JP2009092505A - コンデンサ故障検出回路および電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源投入時から電源装置のコンデンサの異常を検出することができるようにすること。
【解決手段】電源回路1のコンデンサ回路13は、コンデンサ回路ユニット13−1〜13−nからなる。コンデンサ回路ユニット13−1は、コンデンサC1とバランス抵抗R1の並列回路とコンデンサC11とバランス抵抗R11+R21とからなる。抵抗R21の電圧降下が検出されて、検出電圧Vnとしてコンデンサ異常検出回路51に入力する。検出電圧Vnは、上限閾値X=Vn+αと下限閾値Y=Vn−βと比較される。検出電圧Vnが、上限閾値Xより大となるかあるいは下限閾値より小となれば、コンデンサC1あるいはC11が故障していることがわかる。
【選択図】図2

Description

本発明は、直並列に接続されたコンデンサの故障を検出するコンデンサ故障検出回路およびコンデンサの故障を検出することができる電源装置に関する。
一般に、交流電源からの電力を直流に変換して、変換された直流電力を例えば誘導電動機などの負荷装置に供給するような電源回路には、直列かつ並列に接続されたリップル・フィルタ用のコンデンサを備えている。
リップル・フィルタ用コンデンサは、交流電源の瞬時停電時には、負荷装置にエネルギーを供給するように動作する。このエネルギー供給により、交流電源に瞬時停電が起こっても、負荷装置をダウンさせることなく動作させることができる。ただし、瞬時停電の時間が長い場合、負荷装置をダウンさせることなく動作させようとすると、大容量のリップル・フィルタ用コンデンサを追加する必要がある。
一般に、リップル・フィルタ用コンデンサには、電解コンデンサが使用される。電解コンデンサの耐電圧仕様の最大値は、450V程度である。入力電圧が400VACでは、整流電圧が約560Vになるので、1つのコンデンサの耐電圧仕様を超えてしまう。したがって、2つのコンデンサを直列に使用することが行われている。
図1に、従来のリップル・フィルタ用のコンデンサを備えた電源回路を有する装置を示す。このような装置は、交流電力から直流電力に変換する電源回路1と、電源回路1に接続されるモータ駆動用電力増幅器等の負荷装置2と、負荷装置2を制御する制御部3と、制御部3に接続する表示装置4を備える。電源回路1は、交流電源(図示せず)に接続する電源スイッチSWと、電源スイッチSWに接続される整流回路11と、サイリスタSCRと抵抗R0との並列回路を介して整流回路11に接続されるコンデンサ回路12とを備える。電源スイッチSWとサイリスタSCRとは、制御部3により制御される。
整流回路11は、三相ダイオードブリッジで構成されている。また、コンデンサ回路12は、n個のコンデンサ回路ユニット12−1〜12−nを有する。コンデンサ回路ユニット12−1〜12−nは、リップル・フィルタ用のコンデンサCと電圧バランスをとるためのバランス抵抗Rとが並列接続されてなる回路が、二組直列に接続されることによって構成される。
制御部3の制御により、電源スイッチSWがオンすると、コンデンサへの突入電流を抑制するために、抵抗R0を径由して、コンデンサ回路の各コンデンサCが充電される。一定時間経過後、コンデンサの充電がほとんど完了した時点で、SCRを動作させて抵抗R0を短絡して、負荷装置を動作させる。
このように、電力変換を行う電源回路には、大容量・高電圧のコンデンサが必要とされ、コンデンサは多数直列、並列に接続されて使用される。この場合、コンデンサは、大きなエネルギーが介在する回路上に存在するので、故障すると(特にショート故障)コンデンサ自体及び周辺部への被害が大きいものになるので、コンデンサの故障の早期検出が重要となっている。しかしながら、コンデンサの故障あるいは異常を検出するために提案されている従来の回路装置(特許文献1〜3参照)では、コンデンサが十分充電されるのを待って異常検出を行う必要があり、電源投入直後からすぐに異常検出を行うことができなかった。
特開平8−79963号公報 特開平7−255179号公報 特開平8−62270号公報
本発明は、上記問題に鑑み、電源投入時からコンデンサの異常を検出することができるコンデンサ故障検出回路および電源装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様であるコンデンサ故障検出回路は、コンデンサとバランス抵抗の並列回路を2個直列接続されてなるコンデンサ回路ユニットをさらに複数組並列接続して構成されるコンデンサ回路のコンデンサ故障検出回路において、前記コンデンサ回路ユニットの1つのコンデンサに並列接続されるバランス抵抗は複数の抵抗から構成されており、前記複数の抵抗のうち1つの抵抗の電圧降下を検出する電圧検出手段と、下限閾値と該下限閾値より大きい上限閾値とを有し、前記電圧検出手段で検出された電圧が前記下限閾値より小さい場合前記コンデンサ回路ユニットのいずれかのコンデンサの異常と判断し、該電圧が前記上限閾値より大きい場合前記コンデンサ回路ユニットのいずれかのコンデンサの異常と判断するコンデンサ異常検出手段と、を備え、少なくとも前記下限閾値は前記コンデンサ回路ユニットに印加される直流電圧に比例して変化することを特徴とする。
また、前記コンデンサ回路の立ち上がり期間に、前記電圧検出手段で検出された電圧が前記下限閾値より小さい場合一方のコンデンサのオープン異常と判断し、該電圧が前記上限閾値より大きい場合他方のコンデンサのオープン異常と判断するようにすることができる。
さらに、前記電圧降下が検出される抵抗と直列に接続されるスイッチを備え、前記コンデンサ回路の立ち上がり期間内の所定期間、該スイッチをオフにすることにより、前記コンデンサ回路ユニットの直列接続されたすべてのコンデンサのオープン異常を検出することもできる。
さらに、前記コンデンサ回路の定常動作期間に、前記電圧検出手段で検出された電圧が前記下限閾値より小さい場合一方のコンデンサのショート異常と判断し、該電圧が前記上限閾値より大きい場合他方のコンデンサのショート異常と判断することもできる。
さらに、前記コンデンサ異常検出手段は、前記コンデンサ回路ユニットのそれぞれに対応して設けられ、前記上限閾値および前記下限閾値は、前記コンデンサ回路ユニットに印加される電圧を抵抗分割して生成されることができる。
さらに、前記コンデンサ異常検出手段は、前記コンデンサ回路ユニットごとに前記電圧検出手段で検出された電圧を並列入力して直列出力するセレクタと、該セレクタからの出力をAD変換するADコンバータと、前記上限閾値と下限閾値を記憶するメモリと、入力電圧を比較するコントローラを有し、前記コントローラは、前記ADコンバータの出力と前記メモリから出力される前記上限閾値と下限閾値とを比較することもできる。
さらに、コンデンサ異常検出手段に接続された表示装置を備え、コンデンサに異常があったときに表示あるいは警報を発するとともに、前記電圧検出手段で検出された電圧の値または変化量を、数値或いはグラフにて、表示装置に表示することもできる。
本発明の第2の態様である電源装置は、交流電源に接続される電源スイッチと、前記電源スイッチに接続される整流器と、前記整流器に接続されるとともに、負荷装置に電力を供給するコンデンサ回路であって、コンデンサとバランス抵抗の並列回路を2個直列接続されてなるコンデンサ回路ユニットをさらに複数組並列接続して構成され、さらに前記コンデンサ回路ユニットの1つのコンデンサに並列接続されるバランス抵抗が複数の抵抗から構成されているコンデンサ回路と、前記複数の抵抗のうち1つの抵抗の電圧降下を検出する電圧検出手段と、下限閾値と該下限閾値より大きい上限閾値とを有し、前記電圧検出手段で検出された電圧が前記下限閾値より小さい場合前記コンデンサ回路ユニットのいずれかのコンデンサの異常と判断し、該電圧が前記上限閾値より大きい場合前記コンデンサ回路ユニットのいずれかのコンデンサの異常と判断するコンデンサ異常検出手段であって、少なくとも前記下限閾値は前記コンデンサ回路ユニットに印加される直流電圧に比例して変化するコンデンサ異常検出手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記電圧降下が検出される抵抗と直列に接続されるスイッチを備え、前記コンデンサ回路の立ち上がり期間内の所定期間、該スイッチをオフにすることにより、前記コンデンサ回路ユニットの直列接続されたすべてのコンデンサのオープン異常を検出することもできる。
本発明によるコンデンサ検出回路および電源装置は、下限閾値をコンデンサに印加される電圧に比例して変化させることにより、電源投入時からコンデンサの異常を検出することができる。また、入力電源電圧の変動等によりコンデンサ印加電圧が変動する場合でも、適正に異常判断を行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態を示す図である。図2において、図1と共通する構成には、図1と同じ符号を付してある。
全体の装置は、交流電力から直流電力に変換する電源回路1と、電源回路1に接続される負荷装置2と、負荷装置2を制御する制御部3と、制御部3に接続する表示装置4を備える。電源回路1は、交流電源(図示せず)に接続する電磁接触器から構成される電源スイッチSWと、電源スイッチSWに接続される、複数のダイオードDからなる整流回路11と、サイリスタSCRと突入電流抑制抵抗R0との並列回路を介して整流回路11に接続されるコンデンサ回路13とを備える。コンデンサ回路13は、リプルフィルタを構成し、停電時にエネルギーを供給可能なコンデンサ回路である。電源スイッチSWとサイリスタSCRとは、制御部3により制御される。
コンデンサ回路13は、n個のコンデンサ回路ユニット13−1〜13−nを有する。コンデンサ回路ユニット13−1〜13−nの回路構成は、すべて同一である。例えばコンデンサ回路ユニット13−1は、コンデンサC1とバランス抵抗R1の並列回路と、コンデンサC11と、抵抗R11とR21とが直列接続されてなるバランス抵抗の並列回路とが、直列に接続されて構成されている。
一般に、コンデンサ回路ユニット13−k(1≦k≦n)は、コンデンサCkとバランス抵抗Rkの並列回路と、コンデンサC1kと、抵抗R1kとR2kとが直列接続されてなるバランス抵抗の並列回路とが、直列に接続されて構成されている。
ここで、使用されるすべてのコンデンサCkとC1k(1≦k≦n)の容量は等しい。さらに、抵抗Rk(1≦k≦n)の値は等しく、抵抗R1kとR2kの値も等しい。さらに、抵抗R1kとR2kの値の和は、抵抗Rkに等しい。
コンデンサC1とC11、抵抗R1、R11、R21からなる1組のコンデンサ回路ユニット13−1に対応して、1つのコンデンサ異常検出回路51が設けられる。同様に、コンデンサCkとC1k、抵抗Rk、R1k、R2k(2≦k≦n)からなる1組のコンデンサ回路ユニット13−kに対応して、1つのコンデンサ異常検出回路5kが設けられる。本実施形態では、コンデンサ直並列回路とコンデンサ異常検出回路はそれぞれn個配置される。
以下、コンデンサ検出回路51を例にして説明する。その他のコンデンサ検出回路52〜5nも同様である。コンデンサ異常検出回路51の一方の電源端子511は、電源回路1の一方の電源ライン15に接続し、コンデンサ異常検出回路51の他方の電源端子512は、電源回路1の他方の電源ライン16に接続する。電源端子511と512間には、分圧のための抵抗R3とR4とが直列接続している。抵抗R4に並列に、抵抗R5とR6の直列回路と、抵抗R7、R8、R9の直列回路が接続している。
抵抗R7、R8、R9の直列回路は、第1の比較器Cp1と第2の比較器Cp2の閾値となる基準電圧を決定する。第1の比較器Cp1の非反転(+)端子には、抵抗R7とR8の接続点が接続され、閾値Xは抵抗R7とR8の接続点の電圧となる。第2の比較器Cp2の反転(−)端子には、抵抗R8とR9の接続点が接続され、閾値Yは抵抗R8とR9の接続点の電圧となる。
一方、コンデンサ異常検出回路51の信号入力端子513は、コンデンサ直並列回路13−1の抵抗R11とR21との接続点に接続され、抵抗R11とR21との接続点Z1の電圧、換言すれば抵抗R21の電圧降下が入力する。信号入力端子513は、抵抗R5とR6の接続点に接続され、さらに第1の比較器Cp1の反転(−)端子と第2の比較器Cp2の非反転(+)端子に接続される。したがって、抵抗R11とR21との接続点Z1の電圧が、第1の比較器Cp1の反転(−)端子と第2の比較器Cp2の非反転(+)端子に入力される。
第1および第2の比較器Cp1、Cp2は、差動増幅器で構成され、バイアス電圧を供給するための直流電源Vに接続されている。また、第1の比較器Cp1と第2の比較器Cp2の出力は出力点Aに現れ、制御部3に入力する。なお、抵抗10は出力抵抗である。
ここで、第1の比較器Cp1の閾値Xは、直列接続された同一容量のコンデンサCとC1とが正常なときの抵抗R21の電圧降下Vn、すなわち点Z1の電圧Vnに対して、Vn+αに設定される。αは、コンデンサ容量のばらつき、入力電圧の変化、検出回路71の構成部品定数のばらつき等を考慮して決定される定数である。閾値Xは、コンデンサが正常なときの点Z1の電圧の上限を定めるので、上限閾値ということもできる。
また、第2の比較器Cp2の閾値Yは、同様にコンデンサが正常なときの抵抗R21の電圧降下量Vn、すなわち点Z1の電圧Vnに対して、Vn−βに設定される。βも、αと同様に、コンデンサ容量のばらつき、入力電圧の変化、検出回路71の構成部品定数のばらつき等を考慮して決定される定数である。閾値Yは、コンデンサが正常なときの点Z1の電圧の下限を定めるので、下限閾値ということもできる。
電源回路1の点Z1の電圧が、比較器Cp1によりX=Vn+βと比較され、比較器Cp2によりY=Vn−βと比較される。点Z1の電圧が、値Vn+βと値Vn−βの間にあれば、正常であると判断される。
図3は、コンデンサ異常検出回路の入力と出力の関係を説明する図である。図3の縦軸は、コンデンサ異常検出回路の出力である点Aの電圧を示し、横軸は、コンデンサ異常検出回路の入力である点Z1の電圧を示す。点Z1の電圧が、下限閾値Yと上限閾値Xの範囲にあるとき、検出回路の出力は、”1”となり、正常と判定される。点Z1の電圧が、下限閾値Yより小さいか、または上限閾値Xより大きい場合、検出回路の出力は、”0”となり、異常と判定される。
図4は、本実施形態のコンデンサ異常検出回路の検出電圧と閾値との関係を説明する図である。図3のグラフは、縦軸が電圧で、横軸が時間で、正常な装置に対する検出出力を示している。すなわち、コンデンサ回路ユニット13−1が正常であれば、点Z1の検出電圧は、電源スイッチSWがオンされて電源回路が立ち上がる期間と定常動作期間、さらには電源スイッチSWがオフされた後の立下りの期間を通じて、上限閾値Xと下限閾値Yの中間にあることを示している。
ところで、2つの閾値X、Yは、直列接続されたコンデンサC、C1に印加されるコンデンサ印加電圧を抵抗分割して生成している。したがって、上限閾値Xと下限閾値Yは、コンデンサ印加電圧の変化に応じて変化する。例えば、下限閾値Yがコンデンサ印加電圧の変化に応じて変化することのない固定閾値では、コンデンサ電圧印加開始時、コンデンサが正常にもかかわらずコンデンサの印加電圧が閾値を下回る時間が発生し、誤検出をする。この誤検出する時間を、非検出時間として検出信号を無視するようにすることもできるが、たとえばショート故障のコンデンサがあった場合、この非検出時間に、ショートコンデンサにエネルギーが供給されることになり、危険である。本実施形態では、下限閾値Yおよび上限閾値Xは、コンデンサ印加電圧の変化に比例して変化するので、電源投入からコンデンサが充電されるまでの過渡期間であっても、コンデンサの異常検出を行うことができる。したがって、より早期のコンデンサ故障を検出することができる。さらに、コンデンサ印加電圧の変化に伴って点Z1の検出電圧が変化しても、2つの閾値X、Yは、コンデンサ印加電圧に比例して変化するので誤検出するおそれはない。
なお、2つの閾値X,Yともにコンデンサ印加電圧の変化に対応して変化する値を有するものとして説明したが、下限閾値のみをコンデンサ印加電圧の変化に対応して変化させるようにして、検出点の電圧より大きな電圧を規定する上限閾値Xは固定であってもよい。
以下、図3を参照して、本実施形態のコンデンサ異常検出回路の動作を説明する。まず、定常運転時の異常検出について説明する。
定常運転時にコンデンサC1がショートすると、コンデンサC1は、コンデンサC1と並列な抵抗R1を短絡するので、抵抗R2に流れる電流は増大し、点Z1の電位は上昇する。第1の比較器Cp1の上限閾値Xが、コンデンサC1がショートしたときの点Z1の電位より小さく設定されていると、上昇した点Z1の電位は、第1の比較器Cp1の上限閾値X=Vn+αを超える。したがって、コンデンサC1のショートが検出され、検出結果の表示あるいは報知が表示装置4により行われる。
定常運転時にコンデンサC11がショートすると、コンデンサC11と並列な抵抗R11とR21の直列回路を短絡するので、抵抗R2に流れる電流は減少し、点Z1の電位は下降する。第2の比較器Cp2の下限閾値Yは、コンデンサC11がショートしたときの点Z1の電位より大きく設定されていると、下降した点Z1の電位は、第2の比較器Cp2の下限閾値Y=Vn−βより低下する。したがって、コンデンサC11のショートが検出され、検出結果の表示あるいは報知が表示装置4により行われる。
ところで、電源回路1では、コンデンサ印加電圧をバランスするためのバランス抵抗R1、R11がコンデンサC1、C11に並列に挿入されているので、コンデンサC1、C11が定常運転時においてオープンになったとしても、点Z1の電位には変化がみられない。したがって、コンデンサC1、C11のオープン異常は、定常運転時には検出することができない。一般にコンデンサに対してバランス抵抗を使用する電力変換回路では、コンデンサC1、C11のオープン異常は、定常運転時には検出することができない。
本発明の実施形態では、コンデンサがオープンとなっている場合は、電源起動時のコンデンサへの初期充電電圧の変化を利用して検出する。言い換えれば、コンデンサ電圧印加開始からコンデンサへの電圧充電が完了するまでの時間で検出する。
電源起動時にコンデンサC1がオープンであるとすると、電源スイッチSWをオンすると、コンデンサC1に並列に入っている抵抗R1の電圧降下が増大する。したがって、抵抗R1と直列に接続されている抵抗R21の電圧降下が通常より減少して、点Z1の電位が、閾値Vn−βより低下する。これにより、コンデンサC1がオープンであることが検出できる。
電源起動時にコンデンサC11がオープンであるとすると、電源スイッチSWをオンにすると、コンデンサC11に並列に接続されている抵抗R11とR12に流れる電流は増大する。その結果、抵抗R12の電圧降下は増大する。すなわち、電源立ち上がり時より点Z1の電位が、閾値Vn+α値を超えることになり、コンデンサC11のオープンを検出することができる。
図5は、本発明の第2の実施形態を示す図である。図5は、図2と共通する構成要素には同一の番号を付してある。第2の実施形態は、制御部6にコンデンサ異常検出回路を備えるもので、検出信号をデジタル信号に変換して、デジタル信号で閾値との比較を行うものである。
図5に示すように、交流から直流に変換する電源回路1と、電源回路1に接続される負荷装置2とからなる装置は、第1の実施形態と同様である。例えばコンデンサ回路ユニット13−1は、コンデンサC1とバランス抵抗R1の並列回路と、コンデンサC11と、抵抗R11とR21とが直列接続されてなるバランス抵抗の並列回路とが、直列に接続されて構成されている。
制御部6には、コンデンサ回路ユニット13−1〜13−nの点Z1〜点Znの電圧が入力し、順次出力するセレクタ61と、セレクタ61からの出力信号をAD変換するADコンバータ62と、第1の実施形態の上限閾値Xと下限閾値Yをデジタル値として記憶する例えばROMのようなメモリ63と、ADコンバータ62からの出力とメモリ63から読み出される閾値とを比較して正常異常を判定するコントローラ64とを備えている。
コンデンサ回路ユニット13−1〜13−nの点Z1〜点Znの電圧は、制御部6のセレクタ61に並列に入力し、セレクタ61から順次に出力して、ADコンバータ62に入力する。ADコンバータ62は、順次入力されるセレクタ出力をデジタル信号に変換する。変換されたデジタル信号は、コントローラ64に入力し、メモリ63からコントローラ63に読み出される上限閾値Xと下限閾値Yと比較される。
メモリ63に記憶されている上限閾値Xと下限閾値Yは、第1の実施形態の上限閾値Xと下限閾値Yをデジタル化したものであるので、電源スイッチSWがオンされるコンデンサ印加電圧開始から、電源スイッチSWがオフされるコンデンサ電圧印加の終了までのコンデンサ電圧変化を想定した値をもつ。したがって、メモリ63に記憶されている上限閾値Xと下限閾値Yも、図4に示すグラフのとおりの変化を表現することができる。本実施形態でも、閾値X、Yは、コンデンサの印加電圧に比例して変化するので、電源投入時から常時異常を検出することが可能である。場合によっては、下限閾値Yのみを、コンデンサの印加電圧に比例して変化させるようにしてもよいことは、第1の実施形態と同様である。
したがって、コンデンサ印加電圧開始からコンデンサ電圧印加の終了までの点Z1〜Znの電圧を、メモリ63に記憶されている上限閾値Xおよび下限閾値Yと比較することにより、第1の実施形態と同様にコンデンサの状態を評価できる。なお、点Z1〜Znの電圧と2つの閾値X,Yとの比較処理および正常異常の判定は、第1の実施の形態と同様であるので説明は省略する。
表示装置4では、異常と判定されたコンデンサが表示され、異常の種類であるショートあるいはオープンの状態が表示される。また、検出点Z1〜Znの電圧の値あるいは変化量を数値あるいはグラフにより表示装置4に表示することもできる。
図6は、本発明の第3の実施形態を説明する図である。第3の実施形態は、図5に示す第2の実施形態のコンデンサ回路ユニット13−1〜13−nに代えて、コンデンサ回路ユニット14−1〜14−nを用いたものである。コンデンサ回路ユニット14−1についてみると、コンデンサ回路ユニット13−1との相違は、抵抗R21と電源ライン16との間にスイッチa1を有している点にある。同様に、その他の直並列回路14−2〜14−nは、抵抗R2kと電源ライン16との間にスイッチak(2≦k≦n)を有している。ここで、n個のスイッチa1〜anは、常閉スイッチである。
図5に示す第2の実施形態では、コンデンサ回路ユニット13−1では、点Z1の電位が、電源立ち上がり時に下限閾値Yを下回ると、コンデンサC1のオープンを検出することができる。ただし、このときコンデンサC11は正常であることが前提されている。また、点Z1の電位が、電源立ち上がり時に上限閾値Xを超えると、コンデンサC11のオープンを検出することができる。ただし、このときコンデンサC1は正常であることが前提である。
第2の実施形態では、コンデンサC1とC11がともにオープンであるときには、点Z1の電位は、電源立ち上がり時にあっても下限閾値Yと上限閾値Xの範囲に入る。したがって、第2の実施形態では、コンデンサC1とC11がともにオープンである異常を検出できない。第3の実施形態では、コンデンサ回路ユニット14−1〜14−nの直列コンデンサがともにオープンである異常を検出することができる。
以下、図7、8を参照して、コンデンサ回路ユニット14−1について説明するが、他のコンデンサ回路ユニット14−2〜14−nでも同様である。図7は、第3の実施形態における直列コンデンサの両方が正常である場合の検出地点の電圧変化を示す。図8は、第3の実施形態における直列コンデンサの両方が異常である場合の検出地点の電圧変化を示す。
電源スイッチSWがオンし、コンデンサへの充電が開始し定常状態に至るまでの電源立ち上がり期間で、スイッチa1を所定期間t0〜t1だけオフにする。コンデンサC1とC11がともに正常であれば、コンデンサC1とC11を通って電流が流れるので、図7に示すように、検出地点Z1の電圧は、上限閾値Xと下限閾値Yの間で定常状態に移行する。なお、本実施形態では所定期間t0〜t1は、電源立ち上がり期間にほぼ等しい期間としているが、電源立ち上がり期間内であればよい。
しかしながら、図8に示すように、コンデンサC1とC11がともにオープンであれば、スイッチa1がオフしている所定時間t0〜t1の間に閾値Xを超える。このことにより、コンデンサC1とC11がともにオープンであることがわかる。
ところで、スイッチa1が所定時間t0〜t1でオフとなると、図6からわかるように、コンデンサC11は、抵抗R1を通して充電される。この充電によりコンデンサC1とC11の電圧はアンバランスに向かうが、R1は通常数10kΩであり、コンデンサC1とC11の容量も大きい。したがって、R1とC11による時定数は大きく、コンデンサC1とC11の電圧がアンバランスへ向かう電圧変化はゆるやかである。さらにスイッチa1のオフの時間が短ければ、コンデンサC11の耐電圧以内でのアンバランスとすることができ、コンデンサC1とC11の電圧がアンバランスすることによる悪影響は起こらない。
スイッチa1〜anは、共通のタイミングt0〜t1でオフにされ、そのときの検出点Z1〜Znの電圧は、制御部6のセレクタ61に入力する。セレクタ61は、点Z1〜Znの電圧を順次ADコンバータ62に入力してデジタル信号に変換する。コントローラ64での動作は、第2の実施形態と同様であるので、省略する。
表示装置4では、異常と判定されたコンデンサが表示され、異常の種類であるショートあるいはオープンの状態が表示される。また、検出点Z1〜Znの電圧の値あるいは変化量を数値あるいはグラフにより表示装置4に表示することもできる。
第3の実施形態では、図6に示すように、制御部6により閾値との比較を行っているが、図2に示す第1の実施形態のコンデンサ異常検出回路51〜5nを用いても実現できる。
以上説明したように、コンデンサ回路ユニット12−1〜12−nあるいは13−1〜13−nでは、電源起動時に、コンデンサ回路ユニット12−kあるいは13−k(1≦k≦n)において、コンデンサCkのオープン、コンデンサCk1のオープンのいずれかが検出でき、さらに定常運転時にはコンデンサCkとCk1のショートが検出できる。さらに、コンデンサ回路ユニット14−1〜14−nを用いると、電源起動時に、コンデンサ回路ユニット14−k(1≦k≦n)において、コンデンサCkとコンデンサCk1の両方のオープンが検出できる。
図9は、第3の実施形態で検出できるコンデンサ異常をまとめて示す図である。図9では、コンデンサ回路ユニット14−1を例にしているが、他のコンデンサ回路ユニットでも同様である。各コンデンサのショートとオープンの異常が検出できることがわかる。このようにして、電源起動時にコンデンサのオープン異常を検出することができ、異常の早期発見が可能となる。さらには定常運転時にはコンデンサのショート異常を検出することができる。
また、上述の実施形態では、コンデンサC1kのバランス抵抗を抵抗R1kとR2kとに分割して構成したが、2分割に限らす、3個以上の抵抗に分割して、この3個以上に分割された抵抗のうちの1つの抵抗の電圧降下を検出して、上限閾値および下限閾値と比較するようにしてもよい。
本発明が対象とする電源回路を有する装置を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態のコンデンサ異常検出回路の出力による正常異常の判定を説明する図である。 本発明の実施形態の検出点の電圧の変化と閾値の変化を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示す図である。 本発明の第3の実施形態を示す図である。 第3の実施形態におけるコンデンサ正常時の検出点の電圧変化を示す図である。 第3の実施形態におけるコンデンサ異常時の検出点の電圧変化を示す図である。 第3の実施形態で検出できるコンデンサ異常をまとめて示す図である。
符号の説明
1 電源回路
11 整流器
12−1〜12−n コンデンサ回路ユニット
13−1〜13−n コンデンサ回路ユニット
14−1〜14−n コンデンサ回路ユニット
2 負荷装置
3、6 制御部
4 表示部
51〜5n コンデンサ異常検出回路

Claims (9)

  1. コンデンサとバランス抵抗の並列回路を2個直列接続されてなるコンデンサ回路ユニットをさらに複数組並列接続して構成されるコンデンサ回路のコンデンサ故障検出回路において、
    前記コンデンサ回路ユニットの1つのコンデンサに並列接続されるバランス抵抗は複数の抵抗から構成されており、
    前記複数の抵抗のうち1つの抵抗の電圧降下を検出する電圧検出手段と、
    下限閾値と該下限閾値より大きい上限閾値とを有し、前記電圧検出手段で検出された電圧が前記下限閾値より小さい場合前記コンデンサ回路ユニットのいずれかのコンデンサの異常と判断し、該電圧が前記上限閾値より大きい場合前記コンデンサ回路ユニットのいずれかのコンデンサの異常と判断するコンデンサ異常検出手段と、を備え、
    少なくとも前記下限閾値は前記コンデンサ回路ユニットに印加される直流電圧に比例して変化することを特徴とするコンデンサ故障検出回路。
  2. 前記コンデンサ回路の立ち上がり期間に、前記電圧検出手段で検出された電圧が前記下限閾値より小さい場合一方のコンデンサのオープン異常と判断し、該電圧が前記上限閾値より大きい場合他方のコンデンサのオープン異常と判断することを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ検出回路。
  3. 前記電圧降下が検出される抵抗と直列に接続されるスイッチを備え、
    前記コンデンサ回路の立ち上がり期間内の所定期間、該スイッチをオフにすることにより、前記コンデンサ回路ユニットの直列接続されたすべてのコンデンサのオープン異常を検出することを特徴とする請求項1または2に記載のコンデンサ故障検出回路。
  4. 前記コンデンサ回路の定常動作期間に、前記電圧検出手段で検出された電圧が前記下限閾値より小さい場合一方のコンデンサのショート異常と判断し、該電圧が前記上限閾値より大きい場合他方のコンデンサのショート異常と判断することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンデンサ故障検出回路。
  5. 前記コンデンサ異常検出手段は、前記コンデンサ回路ユニットのそれぞれに対応して設けられ、前記上限閾値をもつ第1の比較器と前記下限閾値をもつ第2の比較器を備え、前記上限閾値および下限閾値は、前記コンデンサ回路ユニットに印加される電圧を抵抗分割して生成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンデンサ故障検出回路。
  6. 前記コンデンサ異常検出手段は、前記コンデンサ回路ユニットごとに前記電圧検出手段で検出された電圧を並列入力して直列出力するセレクタと、該セレクタからの出力をAD変換するADコンバータと、前記上限閾値と下限閾値を記憶するメモリと、入力電圧を比較するコントローラを有し、
    前記コントローラは、前記ADコンバータの出力と前記メモリから出力される前記上限閾値と下限閾値とを比較することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンデンサ故障検出回路。
  7. コンデンサ異常検出手段に接続された表示装置を備え、
    コンデンサに異常があったときに表示あるいは警報を発するとともに、
    前記電圧検出手段で検出された電圧の値または変化量を、数値或いはグラフにて、表示装置に表示することを特徴とする請求項6に記載のコンデンサ故障検出回路。
  8. 交流電源に接続される電源スイッチと、
    前記電源スイッチに接続される整流器と、
    前記整流器に接続されるとともに、負荷装置に電力を供給するコンデンサ回路であって、コンデンサとバランス抵抗の並列回路を2個直列接続されてなるコンデンサ回路ユニットをさらに複数組並列接続して構成され、さらに前記コンデンサ回路ユニットの1つのコンデンサに並列接続されるバランス抵抗が複数の抵抗から構成されているコンデンサ回路と、
    前記複数の抵抗のうち1つの抵抗の電圧降下を検出する電圧検出手段と、
    下限閾値と該下限閾値より大きい上限閾値とを有し、前記電圧検出手段で検出された電圧が前記下限閾値より小さい場合前記コンデンサ回路ユニットのいずれかのコンデンサの異常と判断し、該電圧が前記上限閾値より大きい場合前記コンデンサ回路ユニットのいずれかのコンデンサの異常と判断するコンデンサ異常検出手段であって、少なくとも前記下限閾値は前記コンデンサ回路ユニットに印加される直流電圧に比例して変化するコンデンサ異常検出手段と、
    を備えることを特徴とする電源装置。
  9. 前記電圧降下が検出される抵抗と直列に接続されるスイッチを備え、
    前記コンデンサ回路の立ち上がり期間内の所定期間、該スイッチをオフにすることにより、前記コンデンサ回路ユニットの直列接続されたすべてのコンデンサのオープン異常を検出することを特徴とする請求項8に記載の電源装置。
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