JP2009089093A - 頭部装着型画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性を良好にしつつ、容易かつ簡便に装置全体の重量バランスを調整することのできる頭部装着型画像表示装置を提供すること。
【解決手段】画像信号に基づいた画像をユーザの眼に表示する画像表示ユニットと、画像表示ユニットを支持した状態でユーザの頭部に装着可能な眼鏡型支持部材と、を備え、画像表示ユニットを眼鏡型支持部材から着脱自在に構成した頭部装着型画像表示装置であって、眼鏡型支持部材への画像表示ユニットの装着動作に連動して、眼鏡型支持部材又は画像表示ユニットに設けた重錘を移動させ、画像表示ユニット装着時の重量バランスを調整する重錘位置調整機構を設けた。
【選択図】図4

Description

本発明は、ユーザの頭部に装着され、画像信号に基づいた画像をユーザの眼に表示する頭部装着型画像表示装置に関するものである。
近年、ユーザの頭部に装着してビデオやパーソナルコンピュータなどから送信される画像信号に基づいた画像を見ることを目的としたHMD(Head Mount Display)などの頭部装着型画像表示装置が広く知られている。これら頭部装着型画像表示装置は、通常、画像信号に基づいた画像をユーザの眼に表示する画像表示ユニットを、眼鏡型支持部材に一体に設けた構成となっているが、この画像表示ユニットの重量によって装置全体の重量バランスを崩していた。
そこで、特許文献1に記載されているように、画像表示ユニットの重量に対するカウンタウエイトとして機能する重錘を、眼鏡型支持部材に設けた頭部装着型画像表示装置が提案されている。この頭部装着型画像表示装置では、重錘の重量によって、画像表示ユニット装着時の重量バランスを調整している。
特開2006−133376号公報
ところで、ユーザが画像を見ることを望まず、画像表示が不要の場合には、画像表示ユニットを眼鏡型支持部材に装着しておく必要がない。
しかしながら、特許文献1に記載の頭部装着型画像表示装置では、ユーザが画像を見ることを望まない場合であっても、画像表示ユニットを眼鏡型支持部材から離脱することができず、利便性に欠けるものであった。また、仮に、画像表示ユニットを眼鏡型支持部材から離脱することのできる構成を採用しても、眼鏡型支持部材に設けた重錘の重量によって、画像表示ユニット非装着時の重量バランスが崩れてしまう。このため、眼鏡型支持部材に対する重錘の配設位置を改めて変更する必要があり、重量バランスの調整が煩雑であった。
そこで、本発明は、利便性を良好にしつつ、容易かつ簡便に装置全体の重量バランスを調整することのできる頭部装着型画像表示装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、画像信号に基づいた画像をユーザの眼に表示する画像表示ユニットと、前記画像表示ユニットを支持した状態で前記ユーザの頭部に装着可能な眼鏡型支持部材と、を備え、前記画像表示ユニットを前記眼鏡型支持部材から着脱自在に構成した頭部装着型画像表示装置であって、前記眼鏡型支持部材への前記画像表示ユニットの装着動作に連動して、前記眼鏡型支持部材又は前記画像表示ユニットに設けた重錘を移動させ、前記画像表示ユニット装着時の重量バランスを調整する重錘位置調整機構を設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記重錘位置調整機構は、前記眼鏡型支持部材の左右フレームのうち少なくとも一方のフレームに設けられたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記重錘位置調整機構は、前記フレームに沿って前記重錘を移動させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明において、前記重錘位置調整機構は、前記眼鏡型支持部材に装着された前記画像表示ユニットを取り外すための取り外し部材を有し、当該取り外し部材への操作に連動して前記重錘を移動させて、前記画像表示ユニット非装着時の重量バランスを調整することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記画像表示ユニットは、前記眼鏡型支持部材の左右フレームのうち少なくともいずれかのフレームに当該画像表示ユニットを装着するための装着部を有しており、前記重錘位置調整機構を装着部に設けたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記重錘位置調整機構は、前記装着部内に設けられた重錘の移動を規制する規制手段を有し、前記眼鏡型支持部材への前記画像表示ユニットの装着動作に連動して前記規制手段による前記規制を解除することにより、前記重錘を前記フレームへ移動させることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の発明において、前記眼鏡型支持部材に前記画像表示ユニットを装着していない非装着状態では、前記重錘が前記ユーザの耳の前方又は上方に配置され、前記眼鏡型支持部材に前記画像表示ユニットを装着した装着状態では、前記重錘が前記非装着時の位置よりも前記耳の後方側に配置されることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の発明において、前記眼鏡型支持部材には、それぞれ重量の異なる画像表示ユニットを着脱自在に構成しており、前記重錘位置調整機構は、前記画像表示ユニットの重量に応じた前記重錘の移動を行うことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、画像信号に基づいた画像をユーザの眼に表示する画像表示ユニットと、画像表示ユニットを支持した状態でユーザの頭部に装着可能な眼鏡型支持部材と、を備え、画像表示ユニットを眼鏡型支持部材から着脱自在に構成した頭部装着型画像表示装置であって、眼鏡型支持部材への画像表示ユニットの装着動作に連動して、眼鏡型支持部材又は画像表示ユニットに設けた重錘を移動させ、画像表示ユニット装着時の重量バランスを調整する重錘位置調整機構を設けたので、画像表示が不要な場合には、画像表示ユニットを眼鏡型支持部材から離脱すれば、眼鏡型支持部材を通常の眼鏡として利用でき、利便性を向上することができる。しかも、画像表示ユニットの装着時に、重錘の配設位置の変更作業を省略して、容易かつ簡便に装置全体の重量バランスを調整することができる。
請求項2に記載の発明によれば、重錘位置調整機構は、眼鏡型支持部材の左右フレームのうち少なくとも一方のフレームに設けられたので、眼鏡型支持部材の左右フレーム間で画像表示ユニットを付け替えても、重錘の配設位置の変更作業を省略して、容易かつ簡便に装置全体の重量バランスを調整することができる。
請求項3に記載の発明によれば、重錘位置調整機構は、フレームに沿って重錘を移動させるので、重錘の配設位置の変更作業を省略しつつ、ユーザの頭部前側にかかる荷重とユーザの頭部後側にかかる荷重とのバランスをスムーズに調整することができ、容易かつ簡便に装置全体の重量バランスを調整することができる。
請求項4に記載の発明によれば、重錘位置調整機構は、眼鏡型支持部材に装着された画像表示ユニットを取り外すための取り外し部材を有し、当該取り外し部材への操作に連動して重錘を移動させて、画像表示ユニット非装着時の重量バランスを調整するので、取り外し部材の操作によって、眼鏡型支持部材から画像表示ユニットを容易に離脱することができ、利便性を向上することができる。しかも、画像表示ユニット非装着時に、重錘の配設位置の変更作業を省略して、容易かつ簡便に装置全体の重量バランスを調整することができる。
請求項5に記載の発明によれば、画像表示ユニットは、眼鏡型支持部材の左右フレームのうち少なくともいずれかのフレームに当該画像表示ユニットを装着するための装着部を有しており、重錘位置調整機構を装着部に設けたので、画像表示ユニットの非装着時であって眼鏡型支持部材を通常の眼鏡として利用するときに、眼鏡型支持部材を軽量化することができると共に、画像表示ユニットの装着時に、重錘の配設位置の変更作業を省略して、容易かつ簡便に装置全体の重量バランスを調整することができる。
請求項6に記載の発明によれば、重錘位置調整機構は、装着部内に設けられた重錘の移動を規制する規制手段を有し、眼鏡型支持部材への画像表示ユニットの装着動作に連動して規制手段による規制を解除することにより、重錘をフレームへ移動させるので、画像表示ユニットの装着時に、規制手段の規制を解除する手段を別途設けることなく、重錘の配設位置の変更作業を省略して、容易かつ簡便に装置全体の重量バランスを調整することができる。
請求項7に記載の発明によれば、眼鏡型支持部材に画像表示ユニットを装着していない非装着状態では、重錘がユーザの耳の前方又は上方に配置され、眼鏡型支持部材に画像表示ユニットを装着した装着状態では、重錘が非装着時の位置よりも耳の後方側に配置されるので、ユーザの耳を支点とした、ユーザの頭部前側にかかる荷重とユーザの頭部後側にかかる荷重とのバランスを良好にすることによって、容易かつ簡便に装置全体の重量バランスを調整することができる。
請求項8に記載の発明によれば、眼鏡型支持部材には、それぞれ重量の異なる画像表示ユニットを着脱自在に構成しており、重錘位置調整機構は、画像表示ユニットの重量に応じた重錘の移動を行うので、重量の異なる画像表示ユニットをそれぞれ眼鏡型支持部材に付替えても、容易かつ簡便に装置全体の重量バランスを調整することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について詳述する。
[1.第1実施形態]
まず、本発明を適用した第1実施形態に係る頭部装着型画像表示装置の構成の概要について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る頭部装着型画像表示装置の外観構成を示す説明図である。
本実施形態に係る頭部装着型画像表示装置1は、画像に関する画像信号に応じて生成されたビーム光(以下、画像光Z1(図1参照)と称することもある。)を出射させることで、ユーザ2(観察者)の少なくとも一方の眼の網膜に画像を投影し、画像を表示する(投影表示する)装置である。
この頭部装着型画像表示装置1は、図1に示すように、画像信号に基づいた画像をユーザ2の眼に表示する画像表示ユニット100と、画像表示ユニット100を支持した状態でユーザ2の頭部に装着可能な眼鏡型支持部材200とを備えている。
画像表示ユニット100は、略矩形箱状のハウジング101と、ハウジング101に内蔵され、画像に関する画像信号に応じて画像光Z1を出射する出射装置(図示せず)と、この出射装置から出射された画像光Z1をユーザ2の眼に向って反射させるハーフミラー104とを備えている。出射装置は、リード線等を介して受信した映像信号を走査ビームに変換する画像走査部(図示せず)、画像走査部により変換された走査ビームを反射する反射面(図示せず)等を備えており、走査ビームを画像光Z1として出射する。したがって、画像表示ユニット100は、出射装置によって、画像に関する画像信号に応じて生成された画像光Z1をハーフミラー104に対して出射させ、ハーフミラー104に光を反射させることによって、ユーザの少なくとも一方の眼の網膜に画像を投影し、画像を表示する。
ハーフミラー104は、ユーザ2の一方の眼(図1では、左眼)の前方に位置するようにハウジング101に設けられおり、出射装置から入射された画像光Z1をユーザ2の眼に向って反射させると共に、外界からの外光Z2を透過させ、ユーザ2の眼に入射させる光学系である。このハーフミラー104により、実際の視界はもちろんのこと、出射装置から出射された画像光Z1に基づく画像がユーザに視認可能となっている。
眼鏡型支持部材200は、装着時にユーザの前頭部の近傍に位置する前フレーム202と、前フレーム202に略直交し、装着時にユーザの左右側頭部に当接する左右フレーム204L,204Rとを有し、左右フレーム204L,204Rに画像表示ユニット100を支持した状態で、左右の鼻当て部(図示せず)を介してユーザの頭部に装着可能となっている。また、左右フレーム204L,204Rの構成は、前フレーム202を挟んで、左右対称となっている。
前フレーム202は、左右のレンズ209L,209Rをそれぞれ装着した左右のリム211L,211Rと、左右のリム211L,211Rの間に架設されたブリッジ212とより構成されている。
左右フレーム204L,204Rは、略平板状の左右テンプル206L,206Rと、左右テンプル206L,206Rの先端部を被覆する左右のモダン部208L,208Rとより構成されている。左右のモダン部208L,208Rの下部には、耳掛止部208La,208Raがユーザ2の耳Eに掛止できるような湾曲突起状に形成されている。
眼鏡型支持部材200がユーザ2の頭部に装着されたとき(装着時)には、左右のモダン部208L,208Rがユーザ2の左右の耳Eに当接し、左右の鼻当て部(図示せず)がユーザ2の鼻の左右側部に当接する。これらユーザ2の左右の耳と鼻の左右側部とが、眼鏡型支持部材200を支持する支点となる。このとき、左右のレンズ209L,209Rがユーザ2の左右の眼の直前に配置される。
そして、本実施形態では、画像表示ユニット100を眼鏡型支持部材200から着脱自在に構成している。図2は、画像表示ユニット100を示す斜視図であって、眼鏡型支持部材200から離脱した状態を示す図、図3は、眼鏡型支持部材200を示す斜視図であり、画像表示ユニット100を離脱した状態を示す図である。
すなわち、画像表示ユニット100は、図2に示すように、略矩形箱状のハウジング101におけるユーザ2側の面にハウジング101の延在方向に延びるように凹設された係合凹部106と、ハウジング101の後端部から係合凹部106を挟むように後方へ延設された2本の突起108,108と、ハウジング101の上部に設けられ押しボタン110aの押圧動作に連動して上下動可能な係合突起110とを有している。係合突起110は、押しボタン110aを押圧しない状態でハウジング101の上方に向って付勢された状態となっている。
一方、眼鏡型支持部材200は、図3に示すように、左右テンプル206L,206Rにおけるユーザ2と反対側の面に左右テンプル206L,206Rの延在方向に敷設され係合凹部106に対応したレール状をなす左右の係合凸部210L,210Rと、係合凸部210L,210Rをそれぞれ囲繞した状態で左右のモダン部208L,208Rの内部にそれぞれ穿設され、ハウジング101に対応する断面視略矩形状をなす左右の係合孔212L,212Rと、左右のモダン部208L,208Rをそれぞれ上下に貫通する左右の係合窓214L,214Rとを有している。
図4は、眼鏡型支持部材200への画像表示ユニット100の装着動作の態様を説明するための説明図であり、図4(a)は、画像表示ユニット100の非装着時の態様を示す図、図4(b)は、画像表示ユニット100の装着時の態様を示す図である。なお、図4では、左フレーム204Lにおける左右のモダン部208L,208Rの内部構成を明らかにするために、左側のモダン部208Lの一側面側を切欠いた状態で示している。
図4(a)において、画像表示ユニット100は、2本の突起108,108の間に眼鏡型支持部材200の左側の係合凸部210Lを狭持した状態で左テンプル206Lに沿って設置されている。また、2本の突起108,108の先端部は、眼鏡型支持部材200の左側の係合孔212Lに挿入されている。このとき、画像表示ユニット100のハーフミラー104は、ユーザ2の左眼側のレンズ209Lとやや距離を置いて配置されている。
次に、図4(b)に示すように、画像表示ユニット100を、図中矢印Pで示す左テンプル206Lの後端側に向けて移動すると、まず、2本の突起108,108が、係合凸部210に対して摺動しつつ眼鏡型支持部材200の左側の係合孔212L(図4(a)参照)に挿入される。次いで、画像表示ユニット100の係合凹部106(図2参照)が眼鏡型支持部材200の左側の係合凸部210Lに係合されると共に、ハウジング101の後端部が眼鏡型支持部材200の左側の係合孔212Lに挿入された状態となる。そして、画像表示ユニット100の係合突起110が眼鏡型支持部材200の左側の係合窓214Lに係合されることにより、眼鏡型支持部材200に画像表示ユニット100が装着された状態となる。このとき、画像表示ユニット100のハーフミラー104は、ユーザ2の左眼側のレンズ209Lと近接状態で配置されている。
一方、画像表示ユニット100の押しボタン110aを押圧動作して係合突起110を下方に移動し、係合突起110と係合窓214Lとの係合を解除すると共に、画像表示ユニット100を、図中矢印Pと反対側、すなわち、左テンプル206Lの先端側に向けて移動することにより、眼鏡型支持部材200から画像表示ユニット100が離脱された状態となる。
このように、本実施形態では、画像表示ユニット100を眼鏡型支持部材200から着脱自在に構成したので、画像表示が不要な場合には、画像表示ユニット100を眼鏡型支持部材200から離脱すれば、眼鏡型支持部材200を通常の眼鏡として利用でき、利便性を向上することができる。
(重量バランスの調整について)
ところで、図4(b)に示すように、眼鏡型支持部材200に画像表示ユニット100を装着した装着状態では、頭部装着型画像表示装置1の前後方向の重心は、画像表示ユニット100の重量のために、ユーザ2の頭部前側に大きく偏る。このように重心が偏ると、ユーザの頭部前側にかかる荷重と頭部後側にかかる荷重との重量バランスが崩れてしまう。したがって、頭部装着型画像表示装置1の左前側が下向きにずれ易くなってしまう。
そこで、特に、本実施形態では、眼鏡型支持部材200に重錘302L,302Rを設け、眼鏡型支持部材200への画像表示ユニット100の装着動作に連動して、眼鏡型支持部材200に設けた重錘302L,302R(図4では、重錘302Rを図示せず。)を移動させるように構成している。
図5(a)は、図4(a)に示した状態を左側面から見た模式図、図5(c)は、図4(b)に示した状態を左側面から見た模式図、図5(b)は、図4(a)に示した状態から図4(b)に示した状態へ移行する途中の状態を左側面から見た模式図である。なお、眼鏡型支持部材200の左右フレーム204L,204Rの構成は、前フレーム202を挟んで左右対称となっているので、以下では、左フレーム204Lの構成を中心に説明し、右フレーム204Rの構成の説明を省略する。
すなわち、図4及び図5に示すように、眼鏡型支持部材200の左フレーム204Lには、係合孔212Lの内部に設けられ係合凸部210Lに沿って摺動可能に構成した重錘302Lと、重錘302Lを係合孔212Lの出口方向、すなわち、左テンプル206Lの前端部へ向う方向に付勢するバネ304Lとが設けられている。重錘302Lには、上下動可能に構成された突起302Laが設けられている。
図4(a)及び図5(a)に示すように、眼鏡型支持部材200に画像表示ユニット100を装着していない非装着状態では、重錘302Lがユーザ2の耳Eの前方又は上方、言い換えると、左のモダン部208Lの耳掛止部208Laの前方又は上方に配置される。このとき、重錘302Lの突起302Laは、上方へ突出した状態であり、眼鏡型支持部材200の係合窓214Lに係合することによって、重錘302Lの位置決めをしている。
この状態から、眼鏡型支持部材200へ画像表示ユニット100を装着するために、画像表示ユニット100を左テンプル206Lの後端側に向けて移動すると、2本の突起108,108の先端部が、重錘302Lに当接する。そして、2本の突起108,108が、左フレーム204Lに沿って、より詳しくは、左テンプル206Lに沿って、バネ304Lの付勢力に抗しつつ重錘302Lを押圧することによって、重錘302Lを後方へ移動させる。このとき、図5(b)に示すように、重錘302Lの突起302Laは、眼鏡型支持部材200の係合窓214Lの縁部により押圧されることによって、下方へ移動し重錘302Lの位置決めが解除される。
その後、重錘302Lは継続して後方へ移動し、図4(b)及び図5(c)に示すように、眼鏡型支持部材200に画像表示ユニット100を装着した装着状態では、重錘302Lが上述した画像表示ユニット100の非装着時の位置よりもユーザ2の耳Eの後方側、言い換えると、左のモダン部208Lの耳掛止部208Laの後方側に配置される。これにより、重錘302Lがユーザ2の耳Eを支点とした画像表示ユニット100に対するカウンタウェイトの機能を果たすことになり、頭部装着型画像表示装置1の前後方向の重心の偏りが解消される。このため、ユーザ2の頭部前側にかかる荷重と頭部後側にかかる荷重との重量バランスが適度に調整されることとなる。
したがって、本実施形態では、画像表示ユニット100における2本の突起108,108、眼鏡型支持部材200における重錘302L、及びバネ304Lは、眼鏡型支持部材200への画像表示ユニット100の装着動作に連動して、眼鏡型支持部材200に設けた重錘302Lを移動させ、画像表示ユニット100装着時の重量バランスを調整する重錘位置調整機構として機能する。
このように、本実施形態では、重錘位置調整機構を設けたので、画像表示ユニット100の装着時に、重錘302Lの配設位置の変更作業を省略することができ、容易かつ簡便に装置全体の重量バランスを調整することができる。
また、重錘位置調整機構は、眼鏡型支持部材200の左右フレーム204L,204Rに沿って、本実施形態では、左フレーム204Lに沿って重錘302Lを移動させるので、重錘302Lの配設位置の変更作業を省略しつつ、ユーザ2の頭部前側にかかる荷重とユーザ2の頭部後側にかかる荷重とのバランスをスムーズに調整することができ、容易かつ簡便に装置全体の重量バランスを調整することができる。
さらに、眼鏡型支持部材200に画像表示ユニット100を装着していない非装着状態では、重錘302Lがユーザ2の耳Eの前方又は上方に配置され、眼鏡型支持部材200に画像表示ユニット100を装着した装着状態では、重錘302Lが非装着時の位置よりも耳Eの後方側に配置されるので、ユーザ2の耳を支点とした、ユーザ2の頭部前側にかかる荷重とユーザ2の頭部後側にかかる荷重とのバランスを良好にすることによって、容易かつ簡便に装置全体の重量バランスを調整することができる。
なお、本実施形態では、画像表示ユニット100を眼鏡型支持部材200の左フレーム204Lに着脱する場合について説明したが、眼鏡型支持部材200の左右フレーム204L,204Rの構成は、上述のように前フレーム202を挟んで左右対称となっているので、画像表示ユニット100を前フレーム202を挟んで左右対称に移動することによって、画像表示ユニット100を眼鏡型支持部材200の右フレーム204Rに着脱することもできる。この場合であっても、右フレーム204Rにも左フレーム204Lと同様の重錘位置調整機構が設けられているので、重錘302Rの配設位置の変更作業を省略して、容易かつ簡便に装置全体の重量バランスを調整することができる。
[2.第2実施形態]
次に、本発明の頭部装着型画像表示装置の第2実施形態について、図6を用いて説明する。第2実施形態に係る頭部装着型画像表示装置1Aでは、眼鏡型支持部材200が、眼鏡型支持部材200に装着された画像表示ユニット100を取り外すための取り外し部材216を新たに備えた点、及び、画像表示ユニット100が、押しボタン110a及び係合突起110の代わりに、2本の突起108,108のうち上方の突起108に係合溝111を備えた点が、上記した第1実施形態に係る頭部装着型画像表示装置1と異なる。その他の構成は、第1実施形態に係る頭部装着型画像表示装置1と同様であるので説明を省略する。
図6は、本発明の第2実施形態に係る頭部装着型画像表示装置1Aにおいて、画像表示ユニット100を眼鏡型支持部材200に着脱する過程を左側面から見た模式図である。図6(a)は、画像表示ユニット100の装着前の態様を示す図、図6(c)は、画像表示ユニット100の装着後の態様を示す図、図6(b)は、図6(a)に示した状態から図6(c)に示した状態へ移行する途中の状態を示す図である。なお、同一の部分又は同一の機能を有する部分には同一の符号を付した。また、眼鏡型支持部材200の左右フレーム204L,204Rの構成は、左右対称となっているので、以下では、左フレーム204Lの構成を中心に説明し、右フレーム204Rの構成の説明を省略する。
図6に示すように、頭部装着型画像表示装置1Aにおける眼鏡型支持部材200の左フレーム204Lは、眼鏡型支持部材200に装着された画像表示ユニット100を取り外すための取り外し部材216をモダン部208Lの前方上部に設けている。取り外し部材216は、重錘302Lよりもモダン部208Lの前方側に配置されている。この取り外し部材216は、側面視略L字状の押圧部218と、モダン部208Lの上壁面から立設し押圧部218を支点220aを介して回動自在に枢支する支軸部220と、押圧部218とモダン部208Lの壁面との間に介設された板バネ222とを有している。押圧部218は、板バネ222によって、支点220aを中心として図6中で時計方向に付勢されている。押圧部218のL字状に屈曲した短辺側の先端部218aは、モダン部208Lの上壁に穿たれた透孔208Lbを介して、モダン部208Lの内部の係合孔212L内に突出している。
一方、図6に示すように、頭部装着型画像表示装置1Aにおける画像表示ユニット100の2本の突起108,108のうち上方の突起108には、係合溝111が形成されている。
図6(a)に示すように、眼鏡型支持部材200に画像表示ユニット100を装着していない非装着状態では、重錘302Lがユーザ2の耳Eの前方又は上方、言い換えると、左のモダン部208Lの耳掛止部208Laの前方又は上方に配置されている。このとき、重錘302Lの突起302Laは、上方へ突出した状態であり、眼鏡型支持部材200の係合窓214Lに係合することによって、重錘302Lの位置決めをしている。
この状態から、眼鏡型支持部材200へ画像表示ユニット100を装着するために、画像表示ユニット100を左テンプル206Lの後端側に向けて移動すると、2本の突起108,108の先端部が、押圧部218の先端部218aに当接し、支点220aを中心として押圧部218を図6中で反時計方向に板バネ222の付勢力に抗しつつ回動する。その後、2本の突起108,108の先端部が、重錘302Lに当接する。そして、2本の突起108,108が、左フレーム204Lに沿って、より詳しくは、左テンプル206Lに沿って、バネ304Lの付勢力に抗しつつ重錘302Lを押圧することによって、重錘302Lを後方へ移動させる。このとき、図6(b)に示すように、重錘302Lの突起302Laは、眼鏡型支持部材200の係合窓214Lの縁部により押圧されることによって、下方へ移動し重錘302Lの位置決めが解除される。
その後、重錘302Lは継続して後方へ移動し、図6(c)に示すように、眼鏡型支持部材200に画像表示ユニット100を装着した装着状態では、重錘302Lが上述した画像表示ユニット100の非装着時の位置よりもユーザ2の耳Eの後方側、言い換えると、左のモダン部208Lの耳掛止部208Laの後方側に配置される。このとき、押圧部218が板バネ222の付勢力によって支点220aを中心として図6中で時計方向に回動し、その先端部218aが、2本の突起108,108のうち上方の突起108に形成された係合溝111に係合することによって、画像表示ユニット100が眼鏡型支持部材200に対して抜け止め規制される。これにより、重錘302Lがユーザ2の耳Eを支点とした画像表示ユニット100に対するカウンタウェイトの機能を果たすこととなり、頭部装着型画像表示装置1の前後方向の重心の偏りが解消される。このため、ユーザ2の頭部前側にかかる荷重と頭部後側にかかる荷重との重量バランスが適度に調整されることとなる。
一方、図6(c)に示す画像表示ユニット100の装着状態において、押圧部218が下方に押圧操作されると、押圧部218が板バネ222の付勢力に抗して支点220aを中心として図6中で反時計方向に回動する。すると、押圧部218の先端部218aと係合溝111との係合が解除され、画像表示ユニット100の眼鏡型支持部材200に対する抜け止め規制が解除される。抜け止め規制が解除されると、バネ304Lの付勢力によって、重錘302Lが、左フレーム204Lに沿って、より詳しくは、左テンプル206Lに沿って、図6中矢印Qで示す左テンプル206Lの先端側に向けて移動し、画像表示ユニット100の2本の突起108,108を矢印Qで示す方向に向けて押圧する。この重錘302Lの押圧によって、画像表示ユニット100は、矢印Qで示す方向に向けて移動し、図6(b)に示す状態を経て、最終的に、図6(a)に示すように、眼鏡型支持部材200から離脱された非装着状態となる。したがって、重錘302Lがユーザ2の耳Eの前方又は上方に配置されることになる。これにより、頭部装着型画像表示装置1の前後方向の重心の偏りが解消される。このため、ユーザ2の頭部前側にかかる荷重と頭部後ろ側にかかる荷重との重量バランスが適度に調整されることとなる。
したがって、本実施形態では、眼鏡型支持部材200の取り外し部材216は、取り外し部材216への操作に連動して重錘302Lを移動させて、画像表示ユニット非装着時の重量バランスを調整する重錘位置調整機構として機能する。
このように、本実施形態では、重錘位置調整機構として機能する取り外し部材216の操作によって、眼鏡型支持部材200から画像表示ユニット100を容易に離脱することができ、利便性を向上することができる。しかも、画像表示ユニット100非装着時に、重錘302Lの配設位置の変更作業を省略して、容易かつ簡便に装置全体の重量バランスを調整することができる。
[3.第3実施形態]
次に、本発明の頭部装着型画像表示装置の第3実施形態について、図7〜図9を用いて説明する。第3実施形態に係る頭部装着型画像表示装置1Bは、眼鏡型支持部材200に代えて画像表示ユニット100に重錘を設けた構成を採用した点が、上記した第1実施形態に係る頭部装着型画像表示装置1と異なる。その他の構成は、第1実施形態に係る頭部装着型画像表示装置1と同様であるので説明を省略する。
図7は、本発明の第3実施形態に係る頭部装着型画像表示装置1Bを示す斜視図であって、画像表示ユニット100非装着時の態様を示す図、図8は、本発明の第3実施形態に係る頭部装着型画像表示装置1Bを示す斜視図であって、画像表示ユニット100装着時の態様を示す図、図9は、本発明の第3実施形態に係る頭部装着型画像表示装置1Bにおいて、画像表示ユニット100を眼鏡型支持部材200に着脱する過程を左側面から見た模式図である。なお、眼鏡型支持部材200の左右フレーム254L,254Rの構成は、前フレーム202を挟んで左右対称となっているので、以下では、左フレーム254Lの構成を中心に説明し、右フレーム254Rの構成の説明を省略する。
図7及び図9(a)示すように、頭部装着型画像表示装置1Bにおける画像表示ユニット100は、一端に開口部151aを形成した略矩形箱状の装着部であるハウジング151と、ハウジング151内における開口部151aと反対側の端部に配設され、画像に関する画像信号に応じて画像光を出射する出射装置152と、ハウジング151内における開口部151a側の端部に開口部151aから一部露出状態で配設された重錘352と、出射装置152と重錘352との間に介設され重錘352を開口部151aへ向う方向に付勢するバネ354と、重錘352の移動を規制する規制手段356と、ハウジング151の下部にハウジング151の下壁面に対して上下動可能な係合突起357とを備えている。
規制手段356は、図9に示すように、側面視略L字状の押圧部358と、ハウジング151の上壁面から立設し押圧部358を支点360aを介して回動自在に枢支する支軸部360と、押圧部358とハウジング151との間に介設された板バネ362とを有している。押圧部358は、板バネ362によって、支点360aを中心として図9中で時計方向に付勢されている。押圧部358のL字状に屈曲した短辺側の先端部358aは、ハウジング151の開口部151aを介して、重錘352の上部に凹設された規制用凹部352aに係合することによって、バネ354の付勢力に抗して重錘352の移動を規制している。
つまり、本実施形態では、重錘352、バネ354及び規制手段356が重錘位置調整機構に相当する。このように、重錘位置調整機構を画像表示ユニット100のハウジング151に設けたので、画像表示ユニット100の非装着時であって眼鏡型支持部材200を通常の眼鏡として利用するときに、眼鏡型支持部材200を軽量化することができユーザへの負荷を軽減することができる。
また、眼鏡型支持部材200は、図7に示すように、ハウジング151に対応する断面視略凸字状をなす係合孔252Lを、左フレーム254Lのモダン部258Lの内部に設けている。係合孔252Lの上面には、係合孔252Lの奥側、すなわち、左テンプル206Lの後端側に向って先細り状のテーパ面252Laが形成されている。
図9(a)に示すように、眼鏡型支持部材200に画像表示ユニット100を装着していない非装着状態では、重錘352は、規制手段356によって移動を規制されており、ハウジング151内に設置されている。
次に、図9(b)に示すように、画像表示ユニット100を、左テンプル206Lの後端側、すなわち、係合孔252Lに向けて移動すると、まず、ハウジング151の後端部が眼鏡型支持部材200の左側の係合孔252Lに挿入された状態となり、次いで、規制手段356の押圧部358が、係合孔252Lのテーパ面252Laに当接する。このとき、押圧部358が板バネ362の付勢力に抗して支点360aを中心として図9中で反時計方向に回動する。すると、押圧部358の先端部358aと重錘352の規制用凹部352aとの係合が解除されて、規制手段356による重錘352の移動の規制が解除される。
その後、図9(c)に示すように、バネ354の付勢力によって、重錘352が、左フレーム254Lへ移動、すなわち、モダン部258L内の係合孔252Lを左テンプル206Lの後端側に向って移動することになる。これにより、重錘352がユーザ2の耳Eよりも後方側に配置され、その結果、重錘352がユーザ2の耳Eを支点とした画像表示ユニット100に対するカウンタウェイトの機能を果たすことになる。このため、ユーザ2の頭部前側にかかる荷重と頭部後側にかかる荷重との重量バランスが適度に調整されることとなる。一方で、係合突起357がモダン部258Lの下部に穿たれた透孔264Lに係合されることにより、眼鏡型支持部材200に画像表示ユニット100が装着された装着状態となる。
このように、本実施形態では、眼鏡型支持部材200への画像表示ユニット100の装着動作に連動して規制手段356による重錘352の移動の規制を解除することにより、重錘352を左フレーム254Lへ移動させるので、画像表示ユニット100の装着時に、規制手段356の規制を解除する手段を別途設けることなく、重錘352の配設位置の変更作業を省略して、容易かつ簡便に装置全体の重量バランスを調整することができる。
なお、上記した実施形態において、眼鏡型支持部材には、それぞれ重量の異なる画像表示ユニットを着脱自在に構成しており、重錘位置調整機構は、画像表示ユニットの重量に応じた重錘の移動を行うように構成しても良い。
図10は、第1実施形態において、それぞれ重量の異なる3つの画像表示ユニット100の構成態様を一例として示した図である。図10(a)に示す画像表示ユニット100の重量が最も大きく、図10(b)に示す画像表示ユニット100、図10(c)に示す画像表示ユニット100の順に、その重量が小さいものとする。
図10に示すように、画像表示ユニット100の重量が大きくなるほど、画像表示ユニット100の2本の突起108,108の長さが、L2<L1<L0の順で長くなっている。つまり、画像表示ユニット100の重量が大きくなるほど、眼鏡型支持部材200への画像表示ユニット100の装着時に、画像表示ユニット100の2本の突起108,108が重錘302Lを左テンプル206Lに沿って後方へ押圧移動する移動量が大きくなる(図4参照)。これにより、画像表示ユニット100に応じて、画像表示ユニット100装着時の重量バランスを好適に調整することができる。したがって、重量の異なる画像表示ユニット100をそれぞれ眼鏡型支持部材200に付替えても、容易かつ簡便に装置全体の重量バランスを調整することができる。なお、画像表示ユニット100の2本の突起108,108を伸縮自在に構成することによって、2本の突起108,108が重錘302Lを押圧移動する移動量を微調整できる構成としても良い。これにより、より正確に装置全体の重量バランスを調整することができる。
以上本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明の第1実施形態に係る頭部装着型画像表示装置の外観構成を示す説明図である。 画像表示ユニットを示す斜視図であって、眼鏡型支持部材から離脱した状態を示す図である。 眼鏡型支持部材を示す斜視図であり、画像表示ユニットを離脱した状態を示す図である。 眼鏡型支持部材への画像表示ユニットの装着動作の態様を説明するための説明図である。 眼鏡型支持部材への画像表示ユニットの装着動作の態様を説明するための説明図である。 本発明の第2実施形態に係る頭部装着型画像表示装置において、画像表示ユニットを眼鏡型支持部材に着脱する過程を左側面から見た模式図である。 本発明の第3実施形態に係る頭部装着型画像表示装置を示す斜視図であって、画像表示ユニット非装着時の態様を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る頭部装着型画像表示装置を示す斜視図であって、画像表示ユニット装着時の態様を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る頭部装着型画像表示装置において、画像表示ユニットを眼鏡型支持部材に着脱する過程を左側面から見た模式図である。 第1実施形態において、それぞれ重量の異なる3つの画像表示ユニットの構成態様を一例として示した図である。
符号の説明
1 頭部装着型画像表示装置
1A 頭部装着型画像表示装置
1B 頭部装着型画像表示装置
2 ユーザ
100 画像表示ユニット
108 突起(重錘位置調整機構)
200 眼鏡型支持部材
204L 左フレーム
204R 右フレーム
216 取り外し部材(重錘位置調整機構)
254L 左フレーム
254R 右フレーム
302L 重錘(重錘位置調整機構)
304L バネ(重錘位置調整機構)
302R 重錘(重錘位置調整機構)
352 重錘(重錘位置調整機構)
354 バネ(重錘位置調整機構)
356 規制手段(重錘位置調整機構)
E 耳

Claims (8)

  1. 画像信号に基づいた画像をユーザの眼に表示する画像表示ユニットと、前記画像表示ユニットを支持した状態で前記ユーザの頭部に装着可能な眼鏡型支持部材と、を備え、前記画像表示ユニットを前記眼鏡型支持部材から着脱自在に構成した頭部装着型画像表示装置であって、
    前記眼鏡型支持部材への前記画像表示ユニットの装着動作に連動して、前記眼鏡型支持部材又は前記画像表示ユニットに設けた重錘を移動させ、前記画像表示ユニット装着時の重量バランスを調整する重錘位置調整機構を設けたことを特徴とする頭部装着型画像表示装置。
  2. 前記重錘位置調整機構は、前記眼鏡型支持部材の左右フレームのうち少なくとも一方のフレームに設けられたことを特徴とする請求項1に記載の頭部装着型画像表示装置。
  3. 前記重錘位置調整機構は、前記フレームに沿って前記重錘を移動させることを特徴とする請求項2に記載の頭部装着型画像表示装置。
  4. 前記重錘位置調整機構は、前記眼鏡型支持部材に装着された前記画像表示ユニットを取り外すための取り外し部材を有し、当該取り外し部材への操作に連動して前記重錘を移動させて、前記画像表示ユニット非装着時の重量バランスを調整することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の頭部装着型画像表示装置。
  5. 前記画像表示ユニットは、前記眼鏡型支持部材の左右フレームのうち少なくともいずれかのフレームに当該画像表示ユニットを装着するための装着部を有しており、
    前記重錘位置調整機構を装着部に設けたことを特徴とする請求項1に記載の頭部装着型画像表示装置。
  6. 前記重錘位置調整機構は、前記装着部内に設けられた重錘の移動を規制する規制手段を有し、前記眼鏡型支持部材への前記画像表示ユニットの装着動作に連動して前記規制手段による前記規制を解除することにより、前記重錘を前記フレームへ移動させることを特徴とする請求項5に記載の頭部装着型画像表示装置。
  7. 前記眼鏡型支持部材に前記画像表示ユニットを装着していない非装着状態では、前記重錘が前記ユーザの耳の前方又は上方に配置され、
    前記眼鏡型支持部材に前記画像表示ユニットを装着した装着状態では、前記重錘が前記非装着時の位置よりも前記耳の後方側に配置されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の頭部装着型画像表示装置。
  8. 前記眼鏡型支持部材には、それぞれ重量の異なる画像表示ユニットを着脱自在に構成しており、前記重錘位置調整機構は、前記画像表示ユニットの重量に応じた前記重錘の移動を行うことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の頭部装着型画像表示装置。
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