JP2009086301A - 同席者別個別楽曲表示機能を備えるカラオケシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、同席者別個別楽曲表示機能を備えるカラオケシステムに関し、同席者に対して相応しい楽曲を選曲可能に表示させることを目的とする。
【解決手段】当該利用者の歌唱した楽曲に歌唱時における同席者の利用者IDを関連付けて利用者データベースの利用者毎の前記歌唱履歴に登録しておき、利用者ID取得部68で取得したそれぞれの利用者IDに基づいて、利用者情報取得手段(歌唱履歴取得手段70)69が当該利用者データベースより登録された楽曲を取得し、所定の利用者の選曲の際に、同席者対応曲目抽出手段71が当該利用者データベースより取得した楽曲中より、利用者ID取得部68で取得した同席者の利用者IDが関連付けられた楽曲を抽出して端末表示部66に表示させる構成とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、利用者が楽曲を選曲するに際して同席者に応じて選曲対象を表示する同席者別個別楽曲表示機能を備えるカラオケシステムに関する。
近年、カラオケシステムに使用される記憶装置の大容量化が進み、楽曲数を増加させることで利用者の歌唱を欲する対象楽曲への満足度の向上を図っている。一方、利用者の歌唱した楽曲を履歴として記憶しておき、当該利用者の選曲時に表示可能とする機能を備えるものも一般化してきており、利用者に同席者がいる場合には当該同席者に対して歌唱することの好ましくない楽曲が選曲されないことの配慮が必要となる。
従来、利用者の歌唱履歴を選曲時に表示させる場合、歌唱した総ての楽曲を表示対象とする他に、選択的に表示させる技術が、例えば下記特許文献1に提案されている。特許文献1は、利用者が選曲を行う際に演奏頻度ないし予約頻度に応じて選曲対象の楽曲を一覧表示させるというもので、具体的には、楽曲に演奏頻度フィールド及び予約頻度フィールドの情報が附帯されて格納されている楽曲データベースに対する任意の検索条件に基づき、ヒットした複数の楽曲情報を一覧表示する際、演奏頻度ないし予約頻度の高い楽曲が含まれていた場合に、これを降順にソートして優先的に検索結果の一覧表示の冒頭部分に表示させることが提案されている。
特開2005−107259号公報
ところで、カラオケシステムにおいては、複数で利用する場合が多く、例えば職場の同僚と利用する場合、家族と利用する場合、友達や仲間と利用する場合、接待で利用する場合など、同席者が多様に及んでいる。そのため、同席者によっては当該同席者に対して歌唱することが好ましくない場合もある。
しかしながら、所定の利用者が歌唱履歴より選曲する場合に、上記特許文献1のように演奏頻度や予約頻度で選曲対象を表示するものであっても、同席者に対して歌唱することの好ましくない楽曲も含まれ、また、表示された楽曲よりその都度同席者に応じた楽曲を選択することも煩雑であり、間違いや勘違いで選曲する場合もあって望ましくないという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、同席者に対して相応しい楽曲を選曲可能に表示させる同席者別個別楽曲表示機能を備えるカラオケシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、利用者の歌唱履歴より所定の個別楽曲を表示して選曲可能とする同席者別個別楽曲表示機能を備えるカラオケシステムであって、利用者データベース、利用者ID取得部、歌唱履歴取得手段、同席者対応曲目抽出手段を有し、前記利用者データベースは、当該利用者の歌唱した楽曲に、歌唱時における同席者の利用者IDを関連付けて利用者毎の前記歌唱履歴に登録し、前記利用者ID取得部は、利用者及び総ての同席者の利用者IDを取得し、前記歌唱履歴取得手段は、前記取得したそれぞれの利用者IDに基づいて、前記利用者データベースより前記登録された楽曲を取得し、前記同席者対応曲目抽出手段は、所定の利用者の選曲の際に、前記歌唱履歴取得手段が取得した楽曲中より、前記利用者ID取得部で取得された同席者の利用者IDが関連付けられた楽曲を抽出して選曲可能に表示させる、構成とする。
請求項2の発明では、前記利用者データベースは、当該利用者の歌唱した楽曲に、歌唱時における同席者の利用者IDと共に、歌唱した度数を関連付けて利用者毎の前記歌唱履歴に登録し、前記同席者対応曲目抽出手段は、所定の利用者の選曲の際に、前記歌唱履歴取得手段が取得した楽曲中より、前記利用者ID取得部で取得された同席者の利用者IDが関連付けられた楽曲のうち、所定度数以上の楽曲を抽出して選曲可能に表示させる、構成である。
請求項1の発明によれば、当該利用者の歌唱した楽曲に、歌唱時における同席者の利用者IDを関連付けて利用者データベースの利用者毎の前記歌唱履歴に登録しておき、取得したそれぞれの利用者IDに基づいて、当該利用者データベースより登録された楽曲を取得し、所定の利用者の選曲の際に、当該利用者データベースより取得した楽曲中より、利用者ID取得部で取得した同席者の利用者IDが関連付けられた楽曲を抽出して選曲可能に表示させる構成とすることにより、歌唱履歴の楽曲よりその都度同席者に応じた楽曲を選択することなく、同席者に対して相応しい楽曲を選曲可能に表示させることができるものである。
請求項2の発明によれば、当該利用者の歌唱した楽曲に、歌唱時における同席者の利用者IDと共に、歌唱した度数を関連付けて利用者データベースの利用者毎の前記歌唱履歴に登録しておき、取得したそれぞれの利用者IDに基づいて、当該利用者データベースより登録された楽曲を取得し、所定の利用者の選曲の際に、当該利用者データベースより取得した楽曲中より、利用者ID取得部で取得した同席者の利用者IDが関連付けられた楽曲のうち、所定度数以上の楽曲を抽出して選曲可能に表示させる構成とすることにより、同席者に対して間違いや勘違いで歌唱した楽曲の表示を排除することが可能となり、同席者に対して更なる相応しい楽曲を選曲可能に表示させることができるものである。
以下、本発明の最良の実施形態を図により説明する。
図1に本発明に係るカラオケシステムの系統構成図を示す。図1(A)は通信ネットワークを使用して本システムを構成させた場合のネットワーク模式図、図1(B)はホスト装置の概要ブロック構成図、図1(C)は利用者データベースの利用者情報登録の一例の説明図である。図1(A)において、ホスト装置11はカラオケシステムの一部を構成するものとして、通信ネットワーク12を介して所定数のカラオケ演奏端末13(13A〜13N)を管理するものであり、相互にデータ授受自在に接続されたものである。上記通信ネットワーク12としては、例えば、一般公衆電話回線やこれを用いたADSLや光通信回線或いはインターネット、さらにはLANがあるが、インターネット上に構築されるVPNが好ましい。
ホスト装置11は、図1(B)に示すように、少なくとも送受信手段21、制御手段22、利用者データベース(DB)23を備える。上記送受信手段21は、各カラオケ演奏端末13(13A〜13N)との通信(データ授受)を行うために、通信ネットワーク12の通信方式と整合性をとるための例えば物理的な通信用回路やプラットフォーム等のソフトウエアにより構成される。
上記制御手段22は、当該ホスト装置11を統括的に制御するもので、例えば物理的なCPUであり、図示しないROMに格納されているプログラムのアルゴリズム処理を行う。ここでは、所定のカラオケ演奏端末13より利用者IDに基づいて利用者情報を要求されたときに、カラオケ演奏端末13の端末ID及び利用者IDを一旦図示しないRAMに記憶し、利用者DB23より当該利用者IDに関連付けられた利用者情報(図1(C)で説明する。)を抽出して当該カラオケ演奏端末13に送出する。
上記利用者DB23は、利用者IDで管理される利用者毎に所定の情報が登録されたデータベースであり、例えば図1(C)に示すように、利用者IDに関連付けて、少なくともニックネーム、登録者の顔写真等のイメージファイル名が関連付けられると共に、当該利用者が歌唱した個別楽曲として歌唱履歴が登録される。この場合に、楽曲IDには歌唱時に同席した利用者(同席者)の利用者IDが関連付けられる。なお、歌唱履歴の他に、利用者が独自に、持ち歌を登録させる登録エリアを設けてもよい。
続いて、図2に、本発明のカラオケシステムにおけるカラオケ演奏端末のブロック構成図を示す。図2において、カラオケ演奏端末13は、主要装置としてのカラオケ演奏装置31に有線又は無線で外部接続されるものとして、表示部32、ミキシングアンプ33、マイク34、スピーカ35を備える。また、有線又は無線で遠隔入出力端末36が接続される。当該遠隔入出力端末36は、図3で説明する。
上記表示部32は、通常の楽曲選曲表示やカラオケ演奏時の映像、歌詞テロップを表示するもので、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ(PDP)、その他種々のディスプレイを採用することができる。上記ミキシングアンプ33は、カラオケ演奏装置31より送られてくる演奏データとマイク34からの音声信号をミキシングし、増幅してスピーカ35より出力する。
上記カラオケ演奏装置31は、バス41、中央制御部42、ROM43、RAM44、楽曲DB45、映像DB46、再生制御部47、音楽曲出力部48、演奏ログ処理手段49及び送受信部50A,50Bを適宜備える。また、RAM44には、予約待ち行列51及び演奏ログ記憶部52の領域が形成される。なお、上記各構成について、本発明の要旨と直接関連しない要素部分であっても、従前のカラオケ装置においても大部分が適用可能であることを示すために、装置全体を説明する。
上記中央制御部42は、このシステムを統括的に処理制御する物理的なCPUであり、ROM43に記憶されているプログラムに基づくアルゴリズム処理を行う。上記RAM44は、後述する予約待ち行列51及び演奏ログ記憶部52の記憶領域が形成される他に、上記種々のプログラムを展開、実行させるための作業領域としての役割をなすもので、例えば半導体メモリで構成され、仮想的にハードディスク上に構築される場合をも含む概念である。
上記楽曲DB45は、楽曲ID、曲名及びアーチスト名が関連付けられた楽曲テーブルを有し、楽曲IDで管理される所定データ形式のカラオケ楽曲の演奏データ(MIDIデータ)及び歌詞テロップデータが同期されて構成される楽曲データ(ファイル)について楽曲コードをファイル名としてそれぞれ格納したデータベースであり、映像DB46に格納された当該楽曲毎の背景映像を表示するための所定数のシーン映像を割り当てる割当データが関連付けられる。当該映像DB46は、背景映像表示のための所定数のシーン映像データを所定数格納するデータベースである。なお、この楽曲DB45及び映像DB46を、カラオケ演奏装置31ではなく、上記ホスト装置11に備えさせることとしてもよい。
上記再生制御部47は、演奏時に、映像DB46より抽出された所定数のシーン映像データ及び楽曲コードで楽曲DB45より抽出された歌詞テロップデータ(歌詞文字データ)を当該楽曲の演奏データに同期させて表示部32に出力する電子回路である。上記音楽曲出力部48は、楽曲コードで楽曲DB45より抽出された演奏データをデジタル再生し、アナログ変換してミキシングアンプ33に出力する電子回路である。
上記演奏ログ処理手段49は、利用者(利用者ID)がこのカラオケ演奏装置31で歌唱した楽曲IDを同席者の利用者IDに関連付けて演奏ログ記憶部52に記憶しておき、例えばログアウト時に当該演奏ログデータをホスト装置11に送出するためのプログラムである。ホスト装置11では、カラオケ演奏装置31から送られてきた演奏ログデータに基づいて利用者DB23を更新させるものである。
上記送受信部50Aは、遠隔入出力端末36との間で有線方式ないし無線方式(IR方式やブルートゥース(登録商標)機構のピコネット接続方式など)を利用してデータ授受を行うためのもので、そのための電子回路及びプログラムである。上記送受信部50Bは、上記ホスト装置11と上記通信ネットワーク12を介してデータ授受を行うためのもので、通信方式と整合性をとるための例えば物理的な通信用回路やプラットフォーム等のソフトウエアにより構成されるものである。また、後述の遠隔入出力端末36は、送受信部50A,50Bを介してホスト装置11とデータ授受が可能とされる。
なお、RAM44に形成される予約待ち行列51は、中央制御部42が利用者により選曲された楽曲IDを予約順に記憶させていくデータ記憶領域である。
また、図示しないが、当該カラオケ演奏装置31には、利用者による選択した楽曲の楽曲コードを直接入力するためのものや、演奏楽曲のテンポや、歌唱音声に対する種々の調節を行うボタンやツマミ類が可変抵抗器等の電子素子に直結された操作パネルも接続される。ところで、カラオケ演奏端末13をスタンドアローンのカラオケシステムとして適用させる場合には上記ホスト装置11の利用者DB23を備えさせる構成とすることにより実現することができるものである。
続いて、図3に、図2におけるカラオケ演奏端末の遠隔入出力端末のブロック構成図を示す。図3において、遠隔入出力端末36は、バス61、端末制御部62、ROM63、RAM64、入出力制御部65、端末表示部66、楽曲検索選曲手段67、利用者ID取得部68、歌唱履歴取得手段70を備える利用者情報取得手段69、同席者対応曲目抽出手段71及び端末送受信部72を適宜備える。また、RAM64には、所定の利用者IDに関連付けられた歌唱者履歴曲目74の記憶エリアを備える利用者別情報記憶部73の記憶領域が形成される。
上記端末制御部62は、当該遠隔入出力端末36を統括的に処理制御する物理的なCPUであり、ROM63に記憶されているプログラムに基づくアルゴリズム処理を行う。上記RAM64は、利用者別情報記憶部73の記憶領域が形成される他に、上記種々のプログラムを展開、実行させるための作業領域としての役割をなすもので、例えば半導体メモリで構成され、仮想的にハードディスク上に構築される場合をも含む概念である。
上記端末表示部66は、液晶ディスプレイ(LCD)とタッチセンサとを積層して入出力用とし、表示されるアイコン等に対応して当該タッチセンサにより楽曲の選択などのデータを入力することができるGUIのユーザインタフェース機能を有するもので、上記入出力制御部65は、当該端末表示部66に表示データを出力して楽曲検索画面等を表示させると共に、当該GUIによるデータ入力を行う電子回路及びプログラムである。また、上記楽曲検索選曲手段67は、上記ユーザインタフェース機能により利用者に楽曲を検索させるプログラムである。
上記利用者ID取得部68は、利用者のログイン要求で所持するICカード等が提示された時に、当該ICカード等から利用者IDを取得する電子回路及びプログラムである。なお、利用者ID取得部68を、カラオケ演奏装置31に備えさせてもよい。
上記利用者情報取得手段69は、上記利用者ID取得部68で取得した利用者IDに基づき後述の端末送受信部72よりカラオケ演奏装置31の送受信部50A,50B、通信ネットワーク12を介してホスト装置11の利用者DB23より利用者情報を取得し、当該利用者IDに関連付けてRAM64の利用者別情報記憶部73に記憶させるプログラムである。
上記利用者情報とは、例えば図1(C)で示すニックネーム、イメージ(顔写真等)などの利用者情報の他に、歌唱履歴取得手段70が取得する歌唱履歴の楽曲であって、対応の利用者IDに関連付けられると共に、歌唱時の同席者の利用者IDが関連付けられた歌唱履歴曲目の情報である。ホスト装置11の利用者DB23より取得した当該歌唱履歴曲目の情報は、RAM64の利用者別情報記憶部73に設けられた歌唱履歴曲目74の記憶エリアに記憶される。
上記同席者対応曲目抽出手段71は、所定の利用者の選曲の際に、歌唱履歴取得手段70が取得した歌唱履歴の楽曲中より、上記利用者ID取得部68で取得された同席者の利用者IDが関連付けられた楽曲を抽出して端末表示部66に表示させるプログラムである。そして、上記端末送受信部72は、カラオケ演奏装置31(送受信部50A)に対して有線方式ないし無線方式(IR方式やブルートゥース機構のピコネット接続方式など)を利用してデータ授受を行うためのもので、そのための電子回路及びプログラムを備えるものである。
そこで、図4に図2及び図3のカラオケ演奏端末における利用者情報取得の処理フローチャートを示すと共に、図5に図2及び図3のカラオケ演奏端末における第1実施形態の選曲楽曲表示処理のフローチャートを示し、図6に図5における選曲方法選択表示の説明図、図7に図3における同席者対応曲目抽出手段の曲目抽出及び抽出楽曲選択可能表示の説明図、図8に図5における選曲可能表示の説明図を示す。
図4において、まず、所定の利用者が、遠隔入出力端末36の利用者ID取得部68に利用者のカラオケ演奏装置31に対するログイン要求で所持するICカード等が提示された時に、当該利用者ID取得部68が当該ICカード等から利用者IDが取得されると、当該取得した利用者IDに基づいて利用者情報取得手段69(歌唱履歴取得手段70)が端末送受信部72から、カラオケ演奏装置31の送受信部50A,50Bを介して通信ネットワーク12と接続し、ホスト装置11に当該利用者IDに対応する歌唱履歴を含む利用者情報を要求する(ステップ(S)1)。
ホスト装置11における図1(C)に示す利用者DB23より抽出された対応利用者IDのニックネーム、イメージ(顔写真など)や歌唱履歴を含む利用者情報を取得すると、RAM64の利用者別情報記憶部73に記憶し、一方で取得した歌唱履歴曲目の情報を歌唱履歴曲目74に記憶する(S2)。これらが、グループで利用する総ての利用者のログイン要求により繰り返される。ここでは、利用者A(例えば、利用者ID:*******A)と、利用者B(例えば、利用者ID:*******B)とがログインした場合として説明する。
そこで、図5において、遠隔入出力端末36の初期画面より所定の利用者(例えば、利用者A)による利用者IDに基づく歌唱楽曲の予約要求があると(S11)、端末制御部62の指示により、図6に示すような、通常の楽曲検索と、同席者(ここでは、利用者B)に対して過去に歌唱した楽曲の表示とを選択させる画面を端末表示部66に表示させる(S12)。
当該利用者Aが、同席者Bに対応する楽曲の表示を選択すると(S13)、同席者対応曲目抽出手段71が当該同席者Bの利用者ID(B)を特定し(S14)、記憶した歌唱履歴曲目74に当該利用者ID(B)が存在する場合には(S15)、予約要求した利用者ID(A)の歌唱履歴曲目74を参照して、図7(A)に示すように、上記特定した利用者ID(B)が同席したときの歌唱楽曲(楽曲ID)を抽出する(S16)。当該抽出された楽曲のリストを、例えば図7(B)に示すように、端末表示部66で選択可能に表示する(S17)。
一方、S13において同席者の表示が選択されずに通常の楽曲検索が選択された場合、あるいはS15において利用者ID(A)に歌唱履歴に利用者ID(B)が関連付けられた楽曲が存在しない場合には、通常の楽曲検索画面を表示させるものである(S18)。そして、S17で抽出された楽曲リストの表示画面若しくは楽曲検索画面から所定の楽曲が選択されると(S19)、図8に示すような端末表示部66の予約画面に選択された楽曲が選曲可能に表示されるものである(S20)。
このように、楽曲予約要求の利用者の歌唱履歴に歌唱時に同席した利用者の利用者IDを関連付けておき、当該同席者に対応した歌唱履歴の楽曲を表示させることから、総ての歌唱履歴の楽曲よりその都度同席者に応じた楽曲を選択することなく、同席者に対して相応しい楽曲を選曲可能に表示させることができるものである。
次に、図9に、図2及び図3のカラオケ演奏端末における第2実施形態についての同席者対応曲目抽出手段71の曲目抽出の説明図を示す。本実施形態は、ホスト装置11の利用者DB23に、図9(A)に示すように、当該利用者の歌唱した楽曲に、歌唱時における同席者の利用者IDと共に、歌唱した度数を関連付けて利用者毎の歌唱履歴に登録しておくもので、遠隔入出力端末36の利用者情報取得手段69が当該歌唱履歴の情報を取得したときに、RAM64における利用者別情報記憶部73の歌唱履歴曲目74に記憶されるものである。
そして、所定の利用者(利用者A)の要求により同席者(利用者B)に対応した楽曲を同席者対応曲目抽出手段71が抽出する際、利用者ID取得部68で取得された同席者Bの利用者ID(B)が関連付けられた楽曲のうち、所定度数(ここでは、例えば3以上とする)以上の楽曲を、図9(B)に示すように抽出して端末表示部66に表示させるものである。
このように、歌唱履歴の同席者(利用者B)に関連付けられた楽曲のうち、所定度数以上の楽曲を抽出させることで、同席者に対して間違いや勘違いで歌唱した楽曲の表示を排除することが可能となり、同席者に対して更なる相応しい楽曲を選択可能に表示させることができるものである。このことは、以下の第3実施形態においても適用することができるものである。
続いて、図10に図2及び図3のカラオケ演奏端末における第3実施形態についての同席者対応曲目抽出手段71の曲目抽出の説明図を示すと共に、図11に図10の抽出楽曲選択可能表示の説明図を示す。本実施形態は、例えば、利用者A、利用者B、利用者Dがグループとしてログインした場合のもので、ここでは利用者Aに対する同席者B、Dに対応する楽曲を表示させる場合を示したものである。
すなわち、上記同席者対応曲目抽出手段71が、歌唱履歴(図1(C))から利用者Aに対する同席者(利用者B、D)に対応した楽曲を表示させる際、最小公倍数で抽出する場合と、最大公約数で抽出する場合とがある。図10(A)は、最小公倍数で抽出する場合を示したもので、利用者Aに対する対応した楽曲を利用者Bと利用者Dとが関連付けられた総ての楽曲を抽出して選曲可能に表示させるものである。
一方、図10(B)は、最大公約数で抽出する場合を示したもので、利用者Aに対する対応した楽曲を利用者Bと利用者Dとが関連付けられた楽曲であって、共通する楽曲を抽出して選曲可能に表示させるものである。この場合の一例として、図11に表示例が示される。なお、他のタブに利用者B、Dのそれぞれに対応した楽曲を表示させることとしてもよい。
このように、複数の同席者があっても、歌唱履歴の楽曲よりその都度同席者に応じた楽曲を選択することなく、同席者に対して相応しい楽曲を選曲可能に表示させることができるものであるが、図10(B)及び図11で示すように、同席者の共通(最大公約数)する楽曲を抽出して表示させることの方が互いの同席者への配慮がなされて好ましいものである。
ところで、上記各実施形態において、同席者対応曲目抽出手段71をホスト装置に備えさせ、当該ホスト装置11で同席者対応楽曲を抽出させて遠隔入出力端末36やカラオケ演奏装置31に送出させることとしてもよいものである。
本発明の同席者別個別楽曲表示機能を備えるカラオケシステムは、利用者の選曲に際して歌唱履歴から選曲対象の楽曲の表示を行うカラオケシステム全般に利用可能である。
本発明に係るカラオケシステムの系統構成図である。 本発明のカラオケシステムにおけるカラオケ演奏端末のブロック構成図である。 図2におけるカラオケ演奏端末の遠隔入出力端末のブロック構成図である。 図2及び図3のカラオケ演奏端末における利用者情報取得の処理フローチャートである。 図2及び図3のカラオケ演奏端末における第1実施形態の選曲楽曲表示処理のフローチャートである。 図5における選曲方法選択表示の説明図である。 図3における同席者対応曲目抽出手段の曲目抽出及び抽出楽曲選択可能表示の説明図である。 図5における選曲可能表示の説明図である。 図2及び図3のカラオケ演奏端末における第2実施形態についての同席者対応曲目抽出手段71の曲目抽出の説明図である。 図2及び図3のカラオケ演奏端末における第3実施形態についての同席者対応曲目抽出手段71の曲目抽出の説明図である。 図10の抽出楽曲選択可能表示の説明図である。
符号の説明
11 ホスト装置
13 カラオケ演奏端末
23 利用者DB
31 カラオケ演奏装置
36 遠隔入出力端末
66 端末表示部
68 利用者ID取得部
69 利用者情報取得手段
70 歌唱履歴取得手段
71 同席者対応曲目抽出手段
73 利用者別情報記憶部
74 歌唱履歴曲目

Claims (2)

  1. 利用者の歌唱履歴より所定の個別楽曲を表示して選曲可能とする同席者別個別楽曲表示機能を備えるカラオケシステムであって、
    利用者データベース、利用者ID取得部、歌唱履歴取得手段、同席者対応曲目抽出手段を有し、
    前記利用者データベースは、当該利用者の歌唱した楽曲に、歌唱時における同席者の利用者IDを関連付けて利用者毎の前記歌唱履歴に登録し、
    前記利用者ID取得部は、利用者及び総ての同席者の利用者IDを取得し、
    前記歌唱履歴取得手段は、前記取得したそれぞれの利用者IDに基づいて、前記利用者データベースより前記登録された楽曲を取得し、
    前記同席者対応曲目抽出手段は、所定の利用者の選曲の際に、前記歌唱履歴取得手段が取得した楽曲中より、前記利用者ID取得部で取得された同席者の利用者IDが関連付けられた楽曲を抽出して選曲可能に表示させる、
    ことを特徴とする同席者別個別楽曲表示機能を備えるカラオケシステム。
  2. 請求項1記載の同席者別個別楽曲表示機能を備えるカラオケシステムであって、
    前記利用者データベースは、当該利用者の歌唱した楽曲に、歌唱時における同席者の利用者IDと共に、歌唱した度数を関連付けて利用者毎の前記歌唱履歴に登録し、
    前記同席者対応曲目抽出手段は、所定の利用者の選曲の際に、前記歌唱履歴取得手段が取得した楽曲中より、前記利用者ID取得部で取得された同席者の利用者IDが関連付けられた楽曲のうち、所定度数以上の楽曲を抽出して選曲可能に表示させる、
    ことを特徴とする同席者別個別楽曲表示機能を備えるカラオケシステム。
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