JP2009080658A - 写真プリント処理システムおよび写真プリント処理順序設定方法 - Google Patents

写真プリント処理システムおよび写真プリント処理順序設定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009080658A
JP2009080658A JP2007249571A JP2007249571A JP2009080658A JP 2009080658 A JP2009080658 A JP 2009080658A JP 2007249571 A JP2007249571 A JP 2007249571A JP 2007249571 A JP2007249571 A JP 2007249571A JP 2009080658 A JP2009080658 A JP 2009080658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
order
delivery
information
delivery date
print processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007249571A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Usami
康 宇佐美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritsu Koki Co Ltd filed Critical Noritsu Koki Co Ltd
Priority to JP2007249571A priority Critical patent/JP2009080658A/ja
Publication of JP2009080658A publication Critical patent/JP2009080658A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】仕上がり写真を配達するオーダと店頭引き渡しのオーダとが混在している場合に、配達業者の集配時刻を考慮して写真プリント処理の処理順序を設定する方法を提供することである。
【解決手段】複数オーダの写真プリント処理の順序を所望の仕上がり納期に基づいて設定する写真プリント処理順序設定方法であって、写真プリント注文に関するオーダ情報に含まれる仕上がり写真の送付先である住所情報を抽出し、住所情報に基づいて、仕上がり写真の配達送付先の情報である住所および集配時刻の情報を少なくとも有して構成される店舗内納期情報を検索し、配達要求の注文である配達オーダの仕上がり納期を判断し、配達オーダの仕上がり納期と、当該配達オーダ以外のオーダの仕上がり納期に基づいて、写真プリント処理の処理順序を設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像データに基づく写真のプリント処理をする写真プリント処理システムであって、オーダ情報に基づいてプリント処理順序を設定するシステムに関する。また、写真プリント処理順序の設定方法に関する。
写真プリントを作成する写真プリント処理システムにおいては、適宜の画像形成媒体から画像データを取得し、オーダ(注文)単位でオーダデータ保存部に一旦保存される。なお、1オーダとは、ネガフィルム1本に含まれる画像データ、記録メディア1個に格納される画像データのことを指す。プリント処理の注文が多い場合は、オーダデータ保存部に多数のオーダが登録され、予め設定されたプリント順序に従い登録されたオーダについてプリント処理が行なわれていく。
ここで予め設定されたプリント順序とは、通常はオーダを受け付けた順序であり、早く受け付けたオーダほど早くプリント処理が行われるように設定される。また、プリント処理の仕上がり納期(例えば、2時間後に引渡し等)に関して、注文者から指定されることもあり、登録されるオーダの順序はオーダの受付順序だけではなく、仕上がりの優先度も考慮して設定される場合もあり、このような場合においては、写真処理装置のオペレータが手動によって写真プリントの処理順序を変更して対応していた。
また、写真プリントのオーダ(注文)は、店頭からのみ行なわれるものではなく、店舗内の情報処理装置とネットワーク接続されたサーバからのオンライン注文も存在する(例えば、特許文献1参照)。このオンライン注文は、例えば、注文者が携帯電話や自宅のパソコンを用いてサーバに接続し、写真プリントしたい画像データと注文に関するオーダ情報をサーバに送り、サーバが写真プリント処理店(以下、写真店あるいはミニラボ店という)の情報処理装置に、当該画像データおよびオーダ情報を送ることで注文を行なう注文形態である。このような注文の場合、注文者は、仕上がり写真を写真店に引き取りに行くこともあるが、大抵の場合、郵送や配送業者による配達を望むことが多い。そして、このような注文の場合には、注文者が配達日の迅速性をあまり要求しない傾向にあるが、写真店として極力早く仕上がり写真を配達して、顧客満足度を得たいという要望がある。
特開2003−319463号公報
以上の通り、写真店では、店頭受付の注文とオンライン注文とを同時に処理する必要がある。そして、プリント処理順序を決定する判断材料としては、注文者が店頭に引き取りに来る時刻、処理の優先度、仕上がり写真を配達する場合の集配時刻がある。特に集配時刻は、配送業者によって時刻がバラバラであり、また例えば遠隔地への発送の場合、早い時間帯で集配時刻が設定されている場合もあるため送付先に応じて処理順序を考慮することが重要である。そのため、オペレータによる処理順序の並べ替え作業は非常に煩雑となり、大変手間がかかるものであった。さらに、近年、オンライン注文が増加傾向にあり、オペレータの並び替え作業の負担が大きくなっていた。そして、オペレータの作業効率改善や処理装置の稼動率向上の面からも強く対応が望まれていた。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、仕上がり写真を配達するオーダと店頭引き渡しのオーダとが混在している場合に、配達業者の集配時刻を考慮して写真プリント処理の処理順序を設定できる写真プリント処理システムおよび写真プリント処理順序設定方法を提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係る写真プリント処理システムは、
画像データに基づく写真のプリント処理をする写真プリント処理システムであって、
仕上がり写真の配達送付先の情報である住所および集配時刻の情報を少なくとも有して構成される店舗内納期情報を記憶する店舗内納期情報記憶部と、
前記画像データの写真プリント注文に関するオーダ情報および当該画像データを受け付けるデータ受付部と、
前記データ受付部で受け付けたオーダ情報および画像データをお互いに関連付けて保存するデータ保存部と、
前記データ保存部に保存されているオーダ情報に含まれる仕上がり写真の送付先である住所情報を抽出する住所情報抽出部と、
前記住所情報抽出部で抽出された住所情報に基づいて、前記店舗内納期情報を検索し、配達要求の注文である配達オーダの仕上がり納期を判断する配達オーダ納期判断部と、
前記配達オーダ納期判断部によって判断された配達オーダの仕上がり納期と、当該配達オーダ以外のオーダの仕上がり納期に基づいて、写真プリント処理の処理順序を設定する処理順序設定部と、を備えることを特徴とする。
かかる写真プリント処理システムの作用・効果を説明する。当該システムは、仕上がり写真の配達送付先の情報である住所および集配時刻の情報を少なくとも有して構成される店舗内納期情報を店舗内納期情報記憶部に記憶している。そして、画像データの写真プリント注文に関するオーダ情報および当該画像データを受け付けると、一旦、それらオーダ情報および画像データをお互いに関連付けてデータ保存部に保存する。データの受け付け方法としては、例えば、記録媒体からの読み出しでもよく、ネガフィルムからの画像データの読み取りでもよく、オンライン注文に係るサーバからの受信でもよい。オーダ情報は当該システムのオペレータが注文者から得た内容に基づいてシステムに入力手段を用いて入力するものでもよい。特に、引渡し時刻や送付方法の情報について入力することがある。
そして、当該システムは、写真プリント処理待ちのオーダの処理順序を設定するために以下の処理を行う。住所情報抽出部は、オーダ情報に含まれる仕上がり写真の送付先である住所情報を抽出し、配達オーダ納期判断部は、これによって抽出された住所情報に基づいて、店舗内納期情報を検索し、配達要求の注文である配達オーダの仕上がり納期を判断する。次いで、配達オーダ納期判断部によって判断された配達オーダの仕上がり納期と、当該配達オーダ以外のオーダの仕上がり納期に基づいて、処理順序設定部が写真プリント処理の処理順序を設定する。配達オーダ以外のオーダの仕上がり納期は、例えば、注文者によって受付端末に入力された情報、オペレータによってシステムに入力された情報、記録媒体に予め設定された仕上がり納期情報、店頭引渡し時刻の情報等である。
以上によれば、仕上がり写真を配達するオーダと店頭引き渡しのオーダとが混在している場合に、配達業者の集配時刻を考慮して写真プリント処理の処理順序をオペレータの判断によらずに自動的に設定できる。写真店の価格競争が激化するなか、写真店としては迅速なサービス提供を行なう必要があり、このため、適切な順序での写真プリント処理を行い、出来るだけ早い時間でプリントを行い、発送することが求められる。従って、本システムのようにオペレータの作業負担を減らして作業効率を改善することは写真店にとって大きな利点である。
また、オーダの送付先および配達業者の集配時刻を考慮したオーダの並べ替えをシステムが全て自動的に行なうため、オペレータは本システムが示す順序にプリント処理を行なえばよく、特定のオーダについて締め切り時間(集配時刻や引渡し時刻等)を考慮して、処理の順序を並び替える操作が不要である。従来のように配達便の集配時刻をすぎてしまってプリントの送付が後日になってしまう、という失敗を防ぐことができる。
また、上記本発明において、店舗内納期情報に送信方法の情報がさらに含まれ、データ保存部に保存されているオーダ情報に含まれる送付方法の情報を抽出する送付方法情報抽出部をさらに備え、配達オーダ納期判断部は、前記住所情報および前記送付方法情報抽出部によって抽出された送付方法の情報に基づいて、前記店舗内納期情報を検索し、配達オーダの仕上がり納期を判断することを特徴とする。
この構成によれば、住所情報および送付方法の情報に基づいて、店舗内納期情報を検索し、配達オーダの仕上がり納期を判断することができるため、より的確な処理順序を設定することができる。
また、他の本発明は、複数オーダの写真プリント処理の順序を所望の仕上がり納期に基づいて設定する写真プリント処理順序設定方法であって、
写真プリント注文に関するオーダ情報に含まれる仕上がり写真の送付先である住所情報を抽出する住所情報抽出ステップと、
前記抽出された住所情報に基づいて、仕上がり写真の配達送付先の情報である住所および集配時刻の情報を少なくとも有して構成される店舗内納期情報を検索し、配達要求の注文である配達オーダの仕上がり納期を判断する仕上がり納期判断ステップと、
前記判断された配達オーダの仕上がり納期と、当該配達オーダ以外のオーダの仕上がり納期に基づいて、写真プリント処理の処理順序を設定する処理順序設定ステップと、を有することを特徴とする。
また、上記本発明において、前記オーダ情報に含まれる送付方法の情報を抽出する送付方法情報抽出ステップをさらに有し、配達オーダ納期判断ステップにおいて、前記住所情報および前記送付方法情報抽出ステップで抽出された送付方法の情報に基づいて、送信方法の情報がさらに含まれて構成された店舗内納期情報を検索し、配達オーダの仕上がり納期を判断することを特徴とする。
上記写真プリント処理順序設定方法の作用効果は、上記で説明した写真プリント処理システムの作用効果と同様である。
(実施形態1)
本発明に係る写真プリント処理システムの好適な実施形態の一例を図面を用いて説明する。図1は、システム全体の構成を示す模式図である。
<システムの全体構成>
図1において、写真処理装置100は、デジタルの画像データに基づいて、写真プリントを作成する機能を有する。画像データは、コントローラ200あるいは写真処理装置100に設けられるスキャナー300から取得される現像済みネガフィルムのコマ画像の画像データや、ネットワーク経由で送信されてくる画像データなどがあげられる。
図1においては、スキャナー300はコントローラ200に設けられている。スキャナー300は、現像済みネガフィルムに形成されているコマ画像をスキャニングして、デジタルの画像データを取得する機能を有する。読み取られた画像データは、コントローラ200に送信される。読み取り方法としては、プレスキャニングと本スキャニングの2種類があり、プレスキャニングは、ネガフィルムの全体を低解像度(プレジャッジ用解像度)で一度読み取り、本スキャニングは、プレスキャニングの画像データに基づいたプレジャッジ処理後に行なわれるものであって、高解像度(写真用解像度)での読み取りである。この場合、スキャナー300にはプレジャッジ処理機能を提供する後述するプレジャッジ処理手段と接続されて構成される。なお、スキャナー300は、写真処理装置100側に設置されていてもよい。
ネガフィルムから画像データを読み取る場合、店舗従業員はコントローラ200の入力手段(キーボード、操作画面)を用いて、店頭引渡し時刻(日時)、あるいは送付方法等のオーダ情報を入力する。或いは、店頭引渡しの場合、オーダの待ち状況に応じて、自動的に引渡し時刻が設定され、例えば、注文受け付け時刻から30分後(または1時間後)として設定される。また、特急仕上げ要求の場合には、他の処理に優先させて、写真プリント処理がなされるように、特急仕上げ要求をあるいはその仕上がり時刻を指定して入力する。なお、写真処理装置100およびコントローラ200の詳細は後述する。
受付端末400は、写真店内に設置され、カメラ付携帯電話あるいはデジタルカメラで撮影された画像データを保存している記録メディア、パソコンで処理された画像データ等が保存されている記録メディアから、写真プリント処理する画像データを受け付ける機能を有し、画像データの受け付けにともない、注文に関するオーダ情報も入力可能である。受付端末400は、主として顧客により操作されるものであり、顧客が自分で持参した記録メディアを挿入し、プリント処理の対象となる画像データの選択、プリント枚数、プリントサイズの設定なども行うことができる。もちろん、店員が受付端末400を操作するようにしてもよい。
オーダ情報は、注文者の識別情報として、氏名、住所、電話番号等が例示され、また、受け取り方法についても入力できる。受け取り方法としては、店頭での引き渡し、引渡し時刻(日時)、郵送あるいは配達業者による送付が例示できる。また、受付端末400による店頭引渡しの場合、受付時刻から所定の時刻後となる引き渡し時刻が自動的に設定される構成でもよい。なお、オーダ情報の入力は必須ではなく、受付端末400による注文操作終了後に注文票が出力され、この注文票を店舗従業員に示すことで、受け渡し条件(店舗引渡し、送付)を口頭で伝え、注文手続きを完了することができる。この場合、店舗従業員は、コントローラ200の入力手段(キーボード、操作画面)を用いて、引渡し時刻(日時)、あるいは送付方法等のオーダ情報を入力する。受付端末400で受け付けた画像データおよびオーダ情報は、コントローラ200のデータ保存部201に保存される。ここで写真プリント処理待ち状態として蓄積される。なお、記録メディアの種類としては、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア(登録商標)、メモリスティック(登録商標)、CD−R、DVD−Rなどが例としてあげられる。
記録装置500は、写真処理装置100が取得した画像データをCD−R、DVD−R等の記録メディアに書き込む機能を有する。ネット受付端末600(パソコンにより構成されている)は、インターネット経由でのプリント注文に係る画像データを受け付ける機能を有する。写真処理装置100、コントローラ200、受付端末400、記録装置500、ネット受付端末600は、店舗内においてネットワーク(例えば、LAN)により接続されている。また、写真処理装置100、コントローラ200、スキャナー300、受付端末400、記録装置500、ネット受付端末600の設置台数は1台に限定されるものではなく、必要に応じて複数台を設置することができる。
インターネット上に設置されるサーバ610は、オンラインでのプリント注文を受け付ける機能を提供する。プリント注文を行なう場合は、インターネットに接続されるパソコン620から、プリント処理に係る画像データおよびオーダ情報をアップロードすると、サーバ610に画像データおよびオーダ情報が保存される。当該画像データおよびオーダ情報はサーバ610からネット受付端末600にダウンロードされる。ネット受付端末600で受け付けた画像データおよびオーダ情報は、コントローラ200のデータ保存部201に保存され、写真プリント処理待ち状態として蓄積される。なお、サーバ610に接続してオンライン注文するのはパソコン620に限定されず、携帯端末、携帯電話でもよい。
オンライン注文に係るオーダ情報には、注文者の住所、仕上がり写真の配達送付先の情報である住所、送付方法の情報、引渡し日時期限等が含まれている。配達先が複数有る場合、配達先の住所は複数設定されている。送付方法は、例えば、店頭引渡し、郵送、宅配による送付方法である。引渡し日時期限は、例えば、注文者が店頭で直接受け取る日時や配達による場合の配達日時の期限である。
<コントローラの機能ブロック構成>
コントローラ200は、写真処理装置100における写真プリント処理の処理順序の設定、画像データおよびオーダ情報の管理等を主に実行する情報処理装置である。コントローラ200はスキャナー300と接続されている。スキャナー300は、現像済みネガフィルム(写真フィルム)に形成されているコマ画像をスキャニングしてデジタルの画像データを取得する。スキャナー300で読み取られた画像データは、そのオーダ情報とともにデータ保存部201に保存される。また、受付端末400で受け付けた画像データおよびオーダ情報を送受信部202で受信し、データ保存部201に保存する。また、ネット受付端末600で受け付けた画像データおよびオーダ情報を送受信部202で受信し、データ保存部201に保存する。データ保存部201は、大容量記憶媒体、大容量記憶装置が好ましく、例えばハードディスクが例示できる。送受信部202は、公知の通信手段で構成されている。
コントローラ200は、プレジャッジ機能を備えている。例えば、オーダ情報の画像データに対し、プレジャッジ処理を行ない、オーダ情報に当該プレジャッジ補正データを関連づけてデータ保存部201に保存するプレジャッジ処理部203を有していてもよい。また、スキャナー300から受信された画像データは、プレジャッジ処理後のものであってもよい。
本発明において、プレジャッジ処理は、画像データに基づいて写真プリントを作成する前に、適切な画質の写真プリントが作成されるか否かを判定するものであり、画像データに対する判定をオペレータが行なうための機能を提供し、かかる機能は主としてソフトウェアにより提供される。なお、プレジャッジ処理は必ず行なわなければならないものではなく、プレジャッジ処理を省略してプリント処理を行うことも可能である。
プレジャッジ処理部203は、具体的には、色や濃度を補正するための補正データを入力する機能を提供するものであり、かかる補正データの入力は必要に応じて設定される。その他の補正データの設定としては、赤目補正、逆光補正などの特殊補正の設定が例としてあげられる。
また、プリント枚数の設定としては、スキャナー300から取得した画像データに関してはデフォルトで1が設定されているが、オペレータの入力操作により変更することができる。
オーダ制御部204は、プリント処理すべき画像データをオーダ単位に管理する機能を提供する。ここで1オーダとは、フィルム1本分あるいは記録メディア1個分についてのプリント注文に係る画像データ群を指すものであるが、これに限定されるものではなく、1オーダの概念はオペレータにより適宜設定することができる。
店舗内納期情報記憶部220は、仕上がり写真の配達送付先の情報である住所、送付方法の情報、および集配時刻の情報を少なくとも有して構成され店舗内納期情報を記憶している。店舗内納期情報は、予め設定され店舗内納期情報記憶部220に記憶されるものであるが、送付方法の情報や集配時刻は変更されることが多いため、コントローラ200の入力部240を用いて店舗内納期情報変更画面から当該情報を適宜変更できるように構成されている。図2に店舗内納期情報の一例を示す。送付先の住所は、都道府県単位で区別するようにしているが、送付方法に応じて市町村単位で区別するように設定することもできる。送付方法は、郵送(日本郵政公社)、○配送会社、△配送会社を例示しているが、他の配送会社を設定することもでき、さらに、空輸、トラック便、貨物列車便等を詳細に設定することもできる。集配時刻は、送付方法(会社)、配送先の住所に応じて設定されている。また、この集配時刻は、写真店の所在地と配送会社の所在との距離によっても変動し、写真店と配送会社間の協議によって設定されるものである。
住所情報抽出部221は、データ保存部201に保存されているオーダ情報から、当該オーダ情報に含まれる仕上がり写真の送付先である住所情報(例えば、○○県)を抽出する。データ保存部201に保存されるオーダ情報は、ネット受付端末600から送信されてくるもの以外にも例えば、店舗内の受付端末400、スキャナー300等からのものもあり、それらを区別することなく検索し、送付方法が設定されているオーダ情報から送付先の住所情報を抽出することになる。なお、写真店内部からの注文の場合は全て店頭引渡しとして設定することもでき、その場合、ネット受付端末600から送信されてくるオーダ情報のみを抽出処理対象に予め設定することもできる。
この抽出処理は、データ保存部201が画像データおよびオーダ情報を受け付けたタイミング、あるいは注文手続き完了のタイミング(ただし、データ保存部201にオーダ情報のデータが保存されていることを条件とする)で開始される。既に、データ保存部201に保存されているオーダは、プリント処理順序が設定されている。プリント処理順序の設定は、後述する処理順序設定部223によって設定される。
配達オーダ納期判断部222は、住所情報抽出部221によって抽出された住所情報(例えば、○○県)に基づいて、店舗内納期情報を検索し、配達オーダの仕上がり納期を判断する。具体的には、配達オーダ納期判断部222は、住所情報(例えば、○○県)をキーに店舗内納期情報を検索し、当該住所情報に対応する集配時刻(例えば、○○県の場合、図2においては郵送方法で16:00、○配送会社で18:00)を得る。次いで、配達オーダ納期判断部222は、検索された集配時刻を配達オーダの仕上がり納期として判断する。例えば、集配時刻が2種類であれば、直近の集配時刻を仕上がり納期として判断してもよく、遅い集配時刻を仕上がり納期として判断してもよい。また、集配時刻と同時にプリント処理が完了するように設定した場合、梱包作業等の予備的時間余裕がないため、このような余裕時間を考慮するために集配時刻から余裕時間を除算して仕上がり納期を設定することが好ましい。または、店舗内納期情報に、集配時刻から余裕時間を考慮した仕上がり納期を予め設定しておき、仕上がり納期の情報を検索するように構成することもできる。
また、集配時刻が2種類有る場合、オーダの込み具合から判断していずれか一方を選択するようにしてもよい。
処理順序設定部223は、データ保存部201に蓄積されているオーダ群に対し、所定のルールに基づいて処理順序を自動的に設定する。このルールは、例えば、
(1)オーダを受け付けた順序に従って処理順序が設定される。
(2)(1)において、引渡し時刻の指定が有る場合、引渡し時刻に間に合うように処理順序が設定される。この場合、オーダの受付順序に従わない場合が生じる。
(3)他の処理に優先して処理させなければならない特急オーダの場合、現処理中オーダの次の処理として優先的に処理順序を設定する。
以上のルールに基づいて、処理順序設定部223は、処理順序を設定する。
本システムにおいては、さらに、処理順序設定部223は、配達オーダ納期判断部222によって判断された配達オーダの仕上がり納期と、当該配達オーダ以外のオーダの仕上がり納期に基づいて、写真プリント処理の処理順序を設定する。図3の処理順序設定の一例を参照しながら説明する。オーダ受付順序番号は、オーダを受け付けた順番でありここでは、データ保存部201にオーダに係る画像データおよびオーダ情報が保存された順番である。オーダ識別子は、各オーダの識別子である。オーダ受け付け順序番号「13」のオーダのオーダ識別子は「S005」であり、スキャナー300で読み取られた画像データに係るオーダである。このオーダは店頭引渡しであり、仕上がり納期としては、その店頭引渡し時刻に予備時間を加算した時刻(「17:00」)が設定されている。また、オーダ受け付け順序番号「14」のオーダのオーダ識別子は「T004」であり、受付端末400で注文を受け付けた画像データに係るオーダである。このオーダも店頭引渡しであり、仕上がり納期としては、その店頭引渡し時刻に予備時間を加算した時刻(「19:00」)が設定されている。上記ルールに従えば、オーダ受け付け順序番号「13」の次にオーダ受け付け順序番号「14」がプリント処理される。しかし、オーダ受け付け順序番号「15」のオーダ(オーダ識別子「N001」)、およびオーダ受け付け順序番号「16」のオーダ(オーダ識別子「N002」)は配達オーダである。そして、仕上がり納期としてそれぞれ「16:00」、「18:00」が設定されたとする。この場合、仕上がり納期が早く到来する順に処理順序が再設定されることになる。つまり、オーダの受付順序によらず、仕上がり納期の早い順に処理順序が変更され、結果的に、オーダ処理順序は、図3においてはオーダ識別子「N001」のオーダが最も早く、次いで、オーダ識別子「S005」のオーダ、次いで、オーダ識別子「N002」のオーダ、次いで、オーダ識別子「T004」のオーダの順に処理されることになる。なお、オーダ識別子「N001」、「N002」のオーダは、ネット受付端末600で注文を受け付けた画像データに係るオーダである。
プリント処理制御部205は、設定されたプリント処理順序に従って、プリント処理の対象となるオーダの画像データおよびオーダ情報をプリント処理するように関係構成要素に指令を与える。図4は、オーダ管理画面の構成例を示す図であり、処理待ちオーダのリストと、完了済みオーダのリストが表示されている。処理待ちオーダのリストには、基本的にはプリント処理が行なわれる順序にオーダのリストが表示されている。状態表示欄には、オーダの処理状態が示されており、1番上のオーダがプリント処理中であること、その他のオーダについてはプリント処理待ちの状態でありプリント処理順序に並べられて表示されている。プリント処理が完了すると、完了済みオーダの表示欄へと移行し、状態表示もプリント処理完了に変わる。「仕上がり時刻」は、写真処理装置100でのプリント処理の終了予測時刻である。「仕上がり納期」は、注文者への店頭引渡し時刻あるいは配送業者の集配時刻である。ここでは、「仕上がり時刻」と「仕上がり納期」との間に余裕時間が設定されており、機械トラブルや印画紙の交換、梱包等に必要な時間に対応できるようにしてある。
オーダデータ削除部206は、プリント処理が完了したオーダデータをデータ保存部201から削除する。これにより、データ保存部201の保存容量を確保できるようにする。データを削除する場合、データ保存部201のオーダデータを完全に削除するようにしても良いし、後日の焼き増し処理の依頼に備えて、不図示の記憶部やその他の外部記憶装置にオーダデータを移動するようにしてもよい。
手動順序設定部207は、処理順序設定部223により設定されたプリント処理順序をオペレータの手動操作により変更を可能にするための機能である。例えば、図4のオーダ管理画面において、処理順序を変更したいオーダを選択する。そして、マウスのドラッグ&ドロップ操作により、変更したい位置に選択したオーダを移動させることができる。このように、処理順序設定部223は、上記した所定のルールに従い、自動的にプリント処理順序を設定するものであるが、手動順序設定部207を設けることで、任意にプリント処理順序を変更することができ、特に急ぎの注文(例えば、特急仕上げ注文等)に対応するような場合に有効である。
上記コントローラ200の各機能要素は、通常、ソフトウェアで構成され、CPU、メモリ等のハードウェア資源と協働して動作するものであるが、専用回路、ファームウエア等を組み合わせて構成してもよい。当該ソフトウエアプログラムは、ROM等のメモリに予め格納されている。
また、コントローラ200は、各種設定、操作指示入力等のための入力操作部240と、各種設定操作指示表示等のためにモニター250とを備えている。図1において、モニター250は、プレジャッジを行なうための画面やオーダ管理画面等を表示させるものであり、プリント処理等を行うために必要な画面を提供する。入力操作部240は、キーボードやマウス等により構成され、プリント処理に必要なデータ入力や設定、各種指令を行う。
画像処理基板230は、プリント処理制御部205によって設定されたオーダに係る画像データを、プレジャッジ補正データあるいはオーダ情報に含まれる補正データに基づいて、画像処理を行い、写真プリントを作成するために用いられるプリント作成用画像データを生成する。画像処理基板230は、入力メモリ、画像処理回路部、展開メモリにより構成され、画像処理回路部において所定の画像処理が行なわれる。具体的には、プレジャッジ処理等の補正データに基づく色・濃度の補正、設定されたプリントサイズに従ったデータの拡縮処理などである。このプリント作成用画像データは、オーダ単位に、写真処理装置100側に送受信部202によって送信される。なお、画像処理基板230の機能をソフトウエアプログラムにて実行させることできる。さらに、画像処理基板230を写真処理装置100側に設置し、コントローラ200側では、画像データ、補正データ、オーダ情報をそのまま写真処理装置100に転送するように構成することもできる。
次に、写真処理装置100の機能構成について説明する。写真処理装置100は、コントローラ200からプリント作成用画像データを受信するデータ受信部120と、受信されたプリント用作成画像データを保存するデータ保存部121と、当該プリント作成用画像データに基づいて、マガジン103から繰り出された印画紙104に露光処理するための露光部105と、露光処理された印画紙104を現像処理するための現像部106と、現像処理された印画紙104を乾燥処理するための乾燥部107と、乾燥処理された印画紙104を仕分け処理しながら排出する仕分け排出部108と、を有して構成されている。また、写真処理装置100の全体的な動作を制御するためのメイン制御部130を備えている。メイン制御部130は、データ保存部121に保存された当該プリント作成用画像データを読み出し、露光部105に転送し、露光処理の開始を制御する。
マガジン103には、写真感光材料である印画紙104がロール状に収容されている。マガジン103は、2台を設置することができ、例えば、幅の異なる印画紙を予めセットしておくことができる。マガジン103から引き出された長尺状の印画紙104は、設定されたプリントサイズになるようにカッター等の切断手段で切断される。
露光部105は、露光エンジンを有し、プリント作成用画像データを受け取り、このプリント作成用画像データに基づいて、印画紙の乳剤面に画像を焼付露光する。露光エンジンとしては、特定の方式のものに限定されるものではなく、例えば、レーザーエンジン、CRTエンジン、PLZTエンジンなどを用いることができる。
現像部106は、画像が焼付露光された印画紙104の現像処理を行い、乾燥部107は、現像処理された印画紙104の乾燥処理を行なう。仕分け排出部108において、仕上がりの写真プリントが装置本体外部に排出され、所定の集積装置によりオーダ単位で集積可能に構成されている。
印画紙センサー109は、仕分け排出部108から排出される印画紙104を検出し、あるオーダの写真プリントが全て排出されたか否かを検出する。センサー制御部110は、印画紙センサー109の駆動制御を行なうと共に、印画紙センサー109からの信号を受信して解析する。メイン制御部130は、あるオーダについての写真プリントが全て排出されたとセンサー制御部110により検出された場合、当該オーダのデータ保存部121に保存されているプリント作成用画像データを削除する。また、メイン制御部130は、コントローラ200にその通知を行い、そのオーダについてのオーダ情報を処理済みの管理状態に設定し、さらに、データ保存部201から削除するように構成してもよい。
<具体的処理の手順>
以下に、具体的処理手順について図5のフローチャートを用いて説明する。コントローラ200には、複数のオーダが処理待ちの状態で存在し、上述した所定のルールに従って処理順序が設定されている。今、新たなオーダの注文がなされたとして処理順序の設定手順について説明する。先ず、オーダ受付を確認する(S1)。このフローではデータ保存部201に画像データおよびオーダ情報が格納されたタイミングである。次いで、格納されたオーダ情報に送付先の住所情報が存在するか否かが判断される(S2)。具体的には、オーダ情報から、送付先についての住所情報が抽出できたか否かで判断される。住所情報が抽出されなかった場合、ステップS3において、通常のルール(ここでは受付順序で処理順序を設定するルール)で処理順序が設定され、ステップS1に戻る。住所情報が抽出されない場合、送付先の住所情報の代わりに、例えば、店頭引渡しの情報あるいは店頭引渡し時刻の情報がオーダ情報に含まれている。
送付先の住所が抽出された場合、配達オーダの仕上がり納期を設定する(S4)。送付先の住所が抽出されたということは、このオーダは配達オーダであると認識される。具体的説明すると、配達オーダ納期判断部222は、ステップS2でオーダ情報から抽出された住所情報(例えば、○○県)をキーに店舗内納期情報(図2)を検索し、当該住所情報に対応する集配時刻(例えば、○○県の場合、図2においては郵送方法で16:00)を得る。次いで、配達オーダ納期判断部222は、検索された集配時刻に余裕時間を除算して配達オーダの仕上がり納期(例えば、15:30)として設定する。
次いで、ステップS4で設定された配達オーダの仕上がり納期と、既に処理順序が設定されているオーダ(店頭引渡しのオーダと配達オーダが混在している)の仕上がり納期とに基づいて、処理順序を新たに設定する(S5)。つまり、ステップS3のような通常のルールに従った処理順序の設定ではなく、配達オーダの仕上がり納期とそれ以外の他のオーダ(処理順序が設定済みのオーダ)の仕上がり納期とを比較してすべての仕上がり納期が満足されるように処理順序を再構築する。なお、全ての仕上がり納期を満足できない場合も存在し、そのような場合は、配達オーダを他のオーダに優先して処理するように予め条件を付加していてもよく、その逆でもよい。配達オーダの引渡し納期を守れないような処理順序となってしまった場合に、集配時刻を過ぎる場合には、配送業者にその旨を連絡するようにして集配時刻を遅らせることもでき、このような場合に、その旨の注意喚起表示や警告を行なうように構成してもよい。
以上の実施形態1によれば、配達オーダとそれ以外のオーダ(店頭引渡オーダ)とが混在する注文環境においても、送付先の住所に基づいて検索された配送業者の集配時刻を考慮して写真プリント処理の処理順序をオペレータの判断によらずに自動的に設定でき、オペレータの作業負担を減らして作業効率を改善することができる。
(実施形態2)
実施形態2の構成は、実施形態1の構成に加え、送付方法情報抽出部224を備える。以下では、実施形態1との異なる構成について詳細に説明し、同様の構成については省略あるいは簡単に説明する。
実施形態2のシステムは、図6に示すように、送付方法情報抽出部224を備える。送付方法情報抽出部224は、データ保存部201に保存されているオーダ情報に含まれる送付方法の情報を抽出する。そして、配達オーダ納期判断部222は、住所情報および送付方法の情報に基づいて、店舗内納期情報を検索し、配達オーダの仕上がり納期を判断する。例えば、オーダ情報に送付方法として、配送会社を指定してある場合があり、このような場合、指定された配送会社を選択するために、送付方法情報抽出部224によって、配送会社(例えば、郵送)をオーダ情報から抽出する。また、送付方法として、配達時刻、配達時間帯(例えば、PM2時から4時の間等)が設定されている場合もあり、このような場合、指定された配達時刻または配達時間帯を遵守するために、送付方法情報抽出部224によって、配達時刻または配達時間帯をオーダ情報から抽出する。そして、配達オーダ納期判断部222は、住所情報および送付方法の情報に基づいて、店舗内納期情報を検索し、配達オーダの仕上がり納期を判断する。
<具体的処理の手順>
以下に、具体的処理手順について図7のフローチャートを用いて説明する。S1、S3、S5は実施形態1と同様の手順である。先ず、オーダ受付を確認する(S1)。次いで、格納されたオーダ情報に送付先の住所情報および送付方法が存在するか否かが判断される(S71)。具体的には、オーダ情報から、送付先についての住所情報および送付方法(例えば、送付会社)が抽出できたか否かで判断される。住所情報および送付方法が抽出されなかった場合、ステップS3において、通常のルールで処理順序が設定され、ステップS1に戻る。また、住所情報が抽出されたが送付方法が抽出されない場合は、図5のステップS4の処理がなされる。
住所情報および送付方法が抽出された場合、配達オーダの仕上がり納期を設定する(S72)。具体的説明すると、配達オーダ納期判断部222は、ステップS71でオーダ情報から抽出された住所情報(例えば、○○県)および送付方法(例えば、○配送会社)をキーに店舗内納期情報(図2)を検索し、当該住所情報および送付方法に対応する集配時刻(例えば、○○県および○配送会社の場合、18:00)を得る。次いで、配達オーダ納期判断部222は、検索された集配時刻に余裕時間を除算して配達オーダの仕上がり納期(例えば、17:30)として設定する。
次いで、ステップS72で設定された配達オーダの仕上がり納期と、既に処理順序が設定されているオーダの仕上がり納期とに基づいて、処理順序を新たに設定する(S5)。
以上の実施形態2によれば、配達オーダとそれ以外のオーダ(店頭引渡オーダ)とが混在する注文環境においても、送付先の住所および送付方法に基づいて検索された配送業者の集配時刻を考慮して写真プリント処理の処理順序をオペレータの判断によらずに自動的に設定でき、オペレータの作業負担を減らして作業効率を改善することができる。
(実施形態3)
上記実施形態1,2の構成要素は、ソフトウェアとハードウエア(CPU、メモリ等)との協働作用によって実現でき、専用回路、ファームウエア等で、またはそれらの組み合わせで実現することもできる。
ソフトウェアで実現する場合、そのプログラムは以下のようになる。このプログラムは、記録媒体に記録され、記録媒体として提供可能であり、また、通信回線を介して提供(ダウンロード提供)されてもよい。通信回線を介して提供される場合、その一部の機能のみが提供されてもよく、他の一部がサーバ装置に残っていてもよく、全体の機能として本発明の機能が発揮されていれば本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明のソフトウエアプログラムは、コンピュータに、
写真プリント注文に関するオーダ情報に含まれる仕上がり写真の送付先である住所情報を抽出する住所情報抽出ステップと、
前記抽出された住所情報に基づいて、仕上がり写真の配達送付先の情報である住所および集配時刻の情報を少なくとも有して構成される店舗内納期情報を検索し、配達要求の注文である配達オーダの仕上がり納期を判断する仕上がり納期判断ステップと、
前記判断された配達オーダの仕上がり納期と、当該配達オーダ以外のオーダの仕上がり納期に基づいて、写真プリント処理の処理順序を設定する処理順序設定ステップと、
を実行させるための写真プリント処理順序設定プログラムである。
また、他の本発明のソフトウエアプログラムは、コンピュータに、
前記オーダ情報に含まれる送付方法の情報を抽出する送付方法情報抽出ステップをさらに実行させ、
前記配達オーダ納期判断ステップにおいて、前記住所情報および前記送付方法情報抽出ステップで抽出された送付方法の情報に基づいて、送信方法の情報がさらに含まれて構成された店舗内納期情報を検索し、配達オーダの仕上がり納期を判断することを特徴とする写真プリント処理順序設定プログラムである。
(別実施形態)
本発明は、上記実施形態1〜3に限定されるものではない。例えば、送付先の住所が複数設定されている場合、その複数の送付先の住所を抽出し、それぞれに対応する集配時刻が別に存在していれば、最も早く到来する集配時刻を基準に仕上がり納期を判断するように構成できる。また、コントローラ200の機能を全て、写真処理装置100が備えるように構成することもできる。
写真プリント処理システムの構成を示す概念図およびブロック図 店舗内納期情報の一例について示す図 オーダ処理順序を説明するための図 オーダ管理画面の構成例を示す図 オーダ処理順序を設定する手順を示すフローチャート 写真プリント処理システムの構成を示す概念図およびブロック図 オーダ処理順序を設定する手順を示すフローチャート
符号の説明
100 写真処理装置
200 コントローラ
201 データ保存部
220 店舗内納期情報記憶部
221 住所情報抽出部
222 配達オーダ納期判断部
223 処理順序設定部
224 送付方法情報抽出部

Claims (4)

  1. 画像データに基づく写真のプリント処理をする写真プリント処理システムであって、
    仕上がり写真の配達送付先の情報である住所および集配時刻の情報を少なくとも有して構成される店舗内納期情報を記憶する店舗内納期情報記憶部と、
    前記画像データの写真プリント注文に関するオーダ情報および当該画像データを受け付けるデータ受付部と、
    前記データ受付部で受け付けたオーダ情報および画像データをお互いに関連付けて保存するデータ保存部と、
    前記データ保存部に保存されているオーダ情報に含まれる仕上がり写真の送付先である住所情報を抽出する住所情報抽出部と、
    前記住所情報抽出部で抽出された住所情報に基づいて、前記店舗内納期情報を検索し、配達要求の注文である配達オーダの仕上がり納期を判断する配達オーダ納期判断部と、
    前記配達オーダ納期判断部によって判断された配達オーダの仕上がり納期と、当該配達オーダ以外のオーダの仕上がり納期に基づいて、写真プリント処理の処理順序を設定する処理順序設定部と、
    を備える写真プリント処理システム。
  2. 前記店舗内納期情報に送信方法の情報がさらに含まれ、
    前記データ保存部に保存されているオーダ情報に含まれる送付方法の情報を抽出する送付方法情報抽出部をさらに備え、
    前記配達オーダ納期判断部は、前記住所情報および前記送付方法情報抽出部によって抽出された送付方法の情報に基づいて、前記店舗内納期情報を検索し、配達オーダの仕上がり納期を判断することを特徴とする請求項1に記載の写真プリント処理システム。
  3. 複数オーダの写真プリント処理の順序を所望の仕上がり納期に基づいて設定する写真プリント処理順序設定方法であって、
    写真プリント注文に関するオーダ情報に含まれる仕上がり写真の送付先である住所情報を抽出する住所情報抽出ステップと、
    前記抽出された住所情報に基づいて、仕上がり写真の配達送付先の情報である住所および集配時刻の情報を少なくとも有して構成される店舗内納期情報を検索し、配達要求の注文である配達オーダの仕上がり納期を判断する仕上がり納期判断ステップと、
    前記判断された配達オーダの仕上がり納期と、当該配達オーダ以外のオーダの仕上がり納期に基づいて、写真プリント処理の処理順序を設定する処理順序設定ステップと、
    を有する写真プリント処理順序設定方法。
  4. 前記オーダ情報に含まれる送付方法の情報を抽出する送付方法情報抽出ステップをさらに有し、
    前記配達オーダ納期判断ステップにおいて、前記住所情報および前記送付方法情報抽出ステップで抽出された送付方法の情報に基づいて、送信方法の情報がさらに含まれて構成された店舗内納期情報を検索し、配達オーダの仕上がり納期を判断することを特徴とする請求項3に記載の写真プリント処理順序設定方法。
JP2007249571A 2007-09-26 2007-09-26 写真プリント処理システムおよび写真プリント処理順序設定方法 Withdrawn JP2009080658A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007249571A JP2009080658A (ja) 2007-09-26 2007-09-26 写真プリント処理システムおよび写真プリント処理順序設定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007249571A JP2009080658A (ja) 2007-09-26 2007-09-26 写真プリント処理システムおよび写真プリント処理順序設定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009080658A true JP2009080658A (ja) 2009-04-16

Family

ID=40655361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007249571A Withdrawn JP2009080658A (ja) 2007-09-26 2007-09-26 写真プリント処理システムおよび写真プリント処理順序設定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009080658A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020139820A (ja) * 2019-02-27 2020-09-03 トヨタ自動車株式会社 ナビゲーション装置、商品注文処理方法および商品注文処理プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020139820A (ja) * 2019-02-27 2020-09-03 トヨタ自動車株式会社 ナビゲーション装置、商品注文処理方法および商品注文処理プログラム
JP7120078B2 (ja) 2019-02-27 2022-08-17 トヨタ自動車株式会社 ナビゲーション装置、商品注文処理方法および商品注文処理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3856997B2 (ja) プリント制御方法および装置並びに記録媒体
JP2004310215A (ja) 印刷ジョブ管理装置およびこれに用いられるプログラム並びに印刷ジョブ管理方法
JP2007095002A (ja) 写真処理装置
JP2009080658A (ja) 写真プリント処理システムおよび写真プリント処理順序設定方法
JP2010165016A (ja) 写真注文システム、写真注文サーバ、及び店頭端末
JP4636260B2 (ja) プリント処理システム
JP4269285B2 (ja) 画像形成システムおよびそれに用いる画像処理装置
JP2002290703A (ja) プリント注文処理装置、方法、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びプログラム
JP2005269524A (ja) 画像表示装置および方法並びにプログラム
JP4631461B2 (ja) プリント処理システム及びプリント処理プログラム
JP2008097106A (ja) 注文処理システム
JP4739892B2 (ja) 写真処理装置
JPH11213063A (ja) 注文情報の検証方法および装置並びに注文情報検証プログラムが記録された記録媒体
JP2007094973A (ja) プリント処理システム
JP3938173B2 (ja) デジタルプリントシステム
JP2003244468A (ja) 写真プリント作成システム及びこのシステムに用いられるプリンタドライバ
JP2005346380A (ja) デジタル写真注文処理システム
JP4748712B2 (ja) プリント処理システム
JP4241509B2 (ja) 写真プリント仕分け装置,方法及びシステム並びにデジタルスチルカメラ
JP2007102076A (ja) プリント処理システム
JP3642395B2 (ja) 焼き増し注文券付き写真プリント
JP2002094909A (ja) デジタル写真画像の集中プリントシステム、デジタル写真画像の集中プリントプログラムを記録した媒体およびデジタル写真画像の集中プリント方法
JP2000316020A (ja) ネットワークに接続されたサーバの使用方法及びサーバシステム
JP2006020077A (ja) 画像編集装置及び写真処理装置
JP2005038133A (ja) 入力端末及びプリントシステム並びにプリント出力順序制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20101207