JP2009081940A - エンジン発電機 - Google Patents

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【課題】 出力電圧を高電圧に設定した状態で、低電圧の負荷を接続してしまうのを防ぎ、また、誤って接続しても事故が発生しないようにする。
【解決手段】 出力電圧を複数種設定可能な電圧設定手段を有するエンジン発電機において、電圧設定手段が高い電圧に設定されたことを検出して、接点HVSを上側に切り換え、高電圧表示灯HLを点灯させるとともにブザーBzを鳴らして警報する。その状態では励磁電源開閉リレーExRは付勢されず、その接点を開いて発電機の励磁電源を供給させない。その後、作業員が警報を聞いて、負荷が適正なものであることを確認した後、確認ボタンKBを押すと、励磁電源開閉リレーExRが付勢されて励磁電源を供給するとともに、常開接点ExRa2が閉じ、ブザーリレーBzRを付勢して常閉接点BzRbを開き、ブザーBzの鳴動を停止させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディーゼルエンジン等のエンジンにより駆動されて発電を行うエンジン発電機に関するものである。
近年、工事現場、災害復旧現場、各種イベント会場等で動力、照明、音響装置等の負荷に電力を供給するための移動電源として、エンジン発電機がますます広範囲に使用されるようになっている。そのように様々な負荷に電力を供給することが要求されている関係上、多くのエンジン発電機は、三相200V/220V、三相400V/440V、単相三線というように、1台の発電機で複数種類の電力を切り替えて供給できるようになっている。
そのような状況下、出力電圧として高い電圧に設定した状態で、誤って低い定格電圧の負荷を接続し、定格電圧より格段に高い電圧を印加してしまったことによる事故が増えている。例えば、三相200Vの負荷に三相400Vの電力を供給した場合には2倍の電圧を印加したことになるので、瞬時に機器類に損傷を与える結果になり大変危険である。
そこで、従来のエンジン発電機では、例えば、特許文献1に、エンジン発電機の切換器の切換レバーの先端部に黄色等、目立つ色のテープを貼り付け、かつ、ケースに覗き窓を設けて、切換器の切換状態をケース外部から一目で確認できるようにした技術が示されているように、出力電圧の設定状態を、作業員が一目で分かるように表示して、事故を未然に防ぐようにしていた。
また、特許文献2に示されるように、高い電圧に設定した時に切換板が当接する位置にリミットスイッチを設け、該リミットスイッチのオンオフ動作により出力電圧の設定状態を検知し、出力電圧の設定変更に伴う操作ミスを防ぐようにした技術も開発されている。
特開2003−272489号公報 特開平10−66396号公報
しかしながら、特許文献2に示されるような技術を適用しても、高い電圧に設定したとき、誤って低い定格電圧の負荷を接続しまうことを防ぐことはできない。また、特許文献1に示されるようなエンジン発電機のように、出力電圧の設定状態を表示するようにしても、ただ表示するだけでは作業員に注意を喚起するのに不十分であり、操作ミスによる事故が後をたたないという問題点があった。
本発明は、そのような問題点に鑑み、出力電圧を高い電圧に設定したとき、低い定格電圧の負荷を接続してしまうのを防ぎ、さらに、誤って低い定格電圧の負荷を接続をしても負荷の焼損事故等が発生しないようにすることを目的とするものである。
前記課題を解決するため、本願の請求項1にかかる発明は、出力電圧を複数の値に設定可能な電圧設定手段を有するエンジン発電機において、前記電圧設定手段が高い電圧に設定されたことを検出する高電圧設定検出手段と、該高電圧設定検出手段の出力に基づいて、高電圧に設定されていることを警報する警報手段と、該警報手段の警報を確認したことを入力する警報確認入力手段と、該警報確認入力手段が操作されたとき前記警報を停止させる警報停止手段とを備えたことを特徴とする。
また、本願の請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記電圧設定手段が高い電圧に設定された状態で、前記警報確認入力手段が操作されないとき、発電機の出力電圧を設定値より低く抑制する出力電圧抑制手段を備えたことを特徴とする。
また、本願の請求項3にかかる発明は、請求項2にかかる発明において、前記出力電圧抑制手段は、発電機の励磁電流を抑制することにより出力電圧を低くすることを特徴とする。
また、本願の請求項4にかかる発明は、請求項1,2又は3にかかる発明において、前記電圧設定手段が高い電圧に設定された状態で、前記警報確認入力手段が操作されないまま、負荷を接続する遮断器が投入されたとき、該遮断器をトリップさせる手段を備えたことを特徴とする。
また、本願の請求項5にかかる発明は、請求項1,2,3又は4にかかる発明において、前記電圧設定手段が高い電圧に設定された状態で、前記警報確認入力手段が操作されないまま、負荷を接続する遮断器が投入されたとき、発電機を駆動するエンジンを停止させる手段を備えたことを特徴とする。
本発明のエンジン発電機は、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1にかかる発明においては、電圧設定手段が高い電圧に設定されたことを検出して、高電圧に設定されていることを警報するとともに、該警報を確認して警報確認入力手段が操作されたとき警報を停止させるようにしたので、出力電圧を高い電圧に設定したとき、警報確認入力手段が操作されるまで警報を発して作業員に注意を強く喚起することができ、低い定格電圧の負荷を接続しまうのを防ぐことができる。
また、請求項2にかかる発明においては、請求項1にかかるエンジン発電機において、高い電圧に設定された状態で、前記警報確認入力手段が操作されないとき、発電機の出力電圧を設定値より低く抑制するようにしたので、誤って低い定格電圧の負荷を接続をしても負荷の焼損等の事故発生を防止できる。
また、請求項3にかかる発明においては、請求項2にかかるエンジン発電機において、発電機の励磁電流を抑制することにより出力電圧を低くするようにしたので、簡単かつ確実に出力電圧を抑制することができる。
また、請求項4にかかる発明においては、請求項1,2又は3にかかるエンジン発電機において、高い電圧に設定された状態で、前記警報確認入力手段が操作されないまま、負荷を接続する遮断器が投入されたとき、該遮断器をトリップさせるようにしたので、誤って低い定格電圧の負荷を接続をした状態で遮断器を投入しても、負荷に高電圧は印加されないため、負荷の焼損事故等をより一層確実に防止することができる。
また、請求項5にかかる発明においては、請求項1,2,3又は4にかかるエンジン発電機において、前記電圧設定手段が高い電圧に設定された状態で、前記警報確認入力手段が操作されないまま、負荷を接続する遮断器が投入されたとき、発電機を駆動するエンジンを停止させるようにしたので、誤って低い定格電圧の負荷を接続をした状態で遮断器を投入しても、負荷に高電圧は印加されないため、負荷の焼損事故等をより一層確実に防止することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施例に係るエンジン発電機の概略回路図である。ディーゼル発電機は、固定子側に設けた主電機子巻線1,1,1、励磁機界磁巻線5、自動電圧調整器6と、回転子側に設けた主界磁巻線2、回転整流器3、励磁機電機子巻線4とを備えている。主電機子巻線1を巻装した固定子鉄心には、励磁巻線7,7,7も巻装されており、それら励磁巻線7,7,7は、3角結線の一端を開放した形で直列接続されている。
この一端開放3角結線における各励磁巻線7,7,7の開放端A,B及び相互接続点C,Dから4つの端子を取り出し、後述する励磁電源開閉リレーの接点ExRa1を介して、自動電圧調整器6に、励磁機界磁巻線5に流す電流の電源として接続する。その結果、自動電圧調整器6に、各励磁巻線7,7,7からは基本波成分の電流、開放端A,Bからは零相電流が与えられる。
自動電圧調整器6の出力監視用端子は、主電機子巻線1,1,1からの出力線に接続され、また自動電圧調整器6の出力端子は励磁機界磁巻線5に接続され、発電機の出力電圧に応じて励磁電流を制御することで出力電圧を設定電圧に保持する。
主電機子巻線1,1,1からの出力線には遮断器8が設けられ、それにより負荷との間を開閉する。その遮断器8は、補助接点ACと、遮断器接点をトリップさせるためのトリップ回路9を備えている。
発電機の主電機子巻線1,1,1は、各相それぞれ2個の巻線で構成されており、それらの接続を変えることにより、発電機の出力電圧を400V(又は440V)と200V(又は220V)に切り換えができるようにしている。すなわち、発電機の出力電圧を400V(又は440V)に設定する場合は、図4(イ)に示すように、各相2個の巻線をそれぞれ直列に接続し、200V(又は220V)に設定する場合は、図4(ロ)に示すように、各相2個の巻線をそれぞれ並列に接続する。
本発明では、発電機の出力電圧が高い方の電圧(例えば、400V)に設定されたとき、そのことを検出する高電圧設定検出手段を設ける。図5は、高電圧設定検出手段の一例を示し、出力電圧切換装置の切換板の取付位置をリミットスイッチで検出する方式のものである。
この出力電圧切換装置は、発電機の出力電圧を低い電圧(例えば、200V)と高い電圧(例えば、400V)とに切換えるものであり、図5(イ)は出力電圧切換装置を200Vに設定した場合の状態、図5(ロ)は400Vに設定した場合の状態を示している。出力電圧切換装置は、電気的絶縁材からなる取付基板10を介し、開口部を有した出力制御盤の側面部に取り付けられる。取付基板10の表面には、複数の切換端子11〜14Wが取り付けられている。この切換端子11〜14Wの取付ピッチは、200V又は400Vの出力電圧切換時に、後述する1種類の切換板15で接続切換ができるように、隣接する切換端子11〜14W間のピッチは全て同一寸法となっている。各切換端子11〜14Wが取り付けられる取付基板10の近傍部位には貫通孔16が穿設されており、この貫通孔16を貫通して切換端子接続板17が、ボルト18により、この切換端子11〜14Wに連結されている。その切換端子接続板17は、発電機の出力線へと接続されている。
上述したように、接続切換は1種類の切換板15で行うが、その切換板15は、矩形板状の導電部材で、両先端部近傍にボルト貫通用の孔が穿設されている。そして、所望する発電機の出力電圧に対応させて、所定の切換端子11〜14Wの前面部にこの切換板15を架け渡してボルト19にて締結することにより、発電機の出力電圧切換えを行う。
なお、切換端子11には、図4に示す巻線端子Oが接続され、切換端子12U,12V,12Wには、それぞれ巻線端子U1,V1,W1が接続され、切換端子13U,13V,13Wには、それぞれ巻線端子X,Y,Zが接続され、切換端子14U,14V,14Wには、それぞれ巻線端子U2,V2,W2が接続されている。そして、図5(イ)の場合は、切換板15により、切換端子11,13U,13V,13Wを共通接続し、切換端子12U,14U、切換端子12V,14V、切換端子12W,14Wをそれぞれ接続することにより、図4(ロ)のような巻線接続を形成している。一方、図5(ロ)の場合は、切換板15により、切換端子13U,14U、切換端子13V,14V、切換端子13W,14Wをそれぞれ接続することにより、図4(イ)のような巻線接続を形成している。
そこで、例えば、切換端子13Vと切換端子13Wの間の取付基板10上に、ビス等によりにリミットスイッチ20を取り付ける。そして、出力電圧を200Vに設定するときは図5(イ)に示すように、リミットスイッチ20の上に切換板15が設けられるのに対して、出力電圧を400Vに設定するときは、図5(ロ)に示すように、リミットスイッチ20の上の切換板15が取り外される。
その結果、リミットスイッチ20は、出力電圧を200Vに設定した時には、リミットスイッチ先端部21が切換板15に当接して押され、出力電圧を400Vに設定した時には、切換板15が外されてリミットスイッチ先端部21が伸出することにより、スイッチ接点が開閉する。そのリミットスイッチ20のオンオフにより高電圧に設定されていることを検出する。
なお、リミットスイッチ20の取付け位置は、切換端子13Vと切換端子13Wの間だけでなく、設定電圧の違いにより切換板15が設けられたり取り外されたりする位置であれば、他の切換端子の間でもよい。
本発明では、このような高電圧設定検出手段の出力に基づいて、高電圧に設定されていることを警報する。そして、作業者が該警報を確認して、確認ボタンを押すまで警報をし続ける。さらに、そのまま確認ボタンが押されなければ、発電機の励磁電流を抑えて出力電圧を設定値より低く抑制するようにした。
図1は、本発明の一実施例に係るエンジン発電機の制御回路を示す図である。図1において、HVSはリミットスイッチ20の接点、LLは設定電圧が低電圧であることを示す低電圧表示灯、HLは設定電圧が高電圧であることを示す高電圧表示灯、ExRは励磁電源開閉リレーであり、図2における接点ExRa1と常開接点ExRa2とを有しており、それにより発電機の励磁電源を開閉する。KBは上記確認ボタン、Bzは高電圧に設定されていることを警報するためのブザー、BzRはブザーBzをオンオフさせるためのブザーリレー、BzRbはその常閉接点、STRは前記遮断器8をトリップさせたり、発電機を駆動するエンジンを停止させるために開閉するリレー、STRaはその接点、CBRはリレーSTRをオンオフするためのリレー、ACは図2における遮断器補助接点、RBはリセットボタンである。
なお、この制御回路の直流電源VDCは、エンジン発電機に内蔵されたバッテリー(図示せず)から与えるため、発電機の発電とは関係なく動作可能である。
出力電圧切換装置が図5(イ)のようにセットされて、発電機の出力電圧が200Vに設定されると、リミットスイッチ20の先端部21は切換板15に押される。その結果、接点HVSは下側に切り換わり、低電圧表示灯LLが点灯して、出力電圧が200Vに設定されていることを表示する。それと同時に、整流器R1を介してブザーリレーBzRが付勢され、その常閉接点BzRbが開いてブザーBzの鳴動を阻止するとともに、励磁電源開閉リレーExRが付勢され、その接点ExRa1(図2)が閉じて発電機の励磁電源をオンにする。その結果、発電機は200Vの出力電圧で通常の運転を行う。
一方、出力電圧切換装置が図5(ロ)のようにセットされて、発電機の出力電圧が400Vに設定されると、リミットスイッチ20の先端部21が前方に伸出して、接点HVSは、図示のように上側に切り換わり、高電圧表示灯HLが点灯して、出力電圧が400Vに設定されていることを表示する。それと同時に、整流器R2,常閉接点BzRbを介して、ブザーBzがオンになって警報を発する。また、その状態では励磁電源開閉リレーExRは付勢されないため、その接点ExRa1(図2)は開いて発電機の励磁電源は供給されない。その結果、発電機の励磁は、電圧立ち上げ用永久磁石による励磁だけになるため、出力電圧は通常の半分程度に抑制される。
そのような状態で、作業員は、前記警報を聞いて、発電機の出力電圧が400Vに設定されていることを再認識し、発電機に接続されている負荷の定格電圧が400Vのものであることを確認した後、確認ボタンKBを押す。そのようにして確認ボタンKBが押されると、励磁電源開閉リレーExRが付勢され、その常開接点ExRa2が閉じる。そして、常開接点ExRa2が閉じると、ブザーリレーBzRが付勢され、その常閉接点BzRbが開いて、ブザーBzの鳴動を停止させる。
一方、ブザーBzが警報を発しても、作業員が負荷機器の定格電圧を確認せず、確認ボタンKBを押さずに発電機の遮断器を投入してしまう可能性もある。そこで、この実施例では、そのような状態で発電機の遮断器を投入しても、遮断器がトリップしたり、発電機を駆動するエンジンが停止して過大な電圧が負荷に印加されないように、リレーSTR,CBRを設けている。
すなわち、接点HVSが上側に切り換わり、高電圧表示灯HLが点灯し、常閉接点BzRbが閉じていて、ブザーBzが警報を発している状態で遮断器8(図2)が投入されると、遮断器補助接点ACも閉じる。その結果、リレーCBRが付勢されてその常開接点CBRaが閉じ、リレーSTRが付勢される。そして、リレーSTRの接点STRaが遮断器8のトリップ回路9及びエンジン停止回路(図示せず)に接続されているため、リレーSTRが付勢されると、遮断器8がトリップするとともにエンジンが停止する。なお、遮断器8のトリップとエンジンの停止は、必ずしも両方行う必要はなく、いずれか一方を行うだけでも安全は確保できる。
上記実施例1では、自動電圧調整器6に、励磁機界磁巻線5に流す電流の電源を、発電機固定子鉄心に巻装した励磁巻線7,7,7から得る場合で説明し、励磁巻線7,7,7と自動電圧調整器6との間に励磁電源開閉リレーの接点ExRa1を設けた。しかし、それに限定されず、発電機出力線から励磁機界磁巻線5に流す電流の電源を得るようにした分巻型の励磁方式でも適用でき、その場合は、図3に示すように、励磁用電源を得る相間と自動電圧調整器6との間に励磁電源開閉リレーの接点ExRa1を設ける。
また、実施例1では、発電機の出力電圧が高い方の電圧(例えば、400V)に設定されたことを検出する高電圧設定検出手段として、図5に示したような、出力電圧切換装置の切換板の取付位置をリミットスイッチで検出する方式を用いた。しかし、それに限定されず、図6に示すように、任意の1相、例えば、U相の2個の巻線それぞれの先端間に電磁リレーRを接続し、その接点を図1の制御回路における接点HVSとしてもよい。そのようにすれば、2個の巻線が直列接続されて高電圧に設定されているときだけ電磁リレーが動作するので、高電圧を検出できる。さらに、2個の巻線の先端間の電圧差を電子的に検出して接点HVSを動作させるようにしてもよい。
また、実施例1では、出力電圧が高い方の電圧に設定されたときの警報として、ブザーBzを鳴らすようにしたが、周囲の騒音が大きい現場では、ブザーの音が聞こえない場合がある。そこで、ブザーBzを鳴らすことに代えて、あるいは、ブザーBzを鳴らすことに加えて、高電圧表示灯HLを点滅させることにより警報を発するようにしてもよい。その場合、高電圧表示灯HLの点滅は、確認ボタンKBが押されたら停止させ、その後は点灯させたままの状態にする。
本発明の一実施例に係るエンジン発電機の制御回路を示す図である。 本発明の一実施例に係るエンジン発電機の概略回路図である。 本発明の他の実施例に係るエンジン発電機の概略回路図である。 それぞれの設定電圧における発電機主電機子巻線の接続を示す図である。 高電圧設定検出手段の一例を示す図である。 高電圧設定検出手段の他の例を示す図である。
符号の説明
1…主電機子巻線
2…主界磁巻線
3…回転整流器
4…励磁機電機子巻線
5…励磁機界磁巻線
6…自動電圧調整器
7…励磁巻線
8…遮断器
RB…リセットボタン
HVS…接点
LL…低電圧表示灯
HL…高電圧表示灯
KB…確認ボタン
ExR…励磁電源開閉リレー
ExRa1…励磁電源開閉リレーの接点
Bz…ブザー
BzR…ブザーリレー

Claims (5)

  1. 出力電圧を複数の値に設定可能な電圧設定手段を有するエンジン発電機において、
    前記電圧設定手段が高い電圧に設定されたことを検出する高電圧設定検出手段と、該高電圧設定検出手段の出力に基づいて、高電圧に設定されていることを警報する警報手段と、該警報手段の警報を確認したことを入力する警報確認入力手段と、該警報確認入力手段が操作されたとき前記警報を停止させる警報停止手段とを備えたことを特徴とするエンジン発電機。
  2. 前記電圧設定手段が高い電圧に設定された状態で、前記警報確認入力手段が操作されないとき、発電機の出力電圧を設定値より低く抑制する出力電圧抑制手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエンジン発電機。
  3. 前記出力電圧抑制手段は、発電機の励磁電流を抑制することにより出力電圧を低くすることを特徴とする請求項2に記載のエンジン発電機。
  4. 前記電圧設定手段が高い電圧に設定された状態で、前記警報確認入力手段が操作されないまま、負荷を接続する遮断器が投入されたとき、該遮断器をトリップさせる手段を備えたことを特徴とする請求項1,2又は3に記載のエンジン発電機。
  5. 前記電圧設定手段が高い電圧に設定された状態で、前記警報確認入力手段が操作されないまま、負荷を接続する遮断器が投入されたとき、発電機を駆動するエンジンを停止させる手段を備えたことを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載のエンジン発電機。
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