JP2009079363A - ドアストッパー装置 - Google Patents

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JP2009079363A JP2007247448A JP2007247448A JP2009079363A JP 2009079363 A JP2009079363 A JP 2009079363A JP 2007247448 A JP2007247448 A JP 2007247448A JP 2007247448 A JP2007247448 A JP 2007247448A JP 2009079363 A JP2009079363 A JP 2009079363A
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Hironobu Kitano
浩伸 北野
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Abstract

【課題】ドアパネル1の開放保持および保持解除を容易になすことができるドアストッパー装置6を提供する。
【解決手段】ドアパネル1の開閉側端部付近に設けられるストッパー具2は、ドアパネル1の裏面から固定突出され先端7に引っ掛かり部8を有する下片9と、ドアパネル1の内部から突出され先端7に引っ掛かり部8を有しかつその中ほどでドアパネル1に軸10で支持されて上下に回動する上片11とで構成され、建物躯体から突出されるストッパー受具4は、その先端の上下に受部12が形成されるものであって、ストッパー具2がストッパー受具4に引っ掛かることでドアパネル1が開放状態で保持され、押し下げ操作を行うハンドル5に連動して、上片11の後端13が押し下げられ揺動してその先端7の引っ掛かり部8が受部12から離れるとともに、ドアパネル1の沈み込みで下片9の引っ掛かり部8が受部12から離れ、保持状態が解除されるようになした。
【選択図】図1

Description

本願発明は、ドアパネルを開放状態で保持し、上記保持状態をハンドルの操作によって解除するためのドアストッパー装置に関するものである。
従来から、この種のドアストッパー装置として、壁に取り付けられた輪を、ドアパネルの裏面に取り付けられたフックに引っ掛けて開放状態で保持するものが一般的であった。しかし、このようなドアストッパー装置においては、ドアパネルを開放状態で保持する際には輪をフックに引っ掛けなければならず、また上記保持状態を解除する際には引っ掛けた輪をフックから外さなければならず、ドアパネルを開閉する度に面倒な作業を伴うものであった。
この問題点を解決するものとして、特開平7−238732号公報に示されるような、ハンドルを上下に回動させることによって、ハンドルと連動して動くようにドアパネル内部に設けられたスライド棒が、床に取り付けられたドアストッパー装置の嵌挿孔に嵌挿されて保持されるものがあった。
特開平7−238732号公報
しかしながら、上記従来例(特開平7−238732号公報)であるドアストッパー装置にあっては、保持状態を解除する際にはハンドルの操作のみによって容易になすことができるが、開放状態で保持する際には上記スライド棒を上記ドアストッパー装置の嵌挿孔に嵌挿しなければならず、スライド棒と嵌挿孔の位置を合わせる手間がかかるものであり面倒であった。
本願発明は、上記従来例の問題点に鑑みてなしたものであって、その目的は、ドアパネルを開放状態で保持する際にも、保持状態を解放して閉める際にも、基本的な動作のみで容易になすことができるドアストッパー装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本願請求項1記載の発明は、ドアパネルの開閉側端部付近の裏面に設けられるストッパー具と、壁や床等の建物躯体から突出されるストッパー受具とを備え、ストッパー具がストッパー受具に引っ掛かることでドアパネルが開放状態で保持され、ドアパネルの開閉側端部付近の表面に設けられるハンドルを操作することでストッパー具がストッパー受具から外されるドアストッパー装置において、上記ストッパー具は、ドアパネルの裏面から固定突出され先端に引っ掛かり部を有する下片と、この下片に対向してその上側においてドアパネルの内部から突出され先端に引っ掛かり部を有しかつその中ほどでドアパネルに軸で支持されて上下に回動する上片とで構成され、上記ストッパー受具は、その先端の上下に受部が形成されるものであって、押し下げ操作を行うハンドルに連動して、上片の後端が押し下げられ揺動してその先端の引っ掛かり部が受部から離れるとともに、ドアパネルの沈み込みで下片の引っ掛かり部が受部から離れ、保持状態が解除されることを特徴とするものである。
本願請求項2記載の発明は、上記請求項1記載のドアストッパー装置において、上記ストッパー具がドアパネル裏面の開閉側端部付近の下方に、上記ストッパー受具が建物躯体の下方に、上記ハンドルがドアパネルの中ほど高さ位置に配置されるものであって、上片の後端とハンドルとがリンク機構を介してドアパネル内部で連結されていることを特徴とするものである。
本願請求項1記載の発明のドアストッパー装置においては、ドアパネルを開放状態で保持する際には、ドアパネルを開けたときの勢いにより、ストッパー具の上片と下片それぞれの先端に形成される引っ掛かり部がストッパー受具の先端に形成される受部に引っ掛かり、自動的に保持状態となる。また、上記保持状態を解除してドアパネルを閉める際には、ハンドルを押し下げ操作することによって、ハンドル操作に連動して上片の後端が押し下げられ揺動してその先端の引っ掛かり部が受部から離れるとともに、ドアパネルの沈み込みで下片に下向きの加重がかかりその先端の引っ掛かり部が受部から離れることにより、保持状態が解除されてドアパネルを閉めることができる。
本願請求項2記載の発明のドアストッパー装置においては、上記ストッパー具がドアパネル裏面の開閉側端部付近の下方に、上記ストッパー受具が建物躯体の下方に配置されるため、邪魔になることがない。また、上記ハンドルがドアパネルの中ほど高さ位置に配置され、上片の後端とリンク機構を介して連結されているため、腰をかがめてドアパネルの保持および保持解除の作業をする煩わしさが解消される。
以下、本願発明を添付図面図1、図2に示す第1の実施形態に基づいて説明する。
このドアストッパー装置6は、ドアパネル1の開閉側端部付近の裏面に設けられるストッパー具2と、壁3や床等の建物躯体から突出されるストッパー受具4と、ドアパネル1の開閉側の表面に設けられるハンドル5とを備え、ストッパー具2がストッパー受具4に引っ掛かることでドアパネル1が開放状態で保持され、ドアパネル1の開閉側の表面に設けられるハンドル5を操作することでストッパー具2がストッパー受具4から外されるドアストッパー装置6において、上記ストッパー具2は、ドアパネル1の裏面から固定突出され先端7に引っ掛かり部8を有する下片9と、この下片9に対向してその上側においてドアパネル1の内部から突出され先端に引っ掛かり部8を有しかつその中ほどでドアパネル1に軸10で支持されて上下に回動する上片11とで構成され、上記ストッパー受具4は、その先端の上下に受部12が形成されるものであって、押し下げ操作を行うハンドル5に連動して、上片11の後端13が押し下げられ揺動してその先端7の引っ掛かり部8が受部12から離れるとともに、ドアパネル1の沈み込みで下片9の引っ掛かり部8が受部12から離れ、保持状態が解除されることを特徴とするものである。
また、このドアストッパー装置6は、上記ストッパー具2がドアパネル1裏面の開閉側端部付近の下方に、上記ストッパー受具4が建物躯体の下方に、上記ハンドル5がドアパネル1の中ほど高さ位置に配置されるものであって、上片11の後端13とハンドル5とがリンク機構14を介してドアパネル1内部で連結されていることを特徴とするものである。
以下、第1の実施形態のドアストッパー装置6について、添付図面図1、図2を参照しながら詳述する。
この実施形態のドアストッパー装置6において、開き戸式のドアパネル1の開閉側下端部付近の裏面にストッパー具2が取り付けられる。ストッパー具2は上片11、下片9および固定片15から構成される。上片11と下片9は対向して設けられ、それぞれの先端7の内側には引っ掛かり部8が形成される。ドアパネル1の裏面に沿って、上片11と下片9の間に固定片15が設けられる。固定片15の下端から下片9がドアパネル1に対して直角に突出され、上端には軸10を介して上片11が回動可能なように支持される。また、壁3や床等の建物躯体からは、上記ストッパー具2に対応するようにストッパー受具4が突出され、その先端部分には受部12が形成される。
ドアパネル1表面の開閉側端部付近の中ほど高さ位置にはハンドル5が取り付けられる。ハンドル5は回動軸16を介して円板17と連動し回動可能となる。
ストッパー具2の上片11は、その後端13がリンク機構14によってハンドル5と連結されている。上記リンク機構14は、円板17およびスライド棒18から成る。スライド棒18の上端は、円板17の円周部付近において軸ピン19で回動自在に結合される。またスライド棒18の下端は、ストッパー具2の上片11の後端13と軸ピン19で回動自在に結合される。
上記構造により、ハンドル5を押し下げると、ハンドル5と連動して回動軸16および円板17が時計回りに回動し、円板17と連動してスライド棒18が押し下げられ、さらに、スライド棒18と連動して上片11の後端13が押し下げられるとともに、同上片11が揺動してその先端7および引っ掛かり部8が押し上げられる。また、ハンドル5を押し下げると、ドアパネル1全体に下向きの加重が自然にかかりドアパネル1がわずかに沈み込む。その沈み込みによって下片13とともに引っ掛かり部8が下がる。
したがって、第1の実施形態のドアストッパー装置6においては、ドアパネル1を開放状態で保持する際には、ドアパネル1を開けたときの勢いにより、ストッパー具2の上片11と下片9それぞれの先端7に形成される引っ掛かり部8がストッパー受具4の先端に形成される受部12に引っ掛かり、自動的に保持状態となる。また、上記保持状態を解除してドアパネル1を閉める際には、ハンドル5を時計回りに回動させることによって、ハンドル5操作に連動して上片11の後端13が押し下げられ揺動してその先端7の引っ掛かり部8が受部12から離れるとともに、ドアパネル1の沈み込みで下片9に下向きの加重がかかりその先端7の引っ掛かり部8が受部12から離れることにより、保持状態が解除されてドアパネル1を閉めることができる。
また、上記ストッパー具2がドアパネル1裏面の開閉側端部付近の下方に、上記ストッパー受具4が建物躯体の下方に配置されるため、邪魔になることがない。また、上記ハンドル5がドアパネル1の中ほど高さ位置に配置され、上片11の後端13とリンク機構14を介して連結されているため、腰をかがめてドアパネル1の保持および保持解除の作業をする煩わしさが解消され、腰の不自由な人にとっても容易に操作できる。その上、手によるハンドル5操作のみで操作ができるため、足を使う必要もなく、車椅子利用者にとっても容易に操作できる。
以下、第二の実施形態のドアストッパー装置6について添付図面図3に基づいて詳述する。
ここでは、上記第1の実施形態と相違する事項についてのみ説明し、その他の事項(構成、作用効果等)については、上記第1の実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
このドアストッパー装置6において、ハンドル5は、ドアパネル1の内部から表面側に向けて、上記ストッパー具2の上片11の後端13の延長上に一体的に突出される。これによって、ハンドル5を押し下げると同時に上片11の後端が押し下げられ、その動作に直接連動して上片11の先端7および先端7に形成される引っ掛かり部8が押し上げられて、引っ掛かり部8がストッパー受具4の受部12から離れる。
また、このドアストッパー装置6において、上記ストッパー具2およびハンドル5ならびにストッパー受具4は、それぞれドアパネル1の開閉側端部の下方に配置される。そのため、通常はハンドル5を足で操作する。
したがって、第2の実施形態のドアストッパー装置6においては、ドアパネル1を開放状態で保持する際には、ドアパネル1を開けたときの勢いにより、ストッパー具2の上片11と下片9それぞれの先端7に形成される引っ掛かり部8がストッパー受具4の先端に形成される受部12に引っ掛かり、自動的に保持状態となる。また、上記保持状態を解除してドアパネル1を閉める際には、ハンドル5を足で踏んで押し下げ操作することによって、ハンドル操作に連動して上片11の後端13が押し下げられ揺動してその先端7の引っ掛かり部8が受部12から離れるとともに、ドアパネル1の沈み込みで下片9に下向きの加重がかかりその先端7の引っ掛かり部8が受部12から離れることにより、保持状態が解除されてドアパネル1を閉めることができる。
また、ハンドル5を足で操作するため、ドアパネル1の保持および保持解除作業を、腰をかがめずにすることができる。さらに、それぞれが下方に配置されているため、邪魔にならない。
なお、この第2の実施形態において、上記ストッパー具2およびハンドル5ならびにストッパー受具4は、ドアパネル1の開閉側端部の中ほど高さ位置に設けてもよい。この場合、ハンドル5の操作は手で行うことができ、腰をかがめて操作をする煩わしさが解消され、腰の不自由な人にとっても容易に操作できる。また、足を使う必要もなく、車椅子利用者にとっても容易に操作できる。
また、上記2つの実施形態において、下片9および固定片15は、両者が分離されていないL型材を用いてもよい。
本願発明の第1の実施形態であるドアストッパー装置において、ドアパネルを開放状態で保持した断面図(a)および上記保持状態を解除した断面図(b)である。 同上のドアストッパー装置において、ハンドルの内部機構を示す斜視図である。 本願発明の第2の実施形態であるドアストッパー装置において、ロック解除時の断面図である。
符号の説明
1 ドアパネル
2 ストッパー具
3 壁
4 ストッパー受具
5 ハンドル
6 ドアストッパー装置
7 先端
8 引っ掛かり部
9 下片
10 軸
11 上片
12 受部
13 後端
14 リンク機構

Claims (2)

  1. ドアパネルの開閉側端部付近の裏面に設けられるストッパー具と、壁や床等の建物躯体から突出されるストッパー受具とを備え、ストッパー具がストッパー受具に引っ掛かることでドアパネルが開放状態で保持され、ドアパネルの開閉側端部付近の表面に設けられるハンドルを操作することでストッパー具がストッパー受具から外されるドアストッパー装置において、上記ストッパー具は、ドアパネルの裏面から固定突出され先端に引っ掛かり部を有する下片と、この下片に対向してその上側においてドアパネルの内部から突出され先端に引っ掛かり部を有しかつその中ほどでドアパネルに軸で支持されて上下に回動する上片とで構成され、上記ストッパー受具は、その先端の上下に受部が形成されるものであって、押し下げ操作を行うハンドルに連動して、上片の後端が押し下げられ揺動してその先端の引っ掛かり部が受部から離れるとともに、ドアパネルの沈み込みで下片の引っ掛かり部が受部から離れ、保持状態が解除されることを特徴とするドアストッパー装置。
  2. 上記ストッパー具がドアパネル裏面の開閉側端部付近の下方に、上記ストッパー受具が建物躯体の下方に、上記ハンドルがドアパネルの中ほど高さ位置に配置されるものであって、上片の後端とハンドルとがリンク機構を介してドアパネル内部で連結されていることを特徴とする請求項1記載のドアストッパー装置。
JP2007247448A 2007-09-25 2007-09-25 ドアストッパー装置 Pending JP2009079363A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102661095A (zh) * 2012-05-11 2012-09-12 郑龙凤 锁控门碰装置

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