JP2009082373A - 二口消火栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1つの開閉ハンドルで2つの放水口の開閉動作を可能とした二口消火栓を得ること。
【解決手段】 二口消火栓において、第1のホース接続口より上流側の消火栓本体内面に第1の弁座を設け、該第1の弁座に圧着して第1のホース接続口への給水を停止する第1の弁を備えた筒状弁体を本体内に設け、本体内周に筒状弁体の上部が当接し得る段部を設け、筒状弁体の上面開口に第2の弁座を設けると共に該第2の弁座に圧着して上記第2のホース接続口への給水を停止する第2の弁を備えたハンドル軸を本体内に設け、上記ハンドル軸の回転により上記第2の弁を上流側に移動させ、該第2の弁が上記第2の弁座に圧着して上記第2のホース接続口への給水経路を閉鎖し得るように構成し、ハンドル軸のさらなる回転により上記第1の弁を第1の弁座に圧着させて上記第1のホース接続口への給水経路をも閉鎖し得るように構成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は消火ホースを接続して消火活動に供する消火栓であって、消火ホースへの接続口を二口備えた二口消火栓に関するものである。
従来、消火栓としては、消火ホースの接続口である放水口を1つ備えたものが存在するが、当該放水口を開閉する開閉弁が当該放水口の上流側に設けられているものが一般的である(特許文献1、2)。
また、消火ホースを接続する接続口(放水口)を複数個備えた消火栓が提案されているが、この種の消火栓も、複数の放水口の上流側に1つの開閉弁が設けられているのみであり、上記複数の放水口を1つの開閉弁で一斉に開閉するものであった(特許文献3)。
実開昭55−28175号 特開平11−324035号 特開平10−15107号
ところで、上記従来の消火栓では、1つ又は複数の放水口に対して、上流側に1つの開閉弁しか存在しないため、放水口が複数個存在しても放水又は止水の動作は1個の開閉弁により一斉に行う必要があり、複数の放水口の内、何れか一のみを使用するという使い方はできないという課題があった。
また、放水口毎に開閉操作を行なうとすると、放水口毎に単独の開閉弁及び開閉ハンドルを設けることが考えられるが、かかる構成では装置自体が複雑化、大型化するという課題がある。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、2つの放水口(ホース接続口)を有する消火栓であって、1つの開閉ハンドルで2つの放水口の開閉動作を可能とし、何れか一のみの放水口を開閉することをも可能とした構造簡単な二口消火栓を提供することを目的とする。
本発明は上記従来の課題を解決するために、
第1に、消火栓本体の側面に、該本体内の水流方向とは交差する方向に第1のホース接続口と第2のホース接続口を上流側から下流側に沿って隣接して設け、上流側から上記本体を介して両接続口に消火水を供給する二口消火栓において、上記第1のホース接続口より上流側の上記消火栓本体の内面に第1の弁座を設けると共に、当該第1の弁座に圧着して上記第1のホース接続口への給水を停止し得る第1の弁を備えた上下開放筒状弁体を上記本体内に沿って移動可能に設け、かつ上記筒状弁体に筒状大径部を形成して該筒状大径部を上記本体内面に止水状態に摺接させ、上記第1のホース接続口と上記第2のホース接続口との間の上記本体内周に上記筒状弁体の上部が当接し得る段部を設け、上記第1の弁座と上記筒状弁体との間に、当該筒状弁体を常時上記段部の方向に附勢する附勢手段を設け、上記筒状弁体の上面開口に第2の弁座を設けると共に、当該第2の弁座に圧着して上記第2のホース接続口への給水を停止する第2の弁を備えたハンドル軸を上記本体内に昇降自在に設け、上記ハンドル軸の端部を上記本体から本体外部に突出させ、当該ハンドル軸の回転により上記第2の弁を昇降し得る昇降機構を備え、上記ハンドル軸の回転により上記第2の弁を上流側に移動させ、該第2の弁が上記第2の弁座に当接して上記第2のホース接続口への給水経路を閉鎖した状態に設定し得るように構成すると共に、上記ハンドル軸のさらなる回転により上記第2の弁が上記第2の弁座に当接した状態を維持したまま上記筒状弁体を下降せしめ、これにより上記第1の弁を上記第1の弁座に当接させて上記第1のホース接続口への給水経路を閉鎖状態に設定し得るように構成したものであることを特徴とする二口消火栓により構成されるものである。
第1、第2の接続口は、例えばホース接続口(6,7)により構成することができる。第1の弁座は例えば環状弁座(3’)、第1の弁は例えば環状弁(15)により構成することができる。第2の弁座は例えば環状弁座(18)、第2の弁は例えば円形弁体(22)により構成することができる。附勢手段は例えばスプリング(19)により構成することができる。このように構成すると、2つのホース接続口を有する二口消火栓において、1つのハンドル軸を操作することにより、2つの弁(ホース接続口)の開閉操作が可能であるため、消火栓のホース接続口毎に独立した操作ハンドルを設ける必要がない。また、1つのハンドル軸により、第1のホース接続口を開放して第2のホース接続口を閉鎖した状態に設定することができる。
第2に、上記筒状弁体の上記第1の弁が上記第1の弁座に圧着した状態において、上記筒状大径部は、上記第1のホース接続口と第2のホース接続口の間の本体内部に位置し、当該位置において上記第1のホース接続口を塞ぐことがないように構成したものであることを特徴とする上記第1記載の二口消火栓により構成される。
このように構成すると、第1の弁と第2の弁の閉鎖状態において、筒状弁体の筒状大径部が第1のホース接続口を塞ぐことがないように構成されているため、ハンドル軸を以って第1の弁を開放状態に設定したとき、第1のホース接続口への水流が妨げられることがなく、円滑に給水を行うことができる。
第3に、上記ハンドル軸の逆方向の回転により第2の弁を上記上流側とは逆方向に移動させることにより、上記筒状弁体に作用する下流方向への水圧により上記第2の弁座と第2の弁の閉鎖状態を維持したまま、上記第1の弁が上記第1の弁座から離間して上記第1のホース接続口への給水経路を開放状態に設定し、上記筒状弁体が上記段部に当接してその移動が停止した以降の引き続いての上記ハンドル軸の同方向への回転により、上記第2の弁が上記第2の弁座より離間して上記第2のホース接続口への給水経路を開放状態に設定し得るものであることを特徴とする上記第1又は2記載の二口消火栓により構成される。
このように構成すると、2つのホース接続口を有する二口消火栓において、1つのハンドル軸を操作することにより、第1のホース接続口と第2のホース接続口を閉鎖状態から開放状態に設定することができる。
第4に、上記第1及び第2のホース接続口への給水経路が開放した状態において、上記筒状弁体は上記附勢手段の附勢力により上記段部に当接して上記給水経路を開放した状態を維持するものであることを特徴とする上記第3記載の二口消火栓により構成される。
よって、例えば第1、第2のホース接続口を上下方向に設定したとしても、筒状弁体は自重により下降することなく、第1のホース接続口の開状態を維持し得る。
第5に、上記昇降機構は上記本体に設けた雌螺子孔と上記ハンドル軸の雄螺子部とを螺合させることにより構成したものであることを特徴とする上記第1〜4の何れかに記載の二口消火栓により構成される。
よって、螺合関係により昇降機構を構成し得るので、1つのハンドル軸で2つのホース接続口の開閉を実現しながら、シンプルな構成の二口消火栓を実現することができる。
本発明は上述のように構成されるものであるから、1つのハンドル軸の回転操作により2つのホース接続口の開閉動作を行うことができ、各接続口毎にハンドルを設ける必要がないため、簡単な操作でホース接続口の開閉を行うことができる。
また、1つのハンドル軸で2つのホース接続口の開閉動作を実現しつつ、非常にシンプルな構成の二口消火栓を実現し得るものである。
また、1つのハンドル軸の操作で2つのホース接続口の開閉を可能としながら、第1のホース接続口のみを開放して第2のホース接続口のみを閉鎖した状態に設定することもでき、機能的にも1口と2口の何れにも対応可能な二口消火栓を実現したものである。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1、図2は、本発明に係る消火栓装置の側面図である。同図において、1は筒状の消火栓本体であり、その鉛直方向下端には開口2が形成されており、当該開口2の周縁には略正方形状の本体フランジ2aが一体的に形成されている(図5参照)。
3はその内周面に接続用雌螺子3aが形成された接続用スリーブであり、当該スリーブ3は上記消火栓本体1の下端開口2に嵌着されている。当該スリーブ3の外周は上記本体フランジ2aと相似形状の正方形状のフランジ3bが形成されており、当該スリーブ3の上記開口2への嵌着状態(図2)において、上記本体フランジ2aと上記フランジ3bとは、両フランジ2a,3bの四隅の4箇所においてボルトPにより接続固定されている(図1、図5参照)。
上記接続用スリーブ3の雌螺子部3aの直径は上記消火栓本体1の上記開口2の直径よりも小さく形成されており(図2)、これにより当該スリーブ3の上記本体1への嵌着状態(図2)において、上記本体1内部側の上記接続用スリーブ3の上端部には環状段部3cが形成されており、この環状段部3cの上面が後述の環状弁15に対応する環状弁座(第1の弁座)3’として機能するように構成されている。このように環状弁座3’は、上記第1のホース接続口6より上流側の上記消火栓本体1の内面に設けられているが、上記消火栓本体1の内面と一体的に設けても良い。
上記接続用スリーブ3には、その接続用雌螺子部3aを以って直線状短管10が螺合接続されており(図1参照)、さらに当該短管10にはエルボ管11がそのフランジ部11aを以って接続されている。上記エルボ管11の上流側には消火管を介してポンプ及び貯水タンク(図示せず)が接続されており、消火時は当該貯水タンクからの消火水が上記ポンプにより上記各管11,10を介して消火栓本体1側に所定圧力で給水される。尚、GLは地面の位置であり、当該消火栓本体1は上記フランジ3bより上側が地上に立設され、上記短管10及びエルボ管11等は地下に設置されている。
上記消火栓本体1の一方の側面には同一直径の円形下段横向開口4と円形上段横向開口5とが、所定間隔の中間部Mを介して上下2段に一列に開口形成されている。これらの開口4,5周囲には雌螺子部の形成された接続用ボス4’、5’が横向きに突設されており、これら接続用ボス4’、5’に同一径の金属製筒状の下段の第1のホース接続口(ホース接続金具)6、金属製筒状の上段の第2のホース接続口(ホース接続金具)7が各々同一方向に横向き(水平)に螺合接続されている。これらホース接続口6,7には、公知の消火ホースの端部の接続金具を着脱自在に装着し得るものである。尚、6b,7bは消火ホースの接続口のロック用フランジである。このように、本体1内の水流方向とは交差する方向(実施形態では直交方向)に第1のホース接続口6と第2のホース接続口7を上流側から下流側に沿って隣接して設けている。
尚、図2に示す上記ホース接続口6,7は同一径であるが、用途に応じて上段と下段で口径を異ならせても良い。
上記消火栓本体1の上端部は開口部8が形成され、当該開口部8内側にはキャップ接続用の雌螺子部8aが形成されている。
9はハンドル保持用のキャップであり、全体として下端フランジ9aと、回転用のナット部9bと筒状のハンドル軸保持部9cにより構成されており、上端中央部から下端部に向けてハンドル軸20を挿通し得るように、該キャップ9内中心部に上部貫通孔9dと下部螺子孔(雌螺子孔)9eとが貫設されている。尚、上記下部螺子孔9eは上記ハンドル軸20の雄螺子部20aと螺合し得るように構成されている。このハンドル保持用キャップ9は、上記ハンドル軸20を上記貫通孔9dに上から挿通すると共に下部螺子孔9eに螺合した状態で、上記消火栓本体1の上端部開口8に宛がわれ、その下端フランジ9a下側に設けられた雄螺子部9a’を上記雌螺子部8aに螺合することにより、上記消火栓本体1の上記開口部8を止水状態に閉鎖するものである。上記キャップ9を本体1に装着すると、本体1と一体となって本体の一部を形成する。尚、上記下部螺子孔9eは本体1内に設けても良い。
次に、消火栓本体1の内部構造について説明する。尚、以下の説明において、上記下段横向開口4に対応する消火栓本体1内の空間を第1調整室A、上記上段横向開口5に対応する消火栓本体1内の空間を第2調整室B、上記環状弁座3’より上流側を一次側、上記上下のホース接続口6,7より下流側を二次側という。
上記消火栓本体1内部において、12は上記中間部Mにおける上記上段横向開口5に至る直前の内面1aに設けられた環状段部(段部)であり、上記内面1aの全周から中心部方向に向け環状にて突出形成されている。
13は上記本体1内において、上記環状段部12と上記弁座3’との間の第1調整室A内に本体1に沿って上下方向に摺動可能に設けられた上下開放筒状弁体であり、上記本体1の内面1aに摺接した状態で上下摺動する上部の筒状大径部13aと、該大径部13aの中央部より下方向けて同心的に設けられ、上記筒状大径部13aより若干小さい外径の筒状小径部13bとから構成されており、その内部には下端から上端に向けて略同一径で直径の広い円柱状水流経路13cが貫通形成されている。従って、この筒状弁体13の筒状小径部13bと上記本体1内面1aとの間には筒状の小空間Sが形成されている。
この筒状弁体13の下端は外側径方向に環状リブ13dが突出され、かつ当該リブ13dに止水用の弾性体リング14を装着することで環状弁(第1の弁)15を構成しており、当該環状弁15を上記弁座3’に圧着させることで、上記第1調整室A(一次側)と上記下段横向開口4及び第1のホース接続口6(二次側)との流路(給水経路)を閉鎖し得るように構成している。尚、上記弁座3’と上記環状弁15により構成される下側の開閉弁を第1開閉弁C1という。
上記筒状弁体13の筒状大径部13aの外周面には上下二段にテフロン(登録商標)製オーリング16,16を嵌着し、かつ上記外周面におけるこれらオーリング16,16の間に樹脂製オーリング17を嵌着し、上記オーリング16,16により上記外周面と上記内面1aとの円滑な摺動動作を確保すると共に、上記オーリング17により上記空間Sから上記第2調整室Bへの消火水の漏れを防止している。即ち、上記筒状弁体13に筒状大径部13aを形成して該筒状大径部13aを上記本体1内面に止水状態に摺接させている。さらに筒状大径部13aの上面開口の周縁には上向環状リブ13dを設け、後述の円形弁体22に対する環状弁座(第2の弁座)18を構成している。
この筒状弁体13は、その最下位置(図2)の閉弁位置においては、上記環状弁15が上記弁座3’に当接した状態であり、かかる閉弁位置においては上記筒状大径部13aの下端部は上記下段横向開口4の上端に位置しており、当該最下位置においても上記筒状大径部13aが上記開口4(第1のホース接続口6)を塞ぐことがないように構成されている。また、この筒状弁体13は、その最上位置(図3)の開弁位置においては、上記環状弁15が上記弁座4から離間すると共に、上記筒状大径部13aの上面が上記環状段部12の下面に当接した状態となるように構成されている。
19は上記小空間Sにおいて、上記筒状弁体13の筒状大径部13a下面と上記弁座3’との間に介挿されたスプリングであり、上記筒状大径部13a下面を介して当該筒状弁体13を常時上方向(環状段部12の方向)に附勢するものである。よって、筒状弁体13には、当該スプリング19により常時上方向の附勢力が作用している。
20はハンドル軸であり、その下半部には雄螺子部20aが形成されており、当該雄螺子部20aは上記ハンドル保持用キャップ9の下部螺子孔9eに螺合した状態で、上記消火栓本体1内の中心位置に挿入されている。このハンドル軸20の上端部は上記ハンドル保持用キャップ9の上部から本体1外部上方に突出しており、その先端部に開閉用のハンドル21が嵌着されている。そして、上記ハンドル軸20の上部を角柱状に形成し、該角柱部を上記ハンドル21の中央部の角孔に嵌合挿入する等して、上記ハンドル21の回転により上記ハンドル軸22を回転し得るように構成する。また、このハンドル軸20の下端部は本体1内の中間部Mに至り、該下端部には円盤状の円形弁体(第2の弁)22が接続固定されている。よって、上記ハンドル21を回転してハンドル軸20を回転させることにより、上記下部螺子孔9eと雄螺子部20aとの螺合関係に基づいて、上記円形弁体22の位置を上下に移動し得るように構成している。尚、上記円形弁体22とハンドル軸20との接続は、円形弁体22の上面に設けた嵌合孔22a内に上記ハンドル軸20下端を回転可能に挿入し、ハンドル軸20の回転が上記円形弁体22に伝わらないようにすることが好ましい。
上記円形弁体22は、円盤状の弁体であり、上記ハンドル軸20の下端にその上面が一体に固定されており、下面には樹脂製のパッキン23が貼着されている。この円形弁体22の直径は上記筒状弁体13上面の環状弁座18の直径より大径に形成されており、上記ハンドル21を回転させて上記ハンドル軸20を下降させ、上記パッキン23を上記環状弁座18に圧着することにより、上記筒状弁体13の上面開口を閉鎖し得るように構成している。尚、上記環状弁座18と上記円形弁体22により構成される上側の開閉弁を第2開閉弁C2という。
そして、上記ハンドル21を回転させて上記円形弁体22を最下位置に位置させた状態においては、当該円形弁体22は上記環状段部12より下方の中間位置M内に位置しており(図2)、筒状弁体13の上面開口を閉鎖すると共に、その状態のまま筒状弁体13を上記スプリング19の附勢力に抗してその最下位置まで下降せしめ、当該筒状弁体13の下端の環状弁15を上記弁座3’に圧着させた状態に設定し得るように構成している。
従って、かかる状態においては、上記筒状弁体13の環状弁15が弁座3’に圧接することにより、第1調整室Aと下段横向開口4(第1のホース接続口6)の二次側の給水経路が閉鎖された状態となり(第1の開閉弁C1の閉鎖状態)、かつ上記円形弁体22が上記筒状弁体13の環状弁座18に圧接することにより、上記第1調整室Aと第2調整室B、従って第1調整室A(一次側)と上段横向開口5(第2のホース接続口7)の二次側の給水経路が閉鎖された状態(第2の開閉弁C2の閉鎖状態)となり、何れのホース接続口6,7も閉鎖された状態となるように構成されている。尚、図1中24は本体1外部に形成されたナット部である。
本発明は上述のように構成されるものであるから、次にその動作を説明する。以下の動作説明においては、図2における第1及び第2の開閉弁C1,C2の閉鎖状態から説明する。尚、図2の閉鎖状態においては、消火水は貯水槽からエルボ管11、短管10を経て第1開閉弁C1の一次側(第1調整室A)に充満しており、小空間S及び下段の第1のホース接続口6の二次側、並びに第2調整室B及び上段の第2のホース接続金具7の二次側には消火水は存在しない状態とする。また、下段ホース接続口6及び上段ホース接続口7には各々消火ホースが接続されているものとする。また、第1の開閉弁C1又は第1の弁15と第1の弁座3’の開閉動作、第2の開閉弁C2又は第2の弁22と第2の弁座18の開閉動作については、説明の便宜上、第1のホース接続口6の開閉動作、第2のホース接続口7の開閉動作という表現も使用する。
(1)全閉状態から第1の開閉弁C1のみを開くまでの動作(図2から図3)
図2の状態では、筒状弁体13にはその環状弁15下面に作用する水圧及びスプリング19の附勢力により上向きの力が作用しているが、ハンドル21を閉めることにより円形弁体22によって最下位置に押し下げられている。即ち、上記ハンドル軸20の回転により円形弁体22を上流側に移動させ、該弁体22が環状弁座18に当接して上記第2のホース接続口7への給水経路を閉鎖した状態にあり、上記ハンドル軸20のさらなる回転により上記円形弁体22が上記環状弁座18に当接した状態を維持したまま、筒状弁体13を下降せしめ、これにより上記環状弁15を弁座3’に当接させて上記第1のホース接続口6への給水経路を閉鎖状態に設定しているものとする。
この状態からまず、ハンドル21を矢印E方向(開方向)に回転開始すると、ハンドル軸20の回転に伴って円形弁体22は上昇するが、筒状弁体13は上記水圧及びスプリング19の附勢力により第2の開閉弁C2を閉鎖した状態のまま円形弁体22と共に上昇していく。
すると、筒状弁体13の環状弁15が弁座3’から離間するので、第1の開閉弁C1が開き、一次側から開状態の第1の開閉弁C1を介して下段横向開口4、下段ホース接続口6を介して下段の消火ホースに所定圧力の消火水が給水される。
この第1の開閉弁C1の開状態において、筒状弁体13は、その環状弁15の下面に加えて筒状大径部13aの下面にも作用する水圧によって上方に押し上げられ、上記スプリング19の上向きの附勢力も加わってその環状弁座18は上記円形弁体22下面に強く圧接した状態を維持するため、第2の開閉弁C2の閉状態を維持し得る。
上記ハンドル21をさらに開いていくと、円形弁体22の上昇に伴って筒状弁体13も上昇してゆき、該筒状弁体13はその上面が環状段部12の下面に当接したところでその上昇が阻止される(図3の状態)。かかる状態では第1の開閉弁C1が全開状態となっており、引き続いて下段の消火ホースへの給水が継続される。この状態においては、下段の第1のホース接続口6のみが解放された状態となり、1口の消火栓として機能し得る。
(2)第1の開閉弁C1に引き続いて第2の開閉弁C2を開くまでの動作(図3から図4)
そして、図3の状態からさらに上記ハンドル21を矢印E方向に回転させると、円形弁体13は上記環状段部12によりそれ以上の上昇を阻止されるため、円形弁体22のみが上記環状弁座18から離間して、第2開閉弁C2が開状態となる(図4参照)。従って、消火水は第1調整室Aから第2調整室Bに流入し、さらに上段横向開口5(第2のホース接続口7)を介して上段の消火ホースに供給される。尚、図4に示す円形弁体22の位置で第2の開閉弁C2が全開状態となる。
このとき、上記第1調整室Aと第2調整室Bは同圧となるため、上記筒状弁体13が自重により下降しようとするが、上記スプリング19の附勢力によりその上面が環状段部12に当接した全開状態を維持する。
かかる状態においては、第1及び第2の開閉弁C1,C2が共に全開状態であり、上段及び下段の2つの消火ホースに同時に消火水を供給することができる。
(3)全開状態から第2の開閉弁C2のみを閉鎖するまでの動作(図4から図3)
消火動作が終了する等して弁を閉鎖する場合は、ハンドル21を矢印D方向に回転すれば良い。すると、ハンドル軸20の回転により円形弁体22が下降を開始し、当該円形弁体22の下面が筒状弁体13の環状弁座18に圧着した時点で第2の開閉弁C2が閉鎖される。よって、この状態では上段の消火ホースからの放水が停止され、下段の消火ホースのみからの放水が行われている状態となる。
(4)第2の開閉弁C2の閉鎖に引き続いて第1の開閉弁C1を閉じるまでの動作(図3から図2)
さらに、ハンドル21を矢印D方向に回転していくと、円形弁体22は筒状弁体13を水圧及びスプリング19の附勢力に抗して下降させて行き、上記筒状弁体13の下端の環状弁15が弁座3’に圧着した時点で第1の開閉弁C1が閉鎖される。即ち、円形弁体22はその時点で下降を阻止され、ハンドル21もそれ以上の回転を阻止される。よって、このとき下段の消火ホースからの放水が停止される。
かかる状態においては第1及び第2の開閉弁C1,C2が共に閉鎖された状態にあり、両消火ホースへの給水が停止される。
以上のように本発明に係る二口消火栓によると、2つのホース接続口6,7を有する二口消火栓において、1つのハンドル軸20を操作することにより、2つの開閉弁C1,C2(ホース接続口6,7)の開閉操作が可能であるため、消火栓のホース接続口毎に独立した操作ハンドルを設ける必要がなく、装置構成を簡単化することができる。
また、1つのハンドル軸20により、第1のホース接続口6のみを開放して第2のホース接続口7のみを閉鎖した状態に設定することができ、機能的に一口消火栓と二口消火栓の両方の機能を実現し得る。
また、第1の開閉弁C1と第2の開閉弁C2の閉鎖状態において、筒状弁体13の筒状大径部13aが第1のホース接続口6を塞ぐことがないように構成されているため、ハンドル軸20を持って第1の開閉弁C1を開放状態としたとき、第1のホース接続口6への水流が妨げられることがなく、円滑に給水を行うことができる。
また、2つのホース接続口6,7を有する二口消火栓において、1つのハンドル軸20を操作することにより、第1のホース接続口6と第2のホース接続口7を閉鎖状態から開放状態に設定することができ、接続口毎にハンドル操作を行う必要がないた操作性を向上させることができる。
また、第1、第2のホース接続口6,7を上下に設定したとしても、筒状弁体13は自重により下降することなく、第1のホース接続口6の開状態を維持し得る。
また、螺合関係により昇降機構を構成し得るので、1つのハンドル21、1つのハンドル軸20で2つのホース接続口6,7の開閉を実現しながら、シンプルな構成の二口消火栓を実現することができる。
本発明に係る二口消火栓は、上述のように地上に立設状態で設置されるが、この場合に限らず、地下埋設型の消火栓、ボックス内に収納される消火栓、その他のあらゆる種類の消火栓に適用可能である。また、二口のホース接続口は、上下に並設される場合に限らず、左右に並設される場合等、各種の態様で実現可能である。
本発明に係る二口消火栓の側面図である。 同上消火栓の止水状態における側面断面図である。 同上消火栓の第1のホース接続口のみの開放状態における側面断面図である。 同上消火栓の開放状態における側面断面図である。 図2のX―X線断面図である。
符号の説明
1 消火栓本体
1a 内面
3’ 環状弁座(第1の弁座)
6 第1のホース接続口
7 第2のホース接続口
9e 雌螺子孔
12 環状段部(段部)
13 上下開放筒状弁体
13a 筒状大径部
15 環状弁(第1の弁)
18 環状弁座(第2の弁座)
19 スプリング(附勢手段)
20 ハンドル軸
20a 雄螺子部
21 ハンドル
22 円形弁体(第2の弁)
M 中間部

Claims (5)

  1. 消火栓本体の側面に、該本体内の水流方向とは交差する方向に第1のホース接続口と第2のホース接続口を上流側から下流側に沿って隣接して設け、上流側から上記本体を介して両接続口に消火水を供給する二口消火栓において、
    上記第1のホース接続口より上流側の上記消火栓本体の内面に第1の弁座を設けると共に、当該第1の弁座に圧着して上記第1のホース接続口への給水を停止し得る第1の弁を備えた上下開放筒状弁体を上記本体内に沿って移動可能に設け、
    かつ上記筒状弁体に筒状大径部を形成して該筒状大径部を上記本体内面に止水状態に摺接させ、
    上記第1のホース接続口と上記第2のホース接続口との間の上記本体内周に上記筒状弁体の上部が当接し得る段部を設け、
    上記第1の弁座と上記筒状弁体との間に、当該筒状弁体を常時上記段部の方向に附勢する附勢手段を設け、
    上記筒状弁体の上面開口に第2の弁座を設けると共に、当該第2の弁座に圧着して上記第2のホース接続口への給水を停止する第2の弁を備えたハンドル軸を上記本体内に昇降自在に設け、
    上記ハンドル軸の端部を上記本体から本体外部に突出させ、当該ハンドル軸の回転により上記第2の弁を昇降し得る昇降機構を備え、
    上記ハンドル軸の回転により上記第2の弁を上流側に移動させ、該第2の弁が上記第2の弁座に当接して上記第2のホース接続口への給水経路を閉鎖した状態に設定し得るように構成すると共に、
    上記ハンドル軸のさらなる回転により上記第2の弁が上記第2の弁座に当接した状態を維持したまま上記筒状弁体を下降せしめ、これにより上記第1の弁を上記第1の弁座に当接させて上記第1のホース接続口への給水経路を閉鎖状態に設定し得るように構成したものであることを特徴とする二口消火栓。
  2. 上記筒状弁体の上記第1の弁が上記第1の弁座に圧着した状態において、上記筒状大径部は、上記第1のホース接続口と第2のホース接続口の間の本体内部に位置し、当該位置において上記第1のホース接続口を塞ぐことがないように構成したものであることを特徴とする請求項1記載の二口消火栓。
  3. 上記ハンドル軸の逆方向の回転により第2の弁を上記上流側とは逆方向に移動させることにより、上記筒状弁体に作用する下流方向への水圧により上記第2の弁座と第2の弁の閉鎖状態を維持したまま、上記第1の弁が上記第1の弁座から離間して上記第1のホース接続口への給水経路を開放状態に設定し、
    上記筒状弁体が上記段部に当接してその移動が停止した以降の引き続いての上記ハンドル軸の同方向への回転により、上記第2の弁が上記第2の弁座より離間して上記第2のホース接続口への給水経路を開放状態に設定し得るものであることを特徴とする請求項1又は2記載の二口消火栓。
  4. 上記第1及び第2のホース接続口への給水経路が開放した状態において、上記筒状弁体は上記附勢手段の附勢力により上記段部に当接して上記給水経路を開放した状態を維持するものであることを特徴とする請求項3記載の二口消火栓。
  5. 上記昇降機構は上記本体に設けた雌螺子孔と上記ハンドル軸の雄螺子部とを螺合させることにより構成したものであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の二口消火栓。
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