JP2009091679A - 紡機における繊維束集束装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】繊維束が振動板の対向面に沿って繊維束の進行方向と直交する方向へ拡がるのを抑制して、紡出糸の糸品質の向上を図ることができる紡機における繊維束集束装置を提供する。
【解決手段】繊維束集束装置は上流側から下流側へと移動する繊維束の幅を狭めるように案内する案内部材31と、繊維束に対してその幅を狭める方向に作用する音圧を発生するように案内部材31を振動させる励振手段32とを備えている。案内部材は対向配置された2つの振動板41を備え、振動板41は出口側が入口側より断面積の小さな案内通路を構成するガイド部41cと、基端側が振動子37に連結されるとともに先端側にガイド部41cが一体に形成された支持板部とを備えている。ガイド部41cは少なくとも入口側案内通路44bを通過する繊維束に対して振動板の対向面側と、前記対向面と交差する側とから繊維束に音圧を作用させる形状に形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、紡機における繊維束集束装置に係り、詳しくはリング精紡機のドラフト装置(ドラフトパート)の下流に配置され、ドラフト装置でドラフトされた繊維束を集束するのに好適な紡機の繊維束集束装置に関する。
リング精紡機において、ドラフトされた繊維束を撚り掛けの前に予め集束し、むらが少ない、毛羽が少ない等の糸品質の向上を目的とした繊維束集束装置が種々提案されている。そして、繊維束の集束方法としては、機械的なガイド(コレクター)を用いる方法や、多孔ベルト(通気エプロン)上を移動する繊維束に吸引気流を作用させる方法が一般的である。
しかし、これらの方法では、機械的なガイドや多孔ベルト等の案内部材が繊維束と積極的に接触して繊維束を案内するため、繊維束中の繊維配列を乱さないために、案内部材の表面の摩擦を低減させる対策が必要である。この問題を解消するため、精紡機に取り付けられた状態において、案内すべき繊維束の移動方向に沿って繊維束の幅を狭める案内面を備えた案内部材と、前記繊維束に対してその幅を狭める方向に作用する音圧を発生するように案内部材を振動させる励振手段とを備えた繊維束案内装置が提案されている(特許文献1参照。)。特許文献1には、互いに平行に配置された一対の平板で構成され、案内面が平板の対向面で構成された案内部材や、図6に示すように、案内部材61が繊維束の進行方向上流側から下流側に向かって断面形状が小さくなる筒状体の一端から他端まで連続する溝部62を有する形状に形成されたものが開示されている。案内面62aは溝部62の内面で構成される。そして、案内部材61が振動子63によって所定の共振周波数(例えば、34kHz前後)で励振されることにより、案内面62aから発生する音圧により案内面62aと繊維束との摩擦が低減される。
特開2007−9391号公報
ところが、案内部材を2枚の平板振動板で構成した場合は、繊維束は摩擦抵抗が低減された状態で案内されるが、繊維束が振動板の案内面に沿って繊維束の進行方向と直交する方向へ拡がってしまい、繊維の集束が充分にならない。また、図6に示すように、案内部材61が筒状体で構成された場合は、案内部材61の剛性が高く共振し難いため、繊維束ガイドとして必要な振幅が得られ難い。
本発明は、前記の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は繊維束が繊維束の進行方向と直交する方向へ拡がるのを抑制して、紡出糸の糸品質の向上を図ることができる紡機における繊維束集束装置を提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、紡機に取り付けられた状態において、上流側から下流側へと移動する繊維束の幅を狭めるように案内する案内面を備えた案内部材と、前記繊維束に対してその幅を狭める方向に作用する音圧を発生するように前記案内部材を振動させる励振手段とを備えた紡機における繊維束集束装置である。そして、前記案内部材は対向配置された2つの振動板を備え、前記振動板は出口側が入口側より断面積の小さな案内通路を構成するガイド部と、基端側が前記励振手段を構成する振動子に連結されるとともに先端側に前記ガイド部が一体に形成された支持板部とを備え、前記ガイド部は前記案内通路の少なくとも入口側案内通路を通過する繊維束に対して前記振動板の対向面側と、前記対向面と交差する面側とから前記繊維束に前記音圧を作用させる形状に形成されている。ここで、「振動板の対向面と交差する面側」とは、例えば、繊維束が水平方向に進行する場合は上下方向や斜め方向を意味し、繊維束が上下方向に進行する場合は水平方向や斜め方向を意味する。
この発明では、案内部材が励振手段により振動されると、上流側から下流側へと移動する繊維束を案内するガイド部から音波が発生する。案内通路の少なくとも入口側案内通路の案内面からは、繊維束に対して振動板の対向面側と、前記対向面と交差する面側とから
繊維束に音圧を作用させるように音波が発生するため、従来技術と異なり、繊維束が振動板の対向面に沿って繊維束の進行方向と直交する方向へ拡がるのが抑制された状態で案内される。したがって、繊維の集束が充分に行われ、紡出糸の糸品質の向上を図ることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ガイド部は、前記入口側案内通路の断面積が上流側ほど大きくなるように形成されており、前記入口側案内通路に連続する下流側案内通路を構成する案内面が繊維束の進行方向と平行に延びる平面で構成されている。この発明では、繊維束は入口側案内通路を通過する間に繊維の集束が行われて下流側案内通路へ移動し、下流側案内通路を通過する間も音圧を受けて集束状態が維持される。そして、下流側案内通路は進行方向と平行に延びる平面で構成されているため、ガイド部から送り出される繊維束の太さが安定する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記案内部材は、左右対称な形状に形成されている。この発明では、一つの振動子で案内部材を構成する2つの振動板を必要な振幅で効率良く振動させることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載の発明において、前記ガイド部は、前記支持板部の厚さより幅が広い断面コの字状の入口側案内通路形成部を有するように形成されている。この発明では、支持板部の振動に適した厚さDに制限されることなく、入口側案内通路の入口断面積を大きくすることができ、入口での繊維詰まりをより発生し難くすることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記ガイド部は、前記下流側案内通路を通過する繊維束が前記平行に延びる平面に沿って前記繊維束の進行方向と直交する側へ移動することを規制する補助案内面を有する。この発明では、繊維束が下流側案内通路を通過する際に繊維束に対して、振動板の対向面からだけでなく補助案内面からも繊維束に対して音圧が作用して、繊維束は集束が維持された状態で進行する。
本発明によれば、繊維束が繊維束の進行方向と直交する方向へ拡がるのを抑制して、紡出糸の糸品質の向上を図ることができる。
以下、本発明をリング精紡機に具体化した一実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。
図1(a)に示すように、ドラフト装置11は、3線式ドラフト部の繊維束進行方向下流側に最終送出ローラ対を備えた4線式の構成である。3線式ドラフト部は、フロントボトムローラ12、ミドルボトムローラ13及びバックボトムローラ14を備えている。ミドルボトムローラ13及びバックボトムローラ14は機台を構成するローラスタンド15に対して前後方向に位置調整可能に固定された支持ブラケット16,17を介して支持されている。
ウエイティングアーム20のフレーム20bには、フロントトップローラ21、ミドルトップローラ22及びバックトップローラ23が、それぞれフロントボトムローラ12、ミドルボトムローラ13及びバックボトムローラ14と対応する位置にトップローラ支持部材を介してそれぞれ支持されている。ウエイティングアーム20にはレバー20aが加圧位置と解放位置とに回動可能に配設されている。レバー20aが図1(a)に示すウエイティングアーム20のフレーム20bと当接する加圧位置に配置された状態では、ウエイティングアーム20は、ウエイティングアーム20に支持された各トップローラ21,22,23をボトムローラ12,13,14側に押圧する加圧位置(紡出位置)にロック状態で保持される。また、レバー20aが図1(a)に示す状態から上方の解放位置に回動された状態では、前記ロック状態が解除されるようになっている。
最終送出ローラ対24は、ローラスタンド15に支持されたボトムニップローラ24aと、ウエイティングアーム20に支持部材を介して支持されたトップニップローラ24bとで構成されている。トップニップローラ24bはドラフト装置11のフロントトップローラ21と同様に2錘毎に、支持部材を介してウエイティングアーム20に支持されている。
図1(a)に示すように、繊維束集束装置30は、最終送出ローラ対24とその直前のローラであるフロントボトムローラ12及びフロントトップローラ21との間に配置されている。図2(a)に示すように、繊維束集束装置30は案内部材31と、案内部材31を振動させる励振手段32とを備えている。
図2(a)に示すように、励振手段32は、機台への取付け用ブラケット33を挟んで両側に圧電素子34が一対ずつ設けられており、両圧電素子34を挟むように連結部材35,36が設けられている。即ち、励振手段32を構成する振動子37は、一対の連結部材35,36間に圧電素子34及び取付け用ブラケット33を挟み込んだ形で構成されている。連結部材35,36は金属製のロッドで構成されている。振動子37は所謂ランジュバン形振動子を構成し、圧電素子34は一対のリング状のピエゾ素子34a,34bを備えており、両ピエゾ素子34a,34b間にリング状の電極板38が配置されている。
一方の連結部材35には圧電素子34と対向する面に雌ねじ部(図示せず)が形成され、他方の連結部材36には圧電素子34と対向する面に、先端に雄ねじ部を有するロッド部(図示せず)が突出形成されている。そして、ロッド部が圧電素子34及び電極板38を遊貫し、かつ取付け用ブラケット33の嵌合孔を貫通するとともに前記雄ねじ部が雌ねじ部(図示せず)に螺合されることにより、両連結部材35,36が、圧電素子34及び電極板38を取付け用ブラケット33に締め付け固定した状態で、取付け用ブラケット33に支持されている。
振動子37は発振器39に接続されている。電極板38は配線40aを介して発振器39と接続され、発振器39の接地端子が配線40bを介して取付け用ブラケット33に接続されている。したがって、圧電素子34は、取付け用ブラケット33に接触する面と、ロッド部を介して取付け用ブラケット33に電気的に接続されている連結部材35,36に接触する面とが電位ゼロとなる状態に設けられている。そして、発振器39は、取付け用ブラケット33が振動の節に位置し、連結部材35,36の案内部材31が固着された端部が振動の腹となるように振動子37を励振させる。また、発振器39は、案内部材31を人の可聴領域より高い周波数で振動させるように振動子37を励振させる。
案内部材31は、対向配置された2つの振動板41を備え、この実施形態では案内部材31は繊維束の進行方向に向かって左右対称な形状に形成され、2つの振動板41も対称な形状に形成されている。振動板41は、基部41aと、基部41aより幅が狭い中間部41bと、中間部41bとほぼ直交するように延びるガイド部41cとを備えている。基部41a及び中間部41bは支持板部を構成し、基部41aにスペーサ42が一体に突出形成されている。そして、案内部材31は、2枚の振動板41がスペーサ42を介して連結されて形成されている。各振動板41は、基部41aにおいてスペーサ42を介して接合されるとともに、連結部材35,36に当接する側と反対側から振動板41及びスペーサ42を貫通するボルト43が連結部材35,36の図示しないねじ穴に螺合することで連結部材35,36に締め付け固定されている。
図2(b)は、繊維束の進行方向に向かって右側に配置される振動板41を左側に配置される振動板41に対向する対向面側(スペーサ42が突設された側)から見た部分側面図である。図2(b)に示すように、ガイド部41cは、下流側案内通路44a及び下流側案内通路44aに連続する入口側案内通路44bを構成する溝部44を有する。溝部44は、下流側案内通路44aを構成する部分の深さ(図2(b)の紙面垂直方向の長さ)が一定で幅(図2(b)の上下方向の長さ)が一定に形成されている。即ち、ガイド部41cは、下流側案内通路44aを構成する案内面として繊維束の進行方向と平行に延びる平面44a1と、下流側案内通路44aと対応する箇所を通過する繊維束が平面44a1に沿って繊維束の進行方向と直交する側へ移動することを規制する補助案内面44a2とを有する。また、溝部44は、入口側案内通路44bを構成する部分の深さ及び幅が上流側ほど大きくなるように、即ち入口側案内通路44bの断面積が上流側ほど大きくなるように形成されている。この実施形態では、振動板41は例えば、アルミニウム系金属板をプレス加工することにより形成されている。アルミニウム系金属とはアルミニウム又はアルミニウム合金を意味する。
入口側案内通路形成部45は、繊維束に対して振動板41の対向面としての側傾斜面45a側と、前記側傾斜面45aと交差する上下傾斜面45b側から繊維束に音圧を作用させる形状に形成されている。この実施形態では、図2(a)及び図3(b)に示すように、ガイド部41cは、入口側案内通路形成部45が断面コの字状となるように形成されている。入口側案内通路44bを構成する溝部44の入口における深さの値は、基部41a及び中間部41bを構成する支持板部の厚さDより大きく形成されており、ガイド部41cは、前記支持板部の厚さDより幅Wが広い断面コの字状の入口側案内通路形成部45を有するように形成されている。
なお、振動板41は、下流側案内通路44aより下流側及び入口側案内通路44bより上流側に、それぞれ繊維束の左右方向への移動を規制する側面視三角形状の規制部46a,46bを有する。そして、一対の振動板41は励振手段32により励振された際に、ガイド部41c同士が互いに干渉しない程度の隙間を有する状態で対向して、スペーサ42において接合される。
前記のように構成された2枚の振動板41で構成された案内部材31は、繊維束の案内通路として四角錐台状の入口側案内通路44bと、入口側案内通路44bに連続して一定断面で直線状に延びる下流側案内通路44aとを備え、上流側から下流側へと移動する繊維束の幅を狭めるように案内する案内面として、平面44a1,補助案内面44a2,側傾斜面45a,上下傾斜面45bを備えている。案内部材31は、一対の下流側案内通路44aの対向する案内面(平面44a1)の間隔が、紡出条件によっても異なるが、1mm以下となるように形成されている。
次に前記のように構成された装置の作用を説明する。
精紡機の運転に先立って、紡出原料に合わせて、ミドルボトムローラ13及びバックボトムローラ14の位置が、支持ブラケット16,17の位置を調整することで適正な位置に調整される。ミドルトップローラ22及びバックトップローラ23の位置もミドルボトムローラ13及びバックボトムローラ14の位置に対応して調整される。
精紡機が運転されると、繊維束Fはドラフト装置11の3線式ドラフト部でドラフトされた後、案内部材31を介して最終送出ローラ対24のニップ部へと案内され、最終送出ローラ対24から送出される。精紡機の運転時には、発振器39の駆動により、振動子37が案内部材31の所定の共振周波数(例えば、30kHz前後)で励振され、連結部材35,36が縦振動して連結部材35,36を介して案内部材31が撓み振動する。そして、上流側から下流側へと移動する繊維束Fを案内する入口側案内通路44b及び下流側案内通路44aの壁面から繊維束Fに対してその幅を狭める方向に作用する音圧を作用させるように音波が発生する。
繊維束Fは入口側案内通路44b及び下流側案内通路44aと対応する位置を通過して集束され、ボトムニップローラ24a及びトップニップローラ24bのニップ点を過ぎた後、撚り掛けを受けながら下流側へ移動し、図示しないボビンに巻き取られる。最終送出ローラ対24はフロントボトムローラ12及びフロントトップローラ21の表面速度より若干速く回転され、繊維束Fは適度な緊張状態で最終送出ローラ対24のニップ点を過ぎた後、転向して撚り掛けを受けながら下流側へ移動する。
案内部材が2枚の平板振動板で構成された従来技術では、一対の対向面からのみ繊維束Fに対して音圧が作用する構成のため、繊維束Fが対向面に沿って繊維束Fの進行方向と直交する方向へ拡がり、繊維束Fの集束が必ずしも充分ではなかった。しかし、この実施形態では、繊維束Fの進行方向上流側に位置する入口側案内通路44bの壁面からは、繊維束Fに対して振動板41の対向面としての側傾斜面45a側と、前記側傾斜面45aと交差する上下傾斜面45b側(この実施形態では直交する側)から繊維束Fに対してその幅を狭める方向に作用する音圧を作用させるように音波が発生する。その結果、従来技術と異なり、繊維束Fが側傾斜面45aに沿って繊維束Fの進行方向と直交する方向へ拡がるのが抑制された状態で案内される。したがって、繊維の集束が充分に行われ、紡出糸の糸品質の向上を図ることができる。
実施形態の繊維束集束装置30を設けたリング精紡機と、案内部材が2枚の平板振動板で構成された従来の繊維束集束装置を設けたリング精紡機を使用して紡出した紡出糸の糸品質を調べて比較した。
紡出糸として中番手の綿糸(コーマ糸:40番手)を、スピンドル回転数20000rpmで紡出した場合と、太番手の綿糸(カード糸:10番手)を、スピンドル回転数10000rpmで紡出した場合について、得られた紡出糸を検査して100m当たりに存在する長さ3mm以上の毛羽のトータル数(S3)及び単糸強力を調べた。結果を図4(a)及び図4(b)にそれぞれ示す。紡出糸は、毛羽数が少ないほど糸品質が良く、単糸強力が大きいほど糸品質が良い。
図4(a)に示すように、中番手の綿糸及び太番手の綿糸とも、従来技術の平板ガイドを備えた場合(比較例)に比べて実施形態の案内部材31を備えた場合(実施例)は、毛羽数(S3)が1/2以下に、大幅に減少した。また、単糸強力は、中番手の綿糸の場合、比較例に比べて実施例の場合は3割程度向上し、太番手の綿糸でも1割以上向上した。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)繊維束集束装置30は、紡機に取り付けられた状態において、上流側から下流側へと移動する繊維束Fの幅を狭めるように案内する案内面を備えた案内部材31と、繊維束に対してその幅を狭める方向に作用する音圧を発生するように案内部材31を振動させる励振手段32とを備えている。そして、案内部材31は対向配置された2つの振動板41を備え、振動板41は出口側が入口側より断面積の小さな案内通路を構成するガイド部41cと、基端側が励振手段32を構成する振動子37に連結されるとともに先端側にガイド部41cが一体に形成された支持板部とを備えている。ガイド部41cは、案内通路を通過する繊維束Fに対して振動板41の対向面側(平面44a1,側傾斜面45a)と、前記対向面と交差する面(補助案内面44a2,上下傾斜面45b)側とから繊維束Fに音圧を作用させる形状に形成されている。したがって、従来技術と異なり、繊維束Fが振動板41の対向面に沿って繊維束Fの進行方向と直交する方向へ拡がるのが抑制された状態で案内されて繊維の集束が充分に行われ、紡出糸の糸品質の向上を図ることができる。
(2)ガイド部41cは、下流側案内通路44aを構成する案内面が繊維束の進行方向と平行に延びる平面44a1で構成され、下流側案内通路44aに連続する入口側案内通路44bの断面積が上流側ほど大きくなるように形成されている。したがって、繊維束Fは入口側案内通路44bを通過する間に繊維の集束が行われて下流側案内通路44aへ移動し、下流側案内通路44aを通過する間も音圧を受けて集束状態が維持される。そして、下流側案内通路44aは進行方向と平行に延びる平面44a1で構成されているため、ガイド部41cから送り出される繊維束Fの太さが安定する。
(3)案内部材31は、左右対称な形状に形成されている。したがって、一つの振動子37で案内部材31を構成する2つの振動板41を必要な振幅で効率良く振動させることができる。
(4)ガイド部41cは、支持板部の厚さDより幅Wが広い断面コの字状の入口側案内通路形成部45を有するように形成されている。したがって、支持板部(基部41a,中間部41b)の振動に適した厚さDに制限されることなく、入口側案内通路の入口断面積を大きくすることができ、入口での繊維詰まりをより発生し難くすることができる。
(5)ガイド部41cは、下流側案内通路44aを通過する繊維束Fが平行に延びる平面44a1に沿って繊維束Fの進行方向と直交する側へ移動することを規制する補助案内面44a2を有する。したがって、繊維束Fが下流側案内通路44aを通過する際に繊維束Fに対して、振動板41の対向面としての平面44a1からだけでなく補助案内面44a2からも繊維束Fに対して音圧が作用して、繊維束Fは集束が維持された状態で進行する。
(6)案内部材31は、繊維束Fの周囲ほぼ全体を覆う形状の下流側案内通路44a及び入口側案内通路44bの他に、下流側案内通路44aの下流側に連続する規制部46aと、入口側案内通路44bの上流側に連続する規制部46bとを左右両側に備えている。したがって、案内部材31が規制部46a,46bを備えない構成の場合に比較して、フロントボトムローラ12及びフロントトップローラ21から送り出された繊維束Fが円滑に入口側案内通路44bに送り込まれ、下流側案内通路44aから送り出された繊維束Fが集束を維持した状態で最終送出ローラ対24へ送り込まれる。
(7)振動板41はプレス加工により形成されているため、振動板41を切削加工で製造する場合に比較して製造コストを低減することができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 案内部材31の入口側案内通路44bは、断面積が上流側ほど大きくなるように形成されていればよく、断面形状が矩形状に限らない。例えば、図5(a)に示すように、断面形状が六角形となるように形成したり、図5(b)に示すように、断面形状が円形となるように形成したりしてもよい。これらの形状であっても、案内部材31が励振手段32によって振動されると、入口側案内通路44bを通過する繊維束Fに対して、振動板41の対向面側及びそれと交差する面側から繊維を集束させるように音圧が作用する音波が発生する。その結果、繊維の集束が充分に行われ、紡出糸の糸品質の向上を図ることができる。また、入口側案内通路44bの断面形状は、矩形状や六角形状以外の多角形状、例えば、三角形状や八角形状であってもよい。また、入口側案内通路44bの断面形状を円形状に代えて楕円形状としてもよい。
○ 案内部材31を左右対称に形成する場合、一対の振動板41を、入口側案内通路44bとして繊維束Fが通過する部分の周囲全体を囲む形状に形成する構成に限らない。例えば、図5(c)に示すように、入口側案内通路44bの断面形状は矩形状であるが、振動板41は断面L字状に屈曲形成されて上方が開放された通路を構成し、開放部を覆うカバー板47を別に設けてもよい。カバー板47は、例えば、ウエイティングアーム20側に固定され、ウエイティングアーム20が加圧位置に配置された状態において入口側案内通路44bの上側開放部を覆う位置に配置される。この構成では、カバー板47は振動されず、励振手段32により一対の振動板41が振動された際、入口側案内通路44bを通過する繊維束Fに対しては、左右両側と下側から音圧が作用して繊維束Fを集束する。入口側案内通路44bの上側からは繊維束Fに対して音圧は作用しないが、カバー板47の存在により、繊維束Fが振動板41の対向面に沿って繊維束Fの進行方向と直交する方向へ拡がることは抑制される。したがって、入口側案内通路44bを通過する繊維束Fは集束された状態で下流側案内通路44aへ移動し、下流側案内通路44aで繊維の集束が高められて紡出される。その結果、従来技術に比較して紡出糸の糸品質の向上を図ることができる。
○ 案内部材31は左右対称な2つの振動板41で形成される構成に限らず、非対称な2つの振動板で構成してもよい。例えば、図5(d)に示すように、非対称な2つの振動板48a,48bで構成してもよい。この場合、各振動板48a,48bをそれぞれ異なる励振手段によって振動させることにより、ガイド部41cを適切な振幅で振動させることができる。
○ 案内部材31は、対向配置された2つの振動板を備え、振動板は出口側が入口側より断面積の小さな案内通路を構成するとともに前記案内通路の少なくとも入口側案内通路
44bを通過する繊維束Fに対して振動板の対向面側と、前記対向面と交差する側とから繊維束に音圧を作用させる形状に形成されていればよい。例えば、ガイド部41cに形成される下流側案内通路44aは、補助案内面44a2を有さずに平面44a1のみを備えた構成としたり、一方の補助案内面44a2と平面44a1を備える構成としたりしてもよい。これらの場合も繊維束Fは入口側案内通路44bを通過する際に繊維の集束が高められて下流側案内通路44aへ移動し、下流側案内通路44aで繊維の集束が高められて紡出される。その結果、従来技術に比較して紡出糸の糸品質の向上を図ることができる。
○ 案内部材31は、下流側案内通路44aの下流側に連続する規制部46a及び入口側案内通路44bの上流側に連続する規制部46bを省略した構成としてもよい。しかし、規制部46a,46bが存在する方が、繊維束Fを効率良く集束するとともに集束を維持した状態で最終送出ローラ対24へ送り込むことができる。
○ 板状の取付け用ブラケット33を挟んで両側にそれぞれ一対の圧電素子34を設ける構成に代えて、圧電素子34が連結部材35,36に挟まれて一対設けられた構成としてもよい。例えば、一対の圧電素子34を挟むようにして圧電素子34と連結部材35,36を連結する。
○ 振動子37を励振させる際、必ずしも連結部材35,36の案内部材31と接合される位置が縦振動の腹になる状態で励振させる構成に限らず、連結部材35,36の案内部材31と接合される位置が縦振動の腹からずれた位置であってもよい。しかし、腹と一致する位置の方が小さな駆動エネルギーで案内部材31を所望の振動状態で振動させることができる。連結部材35,36の案内部材31と接合される位置を縦振動の腹からずらす場合、隣接する腹と節の距離の20%以内が好ましい。
○ 振動板41,48a,48bをプレス加工に限らず、例えば、切削加工で製造したり、プレス加工と切削加工を組み合わせて製造したりしてもよい。
○ 振動板41,48a,48bの材質はアルミニウム系金属に限らず、他の金属を使用してもよい。
○ 中間部41bは途中で屈曲した形状や湾曲した形状であってもよい。
○ 案内部材31を連結部材35,36にボルトで締め付け固定する構成に代えて、ろう付けで固着したり、半田付けや接着剤で固着したりしてもよい。
○ 励振手段32は圧電素子34を用いて構成された振動子37に代えて、磁歪素子や超磁歪素子を用いて振動子37を構成してもよい。
○ 繊維束集束装置30は、所謂コンパクト糸と呼ばれる高品質の糸を紡出するため、最終送出ローラ対24とその直前のローラ(フロントボトムローラ12及びフロントトップローラ21)との間に配置されて使用されるものに限らない。例えば、精紡機のドラフト装置において、繊維束集束装置30をバックローラとエプロンが巻き掛けられたミドルローラとの間に配置して使用するようにしてもよい。精紡機においては、現在のドラフトより高いドラフトで紡出を行いたいという要望もある。しかし、現在のドラフト装置ではそのドラフトを達成するためにバックローラとミドルローラとの間のドラフトを高めると、バックローラとミドルローラとの間において繊維束の幅が拡がり、拡がったままの状態で繊維束がミドルローラに進入するため、良好なドラフトを行うことができないという問題がある。しかし、前記のような構成の繊維束集束装置30をバックローラとミドルローラとの間に配置することにより、エプロンが巻き掛けられたミドルローラに繊維束が入る前に、繊維束の幅が所望の幅に狭められる。したがって、従来に比較してバックゾーンでのドラフトを高めて、全体としてのドラフトを高めるようにドラフト装置を駆動しても、エプロンゾーンでのドラフトが良好に行われる。
以下の技術的思想(発明)は前記実施形態から把握できる。
○ 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の発明において、前記振動板はプレス加工により形成されている。
(a)は一実施形態におけるドラフト装置の側面図、(b)はトップ側から見た案内部材とボトムローラの関係を示す概略図。 (a)は繊維束案内装置を案内部材の入口側から見た模式図、(b)は振動板の部分側面図。 (a)は案内部材の概略斜視図、(b)は案内部材を入口側斜め上方から見た概略斜視図。 (a)は紡出糸の毛羽数の比較を示すグラフ、(b)は紡出糸の単糸強力の比較を示すグラフ。 (a)〜(d)は別の実施形態における案内部材を入口側から見た模式図。 従来技術の案内部材の概略斜視図。
符号の説明
D…厚さ、F…繊維束、W…幅、30…繊維束集束装置、31…案内部材、32…励振手段、37…振動子、41,48a,48b…振動板、41a…支持板部を構成する基部、41b…同じく中間部、41c…ガイド部、44a…下流側案内通路、44b…入口側案内通路、44a1…対向面としての平面、44a2…対向面と交差する面としての補助案内面、45…入口側案内通路形成部、45a…対向面としての側傾斜面、45b…対向面と交差する面としての上下傾斜面。

Claims (5)

  1. 紡機に取り付けられた状態において、上流側から下流側へと移動する繊維束の幅を狭めるように案内する案内面を備えた案内部材と、前記繊維束に対してその幅を狭める方向に作用する音圧を発生するように前記案内部材を振動させる励振手段とを備えた紡機における繊維束集束装置であって、
    前記案内部材は対向配置された2つの振動板を備え、前記振動板は出口側が入口側より断面積の小さな案内通路を構成するガイド部と、基端側が前記励振手段を構成する振動子に連結されるとともに先端側に前記ガイド部が一体に形成された支持板部とを備え、前記ガイド部は前記案内通路の少なくとも入口側案内通路を通過する繊維束に対して前記振動板の対向面側と、前記対向面と交差する面側とから前記繊維束に前記音圧を作用させる形状に形成されている紡機における繊維束集束装置。
  2. 前記ガイド部は、前記入口側案内通路の断面積が上流側ほど大きくなるように形成されており、前記入口側案内通路に連続する下流側案内通路を構成する案内面が繊維束の進行方向と平行に延びる平面で構成されている請求項1に記載の紡機における繊維束集束装置。
  3. 前記案内部材は、左右対称な形状に形成されている請求項1又は請求項2に記載の紡機における繊維束集束装置。
  4. 前記ガイド部は、前記支持板部の厚さより幅が広い断面コの字状の入口側案内通路形成部を有するように形成されている請求項2又は請求項3に記載の紡機における繊維束集束装置。
  5. 前記ガイド部は、前記下流側案内通路を通過する繊維束が前記平行に延びる平面に沿って前記繊維束の進行方向と直交する側へ移動することを規制する補助案内面を有する請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載の紡機における繊維束集束装置。
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