JP2009088843A - 撮影装置および撮影装置の制御方法並びにプログラム - Google Patents

撮影装置および撮影装置の制御方法並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが所望とするように画像を分類できるようにする。
【解決手段】デジタルカメラ1は、被写体を撮影することにより画像を取得する撮像系10を備える。操作系2が、撮影により取得した画像を分類するための分類条件の入力を受け付ける。分類部39が分類条件により、取得された画像を分類する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮影により取得した画像を記録媒体に記録する撮影装置および撮影装置の制御方法並びに撮影装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
近年、カメラの高性能化および記録メディアの大容量化に伴い、大量の画像を容易に取得することが可能となってきている。とくに連写機能の向上により、大量の画像を一度に大量に取得することが容易となっている。しかしながら、大量の画像を取得したとしても、その画像のすべてが撮影者であるユーザにとって必要なものであるとは限らず、ユーザは撮影後に画像を確認して必要な画像を選択する必要があるため、その作業が非常に煩雑なものとなっている。
このため、撮影により取得した画像を自動で分類するための各種手法が提案されている。例えば、連写を行う際に連続する画像の動きを検出し、動きが変化した場合に画像を記録する手法(特許文献1参照)、連続撮影時にAF評価を行い、その評価が高い画像のみを記録媒体に記録する手法(特許文献2参照)が提案されている。また、連続撮影された画像を取捨選択する手法として、連続撮影された画像の再生時に瞼のブレを検出し、瞼のブレのない画像を抽出する手法(特許文献3参照)、連写により取得された画像のピントや露出を評価し、評価結果が高い画像ほど高い解像度にて記録する手法(特許文献4参照)、ピントおよびブレの程度等の評価値を記録しておき、画像の再生時に評価値に応じて再生する画像を決定する手法(特許文献5参照)、画像の評価値を記録しておき、記録媒体の残容量が不足するときに、評価値が低い画像を削除の候補として表示する手法(特許文献6)が提案されている。
特開平6−153143号公報 特開2004−320487号公報 特開2000−253304号公報 特開2000−354185号公報 特開2001−320621号公報 特開2006−115289号公報
しかしながら、上記特許文献1〜6に記載された手法は、画像の動き、AF評価値等のあらかじめカメラに設定された条件に従って画像を選別しているため、選別された画像が必ずしもユーザが所望とする条件に従ったものではない場合がある。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、ユーザが所望とするように画像を分類できるようにすることを目的とする。
本発明による撮影装置は、被写体を撮影することにより画像を取得する撮像手段と、
前記画像を分類するための分類条件の入力を受け付ける入力手段と、
前記分類条件により、前記取得された画像を分類する分類手段とを備えたことを特徴とするものである。
なお、本発明による撮影装置においては、前記入力手段を、前記分類条件として、前記撮像手段の撮影モードの入力を受け付ける手段としてもよい。
また、本発明による撮影装置においては、前記画像から人物の顔を検出する顔検出手段をさらに備えるものとし、
前記分類手段を、前記撮影モードが人物モードである場合、前記画像から顔が検出されたか否かに応じて該画像を分類する手段としてもよい。
また、本発明による撮影装置においては、前記画像の手ブレの程度を検出する手ブレ検出手段をさらに備えるものとし、
前記分類手段を、前記撮影モードが手ブレ補正モードである場合、前記手ブレの程度に応じて該画像を分類する手段としてもよい。
この場合、前記手ブレ検出手段を、角速度センサを備え、該角速度センサの検出結果に基づいて前記手ブレの程度を検出する手段としてもよく、前記画像に基づいて前記手ブレの程度を検出する手段としてもよい。
「手ブレの程度に応じて分類する」とは、手ブレの有無により分類することのみならず、手ブレ量に応じて複数段階に分類することをも含む。
また、本発明による撮影装置においては、前記分類手段を、前記画像を前記分類条件に応じて異なるフォルダに分類する手段としてもよい。
また、本発明による撮影装置においては、前記分類手段を、前記分類条件に応じた異なるファイル名となるように、前記画像を分類する手段としてもよい。
また、本発明による撮影装置においては、前記分類手段を、前記分類条件に応じた異なる情報を前記画像に付与することにより、該画像を分類する手段としてもよい。
本発明による撮影装置の制御方法は、被写体を撮影することにより画像を取得し、
前記画像を分類するための分類条件の入力を受け付け、
前記分類条件により、前記取得された画像を分類することを特徴とするものである。
なお、本発明による撮影装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本発明によれば、画像を分類するための分類条件の入力が受け付けられ、分類条件に応じて取得された画像が分類される。このため、ユーザは画像を分類するための分類条件を、所望とするように設定することができ、これにより、ユーザが所望とするように画像を分類することができる。
また、分類条件として撮像手段の撮影モードの入力を受け付けることにより、容易に分類条件を設定することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態による撮影装置を適用したデジタルカメラの内部構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように第1の実施形態によるデジタルカメラ1は、レリーズボタン、十字キー、モードダイヤルおよび各種操作キー等を含む操作系2を有する。なお、モードダイヤルはデジタルカメラ1の撮影モードを設定するためのものである。撮影モードとしては、人物モードおよび手ブレ補正モード等が挙げられる。
撮像系10としては、手ブレ補正レンズ、フォーカスレンズおよびズームレンズからなる撮影レンズ12を有する。撮影レンズ12を構成するフォーカスレンズおよびズームレンズは、レンズ駆動部13によって光軸方向に移動可能である。
図2は手ブレ補正レンズおよびその駆動部の構成を示す図である。図2に示すように手ブレ補正レンズ12Aは、手ブレによる光軸のずれを補正するためのものであり、補正用のレンズまたはレンズ群により構成される。補正レンズ駆動部11はモータおよびギアからなる公知のx方向レンズ駆動部11Aおよびy方向レンズ駆動部11Bからなり、それぞれ手ブレ補正レンズ12Aを光軸に垂直なx方向およびy方向に駆動する。これにより、手ブレ補正レンズ12Aは、光軸に垂直な平面上を2次元的に駆動される。なお、手ブレ補正レンズ12Aは、その光軸がフォーカスレンズおよびズームレンズの光軸と一致する位置を駆動中心として駆動される。
また、絞り14は絞り駆動部15によって駆動される。絞り駆動部15は、AE処理部30から出力される絞り値データに基づいて絞り径の調整を行う。
シャッタ16はメカニカルシャッタであり、シャッタ駆動部17によって駆動される。シャッタ駆動部17は、レリーズボタンの押下により発生する信号と、AE処理部30から出力されるシャッタスピードデータとに応じて、シャッタ16の開閉の制御を行う。
シャッタ16の後方には撮像素子であるCCD18を有している。CCD18は、多数の受光素子を2次元的に配列した光電面を有しており、撮影レンズ12等の光学系を通過した被写体光がこの光電面に結像し、光電変換される。光電面の前方には、各画素に光を集光するためのマイクロレンズアレイと、R,G,B各色のフィルタが規則的に配列されたカラーフィルタアレイとが配置されている。CCD18は、CCD制御部19から供給される垂直転送クロックおよび水平転送クロックに同期して、画素毎に蓄積された電荷を1ラインずつシリアルなアナログ撮影信号として出力する。各画素において電荷を蓄積する時間、すなわち、露光時間は、CCD制御部19から与えられる電子シャッタ駆動信号によって決定される。また、CCD18はCCD制御部19により、あらかじめ定められた大きさのアナログ撮像信号が得られるようにゲインが調整されている。
CCD18から取り込まれたアナログ撮像信号は、アナログ信号処理部20に入力される。アナログ信号処理部20は、アナログ信号のノイズを除去する相関2重サンプリング回路(CDS)と、アナログ信号のゲインを調節するオートゲインコントローラ(AGC)と、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ(ADC)とからなる。このデジタル信号に変換された画像データは、画素毎にR,G,Bの濃度値を持つCCD−RAWデータである。
タイミングジェネレータ21は、タイミング信号を発生させるものであり、このタイミング信号をシャッタ駆動部17、CCD制御部19、およびアナログ信号処理部20に供給することにより、レリーズボタンの操作、シャッタ16の開閉、CCD18の電荷の取込み、およびアナログ信号処理部20の処理の同期をとっている。
また、デジタルカメラ1は撮影時において必要なときに発光されるフラッシュ23を有する。
画像入力コントローラ24は、アナログ信号処理部20から入力されたCCD−RAWデータをフレームメモリ26に書き込む。
フレームメモリ26は、画像データに対して後述の各種処理を行う際に使用する作業用メモリであり、例えば、一定周期のバスクロック信号に同期してデータ転送を行うSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)が使用される。
表示制御部27は、フレームメモリ26に格納された画像データをスルー画像としてモニタ28に表示させたり、再生モード時に記録メディア35に保存されている本画像をモニタ28に表示させたりするためのものである。なお、スルー画像は、デジタルカメラ1が撮影を行うモードにある間、所定時間間隔で撮像系10により撮影される。
AF処理部29およびAE処理部30は、プレ画像に基づいて撮影条件を決定する。このプレ画像とは、レリーズボタンが半押しされることによって発生する半押し信号を検出したCPU45が撮像系10にプレ撮影を実行させた結果、フレームメモリ26に格納された画像データにより表される画像である。
AF処理部29は、プレ画像に基づいて焦点位置を検出し、フォーカス駆動量データを出力する(AF処理)。焦点位置の検出方式としては、例えば、所望とする被写体にピントが合った状態では画像のコントラストが高くなるという特徴を利用して合焦位置を検出するパッシブ方式が考えられる。
AE処理部30は、プレ画像に基づいて被写体輝度を測定し、測定した被写体輝度に基づいて絞り値およびシャッタスピード等を決定し、絞り値データおよびシャッタスピードデータを露出設定値として決定する(AE処理)。
AWB処理部31は、撮影時のホワイトバランスを自動調整する(AWB処理)。なお、AWB処理部31は、後述する本撮影前でも、本撮影後でもホワイトバランスの調整を行うことができる。
画像処理部32は、本画像の各画素がRGBそれぞれの値を有するように本画像の画像データを補間する補間処理、補間した画像データに対する階調補正、シャープネス補正および色補正等の画質補正処理、並びに輝度信号であるYデータと、青色色差信号であるCbデータおよび赤色色差信号であるCrデータとからなるYCデータに変換するYC処理を行う。この本画像とは、レリーズボタンが全押しされることによって実行される本撮影によりCCD18から取り込まれ、アナログ信号処理部20および画像入力コントローラ24経由でフレームメモリ26に格納された画像データにより表される画像である。
なお、レリーズボタンは半押しされずに直ちに全押しされる場合がある。このような場合、レリーズボタンの全押しによりプレ画像が取得され、AF処理部29およびAE処理部30がプレ画像に基づいて撮影条件を決定し、続いて本撮影が行われて本画像が取得されることとなる。
圧縮/伸長処理部33は、画像処理部32によって処理が行われた本画像の画像データに対して、例えば、JPEG等の圧縮形式で圧縮処理を行い、画像ファイルを生成する。この画像ファイルには、Exifフォーマット等に基づいて、撮影日時等の付帯情報が格納されたタグが付加される。
メディア制御部34は、不図示のメディアスロットルに着脱自在にセットされた記録メディア35にアクセスして、画像ファイルの書き込みと読み込みの制御を行う。また、メディア制御部34は、後述する分類部による画像の分類結果に基づいて、本画像を分類して記録メディア35に記録する。
内部メモリ36は、デジタルカメラ1において設定される各種定数、各種情報およびCPU45が実行するプログラム等を記憶する。
顔検出部37は、本画像から人物の顔を検出する機能を有する。具体的には、顔検出部37は、テンプレートマッチングによる手法や、顔の多数のサンプル画像を用いてマシンラーニング学習により得られた顔判別器を用いる手法等により、画像から顔を検出する。そして、顔検出部37は顔の検出結果を後述する分類部39に出力する。
手ブレ検出部38は、角速度センサ38Aを備え、角速度センサ38Aの検出結果に基づいてデジタルカメラ1の手ブレ量を検出し、補正レンズ駆動部11に対して検出結果に応じた手ブレ補正レンズ12Aの駆動量および駆動方向の指示を行う。また、手ブレ検出部38は角速度センサ38Aによる手ブレの検出結果を後述する分類部39に出力する。
分類部39は、撮影モードに応じて画像の分類条件を決定して、本画像を分類する。具体的には、撮影モードが人物モードである場合には、顔検出部37による顔の検出結果に応じて、画像を顔を含む画像と顔を含まない画像とに分類する。なお、人物モードの場合に顔を含む画像は、撮影モードに適合するため適合画像と称する。一方、顔を含まない画像は撮影モードに適合しないため、不適合画像と称する。
また、撮影モードが手ブレ補正モードである場合には、手ブレ検出部38による手ブレ量の検出結果に応じて、画像を手ブレが補正できている画像と手ブレが補正できていない画像とに分類する。なお、手ブレ補正モードの場合に手ブレが補正できている画像は撮影モードに適合するため適合画像となり、手ブレが補正できていない画像は撮影モードに適合しないため不適合画像となる。
なお、分類部39は、図3に示すように適合画像と不適合画像とを異なるフォルダに分類してもよく、図4に示すように適合画像のファイル名をfit_0001.jpg,fit_0002.jpg…とし、不適合画像のファイル名をnonfit_0001.jpg,nonfit_0002.jpg…として、適合画像および不適合画像のファイル名を異なるものとすることにより画像を分類してもよい。
一方、図5に示すように画像のタグには、デジタルカメラのメーカー名、機種名、露出時間、F値、撮影モード等が記述されるが、分類部39はタグに分類結果を記述することにより画像を分類してもよい。この場合、分類結果には、適合画像の場合には「適合」、不適合画像の場合には「不適合」と記述される。
なお、適合画像および不適合画像をフォルダに分類する場合には、分類部39はメディア制御部34に、記録メディア35に記録しようとする画像について、いずれのフォルダに分類するかの指示を行う。これにより、画像がフォルダに分類されて記録メディア35に記録されることとなる。
CPU45は、操作系2およびAF処理部29等の各種処理部からの信号に応じてデジタルカメラ1の本体各部を制御する。とくに、撮影モードに応じて画像を分類するよう、顔検出部37、手ブレ検出部38および分類部39に対して指示を行う。
データバス46は、各種処理部、フレームメモリ26およびCPU45等に接続されており、画像データおよび各種情報のやり取りを行う。
次いで、第1の実施形態において行われる処理について説明する。図6は第1の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。なお、ここでは連写を行う場合の処理について説明する。まず、CPU45が操作系2を用いてのユーザによる撮影モードの入力を受け付ける(ステップST1)。第1の実施形態においては、撮影モードとして人物モードが入力されたものとする。そして分類部39が、撮影モードに応じて画像の分類条件を決定する(ステップST2)。
次いで、CPU45がレリーズボタンが全押しされたか否かの監視を開始し(ステップST3)、ステップST3が肯定されると、撮像系10がプレ撮影を行ってプレ撮影を取得し、さらにAF処理部29およびAE処理部30が撮影条件を決定する(ステップST4)。これに続いて、撮像系10が本撮影を行い、本画像を取得する(ステップST5)。そして、画像処理部32および圧縮/伸長処理部33が、本画像に対して必要な処理を施す(画像処理;ステップST6)。
そして顔検出部37が本画像から顔を検出し、検出結果を分類部39に出力する(ステップST7)。分類部39は顔検出部37の検出結果に基づいて、本画像が顔を含むか否かを判定し(ステップST8)、ステップST8が肯定されると本画像を適合画像に分類する(ステップST9)。ステップST8が否定されると、分類部39は本画像を不適合画像に分類する(ステップST10)。そして、メディア制御部34が分類された画像を記録メディア35に記録する(ステップST11)。
続いて、CPU45はレリーズボタンが離されることにより連写終了の指示がなされたか否かを判定し(ステップST12)、ステップST12が否定されるとステップST5に戻り、ステップST5以降の処理を繰り返す。ステップST12が肯定されると処理を終了する。
このように、第1の実施形態においては、画像を分類するための分類条件の入力を受け付け、分類条件に応じて取得された画像を分類するようにしたため、ユーザは画像を分類するための分類条件を所望とするように設定することができ、これにより、ユーザが所望とするように画像を分類することができる。また、撮影後直ちに画像を分類しているため、記録メディア35に記録された画像を後から利用する場合にも、適合画像と不適合画像との分別が可能となる。
また、分類条件として撮影モードの入力を受け付けているため、容易に分類条件を設定することができる。
上記第1の実施形態においては、撮影モードとして人物モードが入力された場合の処理について説明したが、撮影モードとして手ブレ補正モードが入力された場合の処理を第2の実施形態として説明する。図7は第2の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。
まず、CPU45は、操作系2を用いてのユーザによる撮影モードの入力を受け付ける(ステップST21)。第2の実施形態においては、撮影モードとして手ブレ補正モードが入力されたものとする。そして分類部39が、撮影モードに応じて画像の分類条件を決定する(ステップST22)。
次いで、CPU45がレリーズボタンが全押しされたか否かの監視を開始し(ステップST23)、ステップST23が肯定されると、手ブレ検出部38が手ブレを検出したか否かを判定する(ステップST24)。手ブレが検出された場合には、ステップST24が肯定され、手ブレ検出部38が、レンズ駆動部11A,11Bに手ブレ補正レンズ12Aを駆動する指示をして手ブレ補正を行う(ステップST25)。ステップST24が否定されるとステップST26の処理に進む。なお、手ブレ検出部38は手ブレの検出結果を分類部39に出力する。
続いて、撮像系10がプレ撮影を行ってプレ撮影を取得し、さらにAF処理部29およびAE処理部30が撮影条件を決定する(ステップST26)。これに続いて、撮像系10が本撮影を行い、本画像を取得する(ステップST27)。そして、画像処理部32および圧縮/伸長処理部33が、本画像に対して必要な処理を施す(画像処理;ステップST28)。
そして分類部39が、手ブレの検出結果に基づいて、本画像が手ブレ補正処理により手ブレを補正できているか否かを判定する(ステップST29)。ここで、手ブレが補正できているか否かの判定は、手ブレ検出部38が検出した手ブレ量が、手ブレ補正レンズ12Aによる手ブレ補正量の限界を超えているか否かにより行う。
ステップST29が肯定されると、分類部39は本画像を適合画像に分類する(ステップST30)。ステップST29が否定されると、分類部39は本画像を不適合画像に分類する(ステップST31)。そして、メディア制御部34が分類された画像を記録メディア35に記録する(ステップST32)。
続いて、CPU45はレリーズボタンが離されることにより連写終了の指示がなされたか否かを判定し(ステップST33)、ステップST33が否定されるとステップST27に戻り、ステップST27以降の処理を繰り返す。ステップST33が肯定されると処理を終了する。
なお、上記第2の実施形態においては、手ブレ検出部38により角速度センサ38Aを用いて手ブレ量を検出し、手ブレ補正レンズ12Aを用いて光学的に手ブレを補正しているが、撮影により取得した画像に基づいて手ブレ量を検出し、画像に対して処理を施すことにより手ブレを補正するようにしてもよい。以下、これを第3の実施形態として説明する。
図8は本発明の第3の実施形態による撮影装置を適用したデジタルカメラの内部構成を示す概略ブロック図である。なお、第3の実施形態において第1の実施形態と同一の構成については同一の参照番号を付与し、ここでは詳細な説明は省略する。第3の実施形態によるデジタルカメラ1Aは、角速度センサ38Aに基づいて手ブレを検出する手ブレ検出部38に代えて、撮影により取得した画像から手ブレを検出する手ブレ検出部40と、画像に含まれる手ブレを補正する手ブレ補正部41とを備えた点が第1の実施形態と異なる。なお、第3の実施形態のデジタルカメラ1Aの撮影レンズ12は、手ブレ補正レンズ12Aを含まないものである。
手ブレ検出部40は、撮影により取得した画像を周波数解析し、手ブレによる画像のボケの方向を検出し、その方向におけるボケと見なせる低周波成分が所定のしきい値を超えるか否かにより、画像に手ブレが含まれるか否かを検出する。なお、手ブレ検出部40は手ブレの検出結果を分類部39に出力する。
手ブレ補正部41は、手ブレ検出部40が検出したブレの方向に直行する方向にエッジ強調処理を行うことにより、手ブレを補正する。
次いで、第3の実施形態において行われる処理について説明する。図9は第3の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。まず、CPU45が操作系2を用いてのユーザによる撮影モードの入力を受け付ける(ステップST41)。第3の実施形態においては、撮影モードとして手ブレ補正モードが入力されたものとする。そして分類部39が、撮影モードに応じて画像の分類条件を決定する(ステップST42)。
次いで、CPU45がレリーズボタンが全押しされたか否かの監視を開始し(ステップST43)、ステップST43が肯定されると、撮像系10がプレ撮影を行ってプレ撮影を取得し、さらにAF処理部29およびAE処理部30が撮影条件を決定する(ステップST44)。これに続いて、撮像系10が本撮影を行い、本画像を取得する(ステップST45)。そして、手ブレ検出部40が本画像から手ブレが検出されたか否かを判定し(ステップST46)、手ブレが検出された場合には、ステップST46が肯定され、手ブレ補正部41が手ブレを補正する(ステップST47)。ステップST46が否定されるとステップST48の処理に進む。そして、画像処理部32および圧縮/伸長処理部33が、本画像に対して必要な処理を施す(画像処理;ステップST48)。
そして分類部39が、手ブレの検出結果に基づいて、本画像が手ブレ補正処理により手ブレを補正できているか否かを判定する(ステップST49)。ここで、手ブレを補正できているか否かの判定は、手ブレ検出部40が検出した手ブレ量が、手ブレ補正部41による手ブレ補正量の限界を超えているか否かにより行う。
ステップST49が肯定されると、分類部39は本画像を適合画像に分類する(ステップST50)。ステップST49が否定されると、分類部39は本画像を不適合画像に分類する(ステップST51)。そして、メディア制御部34が分類された画像を記録メディア35に記録する(ステップST52)。
続いて、CPU45はレリーズボタンが離されることにより連写終了の指示がなされたか否かを判定し(ステップST53)、ステップST53が否定されるとステップST45に戻り、ステップST45以降の処理を繰り返す。ステップST53が肯定されると処理を終了する。
なお、上記第1から第3の実施形態においては、操作系から撮影モードを入力し、撮影モードに応じて分類条件を設定しているが、操作系2から分類条件を直接入力してもよい。図10は分類条件を入力するための分類条件設定画面を示す図である。図10に示すように分類条件設定画面50には、「顔を含む」および「手ブレを含まない」の画像の分類条件が表示されている。ユーザは操作系2を用いて分類条件設定画面50において、所望とする画像の分類条件を選択することにより分類条件を設定することができる。
また、上記第2および第3の実施形態においては、手ブレの有無に応じて画像を2つに分類しているが、手ブレの程度に応じて画像を複数に分類してもよい。例えば、手ブレの程度に応じて、手ブレ量が大きい画像、中程度の画像、小さい画像の3段階に分類するようにしてもよい。
また、上記第1の実施形態において、顔を含むという分類条件に加えて、さらに第2および第3の実施形態のように、手ブレが補正されているという分類条件を加えてもよい。この場合、顔を含みかつ手ブレのない画像と、それ以外の画像とに画像が分類されることとなる。
また、上記第1から第3の実施形態においては、撮影モードとして人物モードおよび手ブレ補正モードを用いているが、風景モードを分類条件として用いることも可能である。例えば、風景モードが設定された場合には、人物を含まない、すなわち顔を含まない画像を適合画像、顔を含む画像を不適合画像として画像を分類するようにすればよい。
また、上記第1から第3の実施形態においては、連写により取得された画像を分類しているが、画像の取得は連写に限定されるものではなく、単独で撮影を行うことにより取得した画像に対しても、上記第1から第3の実施形態と同様に分類することができるものである。
以上、本発明の実施形態に係るデジタルカメラについて説明したが、コンピュータに図6,7,9に示すような処理を行わせるプログラムも、本発明の実施形態の1つである。また、そのようなプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体も、本発明の実施形態の1つである。
本発明の第1の実施形態による撮影装置を適用したデジタルカメラの内部構成を示す概略ブロック図 手ブレ補正レンズおよび補正レンズ駆動部の概略構成を示す図 適合画像と不適合画像とを異なるフォルダに分類する状態を説明するための図 適合画像と不適合画像とを異なるファイル名にする状態を説明するための図 タグの記述内容を示す図 第1の実施形態において行われる処理を示すフローチャート 第2の実施形態において行われる処理を示すフローチャート 本発明の第3の実施形態による撮影装置を適用したデジタルカメラの内部構成を示す概略ブロック図 第3の実施形態において行われる処理を示すフローチャート 分類条件設定画面を示す図
符号の説明
1 デジタルカメラ
10 撮像系
29 AF処理部
37 顔検出部
38,40 手ブレ検出部
39 分類部
41 手ブレ補正部
50 分類条件設定画面

Claims (11)

  1. 被写体を撮影することにより画像を取得する撮像手段と、
    前記画像を分類するための分類条件の入力を受け付ける入力手段と、
    前記分類条件により、前記取得された画像を分類する分類手段とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 前記入力手段は、前記分類条件として、前記撮像手段の撮影モードの入力を受け付ける手段であることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記画像から人物の顔を検出する顔検出手段をさらに備え、
    前記分類手段は、前記撮影モードが人物モードである場合、前記画像から顔が検出されたか否かに応じて該画像を分類する手段であることを特徴とする請求項2記載の撮影装置。
  4. 前記画像の手ブレの程度を検出する手ブレ検出手段をさらに備え、
    前記分類手段は、前記撮影モードが手ブレ補正モードである場合、前記手ブレの程度に応じて該画像を分類する手段であることを特徴とする請求項2記載の撮影装置。
  5. 前記手ブレ検出手段は、角速度センサを備え、該角速度センサの検出結果に基づいて前記手ブレの程度を検出する手段であることを特徴とする請求項4記載の撮影装置。
  6. 前記手ブレ検出手段は、前記画像に基づいて前記手ブレの程度を検出する手段であることを特徴とする請求項4記載の撮影装置。
  7. 前記分類手段は、前記画像を前記分類条件に応じて異なるフォルダに分類する手段であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の撮影装置。
  8. 前記分類手段は、前記分類条件に応じた異なるファイル名となるように、前記画像を分類する手段であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の撮影装置。
  9. 前記分類手段は、前記分類条件に応じた異なる情報を前記画像に付与することにより、該画像を分類する手段であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の撮影装置。
  10. 被写体を撮影することにより画像を取得し、
    前記画像を分類するための分類条件の入力を受け付け、
    前記分類条件により、前記取得された画像を分類することを特徴とする撮影装置の制御方法。
  11. 被写体を撮影することにより画像を取得する手順と、
    前記画像を分類するための分類条件の入力を受け付ける手順と、
    前記分類条件により、前記取得された画像を分類する手順とを有することを特徴とする撮影装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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