JP2009074601A - 密封装置 - Google Patents

密封装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009074601A
JP2009074601A JP2007243418A JP2007243418A JP2009074601A JP 2009074601 A JP2009074601 A JP 2009074601A JP 2007243418 A JP2007243418 A JP 2007243418A JP 2007243418 A JP2007243418 A JP 2007243418A JP 2009074601 A JP2009074601 A JP 2009074601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slinger
axial
sealing device
radial direction
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007243418A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4893550B2 (ja
Inventor
Masahiro Tabata
正裕 田幡
Kazutoshi Yamamoto
和俊 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2007243418A priority Critical patent/JP4893550B2/ja
Publication of JP2009074601A publication Critical patent/JP2009074601A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4893550B2 publication Critical patent/JP4893550B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/72Sealings
    • F16C33/76Sealings of ball or roller bearings
    • F16C33/78Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
    • F16C33/7869Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted with a cylindrical portion to the inner surface of the outer race and having a radial portion extending inward
    • F16C33/7879Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted with a cylindrical portion to the inner surface of the outer race and having a radial portion extending inward with a further sealing ring
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
    • F16C19/14Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load
    • F16C19/18Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls
    • F16C19/181Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact
    • F16C19/183Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact with two rows at opposite angles
    • F16C19/184Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact with two rows at opposite angles in O-arrangement
    • F16C19/186Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact with two rows at opposite angles in O-arrangement with three raceways provided integrally on parts other than race rings, e.g. third generation hubs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2326/00Articles relating to transporting
    • F16C2326/01Parts of vehicles in general
    • F16C2326/02Wheel hubs or castors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Abstract

【課題】トルクを長期に亘って大幅に低減できる密封装置を提供すること。
【解決手段】弾性部材51を、芯金部材50に固定される基部53と、基部53から延在して、スリンガ52のフランジ部66に摺動する第1および第2アキシアルリップ54,55とで構成する。第2アキシアルリップ55を、第1アキシアルリップ54とスリンガ52の固定部65との間に、両方に間隔をおいて位置させる。第2アキシアルリップ55を、基部53から径方向の内方かつ軸方向のフランジ部66側に延在する第1部分67と、第1部分57の先端から径方向の外方かつ軸方向のフランジ部66側に延在する第2部分58とで構成する。軸方向の断面において、第1部分57の径方向の内方の面80の長さを、第2部分58の径方向の内方の面81の長さよりも長くする。
【選択図】図2

Description

本発明は、密封装置に関する。
従来、密封装置としては、特開2003−314698号公報(特許文献1)に記載されているものがある。
この密封装置は、芯金部材と、芯金部材に固定された弾性部材と、断面L字状のスリンガとを備える。上記スリンガは、軸方向に延在する軸方向延在部と、径方向に延在するフランジ部とからなる。上記弾性部材は、上記軸方向延在部に常に摺動するラジアルリップと、上記フランジ部に摺動する第1アキシアルリップと、第1アキシアルリップの径方向の内方に位置すると共に、上記フランジ部に摺動する第2アキシアルリップとを有する。
このような背景において、ハブユニットにおいて、転動体を外部に対して密封する密封装置のトルクの大幅な低減が所望されている。
特開2003−314698号公報(第1図)
そこで、本発明の課題は、背景技術の密封装置と比較して、トルクを長期に亘って大幅に低減できる密封装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の密封装置は、
筒状の固定部、および、この固定部から上記固定部の略径方向に延在する径方向延在部を有する芯金部材と、上記芯金部材に固定された弾性部材とを有するシール部材と、
筒状の固定部と、この固定部の軸方向の一端部から略上記径方向に延在するフランジ部とを有するスリンガと
を備え、
上記弾性部材は、
上記芯金部材の上記径方向延在部に固定された基部と、
上記基部から延在して、上記フランジ部に摺動する第1アキシアルリップと、
上記スリンガの上記固定部に間隔をおいた状態で上記第1アキシアルリップと上記スリンガの上記固定部との間に位置して、上記フランジ部に摺動する第2アキシアルリップと
からなり、
上記第2アキシアルリップは、
上記基部から上記径方向の上記スリンガの上記固定部側かつ上記軸方向の上記フランジ部側に延在する第1部分と、
上記第1部分の上記軸方向のフランジ部側の先端から上記径方向の上記芯金部材の上記固定部側かつ上記軸方向の上記フランジ部側に延在して、上記フランジ部に摺動する第2部分と
からなり、
上記軸方向の断面において、上記第1部分の上記径方向の上記スリンガの上記固定部側の面の長さは、上記第2部分の上記径方向の上記スリンガの上記固定部側の面の長さよりも長いことを特徴としている。
本発明者は、芯金部材、弾性部材および断面L字状のスリンガを有する所謂パックシール型の密封装置であって、ラジアルリップを2つ有すると共に、アキシアルリップを1つ有する密封装置において、全てのリップについて、リップの接触荷重に起因するトルクの大きさを調査した。その結果、2つのラジアルリップの接触荷重に起因するトルクの全トルクに対する割合が、8割程度にも達し、トルクの大部分は、ラジアルシールの接触荷重に起因するものであることを発見した。
本発明によれば、上記弾性部材がスリンガの固定部と非接触な状態になっていて、ラジアルリップが存在しない状態になっているから、トルクを急激に低減することができる。したがって、この密封装置を有する自動車等の燃費を低減できる。
また、本発明によれば、上記軸方向の断面において、上記第1部分の上記径方向の上記スリンガの上記固定部側の面の長さが、上記第2部分の上記径方向の上記スリンガの上記固定部側の面の長さよりも長いから、シール部材をスリンガに組み付けて、第2部分に、軸方向の芯金部材の径方向延在部側に力を付与したとき、第2アキシアルリップが、第2アキシアルリップとスリンガの固定部との最短距離が近づくように変形する。
したがって、第2部分のフランジ部に摺動する部分の摩耗がすすんだ場合、第2アキシアルリップが、第2アキシアルリップとスリンガの固定部との最短距離が遠ざかるように変形するから、使用と共に、第2アキシアルリップが摩耗しても、第2アキシアルリップがスリンガの固定部に接触することがない。すなわち、使用の全期間において、ラジアルリップが存在することがない。
したがって、この密封装置を使用している期間の全てにおいて、弾性部材がスリンガの固定部に接触することがなく、上記期間の全てにおいて、長期に亘ってトルクを大幅に低減することができる。
また、本発明によれば、密封装置の芯金部材の径方向延在部の軸方向のフランジ部側とは反対側の空間(例えば、この密封装置がハブユニットの転動体配置空間を密封している場合、その転動体配置空間)の気圧を、第2部分よりも長さが長い第1部分で受け止めることができる。
したがって、比較例の密封装置、すなわち、軸方向の断面において、第1部分の径方向のスリンガの固定部側の面の長さが、第2部分の径方向のスリンガの固定部側の面の長さよりも短い密封装置と比較して、第2アキシアルリップにおいて、上記空間の気圧を受ける部分の表面積を大きくすることができるから、上記空間の気圧が、上記反対側の空間の温度上昇によって増大しても、上記反対側の空間の気圧を、第1部分で確実に受けることができて、上記第2部分が、径方向の芯金部材の固定部側へ殆ど浮き上がることがない。したがって、上記反対側の空間の内圧が大きい場合において、密封性能を優れたものにすることができる。
また、一実施形態では、上記シール部材が上記スリンガに組み込まれた後の状態において、上記断面において、上記第2部分の上記フランジ部に接触している部分は、上記第1アキシアルリップの上記径方向の上記スリンガの上記固定部側の面と上記基部との交点と、上記第1部分の上記径方向の上記芯金部材の上記固定部側の面と上記基部との交点との上記径方向の中点よりも、上記径方向の上記スリンガの上記固定部側に位置している。
上記実施形態によれば、上記反対側の空間の気圧の変動に依存する第2部分の径方向の芯金部材の固定部側への浮き上がりを更に抑制することができる。
本発明の密封装置によれば、弾性部材の使用の全期間において、弾性部材がラジアルリップを有していないから、弾性部材の使用の全期間において、トルクを急激に低減することができて、この密封装置を有する自動車等の燃費を低減できる。
また、本発明の密封装置によれば、密封装置の芯金部材の径方向延在部の軸方向のフランジ部とは反対側の空間の気圧が大きい場合において、密封性能を優れたものにすることができる。
以下、本発明を図示の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の密封装置8,9を備えるハブユニットの軸方向の断面図である。
このハブユニットは、内軸2、外輪3、内輪4、複数の転動体としての複数の第1の玉5、複数の転動体としての複数の第2の玉6、本発明の一実施形態の第1密封装置8、および、本発明の一実施形態の第2密封装置9を備える。
上記内軸2は、軸方向の一端部に、ブレーキディスク11を取り付ける径方向に広がる円板状のブレーキディスク取付用フランジ10を有する。このブレーキディスク取付用フランジ10の略中心を中心とする同心円上には、複数のボルト貫通穴が形成されている。ブレーキディスク取付用フランジ10に、ブレーキディスク11を当接させ、さらに、ブレーキディスク11にホイール部材13を当接させた状態で、ホイール部材13のブレーキディスク11側とは反対側の端面と、ブレーキディスク取付用フランジ10との間を、複数のボルト15で固定している。
上記内軸2の軸方向の他端部には、内輪4が外嵌されて固定されている。軸方向において、上記内軸2における、内輪4と、ブレーキディスク取付用フランジ10との間には、アンギュラ型の第1軌道溝16が形成されている一方、内輪4の外周面には、アンギュラ型の第2軌道溝17が形成されている。
上記外輪3は、内軸2におけるブレーキディスク取付用フランジ10よりも上記他端部側に、内軸2に径方向に対向するように、配置されている。上記外輪3は、軸方向の上記他端部側に、径方向に広がる車体側取付用フランジ14を有する。この円板状の車体側取付用フランジ14には、車体側取付用フランジ14を車体側(ナックル)に取り付けるボルトを挿入するためのボルト貫通穴が複数形成されている。上記外輪3は、外輪3の内周面に軸方向に離間配置されたアンギュラ型の第3軌道溝26および第4軌道溝27を有し、アンギュラ型の第3軌道溝26は、アンギュラ型の第4軌道溝27よりも上記一端部側に位置している。
上記第1の玉5は、内軸2の第1軌道溝16と外輪3の第3軌道溝26との間に、保持器18に保持された状態で、周方向に所定の間隔を隔てられて複数配置されている。上記第2の玉6は、内輪4の第2軌道溝17と外輪3の第4軌道溝27との間に、保持器19に保持された状態で、周方向に所定の間隔を隔てられて複数配置されている。
上記第1密封装置8は、内軸2と外輪3との間における、軸方向の上記一端部側(ブレーキディスク取付用フランジ10側)の開口付近に配置されている。上記第1密封装置8は、内軸2と外輪3との間の空間の上記一端部側の開口を密封している。一方、上記第2密封装置9は、内輪4と外輪3との間における、軸方向の上記他端部側(ブレーキディスク取付用フランジ10側とは反対側)の開口付近に配置されている。上記第2密封装置9は、内輪4と外輪3との間の空間の上記他端部側の開口を密封している。
図2は、シール部材48がスリンガ52に組み込まれた後の第1密封装置8の軸方向の断面図である。
尚、上記第2密封装置9は、第1密封装置8と同一の構造を有している。第2密封装置9についての説明は、第1密封装置8の説明をもって省略する。また、図2においては、以下に説明する第1アキシアルリップ54および第2アキシアルリップ55については、スリンガ52のフランジ部66から力を受けないと仮定した場合の位置を図示している。
図2に示すように、第1密封装置(以下、単に密封装置という)8は、シール部材48と、スリンガ52とを備え、シール部材48は、芯金部材50と、弾性部材51とからなる。
上記芯金部材50は、環状に形成されている。上記芯金部材50は、断面略L字状の形状を有している。芯金部材50は、筒状の固定部60と、径方向延在部61からなる。上記固定部60は、外輪3(図1参照、図2には、図示せず)の内周面に内嵌されて固定されている。上記径方向延在部61は、固定部60の内周面における軸方向の上記他端部側(図2の紙面における左側)から略径方向の内方に延在している。
上記スリンガ52は、環状に形成されている。上記スリンガ52は、断面略L字状の形状を有している。上記スリンガ52は、筒状の固定部65と、固定部65につながるフランジ部66とを有する。上記固定部65の内周面68は、内軸2の外周面に外嵌されて固定されている。尚、第2密封装置9においては、スリンガが固定されている部材が、内輪4であることは言うまでもない。上記フランジ部66は、固定部65の外周面の軸方向の外方側(紙面における右側)の端部から略径方向の外方側に延在している。上記フランジ部66は、芯金部材50の径方向延在部61よりもハブユニットの軸方向の外方に位置している。上記フランジ部66の径方向の内方の一部を除いた大部分は、径方向延在部61に対して隙間を介して軸方向に対向している。
上記弾性部材51は、環状に形成されている。上記弾性部材51は、芯金部材50の固定部60の内周面全面と、その固定部60の内周面につながる径方向延在部61の軸方向の外方側の端面全面とを覆うように、芯金部材50に固着されている。上記弾性部材51は、基部53と、第1アキシアルリップ54と、第2アキシアルリップ55とを有する。上記弾性部材51は、具体的には、ゴム材からなる。ゴム材としては、ニトリルゴム、水素化ニトリルゴム、アクリルゴム、シリコンゴム、または、フッ素ゴムが好適に用いられる。
上記基部53は、芯金部材50の固定部60の内周面および径方向延在部61の軸方向の外方側の端面に沿うように配置されている。上記基部53は、上記固定部60の内周面および径方向延在部61の上記外方側の端面に固着されている。
上記第1アキシアルリップ54および第2アキシアルリップ55の夫々は、基部53から延在して、スリンガ52のフランジ部66に摺動している。上記第1アキシアルリップ54は、基部53から径方向の芯金部材51の固定部側かつ軸方向の外方側に延在して、フランジ部66に摺動している。上記第2アキシアルリップ55は、第1アキシアルリップ54の径方向のスリンガ52の固定部65側に、第1アキシアルリップ54に対して径方向に間隔をおいて位置し、フランジ部66に摺動している。図示しないが、組み付け状態において、上記第2アキシアルリップ55は、スリンガ52の固定部65に対して間隔をおいて径方向に対向している。
上記第2アキシアルリップ55は、第1部分57と、第2部分58とを有する。上記第1部分57は、基部53から径方向の内軸2側かつ軸方向の外方側に延在している。上記第2部分58は、第1部分57の先端から径方向の外輪3側かつ軸方向の外方側に延在している。軸方向の断面において、第1部分57の先端における径方向の最内方の部分は、上記第2アキシアルリップ55において、径方向の最内方に位置している。
図2に示すように、第2アキシアルリップ55がフランジ部66から力を受けていない状態で、軸方向の断面において、第1部分57の径方向のスリンガ52の固定部65側の面(第1部分57の径方向の内方の面)80は、略直線状の形状を有し、かつ、第2部分58の径方向のスリンガ52の固定部65側の面(第2部分58の径方向の内方の面)81は、略直線状の形状を有している。
上記第2アキシアルリップ55がフランジ部66から力を受けていない状態で、軸方向の断面において、第1部分57の径方向のスリンガ52の固定部65側の面80の長さaは、第2部分58の径方向のスリンガ52の固定部65側の面81の長さbよりも長くなっている。
図2に示すように、上記シール部材48のスリンガ52に対する組み付け位置で、かつ、第2アキシアルリップ55がフランジ部66から力を受けていない状態で、第2部分58においてフランジ部58に接触することが設計されている部分69は、芯金部材50の径方向延在部61の径方向の最内方の位置する部分70よりも径方向の内方に位置している。
また、図示しないが、シール部材48がスリンガ52に組み込まれた後の状態で、かつ、第2アキシアルリップ55がフランジ部66から力を受けている状態で、軸方向の断面において、第2部分58のフランジ部66に接触している部分69は、第1アキシアルリップ54の径方向のスリンガ52の固定部65側の面と基部53との交点cと、第1部分57の径方向の芯金部材50の固定部60側の面と基部53との交点dとの径方向の中点eよりも、径方向のスリンガ52の固定部65側(径方向の内方側)に位置している。
上記第1アキシアルリップ54、および、第2アキシアルリップ55の第2部分58は、組み付け時において、シール部材48とスリンガ52との中心軸を中心とする相対回転により、スリンガ52のフランジ部66に摺動するようになっている。
上記第2アキシアルリップ55の第2部分58の摩耗によって、第2アキシアルリップ55のフランジ部66に対する緊迫力が低下すると、第2アキシアルリップ55が、スリンガ52の固定部65から離れる方向、すなわち、径方向の外方に移動するようになっている。
上記第1アキシアルリップ54と第2アキシアルリップ55とスリンガ52の形成する空間や、第2アキシアルリップ55とスリンガ52とが対向する空間には、潤滑剤として適量のグリースが封入または塗布されている。上記グリースによって、第1アキシアルリップ54とスリンガ52との摺動部および第2アキシアルリップ55とスリンガ52との摺動部を潤滑するようになっている。
図3は、一実験例における、比較品の密封装置および上記実施形態の密封装置の夫々において、各リップが非摩耗な状態になっている場合における、各リップの全接触荷重に対する接触荷重比と、比較品の密封装置の全接触荷重に対する上記実施形態の密封装置の全接触荷重の比を示す図である。
ここで、上記比較品の密封装置とは、図6に示す芯金部材250、弾性部材251および断面L字状のスリンガ252を有する所謂パックシール型の密封装置であって、2つのラジアルリップ(補助リップ273および主リップ272)と、1つのアキシアルリップ271を有する密封装置である。
尚、図6では、弾性部材251の位置として、弾性部材251が、スリンガ252から力を受けないと仮定した場合における、弾性部材251の組み付け位置での位置を示している。
図3に示すように、上記比較品の密封装置においては、ラジアルリップ(2つの合計)の全接触荷重に対する接触荷重比が、8割にも達する一方、アキシアルリップの全接触荷重に対する接触荷重比は、2割程度になっている。このことから、ラジアルリップの接触荷重を低減できれば、トルクを大幅に低減することができる。
そして、2つのアキシアルリップを有するのみで、ラジアルリップを有さない上記実施形態の密封装置においては、比較品の全接触荷重に対する全接触荷重の接触荷重比が、4割しか達しておらず、接触荷重を急激に低減することができる。
図4は、上記比較品の密封装置と、上記実施形態の密封装置の夫々における、回転数と、回転トルクとの関係を示す図である。
回転数が低い領域から高い領域にわたって、比較品に対して上記実施形態の密封装置のトルクは、比較品の密封装置のトルクの5割程度になっている。すなわち、上記実施形態の密封装置のトルクは、比較品と比較して、急激に小さくなっている。尚、この試験は、上記実施形態の密封装置も比較品の密封装置も潤滑剤を一切使用せずに実施した。
上記実施形態の密封装置によれば、シール部材48がスリンガ52に組み込まれた後において、密封装置の使用の全期間において、弾性部材51が、2つのアキシアルリップ(第1アキシアルリップ54、第2アキシアルリップ55)を有するのみで、スリンガ52の固定部65に接触するラジアルリップが存在しない状態になっているから、密封装置の使用の全期間において、接触荷重を急激に低減することができて、トルクを急激に低減することができる。したがって、この密封装置を有する自動車等の燃費を低減できる。
また、上記実施形態の密封装置によれば、上記軸方向の断面において、第1部分57の径方向のスリンガ52の固定部65側の面80の長さが、第2部分58の径方向のスリンガ52の固定部65側の面81の長さよりも長いから、シール部材48をスリンガ52に組み付けて、第2部分58に、軸方向の芯金部材50の径方向延在部61側に力を付与したとき、上述のように、第2アキシアルリップ55が、第2アキシアルリップ55とスリンガ52の固定部65との最短距離が近づくように変形する。
したがって、第2部分58のフランジ部66に摺動する部分の摩耗がすすんだ場合、第2アキシアルリップ55が、第2アキシアルリップ55とスリンガ52の固定部65との最短距離が遠ざかるように変形するから、使用と共に、第2アキシアルリップ55が摩耗しても、第2アキシアルリップ55がスリンガ52の固定部65に接触することがない。すなわち、使用の全期間において、ラジアルリップが存在することがない。
したがって、この密封装置を使用している期間の全てにおいて、弾性部材51がスリンガ52の固定部65に接触することがなく、上記期間の全てにおいて、長期に亘ってトルクを大幅に低減することができる。
また、上記実施形態の密封装置によれば、密封装置の芯金部材50の径方向延在部61の軸方向のフランジ部66側とは反対側のハブユニットの転動体配置空間の気圧を、第2部分58よりも長さが長い第1部分57で受け止めることができる。したがって、比較例の密封装置、すなわち、軸方向の断面において、第1部分の径方向のスリンガの固定部側の面の長さが、第2部分の径方向のスリンガの固定部側の面の長さよりも短い密封装置と比較して、第2アキシアルリップ55において、上記転動体配置空間の気圧を受ける部分の表面積を大きくすることができるから、上記転動体配置空間の気圧が、上記転動体配置空間の温度上昇によって増大しても、上記転動体配置空間の気圧を、第1部分57で確実に受けることができて、第2部分58が、径方向の芯金部材50の固定部60側へ殆ど浮き上がることがない。したがって、上記転動体配置空間の内圧が大きい場合において、密封性能を優れたものにすることができる。したがって、上記転動体配置空間の温度が高温で、上記転動体配置空間の内圧が大きい場合であっても、上記転動体配置空間内に封入されているグリース等の潤滑剤が外部に漏れ出ることを略完全に防止することができる。
また、上記実施形態の密封装置によれば、シール部材48がスリンガ52に組み込まれた後の状態で、かつ、第2アキシアルリップ55がフランジ部66から力を受けている状態で、軸方向の断面において、第2部分58のフランジ部66に接触している部分69が、第1アキシアルリップ54の径方向のスリンガ52の固定部65側の面と基部53との交点cと、第1部分57の径方向の芯金部材50の固定部60側の面と基部53との交点dとの径方向の中点eよりも、径方向のスリンガ52の固定部65側(径方向の内方側)に位置しているから、上記転動体配置空間の気圧の変動に依存する第2部分58の径方向の芯金部材50の固定部60側への浮き上がりを更に抑制することができる。
また、図1に示すハブユニットによれば、上記実施形態の密封装置を備えるから、運転時において、密封装置のトルクを格段に小さくすることができて、このハブユニットを有する車両の燃費を小さくすることができる。
尚、上記実施形態の密封装置では、第2アキシアルリップ55がフランジ部66から力を受けていない状態で、第1部分57の径方向のスリンガ52の固定部65側の面80は、略円錐形状を有し、かつ、第2部分58の径方向のスリンガ52の固定部65側の面81は、略円錐形状を有していた。
しかしながら、この発明では、第2アキシアルリップがフランジ部から力を受けていない状態で、第1部分の径方向のスリンガの固定部側の面は、凸面または凹面であっても良く、かつ、第2部分の径方向のスリンガの固定部側の面は、凸面または凹面であっても良い。また、この発明では、第2アキシアルリップがフランジ部から力を受けていない状態で、第1部分の径方向のスリンガの固定部側の面は、凸面および凹面以外の曲面であっても良く、かつ、第2部分の径方向のスリンガの固定部側の面は、凸面および凹面以外の曲面であっても良い。尚、これらの変形例の実施形態において、上記実施形態における上記aや上記bに対応する長さが、曲線の長さになることは言うまでもない。
また、上記ハブユニットでは、玉配置空間(潤滑剤封入空間)の軸方向の両側の開口の近傍に、本発明の密封装置が配置されていたが、本発明の密封装置は、ハブユニットの転動体(玉でなくて、ころであっても良い、また、玉ところの両方であっても良い)配置空間(潤滑剤封入空間)の軸方向の片側の開口の近傍のみに配置されても良い。
図5は、本発明の密封装置99を備えたウォータポンプの上記密封装置99周辺の拡大断面図である。
このウォータポンプは、ポンプ軸100と、メカニカルシール101と、ポンプハウジング102と、外輪105と、本発明の密封装置99とを有している。上記ポンプハウジング102は、ポンプハウジング102を貫通する水抜き穴107を有している。また、外輪105は、ポンプハウジング102の内周面に内嵌されて固定されている。
上記ポンプ軸100、外輪105、および、密封装置99は、ウォータポンプのウォータポンプ軸受の一部をなしている。すなわち、図示しないが、外輪105の内周面の図4に矢印aで示す側には、軸方向に間隔をおいて、密封装置99に近い方から、深溝型の軌道溝と、円筒軌道面が形成されている一方、ポンプ軸100の外周面の図4に矢印aで示す側には、軸方向に間隔をおいて、密封装置99に近い方から、深溝型の軌道溝と、円筒軌道面が形成されている。
外輪105の上記軌道溝と、ポンプ軸100の上記軌道溝との間には、保持器に保持された状態の転動体としての玉が、周方向に所定の間隔を隔てられて複数配置されている。また、外輪105の上記円筒軌道面と、ポンプ軸100の上記円筒軌道面との間には、保持器に保持された状態の転動体としての円筒ころが、周方向に所定の間隔を隔てられて複数配置されている。
上記密封装置99の芯金部材150は、外輪105の内周面に内嵌されて固定されている一方、密封装置99のスリンガ152は、ポンプ軸100の外周面に外嵌されて固定されている。また、上記密封装置99の弾性部材151は、芯金部材150に固着されている。上記密封装置99は、外輪105と、ポンプ軸100との間における、メカニカルシール101側の開口を密封している。このようにして、メカニカルシール101から矢印bで示す方向に漏れだしたポンプ室の冷却水が、ウォータポンプ軸受の内部に入ることを防止している。
上記漏れだしたポンプ室の冷却水は、ポンプハウジング102に形成された水抜き穴107を介して矢印cに示す方向に外部に確実に排出されるようになっている。尚、図5において、111は、メカニカルシール101のゴムスリーブを示し、110は、メカニカルシール101のコイルバネを示している。
図5に示すウォータポンプのように、本発明の密封装置99を、ウォータポンプに設置すると、ウォータポンプにおけるウォータポンプ軸受のトルクを低減できて、長期に亘って、ウォータポンプを有する自動車等の燃費を低減できる。
また、ウォータポンプの転動体配置空間の温度が高温である場合の密封装置の密封性能を優れたものにすることができて、ウォータポンプの転動体配置空間の温度が高温であっても、転動体配置空間内の潤滑剤が、外部に漏れることを略完全に防止することができる。
尚、上記実施例では、本発明の密封装置を、ハブユニットや、ウォータポンプに設定した。しかしながら、本発明の密封装置を、モータにおける、ロータとステータとの間に設定しても良く、この場合、モータの運転コストを低減することができる。本発明の密封装置を単なる転がり軸受の内輪と外輪との間に配設しても良い。本発明の密封装置は、内周面を有する第1部材と、外周面を有する第2部材とを有し、かつ、上記第1部材と、上記第2部材とが、上記第1部材の内周面の径方向に対向する装置であれば、如何なる機械にも設置することができる。そして、本発明の密封装置を設置した機械の運転コストを低減することができると共に、その機械において密封装置の性能を優れたものにすることができる。
本発明の一実施形態の密封装置を備えるハブユニットの軸方向の断面図である。 シール部材がスリンガに組み込まれた後の第1密封装置の軸方向の断面図である。 一実験例における、比較品の密封装置および上記実施形態の密封装置の夫々における、各リップの全接触荷重に対する接触荷重比と、比較品の密封装置の全接触荷重に対する上記実施形態の密封装置の全接触荷重の比を示す図である。 上記比較品の密封装置と、上記実施形態の密封装置の夫々における、回転数と、回転トルクとの関係を示す図である。 本発明の密封装置を備えたウォータポンプの上記密封装置周辺の拡大断面図である。 比較品の密封装置全体の拡大断面図である。
符号の説明
48 シール部材
50,150 芯金部材
51,151 弾性部材
52,152 スリンガ
53 基部
54 第1アキシアルリップ
55 第2アキシアルリップ
57 第1部分
58 第2部分
60 固定部
61 径方向延在部
65 固定部
66 フランジ部
80 第1部分の径方向の内方の面
81 第2部分の径方向の内方の面
a 軸方向の断面において、第1部分の径方向のスリンガの固定部側の面の長さ
b 軸方向の断面において、第2部分の径方向のスリンガの固定部側の面の長さ
c 軸方向の断面において、第1アキシアルリップの径方向のスリンガの固定部側の面と基部との交点
d 軸方向の断面において、第1部分の径方向の芯金部材の固定部側の面と基部との交点
e cとdとの径方向の中点

Claims (2)

  1. 筒状の固定部、および、この固定部から上記固定部の略径方向に延在する径方向延在部を有する芯金部材と、上記芯金部材に固定された弾性部材とを有するシール部材と、
    筒状の固定部と、この固定部の軸方向の一端部から略上記径方向に延在するフランジ部とを有するスリンガと
    を備え、
    上記弾性部材は、
    上記芯金部材の上記径方向延在部に固定された基部と、
    上記基部から延在して、上記フランジ部に摺動する第1アキシアルリップと、
    上記スリンガの上記固定部に間隔をおいた状態で上記第1アキシアルリップと上記スリンガの上記固定部との間に位置して、上記フランジ部に摺動する第2アキシアルリップと
    からなり、
    上記第2アキシアルリップは、
    上記基部から上記径方向の上記スリンガの上記固定部側かつ上記軸方向の上記フランジ部側に延在する第1部分と、
    上記第1部分の上記軸方向のフランジ部側の先端から上記径方向の上記芯金部材の上記固定部側かつ上記軸方向の上記フランジ部側に延在して、上記フランジ部に摺動する第2部分と
    からなり、
    上記軸方向の断面において、上記第1部分の上記径方向の上記スリンガの上記固定部側の面の長さは、上記第2部分の上記径方向の上記スリンガの上記固定部側の面の長さよりも長いことを特徴とする密封装置。
  2. 請求項1に記載の密封装置において、
    上記シール部材が上記スリンガに組み込まれた後の状態において、上記断面において、上記第2部分の上記フランジ部に接触している部分は、上記第1アキシアルリップの上記径方向の上記スリンガの上記固定部側の面と上記基部との交点と、上記第1部分の上記径方向の上記芯金部材の上記固定部側の面と上記基部との交点との上記径方向の中点よりも、上記径方向の上記スリンガの上記固定部側に位置していることを特徴とする密封装置。
JP2007243418A 2007-09-20 2007-09-20 密封装置 Active JP4893550B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007243418A JP4893550B2 (ja) 2007-09-20 2007-09-20 密封装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007243418A JP4893550B2 (ja) 2007-09-20 2007-09-20 密封装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009074601A true JP2009074601A (ja) 2009-04-09
JP4893550B2 JP4893550B2 (ja) 2012-03-07

Family

ID=40609775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007243418A Active JP4893550B2 (ja) 2007-09-20 2007-09-20 密封装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4893550B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017013706A (ja) * 2015-07-03 2017-01-19 Ntn株式会社 車輪用軸受装置
WO2020080408A1 (ja) * 2018-10-18 2020-04-23 Nok株式会社 密封装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5747019A (en) * 1980-06-28 1982-03-17 Skf Kugellagerfabriken Gmbh Ball-and-roller bearing
JPS62278315A (ja) * 1986-05-24 1987-12-03 Koyo Seiko Co Ltd 軸受装置
JP2003314698A (ja) * 2002-04-18 2003-11-06 Nok Corp 密封装置
JP2006118625A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Nok Corp 密封装置
JP2007211796A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Ntn Corp 車輪用軸受装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5747019A (en) * 1980-06-28 1982-03-17 Skf Kugellagerfabriken Gmbh Ball-and-roller bearing
JPS62278315A (ja) * 1986-05-24 1987-12-03 Koyo Seiko Co Ltd 軸受装置
JP2003314698A (ja) * 2002-04-18 2003-11-06 Nok Corp 密封装置
JP2006118625A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Nok Corp 密封装置
JP2007211796A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Ntn Corp 車輪用軸受装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017013706A (ja) * 2015-07-03 2017-01-19 Ntn株式会社 車輪用軸受装置
WO2020080408A1 (ja) * 2018-10-18 2020-04-23 Nok株式会社 密封装置
CN111527334A (zh) * 2018-10-18 2020-08-11 Nok株式会社 密封装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4893550B2 (ja) 2012-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017207124A (ja) 車輪用軸受装置
JP2010190323A (ja) 密封装置、転がり軸受および車輪用転がり軸受
WO2018051927A1 (ja) 車輪用軸受装置
JP2006336734A (ja) 密封装置付き転がり軸受
JP2008151174A (ja) 密封装置
JP5180561B2 (ja) 密封装置、転がり軸受および車輪用転がり軸受
JP2008190655A (ja) 密封装置
JP2009074589A (ja) 密封装置
JP4893550B2 (ja) 密封装置
JP2010281386A (ja) 密封装置、転がり軸受、および、車輪用転がり軸受
JP2012117628A (ja) 密封装置および転がり軸受
JP5206537B2 (ja) 密封装置および転がり軸受
JP2009024809A (ja) 密封装置および転がり軸受装置
JP2008175301A (ja) シール装置付き転がり軸受
JP5564180B2 (ja) 密封装置、転がり軸受および車輪用転がり軸受
JP2009024807A (ja) 密封装置
JP5293420B2 (ja) 密封装置
JP6772544B2 (ja) 転がり軸受装置
JP2009127668A (ja) 密封装置
JP5369902B2 (ja) 密封装置および転がり軸受装置
JP2008075677A (ja) 密封装置と密封装置を備えた車輪支持用ハブユニット
JP2009024804A (ja) 密封装置
JP2010281380A (ja) 密封装置
JP2014152790A (ja) 転がり軸受用のシール装置
CN111051714B (zh) 角接触球轴承、轴承装置以及主轴装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111122

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4893550

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106

Year of fee payment: 3