JP2009102147A - 操作ボタン装置 - Google Patents

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英治 湯浅
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Abstract

【課題】意匠性を損なうことなく、また、ボタンの文字の視認性を損なうことなく、安価に防滴性能を有する操作ボタン装置を実現する。
【解決手段】操作ボタン5の前面に、シリコンゴムに比べれば経年劣化により変色しにくい透明又は半透明の樹脂製の防滴キャップ2を配置して、防滴キャップ2のみが操作ボタン5を覆い、防滴キャップ2は時間が経過しても変色がないので、利用者が注視する操作ボタンの記号の視認性は落ちず、また、防滴キャップ2の周りを防滴性のあるシリコンゴム製の防滴シートが取り囲むことで、防滴キャップ2及び防滴シート3により水滴が内部に入らない防滴構造を得ることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、操作ボタン装置の防滴構造に関し、特にエレベータ乗場又はエレベータかごの操作ボタン装置の防滴構造に関する。
従来のエレベータの押しボタン用防滴・防塵装置としては、凸記号を付加した操作フィルムをフェースプレートに貼り付けたり、爪で固定して操作フィルムで押しボタンを覆う構成が開示されている(特許文献1参照)。
また、弾性体で押し上げる方式でフェースプレートに固定された防滴性を有する押しボタン装置が開示されている(特許文献2参照)。
特開2006−240813号公報 特開2005−162443号公報
上述した特許文献に記載されている従来の防滴性のエレベータ押しボタンは、フェースプレート上面に操作フィルムを貼り付ける等で構成されており、意匠性が悪くかつ操作フィルムが剥がされる等のイタズラに対しての耐力がないという課題があった。
また、新たに金型等を製作しなくてはならなく、イニシャルコスト面でも課題があった。
さらに、従来のエレベータの押しボタン装置としては、防滴のために、例えば、フェースプレートと押しボタンの間にシリコンゴムを挟んだ構成のものもある。
このような構成の場合、経年劣化によりシリコンゴムが変色して(シリコンゴムの透明性がなくなり)シリコンゴムの奥に配置されているボタンの文字が見えなくなるという課題がある。
この発明は、上述のような問題を解決することを主な目的の一つとしており、意匠性を損なうことなく、また、ボタンの文字の視認性を損なうことなく、安価に防滴性能を有する操作ボタン装置を実現することを主な目的とする。
本発明に係る操作ボタン装置は、
正面を有する操作ボタンと、
正面と背面を有し、前記操作ボタンの正面に前記背面が近接して配置され、前記正面が前記操作ボタンの正面を覆う樹脂製の防滴キャップと、
前記防滴キャップの正面及び背面以外の面から前記防滴キャップを取り囲む防滴シートとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、操作ボタンの前面に樹脂製の防滴キャップを配置して、防滴キャップのみが操作ボタンを覆い、防滴キャップは時間が経過しても変色がないので、利用者が注視する操作ボタンの記号の視認性は落ちず、また、防滴キャップの周りを防滴シートが取り囲むことで、防滴キャップ及び防滴シートにより水滴が内部に入らない防滴構造を得ることができ、これにより、意匠性を損なうことなく、また、ボタンの記号の視認性を損なうことなく、安価に防滴性能を有する操作ボタン装置を実現することができる。
実施の形態1.
本実施の形態では、操作ボタン装置の例として、雨水等が浸入する可能性のあるエレベータ乗り場に設置される操作ボタン装置を例にして説明を行う。
図1は、本実施の形態に係る操作ボタン装置の構成例を示す正面図である。
図2は、図1のA−A線に沿った操作ボタン装置の断面図である。
図3は、図1のB−B線に沿った操作ボタン装置の断面図である。
図4は、本実施の形態に係る操作ボタン装置の組み立て手順を示した図である。
図5は、操作ボタン装置の構成要素である防滴シートの例を説明する図である。
図6は、操作ボタン装置の構成要素である防滴シートと防滴キャップを組み合わせた図である。
図中、1はフェースプレート、2は樹脂製の防滴キャップ、3は伸縮性のあるゴム製(例えばシリコンゴム製)の防滴シート、4は防滴シート密着取付ブラケット、5は操作ボタン、7はスタット、8はナットである。
操作ボタン5は、利用者により押下されて点灯する点灯部5aと、点灯部5aが取り付けられている基板部5bとから構成される。
操作ボタン5には、正面がある。操作ボタン5の正面は点灯部5aにおいて防滴キャップに対向する面(図2における点灯部5aの左側の面)である。
また、操作ボタン5の正面部分に記号(上方を意味する上向きの矢印や番号等)が示されている。
また、防滴キャップ2に、このような記号が示されていてもよい。
防滴キャップ2は、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレン樹脂、エポキシ樹脂等の合成樹脂製であり、操作ボタン5からの光を透過する性質を有することが望ましく、例えば透明又は半透明である。
また、シリコンゴムと比較して経年劣化により変色しにくい樹脂製であることが望ましい。
また、防滴キャップ2は、正面と背面を有している。
正面とは、利用者の側の面(図2における防滴キャップ2の左側の面)であり、背面とは操作ボタン5の正面に対向する面(図2における防滴キャップ2の右側の面)である。
つまり、防滴キャップ2は、図2及び図3に示すように、操作ボタン5の正面に背面が近接して配置され、正面が操作ボタン5の正面を覆う構成となっている。
また、防滴キャップ2は、図4及び図6に示すように、正面及び背面以外の面(端面ともいう)に、防滴シート3の厚みに合わせたはめ込みスリット2aを有する。
また、図4及び図5に示すように、防滴シート3は、防滴キャップ2の正面の形状と略同一形状の開口部を有している。
このため、図5に示すように、防滴シート3を軽く引張り、防滴キャップ2の端面全周に設けられたはめ込みスリット2aに防滴シートの開口部をはめ込むことで、図6に示すように、防滴キャップ2の正面及び背面以外の面から防滴シート3が防滴キャップ2を取り囲む構成とすることができる。
そして、図4、図6に示すように、はめ込みスリット2aにおいてはめ込まれている防滴キャップ2と防滴シート3を図1〜図3に示すように防滴シート密着取付ブラケット4とフェースプレート1で挟み込み、更にフェースプレート1に設けられたスタット7とナット8で固定する構造をとることで防滴性を確保する。
つまり、本実施の形態の操作ボタン装置では、操作ボタン5の前面にシリコンゴムに比べれば経年劣化により変色しにくい透明又は半透明の樹脂製の防滴キャップ2を配置して、防滴キャップ2のみが操作ボタン5を覆い、防滴キャップ2は時間が経過しても変色がないので、利用者が注視する操作ボタンの記号の視認性は落ちず、また、防滴キャップ2の周りを防滴性のあるシリコンゴム製の防滴シートが取り囲むことで、防滴キャップ2及び防滴シート3により水滴が内部に入らない防滴構造を得ることができる。
このように、防滴キャップ2は透明(又は半透明)樹脂で構成されているため、従来のようにシリコンゴムが表面に現れることがなく、このため、経年劣化により視認性が落ちることがなく、防滴性のある操作ボタン装置を得ることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、エレベータの操作表示ボタン装置等の操作ボタン装置において、意匠性及び視認性を損なうことなく、安価に防滴性能を有する操作ボタン装置を得ることができる。
以上、本実施の形態では、例えば、ゴムシートと透明(又は半透明)樹脂キャップとで構成された防滴機構で操作ボタンを覆うことで、防滴性のある操作ボタン装置を実現することを説明した。
実施の形態2.
以上の実施の形態1に示した構成に加えて、例えば、図7に示すように、防滴キャップ2に既存のボタンキャップが取付くようにしたボタン用スリット2bを設け、図8に示すように既存の凸文字ボタンキャップ9を取り付けることを可能にしている。
凸文字ボタンキャップ9は、操作ボタン5の記号を立体的にした凸文字を表面に設けているので、視覚障害者が凸文字に触れることによって操作ボタン5の記号を理解できるというキャップである。
これにより、防滴キャップ2のはめ込みスリット2aに防滴シート3をはめ込んで防滴構造とするとともに、防滴キャップ2のボタン用スリット2bにより既存の凸文字ボタンキャップ9を防滴キャップ2の正面に装着することが可能である。
このように、本実施の形態によれば、意匠性を損なうことなく健常者と視覚障害者ともに利用できるの防滴性を持った操作ボタン装置を提供できる。
以上、本実施の形態では、防滴構造にキャップが装着可能な操作ボタン装置について説明した。
これにより、既存のあらゆるボタンキャップを本防滴構造に装着可能にすることで意匠性を損なうことなく、かつ様々な意匠に容易に変更ができ、かつ凸文字ボタンキャップを装着した際には視覚障害にも利用可能にできる。
なお、以上の実施の形態1及び2における説明では、エレベータ乗場の操作ボタン装置を例にして説明したが、これに限ることなく、エレベータかご内の操作ボタン装置にも適用可能であるし、その他あらゆる種類の操作ボタン装置に適用可能である。
また、以上の実施の形態1及び2における説明では、主に操作ボタン装置の防滴を目的とする例を説明したが、実施の形態1及び2に示した防滴構造が防塵の機能を併せ持つことは明らかであり、上記の防滴構造を防塵の目的に用いてもよい。
実施の形態1に係る操作ボタン装置の構成例を示す正面図。 実施の形態1に係る操作ボタン装置の構成例を示すA−A断面図。 実施の形態1に係る操作ボタン装置の構成例を示すB−B断面図。 実施の形態1に係る防滴キャップに防滴シートをはめ込む手順を説明する図。 実施の形態に係る防滴シートの例を示す図。 実施の形態1に係る防滴キャップに防滴シートがはめ込まれた状態を示す図。 実施の形態2に係る防滴キャップの構成例を示す図。 実施の形態2に係る防滴キャップに凸文字ボタンキャップが装着された状態を示す図。
符号の説明
1 フェースプレート、2 防滴キャップ、2a はめ込みスリット、2b ボタン用スリット、3 防滴シート、4 防滴シート密着取付ブラケット、5 操作ボタン、7 スタット、8 ナット、9 凸文字ボタンキャップ。

Claims (6)

  1. 正面を有する操作ボタンと、
    正面と背面を有し、前記操作ボタンの正面に前記背面が近接して配置され、前記正面が前記操作ボタンの正面を覆う樹脂製の防滴キャップと、
    前記防滴キャップの正面及び背面以外の面から前記防滴キャップを取り囲む防滴シートとを備えることを特徴とする操作ボタン装置。
  2. 前記防滴キャップは、
    前記正面及び前記背面以外の面に、前記防滴シートの厚みに合わせたはめ込みスリットを有し、
    前記防滴シートは、
    前記防滴キャップのはめ込みスリットにはめ込まれて前記防滴キャップを取り囲むことを特徴とする請求項1に記載の操作ボタン装置。
  3. 前記防滴シートは、
    前記防滴キャップの正面の形状と略同一形状の開口部を有し、前記開口部が前記防滴キャップのはめ込みスリットにはめ込まれることを特徴とする請求項2に記載の操作ボタン装置。
  4. 前記防滴キャップは、
    光を透過する樹脂製であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の操作ボタン装置。
  5. 前記防滴キャップは、
    シリコンゴムと比較して経年劣化により変色しにくい樹脂製であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の操作ボタン装置。
  6. 前記防滴キャップは、
    凸文字ボタンキャップが装着可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の操作ボタン装置。
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