JP2009088698A - 半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】Dクラスアンプを利用した2つのアンプ回路の発振を同期する。
【解決手段】コンパレータ14−1,14−2によりパルス幅変調を行うとともにスピーカSPに向けた出力を入力側にフィードバックする自励発振回路を用いるDクラスアンプを2つ設ける。2つのDクラスアンプのコンパレータ14−1,14−2の入力間を、中間点が基準電源Vrefに接続された2つのコンデンサC1,C2の直列接続によって接続するとともに、2つの抵抗の直列接続R3,R4で接続する。そして、このようなアンプ回路を2つ設ける。そして、抵抗R3,R4の直列接続の中間点A同士を接続する。これによって、2つのアンプの発振を同期する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンパレータによりパルス幅変調を行うとともにスピーカに向けた出力を入力側にフィードバックする自励発振回路を用いるDクラスアンプを2つ設け、スピーカをBTL駆動するアンプ回路を内蔵する1チップの半導体集積回路に関する。
従来より、音声信号を増幅するアンプとしてDクラスアンプが知られており、効率がよいことから携帯機器などで広く採用されている。特に、このDクラスアンプを2つ設け、スピーカをBTL(Bridged Transless)接続したものも多く用いられている。
例えば、図2に示すような2のDクラスアンプを用いた回路が知られている。第1の極性のオーディオ信号である入力1は、加算部10−1においてフィードバック信号が減算される。加算部10−1の出力は、積分回路として動作するアンプ12−1、抵抗R1を介し一対のしきい値を用いて矩形波を生成するシュミットトリガ回路を構成するコンパレータ14−1に入力される。コンパレータ14−1の出力は、出力段16−1に入力され、ここで矩形波入力に応じたスイッチングによって電源からの電流出力を得る。そして、出力段16−1の電流出力がローパスフィルタ18−1を介し、スピーカSPの一端に供給される。ローパスフィルタ18−1の出力は、矩形波を鈍らせる抵抗などを含むフィードバック回路20−1を介し加算部10−1にフィードバックされる。
第1の極性と反対の第2の極性のオーディオ信号である入力2は、加算部10−2、アンプ12−2、抵抗R2、コンパレータ14−2、出力段16−2、ローパスフィルタ18−2を介し、スピーカSPの他端に供給される。また、ローパスフィルタ18−2の出力は、フィードバック回路20−2を介し加算部10−2にフィードバックされる。
そして、コンパレータ14−1の入力と、コンパレータ14−2の入力との間には、コンデンサC1,C2の直列接続が配置され、その中間点が基準電源Vrefに接続されている。なお、この基準電源Vrefは、コンパレータ14−1,14−2の負入力端にも供給されている。
このような回路において、一対の入力は、2つのDクラスアンプによって増幅され、スピーカがBTL駆動される。
特表2005−513902
ここで、上述のような回路を2チャンネル設け、ステレオ放送などに対応した場合、2つのチャンネルの発振信号の周波数ずれが発生する。そして、この場合に発振周波数を制御することができないと、EMI(放射電磁雑音)対策が不十分になり、またチャンネル間ビート対策ができないという問題があった。特に、1チップの半導体集積回路(IC,LSI)などで、この回路を構成すると、回路の特性を調整することができず、問題がある。
本発明は、コンパレータによりパルス幅変調を行うとともにスピーカに向けた出力を入力側にフィードバックする自励発振回路を用いるDクラスアンプを2つ設け、スピーカをBTL駆動するアンプ回路を2チャンネル分設け、これらを内蔵する1チップの半導体集積回路であって、両アンプ回路における、2つのDクラスアンプのコンパレータの入力間を、中間点が基準電源に接続された2つのコンデンサの直列接続によって接続するとともに、2つの抵抗の直列接続で接続し、両アンプ回路の前記抵抗の直列接続の中間点同士を抵抗を介し接続したことを特徴とする。
また、前記抵抗の直列接続の中間点を外付け用の接続端子に接続し、この接続端子を介し任意抵抗の外付け抵抗により、基準電源と接続可能とすることが好適である。
本発明によれば、2つのDクラスアンプを利用するチャンネルのアンプ回路の発振を正確に同期することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態に係るシステムの全体構成を示す回路図である。2つのDクラスアンプは、基本的には、図2の従来例と同様の構成を有しており、加算部10−1,10−2、アンプ12−1,12−2、コンパレータ14−1,14−2、出力段16−1,16−2、ローパスフィルタ18−1,18−2、フィードバック回路20−1,20−2、スピーカSP、抵抗R1,R2、コンデンサC2およびその接続関係については、上述の図2と同様である。
ここで、本実施形態においては、コンパレータ14−1,14−2の入力間に抵抗R3,R4の直列接続が配置されている。抵抗R3,R4を比較的大きな抵抗(数10〜100kΩ、例えば50kΩ)程度にすれば、入力1に対する回路と入力2に対する回路が同様に動作し、入力1と入力2を極性が反対の信号にすることによって、スピーカSPをBTL駆動することができる。
本実施形態では、図3に示すように、上述の2つのDクラスアンプからなるアンプ回路100を2つ設けている。一方のアンプ回路100は、ステレオにおけるチャンネル1に利用し、他方のアンプ回路102は、チャネル2に利用する。両アンプ回路100,102は、入力信号が異なるだけであって、構成は同一である。
そして、図1における、抵抗R3,R4の中間点が引き出されており(図においてA点で示されている)、両アンプ回路100,102の点A同士を抵抗R10で接続する。
このように、両アンプ100,102における、抵抗R3,R4の中間点同士が抵抗R10を介し接続されると、この点の電位は、基本的に同一になろうとする。従って、両アンプ100,102の自励発振は、全て同期する。
従って、2つのチャンネルのアンプ100,102間のビート信号の発生を防止することができる。
図4は、さらに別の実施形態であり、抵抗R10を2つの抵抗R11,R12に分割して、抵抗R11,R12の中間点を半導体集積回路の端子Pに接続している。このため、この端子Pには、外付け抵抗R5を接続することができる。
そして、この外付け抵抗R5の他端は、基準電源Vrefに接続する。すなわち、半導体集積回路には、基準電源Vref用の端子が用意されており、抵抗R5の一端を前記端子Pに接続し、他端をこの基準電源Vref用の端子に接続する。この抵抗R5は外付け抵抗であり、完成品の半導体集積回路に対し、接続することができる。そこで、抵抗R5の抵抗値は任意に設定することができ、半導体集積回路内における2つのDクラスアンプの特性を見て、抵抗R5の抵抗値を決定する。
例えば、2チャンネルのDクラスアンプの自励発振周波数を300kHz程度に設定した場合に、抵抗R3,R4の抵抗値を50kΩ程度として、抵抗R5の抵抗値は、短絡〜数100kΩ程度に設定する。これによって、自励発振周波数を約100kHzの範囲で変更することができる。すなわち、端子Pを基準電源Vrefに短絡した場合と、数100kΩの抵抗を介し基準電源Vrefに接続した場合とでは、発振周波数に約100kHzの差が出る。これは、抵抗R5の抵抗値によって、抵抗R1,R2の抵抗値を変更したのと同じ効果が得られるからであり、抵抗R5の抵抗値が小さいほど、発振回路の抵抗値は小さくなり、発振周波数は大きくなる。コンデンサC1,C2が6pF程度、抵抗R1,R2が40kΩ程度、抵抗R3,R4が50kΩ程度の場合において、端子Pを基準電源に短絡〜500kΩで基準電源Vrefに接続した場合に、発振周波数を450kHz〜390kHz程度に調整することができる。
このようにして、本実施形態では、2つのDクラスアンプの自励発振周波数を所定の範囲で任意に変更することができる。そこで、他チャンネルの発振周波数との差を任意の値に設定することが可能であり、EMI対策や、チャンネル間ビート信号対策を十分に行うことができる。特に、本実施形態では、2つのDクラスアンプを共通して調整することができ、両アンプの発振周波数のバランスを崩すことなく同時に調整できる。また、比較的大きな抵抗を使用しており、アンプとしての動作にはほとんど関係なく、発振周波数の変更が行えるという効果が得られる。
実施形態の1つのアンプ回路の構成を示す図である。 従来の構成を示す図である。 2つのアンプ回路を接続した状態を示す図である。 他の実施形態を示す図である。
符号の説明
10−1,10−2 加算部、12−1,12−2 アンプ、14−1,14−2 コンパレータ、16−1,16−2 出力段、18−1,18−2 ローパスフィルタ、20−1,20−2 フィードバック回路、100,102 アンプ回路、R1〜R5,R10〜R11 抵抗、C1,C2 コンデンサ、SP スピーカ。

Claims (2)

  1. コンパレータによりパルス幅変調を行うとともにスピーカに向けた出力を入力側にフィードバックする自励発振回路を用いるDクラスアンプを2つ設け、スピーカをBTL駆動するアンプ回路を2チャンネル分設け、これらを内蔵する1チップの半導体集積回路であって、
    両アンプ回路における、2つのDクラスアンプのコンパレータの入力間を、中間点が基準電源に接続された2つのコンデンサの直列接続によって接続するとともに、2つの抵抗の直列接続で接続し、
    両アンプ回路の前記抵抗の直列接続の中間点同士を抵抗を介し接続したことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 請求項1に記載の半導体集積回路において、
    前記抵抗の直列接続の中間点を外付け用の接続端子に接続し、この接続端子を介し任意抵抗の外付け抵抗により、基準電源と接続可能とすることを特徴とする半導体集積回路。
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