JP2009082945A - アーク溶接ロボットシステムの制御方法及びアーク溶接ロボットシステム - Google Patents

アーク溶接ロボットシステムの制御方法及びアーク溶接ロボットシステム Download PDF

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Abstract

【課題】
アーク溶接ロボットが把持する溶接トーチの移動速度が、非線形的に変化した場合、溶接トーチの移動速度に基づいて溶接条件を変更しても溶接ワーク上に均一な溶接ビードを形成することができるアーク溶接ロボットシステムを提供する。
【解決手段】
溶接ロボットシステムは、アーク溶接ロボットの各関節の開始位置と目標位置間を仮動作をさせた場合に各関節のうち動作時間が最大となる関節の最長動作時間と同じとなるように各関節の終了時間の同期処理し、各関節の動作速度及び加減速度を計算した値を速度予測値等として演算する。システムは各関節のロボット動力学モデルを演算して最適な加減速度を演算し、最適な加減速度に基づいて順変換処理して溶接トーチの作用点の移動速度を演算し、移動速度と溶接トーチの作用点の目標速度に基づいて溶接条件補正率を算出して予め定めた溶接条件を変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アーク溶接ロボットシステムの制御方法及びアーク溶接ロボットシステムに関するものである。
従来、アーク溶接ロボットにおいて、溶接電流や溶接電圧を含む溶接条件を変更するアーク溶接方法は、特許文献1〜3が公知である。特許文献1では、溶接条件変更の始点及び終点に対して設定された溶接電流、溶接電圧、及び溶接速度を徐々に変更する方法として、下記の方法が提案されている。第1の方法は、始点からの移動距離を変数とする所定関数に基づいた変更方法であり、第2の方法は、始点から終点までの総補間数に基づいた変更方法である。特許文献1では、溶接条件の変更を開始した始点からの移動距離や、始点から終点までの総補間数に基づいて溶接条件を連続的かつ徐々に溶接条件を変更するようにし、始点と終点で異なる溶接速度を設定した場合、始点から終点までの間では溶接速度を線形的に変化するように制御するようしている。
特許文献2では、ロボットの移動速度に応じて、溶接速度を加速処理するときは、ロボットの加速処理において速度を直線的に増大させ、ロボットの加速処理と同様に、溶接指令電流や、溶接指令電圧を直線的に変更するようにしている。
特許文献3では、ロボットの各軸の位置の検出に基づいて、ロボットの各アーム長さの等の物理的特性から順変換処理を行ってアーク溶接を行う溶接トーチの位置を算出し、前の演算周期時の溶接トーチの位置と、現在の位置に基づいて移動速度を求め、その移動速度に応じて、溶接電流を制御するようにしている。
なお、特許文献4には、演算周期毎に、溶接の開始位置、目標位置、速度予測値とロボットダイナミクスペースパラメータに基づいて、慣性行列、粘性行列、重力行列を含む開始位置、目標位置におけるロボット動力学モデルを計算する方法が開示されている。そして、特許文献4にはロボット動力学モデルに基づいて、加速度予測値の各関節間の関係と各関節の許容ピークトルクの条件を満足する最適な加速度及び減速度を演算した後、これをアーク溶接ロボットが把持する溶接トーチの作用点における移動速度に変換し、ロボット動力学モデルを考慮した溶接トーチの移動速度を算出する方法が開示されている。
特開平10−6005号公報 特開平6−179077号公報(段落0023〜0024、図3) 特開2000−271888号公報(段落0017、0021〜0029) 特開2002−91572号公報
特許文献1の溶接条件の変更方法では、溶接条件の変更を開始した始点からの移動距離や、始点から終点までの総補間数に基づいて溶接条件を連続的かつ徐々に溶接条件を変更し、始点と終点で、異なる溶接速度を設定した場合、溶接速度は始点から終点までの間で線形的に変化するように制御されている。
しかし、アーク溶接ロボットの各関節部分には、非線形な外力、具体的には慣性力、遠心力、コリオリ力、重力並びにアーク溶接ロボットの各関節に取り付けられた減速機構部に働く摩擦力や粘性抵抗が作用している。このため、溶接条件を変更する始点及び終点におけるアーク溶接ロボットの位置・姿勢、溶接速度によっては、アーク溶接ロボットの把持している溶接トーチの実際の速度は非線形的に変化する。この結果、特許文献1の方法で溶接条件を変更した場合は、アーク溶接ロボットが把持する溶接トーチの実際の移動速度と溶接条件との間に同期性がなく、溶接ワーク上に形成される溶接ビードの形状が均一にならない。特に、溶接開始部分では、アーク溶接ロボットが停止した状態から溶接条件で設定された溶接速度に加速することになり、摩擦力や粘性抵抗の影響を大きく受けるため、溶接ワークに熱が入り過ぎて溶接ワークに穴が空いたり、溶接ビードがくびれて一般的に「アンダーカット」といわれる溶接欠陥が発生する。
特許文献2においても、ロボットの移動速度に応じて、溶接速度を加速処理するときは、ロボットの加速処理において速度を直線的に増大させ、ロボットの加速処理と同様に溶接指令電流や、溶接指令電圧を直線的に変更することから、特許文献1と同様の問題がある。
特許文献3では、ロボットの各軸の位置の検出に基づき、ロボットの各アーム長さの等の物理的特性から順変換処理を行って溶接トーチの位置を算出し、前の演算周期時の溶接トーチの位置と現在の位置に基づいて溶接トーチの移動速度を求め、その移動速度に応じて、溶接電流を制御することから、溶接条件の変更は、溶接速度に応じて行っている。しかし、特許文献3をはじめとして一般的には位置、速度の制御は、ループ制御が行われてサーボ遅れが生じることから、溶接トーチの移動速度に応じて溶接条件の制御もサーボ遅れの影響を受ける。
本発明の目的は、アーク溶接ロボットが把持する溶接トーチの移動速度が、非線形的に変化した場合、溶接トーチの移動速度に基づいて溶接条件を変更しても、溶接ワーク上に均一な溶接ビードを形成することができるアーク溶接ロボットシステムの制御方法及びアーク溶接ロボットシステムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、アーク溶接ロボットの各関節において、各関節の開始位置と目標位置間を仮動作をさせた場合に各関節のうち動作時間が最大となる関節の最長動作時間を割り出し、各関節の動作時間が最長動作時間と同じになるように終了時間の同期処理して、各関節の動作速度及び加減速度を計算した値をそれぞれ、速度予測値、加速度予測値及び減速度予測値として演算するステップと、各関節に関するロボット動力学パラメータに基づいてロボット動力学モデルを演算するステップと、前記ロボット動力学モデルに基づいて、各関節の最適な加減速度を演算するステップと、前記最適な加減速度に基づいて順変換処理して溶接トーチの作用点の移動速度を演算するステップと、前記移動速度と、溶接トーチの作用点の目標速度に基づいて溶接条件補正率を算出し、同溶接条件補正率に基づいて、予め定めた溶接条件を変更するステップを含むアーク溶接ロボットシステムの制御方法を要旨とするものである。
請求項2の発明は、請求項1において、前記最適な加減速度は、前記加速度予測値の各関節間の比例関係と、各関節の許容ピークトルクの条件を満足するものであることを特徴とする。
請求項3の発明は、アーク溶接ロボットの各関節において、各関節の開始位置と目標位置間を仮動作をさせた場合に各関節のうち動作時間が最大となる関節の最長動作時間を割り出し、各関節の動作時間が最長動作時間と同じになるように終了時間の同期処理して、各関節の動作速度及び加減速度を計算した値をそれぞれ、速度予測値、加速度予測値及び減速度予測値として演算する第1演算手段と、各関節に関するロボット動力学パラメータに基づいてロボット動力学モデルを演算する第2演算手段と、前記ロボット動力学モデルに基づいて、各関節の最適な加減速度を演算する第3演算手段と、前記最適な加減速度に基づいて順変換処理して溶接トーチの作用点の移動速度を演算する第4演算手段と、前記移動速度と、溶接トーチの作用点の目標速度に基づいて溶接条件補正率を算出し、同溶接条件補正率に基づいて、予め定めた溶接条件を変更する変更手段を含むアーク溶接ロボットシステムを要旨とするものである。
請求項4の発明は、請求項3において、前記最適な加減速度は、前記加速度予測値の各関節間の比例関係と、各関節の許容ピークトルクの条件を満足するものであることを特徴とする。
以上詳述したように、請求項1及び請求項2の発明によれば、アーク溶接ロボットが把持する溶接トーチの移動速度が、非線形的に変化した場合、溶接トーチの移動速度に基づいて溶接条件を変更しても、溶接ワーク上に均一な溶接ビードを形成することができるアーク溶接ロボットシステムの制御方法を提供できる。
請求項3及び請求項4の発明によれば、アーク溶接ロボットが把持する溶接トーチの移動速度が、非線形的に変化した場合、溶接トーチの移動速度に基づいて溶接条件を変更しても、溶接ワーク上に均一な溶接ビードを形成することができるアーク溶接ロボットシステムを提供できる。
以下、本発明をアーク溶接ロボットシステムに具体化した一実施形態を図1〜7を照して説明する。
図1には、アーク溶接ロボットシステムの概要が示されている。アーク溶接ロボットシステムは溶接トーチ11を備えた6軸の溶接ロボットマニピュレータ(以下、単にマニピュレータという)10、マニピュレータ10を制御するロボットの制御装置20、溶接トーチ11に電力を供給する溶接機30等を備えている。
図2に示すように制御装置20は、CPUからなるシステムコントロール部21、6軸のマニピュレータ10を制御するモーション制御部24、溶接制御部25、ロボットの作業プログラムを格納する第1記憶部22、仮の加減速度情報を記憶する第2記憶部23、溶接機30と通信するための溶接電源インターフェイス26を備えている。前記第1記憶部22や第2記憶部23は例えば、ハードディスク等の書き込み読出し可能な記憶装置により構成されている。
溶接条件(すなわち、溶接電流(溶接電流(初期)、目標溶接電流を含む。以下、断りがない場合は、両者の意味を含む)、溶接電圧(溶接電圧(初期)、目標溶接電圧を含む。以下、断りがない場合は、両者の意味を含む))等の教示データは、ティーチペンダント40を介して入力される。そして、システムコントロール部21は、入力された教示データを第2記憶部23や第1記憶部22に格納する。なお、図1に示すようにティーチペンダント40は、ディスプレイ41と、キーや、押しボタン等の入力手段42を備えている。
前記第1記憶部22には、マニピュレータ10を動作させるときのマニピュレータ10の各関節の開始位置と、目標位置と、目標速度、溶接条件が、教示データとして予めティーチペンダント40により入力されて、作業プログラムが格納される。
前記第2記憶部23が記憶する仮の加減速度情報とは、マニピュレータ10のすべての姿勢で動作が可能な各関節の仮の加速度と仮の減速度の情報を含み、これらの情報は、速度パターンを予測演算するときに用いられ、予めティーチペンダント40により入力されて第2記憶部23に格納される。なお、本明細書において、加減速度とは、加速度と減速度を意味しており、また、加速と減速とを含む趣旨である。
さらに、第2記憶部23にはマニピュレータ10の各関節に連結されるリンクの慣性テンソルと、同リンクの質量と、同リンクの重心位置とを含むロボット動力学パラメータ(ロボットダイナミクスパラメータ)がティーチペンダント40により格納される。
図2に示すように溶接機30は、制御装置20と通信を行う制御装置インターフェイス31と、RAM32、電力増幅器34を制御する溶接条件制御部33を備えている。電力増幅器34は溶接条件制御部33により制御されて溶接電圧を溶接トーチ11と溶接ワークとしてのワークWとの間に印加するとともに溶接電流を供給する。
本実施形態では、モーション制御部24は、第1〜第4演算手段、変更手段に相当する。
次に、図3を参照して、本実施形態の溶接ロボットシステムのモーション制御部24が実行する作業プログラムの動作処理について説明する。この処理は、所定の演算周期毎に実行される。
(S10)
ステップ(以下、ステップをSという)10において、モーション制御部24は第1記憶部22の教示データに基づいて、6軸のマニピュレータ10の各関節の開始位置、目標位置及び目標速度をセット(設定)する。
(S20)
S20において、モーション制御部24はS10で設定されたデータと、第2記憶部23内の仮の加減速度情報とに基づいて、第1の速度パターン計算を行い、マニピュレータ10の各関節の動作時間予測値と仮速度予測値とを演算する。
この演算の具体例について簡単に説明する。なお、説明の便宜上、以下では、第1の関節、第2の関節、及び第3の関節を有する3軸のマニピュレータとして説明する。
開始位置、目標位置、目標速度、仮の加減速度情報がセットされると、これらのデータに基づいて各関節毎に移動量の計算処理が行われ、第1の速度パターンの計算が行われる。ここでは、第1の速度パターン計算方法における第1の関節、第2の関節、及び第3の関節の目標加速度Aとして仮の加速度Asmp1〜Asmp3を、目標減速度Dとして仮の減速度Dsmp1〜Dsmp3を使用するものとする。なお、移動量は、第1の関節から第2の関節の開始位置はθs1〜θs3とし、目標位置はθe1〜θe3として算出する。又、第1の関節から第2の関節の目標速度はV1〜V3とする。
従って、第1の速度パターン計算により、以下の値(仮速度予測値及び動作時間予測値)が予測される。すなわち、第1の速度パターン計算方法により演算される第1の関節、第2の関節、及び第3の関節の仮速度予測値Vest1〜Vest3となり、動作時間予測値Test1〜Test3となる。その概念を図4に示す。図4に示す例では、第1の関節及び第2の関節は、目標速度に達するに必要な移動量があったが、第3の関節は移動量が少なく、目標速度に達していない。
(S30)
さらに、S30において、モーション制御部24はS20で演算された全ての関節の速度パターンに対して終了時間の同期処理を実行する。この終了時間の同期処理は、上記動作時間予測値の中から、動作時間が最大となる関節を最大動作関節とし、その最大動作関節の動作時間を最長動作時間Tmaxとする。そして、モーション制御部24は各関節について、上記動作時間予測値が上記最長動作時間と同じになるように、動作速度及び加減速度を再計算した値をそれぞれ、速度予測値、加速度予測値及び減速度予測値として図示しないRAMに一時的に格納する。
前記3軸のマニピュレータで説明すると、前述の終了時間の同期処理後におけるロボット各関節の速度及び加減速度の値を以下のように再予測する。
ここでの第1の関節、第2の関節、及び第3の関節の速度予測値Vrea1〜Vrea3とする。又、第1の関節、第2の関節、及び第3の関節の加速度予測値Area1〜Area3とする。さらに、第1の関節、第2の関節、及び第3の関節の減速度予測値Drea1〜Drea3とする。
上記動作時間予測値における最長動作時間をTmaxとおくと、上記の値は、以下の式から演算できる。終了時間の同期処理の概念を図5(a)〜(c)に示す。図5の予測例では、移動量の少ない第2の関節及び第3の関節の速度及び加減速度が低下しているのがわかる。
Vreai=Vesti・Testi/Tmax
Areai=Asmpi・(Testi/Tmax)2
Dreai=Dsmpi・(Testi/Tmax)2
(S40)
そして、S40において、モーション制御部24は、第2記憶部23内のロボット動力学パラメータに基づいて、開始位置及び目標位置のロボット動力学モデルの演算処理を実行する。
すなわち、モーション制御部24は、上記ロボット動力学パラメータと、マニピュレータ10の各関節の位置及び速度から、下記式(1)で表現されるロボット動力学モデルを生成する。具体的にはロボット動力学モデルを表わす下式(1)において、未知の値は、関節の位置及び速度のみであり、これに開始位置θsと、速度予測値Vreaとを入力すれば、開始位置におけるロボット動力学モデルを計算できる。同様に、目標位置θeと、速度予測値Vreaを入力すれば、目標位置におけるロボット動力学モデルを計算できる。
T=H(θ)・θdd+C(θ,θd)+G(θ)・g …(1)
ここで、θは、関節位置(位置)であり、θdは関節速度であり、θddは関節加速度gは重力加速度ベクトルである。
なお、マニピュレータ10の各関節に連結されるリンクの重心位置、質量、リンク長さ、慣性テンソル並びに、各関節の位置(すなわち角度)、速度、加速度から、各関節に発生するトルクTが、式(1)により演算できることが知られており、ロボット動力学モデルという。式(1)のロボット動力学モデルは、慣性行列Hと、粘性行列Cと、重力行列Gから構成される。慣性行列Hはマニピュレータ10の各関節の加速度により関節自身に発生するトルク並びに他関節の加速度により発生する干渉トルクを示し、粘性行列Cはマニピュレータ10の各関節の遠心力及びコリオリ力により発生するトルクを示し、重力行列Gは、マニピュレータ10の各関節の重力モーメントにより発生するトルクを示す。そして、慣性行列H、粘性行列C及び重力行列Gは、マニピュレータ10の各関節に連結されるリンクの重心位置、質量、慣性テンソル、及び各関節の位置、速度、加速度から計算できる。ここで、ロボット各関節に連結されるリンクの重心位置、質量、慣性テンソル、リンク長さは、ロボットの機構やリンク形状及び材質から予め求めておくことが可能な既知の固定値であるから、式(1)を使用すると、各関節の位置、速度、加速度の3つから、各関節に発生するトルクが演算できる。
そして、この処理では、上記開始位置及び目標位置と上記速度予測値と上記ロボット動力学パラメータから、開始位置及び目標位置における慣性行列、粘性行列及び重力行列を含むロボット動力学モデルを演算して図示しないRAMに格納する。なお、開始位置及び目標位置における慣性行列H、粘性行列C及び重力行列Gを含むロボット動力学モデルの演算は、特許文献4で公知であり、詳細説明を省略する。
(S50)
さらに、S50においてモーション制御部24は、最適な加減速度の演算を実行する。この処理では、上記演算されたロボット動力学モデルに基づいて、式(3)と、上記加速度予測値及び減速度予測値における各関節間の比例関係を同時に満足する加減速度を、最適な加減速度として求める。
なお、式(3)は、下記のようにして得られる。すなわち、マニピュレータ10の各関節に発生させることができるトルクは、モータや機械の設計仕様から制限される既知の値であり、これを許容ピークトルクTpeakとすると、上記式(1)の左辺を次式のように置き換えることができる。
Tpeak≧H(θ)・θdd+C(θ,θd)+G(θ)・g …(2)
上式(2)から式(3)が得られる。
Tpeak−(C(θ,θd)+G(θ)・g)≧H(θ)・θdd …(3)
すなわち、モーション制御部24は、加速時には、加速度予測値Areaの各関節間の後述する比例関係が保たれ、かつ式(3)を満足するような最適な加速度Aoptを演算する。又、一方、モーション制御部24は、減速時においては、減速度予測値Dreaの各関節間の後述する比例関係が保たれ、かつ式(3)を満足するような最適な減速度Doptを演算し、演算された最適な加速度Aopt及び最適な減速度Doptを図示しないRAM内に格納する。
ここで、比例関係について述べる。なお、この比例関係は、説明の便宜上、3軸のマニピュレータで表わす。
Aopt1:Aopt2:Aopt3=Area1:Area2:Area3
Dopt1:Dopt2:Dopt3=Drea1:Drea2:Drea3
なお、Aopt,Doptに付した数字1〜3は、第1〜第3の関節に関することを意味する。なお、この比例関係の詳細説明については、特許文献4で公知であるため省略する。
次に、S30の処理結果に基づいて、モーション制御部24は、最長動作時間となった関節を検索する。そして、モーション制御部24は、検索した関節である第kの関節について、S50で演算された最適な加速度Aoptk(なお、kは1〜6)と、最適な減速度Doptk(なお、kは1〜6)と、第k関節の教示データ(開始位置、目標位置、目標速度)とから、前記第1の速度パターン計算方法を用いて第k関節の速度パターンを演算する。さらに、モーション制御部24は、その動作時間を基準動作時間Tbaseとし、演算結果を図示しないRAMに格納する。
さらに、モーション制御部24は、第kの関節以外のすべての関節について、第2の速度パターン計算方法を用いて、基準動作時間Tbaseと、最適な加速度Aoptと、最適な減速度Doptと、開始位置、目標位置とから、動作時間が基準動作時間Tbaseで、最適な加速度Aopt及び減速度Doptで動作する速度パターンを生成する。そして、モーション制御部24はこの速度パターンを図示しないRAMに格納する。
ここで、第2の速度パターンを図6を参照して説明する。
図6に示すように、既知の値である基準動作時間Tbase、第iの関節の最適な加速度Aopti、第iの関節の最適な減速度Dopti、第iの関節の移動量Saiは、第iの関節の最適な速度Vopti、第iの関節の加速時間Tai、第iの関節の定速度時間Tci、第iの関節の減速時間Tdiにより以下の式で表される。
Tbase=Tai+Tci+Tdi …(4)
Sai=Vopti・(Tci+(Tai+Tdi)/2) …(5)
Vopti=Tai・Aopti …(6)
Vopti=Tdi・Dopti …(7)
式(4)〜式(7)の4つの式からなる連立方程式を解くと、時間Tci、Vopti、Tai、Tdiを、以下の式から演算できる。
Figure 2009082945
Vopti=(Tbase−Tci)・Aopti・Dopti/(Dopti+Aopti) …(9)
Tai=Vopti/Aopti …(10)
Tdi=Vopti/Dopti …(11)
なお、上記処理を行った後、モーション制御部24は、動作時間が基準動作時間Tbaseとなり、最適な加速度Aoptで動作し、最適な減速度Doptで動作する速度パターンがすべての関節で存在したか否かを判断し、この判断がYESのときはS60に移行するが、この判断がNOのときは、下記の処理を行う。
すなわち、モーション制御部24は、動作時間が基準動作時間Tbaseとなり、最適な加速度Aoptで動作し、最適な減速度Doptで動作する速度パターンが存在しなかったすべての関節について、第1の速度パターン計算方法を用いる。そして、最適な加速度Aoptと、最適な減速度Doptと、教示データ(開始位置、目標位置、目標速度)から速度パターンを演算して図示しないRAMに格納する。
そして、モーション制御部24は、上記のようにS50で演算された速度パターンに基づいて、すべての関節の速度パターンの中から最長動作時間を抽出し、すべての関節について、最長動作時間と一致するように、速度パターンを再計算して計算結果を図示しないRAMに格納する。
(S60)
次に、モーション制御部24は、加速度予測値の各関節間の比例関係と各関節の許容ピークトルクTpeakの条件を満足する各関節の最適な加速度Aoptと、最適な減速度Doptに基づいて、順変換処理して溶接トーチ11の作用点における移動速度の演算を行う。このときに算出された溶接トーチ11の作用点における移動速度Vrdは、ロボット動力学モデルを考慮した溶接トーチの作用点における移動速度である。
(S70)
次に、モーション制御部24は、溶接条件補正率λ(n)の算出を下記式に基づいて行う。
λ(n)=Vrd/目標速度(すなわち、教示データに基づく溶接トーチの作用点の移動速度)
nは、開始位置と目標位置との間に溶接トーチが移動する間に行われる補間のための演算周期である。
(S80)
次に、モーション制御部24は、下記式により、実際に使用される溶接電流及び溶接電圧の演算を行う。
Figure 2009082945
(S90)
続いて、モーション制御部24は、S80で算出した溶接電流及び溶接電圧を溶接制御部25、溶接電源インターフェイス26、制御装置インターフェイス31を介して溶接条件制御部33に通知し、この処理を終了する。
溶接条件制御部33は、電力増幅器34を制御して、変更された溶接条件である溶接電圧を溶接トーチ11とワークWとの間に印加するとともに変更された溶接条件である溶接電流を供給する。
図7は、横軸が時間、縦軸が溶接速度であり、実線は、開始位置(時間が0のとき)から加速して目標速度で目標位置に溶接トーチを移動させる場合において、教示データで与えられた理想的な溶接トーチの作用点の溶接速度(移動速度)を表している。二点鎖線は、同様に開始位置から目標位置まで達する場合にサーボ遅れが生じた場合の例を示し、前述した理想的な溶接トーチの作用点が目標位置に達するまでに要する加速時間に比して加速時間は延びる。
それに対して、本実施形態の場合は、ロボット動力学モデルを考慮しているため、サーボ遅れが生じている場合よりも、開始位置から目標位置までに要する加速時間を少なくすることができる。又、溶接速度(移動速度)は、非線形に変化するが、本実施形態において、開始位置から目標位置まで加速する場合、溶接速度(移動速度)に応じた溶接条件補正率で溶接条件が変更される。
このため、アーク溶接ロボットが把持する溶接トーチ11の実際の移動速度と溶接条件との間に同期性があるため、溶接ワーク上に形成される溶接ビードの形状が均一にすることができる。
特に、溶接開始部分では、アーク溶接ロボットが停止した状態から溶接条件で設定された溶接速度に加速することになり、摩擦力や粘性抵抗の影響を大きく受ける。しかし、本実施形態では、ロボット動力学モデルを考慮しているため、溶接ワークに熱が入り過ぎて溶接ワークに穴が空くことがなく、溶接ビードがくびれて一般的に「アンダーカット」といわれる溶接欠陥が発生することはなくなる。
さて、上記のように構成された溶接ロボットシステムは、下記の特徴がある。
(1) 本実施形態で溶接方法は、S30で、アーク溶接ロボットの各関節において、各関節の開始位置と目標位置間を仮動作をさせた場合に各関節のうち動作時間が最大となる関節の最長動作時間を割り出すようにしている。そして、S30において、各関節の動作時間が最長動作時間と同じになるように終了時間の同期処理して、各関節の動作速度及び加減速度を計算した値をそれぞれ、速度予測値、加速度予測値及び減速度予測値として演算する。又、本実施形態の溶接方法は、S40で、各関節に関するロボット動力学パラメータに基づいてロボット動力学モデルを演算し、S50で、ロボット動力学モデルに基づいて、各関節の最適な加減速度を演算する。そして、本実施形態の溶接方法は、S60で、最適な加減速度に基づいて順変換処理して溶接トーチの作用点の移動速度を演算し、S70で、前記移動速度と、溶接トーチの作用点の目標速度に基づいて溶接条件補正率を算出し、S80で同溶接条件補正率に基づいて、予め定めた溶接条件を変更するようにしている。この結果、アーク溶接ロボットが把持する溶接トーチ11の移動速度が、非線形的に変化した場合、溶接トーチの移動速度に基づいて溶接条件を変更しても、ワークW(溶接ワーク)上に均一な溶接ビードを形成することができる。
(2) 本実施形態の溶接方法では、前記最適な加減速度は、前記加速度予測値の各関節間の比例関係と、各関節の許容ピークトルクの条件を満足するようにしている。この結果、加速度予測値の各関節間の比例関係と、各関節の許容ピークトルクの条件を満足することにより、容易に上記(1)の効果を実現できる。
(3) 本実施形態の溶接ロボットシステムのモーション制御部24は、第1演算手段として、アーク溶接ロボットの各関節において、各関節の開始位置と目標位置間を仮動作をさせた場合に各関節のうち動作時間が最大となる関節の最長動作時間を割り出すようにしている。又、モーション制御部24は、第1演算手段として、各関節の動作時間が最長動作時間と同じになるように終了時間の同期処理して、各関節の動作速度及び加減速度を計算した値をそれぞれ、速度予測値、加速度予測値及び減速度予測値として演算する。
又、モーション制御部24は、第2演算手段として、各関節に関するロボット動力学パラメータに基づいてロボット動力学モデルを演算し、第3演算手段として、ロボット動力学モデルに基づいて、各関節の最適な加減速度を演算する。さらに、モーション制御部24は、第4演算手段として、最適な加減速度に基づいて順変換処理して溶接トーチの作用点の移動速度を演算し、変更手段として前記移動速度と、溶接トーチの作用点の目標速度に基づいて溶接条件補正率を算出し、同溶接条件補正率に基づいて、予め定めた溶接条件を変更する。この結果、アーク溶接ロボットが把持する溶接トーチ11の移動速度が、非線形的に変化した場合、溶接トーチの移動速度に基づいて溶接条件を変更しても、ワークW(溶接ワーク)上に均一な溶接ビードを形成することができる。
(4) 又、本実施形態の溶接ロボットシステムでは、前記最適な加減速度は、前記加速度予測値の各関節間の比例関係と、各関節の許容ピークトルクの条件を満足するものである。この結果、容易に上記(3)の効果を実現できる。
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 前記各実施形態では、6軸の溶接ロボットマニピュレータは6軸としたが、6軸に限定されるものではなく、6軸以外のマニピュレータ、例えば、2軸以上の関節を備えていればよい。
本発明を具体化した一実施形態の溶接ロボットシステムの概略構成図。 同じく溶接ロボットシステムの電気ブロック図。 同じくロボット制御装置が実行する作業プログラムのフローチャート。 速度パターンの予測演算処理の概念を示すグラフであり、(a)は第1の関節の予想速度パターンを示す時間対第1の関節の速度特性を示すグラフ、(b)は第2の関節の予想速度パターンを示す時間対第2の関節の速度特性を示すグラフ、(c)は第3の関節の予想速度パターンを示す時間対第3の関節の速度特性を示すグラフ。 速度パターンの終了時間の同期処理の概念を示すグラフであり、(a)は第1の関節の予想速度パターンを示す時間対第1の関節の速度特性を示すグラフ、(b)は第2の関節の予想速度パターンを示す時間対第2の関節の速度特性を示すグラフ、(c)は第3の関節の予想速度パターンを示す時間対第3の関節の速度特性を示すグラフ。 台形状の速度パターンのときの本実施形態で用いる第1の速度パターン計算方法を示す、時間対速度特性を示すグラフ。 開始位置(時間が0のとき)から加速して目標速度で目標位置に溶接トーチを移動させる場合教示データで与えられた理想的な溶接トーチの作用点の溶接速度、ロボット動力学を考慮した速度、及びサーボ遅れを含む速度の説明図。
符号の説明
10…マニピュレータ、11…溶接トーチ、
20…制御装置、21…システムコントロール部、
22…第1記憶部、23…第2記憶部、
24…モーション制御部(第1〜第4演算手段、変更手段)、
30…溶接機、40…ティーチペンダント。

Claims (4)

  1. アーク溶接ロボットの各関節において、各関節の開始位置と目標位置間を仮動作をさせた場合に各関節のうち動作時間が最大となる関節の最長動作時間を割り出し、各関節の動作時間が最長動作時間と同じになるように終了時間の同期処理して、各関節の動作速度及び加減速度を計算した値をそれぞれ、速度予測値、加速度予測値及び減速度予測値として演算するステップと、
    各関節に関するロボット動力学パラメータに基づいてロボット動力学モデルを演算するステップと、
    前記ロボット動力学モデルに基づいて、各関節の最適な加減速度を演算するステップと、
    前記最適な加減速度に基づいて順変換処理して溶接トーチの作用点の移動速度を演算するステップと、
    前記移動速度と、溶接トーチの作用点の目標速度に基づいて溶接条件補正率を算出し、同溶接条件補正率に基づいて、予め定めた溶接条件を変更するステップを含むアーク溶接ロボットシステムの制御方法。
  2. 前記最適な加減速度は、前記加速度予測値の各関節間の比例関係と、各関節の許容ピークトルクの条件を満足するものであることを特徴とする請求項1に記載のアーク溶接ロボットシステムの制御方法。
  3. アーク溶接ロボットの各関節において、各関節の開始位置と目標位置間を仮動作をさせた場合に各関節のうち動作時間が最大となる関節の最長動作時間を割り出し、各関節の動作時間が最長動作時間と同じになるように終了時間の同期処理して、各関節の動作速度及び加減速度を計算した値をそれぞれ、速度予測値、加速度予測値及び減速度予測値として演算する第1演算手段と、
    各関節に関するロボット動力学パラメータに基づいてロボット動力学モデルを演算する第2演算手段と、
    前記ロボット動力学モデルに基づいて、各関節の最適な加減速度を演算する第3演算手段と、
    前記最適な加減速度に基づいて順変換処理して溶接トーチの作用点の移動速度を演算する第4演算手段と、
    前記移動速度と、溶接トーチの作用点の目標速度に基づいて溶接条件補正率を算出し、同溶接条件補正率に基づいて、予め定めた溶接条件を変更する変更手段を含むアーク溶接ロボットシステム。
  4. 前記最適な加減速度は、前記加速度予測値の各関節間の比例関係と、各関節の許容ピークトルクの条件を満足するものであることを特徴とする請求項3に記載のアーク溶接ロボットシステム。
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