JP2009095142A - リニアモータ、駆動ステージおよびxy駆動ステージ - Google Patents

リニアモータ、駆動ステージおよびxy駆動ステージ Download PDF

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Abstract

【課題】電機子ユニットの配置方法を工夫することによって固定子と可動子との間に働く磁気吸引力を機械的に相殺し、組立を簡単にしたリニアモータを提供する。
【解決手段】リニアモータ51は、進行方向に沿って複数の磁石を配置した一次側部材(図示せず)と、進行方向に沿ってコアと電機子巻線からなる電機子ユニットA,B,Cを配置するとともに各電機子ユニットA,B,C間にスペーサ21を介在させた二次側部材とによって構成され、一次側部材と二次側部材が相対的に移動するようになっている。このような構成において、側面部材20bをY方向にスライドさせると、側面部材20bの凹部22a2とスペーサ21の凸部22b2が嵌まり合って楔形に組み合わされる。また、上面部材20aをX方向にスライドすると凹部22a1と凸部22b1が嵌まり合って楔形に組み合わされる。よって電機子ユニットA,B,Cとスペーサ21が一体化される。
【選択図】図1

Description

本発明は、簡易な構造を有し容易に高精度の組立が可能であるリニアモータ、ならびに、そのリニアモータを用いた信頼性の高い駆動ステージおよびXY駆動ステージに関する。
従来のリニアモータは、回転電機を切り開いて直線状に展開した構成を有し、例えば、電機子巻線を有する固定子と、その固定子と空隙(エアギャップ)を隔てて相対的に移動可能に支持された永久磁石を有する可動子とによって構成されている。したがって、固定子と可動子との間には大きい磁気吸引力が働き、この磁気吸引力に抗してエアギャップを一定に保つために支持機構の負担が大きく、リニアモータやリニアモータを用いた装置の小型化や簡素化が難しい問題点があった。
そこで、このような問題を解決するために、固定子と可動子との間に働く磁気吸引力を相殺して、可動子の支持機構への負担軽減を図ったリニアモータが開示されている(例えば、特許文献1参照)。このリニアモータは、C型ヨークに電機子巻線を有する固定子が、空隙を介し可動子を挟むように配置して相殺磁力を発生させ、可動子の支持機構への負担を軽くすることによって、小型化および信頼性の向上を図ったものである。
特開平10−174418号公報(段落[0006]、および図1〜図4参照)
しかしながら、前記従来のリニアモータは、電機子ユニットと可動子の間に磁気吸引力が一方向に働くため、可動子の支持機構に大きな負担がかかり、リニアモータの構造に歪みが生じ、動作精度が低下する問題点があった。また、1つの固定子ユニットに複数の巻線が巻回され、さらに、隣接する固定子磁極には相異なる巻線が巻回される構造になっているため、リニアモータ全体の構造が複雑になる問題点があった。さらに、固定子と可動子との間に働く大きい磁気吸引力に抗し、エアギャップを一定に保つために、精密加工した部品同士の組立精度を高くする必要があり、また、ボルトなどを用いて締め付け箇所を多くする必要があるので組立工数が多くなる問題点があった。
また、前記リニアモータ(特許文献1に記載)は、可動子の支持機構への負担を軽くするために固定子と可動子との間に働く磁気吸引力を相殺しているため、リニアモータの駆動方向の磁気吸引力も減少してしまうので、リニアモータの効率が低下してしまう問題点があった。また、1つの固定子ユニットに複数の電機子巻線が巻回されているために構造が複雑になる問題点があった。さらに、このリニアモータでは、隣接する固定子磁極には、磁極の相違した電機子巻線が巻回される構造になっているため、それぞれの固定子の占有スペースおよび磁気ピッチを広くするため容積効率が悪くなり、小型化が困難である問題点があった。
本発明は、前記した問題点に鑑みてなされたものであり、簡易な構造を有し容易に高精度の組立が可能であるリニアモータ、ならびに、そのリニアモータを用いた信頼性の高い駆動ステージおよびXY駆動ステージを提供することを目的とする。
前記した目的を達成するために、本発明によるリニアモータは、複数の磁石を進行方向に沿って配置した一次側部材と、電機子ユニットおよびスペーサを前記進行方向に沿って配置した二次側部材と、を備え、一次側部材と二次側部材とが相対移動するリニアモータであって、二次側部材はアリガタまたはアリミゾからなる第1の凹凸形状部を有し、第1の凹凸形状部に嵌め合いうる形状のアリミゾまたはアリガタからなる第2の凹凸形状部を有する外装部材を備え、第2の凹凸形状部と第1の凹凸形状部とを嵌め合わせ、外装部材によって前記電機子ユニットと前記スペーサとを一体に保持したことを特徴とする。なお、第1の凹凸形状部は、二次側部材を構成するスペーサや電機子ユニットに形成してもよい。
本発明によれば、簡易な構造を有し容易に高精度の組立が可能であるリニアモータ、ならびに、そのリニアモータを用いた信頼性の高い駆動ステージおよびXY駆動ステージを提供できる。
次に、本発明による各実施形態について、添付した図面を参照し詳細に説明する。なお、同一または実質的に同一の構成要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略することがある。
《第1実施形態》
図1は、本発明による第1実施形態に係るリニアモータ51の組立展開図である。
図1に示すように、電機子ユニットA、電機子ユニットB、および電機子ユニットCの間には、それぞれ、スペーサ21が進行方向(Y方向)に沿って配置され、各スペーサ21の側面にはそれぞれ凸部(第1の凹凸形状部)22b1、22b2が付設されている。そして、凸部22b1に嵌まり合うような凹部(第2の凹凸形状部)22a1を備えたX方向にスライドする上面部材(外装部材)20aと、凸部22b2に嵌まり合うような凹部(第2の凹凸形状部)22a2を備えたY方向にスライドする側面部材(外装部材)20bとが、電機子ユニットA,B,Cとスペーサ21を一体化する構造になっている。なお、側面部材20bには凸部(第3の凹凸形状部)22b1′が設けられていて、この凸部22b1′が上面部材20aの凹部22a1と嵌まり合うようになっている。
凹部22a1は、この図のX方向から観察すると、スペーサ21との取り付け面から億部に向かうに従って、その幅が広がった楔状を成している。そのほか、凹部22a2など他の凸部も、他の部材との取り付け面から突出するに従って、その幅が広がった楔状を成している。
また、凸部22b1,22b1′は、この図のX方向から観察すると、側面部材20b,上面部材20aとの取り付け面から突出するに従って、その幅が広がった楔状を成している。そのほか、凸部22b2など他の凸部も、他の部材との取り付け面から突出するに従って、その幅が広がった楔状を成している。
つまり、凹部22a1などの各凹部は、いわゆるアリミゾとして働き、凸部22b1などの凹部は、いわゆるアリガタとして働く。したがって、各凹部と各凸部の嵌り合いは、アリミゾ−アリガタの関係にある。
この形状により、上面部材20aと、電機子ユニットA,B,Cおよびスペーサ21とをX方向に摺動させて組み付けると、凹部22a1に凸部22b1が嵌り合う。このとき、凹部22a1は、凸部22b1の基部に向かってすぼまっていて(つまり、奥部に向かって広がっていて)、凸部22b1は、凹部22a1の出口部(奥部の反対側)に向かって広がっている。このため、凸部22b1と、凹部22a1とが脱出しにくく、また、高精度に組み上げられる。
図2は、図1に示す組立展開図に基づいて組み立てられたリニアモータ51の組立工程図である。
図2に示すように、各電機子ユニットA,B,Cの間に配置されたスペーサ21の凸部22b2に合わせて、側面部材20bの凹部22a2が側面に嵌め合わされて側面部材20bが組み立てられ、側面部材20bの貫通穴31bにボルト(締結手段)30が挿入されスペーサ21に締め付けられる。同様にして、この工程において、各電機子ユニットA,B,Cの間に配置されたスペーサ21の凸部22b1および側面部材20bの凸部22b1′に合わせて、上面部材20aの凹部22a1が上面に嵌め合わされて上面部材20aが組み立てられ、上面部材20aの貫通穴31aにボルト30が挿入されてスペーサ21に締め付けられる。
図3は、図2の工程図に基づいて組み立てられたリニアモータ51の組立完成図である。
図3では、スペーサ21の凸部22b1と上面部材20aの凹部22a1、およびスペーサ21の凸部22b2と側面部材20bの凹部22a2が組み合わされた状態を示す。すなわち、図3に示すリニアモータ51は、スペーサ21の凸部22b1に合わせて嵌め合わされる凹部22a1を備えたX方向の上面部材20aと、スペーサ21の凸部22b2に合わせて嵌め合わされる凹部22a2を備えたY方向の側面部材20bの2枚の部材が凹凸形状部の楔(くさび)形に組み立てられ、それぞれボルト30によってスペーサ21に締め付けられた状態を示している。なお、各上面部材20a、20bとスペーサ21とを固着するには、ボルト30のほか、例えば、ピン、リベット、接着剤などを用いたり、ロウ付けや溶接などを行ったり、これらを組み合わせてもよい。
また、電機子ユニットA,B,Cに凸部(第1の凹凸形状部;図示せず)を備え、その凸部に嵌合する凹部(第2の凹凸形状部;図示せず)を上面部材20aおよび側面部材20bに設けることにより、スペーサ21の凸部22b2と組み合わせてボルト30などで締め付けてもよい。もちろん、電機子ユニットA,B,Cにも締め付けボルト30などが使用できるように、タップで雌ねじを切ったり、ピン穴などを設けて、組み立てるようにする。また、Y方向の側面部材20bとX方向の上面部材20aをL字状の1枚のL字型部材20c(図16を参照して後記)で構成してスペーサ21と組み合わせてもよい。
なお、[特許請求の範囲]の[請求項1]から[請求項4]でいう二次側部材とは、電機子ユニットA,B,Cとスペーサ21であり、外装部材とは、上面部材20a、側面部材20b、および上面部材20aと側面部材20bが一体化されたL字型部材20c(後記)である。また、第1の凹凸形状部とは、電機子ユニットA,B,Cとスペーサ21からなる二次側部材に形成された凹部または凸部であり、第2の凹凸形状部とは、上面部材20aや側面部材20bなどの外装部材に形成された凸部または凹部である。
したがって、第1実施形態のリニアモータ51では、電機子ユニットA,B,Cとスペーサ21からなる二次側部材に第1の凹凸形状部を設け、上面部材20aや側面部材20bなどの外装部材に第1の凹凸形状部に嵌まり合う第2の凹凸形状部を設けた構成で、外装部材に形成された第2の凹凸形状部が、電機子ユニットA,B,Cやスペーサ21などに形成された第1の凹凸形状部に嵌まり合うことにより、電機子ユニットA,B,Cとスペーサ21を一体化している。
図4は、本発明による第1実施形態に係るリニアモータ51において、凸部と凹部の嵌め合いを示す楔形組み合わせの概略図である。
図4に示すように、スペーサ21には末広がり形状の凸部22b1が設けられ、上面部材20aには末つぼみ形状の凹部22a1が設けられていて、スペーサ21と上面部材20aを相対的にスライドさせると凸部22b1と凹部22a1が楔形に組み合わされる。なお、スペーサ21に凹部を設け、上面部材20aに凸部を設けてもよい。また、図4では示されていないが、側面部材20bの凹部22a2とスペーサ21の凸部22b2も同様にして楔形に組み合わされる。すなわち、それぞれの凸部と凹部は相互に楔形に嵌まり合うように形成されている。
ここで、図1、図2に示すスペーサ21の間隔について説明する。電機子ユニットA,B,Cが直列に複数個並べられ、それらの電機子ユニットA,B,Cの磁極ピッチをP、隣り合う電機子ユニットを配置可能な範囲で自由に選べる正の整数をk(但し、k=1,2,…)、リニアモータの相数をM(但し、M=2,3,4,…)としたとき、隣り合う電機子ユニットの磁極歯の間に介在されるスペーサ21の間隔SPは、次の式(1)で表わされる。
SP=(k・P+P/M) (1)
図5は、本発明による第1実施形態に係るリニアモータ51の一次側部材と二次側部材の断面構成図である。
図5に示すように、リニアモータ51は、リング状コア(コア)1に電機子巻線4を有する電機子ユニット16と、複数の磁石を有する一次側部材2とが相対的に移動可能に構成されている。なお、電機子ユニット16は、図1で示した電機子ユニットA,B,Cに相当するものである。したがって、図5の破線で示す部分は、図1の電機子ユニットA,B,Cに示すように、実線で示す電機子ユニット16の背面側に対向配置された電機子ユニットA,B,Cの一部を示している。
また、一次側部材2を構成する複数の磁石7(後記)が、永久磁石によって構成されている場合について図示するが、これら複数の磁石7を電磁石で構成するか、電磁石および永久磁石を組み合わせて構成してもよい。リニアモータ51の電機子ユニット16は、リング状コア1、電機子歯3、および電機子巻線4で磁気回路を構成し、リング状コア1の一部には、空隙Gを介して一次側部材2の永久磁石(図示せず)の表面および裏面の両面に対向した電機子歯3にスリット溝10が配置されている。そして、電機子歯3のスリット溝10に沿って、走行可能な凸部材11が一次側部材2の磁石7面に付設されている。
また、リング状コア1の一部には、空隙Gを介して一次側部材2の永久磁石の表面および裏面の両面に対向して電機子歯3が配置され、一次側部材2の永久磁石の長手方向(つまり、紙表から紙裏に向かう方向)に沿ってガイドレール230が備えられ、そのガイドレール230に合わせて支持機構231がリング状コア1側に配置されている。また、リング状コア1の四隅にはボルト(図示せず)を挿通するための貫通穴8が設けられ、複数のリング状コア1が平行に組み立てられるようになっている。
なお、一次側部材2の両脇には支持機構231が配置されているが、この支持機構231の形状と可動子のガイドレール(図示せず)とは共通に組み合わせて構成してもよい。また、支持機構231の支持方法についても、空気静圧軸受け、油静圧軸受けなどによる非接触支持方法でもよいし、平面摺動やリニアガイドレールなどで支持する支持方法でもよい。
図5において、紙表から紙裏に向かう(または紙裏から紙表に向かう)進行方向に沿って配置された複数の電機子ユニット16(つまり、図1の電機子ユニットA,B,C)と複数のスペーサ21(図1、図2参照)は、貫通穴8にボルト(図示せず)を挿通して一体的に締め付けられる。このとき、強度や剛性の低いボルトで締め付けると、電機子ユニット16にねじれなどの変形が生じ易いので、充分な強度および剛性を有するボルトを用いる。
《第2実施形態》
図6は、本発明による第2実施形態に係るリニアモータ52の構成図であり、図6(a)は一次側部材と二次側部材の断面構成図であり、図6(b)は図6(a)に示す二次側部材の斜視図である。
すなわち、図6(a)は、図5に示すリニアモータ51から貫通穴8、ガイドレール230などを省いた構造を示し、図6(b)は、前部リング状コア1aと後部リング状コア1bに電機子巻線4が共通に巻かれた概念を示している。図6(b)に示すように、1組の電機子ユニットごとに、前部リング状コア1aの電機子歯3の向きと後部リング状コア1bの電機子歯3の向きが勝手違いになるように、前部リング状コア1aと後部リング状コア1bを対向配置し、前部リング状コア1aと後部リング状コア1bを共通にして電機子巻線4を巻回している。
図7(a)は、本発明による第2実施形態に係るリニアモータ52の概念を示す斜視図であり、図7(b)は、図7(a)に示す一次側部材2を永久磁石にしたときの斜視図である。
すなわち、図7(a)に示す一次側部材2は可動子であって、図7(b)に示すように、磁石7が進行方向に沿ってN極、S極、N極、S極を繰り返すように配置されている。このような構成によって、リニアモータ52は、電機子歯3と一次側部材2の永久磁石の各磁極が対向しながら、N、Sのピッチ間隔で直線方向にステッピング駆動する。
《第3実施形態》
前記した図1から図3では、スペーサ21に凸部22b1、22b2を備え、上面部材20aおよび側面部材20bに凹部22a1、22a2を備えて、上面部材20aと側面部材20bによるX方向とY方向の2面加工の組み合わせを行ったが、第3実施形態では、上面部材20aと側面部材20b′によるX方向とZ方向の2面加工の組み合わせを行う場合について説明する。
図8は、本発明による第3実施形態に係るリニアモータ53の組立展開図である。
すなわち、図8は、上面部材20aと側面部材20b′とを用いたX方向とZ方向の2面加工によって、電機子ユニットA,B,Cとスペーサ21を組み合わせる場合の展開図を示している。図8に示すように、電機子ユニットA、電機子ユニットB、および電機子ユニットCの間には、それぞれ、スペーサ21が進行方向に沿って配置され、各スペーサ21の側面にはそれぞれ凸部22b1、22b3が付設されている。そして、凸部22b1に嵌まり合うような凹部22a1を備えたX方向にスライドする上面部材20aと、凸部22b3に嵌まり合うような凹部22a3を備えたZ方向にスライドする側面部材20b′とが、電機子ユニットA,B,Cとスペーサ21を一体化する構造になっている。
図9は、図8に示す組立展開図に基づいて組み立てられたリニアモータ53の組立工程図である。
すなわち、図9は、スペーサ21の凸部22b3に嵌まり合う凹部22a3を備えた側面部材20b′を上下方向に(Z方向)に組み合わせた概略を示し、続いて、スペーサ21の凸部22b1に嵌まり合う凹部22a1を備えた上面部材20aを平面方向に(X方向)に組み合わせる工程を示している。
図10は、図9の組立工程図に基づいて組み立てられたリニアモータ53の組立完成図である。
すなわち、図10は、側面部材20b′をZ方向にスライドさせて該当する凸部と凹部を楔形に嵌め合わせ、さらに、上面部材20aをX方向にスライドさせて該当する凸部と凹部を楔形に嵌め合わせて、側面部材20b′と上面部材20aを2面楔加工で組み合わせ、必要箇所をボルト30で締め付けて固定した状態を示している。
《第4実施形態》
図11は、本発明による第4実施形態に係るリニアモータ54の組立展開図である。
すなわち、図11に示すように、電機子ユニットA,B,Cやスペーサ21に位置決め凹部23bを備え、上面部材20aに位置決め凹部23bに嵌まり合う位置決め凸部23aを備えれば、電機子ユニットA,B,Cやスペーサ21に対して上面部材20aを容易に位置決めして取り付けることができる。
図12は、図11における上面部材20aとスペーサ21の位置決め要部を示す概念図であり、図12(a)は組み立て前の状態、図12(b)は組み立て後の状態を示している。
すなわち、図12(a)に示すように、上面部材20aは位置決め凸部23aを備えており、スペーサ21は位置決め凸部23aが嵌まり合う位置に位置決め凹部23bを備えている。これによって、図12(b)に示すように、上面部材20aとスペーサ21を正確に位置決めして組み合わせることができる。
図13は、本発明による第4実施形態に係るリニアモータ54の変形例を示す組立展開図である。
すなわち、図13のリニアモータ54bは、図11の構成に加えて、上面部材20aの表面側にも位置決め凸部23a′を備えている。このようにして、上面部材20aの表面と裏面の両面に位置決め凸部23a、23a′を備えておくと、例えば、大型のXY駆動ステージ(図示せず)に本実施形態のリニアモータ54bを取り付ける場合、そのXY駆動ステージの一部に位置決め凸部23a′に嵌まり合う位置決め凹部(図示せず)を備えれば、凹凸形状部が嵌まり合う位置決め機能によって組み立てることができる。したがって、リニアモータ54bとXY駆動ステージ本体との位置決めを簡単に行うことができ、また、リニアモータ54bとXY駆動ステージ本体との剛性を高くすることができる。
《第5実施形態》
図14は、本発明による第5実施形態において、リニアモータ51をXY駆動ステージ55に結合する場合の全体構成図である。
すなわち、図14は、両側に配置した2本のY軸103,104の上部に1本のX軸105を組み合わせたXY駆動ステージ55を示している。Y軸104において、凸部(第6/第7の凹凸形状部)を有するリニアモータ側部材100aが、凹部(第6/第7の凹凸形状部)を有するXY駆動ステージ側部材100bと凹凸形状部で嵌まり合い、楔形に組み立てられている。また、凹部を有するY軸側部材101bと凸部を有するX軸側部材101aとが凹凸形状部で嵌まり合い、楔形に組み立てられている。このようにすることによって部品同士の組み合わせ位置決めが簡単になり、かつ、リニアモータとXY駆動ステージ本体との剛性を強くすることができる。
図15は、図14におけるY軸104とX軸105の嵌め合い部分の組立展開図である。
図15に示すように、XY駆動ステージ55において、Y軸104に配置された凹部を有するY軸側部材101bと、X軸105に配置された凸部を有するX軸側部材101aとを相対的にY軸方向にスライドさせると、凹凸形状部で嵌まり合う機能によってY軸104側とX軸105側が楔形に組み立てられる。
《第6実施形態》
図16は、本発明による第6実施形態に係るリニアモータ56の組立展開図である。
第6実施形態では、図1に示すY方向の側面部材20bとX方向の上面部材20aをL字状の1枚のL字型部材20cで構成して、スペーサ21および電機子ユニットA,B,Cと組み合わせたものである。すなわち、図16に示すように、L字型部材(外装部材)20cとスペーサ21および電機子ユニットA,B,Cの構成体を相対的にスライドさせれば、L字型部材20cの凹部(第2の凹凸形状部)22a4とスペーサ21の凸部(第1の凹凸形状部)22b4が嵌まり合って、L字型部材20cとスペーサ21および電機子ユニットA,B,Cの構成体を楔形に組み立てることができる。組み立てた後はボルト30を貫通穴31cに挿通して締め付け固定する。
《比較例》
図17は、比較例によるリニアモータ59の組立展開図である。
図17に示すように、電機子ユニットA,B,Cおよびスペーサ210からなるリニアモータ59の側面に当てる側面部材220bおよび上面に当てる上面部材220aには、多数の貫通穴310が設けられていて、多数のボルト300によってスペーサ210に締め付けられる。このとき、各ボルト300を締め付ける力を均等にして、電機子ユニットA,B,Cとスペーサ210を垂直・水平に保ちながら高精度に一体化しなければならないので、リニアモータ59の組立加工が極めて難しい。また、部品点数も多くなるので、組立工数が多くなるとともに故障率も高くなる。
ところが、本発明による各本実施形態のリニアモータ51,52,53,54,54b、56(以降、リニアモータ50と総称する。)においては、極めて少ない部品点数により、可動子が永久磁石側で固定子が電機子巻線側とした組み合わせと、可動子が電機子巻線側で固定子が永久磁石側とした組み合わせの両方を実現することができる。したがって、本実施形態によれば、少ない組立工数で高精度なリニアモータ50を組み立てることができるとともに故障率が減少し、信頼性が向上する。
なお、前記した各実施形態以外に、各実施形態の一部だけを採用する組み合わせによってリニアモータ50を組み立てることもできる。また、各実施形態で用いた図面で示したリニアモータ50の各構成要素は、その記載された図番を跨って、構成要素を組み合わてもよいし、それらの構成要素の組み合わせをハイブリッド化したりモールド化したりして、一体に形成してもよい。
本発明による各実施形態によれば、進行方向に沿って配置されたコアと電機子巻線4からなる電機子ユニットA,B,Cと、その電機子ユニットA,B,Cの間に介在したスペーサ21とを外装部材(上面部材20a,側面部材20b,20b′,L字型部材20c)によって一体化する場合、電機子ユニットA,B,Cとスペーサ21とを垂直および水平に保ちながら一体化することが簡単にでき、かつ、電機子ユニットA,B,Cと外装部材との剛性を高くすることができる。すなわち、リニアモータ50の固定子(つまり、電機子ユニットA,B,Cやスペーサ21などの二次側部材)と可動子(つまり、一次側部材)との間に働く磁気吸引力による変形を、二次側部材の第1の凹凸形状部と外装部材の第2の凹凸形状部との嵌め合いによって機械的に抑圧することができる。これによって、固定子と可動子との間に働く磁気吸引力によってリニアモータ50の構造体が歪みにくくなる。また、リニアモータ50とXY駆動ステージ本体との剛性も大きくなるので、リニアモータ50をXY駆動ステージ55に適用した場合も組み立ての位置決めが簡単になり、高精度なXY駆動ステージ55を構成できる。
本発明によるリニアモータは、少ない部品点数で高精度に組み立てることができるので、XY駆動ステージのほか、さまざまな精密工作機械やNC工作機械などに有効に利用することができる。
本発明による第1実施形態に係るリニアモータの組立展開図である。 図1に示す組立展開図に基づいて組み立てられたリニアモータの組立工程図である。 図2の工程図に基づいて組み立てられたリニアモータの組立完成図である。 本発明による第1実施形態に係るリニアモータにおいて、凸部と凹部の嵌め合いを示す楔形組み合わせの概略図である。 本発明による第1実施形態に係るリニアモータの一次側部材と二次側部材の断面構成図である。 本発明による第2実施形態に係るリニアモータの構成図であり、(a)は一次側部材と二次側部材の断面構成図、(b)は(a)に示す二次側部材の斜視図である。 (a)は本発明による第2実施形態に係るリニアモータの概念を示す斜視図であり、(b)は(a)に示す一次側部材を永久磁石にしたときの斜視図である。 本発明による第3実施形態に係るリニアモータの組立展開図である。 図8に示す組立展開図に基づいて組み立てられたリニアモータの組立工程図である。 図9の組立工程図に基づいて組み立てられたリニアモータの組立完成図である。 本発明による第4実施形態に係るリニアモータの組立展開図である。 図11における上面部材とスペーサの位置決め要部を示す概念図であり、(a)は組み立て前の状態、(b)は組み立て後の状態を示す。 本発明による第4実施形態に係るリニアモータの変形例を示す組立展開図である。 本発明による第5実施形態において、リニアモータをXY駆動ステージに結合する場合の全体構成図である。 図14におけるY軸とX軸の嵌め合い部分の組立展開図である。 本発明による第6実施形態に係るリニアモータの組立展開図である。 比較例によるリニアモータの組立展開図である。
符号の説明
1 リング状コア(コア)
1a 前部リング状コア
1b 後部リング状コア
2 一次側部材
3 電機子歯
4 電機子巻線
7 磁石
8、31a、31b、31c 貫通穴
10スリット溝
11 凸部材
51 リニアモータ
16、A、B、C 電機子ユニット
20a 上面部材
20b、20b′ 側面部材
20c L字型部材
21 スペーサ
22a1、22a2、22a3、22a4 凹部
22b1、22b1′、22b2、23b3、22b4 凸部
23a、23a′ 位置決め凸部
23b 位置決め凹部
30 ボルト
50(51、52、53、54、54b、56) リニアモータ(本実施形態)
59 リニアモータ(比較例)
100a 凸部を有するリニアモータ側部材
100b 凹部を有するXYステージ側部材
101a 凹部を有するX軸側部材
101b 凹部を有するY軸側部材
103,104 Y軸
105 X軸
230 ガイドレール
231 支持機構

Claims (12)

  1. 複数の磁石を進行方向に沿って配置した一次側部材と、コアおよび電機子巻線からなる電機子ユニットならびに当該電機子ユニット間に介挿したスペーサを前記進行方向に沿って配置した二次側部材と、外装部材と、を備え、前記一次側部材と前記二次側部材とが相対移動するリニアモータであって、
    前記二次側部材はアリガタまたはアリミゾからなる第1の凹凸形状部を有し、
    前記外装部材は前記第1の凹凸形状部に嵌め合いうる形状のアリミゾまたはアリガタからなる第2の凹凸形状部を有し、
    前記第2の凹凸形状部と前記第1の凹凸形状部とを嵌め合わせ、前記外装部材によって前記電機子ユニットと前記スペーサとを一体に保持したことを特徴とするリニアモータ。
  2. 複数の磁石を進行方向に沿って配置した一次側部材と、コアおよび電機子巻線からなる電機子ユニットならびに当該電機子ユニット間に介挿したスペーサを前記進行方向に沿って配置した二次側部材と、外装部材と、を備え、前記一次側部材と前記二次側部材とが相対移動するリニアモータであって、
    前記スペーサはアリガタまたはアリミゾからなる第1の凹凸形状部を有し、
    前記外装部材は前記第1の凹凸形状部に嵌め合いうる形状のアリミゾまたはアリガタからなる第2の凹凸形状部を有し、
    前記第2の凹凸形状部と前記第1の凹凸形状部とを嵌め合わせ、前記外装部材によって前記電機子ユニットと前記スペーサとを一体に保持したことを特徴とするリニアモータ。
  3. 複数の磁石を進行方向に沿って配置した一次側部材と、コアおよび電機子巻線からなる電機子ユニットならびに当該電機子ユニット間に介挿したスペーサを前記進行方向に沿って配置した二次側部材と、外装部材と、を備え、前記一次側部材と前記二次側部材とが相対移動するリニアモータであって、
    前記電機子ユニットはアリガタまたはアリミゾからなる第1の凹凸形状部を有し、
    前記外装部材は前記第1の凹凸形状部に嵌め合いうる形状のアリミゾまたはアリガタからなる第2の凹凸形状部を有し、
    前記第2の凹凸形状部と前記第1の凹凸形状部とを嵌め合わせ、前記外装部材によって前記電機子ユニットと前記スペーサとを一体に保持したことを特徴とするリニアモータ。
  4. 前記二次側部材は、前記進行方向に沿った複数の面に前記第1の凹凸形状部を備え、
    前記外装部材は、前記二次側部材の前記複数の少なくとも2面を覆う複数枚からなり、
    前記複数枚の外装部材は、それぞれ、前記第1の凹凸形状部に対応して嵌め合いうる第2の凹凸形状部と、前記外装部材同士を嵌め合いうる第3の凹凸形状部と、を備え、
    前記複数枚の外装部材によって前記電機子ユニットと前記スペーサとを一体に保持したことを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
  5. 前記第1の凹凸形状部、前記第2の凹凸形状部、および、前記第3の凹凸形状部は、それぞれ、その前記進行方向を横切る断面が奥部に向かって広がった楔形状の凹形状部、または、その前記進行方向を横切る断面が先端に向かって広がった楔形状の凸形状部であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のリニアモータ。
  6. 複数の磁石を進行方向に沿って配置した一次側部材と、コアおよび電機子巻線からなる電機子ユニットならびに当該電機子ユニット間に介挿したスペーサを前記進行方向に沿って配置した二次側部材と、外装部材と、を備え、前記一次側部材と前記二次側部材とが相対移動するリニアモータであって、
    前記二次側部材は当該二次側部材に沿った面と平行に穿設または突出した第1の凹凸形状部を有し、
    前記外装部材は前記二次側部材に取り付けたとき前記第1の凹凸形状部と平行に穿設または突出した第2の凹凸形状部を有する外装部材を備え、
    前記第2の凹凸形状部と前記第1の凹凸形状部とを嵌め合わせ、前記外装部材によって前記電機子ユニットと前記スペーサとを一体に保持したことを特徴とするリニアモータ。
  7. 前記電機子ユニットが直列に複数個並べられ、その電機子ユニットの磁極ピッチをP、隣り合う前記電機子ユニットを配置可能な範囲で任意の正の整数をk、当該リニアモータの相数をMとしたとき、
    隣り合う前記電機子ユニットの磁極歯のピッチ間隔SPは、
    SP=(k・P+P/M)
    で表わされることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のリニアモータ。
  8. 前記電機子ユニットが直列に複数個並べられ、その電機子ユニットの磁極ピッチをP、隣り合う前記電機子ユニットを配置可能な範囲で任意の正の整数をk、当該リニアモータの相数をMとしたとき、
    前記電機子ユニットに隣接して配置された前記ピッチ間隔SPが、
    SP=(k・P+P/M)
    で表わされるように、前記電機子ユニットの間に前記スペーサを介挿したことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のリニアモータ。
  9. 前記電機子ユニットは、前記一次側部材の表面と裏面の両面に対向して空隙を設けた構造で閉磁路を構成すること特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載のリニアモータ。
  10. 前記外装部材によって前記電機子ユニットと前記スペーサとを一体にした後、前記二次側部材と前記外装部材とを締め付け固定する締結手段を具備したことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載のリニアモータ。
  11. 請求項1から請求項10のいずれかに記載のリニアモータによって一次側部材と二次側部材とが相対移動する駆動ステージであって、
    前記一次側部材は、その進行方向を横切る断面が奥部に向かって広がった楔形状の凹部、または、その前記進行方向を横切る断面が先端に向かって広がった楔形状の凸部である第4の凹凸形状部を備え、
    前記二次側部材は、前記第4の凹凸形状部と嵌り合い、その進行方向を横切る断面が奥部に向かって広がった楔形状の凹部、または、その前記進行方向を横切る断面が先端に向かって広がった楔形状の凸部である第5の凹凸形状部を備え、
    前記第4の凹凸形状部と前記第5の凹凸形状部とが嵌り合い前記リニアモータによって摺動することを特徴とする駆動ステージ。
  12. 請求項1から請求項10のいずれかに記載の第1のリニアモータによってX軸に沿って移動し、請求項1から請求項10のいずれかに記載の第2のリニアモータによってY軸に沿って移動するXY駆動ステージであって、
    X軸に沿って延設され、その進行方向を横切る断面が奥部に向かって広がった楔形状の凹部、または、その前記進行方向を横切る断面が先端に向かって広がった楔形状の凸部である第4の凹凸形状部と、
    前記X軸に沿って延設され、前記第4の凹凸形状部と嵌り合い、その進行方向を横切る断面が奥部に向かって広がった楔形状の凹部、または、その前記進行方向を横切る断面が先端に向かって広がった楔形状の凸部である第5の凹凸形状部と、
    Y軸に沿って延設され、その進行方向を横切る断面が奥部に向かって広がった楔形状の凹部、または、その前記進行方向を横切る断面が先端に向かって広がった楔形状の凸部である第6の凹凸形状部と、
    前記Y軸に沿って延設され、前記第6の凹凸形状部と嵌り合い、その進行方向を横切る断面が奥部に向かって広がった楔形状の凹部、または、その前記進行方向を横切る断面が先端に向かって広がった楔形状の凸部である第7の凹凸形状部と、
    を具備し、
    前記第4の凹凸形状部と前記第5の凹凸形状部とが嵌り合い前記第1のリニアモータによって摺動し、前記第6の凹凸形状部と前記第7の凹凸形状部とが嵌り合い前記第2のリニアモータによって摺動することを特徴とするXY駆動ステージ。
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