JP2009099886A - 部品実装方法及び部品実装制御装置 - Google Patents

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【課題】多数の回路基板(以下「ボード」という)が碁盤目状に形成された多数個取り基板の各ボードに部品を実装する作業を複数台の実装機によって実行するものにおいて、生産能率を低下させずに多数個取り基板のボードスキップに対応できるようにする。
【解決手段】予め、1ボード分の全ての部品を実装するのに必要な台数の実装機を1つの実装機グループとして、実装ラインの実装機を複数の実装機グループに区分すると共に、各実装機グループが実装を行うボード数が均等化されるように各実装機グループにボードを分配して実装ラインを稼働させる。その稼働中に多数個取り基板のいずれかのボードへの部品実装をスキップする情報を取得したときに、当該多数個取り基板から部品実装をスキップするボードを除いた状態で各実装機グループが実装を行うボード数が均等化されるように各実装機グループに当該多数個取り基板のボードを再分配する。
【選択図】図6

Description

本発明は、多数の回路基板(以下「ボード」という)が一体に配列形成された多数個取り基板の各ボードに部品を実装する作業を、該多数個取り基板の搬送経路に沿って配置された複数台の実装機によって実行する部品実装方法及び部品実装制御装置に関する発明である。
特許文献1(特開平8−242098号公報)に記載されているように、プリント基板の搬送経路に沿って配置した複数台の実装機によってプリント基板に部品を実装する実装ラインにおいて、上記各実装機の実装能力比を予め決定し、この実装能力比に基づいて各実装機における仕事量を設定してプリント基板全領域の実装点を各実装機に分配して実装ラインを稼働させると共に、稼働中の各実装機の各種仕事量に関する情報を収集し、予め設定された時期の経過後に、各実装機の上記情報を加味して上記実装能力比の補正を行い、この補正された実装能力比に基づいて各実装機での仕事量を修正するようにしたものがある。
特開平8−242098号公報(要約、特許請求の範囲等参照)
小型の回路基板(ボード)への部品実装の生産能率を向上させるために、多数のボードが碁盤目状に形成された多数個取り基板の各ボードに部品を実装する作業を、該多数個取り基板の搬送経路に沿って配置された複数台の実装機によって実行する場合がある。
上記特許文献1の実装ラインを使用して多数個取り基板の部品実装を行う場合は、多数個取り基板を1枚の大型のプリント基板と見なして、該基板全領域の実装点を各実装機に分配して実装ラインを稼働させるものと思われるが、この方法では、次のような問題が生じる。
すなわち、多数個取り基板に碁盤目状に形成された多数のボードの中には、不良ボードが存在する場合がある。この不良ボードに他のボードと同様に部品を実装すると、不良ボードに実装した部品が全て無駄になってしまうため、不良ボードへの部品実装をスキップする情報(以下「ボードスキップ情報」という)を取得した場合には、そのボードスキップ情報で指定された不良ボードを除いて、正常なボードのみに部品実装を行うことが望ましい。
しかし、上記特許文献1の実装ラインは、専ら1枚のプリント基板に部品実装を行う実装ラインであるため、多数個取り基板のボードスキップは全く想定外のことであり、ボードスキップには対応できない。
そこで、上記特許文献1の実装ラインに、ボードスキップに対応する機能を追加することが考えられる。この場合、ボードスキップ情報を取得したときに、多数個取り基板からボードスキップ情報で指定された不良ボードを除いて、正常なボードのみで構成した新たな1枚の大型のプリント基板を仮想して、その基板全領域の実装点を不良ボードの実装点を除いて各実装機に再分配することが考えられる。しかし、基板全領域の実装点を不良ボードの実装点を除いて各実装機に再分配する処理には時間がかかるため、実装ラインの稼働中に生産能率を低下させずに多数個取り基板のボードスキップに対応するのは困難である。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、従ってその目的は、実装ラインの稼働中に生産能率を低下させずに多数個取り基板のボードスキップに対応できる部品実装方法及び部品実装制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1,4に係る発明は、多数の回路基板(以下「ボード」という)が一体に配列形成された多数個取り基板の各ボードに部品を実装する作業を、該多数個取り基板の搬送経路に沿って配置された複数台の実装機によって実行するものにおいて、予め、1ボード分の全ての部品を実装するのに必要な台数の実装機を1つの実装機グループとして、前記複数台の実装機を複数の実装機グループに区分すると共に、各実装機グループが実装を行うボード数が均等化されるように各実装機グループにボードを分配して前記複数台の実装機を稼働させ、その稼働中に前記多数個取り基板のいずれかのボードへの部品実装をスキップする情報(以下「ボードスキップ情報」という)を取得したときに、当該多数個取り基板から部品実装をスキップするボードを除いた状態で各実装機グループが実装を行うボード数が均等化されるように各実装機グループに当該多数個取り基板のボードを再分配するようにしたものである。
このようにすれば、ボードスキップ情報を取得したときに、多数個取り基板の各ボードを、部品実装をスキップするボードを除いて各実装機グループに再分配する処理を行えば良いため、基板全領域の実装点を不良ボードの実装点を除いて各実装機に再分配する場合と比較して、再分配の処理が簡単であり、実装ラインの稼働中に生産能率を低下させずに多数個取り基板のボードスキップに対応できる。しかも、各実装機間でサイクルタイムのバランスが取れるように各実装機グループにボードを再分配することができ、スキップしたボード分のサイクルタイムの短縮も可能である。
この場合、請求項2,5のように、各実装機グループに1ボード分の全ての種類の部品を供給するのに必要なフィーダの配置を作成し、このフィーダの配置を実現するのに必要な台数の実装機を1つの実装機グループとするようにすれば良い。このようにすれば、各実装機グループのフィーダの配置を同一にすることができるため、フィーダの段取替え時や部品補給時の作業者の作業ミスを少なくすることができる。
また、請求項3,6のように、多数個取り基板に、ボードスキップ情報を記録又は表示する情報記録手段又は情報表示手段を設け、多数個取り基板への部品実装を開始する前に複数台の実装機のうちの先頭の実装機又は前工程の装置に設けられた認識手段によって前記情報記録手段又は前記情報表示手段から前記ボードスキップ情報を取得するようにすると良い。このようにすれば、多数個取り基板への部品実装を開始する前に、自動的にボードスキップ情報を取得することができ、自動化の要求を満たすことができる。
但し、本発明は、作業者がボードスキップ情報を手動入力するようにしても良いことは言うまでもない。
以下、本発明を実施するための最良の形態をモジュール型部品実装システムに適用して具体化した一実施例を説明する。
まず、図1に基づいてモジュール型部品実装システムの構成を説明する。
モジュール型部品実装システムのベース台11上に、回路基板の搬送方向に隣接して複数台の実装機モジュール12(実装機)が入れ替え可能に整列配置されている。各実装機モジュール12は、本体ベッド13上に、フィーダ14、回路基板搬送装置15、部品撮像装置16、部品装着装置17等を搭載して構成され、上部フレーム18の前面部には、操作パネル部19が設けられている。各実装機モジュール12の回路基板搬送装置15によって回路基板や多数個取り基板を順次搬送して部品装着装置17によって基板に部品を実装する。
次に、図2乃至図5に基づいて部品装着装置17の構成を説明する。
ここで、図2は装着ヘッド22をX−Y方向に移動させるX−Y軸移動装置を示す斜視図、図3はX軸スライド機構23の第2X軸スライド42に対する装着ヘッド22の組付構造を示す斜視図、図4はX軸スライド機構23の構成を示す横断面図、図5はY軸スライド機構24とX軸スライド機構23の構成を説明する斜視図である。
図2及び図3に示すように、部品装着装置17は、複数本の部品吸着ノズル21(又はディスペンサ)を交換可能に保持する回転型の装着ヘッド22と、この装着ヘッド22を基板の搬送方向(以下この方向を「X方向」と定義する)に移動させるX軸スライド機構23と、このX軸スライド機構23を装着ヘッド22と共にY方向(基板の搬送方向と直交する方向)に移動させるY軸スライド機構24と、部品吸着動作時や装着動作時に装着ヘッド22の部品吸着ノズル21を昇降させるノズル昇降機構53等から構成されている。
Y軸スライド機構24は、実装機モジュール12の上部フレーム18側に取り付けられたY軸モータ31によってY軸ボールねじ32を回転駆動することで、Y軸スライド33をY軸ガイド34に沿ってY方向にスライドさせるように構成されている(図5参照)。
一方、図4及び図5に示すように、X軸スライド機構23は、2つのX軸スライド41,42を組み合わせた2段式のスライド機構であり、第1X軸スライド41をX方向に案内する第1ガイド43と第1X軸モータ44を、Y軸スライド33に垂直に固定された支持板33aに取り付けて、この第1X軸モータ44によって第1X軸ボールねじ45を回転駆動することで、第1X軸スライド41を第1ガイド43に沿ってX方向にスライドさせるように構成されている。そして、第2X軸スライド42をX方向に案内する第2ガイド46と第2X軸モータ47を第1X軸スライド41に取り付けて、この第2X軸モータ47によって第2X軸ボールねじ48を回転駆動することで、第2X軸スライド42を第2ガイド46に沿ってX方向にスライドさせるように構成されている。
図3に示すように、装着ヘッド22は、第2X軸スライド42に固定された支持ブラケット51に回転可能に組み付けられ、ヘッド回転モータ54によって該装着ヘッド22の中心軸の回りを部品吸着ノズル21の配列ピッチ角度ずつ間欠的に回転するように構成されている。この装着ヘッド22には、部品吸着ノズル21を保持する複数本のノズルホルダ55が上下方向(Z方向)に昇降可能に組み付けられ、部品吸着・装着動作時には、所定の部品吸着・装着ステーションに位置する1本のノズルホルダ55(部品吸着ノズル21)がノズル昇降モータ52(Z軸モータ)を駆動源とするノズル昇降機構53によって昇降される。
以上説明したX軸スライド機構23、Y軸スライド機構24、ノズル昇降機構53を駆動する第1X軸モータ44、第2X軸モータ47、Y軸モータ31、ノズル昇降モータ52(Z軸モータ)及びヘッド回転モータ54は、実装機モジュール12の制御部(図示せず)によって制御される。
次に、上記構成のモジュール型部品実装システムを使用して多数個取り基板61に部品を実装する方法を図6乃至図8を用いて説明する。
多数個取り基板61は、多数のボード62(回路基板)を一体に碁盤目状に形成した1枚の大型の基板であり、部品実装後に最終的に各ボード62の境界線(ブレーク溝等)に沿って分割して使用される。この多数個取り基板61の所定位置には、部品実装をスキップする不良ボードの位置情報(以下「ボードスキップ情報」という)を記録又は表示する情報記録手段又は情報表示手段(いずれも図示せず)が設けられている。ここで、情報記録手段は、例えば、バーコードラベル、電子タグ等であり、情報表示手段は、例えば、数字、記号、マーク、色(各ボード毎に予め決められた位置の色)等によって不良ボードの位置を表示するものであり、その表示をカメラ等の認識手段で認識可能となっている。この多数個取り基板61の各ボード62には、ボードスキップ情報で指定された不良ボードを除いて、図7に示すように複数の部品A,B,Cが実装される。
多数個取り基板61への部品実装を開始する前に、予め、1ボード分の全ての部品A,B,Cを実装するのに必要な台数の実装機モジュール12を1つの実装機グループとして、モジュール型部品実装システムの各実装機モジュール12を複数の実装機グループに区分する。この際、各実装機グループに1ボード分の全ての種類の部品A,B,Cを供給するのに必要なフィーダ14の配置を作成し、このフィーダ14の配置を実現するのに必要な台数の実装機モジュール12を1つの実装機グループとする。
尚、1ボード分の全ての種類の部品A,B,Cを供給するのに必要な台数のフィーダ14を1台の実装機モジュール12に配置できる場合は、各実装機モジュール12のフィーダ14の配置を同じにすると良い。この場合は、各実装機グループを1台の実装機モジュール12のみで構成しても良い。
また、1ボード分の全ての種類の部品A,B,Cを供給するのに必要な台数のフィーダ14を1台の実装機モジュール12に配置できない場合は、1つの実装機グループ内の複数台の実装機モジュール12に跨がってフィーダ14の配置を作成すれば良い。
更に、本実施例では、各実装機グループが実装を行うボード数が均等化されるように各実装機グループにボード62を分配する。具体的には、多数個取り基板61の各ボード62を実装機グループの数と同数のボードグループに区分し、各ボードグループには、多数個取り基板61のボード数を実装機グループの数で割り算した数のボード62を分配する。
この場合、各実装機モジュール12の装着ヘッド22の移動距離を均一化するために、図6の例では、多数個取り基板61をX方向(搬送方向)に所定ボード数間隔で区画して複数のボードグループを作成する。このようにすれば、各実装機モジュール12の装着ヘッド22のY方向の移動距離が均一になり、本実施例のような実装機モジュール12においては、一般に装着ヘッド22のY方向への移動距離がX方向に比して大きいことから、各装着ヘッド22の移動時間を均一にすることができる。
一方、図8の例では、多数個取り基板61をY方向に所定ボード数間隔で区画して複数のボードグループを作成する。この場合、各実装機モジュール12の装着ヘッド22のY方向の移動距離を均一化するために、1つのボードグループを、多数個取り基板61のY方向幅の中央位置に関して対称な位置に配置された2つの小グループにより構成し、各小グループにそれぞれ同じ数のボード62を分配する。このようにすれば、各実装機モジュール12の装着ヘッド22のY方向の合計移動距離をX方向と同様に均一化することができる。
図6、図8のいずれの場合も、各実装機グループにそれぞれボードグループを1つずつ割り当てる。この後、モジュール型部品実装システムを稼働させて、多数個取り基板61の各ボード62に部品A,B,Cを実装する。
多数個取り基板61への部品実装を開始する前に、モジュール型部品実装システムの先頭の実装機モジュール12(又は前工程の装置)に設けられた認識手段(図示せず)によって、多数個取り基板61に設けられた情報記録手段又は情報表示手段からボードスキップ情報を読み取り、部品実装をスキップする不良ボードがあれば、多数個取り基板61から当該不良ボードを除いた状態で、上記と同様の方法で、各実装機グループが実装を行うボード数が均等化されるように各実装機グループにボード62を再分配する。
以上説明した処理は、図9及び図10の各ルーチンに従って実行される。以下、各ルーチンの処理を説明する。
図9の生産準備ルーチンは、モジュール型部品実装システムの稼働前に、モジュール型部品実装システムの制御装置(図示せず)によって次のようにして実行される。まず、ステップ101で、1ボード分の全ての部品A,B,Cを実装するのに必要な台数の実装機モジュール12を1つの実装機グループとして、モジュール型部品実装システムの各実装機モジュール12を複数の実装機グループに区分する。この際、各実装機グループに1ボード分の全ての種類の部品A,B,Cを供給するのに必要なフィーダ14の配置を作成し、このフィーダ14の配置を実現するのに必要な台数の実装機モジュール12を1つの実装機グループとする。このステップ101の処理が特許請求の範囲でいう実装機グルーピング手段としての役割を果たす。
この後、ステップ102に進み、多数個取り基板61の各ボード62を実装機グループの数と同数のボードグループに区分する。この際、各ボードグループには、多数個取り基板61のボード数を実装機グループの数で割り算した数のボード62を分配する。この後、ステップ103に進み、各実装機グループにそれぞれボードグループを1つずつ割り当てる。これらステップ102とステップ103の処理が特許請求の範囲でいうボード分配手段としての役割を果たす。
この後、ステップ104に進み、上記ステップ101〜103の処理によって作成されたボード分配情報を各実装機モジュール12の制御部(図示せず)に配信する。配信方法としては、隣接する実装機モジュール12間で通信する方式(バケツリレー方式)、マスタースレーブ方式、ダウンロード方式等のいずれかを使用すれば良い。
図10のボードスキップ処理ルーチンは、多数個取り基板61がモジュール型部品実装システムに搬入されてくる毎に、モジュール型部品実装システムの制御装置によって次のようにして実行される。まず、ステップ201で、モジュール型部品実装システムの先頭の実装機モジュール12(又は前工程の装置)に設けられた認識手段(図示せず)によって、モジュール型部品実装システムに搬入されてくる多数個取り基板61に設けられた情報記録手段又は情報表示手段からボードスキップ情報を読み取る。尚、作業者がボードスキップ情報を手動入力するようにしても良い。このステップ201の処理が特許請求の範囲でいうボードスキップ情報取得手段としての役割を果たす。
この後、ステップ202に進み、部品実装をスキップする不良ボードが有るか否かを判定し、不良ボードが無ければ、そのまま本ルーチンを終了する。
これに対して、上記ステップ202で、部品実装をスキップする不良ボードが有ると判定されれば、ステップ203に進み、部品実装をスキップする不良ボードを除いた状態で、前記ステップ102〜103の処理と同様の方法で、各実装機グループが実装を行うボード数が均等化されるように各実装機グループにボード62を再分配する。この後、ステップ204に進み、ボード分配情報を各実装機モジュール12の制御部に配信する。
以上説明した本実施例によれば、部品実装をスキップする不良ボードの情報を取得したときに、多数個取り基板61の各ボード62を、当該不良ボードを除いて各実装機グループに再分配する処理を行うようにしたので、多数個取り基板61の全領域の実装点を不良ボードの実装点を除いて各実装機モジュール12に再分配する場合と比較して、再分配の処理が簡単であり、モジュール型部品実装システムの稼働中に生産能率を低下させずに多数個取り基板61のボードスキップに対応できる。しかも、各実装機モジュール12間でサイクルタイムのバランスが取れるように各実装機グループにボードを再分配することができ、スキップしたボード分のサイクルタイムの短縮も可能である。
しかも、本実施例では、各実装機グループに1ボード分の全ての種類の部品A,B,Cを供給するのに必要なフィーダ14の配置を作成し、このフィーダ14の配置を実現するのに必要な台数の実装機モジュール12を1つの実装機グループとするようにしたので、各実装機グループのフィーダ14の配置を同一にすることができて、フィーダ14の段取替え時や部品補給時の作業者の作業ミスを少なくすることができる。
尚、本発明は、上記実施例に限定されず、実装機グループの数(ボードグループの数)を適宜変更しても良いことは言うまでもない。
その他、本発明は、上記実施例で説明したモジュール型部品実装システムに限定されず、多数個取り基板の各ボードに部品を実装する作業を複数台の実装機によって実行する実装ラインに適用して実施できる等、種々変更して実施できる。
本発明の一実施例におけるモジュール型部品実装システムの構成を示す斜視図である。 装着ヘッドをX−Y軸方向に移動させるX−Y軸移動装置を示す斜視図である。 X軸スライド機構の第2X軸スライドに対する作業ヘッドの組付構造を示す斜視図である。 X軸スライド機構の構成を示す横断面図である。 Y軸スライド機構とX軸スライド機構の構成を説明する斜視図である。 ボードグループと実装機グループの区分方法とフィーダの配置方法を説明する図である。 多数個取り基板のボード上に部品を実装した状態を概念的に示す拡大平面図である。 ボードグループの他の区分方法を説明する図である。 生産準備ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 ボードスキップ処理ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
11…ベース台、12…実装機モジュール(実装機)、14…フィーダ、15…回路基板搬送装置、16…部品撮像装置、17…部品装着装置、21…部品吸着ノズル、22…装着ヘッド、23…X軸スライド機構、24…Y軸スライド機構、31…Y軸モータ、33…Y軸スライド、41…第1X軸スライド、42…第2X軸スライド、44…第1X軸モータ、47…第2X軸モータ、54…ヘッド回転モータ、55…ノズルホルダ、52…ノズル昇降モータ、53…ノズル昇降機構、61…多数個取り基板、62…ボード(回路基板)

Claims (6)

  1. 多数の回路基板(以下「ボード」という)が一体に配列形成された多数個取り基板の各ボードに部品を実装する作業を、該多数個取り基板の搬送経路に沿って配置された複数台の実装機によって実行する部品実装方法において、
    予め、1ボード分の全ての部品を実装するのに必要な台数の実装機を1つの実装機グループとして、前記複数台の実装機を複数の実装機グループに区分すると共に、各実装機グループが実装を行うボード数が均等化されるように各実装機グループにボードを分配して前記複数台の実装機を稼働させ、
    前記複数台の実装機の稼働中に前記多数個取り基板のいずれかのボードへの部品実装をスキップする情報(以下「ボードスキップ情報」という)を取得したときに、当該多数個取り基板から部品実装をスキップするボードを除いた状態で各実装機グループが実装を行うボード数が均等化されるように各実装機グループに当該多数個取り基板のボードを再分配することを特徴とする部品実装方法。
  2. 前記複数台の実装機を複数の実装機グループに区分する際に、各実装機グループに1ボード分の全ての種類の部品を供給するのに必要なフィーダの配置を作成し、このフィーダの配置を実現するのに必要な台数の実装機を1つの実装機グループとすることを特徴とする請求項1に記載の部品実装方法。
  3. 前記多数個取り基板には、前記ボードスキップ情報を記録又は表示する情報記録手段又は情報表示手段が設けられ、
    前記多数個取り基板への部品実装を開始する前に前記複数台の実装機のうちの先頭の実装機又は前工程の装置に設けられた認識手段によって前記情報記録手段又は前記情報表示手段から前記ボードスキップ情報を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の部品実装方法。
  4. 多数の回路基板(以下「ボード」という)が一体に配列形成された多数個取り基板の各ボードに部品を実装する作業を、該多数個取り基板の搬送経路に沿って配置された複数台の実装機によって実行する部品実装制御装置において、
    予め、1ボード分の全ての部品を実装するのに必要な台数の実装機を1つの実装機グループとして、前記複数台の実装機を複数の実装機グループに区分する実装機グルーピング手段と、
    各実装機グループが実装を行うボード数が均等化されるように各実装機グループにボードを分配するボード分配手段と、
    前記複数台の実装機の稼働中に前記多数個取り基板のいずれかのボードへの部品実装をスキップする情報(以下「ボードスキップ情報」という)を取得するボードスキップ情報取得手段とを備え、
    前記ボード分配手段は、前記ボードスキップ情報取得手段により前記ボードスキップ情報を取得したときに、前記多数個取り基板から部品実装をスキップするボードを除いた状態で各実装機グループが実装を行うボード数が均等化されるように各実装機グループに前記多数個取り基板のボードを再分配することを特徴とする部品実装制御装置。
  5. 前記実装機グルーピング手段は、各実装機グループに1ボード分の全ての種類の部品を供給するのに必要なフィーダの配置を作成し、このフィーダの配置を実現するのに必要な台数の実装機を1つの実装機グループとすることを特徴とする請求項4に記載の部品実装制御装置。
  6. 前記多数個取り基板には、前記ボードスキップ情報を記録又は表示する情報記録手段又は情報表示手段が設けられ、
    前記ボードスキップ情報取得手段は、前記多数個取り基板への部品実装を開始する前に前記複数台の実装機のうちの先頭の実装機又は前工程の装置に設けられた認識手段によって前記情報記録手段又は前記情報表示手段から前記ボードスキップ情報を取得することを特徴とする請求項4又は5に記載の部品実装制御装置。
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