JP2009085181A - 車両空調用電動圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 筐体における電動部と制御部とを連通する開口部111と、開口部111を塞ぐ絶縁端子112と、略直線上に並ぶとともに絶縁端子112を貫通し、電動部側および制御部側に延びる複数の一の配線131と、電動部および制御部の少なくとも一方と電気的に接続される複数の他の配線と、一の配線131および他の配線の一方と電気的に接続される板状のオス端子122と、一の配線131および他の配線の他方と電気的に接続され、板状に延びる板部と、板部の両端に配置され、板部との間にオス端子122を保持する保持部とを有するメス端子と、が設けられ、オス端子122およびメス端子の板部は、直線に対して鋭角または鈍角に交差して延びるように配置されていることを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
そのため、当該端子に要求される絶縁性や、気密性を確保するため、種々の端子が提案されている(例えば、特許文献1および2参照。)。
本発明の車両空調用電動圧縮機は、筐体内に配置される電動部と、前記筐体外に配置される制御部と、前記筐体における前記電動部と前記制御部とを連通する開口部と、該開口部を塞ぐ絶縁端子と、略直線上に並ぶとともに前記絶縁端子を貫通し、前記電動部側および前記制御部側に延びる複数の一の配線と、前記電動部および前記制御部の少なくとも一方と電気的に接続される複数の他の配線と、前記一の配線および前記他の配線の一方と電気的に接続される板状のオス端子と、前記一の配線および前記他の配線の他方と電気的に接続され、板状に延びる板部と、該板部の両端に配置され、前記板部との間に前記オス端子を保持する保持部とを有するメス端子と、が設けられ、前記オス端子および前記メス端子の板部は、前記直線に対して鋭角または鈍角に交差して延びるように配置されていることを特徴とする。
このように、開口部における開口面積の縮小を図ることで、筐体内の圧力流体と絶縁端子とが接触する面積、つまり受圧力面積を縮小することができる。さらに、上述の直線に沿った長さの短縮を図ることにより、絶縁端子を筐体に固定する固定部材の配置間隔を短くすることができる。
一方、オス端子およびメス端子の板部が上述の直線に対して略平行に延びるように配置された場合には、開口部における開口面積の縮小を図ることはできるが、上述の直線に沿った長さの短縮を図ることはできない。
図1は、本発明の一実施形態に係る電動圧縮機の構成の概略を説明する断面図である。
本実施形態においては、電動圧縮機(車両用空調用電動圧縮機)1を車両用空気調和機に用いられる圧縮機であって、インバータにより駆動回転数が制御される電動圧縮機に適用して説明する。
電動圧縮機1には、図1に示すように、車両用空気調和機に用いられる冷媒を圧縮するスクロール圧縮部3と、スクロール圧縮部3を駆動する電動部5と、が設けられている。
ボックス83は、内部にインバータ部69を納めるものである。ボックス83は円筒部77の半径方向外側に向かって開口するものである。
円筒部77には、図1から図3に示すように、インバータ部69と電動部5とを接続するための開口部111が設けられている。
開口部111には絶縁端子112が配置されている。絶縁端子112は、耐圧構造を兼ねる金属板114と、当該金属板114を貫通して電動部5とインバータ部制御部69とを電気的に接続するピンである一の配線131がガラス固化体によって一体に形成されている。ガラス固化体を金属板114と一の配線131との間に配置することで、金属板114と一の配線131とが絶縁されている。
本実施形態では、開口部111におけるX軸線方向の寸法をdx、Z軸線方向の寸法をdzと表記する。
端子部121のオス端子122は、図4および図5に示すように、Y軸線方向に沿って延びる一の配線131に取付けられた板状の部材である。オス端子122は、一の配線131におけるインバータ部69側の端部、および、電動部5側の端部の少なくとも一方に、例えば溶接などにより固定されて電気的に接続されている。
なお、一の配線131は絶縁端子112を貫通して、インバータ部69側と電動部5側とに向かって延びる導電性を有する部材であって、例えばピンも含まれる。
端子部121のメス端子123は、図6に示すように、Y軸線に沿って延びる他の配線132に取付けられ、他の配線132と電気的に接続されている。
なお、他の配線132は、インバータ部69や電動部5に接続された配線である。
メス端子123には、図6および図7に示すように、他の配線132に沿って延びる板状の板部125と、該板部125との間にオス端子122を保持する保持部126と、が設けられている。
保持部126は、図6および図7に示すように、板部125の両端を折り曲げて弾性を有するように形成された部材である。図6においては、Y軸線に沿って延びる折り曲げ部により形成された保持部126の例が示されている。
さらに、保持部126が弾性を有するため、オス端子122を板部125と保持部126との間に容易に保持することができる。
インバータ外部から供給された直流電流は、図1に示すように、インバータ部69のパワートランジスタなどの電子素子により周波数が制御され、電動部5に供給される。
電動部5では、周波数が制御された交流電流に基づいてステータ63が交流磁界を形成する。ロータ65は、形成された交流磁界との相互作用により回転駆動力を発生する。ロータ65により発生された回転駆動力は、主軸11に伝達される。
旋回スクロールが公転駆動されると、固定スクロールとの間に形成された圧縮室が、冷媒を取り込み圧縮する。具体的には、圧縮室は、固定スクロールおよび旋回スクロールの外周端で冷媒を取り込む。そして、旋回スクロールの公転により取り込んだ冷媒を圧縮する。
圧縮室に圧縮された冷媒は、ハウジング13の外部に吐出される。
このように、開口部111における開口面積の縮小を図ることで、円筒部77内の冷媒と絶縁端子112とが接触する面積、つまり受圧力面積を縮小することができる。さらに、上述の直線に沿った長さの短縮を図ることにより、絶縁端子112を筐体に固定する固定部材である固定ボルトの配置間隔を短くすることができる。つまり、本実施形態の電動圧縮機1における端子部分の絶縁性および気密性を確保することができる。
一方、オス端子122およびメス端子123の板部が上述の直線に対して略平行に延びるように配置された場合には、開口部111における開口面積の縮小を図ることはできるが、上述の直線に沿った長さの短縮を図ることはできない。
5 電動部
67 モータケース(筐体)
69 インバータ部(制御部)
77 円筒部(筐体)
69 インバータ部制御部
111 開口部
112 絶縁端子
122 オス端子
123 メス端子
121 端子部
131 一の配線
132 他の配線
125 板部
126 保持部
Claims (1)
- 筐体内に配置される電動部と、
前記筐体外に配置される制御部と、
前記筐体における前記電動部と前記制御部とを連通する開口部と、
該開口部を塞ぐ絶縁端子と、
略直線上に並ぶとともに前記絶縁端子を貫通し、前記電動部側および前記制御部側に延びる複数の一の配線と、
前記電動部および前記制御部の少なくとも一方と電気的に接続される複数の他の配線と、
前記一の配線および前記他の配線の一方と電気的に接続される板状のオス端子と、
前記一の配線および前記他の配線の他方と電気的に接続され、板状に延びる板部と、該板部の両端に配置され、前記板部との間に前記オス端子を保持する保持部とを有するメス端子と、が設けられ、
前記オス端子および前記メス端子の板部は、前記直線に対して鋭角または鈍角に交差して延びるように配置されていることを特徴とする車両空調用電動圧縮機。
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JP2007259161A JP5244359B2 (ja) | 2007-10-02 | 2007-10-02 | 車両空調用電動圧縮機 |
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JP2007259161A JP5244359B2 (ja) | 2007-10-02 | 2007-10-02 | 車両空調用電動圧縮機 |
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JP2009085181A true JP2009085181A (ja) | 2009-04-23 |
JP5244359B2 JP5244359B2 (ja) | 2013-07-24 |
Family
ID=40658891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007259161A Active JP5244359B2 (ja) | 2007-10-02 | 2007-10-02 | 車両空調用電動圧縮機 |
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---|---|---|---|---|
JPS61113385U (ja) * | 1984-12-24 | 1986-07-17 | ||
JPH05135830A (ja) * | 1991-11-08 | 1993-06-01 | Japan Aviation Electron Ind Ltd | コネクタ |
JPH0561474U (ja) * | 1992-01-27 | 1993-08-13 | 三菱電機株式会社 | 冷媒圧縮機の端子箱 |
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- 2007-10-02 JP JP2007259161A patent/JP5244359B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0561474U (ja) * | 1992-01-27 | 1993-08-13 | 三菱電機株式会社 | 冷媒圧縮機の端子箱 |
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JP5244359B2 (ja) | 2013-07-24 |
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