JP2009086466A - 映像信号変換装置及び映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 映像の色再現性の向上を図ることを可能とする映像信号変換装置及び映像表示装置を提供する。
【解決手段】 映像信号変換装置は照明ユニット120において用いられる。照明ユニット120は、赤用映像信号に応じて赤成分光を変調する液晶パネル30R、緑用映像信号に応じて緑成分光を変調する液晶パネル30G及び青用映像信号に応じて青成分光を変調する液晶パネル30Bを備えている。赤成分光、緑成分光及び青成分光のいずれかに黄色成分光が重畳される。映像信号変換装置は、赤用映像信号、緑用映像信号及び青用映像信号のうち、特定映像信号に基づいて、黄色成分光の重畳量を制御する制御部130を備える。特定映像信号に相当する色は、黄色成分光に相当する色相に隣接する色相を有する。制御部130は、重畳量に基づいて、特定映像信号の減算量を制御する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、赤成分光、緑成分光及び青成分光に加えて、第4色成分光を利用する映像信号変換装置及び映像表示装置に関する。
従来、赤成分光を変調する赤用液晶パネルと、緑成分光を変調する緑用液晶パネルと、青成分光を変調する青用液晶パネルとを備えた3板式の投写型映像表示装置が一般的に広く知られている。
また、輝度の向上や消費電力の低減を目的として、赤成分光、緑成分光及び青成分光に加えて、第4色成分光(例えば、黄色成分光)を利用した投写型映像表示装置も提案されている(例えば、特許文献1)。
具体的には、投写型映像表示装置では、赤成分光、緑成分光及び青成分光に加えて、黄色成分光を利用することによって、スクリーン上に投写される映像の輝度向上などが図られている。
特開2002−287247号公報(請求項1、請求項4、図1など)
しかしながら、上述した投写型映像表示装置では、単に黄色成分光を追加すると、映像が黄色側にシフトしてしまう。すなわち、黄色成分光の利用によって映像の色再現性が低下してしまう。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、映像の色再現性の向上を図ることを可能とする映像信号変換装置及び映像表示装置を提供することを目的とする。
一の特徴では、赤用映像信号に応じて赤成分光を変調する赤光変調素子(液晶パネル30R)、緑用映像信号に応じて緑成分光を変調する緑光変調素子(液晶パネル30G)及び青用映像信号に応じて青成分光を変調する青光変調素子(液晶パネル30B)を備えており、前記赤成分光、前記緑成分光及び前記青成分光のいずれかに第4色成分光が重畳される照明装置において、映像信号変換装置が用いられる。映像信号変換装置は、前記赤用映像信号、前記緑用映像信号及び前記青用映像信号のうち、特定映像信号に基づいて、前記第4色成分光の重畳量を制御する制御部(制御部130)を備える。前記特定映像信号に相当する色は、前記第4色成分光に相当する色相に隣接する色相を有する色である。前記制御部は、前記重畳量に基づいて、前記特定映像信号の減算量を制御する。
かかる特徴では、特定映像信号に相当する色は、第4色成分光に相当する色相に隣接する色相を有する色である。制御部は、特定映像信号に基づいて、第4色成分光の重畳量を制御する。制御部は、第4色成分光の重畳量に基づいて、特定映像信号の減算量を制御する。
従って、第4色成分光の利用によって映像の輝度の向上を図りながら、第4色成分光の利用によって映像の色再現性が低下を抑制することができる。
上述した特徴において、前記制御部は、前記第4色成分光の光量を制御するための色再現パラメータαを用いて前記重畳量を制御し、前記色再現パラメータαは、映像の彩度の上昇に伴って前記第4色成分光の光量が増大するように定められたパラメータである。
上述した特徴において、前記制御部は、前記第4色成分光の光量を制御するための輝度パラメータβを用いて前記重畳量を制御し、前記輝度パラメータβは、映像の彩度の上昇に伴って前記第4色成分光の光量が減少するように定められたパラメータである。
上述した特徴において、前記制御部は、前記第4色成分光の光量を制御するための輝度パラメータβを用いて前記重畳量を制御し、前記輝度パラメータβは、映像の輝度が所定の閾値となるまで前記第4色成分光の光量が増大し、映像の輝度が前記所定の閾値を超えてから前記第4色成分光の光量が減少するように定められたパラメータである。
一の特徴では、映像表示装置は、赤用映像信号に応じて赤成分光を変調する赤光変調素子、緑用映像信号に応じて緑成分光を変調する緑光変調素子及び青用映像信号に応じて青成分光を変調する青光変調素子を備える。前記赤成分光、前記緑成分光及び前記青成分光のいずれかに第4色成分光が重畳される。映像表示装置は、前記赤光変調素子から出射された赤成分光、前記緑光変調素子から出射された緑成分光、前記青光変調素子から出射された青成分光とを合成する色合成部(クロスダイクロイックキューブ60)と、前記赤用映像信号、前記緑用映像信号及び前記青用映像信号のうち、特定映像信号に基づいて、前記第4色成分光の重畳量を制御する制御部(制御部130)とを備える。前記特定映像信号に相当する色は、前記第4色成分光に相当する色相に隣接する色相を有する色である。前記制御部は、前記重畳量に基づいて、前記特定映像信号の減算量を制御する。
本発明によれば、映像の色再現性の向上を図ることを可能とする映像信号変換装置及び映像表示装置を提供することができる。
以下において、本発明の実施形態に係る投写型映像表示装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
(投写型映像表示装置の概略)
以下において、第1実施形態に係る投写型映像表示装置の概略について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100の概略を示す図である。
図1に示すように、投写型映像表示装置100は、投写レンズユニット110を有しており、投写レンズユニット110によって拡大された映像光をスクリーン200上に投写する。投写型映像表示装置100は、後述するように、赤成分光、緑成分光及び青成分光に加えて、第4色成分光として黄色成分光を利用する。
(照明ユニットの概略構成)
以下において、第1実施形態に係る照明ユニットの概略構成について、図面を参照しながら説明する。図2は、第1実施形態に係る照明ユニット120の概略構成を示す図である。図2では、光源10が発する光を均質化するフライアイレンズ、光源10が発する光の偏光方向を揃えるPBS(Polarized Beam Splitter)などが省略されていることに留意すべきである。
図2に示すように、照明ユニット120は、光源10と、複数の液晶パネル30(液晶パネル30R、液晶パネル30G、液晶パネル30B及び液晶パネル30Ye)と、クロスダイクロイックキューブ60とを備える。なお、図2では、投写レンズユニット110が図示されているが、投写レンズユニット110は照明ユニット120に含まれないことに留意すべきである。
光源10は、白色光を発するUHPランプなどである。すなわち、光源10が発する光は、赤成分光、緑成分光、青成分光及び黄色成分光を少なくとも含む。なお、図3に示すように、赤色、緑色及び青色のうち、赤色及び緑色は、黄色に隣接する色相を有する色である。
なお、光の三原色(赤色、緑色及び青色)を利用する場合には、広義の解釈として、赤色の補色がシアンであり、緑色の補色がマゼンタであり、青色の補色が黄色であると考えてもよい。
また、黄色成分光は、赤成分光及び緑成分光のいずれか一方、又は、赤成分光及び緑成分光の双方に重畳される。第1実施形態では、黄色成分光は、赤成分光に重畳され、液晶パネル30Rに入射する。
液晶パネル30Rは、後述するように、赤用映像信号(赤入力信号Rinから算出される赤用出力信号Rout)に応じて赤成分光を変調する。なお、液晶パネル30Rの光入射側及び光出射側には、一対の偏光板(不図示)が設けられている。
同様に、液晶パネル30Gは、緑用映像信号(緑入力信号Ginから算出される緑用出力信号Gout)に応じて緑成分光を変調し、液晶パネル30Bは、青用映像信号(青入力信号Binから算出される青用出力信号Bout)に応じて青成分光を変調する。なお、液晶パネル30G及び液晶パネル30Bの光入射側及び光出射側には、一対の偏光板(不図示)が設けられている。
一方で、液晶パネル30Yeは、特定映像信号(赤用映像信号及び緑用映像信号)に基づいて算出される制御信号(黄用制御信号)に応じて黄色成分光を変調する。なお、液晶パネル30Yeの光入射側及び光出射側の少なくとも一方に偏光板(不図示)が設けられていてもよい。
ここで、特定映像信号(赤用映像信号及び緑用映像信号)に相当する色(赤色及び緑色)は、第4色成分光(黄色成分光)に相当する色相に隣接する色相を有する色である。
液晶パネル30Yeから出射される光は、液晶パネル30Rに入射する。すなわち、液晶パネル30Rは、液晶パネル30Yeから出射される光がクロスダイクロイックキューブ60に入射するまでの間において、液晶パネル30Yeから出射される光の光路上に設けられている。
なお、液晶パネル30Yeの変調量の制御とは、液晶パネル30Yeを透過する黄色成分光の光量の制御であることに留意すべきである。すなわち、液晶パネル30Yeの変調量の制御とは、赤成分光に重畳される黄色成分光の重畳量の制御である。
液晶パネル30Yeから出射される光は、液晶パネル30R上に略結像されることが好ましい。例えば、液晶パネル30Yeと液晶パネル30Rとの間において、液晶パネル30Yeから出射される光の光路上にリレーレンズ(レンズ86、レンズ87及びレンズ83)などを配置することによって、液晶パネル30Yeから出射される光を液晶パネル30R上に略結像することが可能である。ここで、略結像とは、結像を含む概念であることに留意すべきである。
ここで、液晶パネル30Yeの解像度は、液晶パネル30R、液晶パネル30G及び液晶パネル30Bの解像度と異なる。具体的には、スクリーン200上に高精細な映像を表示するために、液晶パネル30R、液晶パネル30G及び液晶パネル30Bは高い解像度を有する。一方で、液晶パネル30Yeから出射される光は主として照明光として利用される。従って、液晶パネルに設けられた電極などによって光利用効率が低下しないように、液晶パネル30Yeの解像度は、液晶パネル30R、液晶パネル30G及び液晶パネル30Bの解像度よりも低いことが好ましい。また、対象領域毎に黄色成分光の光量を調整できればよいため、液晶パネル30Yeの解像度は低くても十分である。
なお、解像度が低いとは、液晶パネル30Yeが解像度を有していないことも含む概念である。従って、液晶パネル30Yeは、複数の領域毎に変調量が制御可能に構成されている必要はなく、全面の変調量のみが制御される構成を有していてもよい。
また、液晶パネル30Yeの解像度は、液晶パネル30R、液晶パネル30G及び液晶パネル30Bの解像度と同じであってもよい。
クロスダイクロイックキューブ60は、液晶パネル30R、液晶パネル30G及び液晶パネル30Bから出射される光を合成する色合成部である。すなわち、クロスダイクロイックキューブ60は、液晶パネル30Rから出射される赤成分光及び黄色成分光、液晶パネル30Gから出射される緑成分光及び液晶パネル30Bから出射される青成分光を合成する。また、クロスダイクロイックキューブ60は、赤成分光、緑成分光、青成分光及び黄色成分光を含む合成光(映像光)を投写レンズユニット110側に出射する。
投写レンズユニット110は、上述したように、クロスダイクロイックキューブ60によって合成された合成光(映像光)をスクリーン200上に投写する。
図2に戻って、照明ユニット120は、複数のミラー群(ミラー21〜ミラー27)を有する。ミラー21は、青成分光を透過し、赤成分光、緑成分光及び黄色成分光を含む他の光を反射するダイクロイックミラーである。ミラー22は、青成分光を液晶パネル30B側に反射するミラーである。ミラー23は、緑成分光を液晶パネル30G側に反射し、赤成分光及び黄色成分光を含む他の光を透過するダイクロイックミラーである。ミラー24は、赤成分光を液晶パネル30R側に反射し、黄色成分光を含む他の光を透過するダイクロイックミラーである。ミラー25は、黄色成分光を液晶パネル30Ye側に反射するミラーである。ミラー26は、黄色成分光を液晶パネル30R側に反射するミラーである。ミラー27は、液晶パネル30Yeから出射された光(黄色成分光)を透過し、赤成分光を液晶パネル30R側に反射するダイクロイックミラーである。
ここで、ミラー21、ミラー23及びミラー24は、赤成分光と緑成分光と青成分光と黄色成分光とに光源10が発する光を分離する色分離部を構成する。
照明ユニット120は、複数のレンズ群(レンズ41〜レンズ43、レンズ81〜レンズ87)を有する。レンズ41は、液晶パネル30Bに青成分光が照射されるように、ミラー22で反射された青成分光を略略平行光化するコンデンサレンズである。レンズ42は、液晶パネル30Bに緑成分光が照射されるように、ミラー23で反射された緑成分光を略略平行光化するコンデンサレンズである。レンズ43は、液晶パネル30Rに赤成分光が照射されるように、ミラー23を透過した赤成分光を略略平行光化するコンデンサレンズである。同様に、レンズ43は、液晶パネル30Yeに黄色成分光が照射されるように、ミラー23を透過した黄色成分光を略略平行光化するコンデンサレンズである。
レンズ81〜レンズ83は、レンズ43によって略略平行光化された赤成分光を液晶パネル30R上に略結像させるリレーレンズである。レンズ81、レンズ84及びレンズ85は、レンズ43によって略略平行光化された黄色成分光を液晶パネル30Ye上に略結像させるリレーレンズである。レンズ86、レンズ87及びレンズ83は、液晶パネル30Yeから出射された黄色成分光の拡大を抑制しながら、液晶パネル30R上に黄色成分光を略結像させるリレーレンズである。
照明ユニット120は、黄色成分光の偏光方向を90°回転させる位相差板50を有する。具体的には、位相差板50は、赤成分光と偏光方向が揃っていた黄色成分光の偏光方向を略90°回転させて、黄色成分光を液晶パネル30R側に出射する。
ここで、液晶パネル30Yeから出射された黄色成分光の偏光方向が、液晶パネル30Rに入射する赤成分光の偏光方向と異なる場合には、液晶パネル30Rの入射側に設けられた偏光板によって黄色成分光が遮光される。
従って、液晶パネル30Yeに電圧を印加すべきか否かについては、電圧の印加状態と偏光の回転との関係で制御される。以下においては、電圧が印加されていない状態で偏光方向を回転し、電圧が印加された状態で偏光方向を回転しない第1タイプの液晶パネルと、電圧が印加されていない状態で偏光方向を回転せずに、電圧が印加された状態で偏光方向を回転する第2タイプの液晶パネルとを例に挙げて説明する。
(1)液晶パネル30Yeが第1タイプであるケース
(1−1)位相差板50が設けられていないケース
黄色成分光をオフにする場合には、液晶パネル30Yeに電圧を印加しない。これによって、液晶パネル30Yeが黄色成分光の偏光方向を回転させるため、黄色成分光の偏光方向が赤成分光の偏光方向と異なることになる。すなわち、液晶パネル30Rの入射側に設けられた偏光板によって黄色成分光が遮光される。
黄色成分光をオンにする場合には、液晶パネル30Yeに電圧を印加する。これによって、液晶パネル30Yeが黄色成分光の偏光方向を回転させないため、黄色成分光の偏光方向が赤成分光の偏光方向と同じになる。
(1−2)位相差板50が設けられているケース
黄色成分光をオフにする場合には、液晶パネル30Yeに電圧を印加する。これによって、位相差板50が黄色成分光の偏光方向を回転させた後に、液晶パネル30Yeが黄色成分光の偏光方向を回転させないため、黄色成分光の偏光方向が赤成分光の偏光方向と異なることになる。すなわち、液晶パネル30Rの入射側に設けられた偏光板によって黄色成分光が遮光される。
黄色成分光をオンにする場合には、液晶パネル30Yeに電圧を印加しない。これによって、位相差板50が黄色成分光の偏光方向を回転させた後に、液晶パネル30Yeが黄色成分光の偏光方向をさらに回転させるため、黄色成分光の偏光方向が赤成分光の偏光方向と同じになる。
(2)液晶パネル30Yeが第2タイプであるケース
(2−1)位相差板50が設けられていないケース
黄色成分光をオフにする場合には、液晶パネル30Yeに電圧を印加する。これによって、液晶パネル30Yeが黄色成分光の偏光方向を回転させるため、黄色成分光の偏光方向が赤成分光の偏光方向と異なることになる。すなわち、液晶パネル30Rの入射側に設けられた偏光板によって黄色成分光が遮光される。
黄色成分光をオンにする場合には、液晶パネル30Yeに電圧を印加しない。これによって、液晶パネル30Yeが黄色成分光の偏光方向を回転させないため、黄色成分光の偏光方向が赤成分光の偏光方向と同じになる。
(2−2)位相差板50が設けられているケース
黄色成分光をオフにする場合には、液晶パネル30Yeに電圧を印加しない。これによって、位相差板50が黄色成分光の偏光方向を回転させた後に、液晶パネル30Yeが黄色成分光の偏光方向を回転させないため、黄色成分光の偏光方向が赤成分光の偏光方向と異なることになる。すなわち、液晶パネル30Rの入射側に設けられた偏光板によって黄色成分光が遮光される。
黄色成分光をオンにする場合には、液晶パネル30Yeに電圧を印加する。これによって、位相差板50が黄色成分光の偏光方向を回転させた後に、液晶パネル30Yeが黄色成分光の偏光方向をさらに回転させるため、黄色成分光の偏光方向が赤成分光の偏光方向と同じになる。
Figure 2009086466
ここで、表1は、上述した電圧の印加状態と偏光の回転との関係を示す表である。
(投写型映像表示装置の機能)
以下において、第1実施形態に係る投写型映像表示装置の機能について、図面を参照しながら説明する。図4は、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100(制御部130)の機能を示すブロック図である。
図4に示すように、制御部130は、入力信号受付部131と、Ye置換成分算出部132と、パラメータ特定部133と、Ye成分調整部134と、出力部135とを有する。
入力信号受付部131は、赤入力信号Rin、緑入力信号Gin及び青入力信号Binを取得する。入力信号受付部131は、赤入力信号Rin、緑入力信号Gin及び青入力信号Binをパラメータ特定部133に入力する。入力信号受付部131は、赤入力信号Rin及び緑入力信号GinをYe置換成分算出部132に入力する。
なお、赤入力信号Rin、緑入力信号Gin及び青入力信号Binには、入力信号受付部131に入力される前に逆γ補正が加えられている。
Ye置換成分算出部132は、赤成分光及び緑成分光を黄色成分光によって代替可能な成分(Ye置換成分)に対応するYe置換信号Wを算出する。
ここで、赤成分光及び緑成分光は、赤成分光及び緑成分光と等しい光量を有する黄色成分光によって代替可能である。従って、赤入力信号Rin及び緑入力信号Ginは、赤入力信号Rin及び緑入力信号Ginと等しい信号強度を有するYe置換信号Wによって代替可能である。
従って、Ye置換成分算出部132は、赤入力信号Rin及び緑入力信号Ginに基づいて、以下の(式1)に従って、Ye置換信号Wを算出する。
Figure 2009086466
なお、min(Rin,Gin)は、赤入力信号Rin及び緑入力信号Ginのうち、信号強度が低い入力信号である。
Ye置換成分算出部132は、赤入力信号Rin、緑入力信号Gin及びYe置換信号WをYe成分調整部134に入力する。
パラメータ特定部133は、赤入力信号Rin、緑入力信号Gin及び青入力信号Binによって再現される映像(赤色R、緑色G、青色B及び黄色Ye)の彩度及び輝度を算出する。続いて、パラメータ特定部133は、図5(a)〜図5(c)を参照して、パラメータ(色再現パラメータα、輝度パラメータβ、輝度パラメータβ)を特定し、特定したパラメータをYe成分調整部134に入力する。
具体的には、図5(a)に示すように、色再現パラメータαは、映像(特に、黄色Ye)の彩度がThとなるまでは一定である。一方、色再現パラメータαは、映像の彩度がThを超えると、映像の彩度の上昇に伴って増大するように定められている。すなわち、映像の彩度とホワイトポイントとの距離が一定距離以上において、映像の彩度がホワイトポイントから離れれば離れるほど、黄色成分光の光量が増大するように色再現パラメータαが定められている。これによって、赤成分光、緑成分光及び青成分光によって再現できない範囲の黄色Yeを黄色成分光によって再現できるため、映像の色再現性が向上する。
なお、ホワイトポイントとは、白色を再現する際に各色成分光が組み合わされるポイントであることに留意すべきである。
図5(b)に示すように、輝度パラメータβは、映像(特に、青色B)の彩度がThとなるまでは、映像の彩度の上昇に伴って減少するように定められている。一方、輝度パラメータβは、映像の彩度がThを超えると一定である。すなわち、映像の彩度とホワイトポイントとの距離が一定距離以内において、映像の彩度がホワイトポイントから離れれば離れるほど、黄色成分光の光量が減少するように輝度パラメータβが定められている。
図5(c)に示すように、輝度パラメータβは、映像の輝度がThとなるまで増大し、映像の輝度がThを超えてから減少するように定められている。すなわち、映像の輝度がThであるときをピークとして、黄色成分光の光量が少なくなるように輝度パラメータβが定められている。これによって、映像の輝度が低い場合における「黒浮き」や映像の輝度が高い場合における「白とび」が抑制される。
ここで、図5(a)〜図5(c)では特に図示していないが、色再現パラメータα、輝度パラメータβ及び輝度パラメータβは、赤色、緑色及び青色に相当する色相毎に定められていてもよい。また、色再現パラメータα、輝度パラメータβ及び輝度パラメータβは、色相毎に異なる値であってもよい。
Ye成分調整部134は、赤入力信号Rin、緑入力信号Gin及びYe置換信号Wに基づいて、赤調整信号R’、緑調整信号G’及び黄調整信号Ye’を算出する。
第1実施形態では、Ye成分調整部134は、赤調整信号R’、緑調整信号G’及び黄調整信号Ye’に算出において、色再現パラメータα及び輝度パラメータβを用いる。具体的には、Ye成分調整部134は、以下の(式2)〜(式4)に基づいて、赤調整信号R’、緑調整信号G’及び黄調整信号Ye’を算出する。
Figure 2009086466
このように、Ye成分調整部134は、赤入力信号Rin及び緑入力信号Ginに基づいて、黄色成分光の重畳量(Ye置換信号W)を算出する。Ye成分調整部134は、黄色成分光の重畳量(Ye置換信号W)に基づいて、赤入力信号Rin及び緑入力信号Ginの減算量を制御する。
出力部135は、赤用出力信号Rout、緑用出力信号Gout、青用出力信号Bout及び黄用出力信号Yeoutを各液晶パネル30に出力する。具体的には、出力部135は、赤調整信号R’を赤用出力信号Routとして液晶パネル30Rに出力する。同様に、出力部135は、緑調整信号G’及び黄調整信号Ye’を緑用出力信号Gout及び黄用出力信号Yeoutとして、液晶パネル30G及び液晶パネル30Yeに出力する。一方で、出力部135は、青入力信号Binをそのまま青用出力信号Boutとして液晶パネル30Bに出力する。
なお、赤用出力信号Rout、緑用出力信号Gout、青用出力信号Bout及び黄用出力信号Yeoutには、各液晶パネル30に入力される前にγ補正が加えられる。
(投写型映像表示装置の動作)
以下において、第1実施形態に係る投写型映像表示装置の動作について、図面を参照しながら説明する。図6は、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100の動作を示すフロー図である。
図6に示すように、ステップ10において、投写型映像表示装置100は、赤入力信号Rin、緑入力信号Gin及び青入力信号Binを受付ける。
ステップ20において、投写型映像表示装置100は、赤入力信号Rin及び緑入力信号Ginに基づいて、Ye置換信号Wを算出する。具体的には、投写型映像表示装置100は、以下の(式1)に基づいてYe置換信号Wを算出する。
Figure 2009086466
なお、min(Rin,Gin)は、赤入力信号Rin及び緑入力信号Ginのうち、信号強度が低い入力信号である。
ステップ30において、投写型映像表示装置100は、映像の彩度及び輝度に基づいて、色再現パラメータα及び輝度パラメータβを特定する。具体的には、投写型映像表示装置100は、上述した図5を参照して輝度パラメータβを特定する。
ステップ40において、投写型映像表示装置100は、Ye置換信号Wに基づいて、赤調整信号R’、緑調整信号G’及び黄調整信号Ye’を算出する。具体的には、投写型映像表示装置100は、以下の(式2)〜(式4)に基づいて各調整信号を算出する。
Figure 2009086466
ステップ50において、投写型映像表示装置100は、赤用出力信号Rout、緑用出力信号Gout、青用出力信号Bout及び黄用出力信号Yeoutを出力する。具体的には、投写型映像表示装置100は、赤調整信号R’を赤用出力信号Routとして液晶パネル30Rに出力する。同様に、投写型映像表示装置100は、緑調整信号G’及び黄調整信号Ye’を緑用出力信号Gout及び黄用出力信号Yeoutとして、液晶パネル30G及び液晶パネル30Yeに出力する。一方で、投写型映像表示装置100は、青入力信号Binをそのまま青用出力信号Boutとして液晶パネル30Bに出力する。
(作用及び効果)
第1実施形態では、特定映像信号(赤用映像信号及び緑用映像信号)に相当する色(赤色及び緑色)は、第4色成分光(黄色成分光)に相当する色相に隣接する色相を有する色である。制御部130は、赤用映像信号及び緑用映像信号に基づいて、黄色成分光の重畳量(Ye置換信号W)を制御する。制御部130は、黄色成分光の重畳量(Ye置換信号W)に基づいて、赤用映像信号及び緑用映像信号の減算量を制御する。
従って、黄色成分光の利用によって映像の輝度の向上を図りながら、黄色成分光の利用によって映像の色再現性が低下することを抑制することがきる。
制御部130が、映像(特に、黄色Ye)の彩度の上昇に伴って黄色成分光の光量が増大するように定められた色再現パラメータαを用いて、黄用出力信号Yeoutを生成する。従って、映像の色再現性を効果的に向上することができる。
制御部130が、映像の彩度の上昇に伴って黄色成分光の光量が減少するように定められた輝度パラメータβを用いて、黄用出力信号Yeoutを生成する。従って、映像(特に、青色B)の彩度が高い場合に、黄色成分光によって色純度が低下することを抑制しながら、ホワイトポイント近傍において映像の輝度向上を図ることができる。
制御部130が、映像の輝度がThであるときをピークとして、黄色成分光の光量が少なくなるように定められた輝度パラメータβを用いて黄用出力信号Yeoutを生成する場合には、映像の輝度が低い場合における「黒浮き」や映像の輝度が高い場合における「白とび」が抑制される。
[第2実施形態]
以下において、第2実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第2実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、上述した第1実施形態では、投写型映像表示装置100は、青入力信号Binをそのまま青用出力信号Boutとして液晶パネル30Bに出力する。これに対して、第2実施形態では、投写型映像表示装置100は、赤成分光、緑成分光、青成分光及び黄色成分光の視感度を考慮して、赤用出力信号Rout、緑用出力信号Gout、青用出力信号Bout及び黄用出力信号Yeoutを調整する。
(投写型映像表示装置の機能)
以下において、第2実施形態に係る投写型映像表示装置の機能について、図面を参照しながら説明する。図7は、第2実施形態に係る投写型映像表示装置100(制御部130)の機能を示すブロック図である。なお、図7では、図4と同様の構成については同様の符号を付していることに留意すべきである。
図7に示すように、制御部130は、図4に示した構成に加えて、共通成分抽出部136と、視感度調整部137とを有する。
共通成分抽出部136は、赤入力信号Rin、緑入力信号Gin及び青入力信号Binに共通する信号強度共通成分Wを抽出する。具体的には、共通成分抽出部136は、以下の(式5)に基づいて、信号強度共通成分Wを算出する。
Figure 2009086466
なお、min(Rin,Gin,Bin)は、赤入力信号Rin、緑入力信号Gin及び青入力信号Binのうち、信号強度が低い入力信号である。第2実施形態では、青入力信号Binの信号強度は、赤入力信号Rin及び緑入力信号Ginの信号強度よりも低いことに留意すべきである。
続いて、共通成分抽出部136は、赤入力信号Rin及び緑入力信号Ginから信号強度共通成分Wを除いた赤用中間信号R及び緑用中間信号Gを算出する。具体的には、共通成分抽出部136は、以下の(式6)〜(式8)に基づいて、赤用中間信号R及び緑用中間信号Gを算出する。
Figure 2009086466
なお、第2実施形態では、青入力信号Binの信号強度は、赤入力信号Rin及び緑入力信号Ginの信号強度よりも低いため、Bが0となることは勿論である。
視感度調整部137は、信号強度共通成分Wに基づいて、赤成分光、緑成分光、青成分光及び黄色成分光の視感度を考慮した赤用中間信号R、緑用中間信号G、青用中間信号B及び黄用中間信号Yeを算出する。ここで、視感度調整部137は、赤成分光、緑成分光、青成分光及び黄色成分光の視感度を考慮した比率(例えば、赤用比率r=187/255、緑用比率r=255/255、青用比率r=128/255、黄用比率rYe=255/255)を用いて、赤用中間信号R、緑用中間信号G、青用中間信号B及び黄用中間信号Yeを算出する。具体的には、視感度調整部137は、以下の(式9)〜(式12)に基づいて、赤用中間信号R、緑用中間信号G、青用中間信号B及び黄用中間信号Yeを算出する。
Figure 2009086466
上述したYe置換成分算出部132は、赤成分光及び緑成分光を黄色成分光によって代替可能な成分(Ye置換成分)に対応するYe置換信号Wを算出する。具体的には、Ye置換成分算出部132は、赤用中間信号R及び緑用中間信号Gに基づいて、以下の(式13)に従って、Ye置換信号Wを算出する。
Figure 2009086466
なお、min(R,G)は、赤用中間信号R及び緑用中間信号Gのうち、信号強度が低い入力信号である。
上述したYe成分調整部134は、赤用中間信号R、緑用中間信号G及びYe置換信号Wに基づいて、赤調整信号R、緑調整信号G及び黄調整信号Yeを算出する。ここで、Ye成分調整部134は、赤調整信号R、緑調整信号G及び黄調整信号Yeに算出において、色再現パラメータα及び輝度パラメータβを用いる。具体的には、Ye成分調整部134は、以下の(式14)〜(式16)に基づいて、赤調整信号R、緑調整信号G及び黄調整信号Yeを算出する。
Figure 2009086466
出力部135は、赤用出力信号Rout、緑用出力信号Gout、青用出力信号Bout及び黄用出力信号Yeoutを各液晶パネル30に出力する。具体的には、出力部135は、赤調整信号Rと赤用中間信号Rとを合算した信号を赤用出力信号Routとして液晶パネル30Rに出力する。同様に、出力部135は、緑調整信号Gと緑用中間信号Gとを合算した信号を緑用出力信号Goutとして液晶パネル30Gに出力し、黄調整信号Yeと黄用中間信号Yeとを合算した信号を黄用出力信号Yeoutとして液晶パネル30Yeに出力する。一方で、出力部135は、青用中間信号Bを青用出力信号Boutとして液晶パネル30Bに出力する。
(投写型映像表示装置の動作)
以下において、第2実施形態に係る投写型映像表示装置の動作について、図面を参照しながら説明する。図8は、第2実施形態に係る投写型映像表示装置100の動作を示すフロー図である。
図8に示すように、ステップ10Aにおいて、投写型映像表示装置100は、赤入力信号Rin、緑入力信号Gin及び青入力信号Binを受付ける。
ステップ12Aにおいて、投写型映像表示装置100は、赤入力信号Rin、緑入力信号Gin及び青入力信号Binに共通する信号強度共通成分Wを抽出する。具体的には、投写型映像表示装置100は、以下の(式5)に基づいて、信号強度共通成分Wを算出する。
Figure 2009086466
なお、min(Rin,Gin,Bin)は、赤入力信号Rin、緑入力信号Gin及び青入力信号Binのうち、信号強度が低い入力信号である。
ステップ14Aにおいて、投写型映像表示装置100は、信号強度共通成分Wに基づいて、赤成分光、緑成分光、青成分光及び黄色成分光の視感度を考慮した赤用中間信号R、緑用中間信号G、青用中間信号B及び黄用中間信号Yeを算出する。具体的には、投写型映像表示装置100は、以下の(式9)〜(式12)に基づいて、赤用中間信号R、緑用中間信号G、青用中間信号B及び黄用中間信号Yeを算出する。
Figure 2009086466
なお、赤用比率r、緑用比率r、青用比率r及び黄用比率rYeは、赤成分光、緑成分光、青成分光及び黄色成分光の視感度を考慮した比率である。
ステップ20Aにおいて、投写型映像表示装置100は、以下の(式6)〜(式8)に基づいて、赤用中間信号R及び緑用中間信号Gを算出する。
Figure 2009086466
続いて、投写型映像表示装置100は、赤用中間信号R及び緑用中間信号Gに基づいて、以下の(式13)に従って、Ye置換信号Wを算出する。
Figure 2009086466
なお、min(R,G)は、赤用中間信号R及び緑用中間信号Gのうち、信号強度が低い入力信号である。
ステップ30Aにおいて、投写型映像表示装置100は、映像の彩度及び輝度に基づいて、色再現パラメータα及び輝度パラメータβを特定する。具体的には、投写型映像表示装置100は、上述した図5を参照して輝度パラメータβを特定する。
ステップ40Aにおいて、投写型映像表示装置100は、赤用中間信号R、緑用中間信号G及びYe置換信号Wに基づいて、赤調整信号R、緑調整信号G及び黄調整信号Yeを算出する。具体的には、投写型映像表示装置100は、以下の(式14)〜(式16)に基づいて、赤調整信号R、緑調整信号G及び黄調整信号Yeを算出する。
Figure 2009086466
ステップ50Aにおいて、投写型映像表示装置100は、赤用出力信号Rout、緑用出力信号Gout、青用出力信号Bout及び黄用出力信号Yeoutを出力する。具体的には、投写型映像表示装置100は、赤調整信号Rと赤用中間信号Rとを合算した信号を赤用出力信号Routとして液晶パネル30Rに出力する。同様に、投写型映像表示装置100は、緑調整信号Gと緑用中間信号Gとを合算した信号を緑用出力信号Goutとして液晶パネル30Gに出力し、黄調整信号Yeと黄用中間信号Yeとを合算した信号を黄用出力信号Yeoutとして液晶パネル30Yeに出力する。一方で、投写型映像表示装置100は、青用中間信号Bを青用出力信号Boutとして液晶パネル30Bに出力する。
(出力信号の算出例)
以下において、第2実施形態に係る出力信号の算出例について、図9〜図14を参照しながら説明する。具体的には、図9に示すように、赤入力信号Rin=“200”、緑入力信号Gin=“170”、青入力信号Bin=“100”であるときに、赤用出力信号Rout、緑用出力信号Gout及び青用出力信号Bout及び黄用出力信号Yeoutを算出するケースを例に挙げて説明する。
図10に示すように、投写型映像表示装置100は、以下の(式5)に基づいて、信号強度共通成分Wを算出する。
Figure 2009086466
図11に示すように、投写型映像表示装置100は、以下の(式6)〜(式8)に基づいて、赤用中間信号R及び緑用中間信号Gを算出する。
Figure 2009086466
図12に示すように、投写型映像表示装置100は、以下の(式9)〜(式12)に基づいて、赤用中間信号R、緑用中間信号G、青用中間信号B及び黄用中間信号Yeを算出する。
Figure 2009086466
なお、図12では、赤用比率r=187/255、緑用比率r=255/255、青用比率r=128/255、黄用比率rYe=255/255である場合について例示していることに留意すべきである。
図13に示すように、投写型映像表示装置100は、赤用中間信号R及び緑用中間信号Gに基づいて、以下の(式13)に従って、Ye置換信号Wを算出する。
Figure 2009086466
続いて、投写型映像表示装置100は、以下の(式14)〜(式16)に基づいて、赤調整信号R、緑調整信号G及び黄調整信号Yeを算出する。
Figure 2009086466
なお、図13では、色再現パラメータαとして“1”が特定され、輝度パラメータβとして“0”が特定された場合について例示していることに留意すべきである。
図14に示すように、投写型映像表示装置100は、赤調整信号Rと赤用中間信号Rとを合算した信号を赤用出力信号Routとして液晶パネル30Rに出力する。同様に、投写型映像表示装置100は、緑調整信号Gと緑用中間信号Gとを合算した信号を緑用出力信号Goutとして液晶パネル30Gに出力し、黄調整信号Yeと黄用中間信号Yeとを合算した信号を黄用出力信号Yeoutとして液晶パネル30Yeに出力する。一方で、投写型映像表示装置100は、青用中間信号Bを青用出力信号Boutとして液晶パネル30Bに出力する。
(作用及び効果)
第2実施形態に係る投写型映像表示装置100によれば、制御部130が、赤入力信号Rin、緑入力信号Gin及び青入力信号Binに共通する信号強度を有する信号強度共通成分Wを抽出し、視感度を考慮した比率を信号強度共通成分Wに乗算することによって、赤用中間信号R、緑用中間信号G、青用中間信号B及び黄用中間信号Yeを算出する。
また、制御部130が、赤入力信号Rin及び緑入力信号Ginから信号強度共通成分Wを除いた赤用中間信号R及び緑用中間信号Gにもとついて、赤調整信号R、緑調整信号G及び黄調整信号Yeを算出する。
さらに、赤用出力信号Rout、緑用出力信号Gout及び黄用出力信号Yeoutが、赤調整信号Rと赤用中間信号Rとを合算した信号、緑用中間信号Gと緑調整信号Gとを合算した信号及び黄調整信号Yeと黄用中間信号Yeとを合算した信号である。
すなわち、赤入力信号Rin及び緑入力信号Ginから信号強度共通成分Wを除くことによって、黄色成分光の利用によって映像の色再現性が低下することを抑制することが可能である。
[第3実施形態]
以下において、第3実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第3実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、上述した第1実施形態では、赤入力信号Rin及び緑入力信号Ginのうち、信号強度が低い入力信号によって、黄色成分光の重畳量(Ye置換信号W)が定められている。
これに対して、第3実施形態では、対象領域に含まれる各画素の輝度平均値や再度平均値によって、黄色成分光の重畳量(Ye置換信号W)が定められる。
(投写型映像表示装置の機能)
以下において、第3実施形態に係る投写型映像表示装置の機能について、図面を参照しながら説明する。図15は、第3実施形態に係る投写型映像表示装置100(制御部130)の機能を説明するための図である。
以下において、投写型映像表示装置100(制御部130)は、液晶パネル30Yeの解像度に応じて定められる対象領域毎に黄色成分光の重畳量(Ye置換信号W)を算出する。
図15に示すように、制御部130は、対象領域に含まれる各画素の輝度に応じて、各画素のヒストグラムを作成する。続いて、制御部130は、対象領域に含まれる各画素の輝度平均値(L(ave))を算出する。
制御部130は、以下の(式21)〜(式24)に従って、赤用出力信号Rout、緑用出力信号Gout、青用出力信号Bout及び黄用出力信号Yeoutを算出する。
Figure 2009086466
但し、輝度平均値(L(ave))がmin(Rin,Gin)を超える場合には、輝度平均値(L(ave))に代えて、min(Rin,Gin)が用いられてもよい。
なお、第3実施形態では、黄用出力信号Yeoutは、Ye置換信号Wと同じである同義であることに留意すべきである。
[第3実施形態の変形例1]
以下において、第3実施形態の変形例1について図面を参照しながら説明する。具体的には、第3実施形態の変形例1では、輝度平均値(L(ave))に代えて、彩度平均値(C(ave))が用いられる。
(投写型映像表示装置の機能)
以下において、第3実施形態の変形例1に係る投写型映像表示装置の機能について、図面を参照しながら説明する。図16は、第3実施形態の変形例1に係る投写型映像表示装置100(制御部130)の機能を説明するための図である。
図16に示すように、制御部130は、対象領域に含まれる各画素の彩度に応じて、各画素のヒストグラムを作成する。続いて、制御部130は、対象領域に含まれる各画素の彩度平均値(C(ave))を算出する。
制御部130は、以下の(式25)〜(式28)に従って、赤用出力信号Rout、緑用出力信号Gout、青用出力信号Bout及び黄用出力信号Yeoutを算出する。
Figure 2009086466
但し、彩度平均値(C(ave))がmin(Rin,Gin)を超える場合には、彩度平均値(C(ave))に代えて、min(Rin,Gin)が用いられてもよい。
[第3実施形態の変形例2]
以下において、第3実施形態の変形例2について図面を参照しながら説明する。具体的には、第3実施形態の変形例2では、輝度平均値(L(ave))に代えて、色相毎に算出された輝度平均値(L1(ave),L2(ave))が用いられる。
(投写型映像表示装置の機能)
以下において、第3実施形態の変形例2に係る投写型映像表示装置の機能について、図面を参照しながら説明する。図17は、第3実施形態の変形例2に係る投写型映像表示装置100(制御部130)の機能を説明するための図である。
図17(a)及び図17(b)に示すように、制御部130は、対象領域に含まれる各画素の輝度に応じて、各画素のヒストグラムを色相(θ,θ)毎に作成する。続いて、制御部130は、各色相(θ,θ)について、対象領域に含まれる各画素の輝度平均値(L1(ave),L2(ave))を算出する。
ここで、色相(θ)は、対象領域の色再現に黄色成分光が与える影響が大きい色相(例えば、赤色)であり、色相(θ)は、対象領域の色再現に黄色成分光が与える影響が小さい色相(例えば、シアン)である。
制御部130は、以下の(式29)〜(式32)に従って、赤用出力信号Rout、緑用出力信号Gout、青用出力信号Bout及び黄用出力信号Yeoutを算出する。
Figure 2009086466
但し、「p×L1(ave)+q×L2(ave)」がmin(Rin,Gin)を超える場合には、「p×L1(ave)+q×L2(ave)」に代えて、min(Rin,Gin)が用いられてもよい。また、「p×L1(ave)+q×L2(ave)」がmin(R,G)を超えないように、係数p及び係数qの値が設定されてもよい。
なお、係数p及び係数qは、色相毎に設定された調整係数であり、「p<q」の関係を有する。すなわち、対象領域の色再現に与える影響が大きい色相(θ)に基づいて算出される黄色成分光の重畳量の増大を抑制する。
[第3実施形態の変形例3]
以下において、第3実施形態の変形例3について図面を参照しながら説明する。具体的には、第3実施形態の変形例3では、輝度平均値(L(ave))に加えて、彩度平均値(C(ave))が用いられる。
(投写型映像表示装置の機能)
以下において、第3実施形態の変形例3に係る投写型映像表示装置の機能について、図面を参照しながら説明する。図18は、第3実施形態の変形例3に係る投写型映像表示装置100(制御部130)の機能を説明するための図である。
図18(a)及び図18(b)に示すように、制御部130は、対象領域に含まれる各画素の輝度及び彩度に応じて、各画素のヒストグラムを輝度及び彩度について作成する。続いて、制御部130は、対象領域に含まれる各画素の輝度平均値(L(ave))及び彩度平均値(C(ave))を算出する。
制御部130は、以下の(式33)〜(式36)に従って、赤用出力信号Rout、緑用出力信号Gout、青用出力信号Bout及び黄用出力信号Yeoutを算出する。
Figure 2009086466
但し、「r×L(ave)+s×C(ave)」がmin(Rin,Gin)を超える場合には、「r×L(ave)+s×C(ave)」に代えて、min(Rin,Gin)が用いられてもよい。また、「r×L(ave)+s×C(ave)」がmin(R,G)を超えないように、係数r及び係数sの値が設定されてもよい。
なお、係数r及び係数sとしては、輝度を重視するケースと色再現性を重視するケースとで異なった値が設定される。具体的には、輝度を重視するケースでは、係数r及び係数sは「r>s」の関係を有する。一方で、色再現性を重視するケースでは、係数r及び係数sは「r<s」の関係を有する。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、投写型映像表示装置100は、第4色成分光としてシアン成分光Cyを利用してもよい。この場合には、シアン用出力信号Cyoutは、赤入力信号Rin、緑入力信号Gin及び青入力信号Binのうち、シアン成分光Cyに相当する色相に隣接する色相を有する色(緑色G及び青色B)に対応する緑入力信号Gin及び青入力信号Binに基づいて生成される。
同様に、投写型映像表示装置100は、第4色成分光としてマゼンタ成分光Mを利用してもよい。この場合には、マゼンタ用出力信号Moutは、赤入力信号Rin、緑入力信号Gin及び青入力信号Binのうち、マゼンタ成分光Mに相当する色相に隣接する色相を有する色(赤色R及び青色B)に対応する赤入力信号Rin及び青入力信号Binに基づいて生成される。
上述した実施形態では、黄用出力信号Yeoutは、色再現パラメータα及び輝度パラメータβを用いて生成されるが、これに限定されるものではない。具体的には、黄用出力信号Yeoutは、色再現パラメータαのみを用いて生成されてもよく、輝度パラメータβのみを用いて生成されてもよい。黄用出力信号Yeoutは、輝度パラメータβのみを用いて生成されてもよい。黄用出力信号Yeoutは、輝度パラメータβ及び輝度パラメータβを用いて生成されてもよい。なお、色再現パラメータα、輝度パラメータβ及び輝度パラメータβが適宜組み合わされて黄用出力信号Yeoutが生成されてもよい。
上述した実施形態では、制御部130が投写型映像表示装置100に設けられているが、これに限定されるものではない。具体的には、制御部130が単体で提供されてもよい。
上述した実施形態では、映像表示装置として投写型映像表示装置100を例示しているが、これに限定されるものではなく、映像表示装置は映像を表示可能な装置であればよい。
上述した第3実施形態では、輝度平均値(L(ave))及び彩度平均値(C(ave))を用いて、黄色成分光の重畳量(黄用出力信号Yeout)が算出されるが、これに限定されるものではない。具体的には、輝度の最小値(L(min))、輝度の最大値(L(max))、彩度の最小値(C(min))、彩度の最大値(C(max))などのように、輝度及び彩度の代表値を用いて、黄色成分光の重畳量(黄用出力信号Yeout)が算出されてもよい。
上述した実施形態では、「Ye=R+G」の関係が成り立つことを前提として説明しているが、これに限定されるものではない。具体的には、「Ye=R+2G」や「Ye=2R+G」などの関係が成り立つ場合においても、上述した各式を調整することによって、黄色成分光の重畳量(黄用出力信号Yeout)を算出することが可能である。
上述した実施形態では、液晶パネル30Yeから出射された黄色成分光が赤成分光に重畳されるが、これに限定されるものではない。液晶パネル30Yeから出射された黄色成分光は、他の色成分光(緑成分光又は青成分光)に重畳されてもよい。
上述した実施形態では、黄色成分光は、光源10が発する光から分離されるが、これに限定されるものではない。具体的には、投写型映像表示装置100には、黄色成分光を発する固体光源(LD;Laser DiodeやLED;Light Emitting Diode)が設けられていてもよい。
上述した実施形態では、黄色成分光の重畳量は、液晶パネル30Yeの変調量によって制御されるが、これに限定されるものではない。具体的には、黄色成分光の重畳量は、黄色成分光の光路上に設けられたアイリス機構によって制御されてもよい。
上述した実施形態では、光変調素子の一例として、液晶パネルを例に挙げたが、これに限定されるものではない。具体的には、光変調素子は、LCOS(Liquid Crystal on Silicon)やDMD(Digital Micromirror Device)などであってもよい。
第1実施形態に係る投写型映像表示装置100の概略を示す図である。 第1実施形態に係る照明ユニット120の構成を示す図である。 第1実施形態に係る色再現範囲を示す図である。 第1実施形態に係る制御部130の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る色再現パラメータα、輝度パラメータβ及び輝度パラメータβを示す図である。 第1実施形態に係る投写型映像表示装置100の動作を示すフロー図である。 第2実施形態に係る制御部130の構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る投写型映像表示装置100の動作を示すフロー図である。 第2実施形態に係る出力信号の算出例について説明するための図である。 第2実施形態に係る出力信号の算出例について説明するための図である。 第2実施形態に係る出力信号の算出例について説明するための図である。 第2実施形態に係る出力信号の算出例について説明するための図である。 第2実施形態に係る出力信号の算出例について説明するための図である。 第2実施形態に係る出力信号の算出例について説明するための図である。 第3実施形態に係る照明ユニット120の機能を説明するための図である。 第3実施形態の変形例1に係る照明ユニット120の機能を説明するための図である。 第3実施形態の変形例2に係る照明ユニット120の機能を説明するための図である。 第3実施形態の変形例3に係る照明ユニット120の機能を説明するための図である。
符号の説明
10・・・光源、30・・・液晶パネル、50・・・クロスダイクロイックキューブ、51・・・ダイクロイックキューブ、53・・・ダイクロイックキューブ、71〜78・・・レンズ、91〜95・・・ミラー、100・・・投写型映像表示装置、110・・・投写レンズ、120・・・照明ユニット、130・・・制御部、131・・・入力信号受付部、132・・・Ye置換成分算出部、133・・・パラメータ特定部、134・・・Ye成分調整部、135・・・出力部、136・・・共通成分抽出部、137・・・視感度調整部、200・・・スクリーン

Claims (5)

  1. 赤用映像信号に応じて赤成分光を変調する赤光変調素子、緑用映像信号に応じて緑成分光を変調する緑光変調素子及び青用映像信号に応じて青成分光を変調する青光変調素子を備えており、前記赤成分光、前記緑成分光及び前記青成分光のいずれかに第4色成分光が重畳される照明装置において用いられる映像信号変換装置であって、
    前記赤用映像信号、前記緑用映像信号及び前記青用映像信号のうち、特定映像信号に基づいて、前記第4色成分光の重畳量を制御する制御部を備え、
    前記特定映像信号に相当する色は、前記第4色成分光に相当する色相に隣接する色相を有する色であり、
    前記制御部は、前記重畳量に基づいて、前記特定映像信号の減算量を制御することを特徴とする映像信号変換装置。
  2. 前記制御部は、前記第4色成分光の光量を制御するための色再現パラメータαを用いて前記重畳量を制御し、
    前記色再現パラメータαは、映像の彩度の上昇に伴って前記第4色成分光の光量が増大するように定められたパラメータであることを特徴とする請求項1に記載の映像信号変換装置。
  3. 前記制御部は、前記第4色成分光の光量を制御するための輝度パラメータβを用いて前記重畳量を制御し、
    前記輝度パラメータβは、映像の彩度の上昇に伴って前記第4色成分光の光量が減少するように定められたパラメータであることを特徴とする請求項1に記載の映像信号変換装置。
  4. 前記制御部は、前記第4色成分光の光量を制御するための輝度パラメータβを用いて前記重畳量を制御し、
    前記輝度パラメータβは、映像の輝度が所定の閾値となるまで前記第4色成分光の光量が増大し、映像の輝度が前記所定の閾値を超えてから前記第4色成分光の光量が減少するように定められたパラメータであることを特徴とする請求項1に記載の映像信号変換装置。
  5. 赤用映像信号に応じて赤成分光を変調する赤光変調素子、緑用映像信号に応じて緑成分光を変調する緑光変調素子及び青用映像信号に応じて青成分光を変調する青光変調素子を備えており、前記赤成分光、前記緑成分光及び前記青成分光のいずれかに第4色成分光が重畳される映像表示装置であって、
    前記赤光変調素子から出射された赤成分光、前記緑光変調素子から出射された緑成分光、前記青光変調素子から出射された青成分光とを合成する色合成部と、
    前記赤用映像信号、前記緑用映像信号及び前記青用映像信号のうち、特定映像信号に基づいて、前記第4色成分光の重畳量を制御する制御部とを備え、
    前記特定映像信号に相当する色は、前記第4色成分光に相当する色相に隣接する色相を有する色であり、
    前記制御部は、前記重畳量に基づいて、前記特定映像信号の減算量を制御することを特徴とする映像信号変換装置。
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