JP2009093142A - 磁気ブラシ現像装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トナー73と磁性キャリアからなる二成分現像剤の磁気ブラシ70を用いて現像する磁気ブラシ現像装置において、前記磁性キャリアとして、異なるコア材料からなる2種類のキャリアを混合したものを用い、前記2種類のキャリアのうち、一方のキャリア71は、その磁力が他方のキャリア72よりも高く、かつ形状が不定形であるように構成した。
【選択図】図1
Description
10≦(5.2/6×πY3 Z)/[(5.2/6×πY3 Z)+(5.2/6×πX3 (1−Z)]×100・・・・・(1)
前記磁性キャリアとして、異なるコア材料からなる2種類のキャリアを混合したものを用い、前記2種類のキャリアのうち、一方のキャリアは、その磁力が他方のキャリアよりも高く、かつ形状が不定形であることを特徴とする現像装置である。
前記磁性キャリアとして、異なるコア材料からなる2種類のキャリアを混合したものを用い、前記2種類のキャリアのうち、一方のキャリアは、その磁力が他方のキャリアよりも高く、かつ形状が不定形であり、
しかも、前記磁力が他方のキャリアよりも低いキャリアの抵抗値が、前記磁力が他方のキャリアよりも高いキャリアの抵抗値と等しいか、又は前記磁力が他方のキャリアよりも高いキャリアの抵抗値よりも低くなるように設定したことを特徴とする現像装置である。
像担持体上に形成された静電潜像を、前記磁気ブラシ現像装置を用いて現像することにより画像を形成する画像形成装置において、
前記磁気ブラシ現像装置は、前記磁性キャリアとして、異なるコア材料からなる2種類のキャリアを混合したものを用い、前記2種類のキャリアのうち、一方のキャリアは、その磁力が他方のキャリアよりも高く、かつ形状が不定形であることを特徴とする画像形成装置である。
像担持体上に形成された静電潜像を、前記磁気ブラシ現像装置を用いて現像することにより画像を形成する画像形成装置において、
前記磁気ブラシ現像装置は、前記磁性キャリアとして、異なるコア材料からなる2種類のキャリアを混合したものを用い、前記2種類のキャリアのうち、一方のキャリアは、その磁力が他方のキャリアよりも高く、かつ形状が不定形であり、
しかも、前記磁力が他方のキャリアよりも低いキャリアの抵抗値が、前記磁力が他方のキャリアよりも高いキャリアの抵抗値と等しいか、又は前記磁力が他方のキャリアよりも高いキャリアの抵抗値よりも低くなるように設定したことを特徴とする画像形成装置である。
図2はこの発明の実施の形態1に係る磁気ブラシ現像装置を適用した画像形成装置としてのタンデム方式のフルカラー複写機を示すものである。なお、このタンデム方式のフルカラー複写機は、画像読取装置を備えているが、画像読取装置を備えていないフルカラープリンタやファクシミリとして構成しても良いことは勿論である。
前記磁性キャリアとして、異なるコア材料からなる2種類のキャリアを混合したものを用い、前記2種類のキャリアのうち、一方のキャリアは、その磁力が他方のキャリアよりも高く、かつ形状が不定形であるように構成したものである。
次に、本発明者らは、図2に示すフルカラープリンタに使用される現像装置17を用いて、現像剤41中のキャリアとして、フェライトキャリア72と樹脂重合キャリア71の2種類を所定の割合で混合したキャリアを用いて、連続してA4サイズの記録用紙34に100Kpvのプリントを行い、感光体ドラム15表面の現像剤41の搬送性、及び感光体ドラム15表面の引掻き傷の発生程度を確認する実験を行った。フェライトキャリア72としては、パウダーテック社製のFC−444を使用し、樹脂重合キャリア71としては、戸田工業社製のMPC−035を使用した。
現像剤41中のキャリアとして、樹脂重合キャリア71のみからなるキャリアを用いて、上記実験例と同じ条件で実験を行った。なお、樹脂重合キャリア71の比重は、3.6であった。
現像剤41中のキャリアとして、フェライトキャリア72のみからなるキャリアを用いて、上記実験例と同じ条件で実験を行った。なお、フェライトキャリア72の比重は、4.5であった。
図13はこの発明の実施の形態2を示すものであり、前記実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、この実施の形態2では、トナーと磁性キャリアからなる二成分現像剤の磁気ブラシを用いて現像する磁気ブラシ現像装置において、
前記磁性キャリアとして、異なるコア材料からなる2種類のキャリアを混合したものを用い、前記2種類のキャリアのうち、一方のキャリアは、その磁力が他方のキャリアよりも高く、かつ形状が不定形であり、
しかも、前記磁力が他方のキャリアよりも低いキャリアの抵抗値が、前記磁力が他方のキャリアよりも高いキャリアの抵抗値と等しいか、又は前記磁力が他方のキャリアよりも高いキャリアの抵抗値よりも低くなるように設定したものである。
次に、本発明者らは、図2に示すフルカラープリンタに使用される現像装置17を用いて、現像剤41中のキャリアとして、フェライトキャリア72と樹脂重合キャリア71の2種類を所定の割合で混合したキャリアを用いて、感光体ドラム15表面のトナーの現像量を確認する実験を行った。フェライトキャリア72としては、パウダーテック社製のFC−444を使用し、樹脂重合キャリア71としては、戸田工業社製のMPC−035を使用した。
また、図17は上記と同様の条件で、所謂“スタベーション”の発生状態を目視によって確認する実験を行った結果を示すグラフである。なお、“スタベーション”の発生状態は、目視のグレードによって評価した。その評価は、0〜5の5段階のグレードで行い、グレード0が“スタベーション”が発生しない場合、グレード1が“スタベーション”が極僅かに発生している場合、グレード2が“スタベーション”が僅かに発生しているが実使用上問題がないレベルである場合、グレード3が“スタベーション”が発生しており実使用上問題がある場合、グレード4が“スタベーション”が明らかに発生しており実使用上問題がある場合、グレード5が“スタベーション”が顕著に発生している場合をそれぞれ示している。
これに対して、図17から明らかなように、樹脂キャリアとして抵抗値が11(logΩ/cm)と高いものを用いた場合には、“スタベーション”の発生グレードが、4,4、3、3、2といずれも高い値を示しており、“スタベーション”が明らかに発生しており実使用上問題がある場合か、又は“スタベーション”が僅かに発生しているが実使用上問題がない境界のレベルであり、“スタベーション”が明らかに発生していることが判る。
樹脂キャリアとして抵抗値が6.0(logΩ/cm)と下限値よりも低い場合には、特に高温高湿環境下において、感光体ドラム表面へのキャリア付着(BCO)が発生し、又、細線の再現性も悪化することがわかった。
現像スリーブ(現像剤担持体)、71:一方のキャリア、72:他方の不定形キャリア。
Claims (8)
- トナーと磁性キャリアからなる二成分現像剤の磁気ブラシを用いて現像する磁気ブラシ現像装置において、
前記磁性キャリアとして、異なるコア材料からなる2種類のキャリアを混合したものを用い、前記2種類のキャリアのうち、一方のキャリアは、その磁力が他方のキャリアよりも高く、かつ形状が不定形であることを特徴とする現像装置。 - 前記2種類のキャリアのうち、磁力が低いキャリアは、その形状が球形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記2種類のキャリアのうち、磁力が高いキャリアは、フェライトキャリアからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
- 前記2種類のキャリアのうち、磁力が相対的に低いキャリアと磁力が高いキャリアとの混合比が、8:2〜5:5に設定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の現像装置。
- トナーと磁性キャリアからなる二成分現像剤の磁気ブラシを用いて現像する磁気ブラシ現像装置において、
前記磁性キャリアとして、異なるコア材料からなる2種類のキャリアを混合したものを用い、前記2種類のキャリアのうち、一方のキャリアは、その磁力が他方のキャリアよりも高く、かつ形状が不定形であり、
しかも、前記磁力が他方のキャリアよりも低いキャリアの抵抗値が、前記磁力が他方のキャリアよりも高いキャリアの抵抗値と等しいか、又は前記磁力が他方のキャリアよりも高いキャリアの抵抗値よりも低くなるように設定したことを特徴とする現像装置。 - 前記磁力が他方のキャリアよりも低いキャリアの抵抗値が、6.5〜11(logΩ)であることを特徴とする請求項5に記載の現像装置。
- トナーと磁性キャリアからなる二成分現像剤の磁気ブラシを用いて現像する磁気ブラシ現像装置を備え、
像担持体上に形成された静電潜像を、前記磁気ブラシ現像装置を用いて現像することにより画像を形成する画像形成装置において、
前記磁気ブラシ現像装置は、前記磁性キャリアとして、異なるコア材料からなる2種類のキャリアを混合したものを用い、前記2種類のキャリアのうち、一方のキャリアは、その磁力が他方のキャリアよりも高く、かつ形状が不定形であることを特徴とする画像形成装置。 - トナーと磁性キャリアからなる二成分現像剤の磁気ブラシを用いて現像する磁気ブラシ現像装置を備え、
像担持体上に形成された静電潜像を、前記磁気ブラシ現像装置を用いて現像することにより画像を形成する画像形成装置において、
前記磁気ブラシ現像装置は、前記磁性キャリアとして、異なるコア材料からなる2種類のキャリアを混合したものを用い、前記2種類のキャリアのうち、一方のキャリアは、その磁力が他方のキャリアよりも高く、かつ形状が不定形であり、
しかも、前記磁力が他方のキャリアよりも低いキャリアの抵抗値が、前記磁力が他方のキャリアよりも高いキャリアの抵抗値と等しいか、又は前記磁力が他方のキャリアよりも高いキャリアの抵抗値よりも低くなるように設定したことを特徴とする画像形成装置。
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