状態を検出した場合にのみ貯湯タンク下部の水を、貯湯タンク上部へ供給するため、湯温検出手段で検出される温度が、危険性のない出湯温度であれば、不必要に貯湯タンク上部の温度を下げることがない。
第3の発明の貯湯式温水器は、特に第1の発明において、湯温混合弁の下流に湯温検出手段を備え、前記湯温検出手段で検出される温度が、設定温度よりも所定温度高い状態を所定時間検出し続けた場合には、切換弁を切り換えることにより、貯湯タンク下部の低温水を、加熱装置で加熱しないで前記貯湯タンクの上部へ供給することにより、例えば、ハンチングなど一時的に高温状態を検出してしまう場合においては、所定時間継続して高温を検出しないと貯湯タンクの上部に低温水を供給しないので、不必要に貯湯タンク上部の温度を下げることがない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における貯湯式温水器の図を示すものである。図1において、湯水を貯える貯湯タンク1の下部へは給水源から水を供給する給水管2が接続され、また、貯湯タンク1の上部へは給湯管3が接続されて高温湯を出湯できる構成としている。
図1は、本発明の第1の実施の形態における貯湯式温水器の図を示すものである。図1において、湯水を貯える貯湯タンク1の下部へは給水源から水を供給する給水管2が接続され、また、貯湯タンク1の上部へは給湯管3が接続されて高温湯を出湯できる構成としている。
そして、給水管2の分岐管から供給される水と、給湯管3から供給される高温湯は、湯温混合弁4にて所定の湯温に混合されて蛇口5などの給湯端末へ供給される。湯温混合弁4の下流側には湯温検出手段11が設けられており、湯温検出手段11で検出される温度が設定温度となるように、湯温混合弁4を駆動制御する。
また、貯湯タンク1の下部と、貯湯タンク1の上部とを連結した第1の循環回路7には、加熱装置6が設けられており、貯湯タンク1の下部の低温水を、加熱装置6で加熱して貯湯タンク1の上部へ供給することができる構成としている。
また、第1の循環回路7において、加熱装置6と貯湯タンク1の下部との間から分岐して第2の循環回路10を設けており、加熱装置6を通らずに貯湯タンク1の下部の低温水を貯湯タンク1の上部へ供給する構成としている。
さらに、第1の循環回路7と第2の循環回路10との分岐点には、切換弁9が設けられており、貯湯タンク1の下部にある低温水を加熱装置6を通して貯湯タンク1の上部に供給する経路と、貯湯タンク1の下部にある低温水を加熱装置6を通さずに貯湯タンク1の上部に供給する経路とを切り換えることが可能となっている。
また、切換弁9と、貯湯タンク1の下部との間には、循環ポンプ8を有している。なお
、本実施の形態において加熱装置6はどのような形態でもよく、例えば、ヒートポンプ回路、電気ヒータなどの加熱手段を使用することができる。
、本実施の形態において加熱装置6はどのような形態でもよく、例えば、ヒートポンプ回路、電気ヒータなどの加熱手段を使用することができる。
以上のように構成された貯湯式温水器について、以下その動作、作用を説明する。
図2は湯温混合弁が異常モードに陥り設定温度より高い出湯をある一定時間検出した時の動作シーケンスを示している。まず、切換弁9は通常、加熱装置6側の回路へ開いている。ある設定温度での出湯時に湯温混合弁4がロック等の異常モードへ陥った時、この設定温度より所定温度だけ高い出湯をある一定時間継続して検出したら、切換弁9を貯湯タンク1の上部へ循環させる側の回路へ開き、もし循環ポンプ8が作動していない状況ならば、循環ポンプ8を駆動させる。
そして、貯湯タンク1の下部にある低温水が、貯湯タンク1の上部へ循環するため、貯湯タンク1上部の高温水が緩和され、よって、給湯管3内の湯温が低下し、結果的に蛇口5を経て出湯される湯温を低下させることが可能となる。
以上のように、本発明の貯湯式温水器は、湯温混合弁が異常モードに陥り設定温度より高い出湯をある一定時間検出した時に、出湯温度を低下させることを可能とした。
なお、本実施の形態においては、湯温検出手段11で検出される温度が、設定温度より所定温度だけ高い場合に切換弁9を切り換えて貯湯タンク1の下部の低温水を、貯湯タンク1の上部へ供給したが、湯温検出手段11で検出される温度が、ある所定温度(例えば、60℃)よりも高い場合に切換弁9を切り換えることにより、貯湯タンク1の下部の低温水を、貯湯タンク1の上部へ供給してもよい。
本実施の形態に示したように、加熱装置には様々な加熱手段を適用することができる。
1 貯湯タンク
2 給水管
3 給湯管
4 湯温混合弁
5 蛇口
6 加熱装置
7 第1の循環回路
8 循環ポンプ
9 切換弁
10 第2の循環回路
11 湯温検出手段
2 給水管
3 給湯管
4 湯温混合弁
5 蛇口
6 加熱装置
7 第1の循環回路
8 循環ポンプ
9 切換弁
10 第2の循環回路
11 湯温検出手段
Claims (3)
- 湯水を貯える貯湯タンクと、前記貯湯タンク内の湯水を加熱させる加熱装置と、貯湯タンク上部の高温湯を出湯する給湯管と、給水源から貯湯タンクの下部へ水を供給する給水管と、前記給水管から分岐して供給される水と前記給湯管から供給される高温湯とを適温の湯に混合する湯温混合弁と、前記貯湯タンクの上部と下部とを連結し途中に前記加熱装置を配設した第1の循環回路と、前記第1の循環回路において前記加熱装置と前記貯湯タンクの下部との間から分岐し前記貯湯タンクの上部に接続される第2の循環回路と、前記第1の循環回路と前記第2の循環回路の分岐点に配設される切換弁と、前記切換弁と前記貯湯タンクの下部との間に配設された循環ポンプとを備え、前記切換弁を切り換えることによって、前記貯湯タンク下部の水を前記加熱装置で加熱して貯湯タンクの上部へ供給するか、前記加熱装置で加熱しないで貯湯タンクの上部へ供給するかを変更することができることを特徴とする貯湯式温水器。
- 湯温混合弁の下流に湯温検出手段を備え、前記湯温検出手段で検出される温度が、設定温度よりも所定温度高い状態を検出した場合には、切換弁を切り換えることにより、貯湯タンク下部の低温水を、加熱装置で加熱しないで前記貯湯タンクの上部へ供給することを特徴とする請求項1に記載の貯湯式温水器。
- 湯温混合弁の下流に湯温検出手段を備え、前記湯温検出手段で検出される温度が、設定温度よりも所定温度高い状態を所定時間検出し続けた場合には、切換弁を切り換えることにより、貯湯タンク下部の低温水を、加熱装置で加熱しないで前記貯湯タンクの上部へ供給することを特徴とする請求項1に記載の貯湯式温水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007276216A JP2009103374A (ja) | 2007-10-24 | 2007-10-24 | 貯湯式温水器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007276216A JP2009103374A (ja) | 2007-10-24 | 2007-10-24 | 貯湯式温水器 |
Publications (1)
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Family
ID=40705212
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009103374A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013204820A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 給湯システム |
CN104903807A (zh) * | 2012-08-03 | 2015-09-09 | Spx公司 | 自动循环泵及其操作方法 |
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2007
- 2007-10-24 JP JP2007276216A patent/JP2009103374A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015528885A (ja) * | 2012-08-03 | 2015-10-01 | エスピーエックス・コーポレイション | 自動サイクルポンプ及び作動方法 |
CN104903807B (zh) * | 2012-08-03 | 2017-06-16 | Spx流动有限公司 | 自动循环泵及其操作方法 |
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