JP2009075832A - 情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷処理の際、ジョブ本来の蓄積元の情報処理端末の稼働の有無に関わらず、印刷処理を実行する。
【解決手段】グループ内のクライアントPC100がシャットダウンがあったとき、グループ内の他のクライアントPC100にジョブを転送し、蓄積させてバックアップし、かつこのバックアップに関する情報を常に更新管理するようにしたため、認証印刷制御端末104による印刷指示の際、目的とするジョブがもともと管理するクライアントPC100がシャットダウンされていても、バックアップしたジョブによりプリント処理が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の情報処理端末と、これらの情報処理端末とネットワーク接続され、それぞれの情報端末から出力されるデータに基づいて印刷可能なプリンタと、前記複数の情報処理端末にアクセスして前記データを読み出し、前記プリンタへ印刷指示する印刷処理端末と、を備えた情報処理システムに関するものである。
近年、1台のプリンタとプリンタドライバがインストールされた複数のPCとがネットワークによって接続されているネットワークプリントシステムにおいて、プリンタの操作パネルからユーザIDとパスワードを入力し、プリントアウトするジョブを保持しているPCを選択し、選択したPCが稼働している(電源オン状態である)ことを条件に、当該PCからジョブを読み出すことで、プリントアウトが実現可能となっている(特許文献1参照)。
特開2006−123437公報
本発明は上記事実を考慮し、印刷処理の際、ジョブの本来の蓄積元の情報処理端末の稼働の有無に関わらず、印刷処理を実行することができる情報処理システムを得ることが目的である。
請求項1に記載の発明は、複数の情報処理端末と、これらの情報処理端末とネットワーク接続され、それぞれの情報端末から出力されるデータに基づいて印刷可能なプリンタと、前記複数の情報処理端末にアクセスして前記データを読み出し、前記プリンタへ印刷指示する印刷処理端末と、を備えた情報処理システムであって、ネットワーク接続された一の情報処理端末で生成したジョブを他の情報処理端末へ送信するジョブ送信手段と、前記ジョブ送信手段によるジョブの送信を受けた他の情報処理端末で当該ジョブを蓄積するジョブ蓄積手段と、を有してる。
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記ジョブ送信手段によるジョブ送信が、前記一の情報処理端末に対してシャットダウン指示があったときに実行されることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記ジョブ送信手段で他の情報処理装置に送信され、かつ前記ジョブ蓄積手段で蓄積されたジョブに対して、前記プリンタでの印刷処理完了後に、各情報処理端末のジョブ蓄積手段に蓄積されている該当ジョブを削除するジョブ削除手段をさらに有することを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、前記請求項1〜請求項3の何れか1項記載の発明において、前記ジョブ送信手段で他の情報処理装置に送信され、かつ前記ジョブ蓄積手段で蓄積されたジョブに対して、ジョブの蓄積有効期間を設定する有効期間設定手段をさらに有することを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、前記請求項1〜請求項4の何れか1項記載の発明において、前記ジョブ送信手段で他の情報処理装置に送信され、かつ前記ジョブ蓄積手段で蓄積されたジョブに対して、前記ジョブ送信当事者である一の情報処理端末の専有使用者を判別する認証情報を付加する認証情報付加手段をさらに有し、前記印刷処理端末では、前記認証情報付加手段によって付加された認証情報に基づき、前記一の情報処理端末の専有使用者である場合に印刷を許可することをと特徴としている。
請求項6に記載の発明は、前記請求項1〜請求項5の何れか1項記載の発明において、前記ジョブを蓄積しあう情報処理端末と、この情報処理端末からデータを読出可能な印刷処理端末と、で構成されるグループ間において共有され、ジョブ単位での処理状況が更新されるジョブ実行管理表を記憶するョブ実行管理表記憶手段をさらに有することを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、前記請求項6に記載の発明において、前記ジョブ実行管理表記憶手段が、携帯可能な記録媒体であることを特徴としている。
以上説明した如く請求項1に記載の発明では、印刷処理の際、ジョブの本来の蓄積元の情報処理端末の稼働の有無に関わらず、印刷処理を実行することができる。
請求項2に記載の発明では、シャットダウン指示をトリガとして、他の情報処理端末へのジョブ送信を行うことができる。
請求項3に記載の発明では、不要なジョブを迅速に削除することができる。
請求項4に記載の発明では、ジョブに蓄積期限を設けることで、経時的に不必要となったジョブを削除することができるため、効率的な記憶領域の利用が可能となる。
請求項5に記載の発明では、複数の情報処理端末にジョブを送信して、蓄積しても、専有使用者を認証情報に基づいて特定することができるため、秘密保持が可能となる。
請求項6に記載の発明では、ジョブの管理をグループに属する情報処理端末や印刷処理端末で管理することができる。
請求項7に記載の発明では、携帯可能な記録媒体の保持者にのみ、ジョブのアクセス権利が与えられるため、グループ内でのジョブ管理と情報を秘密保持とを併用することができる。
図1には、本実施の形態に係る情報処理システムが示されている。この情報処理システムは、複数台(図1では、2台)のプリンタ10(以下、必要に応じて符号の末尾に「a」又は「b」を付して区別する。)と、このプリンタ10を用いて画像形成するジョブを作成し、かつ当該ジョブをプリンタ10へ送信する複数台(図1では、3台)のクライアントPC100(以下、必要に応じて符号の末尾に「A」、「B」、「C」を付して区別する。)とがネットワーク102介して接続されて構成されている。また、プリンタ10の近傍には、それぞれ、プリンタ10のユーザーインターフェイス(UI)として、複数台(図1では、2台)の認証印刷制御端末104(以下、必要に応じて符号の末尾に「a」又は「b」を付して区別する。)が設けられ、ネットワーク102に接続されている。
なお、以下において、前述したPC100、認証印刷制御端末104及びプリンタ10の構成を1つの「グループ」として説明するが、「グループ」内のPC100、認証印刷制御端末104及びプリンタ10の構成数は上記に限定されるものではない。
プリンタ10には、装置本体下部に複数段に渡って配置された給紙トレイ12が設けられ、サイズが指定されることで、選択的に給紙トレイ12から記録シートが給紙装置によって1枚ずつ引き出され、プリンタ10の内部の画像形成部14に搬送されるようになっている。
画像形成部14には、シート材に画像を形成する感光体ドラムが配設され、かつ感光体ドラムの周囲には、帯電装置、光走査装置、現像装置、転写装置等が配設されている(それぞれ図示省略)。
感光体ドラムの周面は、一様に帯電された後、光走査装置によって画像データに基づく静電潜像が形成され、形成された静電潜像を現像装置によってトナー現像する。その後、転写装置を通過することで、感光体ドラム上のトナー画像がシート材に転写する構成となっている。画像が転写されたシート材は定着装置によって加熱、加圧処理され、画像が定着された状態で排出されるようになっている。
上記プリンタ10は、前記認証印刷制御端末104からの指示によって稼働する。認証印刷制御端末104のタッチパネル部104Aは、情報表示部と情報入力部の機能を兼ねており、オペレータはこのタッチパネル部104Aの適宜箇所を指等を接触(加圧)することで、当該適宜箇所に表示された情報に関する指示が入力される。
認証印刷制御端末104では、オペレータによるタッチ操作によって、前記クライアントPC100へアクセスし、当該クライアントPC100との認証を行い、かつクライアントPC100からジョブを読み出して、プリンタ10での印刷処理を指示する役目を有している。
ところで、クライアントPC100へアクセスする場合、当然であるが、当該アクセス先のクライアントPC100が稼働状態(電源オン状態)である必要がある。言い換えれば、クライアントPC100がシャットダウン(電源オフ)されていると、クライアントPC100へのアクセス不通で、認証もできなければ、肝心のジョブも読み出すことができない。
そこで、本実施の形態では、クライアントPC100(例えば、クライアントPC100A)をシャットダウンするときに、当該シャットダウンするクライアントPC100Aに蓄積されているジョブ(例えば、ジョブA)を他の稼働中のクライアントPC100(例えば、クライアントPC100B)に転送し、ジョブAcopyとして蓄積するようにした。
一方、認証印刷制御端末104では、プリンタ10を用いたプリントを実行する際に、グループ内の全てのクライアントPC100が蓄積しているジョブのリスト(管理表)を取得し、プリントアウト権限のあるジョブを検索する。
以下、図2及び図3において、クライアントPC100と、認証印刷制御端末104との間で実行される特定ジョブのプリントアウト指示制御に特化した機能ブロック図を示す。
なお、この機能ブロック図は、クライアントPC100及び認証印刷制御端末104のハード構成を限定するものではない。
図2は、クライアントPC100でのジョブデータ処理手順を示す機能ブロック図である。
クライアントPC100の本来の機能は、主制御部106の制御によって実行されるものとし、このため、主制御部106には、I/O108を介してキーボード110、マウス112及びモニタ114等の周辺機器が接続されている。
主制御部106には、データベース(DB:例えば、ハードディスク(HD)等)116が接続され、データの保存(記憶)管理領域、処理中のデータ一時記憶領域等に利用されるようになっている。
主制御部106は、ネットワークI/F118と相互に接続されており、少なくともグループ内の他クライアントPC100におけるジョブ情報を入手し、管理表編集部120に送出するようになっている。管理表編集部120では、前記データベース116に記憶されている管理表を逐次編集する。
管理表とは、表1に示されるように、各クライアントPC100で保持しているジョブ情報、認証印刷端末104で管理しているプリント情報が一覧となったものである。この管理表により、グループ内のジョブ管理情報を共有している。この表1の項目の設定は、特に限定されるものではなく、要は、全てのクライアントPC100のジョブの蓄積状況、並びにプリント実行の有無がわかればよい。
Figure 2009075832
クライアントPC100は、上記シャットダウン時に自身が蓄積するジョブのプリントができなくなる不具合に対する相互の救済として、以下の3つの機能を有している(ジョブ転送機能、ジョブ蓄積機能、ジョブ出力機能)。
(ジョブの転送機能)
主制御部106には、シャットダウン処理実行指示部122が接続されている。主制御部106では、当該クライアントPC100がシャットダウンされると、完全に電源電力が落とされる前に、シャットダウン信号をシャットダウン処理実行指示部122に送出する。
シャットダウン処理実行指示部122には、グループ内PC稼働状態認識部124と、ジョブデータ読出指示部126が接続されている。
グループ内PC稼働情報認識部124は、前記ネットワークI/F118に接続され、当該ネットワーク102に接続されているグループ内の全てのクライアントPC100の稼働状態に関する情報を得る。
グループ内PC稼働状態認識部124は、転送先PC決定部128に接続されている。グループ内PC稼働状態認識部124では、得られた情報を転送先PC決定部128に送出する。転送先PC決定部128では、ジョブの転送先を決定し、その決定情報(転送先)をジョブデータ転送実行部130へ送出する。
一方、ジョブデータ読出指示部126は、ジョブデータ読出部132に接続されている。ジョブデータ読出指示部126は、シャットダウン処理実行部122からの信号に基づいて、ジョブデータ読出部132を起動する。
ジョブデータ読出部132では、データベース116に蓄積されているプリント可能な全てのジョブ、或いは予め指定されていたジョブを読み出し、前記ジョブデータ転送実行部130へ送出する。
ジョブデータ転送実行部130では、前記転送先PC決定部128からの決定情報に基づいて、読み出したジョブの転送を実行するべく、ネットワークI/F118を介して、ジョブデータをアップロードする。
上記ジョブの転送をより具体的に示すと、図1のクライアントPC100Aのデータベース116にジョブAが蓄積(保存)されているとき、クライアントPC100Aに対してシャットダウンの指示が出される。
このシャットダウン指示に基づき、クライアントPC100Aでは、クライアントPC100Bを転送先に決定し、ジョブAを読み出して、クライアントPC100Bへ当該ジョブAを転送(アップロード)する。
この結果、クライアントPC100Bのデータベース116には、ジョブAcopyが蓄積される。
また、図1では、併せてクライアントPC100CがジョブCをクライアントPC100BにジョブBcopyとしてバックアップしている。この結果、クライアントPC100Bのデータベース116には、ジョブAcopy、ジョブBcopyが蓄積される。
(ジョブの蓄積機能)
図2に示される如く、ネットワークI/F118には、転送ジョブデータ蓄積受付部133に接続されている。
この転送ジョブデータ蓄積受付部133は、ネットワークI/F118を介して、グループ内のクライアントPC100から転送されてくるジョブデータを受け付ける役目を有している。
転送ジョブデータ受付部132は、前記管理表編集部120及び転送ジョブデータ蓄積実行部134に接続されている。管理表編集部120では、転送ジョブデータ受付部132で他のクライアントPC100から転送されてきたジョブを受け付けたことを認識すると、当該情報を管理表(表1参照)に更新する。
また、転送ジョブデータ蓄積実行部134では、転送ジョブデータ受付部132で受け付けた転送ジョブをデータベース116へ蓄積する。
このジョブの蓄積機能は、前述したジョブの転送機能の具体例におけるクライアントPC100Bに相当する。言い換えれば、3台のクライアントPC100A、100B、100Cの全てが、ジョブを転送する側にもなり、転送されたジョブを受け付けて蓄積する側にもなり得る。
(ジョブの出力機能)
図1に示される如く、ネットワークI/F118には、蓄積ジョブデータ出力受付部136に接続されている。
この蓄積ジョブデータ出力受付部136では、認証印刷制御端末104からのジョブ要求を受け付け、当該受け付けたジョブを特定し、蓄積ジョブデータ読出指示部138へ送出する。なお、この蓄積ジョブデータ出力受付部136では、認証のための通信プロトコルを実行する。
蓄積ジョブデータ読出指示部138では、特定されたジョブデータをデータベース116から読み出すように、蓄積ジョブデータ読出部140を起動させる。
この蓄積ジョブデータ読出部140は、蓄積ジョブデータ出力実行部142に接続され、読み出されたジョブデータをネットワークI/F118を介して、要求元の認証印刷端末104へ送出する。
なお、蓄積ジョブデータ出力受付部136及び蓄積ジョブデータ出力実行部142はそれぞれ管理表編集部120に接続され、それぞれの情報に基づいて管理表が更新される。
図3は、認証印刷制御端末104におけるジョブの読出手順を機能的に示したブロック図である。
認証印刷制御端末104の主構成であるタッチパネル部104Aは、情報を表示する他、オペレータの入力キーとしての役目を兼ねる。
このため、タッチパネル104Aには、タッチ操作情報解析部150及び表示制御部152が接続されている。表示制御部152には、表示データメモリ154が接続され、予め設定された表示項目が記憶され、表示制御部152に入力される各種情報に基づいて、画像データが読み出され、タッチパネル部104Aへ送出するようになっている。
タッチ操作情報解析部150では、タッチパネル部104Aへの操作状態に基づいて、操作内容を解析する。ここでは、ジョブ検索、ジョブ指定、認証実行、プリント指示等の操作内容が解析されることになる。
(第1段階)
タッチ操作情報解析部150において解析した結果がジョブ検索の場合は、タッチ操作情報解析部150は、管理表読出部156へジョブ検索信号を送出する。
管理表読出部156は、ネットワークI/F158に接続されており、このネットワークI/F158を介して、ネットワーク102に接続されているグループ内の各クライアントPC100から管理表を取得する。なお、基本的には各クラアントPC100から取得した管理表はその内容が同一であるが、若干のタイムラグにより多少異なる場合もあり得る。
管理表読出部156は、表示制御部152に接続されている。管理表読出部156では、読み出した管理表のデータを表示制御部152へ送出すると、表示制御部152では、管理表のデータと、表示データメモリ154に記憶されている表フォーマットデータとを組み合わせ、管理表としてタッチパネル部104Aへ表示する。
(第2段階)
タッチパネル部104Aに管理表が表示されている場合、オペレータは当該管理表の中からジョブを指定することが可能である。
タッチ操作情報解析部150において解析した結果がジョブ指定の場合は、タッチ操作情報解析部150は、該当PC認証制御部160へジョブ指定信号を送出する。
該当PC認証制御部160では、このジョブ指定に基づいて、当該ジョブが蓄積されているクライアントPC100との間で認証処理を行うべく、表示制御部152に認証実行経過情報を送出する。
これにより、タッチパネル部104Aでは、認証操作に伴って、表示内容が逐次変化し、認証が実行されていく。該当PC認証制御部160では、認証が完了すると認証完了信号をジョブデータダウンロード部162へ送出する。
ジョブデータダウンロード部162は、ネットワークI/F158と接続されており、ジョブデータをダウンロードする。
ジョブデータダウンロード部162は、プリント実行制御部164に接続されており、ダウンロードしたジョブデータを当該プリント実行制御部164に送出する。
(第3段階)
プリント実行制御部164は表示制御部152に対してプリントの可否信号、すなわち、ジョブデータが存在しプリントすることが可能であるか否かの情報を表示制御部152に送出する。これにより、表示制御部152では、タッチパネル部104Aに表示の可否を表示することが可能となる。
一方、プリント実行制御部164は、タッチ操作情報解析部150に接続されており、タッチ操作情報解析部150からのプリント指示を待つ。オペレータは、タッチパネル部104Aに表示されるプリント可否に関する情報に基づいてプリント指示を操作すると、タッチ操作情報解析部150でこれを解析し、プリント指示情報としてプリント実行制御部164へ送出する。
プリント実行制御部164は、プリンタ10に接続されている。プリント実行制御部164では、ジョブデータが存在し、かつプリント指示があった場合に、プリンタ10を制御して、当該ジョブに基づく印刷を実行する。
また、プリント実行制御部164は管理表編集データ送出部166に接続されている。プリント実行制御部164から管理表編集データ送出部166へはプリント実行情報が送出される。
管理表編集データ送出部166は、ネットワークI/F158を介して、各クライアントPC100に対して管理表編集データを送出する。
以下に本実施の形態の作用を図4及び図5のフローチャートに従い説明する。
図4は、クラアントPC100における、転送機能、蓄積機能、出力機能に関する処理の流れを示す制御フローチャートである。
ステップ200では、シャットダウン指示があったか否かが判断され、否定判定されるとそのままステップ200の前に戻る。前記ステップ200で肯定判定されると、ステップ206へ移行して転送処理が実行される。
(転送処理)
ステップ206では、グループ内のクライアントPCの稼動状況を認識し、次いでステップ212へ移行してジョブの転送先を決定し、ステップ214へ移行する。
ステップ214では、データベース116から転送対象ジョブを読み出し、ステップ216へ移行して当該ジョブを他のクライアントPC100へ転送し、他のクライアントPC100のステップ208へ移行すると共に、転送元クラアントPCでは次のステップ218へ移行する。
次のステップ218では、管理表を更新し、次いでステップ220へ移行して更新した管理表データを他のクライアントPC100等へ配信し、このルーチンは終了し、転送元クラアントPC100はシャットダウン処理を行う。
(蓄積処理)
ステップ202で受け付けたジョブは、ステップ208において取り込みを実行し、ステップ222で自身のデータベース116へ当該とり込んだジョブを蓄積する。この場合のジョブは、基のジョブと区別するために、ジョブ名の末尾に”copy”等を付加して、区別することが好ましい。
次のステップ224では、管理表を更新し、次いでステップ226へ移行して更新した管理表データを他のクライアントPC100等へ配信し、このルーチンは終了する。
(出力処理)
ステップ204でジョブ出力要求を受け付けると、ステップ210で認証処理が実行され、次いでステップ228へ移行してデータベース116から対象ジョブを読み出し、次のステップ230では、読み出したジョブを指定の認証印刷制御端末104へ送出する。
次のステップ232では、管理表を更新し、次いでステップ234へ移行して更新した管理表データを他のクライアントPC100等へ配信し、このルーチンは終了する。
次に、図5は、認証印刷制御端末104におけるプリント指示の流れを示す制御フローチャートである。
ステップ250では、タッチパネル部104Aにデフォルト画面を表示し、次いでステップ252へ移行してプリント画面表示指示があったか否かが判断される。
このステップ252で肯定判定されると、ステップ254へ移行してプリント画面を表示し、ステップ256へ移行する。
ステップ256では、管理表画面の表示指示があったか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ258へ移行して管理表を表示し、ステップ260へ移行する。
オペレータはこの表示された管理表を見てジョブを特定(指定)することになる。
次のステップ262では、ジョブの指定がなされたか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ262へ移行して、指定ジョブが蓄積されているクラアントPCを検索し、次いで、ステップ264へ移行して検索によって特定されたクライアントPCとの間で認証処理を実行する。
次のステップ266では、認証OKとなったか否かが判断される。このステップ266で否定判定、認証NGとなった場合には、ステップ268へ移行して認証エラー処理を実行し、このルーチンは終了する。
また、ステップ266で肯定判定、認証OKとなった場合には、ステップ270へ移行してジョブをダウンロードし、ステップ272へ移行する。
ステップ272では、ダウンロードが正常に完了したか否かが判断される。このステップ272で否定判定となった場合には、ステップ274へ移行してダウンロードエラー処理を実行し、このルーチンは終了する。
また、ステップ272で肯定判定となった場合には、ステップ276へ移行してプリント可能画面/プリント指示画面を表示し、ステップ278へ移行する。
ステップ278では、プリント指示があったか否かが判断される。
このステップ278で否定判定された場合には、ステップ280へ移行してキャンセルがあったか否かが判断される。このステップ280で否定判定された場合には、ステップ278へ戻る。すなわち、ステップ278又はステップ280の何れかで肯定判定されるまで、ステップ278、ステップ280を繰り返す。
ステップ278で肯定判定されると、ステップ282へ移行して、プリント指示、すなわちプリンタ10へジョブデータを送出してステップ284へ移行する。
ステップ284では、管理表の更新を実行し、次いでステップ286へ移行して管理表データをクライアントPC100等へ配信して、ステップ288へ移行する。なお、この場合、プリントが完了したジョブに関しては、バックアップされているジョブを削除する指示を同時に行ってもよい。
一方、ステップ280で肯定判定されると、ステップ20へ移行してキャンセル処理を実行し、ステップ288へ移行する。
ステップ288では、デフォルト画面を表示して、このルーチンは終了する。
以上説明した如く本実施の形態では、グループ内のクライアントPC100がシャットダウンがあったとき、グループ内の他のクライアントPC100にジョブを転送し、蓄積させてバックアップし、かつこのバックアップに関する情報を常に更新管理するようにしたため、認証印刷制御端末104による印刷指示の際、目的とするジョブがもともと管理するクライアントPC100がシャットダウンされていても、バックアップしたジョブによりプリント処理が可能となる。
本実施の形態では、各クライアントPC100及び認証印刷制御端末104でジョブの状態を認識可能な管理表を共有するようにしたが、管理表をICカード等に記憶し、クライアントPC100を認証印刷制御端末104するようにしてもよい。
本実施の形態に係る、情報処理システムの概略構成図である。 本実施の形態に係る、クライアントPCでのジョブデータ処理手順を示す機能ブロック図である。 本実施の形態に係る、認証印刷制御端末におけるジョブの読出手順を機能的に示したブロック図である。 本実施の形態に係る、クラアントPCにおける、転送機能、蓄積機能、出力機能に関する処理の流れを示す制御フローチャートである。 本実施の形態に係る、認証印刷制御端末104におけるプリント指示の流れを示す制御フローチャートである。
符号の説明
10 プリンタ
100 クライアントPC(情報処理端末)
102 ネットワーク
104 認証印刷制御端末(印刷処理端末)
12 給紙トレイ
14 画像形成部
104A タッチパネル部
106 主制御部
108 I/O
110 キーボード
112 マウス
114 モニタ
116 データベース(ジョブ蓄積手段)
118 ネットワークI/F
120 管理表編集部
122 シャットダウン処理実行指示部
124 グループ内PC稼働状態認識部(ジョブ送信手段)
126 ジョブデータ読出指示部(ジョブ送信手段)
128 転送先PC決定部(ジョブ送信手段)
130 ジョブデータ転送実行部(ジョブ送信手段)
132 ジョブデータ読出部
133 転送ジョブデータ蓄積受付部
134 転送ジョブデータ蓄積実行部
136 蓄積ジョブデータ出力受付部
138 蓄積ジョブデータ読出指示部
140 蓄積ジョブデータ読出部
142 蓄積ジョブデータ出力実行部
150 タッチ操作情報解析部
152 表示制御部
154 表示データメモリ
156 管理表読出部
158 ネットワークI/F
160 該当PC認証制御部
162 ジョブデータダウンロード部
164 プリント実行制御部
166 管理表編集データ送出部

Claims (7)

  1. 複数の情報処理端末と、これらの情報処理端末とネットワーク接続され、それぞれの情報端末から出力されるデータに基づいて印刷可能なプリンタと、前記複数の情報処理端末にアクセスして前記データを読み出し、前記プリンタへ印刷指示する印刷処理端末と、を備えた情報処理システムであって、
    ネットワーク接続された一の情報処理端末で生成したジョブを他の情報処理端末へ送信するジョブ送信手段と、
    前記ジョブ送信手段によるジョブの送信を受けた他の情報処理端末で当該ジョブを蓄積するジョブ蓄積手段と、
    を有する情報処理システム。
  2. 前記ジョブ送信手段によるジョブ送信が、前記一の情報処理端末に対してシャットダウン指示があったときに実行されることを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記ジョブ送信手段で他の情報処理装置に送信され、かつ前記ジョブ蓄積手段で蓄積されたジョブに対して、前記プリンタでの印刷処理完了後に、各情報処理端末のジョブ蓄積手段に蓄積されている該当ジョブを削除するジョブ削除手段をさらに有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の情報処理システム。
  4. 前記ジョブ送信手段で他の情報処理装置に送信され、かつ前記ジョブ蓄積手段で蓄積されたジョブに対して、ジョブの蓄積有効期間を設定する有効期間設定手段をさらに有することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1記載の情報処理システム。
  5. 前記ジョブ送信手段で他の情報処理装置に送信され、かつ前記ジョブ蓄積手段で蓄積されたジョブに対して、前記ジョブ送信当事者である一の情報処理端末の専有使用者を判別する認証情報を付加する認証情報付加手段をさらに有し、前記印刷処理端末では、前記認証情報付加手段によって付加された認証情報に基づき、前記一の情報処理端末の専有使用者である場合に印刷を許可することをと特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項記載の情報処理システム。
  6. 前記ジョブを蓄積しあう情報処理端末と、この情報処理端末からデータを読出可能な印刷処理端末と、で構成されるグループ間において共有され、ジョブ単位での処理状況が更新されるジョブ実行管理表を記憶するョブ実行管理表記憶手段をさらに有することを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項記載の情報処理システム。
  7. 前記ジョブ実行管理表記憶手段が、携帯可能な記録媒体であることを特徴とする請求項6記載の情報処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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