JP2009071876A - レイク受信機におけるチャネル利得推定 - Google Patents

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Abstract

【課題】CWG(複素重み利得)アルゴリズムを使用して、レイク受信機のリソースにかかる負担を軽減するチャネル推定方法。
【解決方法】一実施形態では、非適応アルゴリズムを使用して、いくつかのスロット(320)からのパイロットシンボルのブロックが平均される。別の実施形態では、適応アルゴリズムが、スライドウインドウ平均または巡回型フィルタを実施する。CWGアルゴリズム(325)を使用することにより、レイク受信機のメモリ要件およびプロセッサ要件が低減される。
【選択図】図4

Description

本発明は、無線通信システムに関する。より具体的には、本発明は、複素重み生成(CWG)アルゴリズムを使用して通信をフィルタすることに関する。
3GPP(第三世代パートナーシッププロジェクト)において規定されるような通常の無線通信システムは、基地局から1つまたは複数のWTRU(無線送信/受信ユニット)にダウンリンク通信を伝送する。WTRUがBS(基地局)に伝送を行った際にアップリンク通信が生じる。
直接拡散(direct sequence)CDMA(符号分割多重アクセス)伝送システムでは、データは、拡散符号シーケンスを使用してデータを広帯域無線周波数信号に拡散することによって変調される。通信システムは、各ユーザに異なる拡散符号を割り当てて、ユーザが同一の無線周波数帯域を使用して通信することができるようにする。受信機は、既知の拡散符号シーケンスを使用して受信信号を互いに関連付けること、つまり逆拡散することで動作する。
受信機は、マルチパスフェージングとして知られる、伝送された通信信号の時間のずれた(time offset)コピーを受信する可能性がある。信号エネルギは、異なるマルチパスおよび散乱に起因して、時間にわたって分散させられる。受信機が、チャネルプロファイルに関していくらかの情報を有する場合、受信機は、パフォーマンスを向上させるように信号のマルチパスコピーを結合することにより、通信信号を推定することができる。例えば、1つのそのような方法は、相関器ブランチを異なるパスに割り当て、それらのブランチの出力を構成的に結合することにより、信号エネルギを集める。
CDMAシステムでは、慣例としてレイク受信機が使用される。図1に示す通り、レイク受信機10は、「サブ受信機」20A、20B...20Nのバンク、および結合器30から成る。各「サブ受信機」20は、遅延器25A、25B...25N、逆拡散器35A、35B...35N、複素重みジェネレータ45A、45B...45N、および復調器(または乗算器)55A、55B...55Nを含むレイクフィンガ(Rake finger)、すなわち、マルチパスを構成し、ただし、複素重みジェネレータ45はチャネル利得を推定する。チャネル利得は、アンテナ60およびサブ受信機群20を介して受信された信号の振幅減衰および位相回転を表す複素パラメータである。復調器(または乗算器)55は、基本的に、複素重みジェネレータ45によって提供される複素の重みを逆拡散器35の出力に掛けて、乗算器55の出力が、位相回転が除去され、振幅に重み付けされた逆拡散信号であるようにする乗算器である。したがって、結合器30は、「サブ受信機」20のすべてから受け取られたすべての信号をコヒーレントに(つまり同相で(in co-phase))結合する。
レイク受信機10は、各パスに1つの、いくつかの「フィンガ」を有する。各フィンガにおいて、直接受信パスまたは再も早い受信パスなどの、何らかの基準遅延に対するパス遅延が推定され、伝送の間中、追跡されなければならない。レイク受信機は、伝送された信号のパスダイバーシチを役立てるようにマルチパス伝搬を活用することができる。複数のパス、つまり放射線(ray)を使用することにより、受信機が利用できる信号電力が増加する。さらに、複数のパスを使用することは、フェージングに対する保護をもたらす。というのは、いくつかのパスが同時に深いフェージングを被る可能性は低いからである。適切な結合を使用すると、複数のパスを使用することは、受信信号対雑音比を向上させ、フェージングを低減し、電力制御問題を緩和する可能性がある。
従来の無線通信システムでは、WTRUにおいて使用される不正確な発振器に起因して、ノードBとWTRUの間で相当な周波数オフセットが存在する。時間とともに位相シフトにつながるこの周波数オフセットは、WTRUにおいて推定され、訂正されなければならず、さもなければ、パフォーマンスの相当な損失が生じる。定速度WTRUにおいて位相シフトを推定する微分検波(differential detection)のために使用される、いくつかの慣用のアルゴリズムが存在する。それらのアルゴリズムは、任意の2つの隣接するパイロットシンボル間の位相シフトが、観察窓にわたって一定であるものと想定する。レイク受信機の利点は、プロセッサとメモリを多用し、貴重なシステムリソースを消費する周波数オフセット推定およびCWGを実行するのに要求される複雑なアルゴリズムのために、ときとして小さくなる。
図2は、0dBのSNR(信号対雑音比)において、3つの推定器において位相MSE(平均2乗誤差)の平方根を使用する、3つの従来技術のシミュレートされた位相シフト推定アルゴリズム205、210、215を示す。
第1の従来技術のアルゴリズム205は、rk,jが、第k番のスロットにおける第j番の逆拡散パイロットシンボルであるものと想定する。2つの隣接するパイロットシンボル間の位相シフト(差)θ、
Figure 2009071876
は、以下の通り式1で推定することができる。
Figure 2009071876
ただし、N1は位相シフト推定のために使用されるスロット数、N2は位相シフト推定のために使用されるスロット当たりのパイロットシンボル数である。
第2の従来技術のアルゴリズム210は、1シンボル分だけ隔離した2つのパイロットシンボルの位相差を推定し、その差を2で割り、以下の通り、式2で表される。
Figure 2009071876
パフォーマンスの点では、2つのパイロットシンボルの隔離が大きいほど、パフォーマンスが向上する。ただし、隔離に対する限度が存在し、その限度は、スロット当たりのパイロットシンボル数である。隔離が大き過ぎる場合、システムは、何回の位相回転が生じたかが分からず、誤りが生じる。したがって、パイロットシンボルの最低限の数は、スロット当たり3つであり、複数のシンボルで、隔離した2つのパイロットシンボルは、使用することができない。
第3の従来技術のアルゴリズム215は、1スロット分だけ隔離した2つのパイロットシンボルを使用して位相シフトを推定する。1スロットにわたる位相シフトの推定、
Figure 2009071876
は、以下の通り、式3で示される。
Figure 2009071876
ただし、
Figure 2009071876
である。1スロットにわたる位相シフトは、−295°≦10*θ≦295°の範囲内であるため、
Figure 2009071876
からθを推定することにあいまいさが存在する。
Figure 2009071876
の値は、表1の中で見出すことができる。
Figure 2009071876
θの符号は、既知であるものと想定され、このため、従来技術のアルゴリズム215のあいまいさは存在しない。スロット当たりのパイロットシンボル数は、3に等しい。従来技術のアルゴリズム205が、最も有効性が低く、従来技術のアルゴリズム215が、予期される通り、最良のパフォーマンスを示すことが分かる。
以上の従来技術のアルゴリズムはそれぞれ、少なくとも1つの問題を有する。従来技術のアルゴリズム215は、従来技術のアルゴリズム205および210よりパフォーマンスが優れているが、位相のあいまいさの問題を有し、使用することができない。従来技術のアルゴリズム205および210は、高い雑音の変化を導入する。
したがって、従来技術のアルゴリズム205および210よりパフォーマンスが優れ、従来技術のアルゴリズム215の位相のあいまいさを有さない、新たなアルゴリズムが必要とされる。さらに、それらの新たなアルゴリズムが、プロセッサおよびメモリをそれほど多用しない、レイク受信に必要とされる複素の重み(complex weights)を生成することが望ましい。
CWGアルゴリズムを使用するレイク受信機のリソースにかかる負担を減らし、ノードBとWTRUの間の周波数オフセットを、従来技術のアルゴリズムの位相のあいまいさ、または高い雑音の変化なしに推定し、および訂正するチャネル推定方法を提供する。
一実施形態では、非適応アルゴリズムを使用して、いくつかのスロットからのパイロットシンボルのブロックが平均される。別の実施形態では、適応アルゴリズムが、スライドウインドウ平均または巡回型フィルタを実施する。CWGアルゴリズムを使用することにより、レイク受信機のメモリ要件およびプロセッサ要件が低減される。
本発明のより詳細な理解は、添付の図面と併せて理解される好ましい実施形態の以下の説明から得ることができる。
本発明を図面を参照して説明する。すべての図で、同一の符号が同一の要素を指している。本発明の諸実施形態は、WTRU(無線送信/受信ユニット)または基地局において使用されるような、任意のレイク受信機に適用することができる。
以下では、WTRUには、ユーザ機器、移動局、固定加入者ユニットまたは移動加入者ユニット、ポケットベル、または無線環境において動作することができる他の任意のタイプのデバイスが含まれるが、以上に限定されるものではない。以下で言及する場合、基地局には、基地局、ノードB、無線環境におけるアクセスポイントまたは他のインターフェースデバイスが含まれるが、以上に限定されるものではない。好ましいインプリメンテーションは、ダウンリンク共通チャネルを受信する際に使用されることに向けられるが、好ましい実施形態の特徴は、様々なインプリメンテーションに適用することができる。
例示の目的で、好ましい実施形態を、3GPPのW−CDMA(広帯域CDMA)、FDD(周波数分割2重)モード、DPCCH(専用物理共通チャネル)に関連して説明する。ただし、本発明は、様々な無線システムにおける異なるチャネルに適用することができる。
DPCCHは、パイロットシンボル、コントロールデータシンボル、TCPシンボル、およびFBIシンボルを有する。以下の説明は、パイロットシンボルについて述べるが、ミッドアンブル(midamble)シーケンスなどの任意の基準信号を使用することができる。
図3は、本発明に従って動作するレイク受信機100のブロック図を示す。レイク受信機100は、アンテナ101、AGC(自動利得回路)103、ADコンバータ(アナログ−デジタル変換器)105、レイクフィンガセレクタ回路107、複数の遅延要素1091、1092、1093、1094...109N、複数のレイクフィンガ1111、1112、1113、1114...111N、並びに前述した結合器115および117を含む。拡散変調信号が、アンテナ101において受信され、AGC103に印加されて、AGC103において、信号は増幅され、調整される。AGC103の出力が、ADコンバータ105に入力され、ADコンバータ105において、拡散変調信号は、フィンガセレクタ107に送られるデジタル信号に変換される。レイクフィンガセレクタ107は、デジタル信号を遅延要素109に送り込み、要素109の出力が、それぞれのレイクフィンガ111に接続される。各遅延要素109は、特定の期間だけ信号を遅延させるように設定され、その遅延は他の各遅延要素109のいずれかによっても提供される。
図3に示す通り、レイク受信機100における各レイクフィンガ111は、一方は、結合器115に接続され、他方は、結合器117に接続された2つの出力を有する。レイク受信機100は、2つのデータストリームを並列に出力する。結合器115は、閉ループ伝送ダイバーシチのために使用されるTPC(送信電力制御)やFBI(フィードバック情報)などの、制御情報データストリームを出力する。結合器117は、検波されたデータシンボルを含む信号情報データストリームを出力する。
図4は、本発明の好ましい実施形態による、レイク受信機100において使用されるレイクフィンガ111の典型的な構成を示す。レイク受信機100および/またはレイクフィンガ111は、IC(集積回路)に組み込むか、または複数の互いに接続するコンポーネントを含む回路内部に構成することができる。
図4に示す通り、本発明のレイク受信機300のレイクフィンガ111は、逆拡散器305、310、TBC/FBIビットプロセッサ315、周波数オフセット推定器320、複素重み利得ジェネレータ325、アルファ遅延要素330、復調器(または複素乗算器)335を含む。逆拡散器305、310のそれぞれは、遅延要素109からの入力信号を受け取る。逆拡散器305は、パイロットチャネル(例えば、DPCCH)逆拡散符号から成る第2の入力信号を受け取る。逆拡散器310は、データチャネル(例えば、(DPDCH)(専用物理データチャネル))符号から成る第2の入力信号を受け取る。
逆拡散器305は、TCP/FBIビットプロセッサ315、周波数オフセット推定器320、および複素重み利得ジェネレータ325の入力に印加される逆拡散パイロットシンボルを出力する。周波数オフセット推定器320の出力は、複素重み利得ジェネレータ325に第2の入力を与え、ジェネレータ325は、逆拡散器305の出力から受け取られた逆拡散パイロット(例えば、DPCCH)シンボルをフィルタすることにより、複素重み値を生成する。
逆拡散器310は、アルファ遅延要素330の入力に印加される逆拡散データ(例えば、DPDCH)シンボルを出力して、復調器335において逆拡散データシンボルに複素重み値が掛けられた際に、データタイミングが揃えられることを確実にする。このため、周波数オフセット推定器320および複素重み利得ジェネレータ325によって導入される大幅な遅延が除去される。
復調器335の出力は、図3に示す通り、結合器117を介して他のレイクフィンガ111からの重み付けされた逆拡散データシンボルに加えられる、重み付けされた逆拡散データシンボルから成る。例えば、特定のレイクフィンガ111において受け取られたデータが予期される信号との強い相関を有さない場合、複素重み利得ジェネレータ325によって提供される対応する複素重み値は、0に近づく。このため、復調器335は、基本的に、その特定のレイクフィンガ111において信号をゼロにして(null out)、結合器117において実施される加算にほとんど、またはまったく影響を与えない。
他方、予期される信号と、特定のレイクフィンガ111において受信されたデータの間に強い相関が存在する場合、複素重み利得ジェネレータ325によって提供される複素重み値は、比較的高い。このため、復調器335の出力は、その特定のレイクフィンガ111において相当に大きく、結合器117において実施される加算に相当な影響を与える。
例えば、乗り物の速度に起因して、UMTS(ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム)FDD(周波数分割2重)システムにおけるアップリンク伝送に応答して、周波数オフセット推定器320を使用して時間および周波数シフトが生じる。例えば、自動車が時速250km(155mph)の一定速度で移動している場合、WTRUには0.613ppmの変動が生じる。したがって、WTRU送信機とノードB受信機の間のこの大きい周波数シフトに関して、1パイロットシンボルにわたって、または256チップにわたって、およそ29.5度の位相シフトが存在する。この度合いの位相シフトは、レイク受信機内で深刻なパフォーマンスの低下を生じさせる。ただし、その位相シフトを推定して、CWGプロセスにおいてその位相シフトを補償することが可能である。というのは、その位相シフトは、一定の周波数オフセットに起因しているからである。
複素乗算器335によって要求されるCWGプロセスは、レイク受信機300のシステムリソースに負担をかける。例えば、CWGアルゴリズムは、多くのプロセッサおよびメモリの使用を要する。システムリソースにかかる負担を軽減する1つのやり方は、CWGアルゴリズムにおけるスライドウインドウのサイズを縮小して、メモリ要件およびプロセッサ要件を少なくすることである。
図5は、周波数オフセット推定器320のブロック図を示す。共通チャネル逆拡散器305からの信号が、遅延要素405、410、415の入力、および複素乗算器420、425、430のそれぞれの第1の入力にそれぞれ印加される。遅延の1つの例示的な値は、T(1チップ)、2T(2チップ)、および10T(10チップ)である。遅延要素405、410、415の出力が、複素乗算器420、425、430のそれぞれの第2の入力にそれぞれ印加される。乗算器420、425、430の出力が、加算器435、440、445にそれぞれ印加される。次に、加算器435、440、445の出力が、算術計算器450に印加される。次に、算術計算器450の出力が、複素重み利得ジェネレータ325に対する入力として使用される。
第1のサンプルw1は、隣接するパイロットシンボルの位相差を推定し、以下の通り、式4において示される。
Figure 2009071876
ただし、N1は位相シフト推定のために使用されるスロット数、N2は位相シフト推定のために使用されるスロット当たりパイロットシンボル数、rk,jは第k番のスロットにおける第j番の逆拡散パイロットシンボルである。
第2のサンプリングw2は、1シンボル分だけ隔離した2つのパイロットシンボルの位相差を推定し、以下の通り、式5において示される。
Figure 2009071876
ただし、N1は、位相シフト推定のために使用されるスロット数、N2は位相シフト推定のために使用されるスロット当たりのパイロットシンボル数、rk,jは第k番のスロットにおける第j番の逆拡散パイロットシンボルである。
第3のサンプルw3は、1スロット分だけ隔離した2つのパイロットシンボルを使用して位相シフトを推定し、以下の通り、式6において示される。
Figure 2009071876
ただし、N1は位相シフト推定のために使用されるスロット数、N2は位相シフト推定のために使用されるスロット当たりのパイロットシンボル数、rk,jは第k番のスロットにおける第j番の逆拡散パイロットシンボルである。
所与の位相推定分解能Δに関して、
Figure 2009071876
として、結果は、以下の通り、式7において示される。
F(k)=Re(w1*e-j*kΔ+w2*e-j*k*Δ*2+w3*e-j*k*Δ*10) 式7
ただし、−N≦k≦Nであり、F(k)を最大化するようなkoptを求める、すなわち、
Figure 2009071876
ただし、Re(・)は、実部であり、
Figure 2009071876
である。
図6は、0dBのSNRに関して、上記のアルゴリズムを使用して獲得されたシミュレーション結果を示す。スロット当たりのパイロットシンボル数は、3である。パラメータNは、0.92度の位相分解能に相当する32に設定される。本発明の一実施形態に従って動作するアルゴリズム500は、従来技術のアルゴリズム205および210よりはるかに良好なパフォーマンスを示し、位相推定のために使用されるスロット数が45より多い場合、従来技術のアルゴリズム215とほとんど同一のパフォーマンスを示す。アルゴリズム500は、より少ない数のスロットを有するフレームに関して、アルゴリズム215ほど効果的でないパフォーマンスを示す。しかし、アルゴリズム215は、実際には分かっていないθの符号の情報を使用し、したがって、現実に利用することができない。
図7は、図6におけるのと類似したシミュレーション結果を示すが、1.84度の位相分解能に相当する16に等しいNの値を代わりに使用する。本発明の別の実施形態に従って動作するアルゴリズム600も、従来技術のアルゴリズム205および210よりパフォーマンスが優れており、位相推定のために使用されるスロット数が45より多い場合、従来技術のアルゴリズム215と同様の結果を有する。
本発明のアルゴリズムの複雑さを低減して、費用関数を最大化することができる。1回につき1つの項を減らすことにより、以下の通り、以下の式8、式9、および式10がもたらされる。
1(k)=Re(w2*e-j*k*Δ*2+w3*e-j*k*Δ*10) 式8
2(k)=Re(w1*e-j*k*Δ+w3*e-j*k*Δ*10) 式9
3(k)=Re(w1*e-j*k*Δ+w2*e-j*k*Δ*2) 式10
以上の複雑さが低減されたアルゴリズムのパフォーマンスがシミュレートされ、式8が最小のパフォーマンス低下をもたらすことが判明している。複雑さをさらに低減するため、関数F(k)の計算はF(k)の対称的特性を利用することができ、これにより、通常に要する乗算の半分が不要となり、そのことが、以下の通り、式11において示される。
Figure 2009071876
ただし、w=wr+jwiである。
図8は、式11の費用関数
Figure 2009071876
のインプリメンテーション700を示す。乗算器702によってwrにcos(k*δ)が掛けられる。乗算器704によってwiにsin(k*δ)が掛けられる。乗算器702の結果の積と乗算器704の結果の積が加算器706によって足し合わされ、Re(w*e-j*k*δ)がもたらされる。乗算器704の結果が、減算器708によって乗算器702の結果から引かれ、Re(w*ej*k*δ)がもたらされる。
本発明の方法は、図3の複素重み利得ジェネレータ325によって実施されるスライドウインドウCWGアルゴリズムとともに実施される、DF(判定帰還)技術を使用する。
DFを使用することにより、パイロットシンボルとDPCCHデータシンボルをともに、チャネル推定のために使用することができ、要求されるウインドウサイズが縮小される。シミュレーション結果は、DFアプローチを使用して、CWGアルゴリズムのウインドウサイズを短縮できることを示す。
本発明のスライドウインドウCWGアルゴリズムはまず、試験的なチャネル利得推定として、スライドウインドウ内のすべてのパイロットシンボルを平均し、次に、その試験的なチャネル利得を使用して、スライドウインドウ内のデータシンボルを復調する。データシンボルから復調された情報を除去した後、CWGアルゴリズムは、最終的なチャネル利得推定として、すべてのパイロットシンボル、および回転が除かれた(de-rotated)データシンボルを合計する。
DFを伴うスライドウインドウCWGアルゴリズムのパフォーマンスを、時速3km、時速60km、時速120km、および時速250kmで、AWGN(加法的白色ガウス雑音)に関してシミュレートした。比較のため、DFを伴わないスライドウインドウCWGアルゴリズムもシミュレートしたが、ウインドウサイズは、DFを伴うCWGによって使用されたサイズの2倍である。DFを伴い、Kが5に等しいCWGは、パフォーマンスと実装メモリの間でトレードオフをもたらすことが判明した。しかし、DFを伴わない、Kが5に等しいCWGと比較した場合、Kが5に等しく、DFを伴うCWGは、常により良好なパフォーマンスをもたらす。
Kが10に等しく、DFを伴わない第1のCWGを、Kが5に等しく、DFを伴う第2のCWGと比較すると、Kが5に等しく、DFを伴うCWGは、時速250kmという高速で、AWGNチャネルに関して類似したパフォーマンスをもたらし、レイリー(Rayleigh)フェージングチャネルにおいてより良好なパフォーマンスをもたらした。Kが5に等しく、DFを伴うCWGは、速度が遅い場合、パフォーマンス低下を示した。
スライドウインドウサイズおよびパフォーマンス低下に関してより多くのデータを集めるため、さらなるシミュレーションを行った。第1のセット、バッファリングのためのシンボルの数を2にして、第2のセットは3であり、第3のセットは4にして、3セットの試験を実行した。各セットが、時速3km、時速60km、時速120km、および時速250kmの乗り物の速度をシミュレートし、AWGNチャネルおよびフェージングチャネルを利用した。
以上のシミュレーションから、パフォーマンスとメモリサイズの間にトレードオフが存在すると結論することができる。メモリが大きいほど、パフォーマンスが良好になる。表2は、パフォーマンス、および短縮されたスライドウインドウサイズを示し、最上の水平行が、チャネルタイプを示す。左側の垂直列は、それがスライドウインドウアルゴリズムであるか、または短縮されたスライドウインドウアルゴリズムであるか、およびKの値を示す。適切な行と列の値により、0dBのSNRにおける異なるCWGアルゴリズムのRMSE(MSE平方根)が示される。
Figure 2009071876
DFアルゴリズムを使用して複素の重みを展開する方法に加えて、本発明の実施形態は、DFを伴うハイブリッドフィルタ−プレディクタ(predictor)型CWGアルゴリズムを開示する。このアルゴリズムは、パフォーマンスと実装メモリ要件の間で妥協に達することを目標とする。このアルゴリズムは、未来のシンボルを利用する。
ハイブリッドCWGアルゴリズムはまず、スライドウインドウが−K1から+K2までの範囲内にあり、ただし、K2は古いシンボルの数であり、K1は未来のシンボルの数である場合に、試験的なチャネル利得推定として、スライドウインドウ内のすべてのパイロットシンボルを平均する。例示の目的で、K1は3以下である。
CWGは、試験的なチャネル利得を使用して、スライドウインドウ内のデータシンボルを復調する。まず、すべての情報が復調され、データシンボルから除去される。CWGアルゴリズムは、すべてのパイロットシンボル、および回転が除かれたデータシンボルをフィルタして、フィルタされた結果を最終のチャネル利得推定として出力する。
この場合、2つのフィルタが考慮され、第1のフィルタは、線形関数係数({c0,c0+Δ,...c0+(K1+K2)Δ})を有し、第2のフィルタは、指数係数
Figure 2009071876
を有する。
CWGアルゴリズムは、基本的に図9に示したフィルタ800の機能を果たす。複素重み利得ジェネレータ325内部で実行されるCWGアルゴリズムによって実施されることが可能なフィルタ800は、K1+K2+1個のフィルタ係数を
Figure 2009071876
として有し、周波数オフセット推定器320によって推定された周波数オフセットに起因するあるシンボルから次のシンボルまでの位相シフトはΔである。フィルタ800の出力は、以下の通り、式12で表される。
Figure 2009071876
図9に示す通り、フィルタ800は、未来のシンボルに関するK1個のリーディングタップ(leading tap)、および過去のシンボルに関するK2個のラギングタップ(lagging tap)を有する。各要素「T」は、1シンボルの遅延を有する遅延ボックスを表し、DPDCHパスは、タイミングアラインメント(alignment)のためにK1個のシンボル分だけ遅延させられる。フィルタ800に対する入力は、逆拡散シンボルストリーム
Figure 2009071876
である。係数は、所定であることも、適応的に変更されることも可能である。最良の効果を実現するのに、それらの係数は、乗り物の速度に応じて変更されなければならない。
DFを伴うスライドウインドウCWGアルゴリズムとDFを伴わないスライドウインドウCWGアルゴリズムを比較のためにシミュレートした。DFのないスライドウインドウCWGアルゴリズムの場合、ウインドウサイズはDFを伴うCWGの2倍である。チャネルは、AWGNチャネルおよびフェージングチャネルである。速度は、時速3km、時速60km、時速120km、および時速250kmである。現実のチャネル利得と推定されたチャネル利得の間のMSE(平均2乗誤差)が計算される。線形ハイブリッドCWGアルゴリズムは、c0={0,0.2,0.4,0.6,0.8}であり、c0+(K1+K2)Δ=1である線形係数を使用する。
指数ハイブリッドCWGアルゴリズムは、α={0.7,0.8,0.9}である指数係数
Figure 2009071876
を使用する。
次に、K2およびK1を変えながら、様々なアルゴリズムのいくつかのシミュレーションを実行した。8に等しいK2、および2に等しいK1を使用して、時速3km、時速60km、時速120km、および時速250kmという乗り物の速度で、AWGNチャネルおよびフェージングチャネルに対する線形ハイブリッドCWGアルゴリズム。K1およびK2を1だけ増分して、シミュレーションを再び実行した。
次に、K2を8に等しく、K1を2に等しく設定して、時速3km、時速60km、時速120km、および時速250kmという乗り物の速度で、AWGNチャネルおよびフェージングチャネルに対して、指数ハイブリッドCWGアルゴリズムを実行した。
表3は、異なるCWGアルゴリズム間のパフォーマンス比較を示す。2つのCWGアルゴリズムを参照のために使用した。一方は、DFを伴わない、Kが10(10個のシンボルデータのバッファリング)に等しいCWGアルゴリズム、他方は、DFを伴う、Kが5(5個のシンボルデータのバッファリング)に等しいCWGアルゴリズムである。最上の水平行はチャネルタイプを示す。左側の垂直列は、それがスライドウインドウであるか、ハイブリッド線形係数であるか、ハイブリッド指数係数であるかを示す。適切な行と列の値により、0dBのSNRにおける異なるCWGアルゴリズムのRMSEが示される。
Figure 2009071876
次の結論は、表3の結果に基づく。線形係数フィルタは、指数係数フィルタよりも良好である。K1が3に等しい線形係数フィルタは、K1が2に等しい場合よりもわずかに向上したパフォーマンスをもたらす。Kが5に等しいCWGは、K1が2に等しい線形係数フィルタよりもわずかに良好である。
本発明を好ましい実施形態を参照して詳細に示し、説明してきたが、以上に説明した本発明の範囲を逸脱することなく、それらの実施形態の形態および詳細に様々な変更を加えることができることが、当業者には理解されよう。
慣用のレイク受信機を示すブロック図である。 3つの従来技術のアルゴリズムの位相推定パフォーマンスを示す図である。 本発明に従って構成されたレイク受信機を示すブロック図である。 本発明の好ましい実施形態による、図3のレイク受信機において使用されるレイクフィンガの詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に従って機能する推定アルゴリズムの実施ブロック図である。 従来技術のアルゴリズムを使用して獲得されたシミュレーション結果を、本発明による32に等しいNの値を使用した0dBのSNRに関する推定アルゴリズムと比較するグラフ示す図である。 従来技術のアルゴリズムを使用して獲得されたシミュレーション結果を、本発明による16に等しいNの値を使用した0dBのSNRに関する推定アルゴリズムと比較するグラフを示す図である。 本発明に従って動作する費用関数のインプリメンテーションを示す図である。 本発明に従って動作する、CWGアルゴリズムと併せて使用されるフィルタのインプリメンテーションを示す図である。
符号の説明
100 レイク受信機
101 アンテナ
103 AGC(自動利得回路)
105 ADコンバータ(アナログ−デジタル変換器)
107 レイクフィンガセレクタ回路
1091、1092、1093、1094...109N 遅延要素
1111、1112、1113、1114...111N レイクフィンガ
115、117 結合器
305、310 逆拡散器
315 TBC/FBIビットプロセッサ
320 周波数オフセット推定器
325 複素重み利得ジェネレータ
330 アルファ遅延要素
335 復調器(または複素乗算器)

Claims (4)

  1. 拡散変調信号を処理するための方法において、
    拡散変調信号を受信するステップ、
    受信した該拡散変調信号をデジタル信号に変換するステップ、
    該デジタル信号を複数の遅延要素に送り、その各々の遅延要素が、所定の時間を異ならせることによって該デジタル信号を遅延させるステップ、
    遅延された各々のデジタル信号を複数のレイクフィンガの各々一つに送り、その各々のレイクフィンガが、
    遅延された前記デジタル信号をパイロットチャンネル逆拡散符号を用いて
    逆拡散して逆拡散パイロットシンボルを発生し、
    遅延された前記デジタル信号をデータチャンネル逆拡散符号を用いて逆拡
    散して逆拡散データシンボルを発生し、
    該逆拡散データシンボルを遅延させ、
    前記逆拡散パイロットシンボルに基づいて、試験的なチャネル利得推定と
    してスライドウインドウ内のすべてのパイロットシンボルを平均し、該試験
    的なチャネル利得を使用して該スライドウインドウ内のデータシンボルを復
    調し、さらに、該データシンボルから復調された情報を除去した後、最終的
    なチャネル利得推定としてすべてのパイロットシンボル、および回転が除か
    れたデータシンボルを合計して複素重み値を発生し、
    該複素重み値を遅延された前記逆拡散データシンボルと乗算して重み付け
    した逆拡散データシンボルを発生し、及び、
    遅延された前記デジタル信号を処理して制御情報シンボルを作成する
    ステップ、
    前記複数のレイクフィンガの各々により発生された前記重み付けした逆拡散データシンボルの全てを加算して、検出されたデータシンボルを含む単一の信号情報データを発生するステップ、並びに、
    前記複数のレイクフィンガの各々により発生された前記制御情報シンボルの全てを加算して、制御情報のデータストリームを発生するステップ
    を有することを特徴とする方法。
  2. さらに、前記逆拡散データシンボルの周波数オフセット推定を行うステップを有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 拡散変調信号を受信するアンテナ、
    受信した該拡散変調信号をデジタル信号に変換する変換回路、
    その各々の遅延要素が、所定の時間を異ならせることによって該デジタル信号を遅延させる複数の遅延要素、
    遅延された各々のデジタル信号を処理する複数のレイクフィンガであって、その各々が、
    遅延された前記デジタル信号をパイロットチャンネル逆拡散符号を用いて
    逆拡散して逆拡散パイロットシンボルを発生する第1の逆拡散器、
    遅延された前記デジタル信号をデータチャンネル逆拡散符号を用いて逆拡
    散して逆拡散データシンボルを発生する第2の逆拡散器、
    該逆拡散データシンボルを遅延させるシンボル遅延要素、
    前記逆拡散パイロットシンボルに基づいて、試験的なチャネル利得推定と
    してスライドウインドウ内のすべてのパイロットシンボルを平均し、該試験
    的なチャネル利得を使用して該スライドウインドウ内のデータシンボルを復
    調し、さらに、該データシンボルから復調された情報を除去した後、最終的
    なチャネル利得推定としてすべてのパイロットシンボル、および回転が除か
    れたデータシンボルを合計して複素重み値を発生するように構成された複素
    重み利得ジェネレータ、
    該複素重み値を遅延された前記逆拡散データシンボルと乗算して重み付け
    した逆拡散データシンボルを発生する乗算器、及び、
    遅延された前記デジタル信号を処理して制御情報シンボルを作成するビッ
    トプロセッサ
    を備えている複数のレイクフィンガ、
    前記複数のレイクフィンガの各々により発生された前記重み付けした逆拡散データシンボルの全てを加算して、検出されたデータシンボルを含む単一の信号情報データを発生する第1の結合器、並びに、
    前記複数のレイクフィンガの各々により発生された前記制御情報シンボルの全てを加算して、制御情報のデータストリームを発生する第2の結合器
    を備えることを特徴とするレイク受信機。
  4. さらに、前記逆拡散データシンボルの周波数オフセット推定を行う周波数オフセット推定器を備えることを特徴とする請求項3に記載のレイク受信機。
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