JP2009095541A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】各スピーカから放射された効果音が周囲に拡散することを低減することが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】本発明に係る遊技機1は、前枠20の前側に開閉可能に配設され、遊技盤50の遊技領域61の前方を覆う透明板72を有する前扉30を備え、前扉30は、透明板72が取り付けられるベース部70と、ベース部70の前面の透明板72の周辺部にそれぞれ配設されたスピーカ80と、スピーカ80の前方を覆う膨出部97が設けられた装飾部90とを有し、スピーカ80は、スピーカ80から放射される音の中心軸がそれぞれ透明板72側に傾斜するように、それぞれ配設され、音抜孔98は、スピーカ80により音が放射される方向にのみ設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遊技状態に応じた演出を行う遊技機に関し、特に、音響による演出を効果的に行うことが可能な遊技機に関する。
一般的に、遊技機としてのパチンコ機では、始動領域への遊技球の通過を契機として特賞状態を生起させるか否かを決定する大当たり抽選が行われ、その抽選結果が図柄表示装置を介して遊技者に報知される。この際、図柄表示装置では、遊技状態に応じて、図柄を変動表示する等の種々の演出が行われる。また、パチンコ機では、図柄表示装置での演出に合わせた各種効果音を出力する等の音響による演出を行うことにより、遊技者の興趣の向上を図っている。
従来、音響による演出を効果的に行うことを目的とする発明として、例えば、特許文献1に係るパチンコ機がある。
特許文献1に係るパチンコ機は、遊技盤の前方を覆うガラス枠の裏面側の上側各角部にそれぞれ配設された一対のスピーカを備えている。そして、各スピーカを、遊技盤の中央部に向けて傾斜状となるように取り付けている。
これにより、特許文献1に係るパチンコ機では、各スピーカから放射される効果音の放射方向を、遊技盤の前方に位置する遊技者に向けている。
特開平9−56906号公報
ここで、パチンコ機が設置される各店舗では、隣り合うパチンコ機が互いに接近した状態で、複数のパチンコ機が設置される。
しかしながら、特許文献1に係るパチンコ機では、両スピーカがガラス枠の裏面側に配設されている構成により、各スピーカから放射された効果音が、ガラス枠の前方に放射された時点で周囲に拡散してしまうという問題がある。そして、各スピーカから放射された効果音が周囲に拡散してしまうと、隣り合うパチンコ機の効果音が互いに干渉し合うことで、遊技者に対する音響による演出の効果が低減してしまう。
本発明は上記した従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、各スピーカから放射された効果音が周囲に拡散することを低減することが可能な遊技機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る遊技機は、遊技盤が取り付けられる前枠と、
前記前枠の前側に開閉可能に配設され、前記遊技盤の遊技領域の前方を覆う透明板を有する前扉と、
を備える遊技機であって、
前記前扉は、前記透明板が取り付けられるベース部と、該ベース部の前面の前記透明板の周辺部に配設されたスピーカと、前記スピーカから放射される音を通過させる音抜孔を有し、前記スピーカの前方を覆う膨出部が設けられた装飾部と、を有し、
前記スピーカは、該スピーカから放射される音の中心軸が前記透明板側に傾斜するように配設され、
前記音抜孔は、前記スピーカにより音が放射される方向にのみ設けられていることを特徴とする。
すなわち、本発明の請求項1に係る遊技機では、スピーカを、スピーカから放射される音の中心軸が透明板側に傾斜するように、ベース部の前面の透明板の周辺部に配設している。また、スピーカから放射される音を通過させる音抜孔を有し、スピーカの前方を覆う膨出部が設けられた装飾部を有している。さらに、スピーカから放射される音を通過させる音抜孔を、膨出部のスピーカにより音が放射される方向にのみ設けている。これにより、本発明の請求項1に係る遊技きでは、スピーカの前方を覆う膨出部により、スピーカから放射される音が遊技盤の周囲に拡散することを低減することが可能となる。したがって、本発明の請求項1に係る遊技機によれば、隣り合うパチンコ機の音が互いに干渉し合うことを防止することができ、遊技者に対する音響による演出の効果の低減を防止することが可能となる。
また、本発明の請求項2に係る遊技機は、請求項1に係る遊技機において、前記スピーカは、ベース部に取り付けられたホルダを介して配設されていることを特徴とする。
これにより、本発明の請求項2に係る遊技機によれば、ベース部の構成を単純化することができるとともに、両スピーカの設置を容易に行うことが可能となる。
また、本発明の請求項3に係る遊技機は、請求項1又は2に係る遊技機において、前記装飾部は、前記ベース部の前方を覆う装飾板と、該装飾板の前方を覆う装飾カバーと、を有し、
前記膨出部が、前記装飾カバーに設けられていることを特徴とする。
これにより、本発明の請求項3に係る遊技機では、装飾部の装飾性を向上させることが可能となる。
さらに、本発明の請求項4に係る遊技機は、請求項1乃至3のうちいずれか1項に係る遊技機において、一対の前記スピーカを備え、
前記両スピーカは、該両スピーカから放射される音の中心軸がそれぞれ下方かつ互いに内側を向くように、前記ベース部の上側の各角部にそれぞれ配設され、
前記膨出部は、前記遊技領域の少なくとも上方及び側方の上部を囲むように設けられていることを特徴とする。
すなわち、本発明の請求項4に係る遊技機では、一対のスピーカを、両スピーカから放射される音の中心軸がそれぞれ下方かつ互いに内側を向くように、ベース部の上側の各角部にそれぞれ配設している。これにより、本発明の請求項4に係る遊技機によれば、各スピーカから放射される音が、遊技盤の前方に位置する遊技者の頭上に近い位置から遊技者に対して伝達されるため、各スピーカから放射される音による演出を効果的に行うことが可能となる。
また、本発明の請求項4に係る遊技機では、両スピーカの前方を覆う膨出部を、遊技領域の少なくとも上方及び側方の上部を囲むように設けている。これにより、本発明の請求項4に係る遊技機では、遊技領域の周囲に設けられた膨出部により、各スピーカから放射される音が遊技盤の周囲に拡散することをさらに低減することが可能となる。
本発明の請求項1乃至4のいずれか1項に係る遊技機によれば、スピーカから放射される音が遊技盤の周囲に拡散することを低減することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る遊技機を示す斜視図である。図2は、図1に示す遊技機の正面図である。図3は、図1に示す遊技機に備えられる遊技盤の正面図である。図4は、図1に示す遊技機に備えられる前扉のベース部を示す斜視図である。図5は、図4に示すベース部に取り付けられるスピーカホルダ及びスピーカの斜視図である。図6は、図1に示す遊技機に備えられる前扉の装飾部の装飾板を示す斜視図である。図7は、図6に示す装飾板の上部装飾部材を上方からみた斜視図である。図8は、図7に示す上部装飾部材を下方からみた斜視図である。図9は、図1に示す遊技機に備えられる前扉の装飾部の装飾カバーを示す斜視図である。
図1及び図2に示す遊技機1は、矩形状の枠本体10と、枠本体10の前側に開閉可能に配設された前枠20と、前枠20の前側の上方に開閉可能に配設され、遊技盤50(図3参照)の透明遊技盤60の遊技領域61の前方を覆う透明板72を有する前扉30と、前枠20の前側の下方に配設された受皿ユニット40とを備えている。
前枠20は、矩形状に形成され、ヒンジ機構Hを介して枠本体10に蝶着されている。そして、前枠20の内側には、遊技盤50(図3参照)が取り付けられる。
遊技盤50は、図3に示すように、遊技球Bが移動する遊技領域61を有する透明遊技盤60と、透明遊技盤60の裏面側に配設された図柄表示装置66とを備える。
透明遊技盤60は、透明な合成樹脂により平板状に形成されている。透明遊技盤60の遊技領域61には、遊技球Bを誘導する複数の遊技釘Pが配設されている。そして、透明遊技盤60の遊技領域61は、中心部の下方に配設された始動入賞口63と、始動入賞口63の下方に配設された大入賞口65とを備えている。
図柄表示装置66は、液晶ディスプレイ、EL(electroluminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ又はCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイにより構成される。図柄表示装置66は、透明遊技盤60の遊技領域61の全域に亘る表示領域67を有している。すなわち、図柄表示装置66の表示領域67と透明遊技盤60の遊技領域61とは、正面から見てほぼ一致しており、遊技者は、遊技領域61を介して表示領域67を視認することが可能となっている。
遊技機1では、始動入賞口63への遊技球Bの入賞を契機として、特賞状態を生起させるか否かを決定する大当たり抽選を行う。そして、遊技機1では、大当たり抽選の結果を、図柄を用いて図柄表示装置66の表示領域67に表示する。この際、図柄表示装置66の表示領域67では、大当たり抽選の結果の表示に伴って、図柄を変動表示する等の種々の演出が表示される。そして、図柄表示装置66の表示領域67に表示された図柄が大当たり図柄となった際には、大入賞口63が所定パターンで開閉し、遊技球Bを入賞することが可能な状態となる。さらに、大入賞口63への遊技球Bの入賞を検出した際には、入賞した遊技球Bの数に応じた賞球が受皿ユニット40に払い出される。
前扉30は、矩形状に形成され、ヒンジ機構Hを介して枠本体10に蝶着されている。そして、前扉30は、透明板72が取り付けられるベース部70と、ベース部70の前面の透明板72の周辺部に配設された一対のBGM用スピーカ80及び一つの音声用スピーカ81と、ベース部70の前方を覆う装飾部90とを有している。
ベース部70は、図4に示すように、矩形状の板状体により形成されている。ベース部70の中央部には、透明遊技盤60の遊技領域61を外側から視認することが可能な開口部71が設けられている。そして、ベース部70の裏面側には、ガラス、透明樹脂等により形成された透明板72が、開口部71を塞ぐように取り付けられている。また、ベース部70の開口部71の周囲には、電球やLEDなどからなる様々な色彩の大ランプ73a及び小ランプ73bが設けられており、遊技中の演出や機器の状態等とリンクして点灯又は点滅するように構成されている。
各BGM用スピーカ80は、図5に示すように、円形状のコーン部80aと、コーン部80aの裏面側に配設された駆動部80bと、コーン部80aの周囲に設けられたフランジ部80cと、フランジ部80cに設けられた4つのねじ孔80dとを有している。そして、両BGM用スピーカ80は、ベース部70の前面の上側の各角部にそれぞれ配設されている。各BGM用スピーカ80は、ベース部70に取り付けられたBGM用スピーカホルダ82を介してベース部70に配設されている。
各BGM用スピーカホルダ82は、図5に示すように、各BGM用スピーカ80を保持する保持孔82aを有する保持部82bと、保持部82bを支持する支持部82cとを有している。また、保持部82bの前面には、4つのねじ孔82dが設けられている。
そして、各BGM用スピーカ80は、駆動部80bが各BGM用スピーカホルダ82の保持孔82aに挿入され、フランジ部80cの裏面が保持部82bの前面に接触した状態で、フランジ部80cのねじ孔80d及び保持部82bのねじ孔82dに止め付けねじNを螺合することにより、各BGM用スピーカホルダ82に固定される。
ここで、各BGM用スピーカホルダ82の保持部82bの前面は、各BGM用スピーカホルダ82がベース部70の前面の透明板72の周辺部に取り付けられた状態で、透明板72側を向くように角度が調整されている。本実施の形態では、各BGM用スピーカホルダ82の保持部82bの前面は、各BGM用スピーカホルダ82がベース部70の前面の上側の各角部に取り付けられた状態で、下方かつ内側を向くように角度が調整されている。これにより、両BGM用スピーカ80は、両BGM用スピーカ80のコーン部80aから放射される音の中心軸がそれぞれ透明板72側に傾斜するように、ベース部70の前面の透明板72の周辺部にそれぞれ配設される。本実施の形態では、両BGM用スピーカ80は、両BGM用スピーカ80のコーン部80aから放射される音の中心軸がそれぞれ下方かつ互いに内側を向くように、ベース部70の前面の各角部にそれぞれ配設される。
音声用スピーカ81は、図4に示すように、左右方向に延びる楕円形状のコーン部81aと、コーン部81aの裏面側に配設された駆動部81bと、コーン部81aの周囲に設けられたフランジ部81cとを有している。そして、音声用スピーカ81は、ベース部70の開口部71の上方の左右方向中央部に配設されている。音声用スピーカ81は、ベース部70に取り付けられた音声用スピーカホルダ84を介してベース部70に配設されている。
音声用スピーカホルダ84は、図4に示すように、音声用スピーカ81のフランジ部81cを保持する一対の保持部84aと、各保持部84aをそれぞれ支持する一対の支持部84bとを有している。
そして、音声用スピーカ81は、フランジ部80cの左右方向の各端部が、音声用スピーカホルダ84の各保持部84aに保持されることにより、音声用スピーカホルダ84に固定される。また、音声用スピーカ81は、コーン部81aから放射される音の中心軸が下方を向くように、ベース部70の前面の開口部71の上方の左右方向中央部に配設される。
装飾部90は、ベース部70の前方を覆う装飾板91と、装飾板91の前方を覆う装飾カバー92とを有している。
装飾板91は、図6に示すように、ベース部70の上方の左右方向中央部を覆う上部装飾部材91aと、ベース部70の上側の各角部をそれぞれ覆う一対の角部装飾部材91bと、ベース部70の各側方から下方をそれぞれ覆う一対の側部装飾部材91cとを有している。装飾板91の前面には、銀色のメッキ塗装が施されている。装飾板91の中央部には、ベース部70の開口部71に対応する開口部93が設けられている。
図7及び図8に示すように、上部装飾部材91aには、前方に向かって膨出し、ベース部70に取り付けられた音声用スピーカ81を覆うスピーカ収容部94が設けられている。そして、スピーカ収容部94には、音声用スピーカ81のコーン部81aを露出させるスピーカ用開口部94aが設けられている。
図6に示すように、各角部装飾部材91aには、前方に向かって膨出し、ベース部70に取り付けられた各BGM用スピーカ80を覆うスピーカ収容部95が設けられている。そして、各スピーカ収容部95には、各BGM用スピーカ80のコーン部80aを露出させるスピーカ用開口部95aが設けられている。
図6に示すように、各側部装飾部材91cには、ベース部70に設けられた各ランプ73a,73bをそれぞれ露出させる複数のランプ用開口部96aが設けられている。また、各側部装飾部材91cの大ランプ73aを露出させるランプ用開口部96aの内側には、各大ランプ73aから照射される光が直接遊技者に対して当たることを防止するランプ用リブ96bが配設されている。
ここで、装飾板91のスピーカ用開口部94aと各スピーカ用開口部95aとの間には、前方に向かって突出するスピーカ用リブ94bが設けられている。本実施の形態では、スピーカ用リブ94bは、上部装飾部材91aのスピーカ収容部94の前側に、スピーカ用開口部94aの上方及び側方を囲むように一連に設けられている。なお、スピーカ用リブ94bは、装飾板91のスピーカ用開口部94aと各スピーカ用開口部95aとの間に設けられていればよく、スピーカ用開口部94aの全周を囲むように一連に設ける構成であっても構わない。また、スピーカ用リブ94bは、スピーカ用開口部94aの各側方に独立させて設ける構成であっても構わない。
装飾カバー92は、図9に示すように、ベース部70及び装飾板91の前方を覆うように形成されている。装飾カバー92は、透明又は半透明の樹脂により形成され、外側から装飾カバー92の内側に収容されている装飾板91を視認することができるようになっている。また、装飾カバー92の中央部には、ベース部70の開口部71に対応する開口部99が設けられている。そして、装飾カバー92には、前方に向かって膨出する膨出部97が設けられている。
膨出部97は、図9に示すように、透明遊技盤60の遊技領域61の上方及び側方を囲むように設けられている。また、膨出部97は、開口部96の上方及び装飾カバー92の各角部で前方に膨出する量が最も大きくなっており、各角部から下方にいくにしたがって前方に膨出する量が小さくなっている。そして、膨出部97は、ベース部70に取り付けられた両BGM用スピーカ80及び音声用スピーカ81の前方を覆っている。膨出部97には、各BGM用スピーカ80のコーン部80a及び音声用スピーカ81のコーン部81aから放射される音を通過させる音抜孔98が設けられている。ここで、音抜孔98は、各スピーカ80,81のコーン部80a,81aにより音が放射される方向にのみ設けられている。なお、本実施の形態では、膨出部97を、透明遊技盤60の遊技領域61の上方及び側方を囲むように設けているが、膨出部97は、透明遊技盤60の遊技領域61の少なくとも上方及び側方の上部に設けられていれば構わない。
次に、遊技機1の作用について説明する。
遊技機1では、始動入賞口63への遊技球Bの入賞を契機として、特賞状態を生起させるか否かを決定する大当たり抽選が行われ、大当たり抽選の結果が種々の演出を伴って図柄表示装置66の表示領域67に表示される。
また、遊技機1では、図柄表示装置66の表示領域67で表示される演出に合わせて、BGM、各種効果音等の音響による演出が、各BGM用スピーカ80及び音声用スピーカ81を用いて行われる。
ここで、遊技機1では、BGMを出力するBGM用スピーカ80と音声、効果音等を出力する音声用スピーカ81とを別個に設けている。これにより、BGMと音声等とが混ざり合うことを防止することができ、遊技者が音声等を聞き取りづらくなることを防止することが可能となる。
また、遊技機1では、装飾板91の上部装飾部材91aのスピーカ収容部94の前側に、スピーカ用開口部94aの周囲を囲むスピーカ用リブ94bが設けられている。これにより、膨出部97の内側で両BGM用スピーカ80から放射される音と音声用スピーカ81から放射される音とが干渉することを防止することが可能となる。また、スピーカ用リブ94bを、装飾カバー92の内側ではなく、装飾板91に設けることにより、装飾カバー92を容易に成形することが可能となる。
そして、遊技機1では、両BGM用スピーカ80及び音声用スピーカ81が、ベース部の前面に取り付けられている。また、両BGM用スピーカ80が、両BGM用スピーカ80のコーン部80aから放射される音の中心軸がそれぞれ下方かつ互いに内側を向くように、ベース部70の各角部にそれぞれ配設されている。さらに、音声用スピーカ81が、コーン部81aから放射される音の中心軸が下方を向くように、ベース部70の開口部71の上方の左右方向中央部に配設されている。これにより、各スピーカ80,81から放射される音が、遊技機1の透明遊技盤60の遊技領域61の前方に位置する遊技者の頭上に近い位置から遊技者に対して伝達されるため、各スピーカ80,81から放射される音による演出を効果的に行うことが可能となる。
また、遊技機1では、両BGM用スピーカ80及び音声用スピーカ81の前方を覆う膨出部97が、透明遊技盤60の遊技領域61の上方及び側方を囲むように設けられている。また、音抜孔98が、各スピーカ80,81のコーン部80a,81aにより音が放射される方向にのみ設けられている。これにより、膨出部97が、各スピーカ80,81のコーン部80a,81aから放射された音が透明遊技盤60の遊技領域61の周囲に拡散することを低減する。したがって、隣り合う遊技機1の音が互いに干渉し合うことを防止することができ、遊技者に対する音響による演出の効果が低減することを防止することが可能となる。
また、遊技機1では、各スピーカ80,81が、ホルダ82,84を介してベース部70に配設されている。これにより、ベース部70の構成を単純化することができるとともに、各スピーカ80,81の設置を容易に行うことが可能となる。
さらに、遊技機1では、装飾部90が、装飾板91と、装飾板91の前方を覆う装飾カバー92とを有している。また、装飾カバー92が、透明又は半透明の樹脂により形成され、外側から装飾カバー92の内側に収容されている装飾板91を視認することができるようになっている。これにより、装飾部90の装飾性を向上させることが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。
例えば、本実施の形態では、BGMを出力するBGM用スピーカ80と音声、効果音等を出力する音声用スピーカ81とを別個に設けている。しかしながら、音声用スピーカ81を設けずに、両BGM用スピーカ80によりBGM及び音声等を出力する構成としても構わない。
また、本実施の形態では、両BGM用スピーカ80が、ベース部70の上側の各角部にそれぞれ配設されている。しかしながら、両BGM用スピーカ80を配置する位置は、適宜変更することが可能である。例えば、両BGM用スピーカ80を、ベース部70の下側の各角部にそれぞれ配設する構成を採用しても構わない。この場合、両BGM用スピーカ80は、両BGM用スピーカ80のコーン部80aから放射される音の中心軸がそれぞれ上方かつ互いに内側を向くようにそれぞれ配設される。また、両BGM用スピーカ80を、それぞれ上下方向に長く構成し、ベース部70の開口部71の左右方向側方にそれぞれ配設する構成を採用しても構わない。この場合、両BGM用スピーカ80は、両BGM用スピーカ80のコーン部80aから放射される音の中心軸が互いに内側を向くようにそれぞれ配設される。
また、本実施の形態では、音声用スピーカ81が、ベース部70の前面の開口部71の上方の左右方向中央部に配設されている。しかしながら、音声用スピーカ81を配置する位置は、適宜変更することが可能である。例えば、音声用スピーカ81を、ベース部70の前面の開口部71の下方の左右方向中央部に配設する構成を採用しても構わない。この場合、音声用スピーカ81は、コーン部81aから放射される音の中心軸が上方を向くように配設される。
また、本実施の形態では、前扉30が、一対のBGM用スピーカ80及び一つの音声用スピーカ81とを有する構成を採用している。しかしながら、BGM用スピーカ80の数及び音声用スピーカ81の数は適宜変更することが可能であり、例えば、BGM用スピーカ80を一つ有する構成としても構わず、音声用スピーカ81を2つ以上有する構成としても構わない。
さらに、本実施の形態では、装飾部90が、ベース部70の前方を覆う装飾板91と、装飾板91の前方を覆う装飾カバー92とを有する構成としている。しかしながら、装飾板91を設けずに、装飾カバー92のみにより装飾部90を構成しても構わない。この場合、ベース部70の音声用スピーカ81と各BGM用スピーカ80との間には、前方に向かって突出するスピーカ用リブが設けられる。なお、このスピーカ用リブは、音声用スピーカ81と各BGM用スピーカ80との間に設けられていればよく、音声用スピーカ81の全周を囲むように一連に設ける構成であっても、音声用スピーカ81の各側方に独立させて設ける構成であっても構わない。これにより、装飾部90の内側で両BGM用スピーカ80から放射される音と音声用スピーカ81から放射される音とが干渉することを防止することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る遊技機を示す斜視図である。 図1に示す遊技機の正面図である。 図1に示す遊技機に備えられる遊技盤の正面図である。 図1に示す遊技機に備えられる前扉のベース部を示す斜視図である。 図4に示すベース部に取り付けられるスピーカホルダ及びスピーカの斜視図である。 図1に示す遊技機に備えられる前扉の装飾部の装飾板を示す斜視図である。 図6に示す装飾板の上部装飾部材を上方からみた斜視図である。 図7に示す上部装飾部材を下方からみた斜視図である。 図1に示す遊技機に備えられる前扉の装飾部の装飾カバーを示す斜視図である。
符号の説明
1 遊技機
10 枠本体
20 前枠
30 前扉
40 受皿ユニット
50 遊技盤
60 透明遊技盤
61 遊技領域
H ヒンジ機構
B 遊技球
P 遊技釘
63 始動入賞口
65 大入賞口
66 図柄表示装置
67 表示領域
70 ベース部
71 開口部
72 透明板
73a 大ランプ
73b 小ランプ
80 BGM用スピーカ
80a コーン部
80b 駆動部
80c フランジ部
80d ねじ孔
81 音声用スピーカ
81a コーン部
81b 駆動部
81c フランジ部
82 BGM用スピーカホルダ
82a 保持孔
82b 保持部
82c 支持部
82d ねじ孔
N 止め付けねじ
84 音声用スピーカホルダ
84a 保持部
84b 支持部
90 装飾部
91 装飾板
91a 上部装飾部材
91b 角部装飾部材
91c 側部装飾部材
92 装飾カバー
93 開口部
94 スピーカ収容部
94a スピーカ用開口部
94b スピーカ用リブ
95 スピーカ収容部
95a スピーカ用開口部
96a ランプ用開口部
96b ランプ用リブ
97 膨出部
98 音抜孔
99 開口部

Claims (4)

  1. 遊技盤が取り付けられる前枠と、
    前記前枠の前側に開閉可能に配設され、前記遊技盤の遊技領域の前方を覆う透明板を有する前扉と、
    を備える遊技機であって、
    前記前扉は、前記透明板が取り付けられるベース部と、該ベース部の前面の前記透明板の周辺部に配設されたスピーカと、前記スピーカから放射される音を通過させる音抜孔を有し、前記スピーカの前方を覆う膨出部が設けられた装飾部と、を有し、
    前記スピーカは、該スピーカから放射される音の中心軸が前記透明板側に傾斜するように配設され、
    前記音抜孔は、前記スピーカにより音が放射される方向にのみ設けられていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記スピーカは、ベース部に取り付けられたホルダを介して配設されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記装飾部は、前記ベース部の前方を覆う装飾板と、該装飾板の前方を覆う装飾カバーと、を有し、
    前記膨出部が、前記装飾カバーに設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 一対の前記スピーカを備え、
    前記両スピーカは、該両スピーカから放射される音の中心軸がそれぞれ下方かつ互いに内側を向くように、前記ベース部の上側の各角部にそれぞれ配設され、
    前記膨出部は、前記遊技領域の少なくとも上方及び側方の上部を囲むように設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の遊技機。
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