JP2009100503A - リニアモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】組立作業性がよく、低歪みで構造強度が強固なリニアモータを提供する。
【解決手段】モータ駆動方向(矢印方向)に延在する固定子ヨーク21上に交互に極性が異なる複数の永久磁石22,23が配置される固定子2、複数の磁極ティース31と、磁極ティース31に駆動コイル32を設けた電機子3からなるリニアモータで、各磁極ティース31は固定子2と対向する面の背面側で隣接する磁極ティースと当接する継鉄部31bと、継鉄部31bから固定子2側に突出する歯部31cとからなり、各磁極ティース31の継鉄部31bの背面側に溝状の凹部を設け、各磁極ティース31をつないで矢印方向に延在する溝状の係合部と、係合部に係合した連結部材33とを備え、連結部材33に突起部33bを設けて、突起部33bと各磁極ティース31とを溶接することで、複数の磁極ティースを連結一体化し、突起部33bを覆うようにモールド樹脂でモールドする。
【選択図】図1

Description

この発明は、組立性が良好なリニアモータの構造に関するものである。
従来のリニアモータは、高密度に巻線を施すために、磁極ティースを個々に分離した構成としている。そして、各磁極ティースに巻線を巻回し、巻線を施した個々の磁極ティースを、各磁極ティースに設けた凹部、凸部の係合、並びにアリ溝と結合部材の係合を利用して連結し、更に結合部材をネジにより固定部材(電機子取付板)に固定して組立てている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1のようなリニアモータでは、電機子組立の際、個々の磁極ティースの係合箇所が多く、スライドによる嵌挿によって連結固定する必要があり、組立作業性が悪い。また、スライドにより磁極ティースに巻回されたコイルが接触して擦り合わされ、絶縁不良や断線を生じる恐れがあるため、組立作業が困難であるという問題点があった。
本発明者が出願した特許文献2では、この問題点に対して、各磁極ティースの固定子と対向する面の反対側にあるヨーク部の背面にリニアモータ駆動方向の切り欠きを形成し、各磁極ティースのヨーク部端面同士を等接させて切り欠きがリニアモータ駆動方向に連なった溝状凹部を形成して、溝状凹部に連結部材を係合させ、連結部材と各磁極ティースとを溶接することにより、各磁極ティースを連結一体化することを提案した。
特開2000−217334号公報(第3頁,図1、図4) 特開2004−7946号公報(第4頁〜第6頁,図1〜図6)
本発明は、上記特許文献2を改良して、複数の磁極ティースを連結固定する構造における、溶接歪みの少ない安定した構造を得ることを可能とするリニアモータを提供することを目的とする。
また、組み立て構造を強固にすることを可能とするリニアモータを提供することを目的とする。
本発明に係る第1のリニアモータは、モータ駆動方向に延在する固定子ヨーク上にモータ駆動方向に沿って交互に極性が異なる複数の永久磁石が配置される固定子、及びモータ駆動方向に沿って順次配置された複数の磁極ティースと、上記磁極ティースの一部または全部に駆動コイルを設けた電機子からなるリニアモータであって、
各磁極ティースは固定子と対向する面の背面側に位置し隣接する磁極ティースと当接する継鉄部と、この継鉄部から上記固定子と対向する側に突出して形成される歯部とからなり、
上記各磁極ティースの継鉄部それぞれの背面側に上記モータ駆動方向に延在する溝状の凹部を設け、上記凹部が連なるように上記各磁極ティースを合わせることによって上記モータ駆動方向に延在する溝状に形成される係合部と、上記係合部に係合した連結部材とを備え、
上記連結部材に上記継鉄部背面に沿って突出する突起部を設けて、上記突起部と各磁極ティースとを溶接することで、複数の磁極ティースを連結一体化し、上記突起部を覆うようにモールド樹脂でモールドしたものである。
本発明に係る第2のリニアモータは、モータ駆動方向に延在する固定子ヨーク上にモータ駆動方向に沿って交互に極性が異なる複数の永久磁石が配置される固定子、及びモータ駆動方向に沿って順次配置された複数の磁極ティースと、上記磁極ティースの一部または全部に駆動コイルを設けた電機子からなるリニアモータであって、
各磁極ティースは固定子と対向する面の背面側に位置し隣接する磁極ティースと当接する継鉄部と、この継鉄部から上記固定子と対向する側に突出して形成される歯部とからなり、
上記各磁極ティースの継鉄部それぞれの背面側に上記モータ駆動方向に延在する溝状の凹部と上記継鉄部背面と垂直に上記凹部壁面に沿って延在して突出する突起部とを設け、上記凹部が連なるように上記各磁極ティースを合わせることによって上記モータ駆動方向に延在する溝状に形成される係合部と、上記係合部に係合した連結部材とを備え、
上記突起部それぞれと上記連結部材とを溶接することで、複数の磁極ティースを連結一体化し、上記突起部を覆うようにモールド樹脂でモールドしたものである。
本発明に係る第3のリニアモータは、モータ駆動方向に延在する固定子ヨーク上にモータ駆動方向に沿って交互に極性が異なる複数の永久磁石が配置される固定子、及びモータ駆動方向に沿って順次配置された複数の磁極ティースと、上記磁極ティースの一部または全部に駆動コイルを設けた電機子からなるリニアモータであって、
各磁極ティースは固定子と対向する面の背面側に位置し隣接する磁極ティースと当接する継鉄部と、
上記各磁極ティースの継鉄部それぞれの背面側に上記モータ駆動方向に延在する溝状の凹部を設け、上記凹部が連なるように上記各磁極ティースを合わせることによって上記モータ駆動方向に延在する溝状に形成される係合部と、上記係合部に係合した連結部材とを備え、
上記各磁極ティースを合わせたティース合わせ部を溶接することで、複数の磁極ティースを連結一体化したものである。
本発明に係る第1のリニアモータによれば、連結部材を継鉄部背面に設けた係合部に係合し、連結部材に設けた突起部で溶接して各磁極ティースと連結部材とを一体化することにより、溶接位置が安定し、溶接不良を低減することができる。
また、連結部材は、突起部を有するのでモールド樹脂から抜けにくくなる。
本発明に係る第2のリニアモータによれば、磁極ティースの溶接位置に突起部を設けたため、溶接位置が安定し、溶接不良を低減することができる。
本発明に係る第3のリニアモータによれば、各磁極ティースを合わせたティース合わせ部を溶接することで、隣り合う磁極ティース同士の密着性が増し、反りを低減することができ、剛性及び磁気特性も向上する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1によるリニアモータの構成を示し、(A)は平面図、(B)は(A)の矢視A−A断面図、図2は、図1におけるリニアモータの構成を示す正面図、図3は、図1における磁極ティースを順次配置し、連結部材により連結一体化する工程を示す斜視図、図4は、連結部材と磁極ティースとを溶接で固着する工程を示す斜視図、図5は、連結部材と磁極ティースとの溶接の要領をさらに詳しく説明するための正面図、図6は、発明の効果を説明するための正面図、図7は、モールド後の正面から見た断面図である。
図1において、固定子2はモータ駆動方向(図中、両向き矢印の方向)に延在する板状の固定子ヨーク21と、固定子ヨーク21上にモータ駆動方向に沿って所定の間隔で配置され交互に極性が異なる複数の永久磁石22、23とから構成されている。
電機子3は、固定子2の永久磁石22、23と所定の間隔を介して配置され、モータ駆動方向に沿って順次配置された複数の磁極ティース31と、各磁極ティース31に巻回された駆動コイル32と、複数の磁極ティース31を連結一体化する連結部材33とから構成されている。また、連結部材33は両側面から水平方向に突出して形成される突起部33bが駆動方向全体に設けられている。
図1(B)において、磁極ティース31の上部は継鉄部31bとなっており、継鉄部31bから下方に突出して歯部31cが形成され、各歯部31cの周囲には駆動コイル32が巻回されている。
磁極ティース31は、第1の磁極ティース311と、第1の磁極ティース311と隣接して配置された第2の磁極ティース312を備え、第1の磁極ティース311は、継鉄部31b端面からモータ駆動方向に突出して形成される突出部311aを有し、第2の磁極ティース312は継鉄部31b端面にモータ駆動方向の切り欠いた切欠き部312aを有し、第1の磁極ティース311の突出部311aの外周面と切欠き部312a内周面とが当接している。
各磁極ティース31の継鉄部31bの背面には、図2に示したように、所定位置(ここでは2箇所)にモータ駆動方向に沿って(図2では紙面に垂直な方向に)断面矩形(幅W1、高さH2)の凹部31aが形成されている。また、図3に示したように、磁極ティース31に設けた凹部31aが複数の継鉄部31bに渡って連なることで溝状の係合部34が形成される。
この溝状の係合部34の全長に渡って連結部材33が係合し、図4に示したように、連結部材に設けた突起部33bを溶接することで、複数の磁極ティース31が連結部材33に固定され、連結一体に構成される。図1に示したように、連結部材33の所定位置には、図示しない被駆動部分との取り付け用ネジ穴33aが形成されている。
次に、上記のように構成される本実施の形態1におけるリニアモータの電機子3の組立工程を図に基づいて説明する。
まず、各磁極ティース31に駆動コイル32をそれぞれ巻回する。そして、図3に示したように、各磁極ティース31を、それぞれの継鉄部31bの端面同士及び第1の磁極ティース311の突出部311aと第2の磁極ティース312の切欠き部312aとを当接させることにより整列させる。この整列により、各凹部31aが連なって係合部34が形成される。次いで、図4に示したように、係合部34に連結部材33を係合させた後、継鉄部31bの背面に沿って突出した突起部33bに溶接を施し、連結部材33を各磁極ティース31の継鉄部31bに固着する。そして、この固着により各磁極ティース31は連結部材33を介して連結一体化され、図7に示したように、モールド樹脂40によりモールドして電機子3が完成する。
なお、図4で示した溶接の要領について、図5によりさらに詳しく説明する(図5において、連結部材33に設けた突起部33bは溶接により溶けている。)。図5に示したように、連結部材33の高さH1と係合部34(凹部31a)の深さH2との関係が重要となる。溶接箇所Pには熱収縮が発生するためこの熱収縮で連結部材33に反りが発生すると連結部材33により連結一体化される磁極ティース31の特に固定子2との対向面が歪むという不具合が生じる。
そこで、この溶接箇所Pが連結部材33の高さ方向中心に位置するように、係合部34の深さH2を連結部材33の高さH1の1/2(H1/2)より若干小さめに設定するのが望ましい。
なお、H2<H1/2と設定した場合、溶接作業によっては溶接箇所Pが連結部材33の高さ方向中心位置から若干下方となる可能性がある。この場合、連結部材33に連なる複数の磁極ティース31は互いの端部が当接する構造となっているので、連結部材33は溶接の影響で上方に凸となる方向に反る力が働くようになり、磁極ティース31同士が密着する方向の力が作用することになり、固定子2との対向面の歪みは十分小さい値に抑えられる。逆に、溶接箇所Pが中心より上方にずれた場合は、連結部材33が上方に凹となる方向に反ることになり、固定子2との対向面の歪みは十分小さい値に抑えられないことになり、また、磁極ティース31同士の当接面にすき間が生じて振動に対する強度が低下する。
さらに、図6により、連結部材33に設けた突起部33bの効果について説明する。図6(A)に示したように、連結部材33に突起部33bがない場合、溶接電極35の先端を連結部材33と磁極ティース31の継鉄部31bの隅部36に接近させた状態で溶接を行わないと、溶接アーク37が隅部36に飛ばず、連結部材33と磁極ティース31がしっかりと固着できない溶接不良が発生する可能性がある。また、図6(A)に示したように、連結部材33の中心より上方に溶接アーク37が飛んだ場合、連結部材33が上方に凹となる方向に反り、電機子3が大きく歪むという不具合が発生する可能性がある。
一方で、図6(B)に示すように、連結部材33に突起部33bがある場合は、溶接電極35の先端が少し離れても、溶接アーク37は突起部33bに集中するため、安定して連結部材33と磁極ティース31を固着することができる。また、突起部33bを図5で説明した溶接箇所Pに設けることで、確実に、連結部材33の中心より若干下方を溶接することが可能となり、溶接による連結部材33が反る力を凸方向に低減し、また、前述のように凸方向とすることにより電機子3の振動に対する構造強度を強固なものとすることができる。
また、磁極ティース31における凹部31aの深さにバラツキが生じた場合に、突起部33bの高さH2をH1/2以下として容易に位置決めして溶接することができる。このようにバラツキが生じた場合にも、複数の磁極ティース31を連結して形成された電機子3における連結部材33の上記反りが凸方向に作用するようにすることで、上記反りに起因する歪みを低減することができるとともに、電機子3の振動に対する構造強度を強固なものとすることができる。
また、図7に示したように、突起部33bを設けたことにより、モールド樹脂40によって連結部材33の突起部33bに矢印の方向の力が作用して、連結部材33が抜けない強固な構造とすることができる。
以上のように本実施の形態1によれば、連結部材33の溶接位置に突起部33bを設けたため、溶接電極35の先端が溶接位置から少し離れた場合でも、安定して溶接箇所Pに溶接を施すことができ、また、確実に連結部材と磁極ティース31を連結固定でき、信頼性が向上するとともに、反りの影響も低減し、さらに、電機子3の構造強度をより強固にすることができる。
また、第1の磁極ティース311の突出部311aと第2の磁極ティース312の切欠き部312aを互いに圧縮する方向で当接させ、整列しているので、磁極ティース31のずれや隙間が生じにくく、コギングやトルクリップル等の特性の劣化を防止することができる。また、モールド樹脂40から連結部材33が抜けない強固な構造とすることができる。
なお、上記実施の形態では突起部33bは連結部材33の駆動方向全体に渡って設けているが、突起部33bの形状はこれに限ったものではなく、例えば、溶接位置だけに設けてもよく、このとき、駆動方向の溶接位置も突起部33bの位置によりコントロールすることができ、より安定した磁極ティース31の連結固定が実現できる。
また、溶接位置や点数はこれに限ったものではない。
実施の形態2.
図8は、本発明の実施の形態2におけるリニアモータの構成を示し、(A)は平面図、(B)は(A)の矢視B−B断面図、図9は、図8におけるリニアモータの構成を示す正面図である。図において、上記実施の形態1と同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。
本実施の形態2では、図8(B)に示したように、第1の磁極ティース311と第2の磁極ティース312を同形状とし、継鉄部31bの隣り合う磁極ティース31が当接する面をストレートで形成している。
また、上記実施の形態1では連結部材33に突起部33bを形成していたが、本実施の形態2では、図9に示したように、磁極ティース31の継鉄部31bに連結部材33の側面に沿って突出する突起部314を設けている。
さらに、上記実施の形態1では駆動方向の溶接位置を各磁極ティース31の中央に設けたのに対し、本実施の形態2では、図8(A)に示したように、ティース合わせ部38に溶接位置を設けている。
ここで、図10により、溶接位置をティース合わせ部38に設けた効果を説明する。図10(A)に示したように、溶接位置が各磁極ティース31の中央部39である場合、磁極ティース31のバリや倒れの影響で、隣り合う磁極ティース31の継鉄部31b同士を当接した状態で溶接しても、各磁極ティース31が矢印方向に離間しようとする力が働き、これにより反りが発生する可能性がある。一方、図10(B)に示したように、ティース合わせ部317を溶接することで、隣り合う磁極ティース31が矢印方向に密着する力が作用し、離間し難くなることで、反りを低減することができる。また、隣り合う磁極ティース31間の密着性が増すことにより、剛性が増し、ティース間に生じる隙間が小さくなり磁束が流れ易くなることで磁気的特性も向上する。
以上のように本実施の形態2によれば、磁極ティース31の継鉄部31bの溶接位置に突起部314を設けたため、溶接電極の先端が溶接位置から少し離れた場合でも、安定して所望の溶接箇所に溶接を施すことができ、確実に連結部材と磁極ティースを連結固定でき、信頼性が向上するとともに、反りの影響も低減できる。
また、第1の磁極ティース311と第2の磁極ティース312を同一形状で構成したため、生産性がよい。
さらに、駆動方向の溶接位置をティース合わせ部38に設けたことにより、隣り合う磁極ティース31同士の密着性が増し、反りを低減することができ、剛性及び磁気的特性も向上することができる。
なお、図10(B)に示したように、突起部314は磁極ティース31の駆動方向全体に渡って設けているが、突起部314の形状はこれに限ったものではなく、例えば、図11に示すように、継鉄部31bの溶接位置となる位置にのみ突起部314を設けてもよく、このとき、駆動方向に溶接電極がずれた場合でも、ティース合わせ部38を溶接することができ、より確実に隣り合う磁極ティース31の密着性を増すことができる。
また、溶接点数はこれに限ったものではなく、例えば、ティース合わせ部38に加えて、磁極ティース31の中央に溶接を追加してもよく、この場合磁極ティース31と締結部材33をより強固に連結できる。
実施の形態3.
図12は、本発明の実施の形態3におけるリニアモータの構成を示し、(A)は平面図、(B)は(A)の矢視C−C断面図である。図において、上記実施の形態1と同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。
本実施の形態3によるリニアモータの電機子3を構成する磁極ティース31は、図12(B)に示したように、第1の磁極ティース311と、第1の磁極ティース311間に配設される第2の磁極ティース312と、端部に配設される第3の磁極ティース313を備えている。そして、第3の磁極ティース313は、継鉄部31bの第1の磁極ティース311と当接する側端面下部からモータ駆動方向に切り欠いて形成され、第1の磁極ティース311の突出部311aと当接する切欠き部313aを有している。また、上記実施の形態1と同様、連結部材33に突起部33bを設けている。
上記実施の形態1では、各磁極ティース31に駆動コイル32を巻回していたが、本実施の形態2では、第1の磁極ティース311の歯部311cにのみ駆動コイル32を巻回し、第2の磁極ティース312及び第3の磁極ティース313には駆動コイル32を巻回していない。
このような構成において、駆動コイル32が巻回された第1の磁極ティース311は、主極ティースとなり、駆動コイル32が巻回されていない第2の磁極ティース312はコギングやトルクリップルを抑制するための補極ティースとなる。また、第3の磁極ティース313は端コギングを低減する補助的な磁極ティースとなる。
そして、これらの各磁極ティース31を、それぞれの継鉄部31bの端面同士及び第1の磁極ティース311の突出部311aと第2の磁極ティース312の切欠き部312a、また、第1の磁極ティース311の突出部311aと第3の磁極ティース313の切欠き部313aを当接させることにより整列させる。この後、実施の形態1と同様に、各磁極ティース31に設けた凹部31aが連なって形成される係合部34に連結部材33を係合させ、突起部33bに溶接を施し、連結部材33を各磁極ティース31の継鉄部31bに固着することにより各磁極ティース31は連結部材33を介して連結一体化され、モールド樹脂でモールドすることにより電機子3が完成する。
また、上記実施の形態1では、駆動方向の溶接位置を磁極ティース31の中央のみに設け、上記実施の形態2では、ティース合わせ部にのみ設けていたが、本実施の形態3では、図12(A)に示したように、ティース中央部39とティース合わせ部38の両方に設けている。
以上のように本実施の形態3によれば、上記実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、第1の磁極ティース311にのみ駆動コイル32を巻回したので、巻線及び結線の工程数を1/2にすることができ、生産性を向上することができる。また、駆動コイル32が隣接していないため、コイル間の絶縁が不要となり、絶縁信頼性が向上できる。また、第1の磁極ティース311に高密度に巻線を施す場合、第1の磁極ティース311に設けた突出部311aに駆動コイル32を沿わせて巻回することができ、巻線作業性の向上を図ることができる。そして、各磁極ティース31に設けた凹部31aの駆動方向長さを各磁極ティースで等しく揃えることができ、連結部材33と個々の磁極ティース31を均等な力で係合することができ、信頼性が向上できる。
また、ティース中央部39とティース合わせ部38の両方に溶接を設けたことにより、磁極ティース31と連結部材33をより強固に連結できる。
なお、突起部33bの形状はこれに限ったものではなく、例えば、駆動方向全体に渡って設けるのではなく、溶接位置にのみ設けてもよく、その場合、溶接電極が駆動方向で位置ずれを起こした場合でも溶接位置が安定する。
また、突起部33bを連結部材33に設けたが、上記実施の形態2と同様に磁極ティース31の溶接位置に設けても同様の効果が得られる。
実施の形態4.
上記実施の形態1〜3では、溶接を磁極ティース31と連結部材33の連結にのみ利用したが、本実施の形態4では、図13に示すように、隣り合う磁極ティース31の継鉄部31bの密着性をより増すために、継鉄部31bのティース合わせ部38の連結部材33がない位置も溶接してもよい。
本実施の形態によれば、隣り合う磁極ティース31の継鉄部31bがより密着され、反りを低減することができ、剛性及び特性も向上することができる。
なお、図13は、上記実施の形態3と同様の構成を例に挙げて説明をしたが、上記実施の形態1及び実施の形態2においても、溶接位置を継鉄部31bのティース合わせ部38の連結部材33がない位置に追加すれば、同等の効果が得られる。
また、上記実施の形態2〜4では、連結部材33に突起部33bを設けた場合、及び継鉄部31bに突起部314を設けた場合を例に挙げて説明したが、て突起部33b及び突起部314を設けなくても、径鉄部31bのティース合わせ部38を溶接することによる効果は得られる。
また、上記実施の形態1及び2では、全ての磁極ティース31に駆動コイル32が設けられている場合を示したが、上記実施の形態3及び4のように第1の磁極ティース31にのみ駆動コイル32が設けられている場合にも適用可能である。
また、上記各実施の形態では説明しなかったが、リニアモータの構造は図に示した構造に限られるものではなく、例えば、磁石数、スロット数、コイル数、コア幅(コア幅に合わせて連結部材33の本数を増減してもよい。)等が異なっても同等の効果を有することができる。
本発明のリニアモータは、特に工作機械のテーブル送り等に有効に利用することができる。
本発明の実施の形態1によるリニアモータの構成を示し、(A)は平面図、(B)は(A)の矢視A−A断面図である。 図1におけるリニアモータの構成を示す正面図である。 図1における磁極ティースを順次配置し、連結部材により連結一体化する工程を示す斜視図である。 連結部材と磁極ティースとを溶接で固着する工程を示す斜視図である。 連結部材と磁極ティースとの溶接の要領をさらに詳しく説明するための正面図である。 図2の突起部の効果を説明するための正面図である。 モールド後の正面から見た断面図である。 本発明の実施の形態2におけるリニアモータの構成を示し、(A)は平面図、(B)は(A)の矢視B−B断面図である。 図8におけるリニアモータの構成を示す正面図である。 溶接位置をティース合わせ部にしたときの効果を説明する図である。 本発明の実施の形態2による他のリニアモータの電機子を示す側面図である。 本発明の実施の形態3におけるリニアモータの構成を示し、(A)は平面図、(B)は(A)の矢視C−C断面図である。 本発明の実施の形態4におけるリニアモータの構成を示す平面図である。
符号の説明
1 リニアモータ、2 固定子、3 電機子、21 固定子ヨーク、
22,23 永久磁石、31 磁極ティース、31b 継鉄部、
31c,311c 歯部、32 駆動コイル、33 連結部材、
33b,311 第1の磁極ティース、311a 突出部、
312a,313a 切欠き部、314 突起部、34 係合部、35 溶接電極、
36 隅部、37 溶接アーク、38 ティース合わせ部、39 ティース中央部、
312 第2の磁極ティース、313 第3の磁極ティース、40 モールド樹脂。

Claims (6)

  1. モータ駆動方向に延在する固定子ヨーク上にモータ駆動方向に沿って交互に極性が異なる複数の永久磁石が配置される固定子、及びモータ駆動方向に沿って順次配置された複数の磁極ティースと、上記磁極ティースの一部または全部に駆動コイルを設けた電機子からなるリニアモータであって、
    各磁極ティースは固定子と対向する面の背面側に位置し隣接する磁極ティースと当接する継鉄部と、この継鉄部から上記固定子と対向する側に突出して形成される歯部とからなり、
    上記各磁極ティースの継鉄部それぞれの背面側に上記モータ駆動方向に延在する溝状の凹部を設け、上記凹部が連なるように上記各磁極ティースを合わせることによって上記モータ駆動方向に延在する溝状に形成される係合部と、上記係合部に係合した連結部材とを備え、
    上記連結部材に上記継鉄部背面に沿って突出する突起部を設けて、上記突起部と各磁極ティースとを溶接することで、複数の磁極ティースを連結一体化し、上記突起部を覆うようにモールド樹脂でモールドしたことを特徴とするリニアモータ。
  2. モータ駆動方向に延在する固定子ヨーク上にモータ駆動方向に沿って交互に極性が異なる複数の永久磁石が配置される固定子、及びモータ駆動方向に沿って順次配置された複数の磁極ティースと、上記磁極ティースの一部または全部に駆動コイルを設けた電機子からなるリニアモータであって、
    各磁極ティースは固定子と対向する面の背面側に位置し隣接する磁極ティースと当接する継鉄部と、この継鉄部から上記固定子と対向する側に突出して形成される歯部とからなり、
    上記各磁極ティースの継鉄部それぞれの背面側に上記モータ駆動方向に延在する溝状の凹部と上記継鉄部背面と垂直に上記凹部壁面に沿って延在して突出する突起部とを設け、上記凹部が連なるように上記各磁極ティースを合わせることによって上記モータ駆動方向に延在する溝状に形成される係合部と、上記係合部に係合した連結部材とを備え、
    上記突起部それぞれと上記連結部材とを溶接することで、複数の磁極ティースを連結一体化し、上記突起部を覆うようにモールド樹脂でモールドしたことを特徴とするリニアモータ。
  3. モータ駆動方向に延在する固定子ヨーク上にモータ駆動方向に沿って交互に極性が異なる複数の永久磁石が配置される固定子、及びモータ駆動方向に沿って順次配置された複数の磁極ティースと、上記磁極ティースの一部または全部に駆動コイルを設けた電機子からなるリニアモータであって、
    各磁極ティースは固定子と対向する面の背面側に位置し隣接する磁極ティースと当接する継鉄部と、
    上記各磁極ティースの継鉄部それぞれの背面側に上記モータ駆動方向に延在する溝状の凹部を設け、上記凹部が連なるように上記各磁極ティースを合わせることによって上記モータ駆動方向に延在する溝状に形成される係合部と、上記係合部に係合した連結部材とを備え、
    上記各磁極ティースを合わせたティース合わせ部を溶接することで、複数の磁極ティースを連結一体化したことを特徴とするリニアモータ。
  4. 上記溶接を、上記各磁極ティースを合わせたティース合わせ部に施したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のリニアモータ。
  5. 上記ティース合わせ部の上記連結部材の配置されていない上記磁極ティースの継鉄部同士を溶接したことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のリニアモータ。
  6. 上記係合部の深さH2を上記連結部材の高さH1の1/2より小さくすることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のリニアモータ。
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