JP2009094221A - 電気電子機器収納用キャビネットの窓取付構造 - Google Patents

電気電子機器収納用キャビネットの窓取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2009094221A
JP2009094221A JP2007262294A JP2007262294A JP2009094221A JP 2009094221 A JP2009094221 A JP 2009094221A JP 2007262294 A JP2007262294 A JP 2007262294A JP 2007262294 A JP2007262294 A JP 2007262294A JP 2009094221 A JP2009094221 A JP 2009094221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
cabinet
panel
electronic equipment
fastening part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007262294A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4849638B2 (ja
Inventor
Yoichi Takahashi
洋一 高橋
Daisuke Kojima
大輔 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kogyo Corp filed Critical Nitto Kogyo Corp
Priority to JP2007262294A priority Critical patent/JP4849638B2/ja
Publication of JP2009094221A publication Critical patent/JP2009094221A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4849638B2 publication Critical patent/JP4849638B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】パネルにボルト孔を設けなくても、簡便に窓部材の取付けが可能な電気電子機器収納用キャビネットの窓取付構造を提供する。
【解決手段】窓部材3の裏面に円筒形の締付部6を突設し、その外周面にネジ溝7を形成する。この窓部材3の締付部6をキャビネットのパネル1に形成された窓取付用丸穴2に外側から挿入し、内周面にネジ溝10を備えたリング部材9により内側から締付け固定する。なお、丸穴を備えた機器取付棚を窓部材3の裏面に密着させ、リング部材9により共締めすることもできる。
【選択図】図2

Description

本発明は、配電盤や通信機器収納用キャビネットのような電気電子機器収納用キャビネットのパネル面に、内部機器を観察できる窓を取り付けるための窓取付構造に関するものである。
上記のような電気電子機器収納用キャビネットは通常は扉を開かないと内部機器を観察することができない。しかし例えば内部機器のうち計器類については、扉を閉じたまま外部から観察可能であることが好ましい。また警報ランプなども外部から観察可能であることが好ましい。このためには、扉パネル等に透明な窓部材を取り付ける必要がある。
そこで特許文献1に示すように、ガラス窓の周囲を窓枠によって保持させ、この窓枠をパネルに形成された窓取付用孔の外側からパッキンを介してボルト止めした窓取付構造が用いられている。しかしこの従来構造では、パネルに窓取付用孔のほかにボルト孔を正確に開ける必要があり、製作に手数を要していた。
また、窓が設けられたパネルの裏面に窓から観察できる計器等の内部機器を取り付けたい場合があるが、従来構造ではパネルの裏面に機器取付棚を溶接により取付けていた。このため、溶接時に窓と内部機器の位置合わせに手数がかかるという問題もあった。また溶接跡がパネルの表面に現れて外観を損なうこともあった。
特開平8−210879号公報
従って本発明の主な目的は、パネルに窓取付用孔のみを形成すればよく、ボルト孔を設ける手数を削減することができるとともに、ドライバ等の工具を用いなくても窓部材の取付けが可能な電気電子機器収納用キャビネットの窓取付構造を提供することである。また本発明のその他の目的は、窓が設けられたパネルの裏面に内部機器を取り付ける場合にも機器と窓との位置合わせが容易であり、溶接作業も必要としない電気電子機器収納用キャビネットの窓取付構造を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、窓部材に円筒形の締付部を設け、締付部にネジ溝を形成し、リング部材によりキャビネットのパネルに形成された窓取付用穴を介して締付部を固定し、窓を取り付けることを特徴とするものである。
なお請求項2に記載のように、締付部を窓部材の裏面に突設させ、窓取付用穴に該締付部をキャビネット外側から挿入し、ネジ溝を備えたリング部材によりキャビネット内側から締付部を締付固定したことが好ましい。また請求項3に記載したように、窓部材の締付部が挿通できる丸穴を備えた機器取付棚を窓部材の裏面に密着させ、リング部材により共締めしてもよく。さらに、請求項4に記載したように、キャビネットのパネルが扉パネルすることができる。
本発明の窓取付構造によれば、キャビネットのパネルに形成された窓取付用穴を介して、リング部材により締付部を締め付けるだけで窓部材を固定することができるので、従来のように窓取付用穴の周囲にボルト孔を設ける必要がなく、ドライバ等の工具を用いなくても窓部材の取付けが可能である。
また請求項3の発明によれば、機器取付棚をリング部材により窓部材と共締めするので、機器と窓との位置合わせが容易であり、溶接作業も必要としない利点がある。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
図1は本発明の窓取付構造を採用した電気電子機器収納用キャビネットの外観斜視図、図2はその要部の分解斜視図である。これらの図において、1は電気電子機器収納用キャビネットの扉のパネルであり、必要部分に窓取付用丸穴2が形成されている。窓が設けられるのは扉であることが多いが、側面や背面のパネルであっても差し支えない。
3は透明樹脂などからなる窓部材である。この窓部材3はキャビネットの外側にドーム状あるいは半球状に突出した円形の窓本体4と、その基部に突設された円形リブ5と、裏面に突設された円筒形の締付部6とからなり、締付部6の外周面にはネジ溝7が形成されている。
円筒形の締付部6は窓取付用丸穴2の内部に挿入できるサイズとする。また締付部6の長さは窓取付用丸穴2を貫通し、パネル1の裏面にネジ溝7が数ピッチ分だけ突出する長さとしておく。この実施形態では窓本体4も円形であるが、締付部6が円筒形であればよく、窓本体4は必ずしも円形である必要はない。なお8は窓部材3の円形リブ5の裏面に嵌め込まれるリング状のパッキンであり、防水性を高めるとともに窓部材3のガタツキを防止する機能も発揮する。
9は内周面に前記ネジ溝7に対応するネジ溝(メネジ)10を備えたリング部材である。パネル1に形成された窓取付用丸穴2の裏面に突出させた締付部6にキャビネットの内側からこのリング部材9を係合させ、締付けることによって窓部材3はパネル1に固定される。リング部材9は大径であるので工具を使用しなくても回転させることができ、窓部材3をパネル1に確実に取付けることができる。なおリング部材9は外周部に複数の突起11を備え、回転し易い形状となっている。
上記のように、本発明の窓取付構造によれば、窓取付用丸穴2の周囲にボルト孔を設ける必要がなく、ドライバ等の工具を用いなくても窓部材3の取付けが可能である。
なお、本実施形態では締付部6の外周面にネジ溝7が形成されたもので説明したが、締付部6の内周面にネジ溝を形成し、リング部材9を断面がコの字状で内側にネジ溝を形成したものとしても同様な効果が得られる。また、ネジ溝7を形成した締付部6を窓取付用丸穴2の外側から挿入し、内側からリング部材9にて締付固定したものを説明したが、締付部のネジ溝をリブ5より窓部材の表面側に形成し、窓取付用丸穴2の内側から締付部を挿入し、外側からリング部材9で締付固定したものとしてもよい。また、窓取付用丸穴2は締付部6が挿入でき、リング部材9で固定可能であれば丸穴以外の形状でもよい。
図3と図4は請求項2の発明の実施形態を示すもので、図3はキャビネットの内側からの斜視図、図4はその分解斜視図である。この実施形態では、窓部材3の裏面に機器取付棚20がリング部材9により共締めされている。
機器取付棚20は窓部材3の締付部6が挿通できる丸穴21を備えたパネル側部材22と、機器取付用部材23とによって形成されている。パネル側部材22は丸穴21を備えた平板部24の両側にコの字状の屈曲部25を備え、これらの屈曲部25にはキャビネットの奥行き方向に延びる長孔26が上下2段に形成されている。また機器取付用部材23も同様に、平板部27の両側にコの字状の屈曲部28を備え、これらの屈曲部28に長孔29が上下2段に形成されている。
この機器取付棚20は、窓取付用丸穴2の裏面に突出させた締付部6に別のパッキン8とパネル側部材22の丸穴21を嵌め込んだうえ、リング部材9によって窓部材3とともに共締めされる。そしてパネル側部材22と機器取付用部材23とを対向させ、長孔26と長孔29にネジ30を通して両者を固定する。このとき機器取付用部材23は長孔の分だけスライドさせることができる。
さらに機器取付用部材23には平板31がネジ32によって取付けられており、この平板31に機器33が固定されている。この実施形態では機器33は取付け脚部34を備えた計器であり、計器の表示面が図3に示すように窓部材3の裏面中央に位置するように固定される。機器33のサイズに合わせて機器取付用部材23の位置を調節できるので、組立てが簡単となる。
このように機器取付棚20を窓部材3と共締めすることにより、窓と内部機器の位置合わせに手数がかからず、機器33が窓の正面に来るように簡単に取付けることができる。また従来のように溶接を必要としないので組立てが簡単であり、溶接跡がパネル1の表面に現れることもないので、外観が損なわれることもない。
なお、機器取付棚20の構成やこれに取付けられる機器33の種類については上記の実施形態に限定されるものではなく、例えば警報ランプを機器取付棚20に取付けることもできる。
請求項1の発明の窓取付構造を採用した電気電子機器収納用キャビネットの外観斜視図である。 要部の分解斜視図である。 請求項2の発明の実施形態を示す斜視図である。 分解斜視図である。
符号の説明
1 パネル
2 窓取付用丸穴
3 窓部材
4 窓本体
5 円形リブ
6 締付部
7 ネジ溝
8 パッキン
9 リング部材
10 ネジ溝
11 突起
20 機器取付棚
21 丸穴
22 パネル側部材
23 機器取付用部材
24 平板部
25 屈曲部
26 長孔
27 平板部
28 屈曲部
29 長孔
30 ネジ
31 平板
32 ネジ
33 機器
34 取付け脚部

Claims (4)

  1. 窓部材に円筒形の締付部を設け、締付部にネジ溝を形成し、リング部材によりキャビネットのパネルに形成された窓取付用穴を介して締付部を固定し、窓を取り付けることを特徴とする電気電子機器収納用キャビネットの窓取付構造。
  2. 締付部を窓部材の裏面に突設させ、窓取付用穴に該締付部をキャビネット外側から挿入し、ネジ溝を備えたリング部材によりキャビネット内側から締付部を締付固定したことを特徴とする請求項1に記載の電気電子機器収納用キャビネットの窓取付構造。
  3. 窓部材の締付部が挿通できる丸穴を備えた機器取付棚を窓部材の裏面に密着させ、リング部材により共締めしたことを特徴とする請求項2に記載の電気電子機器収納用キャビネットの窓取付構造。
  4. キャビネットのパネルが扉パネルであることを特徴とする請求項2または3に記載の電気電子機器収納用キャビネットの窓取付構造。
JP2007262294A 2007-10-05 2007-10-05 電気電子機器収納用キャビネットの窓取付構造 Active JP4849638B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007262294A JP4849638B2 (ja) 2007-10-05 2007-10-05 電気電子機器収納用キャビネットの窓取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007262294A JP4849638B2 (ja) 2007-10-05 2007-10-05 電気電子機器収納用キャビネットの窓取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009094221A true JP2009094221A (ja) 2009-04-30
JP4849638B2 JP4849638B2 (ja) 2012-01-11

Family

ID=40665932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007262294A Active JP4849638B2 (ja) 2007-10-05 2007-10-05 電気電子機器収納用キャビネットの窓取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4849638B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015075649A (ja) * 2013-10-09 2015-04-20 パナソニック デバイスSunx竜野株式会社 表示装置の取付具
JP2015177730A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 河村電器産業株式会社 電気自動車用充電キャビネット

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54122336A (en) * 1978-03-16 1979-09-21 Tokuyama Soda Co Ltd Adhesive composition
JPS5755201A (en) * 1980-09-18 1982-04-02 Suehiro Giken Kk Caster
JPH0342949U (ja) * 1989-08-30 1991-04-23

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54122336A (en) * 1978-03-16 1979-09-21 Tokuyama Soda Co Ltd Adhesive composition
JPS5755201A (en) * 1980-09-18 1982-04-02 Suehiro Giken Kk Caster
JPH0342949U (ja) * 1989-08-30 1991-04-23

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015075649A (ja) * 2013-10-09 2015-04-20 パナソニック デバイスSunx竜野株式会社 表示装置の取付具
JP2015177730A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 河村電器産業株式会社 電気自動車用充電キャビネット

Also Published As

Publication number Publication date
JP4849638B2 (ja) 2012-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10107017B2 (en) Inside door handle assembly for vehicle
JP4849638B2 (ja) 電気電子機器収納用キャビネットの窓取付構造
JP5782979B2 (ja) 電気機器
JP2007156176A (ja) 表示装置及び表示装置用スタンド
JP2009159084A (ja) 表示装置
US20040048719A1 (en) Display for an exercise device
US20070071438A1 (en) Handheld electronic device including a rotatable camera unit
JP6377952B2 (ja) 警報器
JP2011187848A (ja) ケース体の固定構造
JP2017195167A (ja) 照明器具
CN214405953U (zh) 显示装置led灯的安装结构
JP2006177377A (ja) 取着体およびビス固定具
JP2007201568A (ja) スピーカ装置
JP2016208314A (ja) アンテナエレメント取付用ブラケット及びアンテナカバー
US7027310B2 (en) Electronic monitor mounting configuration
JP6583469B2 (ja) 取付構造及び電子機器
JP2006286683A (ja) キャビネットの枠体取り付け構造
JP2007163868A (ja) 表示器の取り付け構造
JP5143753B2 (ja) アンテナ装置
JP5366175B2 (ja) 金具の構造
JP2006243662A (ja) 表示装置
JP4631904B2 (ja) 電源装置
JP2015075649A (ja) 表示装置の取付具
JP2006016884A (ja) キーシリンダキャップの取付構造
JP5574874B2 (ja) 電子基板収納ケース、点灯装置および照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100709

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111014

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4849638

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028

Year of fee payment: 3