JP2009088815A - 放収音システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの必要に応じて送話、受話ともに遮断することができる放収音システムを提供する。
【解決手段】端末1でシャッタボタン(閉ボタン155)を押下すると、端末1は、他の端末から受信した音声を放音しないように設定する。端末1の閉ボタン155はアンバーに点灯し、開ボタン156は無灯状態となる。また、端末2の個別呼び出しボタン152、および端末3の個別呼び出しボタン152がアンバーに点灯する。再び閉ボタン155を押下すると、端末1は、他の端末から受信した音声を放音するように設定する。その結果、端末2の音声が端末1で放音される状態となる。
【選択図】図6

Description

この発明は、音声を収音するとともに音声を放音する放収音装置、およびこの放収音装置をネットワーク接続してなる放収音システムに関する。
従来、インターホン通話を行う装置が提案されている。インターホン通話では、他の端末を一斉に呼び出し、全端末と通話することができる一斉呼び出し通話機能を備えているものが一般的である。
しかし、全端末が一斉に通話可能となると、本来通話を行いたくないユーザまで通話に参加することとなり、プライバシが損なわれてしまう。そこで、自端末から他端末への音声送信(送話)を解除する機能を備えたインターホン装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開平11−275238号公報
しかし、特許文献1の装置では、他端末から自端末への音声(受話)を解除することが出来なかった。
そこで、この発明は、ユーザの必要に応じて送話、受話ともに遮断することができる放収音システムを提供することを目的とする。
この発明の放収音システムは、ネットワークを介して他の装置と接続される放収音装置であって、音声を収音する収音部と、音声を放音する放音部と、呼び出しする装置を指定する個別呼び出し操作部と、全装置を呼び出し指示する一斉呼び出し操作部と、他の装置との遮断を指示する遮断操作部と、前記個別呼び出し操作部で指定された装置、または前記一斉呼び出し操作部で呼び出し指示された全装置に、収音した音声を送信するとともに、その装置から音声を受信して放音する制御部と、を備え、前記制御部は、前記遮断操作部で遮断指示がされている場合、他の装置から受信した音声を放音せず、かつ収音した音声を他の装置に送信しないことを特徴とする。
この構成では、特定の端末を呼び出しする個別呼び出し操作部、全端末を呼び出しする一斉呼び出し操作部、遮断を指示する遮断操作部を備えている。遮断を指示すると、他の端末の音声を放音しない。
また、この発明は、さらに、前記制御部は、前記遮断操作部で遮断指示がされている状態で、他の装置から個別呼び出しに係る音声を受信した場合、着信音の音声を放音することを特徴とする。
この構成では、遮断を指示した状態であっても個別呼び出しがあれば着信音を放音する。そのため、遮断中であっても呼び出しがあったことを確認することができる。
また、この発明は、さらに、発話検出を行う発話検出部を備え、前記制御部は、前記発話検出部が発話検出を行った場合、全装置を呼び出し指示されたとして、全装置に、収音した音声を送信するとともに、その装置から音声を受信して放音することを特徴とする。
この構成では、発話検出により一斉呼び出しを行う。個別の呼び出し、遮断の指示はユーザが手動で行い、一斉呼び出しは発話により自動的に行われるようになる。
また、この発明は、さらに、自装置が一斉呼び出し中である旨、および個別呼び出し中である旨を表示するとともに、他の装置から一斉呼び出し、および個別呼び出しを受けている旨を表示する表示部を備えたことを特徴とする。
この構成では、表示部によりどの端末から呼び出しが有ったか確認することができる。なお、表示部としては、LCDタッチパネルや、操作部に内蔵するLED等が用いられる。
また、この発明は、さらに、前記表示部は、前記呼び出し中である旨とともに、または呼び出し中である旨にかえて、自装置が遮断状態である旨を表示し、前記呼び出しを受けている旨とともに、または前記呼び出しを受けている旨にかえて、他装置が遮断状態である旨を表示することを特徴とする。
この構成では、自装置、および他装置が遮断状態である旨を表示する。
この発明によれば、ユーザの必要に応じて送話、受話ともに遮断することができ、プライバシを保つことができる。
以下、本発明に係る実施形態として、放収音システムについて説明する。図1は、放収音システムの構成を示すブロック図である。図2は、放収音システムに用いられる端末の外観を示す図である。図3は、端末の構成を示すブロック図である。
この放収音システムは、各部屋に設置された端末同士でインターホン通話を行うものであり、ユーザの操作により各端末から他の端末を一斉呼び出しして通話を行ったり、特定の端末を個別呼び出しして通話を行ったりするものである。
この放収音システムは、PLC(PowerLine Communications)ネットワークを介して接続される複数の端末により実現される。なお、本発明におけるネットワークの態様はPLCに限るものではない。なお、本実施形態においてはA/Dコンバータ、D/Aコンバータ等を省略し、特に記載なき場合、装置内を伝達する音声信号は、全てデジタル音声信号とする。また、図2において、紙面上側を端末の背面方向、紙面下側を端末の正面方向、紙面右側を端末の左面方向、紙面左側を端末の右面方向とする。
図1において、この放収音システムは、複数(同図においては3つ)の端末1〜3を備えている。端末1〜3は、それぞれ部屋A〜Cに設置されている。端末1〜3は全て同じ構成、機能を有しており、図2および図3においては、代表して端末1の構成を示す。なお、端末の数はこの例に限るものではない。
この端末1は、スピーカ11A、スピーカ11B、スピーカ11C、マイク12A、マイク12B、マイク13、収音処理部30、エコーキャンセラ4、制御部5、放音処理部7、入出力インタフェース(I/F)9、操作部15、および表示部17を備えている。
端末1は、上面から見た形状が1辺15cmほどの正方形(または長方形)である直方体形状のコンパクトな筐体からなり、マイク12A、マイク12B、およびマイク13はメッシュ状の鋼板に覆われて筐体の上面の中心位置に設けられている。スピーカ11A、スピーカ11B、およびスピーカ11Cは、筐体の上面において筐体中心から等距離に、120度ずつ回転して設けられている。なお、図示はしていないが、スピーカ11A、スピーカ11B、およびスピーカ11Cもメッシュ状の鋼板に覆われている。
操作部15は、筐体の上面のうち正面側の端部付近に設けられており、ユーザが行った操作に応じて操作信号を制御部5に送信する。制御部5は、入力された操作信号に応じて種々の動作を行う。操作部15は、一斉呼び出しボタン151、個別呼び出しボタン152〜154、シャッタボタン(閉ボタン155および開ボタン156)を有する。また、各ボタンにはLEDが内蔵されており、点灯、点滅などを行うことで表示部の機能を兼ねている。これらのボタンに設けられたLEDが図3に示す表示部17の機能を実現する。なお、操作部および表示部は、LCDタッチパネルにより構成されていてもよい。
ユーザが一斉呼び出しボタン151を押すと、端末1は他の全ての端末を呼び出し、ユーザが個別呼び出しボタン152〜154を押すと、端末1は特定の端末(ユーザが指定した端末)を呼び出す。ユーザが閉ボタン155を押すと、自端末、および他端末の音声を遮断する。詳細は後述する。
入出力I/F9は、筐体正面に設けられており、電源ケーブルや音声入力端子等を有する。この端末は、PLCによりネットワーク通信を行う端末であるため、家庭内のコンセントに接続される電源ケーブルがネットワークI/Fとなる。端末1は、これらのI/Fから音声信号を入出力する。図1において端末1は、入出力I/F9を介して、ネットワーク内の他の端末と所定のプロトコルに準じた音声情報として音声信号を送受信する。端末1は、一斉呼び出し時にはネットワーク内の全ての端末(端末2および端末3)に音声情報を送信する。個別呼び出し時には、特定の端末(端末2または端末3)に音声情報を送信する。
また、端末1は、入出力I/F9の音声入力端子から音声信号(アナログ、またはデジタル音声信号)を入力し、スピーカ11A〜11Cを用いて放音するとともに、この音声を音声情報として他の端末に送信する。なお、操作部15や入出力I/F9の配置は図2に示す例に限るものではない。
マイク12Aおよびマイク12Bは、双指向性マイクである。また、マイク13は、無指向性マイクである。これらのマイクが収音した音声信号は、収音処理部30に入力される。収音処理部30は、マイク12Aが収音した音声信号を増幅する増幅器32A、マイク12Bが収音した音声信号を増幅する増幅器32B、マイク13が収音した音声信号を増幅する増幅器33、各増幅器で増幅された音声信号を加算して後段のエコーキャンセラ4に出力するポストプロセッサ35を備えている。
各増幅器の増幅量、およびポストプロセッサ35の加算態様は、制御部5により設定される。制御部5がこれらの設定を行うことで、端末1の筐体周囲に複数方向の収音指向性を持たせることができる。すなわち、装置周囲の複数の収音領域から収音した音声信号の増幅量および位相を制御することで指向性を制御することができる。例えば、マイク12Aが収音した音声信号とマイク13が収音した音声信号の増幅量を同一に設定し、マイク12Bの増幅量をゼロすると、筐体背面方向の領域の音声が強調され、この方向に指向性が設定されることとなる。なお、本発明においてマイクの指向性を設定することは必須ではない。
図3において、エコーキャンセラ4は、放音処理部7からスピーカ11A、11B、11Cに供給される音声信号を入力する。これらの入力信号をそれぞれフィルタ処理し、収音信号から減算することでエコー成分を除去する。図4にエコーキャンセラ4の構成を示す。
エコーキャンセラ4は、スピーカ11A、11B、11Cに供給される音声信号をそれぞれ入力するエコーキャンセラ4A、4B、4C、およびエコーキャンセラ4A、4B、4Cの出力した信号を加算する加算器43を備えている。エコーキャンセラ4A、4B、4Cは全て同じ構成、機能を有する。以下、代表してエコーキャンセラ4Aの構成、機能を説明する。エコーキャンセラ4Aは、適応型フィルタ41A、および加算器42Aを含み、放音処理部7から入力されたスピーカ11Aに供給される音声信号を適応型フィルタ41Aに入力する。適応型フィルタ41Aは、この音声信号をフィルタ処理し、スピーカからマイクに回り込む回帰音声信号を擬似した擬似回帰音信号を生成する。加算器42Aは、この擬似回帰音信号を収音信号から減算することでエコー成分を除去する。エコー成分を除去された収音信号は、加算器43に入力される。同様にして、エコーキャンセラ4B、4Cにおいても収音信号からエコー成分が除去され、加算器43に入力される。加算器43は、これらの信号を加算して入出力I/F9を介して他の端末に送信する。なお、エコー成分を除去した収音信号は、適応型フィルタ41Aに入力され、フィルタ係数の更新に用いられる。
なお、エコーキャンセラ4は、本発明において必須の構成要素ではないが、エコーキャンセラ4によりエコー成分を除去するため、複数の端末を用いて音声会議等を行う場合に好適である。
放音処理部7は、ディレイ71A、ディレイ71B、ディレイ71C、増幅器72A、増幅器72B、および増幅器72Cを備えている。各ディレイの遅延量、および各増幅器の増幅量は制御部5により設定される。制御部5がこれらの設定を行うことで、装置周囲の特定の位置に仮想音源を設定することができる。なお、スピーカの数、および配置の態様はこの例に限るものではなく、本発明において仮想音源を設定することは必須ではない。
次に、図5〜図7を参照して、放収音システムの動作を説明する。図5は、放収音システムの動作の一例(例1)を示す図である。同図に示す表の最左欄は、各状態の見出し(接続状態1〜4)を示し、その右欄(接続状態)は放収音システム内の音声情報の送受信状態を示し、右側3つの欄(端末1、端末2、端末3)は各端末の操作部および表示部の状態を示している。なお、表示部の表示態様(色、点灯、点滅等)は、図5〜図7の例に限るものではない。
まず、図5の状態1において、全ての端末は非接続状態となっている。このとき、全ての端末の一斉呼び出しボタン151はグリーンに点灯している。また、個別呼び出しボタンのうち、自己の端末を示すボタンはブルーに点灯し、他の端末を示すボタンはグリーンに点灯している。例えば、端末1において、個別呼び出しボタン152はブルーに点灯し、個別呼び出しボタン153および個別呼び出しボタン154はグリーンに点灯している。また、シャッタボタンのうち閉ボタン155は無灯となり、開ボタン156はグリーンに点灯している。
この状態で、端末1のユーザが一斉呼び出しボタン151を押下すると、端末1の制御部5は、端末1で収音した音声を他の全ての端末に送信するように設定する(状態2に移行する)。すなわち、端末1は、ネットワーク内の全端末を一斉呼び出しする。このとき、制御部5は、端末1の一斉呼び出しボタン151を点滅状態にする。また、端末2および端末3の制御部5は、個別呼び出しボタン152を点滅状態とする。端末1のユーザは、一斉呼び出しボタン151が点滅するので、自端末が一斉呼び出し状態であることを確認することができる。また、端末2および端末3のユーザは、端末1のボタンである個別呼び出しボタン152が点滅するので、端末1から呼び出しを受けていることを確認することができる。
次に、端末2のユーザが一斉呼び出しボタン151を押下すると、端末2の制御部5は、端末2で収音した音声を他の全ての端末に送信するように設定する(状態3に移行する)。すなわち、端末2は、ネットワーク内の全端末を一斉呼び出しする。これにより、端末1と端末2で相互に音声を送受信するようになり、端末3では、端末1で収音した音声と端末2で収音した音声が放音されることとなる。このとき、端末1の制御部5は、一斉呼び出しボタン151、および個別呼び出しボタン153を点滅状態とする。また、端末2の制御部5は、一斉呼び出しボタン151、および個別呼び出しボタン152を点滅状態とする。また、端末3の制御部5は、個別呼び出しボタン152および個別呼び出しボタン153を点滅状態とする。端末1のユーザは、一斉呼び出しボタン151および端末2のボタンである個別呼び出しボタン153が点滅するので、自端末と端末2が一斉呼び出し状態であることを確認することができる。また、端末2のユーザは、一斉呼び出しボタン151および端末1のボタンである個別呼び出しボタン152が点滅するので、自端末が一斉呼び出し状態であるとともに、端末1から呼び出しを受けていることを確認することができる。また、端末3のユーザは、端末1のボタンである個別呼び出しボタン152、および端末2のボタンである個別呼び出しボタン153が点滅するので、端末1と端末2から呼び出しを受けていることを確認することができる。
次に、端末3のユーザが一斉呼び出しボタン151を押下すると、端末3の制御部5は、端末3で収音した音声を他の全ての端末に送信するように設定する(状態4に移行する)。すなわち、端末3は、ネットワーク内の全端末を一斉呼び出しする。これにより、端末1、端末2、端末3で相互に音声を送受信するようになる。このとき、端末1の制御部5は、一斉呼び出しボタン151、個別呼び出しボタン153、および個別呼び出しボタン154を点滅状態とする。また、端末2の制御部5は、一斉呼び出しボタン151、個別呼び出しボタン152、および個別呼び出しボタン154を点滅状態とする。また、端末3の制御部5は、一斉呼び出しボタン151、個別呼び出しボタン152、および個別呼び出しボタン153を点滅状態とする。端末1のユーザは、一斉呼び出しボタン151、端末2のボタンである個別呼び出しボタン153、端末3のボタンである個別呼び出しボタン154が点滅するので、自端末、端末2、および端末3が一斉呼び出し状態であることを確認することができる。また、端末2のユーザは、一斉呼び出しボタン151、端末1のボタンである個別呼び出しボタン152、および端末3のボタンである個別呼び出しボタン154が点滅するので、自端末、端末1、端末3が一斉呼び出し状態であることを確認することができる。また、端末3のユーザは、一斉呼び出しボタン151、端末1のボタンである個別呼び出しボタン152、および端末2のボタンである個別呼び出しボタン153が点滅するので、自端末、端末1、端末2が一斉呼び出し状態であることを確認することができる。このように、各端末のユーザは、ネットワーク内の全ての端末が接続されている状態であると確認することができる。
次に、図6の状態1において、全ての端末は非接続状態となっている。この状態は、図5に示した状態1と同様である。この状態で、端末1のユーザがシャッタボタン(閉ボタン155)を押下すると、端末1の制御部5は、他の端末から受信した音声を放音しないように設定する(状態2に移行する)。このとき、端末1の制御部5は、閉ボタン155をアンバーに点灯し、開ボタン156を無灯状態とする。ここで、端末1の制御部5は、自端末が遮断された状態であることを示す情報を他の全ての端末に送信する。端末2の制御部5は、この情報を受信すると、個別呼び出しボタン152をアンバーに点灯する。また、端末3の制御部5は、個別呼び出しボタン152をアンバーに点灯する。端末1のユーザは、閉ボタン155がアンバーに点灯するので、自端末が遮断されている(他の端末の音声が放音されない)ことを確認することができる。また、端末2および端末3のユーザは、端末1のボタンである個別呼び出しボタン152がアンバーに点灯するので、端末1が遮断されており、端末1で音声が放音されないことを確認することができる。
この状態において、端末2のユーザが一斉呼び出しボタン151を押下すると、端末2の制御部5は、端末2で収音した音声を他の全ての端末に送信するように設定する(状態3に移行する)。すなわち、端末2は、ネットワーク内の全端末を一斉呼び出しする。ここで、端末1は、他の端末から受信した音声を放音しないように設定しており、端末2の音声は端末1で放音されない。一方で、端末3では、端末2で収音した音声が放音されることとなる。
このとき、端末1の制御部5は、個別呼び出しボタン153を点滅状態とする。また、端末2の制御部5は、一斉呼び出しボタン151を点滅状態とする。また、端末3の制御部5は、個別呼び出しボタン153を点滅状態とする。端末1のユーザは、端末2の音声を聞くことはないが、端末2のボタンである個別呼び出しボタン153が点滅するので、端末2が一斉呼び出し状態であることを確認することができる。また、端末2のユーザは、一斉呼び出しボタン151が点滅するので、自端末が一斉呼び出し状態であることを確認することができる。また、端末3のユーザは、端末2のボタンである個別呼び出しボタン153が点滅するので、端末2から呼び出しを受けていることを確認することができる。
次に、端末1のユーザがシャッタボタン(閉ボタン155または開ボタン156)を押下すると、端末1の制御部5は、他の端末から受信した音声を放音するように設定する(状態4に移行する)。その結果、端末2の音声が端末1で放音される状態となる。このとき、端末1の制御部5は、閉ボタン155を無灯状態とし、開ボタン156をグリーンに点灯する。また、端末2の制御部5は、個別呼び出しボタン152をグリーンに点灯する。また、端末3の制御部5は、個別呼び出しボタン152をグリーンに点灯する。端末1のユーザは、閉ボタン155が無灯状態となり、開ボタン156がグリーンに点灯するので、自端末の遮断が解除された(他の端末の音声が放音される)ことを確認することができる。また、端末2および端末3のユーザは、端末1のボタンである個別呼び出しボタン152がグリーンに点灯するので、端末1の遮断が解除され、端末1で音声が放音されることを確認することができる。
次に、図7の状態1において、全ての端末は非接続状態となっており、端末1の制御部5は、他の端末から受信した音声を放音しないように設定している。すなわち、図6の状態2と同様である。この状態で、端末2のユーザが個別呼び出しボタン152を押下すると、端末2の制御部5は、端末1を呼び出す(状態2に移行する)。なお、端末2の制御部5は、個別の端末を呼び出し中のとき、スピーカ11A〜11Cから呼び出し音を放音する。呼び出し音の音声データはメモリ(図示せず)に記憶されており、制御部5がこれを読み出して放音する。このとき、端末2から端末1に音声が送信されるが、端末1ではその音声を放音せず、着信音を鳴らす。すなわち、端末1の制御部5は、入出力I/F9から音声情報を受信したとき、メモリから着信音の音声データを読み出して再生し、スピーカ11A〜11Cから放音する。このとき、端末1の制御部5は、個別呼び出しボタン153を点滅状態にする。端末2の制御部5は、個別呼び出しボタン152を点滅状態にする。また、端末3の制御部5は、個別呼び出しボタン152および個別呼び出しボタン153を遅い点滅状態にする。
端末1のユーザは、端末2の音声を聞くことはないが、着信音が鳴り、個別呼び出しボタン153が点滅するので、端末2から個別の呼び出しを受けていることを確認することができる。また、端末2のユーザは、呼び出し音が鳴り、個別呼び出しボタン152が点滅するので、端末1を呼び出していることを確認することができる。また、端末3のユーザは、個別呼び出しボタン152および個別呼び出しボタン153が遅い点滅をするので、端末1と端末2が個別呼び出しを行っていることを確認することができる。
次に、端末1のユーザが個別呼び出しボタン153を押下し、端末2に応答を指示すると、端末1の制御部5は、端末2から受信した音声を放音するように設定する(状態3に移行する)。その結果、端末2の音声が端末1で放音される状態となり、端末1と端末2で個別通話が行われる。このとき、端末1の制御部5は、閉ボタン155を無灯状態とし、開ボタン156をグリーンに点灯する。また、個別呼び出しボタン153を遅い点滅状態とする。また、端末2の制御部5は、個別呼び出しボタン152をグリーンの遅い点滅状態とする。また、端末3の制御部5は、個別呼び出しボタン152をグリーンの遅い点滅状態とし、個別呼び出しボタン153を遅い点滅状態とする。端末1のユーザは、閉ボタン155が無灯状態となり、開ボタン156がグリーンに点灯し、個別呼び出しボタン153が遅い点滅状態となるので、自端末の遮断が解除され、端末2と個別通話を行っていることを確認することができる。また、端末2のユーザは、端末1のボタンである個別呼び出しボタン152がグリーンの遅い点滅状態となるため、端末1と個別通話を行っていることを確認することができる。また、端末3のユーザは、個別呼び出しボタン152および個別呼び出しボタン153がグリーンの遅い点滅状態となるので、端末1と端末2が個別通話を行っていることを確認することができる。
以上のように、本実施形態の端末では、一斉呼び出しボタン、個別呼び出しボタン、開閉ボタンを設け、他の端末の呼び出し、他の端末からの遮断を自由に指示することができインターホン通話の利便性を保ちながらプライバシを保つことができる。また、各ボタンが種々の点灯、点滅することにより、自端末の状態、他の端末の状態、呼び出しされている端末を確認することができる。また、遮断中にも個別の呼び出しが有った場合には着信音を鳴らすので、他のユーザからの個別呼び出しを妨げることがない。
なお、本実施形態では、一斉呼び出しボタン151により全端末を呼び出す例を示したが、発話検出を行った場合に全端末を呼び出すようにしてもよい。すなわち、収音処理部30が信号レベルを検出し、所定の閾値以上の入力が有れば発話検出したとして、制御部5に発話検出情報を送信する。制御部5は、発話検出情報を受信した場合、全端末に音声情報を送信する。
放収音システムの構成を示すブロック図である。 端末の外観を示す図である。 端末の構成を示すブロック図である。 エコーキャンセラ4の構成を示すブロック図である。 放収音システムの動作の一例(例1)を示す図である。 放収音システムの動作の他の例(例2)を示す図である。 放収音システムの動作の他の例(例3)を示す図である。
符号の説明
1−端末
9−入出力I/F
12A、12B、13−マイク
11A、11B、11C−スピーカ
15−操作部
17−表示部

Claims (5)

  1. 複数の放収音装置をネットワークを介して接続してなる放収音システムであって、
    前記放収音装置は、音声を収音する収音部と、
    音声を放音する放音部と、
    呼び出しする装置を指定する個別呼び出し操作部と、
    全装置を呼び出し指示する一斉呼び出し操作部と、
    他の装置との遮断を指示する遮断操作部と、
    前記個別呼び出し操作部で指定された装置、または前記一斉呼び出し操作部で呼び出し指示された全装置に、収音した音声を送信するとともに、その装置から音声を受信して放音する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記遮断操作部で遮断指示がされている場合、他の装置から受信した音声を放音せず、かつ収音した音声を他の装置に送信しないことを特徴とする放収音システム。
  2. 前記制御部は、前記遮断操作部で遮断指示がされている状態で、他の装置から個別呼び出しに係る音声を受信した場合、着信音の音声を放音することを特徴とする請求項1に記載の放収音システム。
  3. 発話検出を行う発話検出部を備え、
    前記制御部は、前記発話検出部が発話検出を行った場合、全装置を呼び出し指示されたとして、全装置に、収音した音声を送信するとともに、その装置から音声を受信して放音する請求項1、または請求項2に記載の放収音システム。
  4. 自装置が一斉呼び出し中である旨、および個別呼び出し中である旨を表示するとともに、
    他の装置から一斉呼び出し、および個別呼び出しを受けている旨を表示する表示部を備えた請求項1、請求項2、または請求項3に記載の放収音システム。
  5. 前記表示部は、前記呼び出し中である旨とともに、または呼び出し中である旨にかえて、自装置が遮断状態である旨を表示し、
    前記呼び出しを受けている旨とともに、または前記呼び出しを受けている旨にかえて、他装置が遮断状態である旨を表示する請求項4に記載の放収音システム。
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JPH1023397A (ja) * 1996-07-08 1998-01-23 Sony Corp ドアホン装置
JPH11146070A (ja) * 1997-11-11 1999-05-28 Matsushita Electric Works Ltd 2線式多局型インターホンシステム
JPH11275238A (ja) * 1998-03-25 1999-10-08 Matsushita Electric Works Ltd インターホン装置

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