JP2006133376A - 眼鏡型画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、装用感の改善された眼鏡型画像表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】眼鏡型画像表示装置は、観察者の頭部に装着可能なテンプル付き眼鏡フレーム(11,12,13,14)と、前記眼鏡フレームの何れかの部品に固定され、かつ前記眼鏡フレームの前記頭部への装着時に外部からの入力信号に応じて前記観察者の眼に画像を表示する画像表示手段(2)とを備え、前記眼鏡フレームには、前記画像表示手段の重量による前記眼鏡フレームの重心位置の偏りを抑えるバランス機能(2’)が付与されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アイグラスディスプレイなどの眼鏡型画像表示装置に関する。
近年、観察者の眼の視野内に画像を表示するアイグラスディスプレイ(眼鏡型画像表示装置)が提案された(特許文献1,2など)。
これらのアイグラスディスプレイには、小型軽量化のための幾つかの工夫が施されている。
例えば、特許文献1に記載されたアイグラスディスプレイは、反射型ホログラム光学素子が内部に形成された基板と、照明光学系を搭載したユニット(以下、「POD部」という。)とを、テンプル付きの眼鏡フレームに装着してなる。
そのPOD部には、小型軽量で知られた液晶表示素子(LCD)、LCD照明用のLED光源、LCD駆動用の回路、レンズなどが搭載され、また、電源・信号の供給用の配線コードが接続される。
因みに、特許文献2に記載されたアイグラスディスプレイにおいては、反射型ホログラム光学素子の代わりに、波長選択性を持つ偏光ビームスプリッタが用いられる。
特開平2001−264682号公報(図14) 米国特許5886822号明細書
しかしながら、眼鏡フレームの単体の重量(POD部及び配線コード3を除いた重量)が10g〜20g程度であるのに対し、POD部の重量は18gにも及ぶ場合があるので、このアイグラスディスプレイは重量のバランスが悪く、観察者の疲労を招き易いという問題がある。
そこで本発明は、装用感の改善された眼鏡型画像表示装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の眼鏡型画像表示装置は、観察者の頭部に装着可能なテンプル付き眼鏡フレームと、前記眼鏡フレームの何れかの部品に固定され、かつ前記眼鏡フレームの前記頭部への装着時に外部からの入力信号に応じて前記観察者の眼に画像を表示する画像表示手段とを備え、前記眼鏡フレームには、前記画像表示手段の一部又は全部の重量による前記眼鏡フレームの重心位置の偏りを無くすバランス機能が付与されていることを特徴とする。
請求項2に記載の眼鏡型画像表示装置は、請求項1に記載の眼鏡型画像表示装置において、前記眼鏡フレームの少なくとも1部品に、前記重量に対するカウンターウェイトの役割を果たす錘が固定されていることを特徴とする。
請求項3に記載の眼鏡型画像表示装置は、請求項1又は請求項2に記載の眼鏡型画像表示装置において、前記眼鏡フレームの左右で対をなす部材同士に互いに異なる比重の材料が用いられていることを特徴とする。
請求項4に記載の眼鏡型画像表示装置は、請求項3に記載の眼鏡型画像表示装置において、前記互いに異なる比重の材料は、チタン又はその合金と、ニッケルクロム合金又は銅合金とであることを特徴とする。
請求項5に記載の眼鏡型画像表示装置は、請求項3に記載の眼鏡型画像表示装置において、前記互いに異なる比重の材料は、プラスチックと、金属であることを特徴とする。
請求項6に記載の眼鏡型画像表示装置は、請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の眼鏡型画像表示装置において、前記眼鏡フレームの左右のフロント部に互いに異なる比重の材料からなる透明基板が装着されていることを特徴とする。
請求項7に記載の眼鏡型画像表示装置は、請求項6に記載の眼鏡型画像表示装置において、前記互いに異なる比重の材料は、光学プラスチックと、光学ガラスであることを特徴とする。
請求項8に記載の眼鏡型画像表示装置は、請求項1〜請求項7の何れか一項に記載の眼鏡型画像表示装置において、前記眼鏡フレームの左右のテンプル先端部の間には、それらテンプルを前記観察者の側頭部に押し当てるためのバンドが設けられることを特徴とする。
請求項9に記載の眼鏡型画像表示装置は、請求項1〜請求項8の何れか一項に記載の眼鏡型画像表示装置において、前記画像表示手段は、前記眼鏡フレームの左右一方の部品にのみ固定され、かつ前記観察者の一方の眼にのみ画像を表示することを特徴とする。
本発明によれば、装用感の改善された眼鏡型画像表示装置が実現する。
[第1実施形態]
以下、図1、図2、図3を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
本実施形態は、アイグラスディスプレイの実施形態である。
図1は、本アイグラスディスプレイの外観図である。
図1に示すように、本アイグラスディスプレイは、眼鏡フレーム、すなわち、左右のテンプル11L,11R、左右のリム12L,12R、ブリッジ13、左右の鼻当て14L,14R、左右の蝶番機構(図1では不図示。後述する図3参照。)などを有する。図1において符号11Lb,11Rbで示すのは、テンプル11L,11Rの先端をカバーするモダン部である。
また、本アイグラスディスプレイには、左右のリム12L,12R(=眼鏡フレームのフロント部)に個別に装着された透明基板(ここでは、平行平板とする。)1L,1R、一方のテンプル(ここでは、左のテンプル11Lとする。)のテンプル元の近傍に固定されたPOD部2、左の基板1L内に形成された反射面1a及び反射型ホログラム光学素子1b、他方のテンプル(ここでは、右のテンプル11R)に固定された錘2’(詳細は後述)、一方のテンプル(ここでは、左のテンプル11L)に巻き付けられた配線コード3などが備えられる。このうち、配線コード3、POD部2、反射面1a、反射型ホログラム素子1bが請求項の画像表示手段に対応する。
左右のテンプル11L,11R,左右のリム12L,12R、ブリッジ13、左右の鼻当て14L,14R、左右のモダン部11Lb,11Rb、左右の蝶番機構(図1では不図示)の各々の部品の材料には、一般の眼鏡フレームにおけるそれらと同じ材料が用いられる。また、左右の基板1L,1Rの材料には、一般の眼鏡レンズと同じ材料が用いられる。
因みに、左右のテンプル11L,11R,左右のリム12L,12R,ブリッジ13の材料には、例えば、金属(洋白、チタン、チタン合金、アルミニウム合金、マグネシウム合金、ニッケルクロム合金、ステンレスなど)、プラスチック(エポキシ樹脂、セルロイド、アセテート、ポリアミドなど)などが用いられる。
また、左右の基板1L,1Rの材料には、例えば、プラスチック眼鏡レンズの材料(本明細書では、「光学プラスチック」という。屈折率1.5〜1.7,比重3.65)などが用いられる。
また、左のモダン部11Lbの材料と右のモダン部11Rbの材料とは、互いに同じであり、左のテンプル11Lの材料と右のテンプル11Rの材料とは、互いに同じであり、左のリム12Lの材料と右のリム12Rの材料とは、互いに同じであり、左の鼻当て14Lの材料と右の鼻当て14Rの材料とは、互いに同じであり、左の基板1Lの材料と右の基板1Rの材料とは、互いに同じであり、左の蝶番機構(図1では不図示)の材料と右の蝶番機構(図1では不図示)の材料とは、互いに同じである。
本アイグラスディスプレイが観察者の頭部に装着されたとき(装着時)には、左右のテンプル11L,11Rが観察者の左右の耳点に当接し、左右の鼻当て14L,14Rが観察者の左右の鼻に当接する。これらの観察者の左右の耳点と左右の鼻とが、本アイグラスディスプレイを支持する支点となる。このとき、左右の基板1L,1Rが観察者の左右の眼の直前に配置される。
本アイグラスディスプレイが観察者の頭部に装着されていないとき(非装着時)には、左右のテンプル11L,11Rを折りたたみ、アイグラスディスプレイをコンパクトにすることが可能である。
以下、装着時の状態で、POD部2〜基板1L〜観察者の左眼にかけて形成される光路(画像表示に関わる光路)を説明する。
図2は、本アイグラスディスプレイの画像表示に関わる光路の概略図である。
なお、図2と図1との間の方向の対応関係を示すために、両図中に共通のXYZ直交座標系(観察者の視軸の方向をZ方向とし、観察者の下方向をX方向とする右手系のXYZ直交座標系)を示した。
図2に示すように、POD部2には、LEDなどのLCD照明用の光源2a”、照明光学系2a’、LCD(空間変調型の透過型LCD)2a、レンズ2b、視度調整機構2cなどが配置される。また、POD部2には、LCD2aを駆動する駆動回路も配置される。この駆動回路が、配線コード3(図1参照)に接続される。
因みに、視度調整機構2cは、POD部2の外側に突設された操作つまみ2c−1を有している。観察者は、その操作つまみ2c−1を操作することで、LCD2aを光軸方向に移動させたり、所望の位置で固定させたりすることができる。
POD部2のLCD2aの各位置から射出した各画角の表示光束は、レンズ2bにて適当な光学的パワーが付与され、その状態で基板1Lの観察者側の面1dに対し比較的小さい入射角度で入射する。この表示光束は、基板1Lの内部に進入し、反射面1aにて反射し、基板1Lを内面反射可能な比較的大きな入射角度で基板1Lの観察者側の面1dに入射する。その表示光束は、観察者側の面1dを反射し、基板1Lの外界側の面1c、観察者側の面1dにて順に繰り返し内面反射した後に、反射型ホログラム光学素子1bに入射する。
反射型ホログラム光学素子1bに入射した表示光束は、反射型ホログラム光学素子1bにて適当な光学的パワーが付与され、かつその反射型ホログラム光学素子1bを反射し、比較的小さい入射角度で基板1Lの観察者側の面1dに入射する。この表示光束は、面1dから基板1Lの外部に射出し、観察者の左眼の瞳の近傍に射出瞳Pを形成する。なお、図2中に実線で示した光路は、表示光束を構成する各光線のうち、LCD2aの中央から射出した光束の主光線の光路である。
また、基板1Lは、外界側から観察者の左眼の瞳に向かう光束(外界光束)を透過する。反射型ホログラム光学素子1bも、その外界光束の殆どを透過する。よって、基板1Lは、シースルー性を有している。
ここで、本アイグラスディスプレイの特徴を説明する。
図3は、アイグラスディスプレイを観察者の上方から見た図である。図3には、図1,図2と共通のXYZ直交座標系を示した。符号15L,15Rが、蝶番機構である。
図3に示すように、特徴は、錘2’が設けられた点にある。錘2’の設けられた位置は、眼鏡フレーム単体の左右の中心線Aに関しPOD部2と対称な位置である。
なお、ここでいう「眼鏡フレームの単体」とは、「本アイグラスディスプレイからPOD部2,錘2’,配線コード3を除いた部分」を指す。
錘2’の重量は、本アイグラスディスプレイの左右方向の重心が、中心線A上に位置するよう、POD部2と略同じ重量に最適化されている。
錘2’の外観は、POD部2の外観を模して作られている。図3に示すように、錘2’は、POD部2と同型同大である。また、錘2’の周囲とPOD部2の周囲とは、互いに同じ塗装材で被覆されている。
次に、本アイグラスディスプレイの効果を説明する。
仮に、錘2’が設けられていなかったときの本アイグラスディスプレイの左右方向の重心は、POD部2の重量のために、中心線Aよりも左側(POD2の側)に大きく偏る。
なぜなら、例えば、基板1L,1Rの材料を光学プラスチックとし、左右のテンプル11L,11R及び左右のリム12L,12Rの材料をプラスチック又は金属としたとき、眼鏡フレーム単体の重量は、一般の眼鏡と同様の10g〜20gであるのに対し、POD部2の重量は、約18gである。
このように重心が偏ると、観察者の頭部右側にかかる荷重と頭部左側にかかる荷重とのバランス(左右のバランス)が悪い。よって、アイグラスディスプレイの左側(POD2の側)が鉛直下向きにずれ易く、装用感が悪い。
しかし、本アイグラスディスプレイにおいては、錘2’が設けられるので、その重心が、中心線A上に位置する。つまり、錘2’は、観察者の鼻を支点としたPOD部2のカウンターウェイトの役割を果たす。よって、左右のバランスが良好となり、装用感が改善される。
また、本アイグラスディスプレイにおいては、錘2’の外観がPOD部2の外観と似ているので、本アイグラスディスプレイの全体の外観が左右対称となり、或る程度の美観が得られる。
[第2実施形態]
以下、図4を参照して本発明の第2実施形態を説明する。
本実施形態は、アイグラスディスプレイの実施形態である。ここでは、第1実施形態(図3参照)との相違点のみ説明する。
図4は、本アイグラスディスプレイを観察者の上方から見た図である。図4には、観察者の視軸の方向をZ方向とし、観察者の下方向をX方向とする右手系のXYZ直交座標系を示した。
図4に示すように、相違点は、錘2”が設けられた点にある。錘2”の設けられた位置は、左のテンプル11Lのテンプル先端部(モダン部11Lb)である。
錘2’,錘2”のそれぞれの重量は、本アイグラスディスプレイの重心が、眼鏡フレームの単体の重心Aに一致するよう最適化されている。
次に、本アイグラスディスプレイの効果を説明する。
先ず、錘2’,錘2”が設けられていないときのアイグラスディスプレイの重心は、眼鏡フレーム単体の重心Aよりも左側及び前側に大きく偏る。
このように重心が偏ると、観察者の頭部右側にかかる荷重と頭部左側にかかる荷重とのバランス(左右のバランス)と、観察者の頭部前側にかかる荷重と頭部後側にかかる荷重とのバランス(前後のバランス)とが悪い。よって、アイグラスディスプレイの左前側が重力下向きにずれ易く、装用感が悪い。
しかし、本アイグラスディスプレイにおいては、錘2’,錘2”が設けられるので、その重心が、眼鏡フレーム単体の重心Aに一致する。つまり、錘2’,錘2”は、観察者の鼻及び耳点を支点としたPOD部2のカウンターウェイトの役割を果たす。よって、左右のバランスと前後のバランスとが共に良好となり、装用感が大いに改善される。
なお、本実施形態では、2つの錘2’,2”によって左右のバランスと前後のバランスとの双方を良好にしたが、錘2’を省略して、前後のバランスのみを良好にしてもよい。
[第3実施形態]
以下、図5を参照して本発明の第3実施形態を説明する。
本実施形態は、アイグラスディスプレイの実施形態である。ここでは、第1実施形態(図3)との相違点のみ説明する。
図5の上部は、本アイグラスディスプレイを観察者の上方から見た図である。図5上部には、観察者の視軸の方向をZ方向とし、観察者の下方向をX方向とする右手系のXYZ直交座標系を示した。
図5上部に示すように、主な相違点は、錘2’に代えて錘25がそれと同じ位置に設けられた点にある。
錘25の重量は、錘2’のそれと同じである。よって、錘25は、錘2’と同じ働きをする。
図5下部に拡大して示すように、錘25は、右のテンプル11Rの基材C(=未塗装のテンプル11R)の表面に接着される。錘25の形状は、テンプル11Rに沿った形状、例えば棒状である。
左右のテンプル11L,11Rの材料には、チタン又はその合金など、テンプルに一般的に用いられる金属材料の中で比較的比重の低いもの(比重:約4.5〜5)が用いられる。
錘25の材料には、金、プラチナなど、眼鏡フレームの部品に一般的に用いられる金属材料の中で比較的比重の高いもの(比重:約15〜約20)が用いられる。
また、この錘25の設けられた右のテンプル11Rと、左のテンプル11Lとは、その周囲から同じ塗装材P’で被覆されている。
次に、本アイグラスディスプレイの効果を説明する。
本アイグラスディスプレイにおいては、第1実施形態における錘2’と同じ働きの錘25が設けられるので、第1実施形態と同様に装用感が改善される。
さらに、錘25は、右のテンプル11Rに沿った形状をしており、かつ、左のテンプル11Lの周囲と同じ塗装材で塗装されているので、右のテンプル11Rの外観は、左のテンプル11Lの外観に似たものとなり、本アイグラスディスプレイは、第1実施形態のそれよりも美観が優れている。
また、錘25の材料は、眼鏡フレームの部品に一般的に用いられる金属材料なので、仮に塗装材が剥離し、観察者の皮膚に錘が直接触れたとしても、健康への影響が殆ど無いと考えられる。
なお、本アイグラスディスプレイにおいて、左右のテンプル11L,11Rの双方は、金属からなる芯材と、その周囲を厚めに被覆する不透明のプラスチックとの組み合わせによって構成されてもよい。その場合、錘25を、右のテンプル11Rのプラスチック層に内在させることができ、右のテンプル11Rの外観を左のテンプル11Lの外観と同じにすることができる。また、その場合、モダン部11Lb,11Rbは省略されてもい。
また、左右のテンプル11L,11Rの双方は、プラスチックのみ(芯材無し)によって構成されてもよい。その場合も、錘25を、右のテンプル11Rに内在させることができ、右のテンプル11Rの外観と左のテンプル11Lの外観とを同じにすることができる。
[第4実施形態]
以下、図6を参照して本発明の第4実施形態を説明する。
本実施形態は、アイグラスディスプレイの実施形態である。ここでは、第3実施形態(図5)との相違点のみ説明する。
図6の上部は、本アイグラスディスプレイを観察者の左方から見た図である。図6上部には、観察者の視軸の方向をZ方向とし、観察者の下方向をX方向とする右手系のXYZ直交座標系を示した。
図6上部に示すように、主な相違点は、錘35が設けられた点にある。錘35の設けられた位置は、左のテンプル11Lのモダン部11Lbである。
錘25(図5参照),錘35のそれぞれの重量は、本アイグラスディスプレイの重心が眼鏡フレームの単体の重心に一致するよう最適化されている。
図6下部に拡大して示すように、錘35は、左のテンプル11Lの先端をカバーするモダン部11Lb内に設けられる。錘35の形状は、モダン部11Lbの先端部内に収まる形状、例えばコイン状である。
左右のテンプル11L,11Rには、チタン又はその合金など、テンプルに一般的に用いられる金属材料の中で比較的比重の低いもの(比重:約4.5〜5)が用いられる。
錘35の材料には、金、プラチナなど、眼鏡フレームの部品に一般的に用いられる金属材料の中で比較的比重の高いもの(比重:約15〜約20)が用いられる。
次に、本アイグラスディスプレイの効果を説明する。
本アイグラスディスプレイにおいては、錘25,錘35が設けられるので、左右のバランスと前後のバランスとが共に良好となり、装用感が大いに改善される。
さらに、錘35は、モダン部11Lb内に収められているので、左のモダン部11Lbの外観は、右のモダン部11Rbの外観と似たものとなり、本アイグラスディスプレイは、美観が優れている。
なお、本アイグラスディスプレイにおいて、左右のテンプル11L,11Rの双方は、金属からなる芯材と、その周囲を厚めに被覆する不透明のプラスチックとの組み合わせによって構成されてもよい。その場合、モダン部11Lb,11Rbを省略し、左のテンプル11Lのプラスチックならなる先端部に錘35を内在させてもよい。
また、左右のテンプル11L,11Rの双方は、プラスチックのみ(芯材無し)によって構成されてもよい。その場合も、錘35を、左のテンプル11Lに内在させることができ、右のテンプル11Rの外観と左のテンプル11Lの外観とを同じにすることができる。
また、本実施形態では、錘25,錘35によって左右のバランスと前後のバランスとの双方を良好にしたが、錘25を省略して前後のバランスのみを良好にしてもよい。
[第5実施形態]
以下、図7を参照して本発明の第5実施形態を説明する。
本実施形態は、アイグラスディスプレイの実施形態である。ここでは、第1実施形態(図3)との相違点のみ説明する。
図7は、本アイグラスディスプレイを観察者の前方から見た図である。図7には、観察者の視軸の方向をZ方向とし、観察者の下方向をX方向とする右手系のXYZ直交座標系を示した。
相違点は、錘2’を配置する代わりに、右の基板1Rの材料の比重と、左の基板1Lの材料の比重とに差が設けられ、かつ前者の方が高く設定された点にある。
左の基板1Lの材料には、光学プラスチック(比重:1.2〜1.5)が用いられる。
右の基板1Rの材料には、ガラス眼鏡レンズの材料(本明細書では、「光学ガラス」という。屈折率:1.6〜1.9,比重:2.6〜3.7)が用いられる。図7の斜線部が、光学ガラスの部分である。
このとき、仮に、基板1R,1Lの厚さを3.6mm、基板1L,1Rの外形を50mm×30mmの概略楕円とすると、こ基板1Rの重量は13g〜21.5g、基板1Lの重量は6g〜8gとなる。
その結果、基板1Lの重量と基板1Rの重量との間に、約15gの差を設けることができる。
このとき、POD部2の重量が約18gあったとしても、アイグラスディスプレイの左右のバランスが良好になり、装用感が改善される。
また、このような基板1Rの外観と基板1Lの外観とは略同じなので、本アイグラスディスプレイは、美観が優れている。
[第6実施形態]
以下、図8を参照して本発明の第6実施形態を説明する。
本実施形態は、アイグラスディスプレイの実施形態である。ここでは、第5実施形態(図7)との相違点のみ説明する。
図8は、本アイグラスディスプレイを観察者の上方から見た図である。図8には、観察者の視軸の方向をZ方向とし、観察者の下方向をX方向とする右手系のXYZ直交座標系を示した。
相違点は、右の基板1Rの材料の比重と左の基板1Lの材料の比重とを同じにする代わりに、右のリム12Rの材料の比重と左のリム12Lの材料の比重とに差が設けられた点にある。
左のリム12Lの材料には、比重の低い材料であるオプチル(エポキシ樹脂の一種である。比重:約1.1)が用いられる。
右のリム12Rの材料には、比重の高い材料であるサンプラチナ(ニッケルクロム合金の一種である。比重:約8.6)が用いられる。図8の斜線部が、サンプラチナの部分である。
そして、これら左のリム12Lの周囲と右のリム12Rの周囲とは、同じ塗装材で被覆される。
したがって、アイグラスディスプレイの左右のバランスは良好になり、装用感が改善される。また、左のリム12Lの外観と右のリム12Rの外観とは同じなので、本アイグラスディスプレイは、美観が優れている。
なお、本アイグラスディスプレイでは、右のリム12Rが、金属によって構成されるが、金属からなる芯材と、それを厚めに被覆する不透明のプラスチック材料との組み合わせによって構成されてもよい。その場合、そのプラスチック材料と、左のリム12Lの材料とを同じにすれば、左右のリム12L,12Rを同じ塗装材で被覆しなくとも、左のリム12Lの外観と右のリム12Rの外観とを同じにすることができる。
[第7実施形態]
以下、図9を参照して本発明の第7実施形態を説明する。
本実施形態は、アイグラスディスプレイの実施形態である。ここでは、第6実施形態(図8)との相違点のみ説明する。
図9は、本アイグラスディスプレイを観察者の上方から見た図である。図9には、観察者の視軸の方向をZ方向とし、観察者の下方向をX方向とする右手系のXYZ直交座標系を示した。
相違点は、右のリム12Rの材料の比重と左のリム12Lの材料の比重とに差が設けられるだけでなく、左のテンプル11Lの材料の比重と右テンプル11Rの材料の比重とにも差が設けられた点にある。
先ず、左のテンプル11L、左のリム12Lは、不透明のプラスチック材料のみ(芯材無し)によって構成される。
一方、右のテンプル11R、右のリム12Rは、金属からなる芯材Cと、その周囲を厚めに被覆する不透明のプラスチック材料との組み合わせによって構成される。
これら各部のプラスチック材料は、比重の低い材料であるオプチル(エポキシ樹脂の一種である。比重:約1.1)である。
また、右のテンプル11R及び右のリム12Rの芯材Cには、比重の高い材料であるサンプラチナ(ニッケルクロム合金の一種である。比重:約8.6)が用いられる。
このような左のリム12L及び左のテンプル11Lの重量と、右のリム12R及び右のテンプル11Rの重量との間には差が生じるので、本アイグラスディスプレイの左右のバランスは、改善される。
また、左のリム12L及びテンプル11Lの外観と右のリム12R及びテンプル11Rの外観とは同じになるので、アイグラスディスプレイは、装用感、美観共に優れている。
なお、本アイグラスディスプレイは、左右のテンプル11L,11Rの最外層がプラスチック(ここではオプチル)からなるので、図9に示すように、それらの先端をモダン部でカバーする必要は無い。
また、本アイグラスディスプレイでは、右のテンプル11R及び右のリム12Rが、金属からなる芯材Cと、それを厚めに被覆するプラスチック材料との組み合わせによって構成されるが、右のテンプル11R及び右のリム12Rの全体が金属によって構成されてもよい。その場合、右のテンプル11R及び右のリム12Rの周囲と、左のテンプル11L及び左のリム12Lの周囲とを、同じ塗装材で被覆すれば、左のリム12L及びテンプル11Lの外観と右のリム12R及びテンプル11Rの外観とを同じにすることができる。
因みに、右のテンプル11R及び右のリム12Rの全体がサンプラチナによって構成された場合、眼鏡フレーム単体の左半分の重量と右半分の重量との間には、約13gもの差を設けることができる。このとき、POD部2の重量が18gであれば、本アイグラスディスプレイの左半分の重量と右半分の重量との間の差は、約5gに抑えられ、左右のバランスが良好になる。
[各実施形態の変形例]
なお、上述した第6実施形態(図8)、第7実施形態(図9)では、眼鏡フレームの左右で対を成す部品の比重に差を設けることにより、アイグラスディスプレイの左右のバランスを良好にしたが、眼鏡フレームの前後の部品の比重に差を設けたり、又は同じ部品の前後部分の比重に差を設けたりすることにより、アイグラスディスプレイの前後のバランスを良好にしてもよい。
また、上述した各実施形態のPOD部2には、レンズ2bが搭載されているが(図2参照)、そのレンズ2bを省略し、基板1Lに形成される光路の何れかの箇所にそのレンズと同じ作用をする光学面を設けてもよい。例えば、図2の面1d,1a,1bの何れかの面に光学的パワーを持たせてもよい。因みに、その場合、POD部2の重量は、約4g程度に抑えられるので、錘の重量や、比重の差を小さく抑えることができる。
その場合、第5実施形態(図7)においては、基板1Lの材料と基板1Rの材料との双方に光学プラスチックを用いたとしても、両者の比重を異ならせるだけで、左右のバランスを良好にすることができる。例えば、基板1Lの材料に比重1.22の光学プラスチック、基板1Rの材料に比重1.46の光学プラスチックが用いられる。
また、上述した各実施形態では、左の基板1Lが光学プラスチックのみからなるが、図10に示すように、左の基板1Lの画像表示に関わる光路の形成領域1L−gにのみ光学ガラスが用いられていてもよい。つまり、光路の形成領域1L−gの材料に光学ガラスが用いられ、光路の非形成領域1L−pの材料に光学プラスチックが用いられてもよい。
因みに、基板1Lの製造時には、反射面1aと反射型ホログラム光学素子1bとを透明基板上に形成する必要があり、その形成には熱処理を要する。このため、透明基板の耐熱性はなるべく高い方が望ましい。その一方で、基板1Lの全体は、なるべく軽量であることが望ましい。それら両方の要求を満たすためには、光路の形成領域1L−gのみが比較的耐熱性の高い光学ガラスで形成され、光路の非形成領域1L−pを比較的軽量な光学プラスチックで形成されていると都合がよい。
このように、領域1L−gに光学ガラスが用いられた場合、その領域1L−gの比重が領域1L−pの比重よりも高くなる分だけ、アイグラスディスプレイの重心が偏るので、その偏りまでもが無くなるように(少なくとも低減されるように)、アイグラスディスプレイの各錘の重量、又は各部の比重が最適化されることが望ましい。
また、重心の偏りは、配線コード3の重量によっても生じるので、その偏りまでもが無くなるように(少なくとも低減されるように)、アイグラスディスプレイの各錘の重量、又は各部の比重が最適化されることが望ましい。
また、上述した各実施形態のアイグラスディスプレイにおいては、図11に示すように、左右のテンプル11L,11Rの先端部(モダン部11Lb,11Rb)を繋ぐバンド70が設けられてもよい。
バンド70は、少なくともその延長方向へ伸縮性を有する材料からなる。バンド70には、バンド70の長さを調節するためのリング70aが設けられている。
アイグラスディスプレイが観察者の頭部に装着され、バンド70の長さが調整されると、観察者の頭部は、周囲から適当な強さで締め付けられる。
これによって、アイグラスディスプレイのフィット感が向上する。よって、アイグラスディスプレイの重心の偏りが完全にゼロになっていなかったとしても、アイグラスディスプレイのずれを防止することができる。また、観察者の鼻や耳点にかかる荷重が低減される。つまり、装用感がさらに向上する。
なお、バンド70の長さを調節する手段には、面ファスナー(所謂マジックテープ(登録商標))などの他の機構が用いられてもよい。
また、上述した各実施形態では、重心の偏りを抑えるために、錘を設けたり、2つの部品の材料の比重に差を設けたりしたが、その代わりに、又はそれに加えて、2つの部品の厚さに差を設けたり、2つの部品の形状に差を設けたりしてもよい。
例えば、第5実施形態(図7)では、基板1Lの材料の比重と基板1Rの材料の比重との間に差を設けたが、その代わりに、又はそれに加えて、基板1Lの厚さと基板1Rの厚さとの間に差を設けてもよい。
また、上述した各実施形態では、POD部2の設けられる箇所がテンプルの下側であるアイグラスディスプレイに本発明を適用したものを説明したが、POD部2の設けられる箇所が、テンプルの上側、リムの上部(眉の部分)、リムの脇部(こめかみの部分)、基板1Lの端部など、他の箇所となったアイグラスディスプレイにも本発明を適用することができる。但し、画像表示を正確に行うために、POD部2の設けられる箇所は、基板1Lに近いことが望ましい。
また、上述した各実施形態では、基板1L,1Rの観察者側の面と外界側の面とが何れも平面(平行平板)となっているが、観察者の視度補正をするために、それら面の一方又は双方が曲面になっていてもよい。
また、上述した各実施形態において、画像表示に関わる光路に配置される光学素子は、図2に示したものに限定されることはなく、例えば、反射型ホログラム光学素子1bの代わりに、他の反射面、例えば、ビームスプリッタ、偏光ビームスプリッタ、波長選択性を持つ偏光ビームスプリッタなどが基板1L内に形成されていてもよい。
また、LCD2aとその反射面との間にLCD2aの中間像を形成するリレー光学系が、POD部2内のレンズ2bの代わりに搭載されてもよい。また、リレー光学系の代わりに同じ働きをするスキャン光学系がPOD部2に搭載されてもよい。
また、空間変調型の透過型LCD2aに代えて、反射型のLCD、自発光式の画像表示素子など、他のタイプの画像表示素子がPOD部2に搭載されてもよい。なお、自発光式の画像表示素子がPOD部2に搭載されるときには、図2の光源2a”,照明光学系2a’は、省略される。
また、上述した各実施形態では、画像の表示先が観察者の左眼のみであるアイグラスディスプレイに本発明を適用したものを説明したが、画像の表示先が右眼のみ又は両眼であるアイグラスディスプレイにも本発明を適用することができる。但し、画像の表示先が右眼のみ又は左眼のみであるアイグラスディスプレイ(単眼タイプのアイグラスディスプレイ)の方が左右のバランスが崩れ易いので、本発明の有用性が高い。
因みに、画像の表示先が両眼であるアイグラスディスプレイ(両眼タイプのアイグラスディスプレイ)に本発明を適用した場合には、左右のバランスではなく前後のバランスのみを改善することになる。
その他、左右の基板が一体化されたブリッジレスのアイグラスディスプレイ、モダン部の無いアイグラスディスプレイ、リムレスのアイグラスディスプレイ(基板1L,1Rに直接テンプルが固定されるものであり「ツーポイント」ともいう。)、鼻当ての無いアイグラスディスプレイ、コードレスのアイグラスディスプレイ(POD部2への信号入力が無線通信によって行われるもの)、非シースルー型のアイグラスディスプレイなど、他の各種の眼鏡型画像表示装置に本発明は適用可能である。
第1実施形態のアイグラスディスプレイの外観図である。 第1実施形態のアイグラスディスプレイの画像表示に関わる光路の概略図である。 第1実施形態のアイグラスディスプレイを観察者の上方から見た図である。 第2実施形態のアイグラスディスプレイを観察者の上方から見た図である。 第3実施形態のアイグラスディスプレイを観察者の上方から見た図、及びその部分拡大断面図である。 第4実施形態のアイグラスディスプレイを観察者の左方から見た図、及びその部分拡大断面図である。 第5実施形態のアイグラスディスプレイを観察者の前方から見た図である。 第6実施形態のアイグラスディスプレイを観察者の上方から見た図である。 第7実施形態のアイグラスディスプレイを観察者の上方から見た図である。 各実施形態の変形例を説明する図である。 各実施形態の別の変形例を説明する図である。
符号の説明
1L,1R 基板
11L,11R テンプル
11Lb,11Rb モダン部
2 POD部
2’,2”,25,35 錘
13 ブリッジ
14L,14R 鼻当て
15L,15R 蝶番機構
C 原型,芯材
P 射出瞳
P’ 塗装材

Claims (9)

  1. 観察者の頭部に装着可能なテンプル付き眼鏡フレームと、
    前記眼鏡フレームの何れかの部品に固定され、かつ前記眼鏡フレームの前記頭部への装着時に外部からの入力信号に応じて前記観察者の眼に画像を表示する画像表示手段とを備え、
    前記眼鏡フレームには、
    前記画像表示手段の一部又は全部の重量による前記眼鏡フレームの重心位置の偏りを無くすバランス機能が付与されている
    ことを特徴とする眼鏡型画像表示装置。
  2. 請求項1に記載の眼鏡型画像表示装置において、
    前記眼鏡フレームの少なくとも1部品に、前記重量に対するカウンターウェイトの役割を果たす錘が固定されている
    ことを特徴とする眼鏡型画像表示装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の眼鏡型画像表示装置において、
    前記眼鏡フレームの左右で対をなす部材同士に互いに異なる比重の材料が用いられている
    ことを特徴とする眼鏡型画像表示装置。
  4. 請求項3に記載の眼鏡型画像表示装置において、
    前記互いに異なる比重の材料は、
    チタン又はその合金と、ニッケルクロム合金又は銅合金とである
    ことを特徴とする眼鏡型画像表示装置。
  5. 請求項3に記載の眼鏡型画像表示装置において、
    前記互いに異なる比重の材料は、
    プラスチックと、金属である
    ことを特徴とする眼鏡型画像表示装置。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の眼鏡型画像表示装置において、
    前記眼鏡フレームの左右のフロント部に互いに異なる比重の材料からなる透明基板が装着されている
    ことを特徴とする眼鏡型画像表示装置。
  7. 請求項6に記載の眼鏡型画像表示装置において、
    前記互いに異なる比重の材料は、
    光学プラスチックと、光学ガラスである
    ことを特徴とする眼鏡型画像表示装置。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか一項に記載の眼鏡型画像表示装置において、
    前記眼鏡フレームの左右のテンプル先端部の間には、それらテンプルを前記観察者の側頭部に押し当てるためのバンドが設けられる
    ことを特徴とする眼鏡型画像表示装置。
  9. 請求項1〜請求項8の何れか一項に記載の眼鏡型画像表示装置において、
    前記画像表示手段は、
    前記眼鏡フレームの左右一方の部品にのみ固定され、かつ前記観察者の一方の眼にのみ画像を表示する
    ことを特徴とする眼鏡型画像表示装置。
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