JP2009102770A - 導電加工された天然繊維スライバー及びその製造方法、該スライバーから得られる導電性紡績糸、並びに、該導電性紡績糸を用いた繊維製品。 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】天然繊維スライバー1に、電子共役系ポリマーを形成し得るモノマーの溶液2と酸化剤溶液3を付与して、スライバー表面にて電子共役系ポリマーを重合せしめ、しかる後、スライバーをトップ状に巻き取る。これにより、電子共役系ポリマーにより導電加工された天然繊維トップが得られ、該天然繊維トップを紡績することで導電性紡績糸が得られる。そして、該導電性紡績糸を織編処理若しくは絡合処理する紡績糸の一部若しくは全部に使用し、通常の方法に従って、織編処理又は絡合処理することで、天然繊維製品本来の風合いを維持しつつ、優れた制電性を有する繊維製品が得られる。
【選択図】図1
Description
(1)一様に優れた導電性を示す繊維製品を得るべく、構成繊維製品の隅々まで電子共役系ポリマーが付与された処理物を得ようとすると、結果的に、繊維間の空隙等に過剰量の電子共役系ポリマー(或いは、そのモノマーや酸化剤)が担持されることとなって、コスト高になり、また、繊維製品本来の風合いが損われ、天然繊維製品においては、衣類用生地として適さないものになってしまうという問題がある。また、(2)このような問題を回避すべく、電子共役系ポリマーを形成し得るモノマーや酸化剤の使用量を少なくすると、繊維基材全体に一様に電子共役系ポリマーを付与することができず、電子共役系ポリマーが付与されていない領域が形成されて、一様な導電性を有する繊維製品を得ることができないという問題がある。また、(3)ポリピロール等の電子共役系ポリマーは黒色や黒色度の高い色が多く、処理物は黒色(黒色度の高い色)がベタ塗りされた外観となり、得られる繊維製品が美観性に欠けるといった問題も有している。
また、優れた制電性及び耐洗濯性を有し、美観性も良好な、特に衣類の生地に好適な繊維製品を提供することである。
(1)電子共役系ポリマーが付与されてなることを特徴とする、導電加工された天然繊維スライバー。
(2)電子共役系ポリマーが、ピロール、チオフェン、アニリン又はそれらの誘導体から得られた重合体である、上記(1)記載の導電加工された天然繊維スライバー。
(3)天然繊維が動物繊維である、上記(1)又は(2)記載の導電加工された天然繊維スライバー。
(4)天然繊維が獣毛である、上記(1)又は(2)記載の導電加工された天然繊維スライバー。
(5)オゾン処理されたスライバーに電子共役系ポリマーが付与されたものである、上記(1)〜(4)のいずれかに記載の導電加工された天然繊維スライバー。
(6)スライバーに電子共役系ポリマーを被覆する樹脂がさらに付与されてなる、上記(1)〜(5)のいずれかに記載の導電加工された天然繊維スライバー。
(7)天然繊維スライバーに、電子共役系ポリマーを形成し得るモノマーの溶液と酸化剤溶液を付与して、スライバー表面にて電子共役系ポリマーを重合せしめることを特徴とする導電加工された天然繊維スライバーの製造方法。
(8)電子共役系ポリマーを形成し得るモノマーが、ピロール、チオフェン、アニリン又はそれらの誘導体である、上記(7)記載の方法。
(9)電子共役系ポリマーを重合せしめた後、スライバー表面に電子共役系ポリマーを被覆する樹脂をさらに付与する、上記(7)または(8)記載の方法。
(10)天然繊維が動物繊維である、上記(7)〜(9)のいずれかに記載の方法。
(11)天然繊維が獣毛である、上記(7)〜(9)のいずれかに記載の方法。
(12)オゾン処理されたスライバーに、電子共役系ポリマーを形成し得るモノマーの溶液と酸化剤溶液を付与して、スライバー表面にて電子共役系ポリマーを重合せしめる、上記(11)記載の方法。
(13)上記(1)〜(6)のいずれかに記載の導電加工された天然繊維スライバーを紡績してなる導電性紡績糸。
(14)上記(1)〜(6)のいずれか1項記載の導電加工された天然繊維スライバーと、他のスライバーとの混合スライバーを紡績してなる導電性紡績糸。
(15)導電加工された天然繊維スライバーが、導電加工された獣毛スライバーであり、他のスライバーが、獣毛スライバーである、上記(14)記載の導電性紡績糸。
(16)導電加工された天然繊維スライバーが、導電加工された羊毛スライバーであり、他のスライバーが、羊毛スライバーである上記(14)記載の導電性紡績糸。
(17)上記(13)〜(16)のいずれかに記載の導電性紡績糸を含んでなる、制電性繊維製品。
(18)上記(1)〜(6)のいずれかに記載の導電加工された天然繊維スライバーを紡績してなる導電性紡績糸か、或いは、上記(1)〜(6)のいずれかに記載の導電加工された天然繊維スライバーと、他のスライバーとの混合スライバーを紡績してなる導電性紡績糸を含んでなる繊維基材に対して、電子共役系ポリマーを被覆する樹脂を付与してなる、制電性繊維製品。
(19)衣類の生地用である、上記(17)又は(18)記載の制電性繊維製品。
一般に、天然繊維の紡績糸は、トップ工程と紡績工程を経て製造されるが、トップ工程で作製される「トップ」は、平行に繊維を揃えたまま、撚りをかけていない半製品(スライバー)をボール状に巻き取ったものであり、それ単体で商品として流通されることもある。
[制電性の評価]
JIS L 1094 摩擦帯電圧測定法(20℃×40%RH)によって、摩擦布が綿と毛において開始1分後と停止1分後の摩擦電圧を測定した。
[堅牢度の評価]
JIS L 0849に準拠して、試験を行い、摩擦堅牢度を評価した。評価は「1、1−2、2、2−3、3、3−4、4、4−5」の9段階で行った。
1.導電加工スライバーの製造
図1はスライバーを加工する際の連続製造に使用する設備の一具体例の模式図であり、該設備を使用して導電加工されたスライバーを作製した。
すなわち、スライバー1を2m/minの走行速度で、電子共役系ポリマーを形成し得るモノマーの溶液2を収容したディップ槽10に連続的に供給し、ディップ槽10内の溶液2中を通過させた後、搾液ローラー11a、11bを通過させることで、搾液し、次いで、シャワー装置12から落下する酸化剤溶液3の下を通過させた後、緩衝容器にて2時間静置し、その後、サクションドラム乾燥機13で巻き取りながら乾燥し、導電加工されたスライバーを得た。
処理条件の詳細は以下の通りである。
オーストラリア産メリノ種羊毛20.5ミクロンのスライバー(25g/m)を下記の組成のモノマー溶液に浸漬後、搾液した。
溶液成分としてF−5363(導電性樹脂モノマー溶液(日華化学株式会社製))を20重量%、ピークロン350(アニオン系活性剤(日華化学株式会社製))を0.3重量%、テキスポートBG(特殊アニオン系浸透剤(日華化学株式会社製))を0.5重量%含んだ水溶液を作製し、これをモノマー溶液とした。常温にてモノマー溶液に浸漬後、搾液ローラーを通過させ、絞り率50%とした。この時のモノマーの付与量は10%o.w.f.であった。
モノマー溶液で湿潤したスライバーを下記の条件で酸化剤溶液のシャワー処理に付した。
溶液の成分として、F−5259(酸化剤系反応触媒(日華化学株式会社製))を5重量%含んだ水溶液を調製し、これを酸化剤溶液とした。この酸化剤溶液を常温にて、スライバー重量に対し、50〜100%o.w.f.付与するようにシャワー処理を行った。従って、酸化剤はモノマーに対して50重量%付与された(モノマー100重量部に対して50重量部付与された。
(3)静置処理
前記の酸化剤溶液が付与されたスライバー上では、酸化剤を触媒としてモノマーが反応を開始し、この時に反応開始から完了までに数分から数時間かかるため、その間静置して反応を完了させる必要があり、常温にて2時間静置を行った。
静置処理後、導電性樹脂以外の成分や繊維に十分固着していない導電性樹脂成分を洗い落とす為に、サクションドラム式水洗槽にて、2m/minでスライバーを通過させて、水洗を行った。この時の水洗温度は40℃、水槽への浸漬時間は40秒とし、水槽内は非イオン系界面活性剤を1g/L添加した状態で水洗処理を行った。
水洗処理後のスライバーを熱風乾燥機に送り加熱乾燥を行った。この時の乾燥温度は100℃、乾燥機の通過時間は3分であった。
上記の導電加工したスライバーとは別に、スライバーへの導電性樹脂の付与を行っていない、未処理のオーストラリア産メリノ種羊毛20.5ミクロンのスライバー(25g/m)を用意し、一般的な紡績工程にて導電加工スライバーと未処理スライバーを調合し、導電加工スライバーの繊維混率が5重量%(未処理スライバーの繊維混率が95重量%)とした。その後、常法の紡績方法により、Z360t/mの撚りで1/32Nmの織糸に紡績し、編密度12本/inch、目付け220g/m2の天竺編物を製編した。
未処理スライバーを使用せず、導電加工スライバーの繊維混率100重量%にし、その他は実施例1と同様にして、1/32Nmの織糸を紡績し、編密度12本/inch、目付け220g/m2の天竺編物を製編した。そして、こうして作製した編物の制電性、堅牢度を前述の方法で評価した。
実施例2で作製した導電加工スライバーの繊維混率100重量%の編物を、ジエチレングリコールジグリシジルエーテル(デナコールEX−851(ナガセケムテックス株式会社製))の10%水溶液に浸漬し、絞り(絞り率:50%)、加熱乾燥(温度:100℃、時間:30分)を行って、繊維へのエポキシ樹脂の付与率が5%o.w.f.の編物を作製した。そして、こうして得られた編物の制電性、堅牢度を前述の方法で評価した。
実施例2で作製した導電加工スライバーの繊維混率100重量%の編物を、アミノ変性シリコ−ン(KB88(松本油脂製薬株式会社製))の4%水溶液に浸漬し、絞り(絞り率:50%)、加熱乾燥(温度:100℃、時間:10分)を行って、繊維へのシリコン樹脂の付与率が2%o.w.f.の編物を作製した。そして、こうして得られた編物の制電性、堅牢度を前述の方法で評価した。
導電加工に先立ってオーストラリア産メリノ種羊毛20.5ミクロンのスライバー(25g/m)に下記条件のオゾン処理を施し、また、導電加工におけるモノマー溶液の組成を、F−5363(導電性樹脂モノマー溶液(日華化学株式会社製))を10重量%、ピークロン350(アニオン系活性剤(日華化学株式会社製))を0.5重量%、テキスポートBG(特殊アニオン系浸透剤(日華化学株式会社製))を0.2重量%含む組成に変更した以外は、実施例1と同様にして、導電加工スライバーの製造、紡績・製編を順次行って、編密度12本/inch、目付け220g/m2の天竺編物を製編した。そして、こうして得られた編物の制電性、堅牢度を前述の方法で評価した。
未処理スライバーを使用せず、導電加工スライバーの繊維混率100重量%にし、その他は実施例5と同様にして、編密度12本/inch、目付け220g/m2の天竺編物を製編し、次に、かかる編物をアミノ変性シリコ−ン(KB88(松本油脂製薬株式会社製))の4%水溶液に浸漬し、絞り(絞り率:50%)、加熱乾燥(温度:100℃、時間:10分)を行って、繊維へのシリコン樹脂の付与率が2%o.w.f.の編物を作製した。そして、こうして得られた編物の制電性、堅牢度を前述の方法で評価した。
エコウォッシュ(オーストラリア産メリノ種羊毛18.5ミクロンのスライバーをオゾン処理したもの(倉敷紡績株式会社製))のスライバーを使用した以外は、実施例5と同様にして、導電加工スライバーを作製した後、この導電加工スライバーに対してアミノ変性シリコ−ンの付与処理を行った。具体的には、導電加工スライバーをサクションドラム式水洗機を用いて、アミノ変性シリコ−ンの(KB88(松本油脂製薬株式会社製))の水溶液(4重量%溶液)に浸漬処理した。この際、2m/minでスライバーを通過させ、2%o.w.f.になるように絞り率を調整し、その後、熱風乾燥機にて加熱乾燥(乾燥温度:100℃、乾燥機通過時間:3分)を行った。
導電加工スライバーの繊維混率を10重量%(未処理スライバーの繊維混率90重量%)にした以外は実施例7と同様にして、1/32Nmの織糸を紡績し、編密度12本/inch、目付け220g/m2の天竺編物を製編し、得られた編物の制電性、堅牢度を前述の方法で評価した。
導電加工スライバーの繊維混率を50重量%(未処理スライバーの繊維混率50重量%)にした以外は実施例7と同様にして、1/32Nmの織糸を紡績し、編密度12本/inch、目付け220g/m2の天竺編物を製編し、得られた編物の制電性、堅牢度を前述の方法で評価した。
未処理スライバーを使用せず、導電加工スライバーの繊維混率を100重量%にした以外は実施例7と同様にして、1/32Nmの織糸を紡績し、編密度12本/inch、目付け220g/m2の天竺編物を製編し、得られた編物の制電性、堅牢度を前述の方法で評価した。
導電加工スライバーを使用せず、その他は実施例1と同様にして、常法の紡績方法によりZ360t/mの撚りで1/32Nmの織糸に紡績し、編密度12本/inch、目付け220g/m2の天竺編物を製編し(導電加工スライバーの繊維混率0重量%)、得られた編物の制電性、堅牢度を前述の方法で評価した。
2 電子共役系ポリマーを形成し得るモノマーの溶液
3 酸化剤溶液
10 ディップ槽
11a、11b 搾液ローラー
12 シャワー装置
13 サクションドラム乾燥機
Claims (19)
- 電子共役系ポリマーが付与されてなることを特徴とする、導電加工された天然繊維スライバー。
- 電子共役系ポリマーが、ピロール、チオフェン、アニリン又はそれらの誘導体から得られた重合体である、請求項1記載の導電加工された天然繊維スライバー。
- 天然繊維が動物繊維である、請求項1又は2記載の導電加工された天然繊維スライバー。
- 天然繊維が獣毛である、請求項1又は2記載の導電加工された天然繊維スライバー。
- オゾン処理されたスライバーに電子共役系ポリマーが付与されたものである、請求項1〜4のいずれか1項記載の導電加工された天然繊維スライバー。
- スライバーに電子共役系ポリマーを被覆する樹脂がさらに付与されてなる、請求項1〜5のいずれか1項記載の導電加工された天然繊維スライバー。
- 天然繊維スライバーに、電子共役系ポリマーを形成し得るモノマーの溶液と酸化剤溶液を付与して、スライバー表面にて電子共役系ポリマーを重合せしめることを特徴とする導電加工された天然繊維スライバーの製造方法。
- 電子共役系ポリマーを形成し得るモノマーが、ピロール、チオフェン、アニリン又はそれらの誘導体である、請求項7記載の方法。
- 電子共役系ポリマーを重合せしめた後、スライバー表面に電子共役系ポリマーを被覆する樹脂をさらに付与する、請求項7または8記載の方法。
- 天然繊維が動物繊維である、請求項7〜9のいずれか1項記載の方法。
- 天然繊維が獣毛である、請求項7〜9のいずれか1項記載の方法。
- オゾン処理されたスライバーに、電子共役系ポリマーを形成し得るモノマーの溶液と酸化剤溶液を付与して、スライバー表面にて電子共役系ポリマーを重合せしめる、請求項11記載の方法。
- 請求項1〜6のいずれか1項記載の導電加工された天然繊維スライバーを紡績してなる導電性紡績糸。
- 請求項1〜6のいずれか1項記載の導電加工された天然繊維スライバーと、他のスライバーとの混合スライバーを紡績してなる導電性紡績糸。
- 導電加工された天然繊維スライバーが、導電加工された獣毛スライバーであり、他のスライバーが、獣毛スライバーである、請求項14記載の導電性紡績糸。
- 導電加工された天然繊維スライバーが、導電加工された羊毛スライバーであり、他のスライバーが、羊毛スライバーである請求項14記載の導電性紡績糸。
- 請求項13〜16のいずれか1項記載の導電性紡績糸を含んでなる、制電性繊維製品。
- 請求項1〜6のいずれか1項記載の導電加工された天然繊維スライバーを紡績してなる導電性紡績糸か、或いは、請求項1〜6のいずれか1項記載の導電加工された天然繊維スライバーと、他のスライバーとの混合スライバーを紡績してなる導電性紡績糸を含んでなる繊維基材に対して、電子共役系ポリマーを被覆する樹脂を付与してなる、制電性繊維製品。
- 衣類の生地用である、請求項17又は18記載の制電性繊維製品。
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