JP2009071516A - 電子カメラ - Google Patents

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JP2009071516A
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Yuji Kobayashi
有二 小林
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Abstract

【課題】カメラボディのサイズを大型化せず、且つコストを上げることなく、冷却装置を取り付けることによって、必要なときに冷却効果を増し、撮影枚数も減少することのない電子カメラを提供することである。
【解決手段】バッテリホルダ70がカメラボディ10に装着された状態にて、カメラボディ10の上部に設けられた空気吸入口24から吸気された空気が送風ダクト21を通って可動撮像ユニット11に導かれる。そして、この可動撮像ユニット11及びその周辺の熱せられた空気が、送風ダクト22から排気口26、そしてバッテリホルダ70内の吸気口81から送風ダクト80を通り、ファン84によって強制的に排気口82より排気される。
【選択図】 図4

Description

本発明は電子カメラに関し、より詳細には、カメラボディに設けられて発熱した部品の放熱を行う電子カメラに関するものである。
CCD等の撮像素子を備えるデジタルカメラ等の電子カメラは、撮影レンズの透過光束を撮像素子で受光し、その光電変換出力に基づいて画像データを得る。撮像素子は、この撮像素子を駆動するためのタイミングジェネレータ素子や、撮像素子が取得した画像データについてサンプリング処理、A/D変換処理、AGC処理等を行うAFE(Analog Front End)素子等の撮像制御用1Cを搭載した駆動回路基板によって撮像動作が制御される。
この際、駆動回路基板は、撮像素子に対して離れた位置に配設すると、電気的なノイズの影響を受けやすいため、撮像素子に対して近接させて配設することが望まれる。
一方、駆動回路基板に搭載されたタイミングジェネレータ素子やAFE素子等のICは、その連続的な動作に伴い発熱する発熱源となり、周囲温度を上昇させる。特に、近年では、撮像素子の画素数の増大に伴って動作クロックが上昇し、駆動回路基板に於ける発熱量が増大する傾向にある。よって、撮像素子は、このような駆動回路基板が近接配設されていると、駆動回路基板を発熱源とする熱ノイズの影響を受けて画質の低下を生ずるため、駆動回路基板を冷却する対策が必要となる。
ここで、電子カメラ本体ケース内に存在するCCD等の撮像素子やIC等の発熱部品、及びそれら発熱部品が実装された基板の冷却方法として、本体ケースに吸気孔と排気孔及び空気排出用のファンを設けて、上記本体ケース内の温まった空気を強制的に排出することで冷却する技術は周知である(例えば、下記特許文献1参照)。
また、撮像素子から発生される熱を、ヒートパイプ等を含む熱伝達手段で熱伝導率の高い金属等で形成された電池ケースに伝熱し、その電池ケースを冷却する為の冷却装置が取り付け可能な電子カメラと、上記冷却装置は冷却の為に空気を送る送風ファンと電子カメラに電源を供給する為の電源部を有し、電子カメラに着脱自在に装着できるよう構成される技術は周知である(例えば、下記特許文献2参照)。
特開平10−285441号公報 特開2003−46828号公報
しかしながら、上述した特許文献1のように、カメラ内にファンを装備すると、その収容スペースを多く必要とし、カメラの小型化の妨げになってしまう。
また、持ち運び可能な電子カメラに適用した場合、カメラ内にファンを装備すると、ファン駆動にカメラ本体内の電源の電力を使用する為、電力の消費が早く、撮影可能時間や撮影可能枚数が減少してしまうという問題が生じる可能性がある。
更に、上記特許文献1に記載の発明では、カメラ本体ケース内全体の空気を排出するよう構成されている為、空気排出用ファンは大型のものを使用する必要がある。
加えて、撮像素子を本体内に固定された熱伝達部材に固定して放熱する場合、撮像素子シフト方式のぶれ軽減機構には使用できないものであった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、カメラボディのサイズを大型化せず、且つコストを上げることなく、冷却装置を取り付けることによって、必要なときに冷却効果を増し、撮影枚数も減少することのない電子カメラを提供することである。
すなわち請求項1に記載の発明は、撮影レンズと、該撮影レンズの光軸上に該光軸と直交するように配設されて上記撮影レンズによる被写体像が結像される撮像素子と、該撮像素子の背面に固着された放熱板と、上記撮像素子に対する撮像制御用素子を搭載して上記放熱板の背面側に近接配設された回路基板と、電池収納室と、カメラ本体に配設された第1の空気吸入口と、第1の排気口と、該第1の排気口より空気を排出する放熱装置を取り付けるための取付部と、を具備したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記放熱装置は、上記第1の排気口と連接する第2の空気吸入口と、第2の排気口と、上記第2の空気吸入口と上記第2の排気口を接続する第1の送風ダクトと、該第1の送風ダクト内に配置されてカメラ本体内部の空気を上記第1の送風ダクトを通して排出するための送風ファンと、を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記第1の空気吸入口と上記撮像素子の近傍部との間に配設された第2の送風ダクトと、上記第1の排気口と上記撮像素子の近傍部との間に配設された第3の送風ダクトを更に具備することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記第1の空気吸入口は、上記撮像素子、放熱板及び回路基板より上方に位置することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記第1の排気口は、上記撮像素子、放熱板及び回路基板より下方に位置することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明に於いて、上記第1の排気口は、上記カメラ本体の底部に設けられたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記第1の排気口は、上記電池収納室に設けられたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1若しくは2に記載の発明に於いて、上記放熱装置は、電子カメラに電源を供給するための電源部を備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記放熱装置は、上記カメラ本体に位置決めされて着脱自在に装着可能であることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記撮像素子と上記放熱板と上記回路基板は、一体で可動する撮像ユニットを形成することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記取付部は三脚取付け用のネジ穴であり、上記放熱装置は該ネジ穴に螺合するネジを有していることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、カメラ本体と、撮影レンズの光軸上で、その撮像面が該光軸と垂直な面となるように上記カメラ本体内に配設されて上記撮影レンズによる被写体像が結像される撮像素子と、上記撮像素子及び少なくとも該撮像素子の撮像制御用素子を搭載した回路基板と、少なくとも上記撮像素子及び回路基板に電源を供給するための電池が挿入されるべく設けられた電池室と、上記カメラ本体に配設された第1の空気吸入口と、上記第1の空気吸入口より吸入された空気を排出する第1の排気口と、上記第1の排気口より空気を排出する放熱装置と、上記放熱装置を上記カメラ本体に固定するための取付部と、を具備したことを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の発明に於いて、上記放熱装置は、上記第1の排気口と連接する第2の空気吸入口と、上記第2の空気吸入口より吸入された空気を排出する第2の排気口と、上記第2の空気吸入口と上記第2の排気口を接続する第1の送風ダクトと、該第1の送風ダクト内に配置されて上記カメラ本体内の空気を上記第1の送風ダクトを通して排出するための送風ファンと、を有することを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項12若しくは13に記載の発明に於いて、上記第1の空気吸入口と上記撮像素子及び回路基板に近接した第1の近傍部との間に配設された第2の送風ダクトと、上記第1の排気口と上記撮像素子及び回路基板に近接した第2の近傍部との間に配設された第3の送風ダクトを更に具備することを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項14に記載の発明に於いて、上記第1の近傍部と上記第2の近傍部は、上記撮像素子及び回路基板を挟んで対向する位置に配置されることを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、請求項12若しくは13に記載の発明に於いて、上記第1の空気吸入口は、少なくとも上記撮像素子及び回路基板よりも上方に位置することを特徴とする。
請求項17に記載の発明は、請求項12若しくは13に記載の発明に於いて、上記第1の排気口は、少なくとも上記撮像素子及び回路基板よりも下方に位置することを特徴とする。
請求項18に記載の発明は、請求項17に記載の発明に於いて、上記第1の排気口は、上記カメラ本体の底部に設けられたことを特徴とする。
請求項19に記載の発明は、請求項12若しくは13に記載の発明に於いて、上記第1の排気口は、上記電池収納室に設けられたことを特徴とする。
請求項20に記載の発明は、請求項12若しくは13に記載の発明に於いて、上記放熱装置は、上記電池を少なくとも1つ装填可能な電池収納室を有することを特徴とする。
請求項21に記載の発明は、請求項12若しくは13に記載の発明に於いて、上記放熱装置は、少なくとも上記取り付け部によって上記カメラ本体に位置決めされて着脱自在に装着可能であることを特徴とする。
請求項22に記載の発明は、請求項12若しくは13に記載の発明に於いて、少なくとも上記撮像素子と上記回路基板は一体的に構成されて、上記光軸と垂直な面方向に可動する撮像ユニットを形成することを特徴とする。
請求項23に記載の発明は、請求項13に記載の発明に於いて、上記送風ファンは、上記第1の送風ダクト内で上記第2の排気口の近傍に配置されることを特徴とする。
請求項24に記載の発明は、請求項13に記載の発明に於いて、上記送風ファンは、上記第1の送風ダクト内で上記第2の空気吸入口の近傍に配置されることを特徴とする。
請求項25に記載の発明は、請求項12若しくは13に記載の発明に於いて、上記取付部は三脚取付け用のネジ穴であり、上記放熱装置は該ネジ穴に螺合するネジを有していることを特徴とする。
請求項26に記載の発明は、カメラ本体と、撮影レンズの光軸上で、その撮像面が該光軸と垂直な面となるように上記カメラ本体内に配設されて上記撮影レンズによる被写体像が結像される撮像素子と、上記撮像素子及び少なくとも該撮像素子の撮像制御用素子を搭載した回路基板と、少なくとも上記撮像素子及び回路基板に電源を供給するための電池が挿入されるべく設けられた電池室と、上記カメラ本体に配設された第1の空気吸入口と、上記カメラ本体に配設されるもので、上記第1の空気吸入口より吸入された空気を排出する第1の排気口と、少なくとも一部が上記電池室内に挿入されて上記第1の排気口より空気を排出する放熱装置と、上記放熱装置を上記カメラ本体に固定するための取付部と、を具備したことを特徴とする。
請求項27に記載の発明は、請求項26に記載の発明に於いて、上記放熱装置は、上記第1の排気口と連接する第2の空気吸入口と、上記第2の空気吸入口より吸入された空気を排出する第2の排気口と、上記第2の空気吸入口と上記第2の排気口を接続する第1の送風ダクトと、該第1の送風ダクト内に配置されて上記カメラ本体内の空気を上記第1の送風ダクトを通して排出するための送風ファンと、を有することを特徴とする。
請求項28に記載の発明は、請求項26若しくは27に記載の発明に於いて、上記第1の空気吸入口と上記撮像素子及び回路基板に近接した第1の近傍部との間に配設された第2の送風ダクトと、上記第1の排気口と上記撮像素子及び回路基板に近接した第2の近傍部との間に配設された第3の送風ダクトを更に具備することを特徴とする。
請求項29に記載の発明は、請求項28に記載の発明に於いて、上記第1の近傍部と上記第2の近傍部は、上記撮像素子及び回路基板を挟んで対向する位置に配置されることを特徴とする。
請求項30に記載の発明は、請求項26若しくは27に記載の発明に於いて、上記第1の空気吸入口は、少なくとも上記撮像素子及び回路基板よりも上方に位置することを特徴とする。
請求項31に記載の発明は、請求項26若しくは27に記載の発明に於いて、上記第1の排気口は、少なくとも上記撮像素子及び回路基板よりも下方に位置することを特徴とする。
請求項32に記載の発明は、請求項31に記載の発明に於いて、上記第1の排気口は、上記カメラ本体の底部に設けられたことを特徴とする。
請求項33に記載の発明は、請求項26若しくは27に記載の発明に於いて、上記第1の排気口は、上記電池収納室に設けられたことを特徴とする。
請求項34に記載の発明は、請求項26若しくは27に記載の発明に於いて、上記放熱装置は、上記電池を少なくとも1つ装填可能な電池収納室を有することを特徴とする。
請求項35に記載の発明は、請求項26若しくは27に記載の発明に於いて、上記放熱装置は、少なくとも上記取り付け部によって上記カメラ本体に位置決めされて着脱自在に装着可能であることを特徴とする。
請求項36に記載の発明は、請求項26若しくは27に記載の発明に於いて、少なくとも上記撮像素子と上記回路基板は一体的に構成されて、上記光軸と垂直な面方向に可動する撮像ユニットを形成することを特徴とする。
請求項37に記載の発明は、請求項27に記載の発明に於いて、上記送風ファンは、上記第1の送風ダクト内で上記第2の排気口の近傍に配置されることを特徴とする。
請求項38に記載の発明は、請求項27に記載の発明に於いて、上記送風ファンは、上記第1の送風ダクト内で上記第2の空気吸入口の近傍に配置されることを特徴とする。
請求項39に記載の発明は、請求項26若しくは27に記載の発明に於いて、上記取付部は三脚取付け用のネジ穴であり、上記放熱装置は該ネジ穴に螺合するネジを有していることを特徴とする。
本発明によれば、カメラボディのサイズを大型化せず、且つコストを上げることなく、冷却装置を取り付けることによって、必要なときに冷却効果を増し、撮影枚数も減少することのない電子カメラを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1乃至図7は本発明の第1の実施形態を示すもので、図1(a)は本発明の第1の実施形態による電子カメラシステムに於いて、交換レンズを外した状態のカメラボディを前面側から見たもので、光軸に対し垂直面で切断して示した図、(b)は(a)のA−A′線に沿った断面図、図2は図1の電子カメラシステムのカメラボディにバッテリホルダを装着した状態で前面側から見た外観図、図3は図2の電子カメラシステムをカメラ上面側から見たもので、光軸を含む水平面で切断して示した断面図、図4(a)は図2の状態の電子カメラシステムをカメラ前面側から見たもので、光軸に対し垂直面で切断して示した断面図、(b)は(a)のB−B′線に沿った断面図、図5は第1の実施形態による電子カメラシステムの主に電気的な構成を概略的に示すブロック構成図、図6は第1の実施形態による電子カメラシステムの主にライブビュー動作を説明するためのフローチャート、図7はファンの動作を説明するためのグラフである。
本第1の実施形態の電子カメラシステムは、一例としてレンズ交換可能な一眼レフレックスカメラに適用された例として説明する。
先ず、本実施形態に於ける電子カメラシステムの機構系の概略について説明する。
本実施形態の一眼レフレックスカメラは、カメラボディ10と、このカメラボディ10の前面側略中央に交換自在に装填されることにより搭載される交換レンズ(図5参照)とにより構成される。
このカメラボディ10内の背面側の略中央部で光軸上となる位置には、図示されないアクチュエータ等によって、光軸と垂直な面に移動可能な可動撮像ユニット11が設けられている。この可動撮像ユニット11は、撮像素子12と、この撮像素子12が搭載された放熱板(基準板)13と、撮像素子12の前面側に配設されたローパスフィルタ14と、ローパスフィルタ14を保持するホルダ部材15と、撮像素子12の脚部(ピン)及び発熱素子18が装着された回路基板17とを有して構成される。ここで、撮像素子12に対して回路基板17上に実装されている撮像制御用素子等の回路部品が主な発熱源となるものであり、本実施形態に於いては発熱素子18として表している。
上記撮像素子12は、交換レンズにより撮像面に結像された被写体像を光電変換するもので、矩形形状をなしている。尚、本実施形態では、例えばCCDイメージセンサが用いられているが、これに限られず、CMOSイメージセンサ等であってもよい。また、放熱板13は、放熱性のよい金属、或いは熱伝導生の良い樹脂等で、撮像素子12よりも大きめに形成されて、撮像素子12の背面側に接触させてホルダ部材15に固定されることで、撮像素子固定板を兼用する。
本カメラボディ10に於いて、上記可動撮像ユニット11の上下方向には、送風ダクト21及び22が配設されている。送風ダクト21の一端部21aは、可動撮像ユニット11に近接して配置されており、他端部21bはカメラボディ10の外表面に設けられた空気吸入口24に接続されている。また、この送風ダクト21の他端部21bには、カメラボディ10の外部よりカメラ内に粉塵等の侵入を防止するためのエアフィルタ25が設けられている。
また、送風ダクト22の一端部22aは、可動撮像ユニット11に近接して配置されており、他端部22bはカメラボディ10の外表面に設けられた排気口26に接続されている。この送風ダクト22の他端部22bには、後述するバッテリホルダが未装着の場合に、カメラボディ10の外部よりカメラ内に粉塵等の侵入を防止するためのスライドカバー27が設けられている。
尚、送風ダクト21の一端部21aと送風ダクト22の一端部22aは、例えば、その開口部分の長手方向の長さが、少なくとも撮像素子12の長手方向の長さよりも長く形成されている。そして、上記送風ダクト21の一端部21aと送風ダクト22の一端部22aは、該可動撮像ユニット11とは所定の間隔を置いて配置されている。これは、可動撮像ユニット11が、後述する防振機構126によって光軸と垂直な面方向に移動可能であるので、該可動撮像ユニット11が移動したときに、送風ダクト21の一端部21a、送風ダクト22の一端部22aと接触しないようにするためである。
また、上記空気吸入口24及び排気口26は、例えば断面が円形状に形成されている。更に、空気吸入口24及び排気口26は、複数個のスリット状のものが形成されるものであっても良い。
上記送風ダクト21の一端部21aと送風ダクト22の一端部22aは、カメラボディ10の上下方向に於いては、可動撮像ユニット11を挟んで略中央位置に形成されている。つまり、送風ダクト21の一端部21aは、可動撮像ユニット11とファインダ光学系31との間に配置され、送風ダクト22の一端部22aは、可動撮像ユニット11と図示されない三脚の取付けに使用される三脚用ネジ穴32との間に配置されている。尚、ファインダ光学系31の上方でカメラボディ110の外表面には、外付けのストロボ装置を装着可能とするホットシュー33が設けられている。
そして、後述するバッテリホルダ70の未装着時には、図1(a)に於いてカメラボディ10内の左側部に設けられた電池室35内には、電池37が装填される。
このバッテリホルダ70未装着の状態では、可動撮像ユニット11で発生した熱は送風ダクト21を通って空気吸入口24より排気される流路が形成されるように設定されている。 図3に示されるように、電池室35の前方側のグリップ部内には、内蔵するストロボ装置60(図1(b)参照)を閃光発光させるための充電用コンデンサ38が配置されている。上記グリップ部は、撮影時等に於いてユーザの右手により保持されるよう、適宜突出させたグリップ形状に形成されて保持領域となる部分である。このグリップ部の頂部には、該グリップ部を保持した状態でユーザの指先で操作されるシャッタ釦61やモード切り替えダイヤル(図示せず)等を備えている。
また、電池室35の後方側には、上述した可動撮像ユニット11に接続された回路基板40が配設されると共に、記録用のメモリカード41が着脱自在に装填されている。このメモリカード41は、開閉自在なカバー42の開閉により挿脱が可能になっている。
上記可動撮像ユニット11の後方側で、光軸上の位置には液晶モニタ45及び表示用窓46を備えている。上記液晶モニタ45は、撮影された画像の他、各種設定・調整事項等を表示するTFT(Thin Film Transistor)タイプのモニタであり、背面側面積の半分程度を占める大型の矩形状表示パネルである。表示用窓46は、この液晶モニタ45の保護用のもので、カメラボディ10の外表面に組み込まれている。
一方、カメラボディ10の前面側の略中央部には、後述する交換レンズを装着するためのマウント部48が設けられている。そして、このマウント部48の中央に形成された開口50より、被写体光が導かれる。
開口50を介して入射された被写体光は、図1(b)に示されるように、一部が透過されたクイックリターンミラー51で上方に反射され、更にファインダ光学系31を介してアイピース53からユーザの眼(図示せず)に導かれる。一方、上記クイックリターンミラー51の透過部分を透過した光は、測距用光としてサブミラー52で下方に反射されて、オートフォーカス(AF)装置54内のAFセンサ55に至る。このAFセンサ55によって、図示されない被写体までの距離が測定される。
また、上記クイックリターンミラー51及びサブミラー52と可動撮像ユニット11(撮像素子12)との間には、後述するフォーカルプレーンシャッタ57が配置されている。
一方、図2に示されるように、カメラボディ10の下部に装着されるバッテリホルダ70には、カメラボディ10の底面部と相対する面で、上記三脚用ネジ穴32と相対する位置に三脚ネジ71が設けられている。また、図4(a)に示されるように、バッテリホルダ70側で、カメラボディ10の電池室35の下部に設けられた位置決め部63と、排気口26の近傍に設けられた位置決め部64と対応する位置に、位置決め突起72と、位置決めピン73が形成されている。位置決め突起72は、電池室挿入部36の根本近傍に設けられている。また、位置決めピン73は、バッテリホルダ70のカメラボディ10と相対する位置に形成されている。これら位置決め部63と位置決め突起72、位置決め部64と位置決めピン73、そして三脚用ネジ穴32と三脚ネジ71が螺合することにより、カメラボディ10とバッテリホルダ70が固定される。
上記バッテリホルダ70の下部には、このバッテリホルダ70がカメラボディ10に装着された状態で縦位置に構えられた際に、この電子カメラシステムを把持するためのグリップ部が形成されている。そして、図2に於いてこのグリップ部の左側には、該グリップ部を保持した状態でユーザの指先で操作されるシャッタ釦77やモード切り替えダイヤル78等を備えている。
バッテリホルダ70内の電池収納室75には、複数、この場合2つの電池76、76が装填可能である。この電池76、76は上述した電池37に相当するものである。そして、このバッテリホルダ70内で、電池収納室75の上側には、カメラボディ10内の送風ダクト22と連接する送風ダクト80が設けられている。
この送風ダクト80は、その一端部80aが、上記送風ダクト22の排気口26と相対する位置に設けられた吸気口81に接続され、他端部80bが、バッテリホルダ70の側面に設けられた排気口82に接続されている。上記吸気口81は、排気口26から排出される空気がバッテリホルダ70内に漏れないようにするため、排気口26と略同一形状の断面を有するように構成されている。また、上記排気口82の近傍には、外部からの粉塵等の侵入を防止するためのエアフィルタ83が設けられている。更に、送風ダクト80内で、エアフィルタ83の内側には、送風ダクト80内の空気を排気口82より強制的に排出するためのファン84が設けられている。また、このファン84は、図示されない固定ホルダによってバッテリホルダ70の内部に固定されている。
尚、、上記排気口82は、例えば断面が円形状に形成されているもので、複数個のスリット状のものが形成されるものであっても良い。
また、バッテリホルダ70側の吸気口81の近傍には、ゴムパッキン85が配されている。
更に、バッテリホルダ70内の電池収納室75とカメラボディ10内の電池室35は、電池室挿入部36内に配された信号線87、フレキシブル基板88や、回路基板等を介して、電極接点部により接続されている。
このように、バッテリホルダ70がカメラボディ10に装着された状態に於いては、ファン84が駆動されることにより、図4(a)に矢印で示されるように、カメラボディ10の上部に設けられた空気吸入口24から吸気された空気が送風ダクト21を通って可動撮像ユニット11に導かれる。そして、この可動撮像ユニット11(主に発熱素子18)及びその周辺の熱せられた空気が、送風ダクト22から排気口26、そしてバッテリホルダ70内の吸気口81から送風ダクト80を通り、ファン84によって強制的に排気口82より排気される。このようにして、可動撮像ユニット11及びその周辺の熱せられた空気が排出されることにより、可動撮像ユニット11が冷却されることになる。
次に、図5を参照して、第1の実施形態による電子カメラシステムの主に電気的な構成について説明する。
第1の実施形態による電子カメラシステムは、互いに着脱可能に接続されるカメラボディ10と、交換レンズ90と、バッテリホルダ70とで構成される。
交換レンズ90は、そのマウント部91がカメラボディ10のマウント部48に装着されることにより、カメラボディ10に固定される。そして、交換レンズ90は、焦点を調整するための焦点レンズ93と、入射光量を制限する絞り94と、入射光の光軸を変更する撮影レンズ95と、を少なくとも有する光学系を備えている。
また、交換レンズ90は、焦点レンズ93を光軸方向に変動させて焦点調整を行う焦点調整機構97と、図示されないステッピングモータにより絞り94を駆動する絞り駆動機構98と、焦点調整機構93と絞り駆動機構98とを駆動するためのアクチュエータ駆動回路99と、カメラボディ10からの指示に応じて交換レンズ90の光学系の制御を行うレンズ制御コンピュータ100と、を備えている。このレンズ制御コンピュータ100は、カメラボディ10からの指示に応じてアクチュエータ駆動回路99を駆動して、焦点調整機構97や絞り94を動作させるものである。
一方、カメラボディ10は、交換レンズ90からの入射光の光路を切り替えるクイックリターンミラー51及びサブミラー52と、上記クイックリターンミラー51からの反射光を接眼レンズ112に送るペンタプリズム111と、接眼レンズ112と、撮像素子12への露光を制御するシャッタ57と、を有する光学系と、上記ペンタプリズム111近傍に設けられたホトダイオード113と、を備えている。
カメラボディ10は、シャッタ57及びローパスフィルタ14を介して露光される入射光が結像して得る被写体の画像を電気信号に変換する撮像素子12と、撮像素子12で得た電気信号からデジタル信号を生成する撮像素子駆動回路122と、撮像素子駆動回路122で生成したデジタル信号から画像データを生成すると共に、カメラシステム全体を制御するシステムコントローラ120とを備えている。
また、カメラボディ10は、クイックリターンミラー51を駆動するためのミラー駆動機構117と、シャッタ57の開閉を行うシャッタチャージ機構118と、撮像素子12を入射光の光軸に対して垂直な平面上で変位させる防振機構126と、ミラー駆動機構117とシャッタチャージ機構118とを駆動するアクチュエータ駆動回路119と、カメラボディ10の振動(手振れ)を検出するブレ検出センサ128と、被写体までの距離を測定するAFセンサ55と、上記ホトダイオード113で受光された光束に基づいて測光処理するための測光回路114と、を備えている。
尚、撮像素子12の周辺の温度を測定するために、撮像素子12の近傍には、温度センサ123及び温度検出回路124が設けられている。
更に、カメラボディ10は、撮像素子12及び撮像素子駆動回路122を介して得られる被写体の像や電子カメラシステムの状態等を表示する液晶モニタ45と、バッテリホルダ70がカメラボディ10に装着されたことを検出するための検出スイッチ129と、電子カメラシステムの状態を設定するための各種スイッチ群で構成されるカメラ操作スイッチ131と、システムコントローラ120で生成した画像データを記録する記録メディア133と、システムコントローラ120内で動作するプログラムが使用するデータ等を記憶するSDRAM134と、システムコントローラ120内で動作するプログラムや電子カメラシステムの状態等のパラメータを記憶するFlashRom135と、を備えている。
加えて、カメラボディ10は、電池パック(図1(a)に示される電池37に相当)3から供給される電源を、カメラボディ10内の各回路ユニットの電源ラインに供給するためのDC/DCコンバータ137を備えている。
尚、139、140、141は、それぞれバッテリホルダ70と電気的に接続するための接点端子である。
上記カメラ操作スイッチ131は、撮影動作を開始させる2段押しのレリーズスイッチ(SW)(撮影準備動作開始指示を行う1stレリーズSW、撮影動作開始指示を行う2ndレリーズSW)131a、電子カメラシステムの動作状態を設定するモード設定スイッチ(SW)131b、被写体像を連続的に撮像して液晶モニタ45等に表示する、いわゆるライブビュー表示を行うためのライブビュースイッチ(SW)131c、を少なくとも備えている。尚、モード設定SW131bは、タッチセンサ機能付き液晶モニタ(図示せず)を使用して実現しても良い。
また、交換レンズ90とカメラボディ10とは、上述したように、交換レンズ90側のマウント部91とカメラボディ10側のマウント部48とで着脱可能に接続され、交換レンズ90が備える光学系とカメラボディ10が備える光学系とが連結される。
更に、交換レンズ90が備えるレンズ側通信ラインとボディ側通信ラインとは、マウント部91及びマウント部48を介して接続され、レンズ制御コンピュータ100とシステムコントローラ120とが通信可能となっている。
バッテリホルダ70は、図示されないモータを有したファン84と、複数、この場合2つの電池パック(図4(a)に示される電池76、76に相当))76、76と、上述した縦位置での撮影用のシャッタ釦やモード切り替えダイヤル等を少なくとも有する操作スイッチ(SW)150を備えている。また、151、152、153は、バッテリホルダ70内の接点端子であり、それぞれカメラボディ10内の接点端子139、140、141と電気的に接続が可能である。
尚、カメラボディ10内の電池パック37と、バッテリホルダ70内の電池パック76、76は、両者が同時に使用可能なものではない。何故ならば、バッテリホルダ70が装着されている場合は、カメラボディ10内の電池室35にバッテリホルダ70の電池室挿入部36が挿入されているため、電池パック37は使用することができないからである。したがって、カメラボディ10内の電池パック37と、バッテリホルダ70内の電池パック76、76は、何れか一方のみが使用されるものとなる。
このような構成に於いて、システムコントローラ120は、カメラ操作スイッチ131からの出力に応じてアクチュエータ駆動回路119を駆動して、ミラー駆動機構117及びシャッタチャージ機構118を動作させる。
また、システムコントローラ120は、ブレ検出センサ128で検出された手振れ量を算出し、当該手振れ量を補正するように防振機構126を駆動させて、可動撮像ユニット11内の撮像素子12の位置を移動させる。その結果、撮像素子12上に結像される像が手振れにより劣化することを防止することができる。
また、システムコントローラ120は、AFセンサ550からの出力に応じて焦点調整量を算出し、交換レンズ90(レンズ制御コンピュータ100)に対して指示を行う。また、測光回路114からの出力に応じて絞り量を算出し、交換レンズ90(レンズ制御コンピュータ100)に対して指示を行う。
次に、図6のフローチャートを参照して、本実施形態に於ける電子カメラシステムの主にライブビュー動作について説明する。
先ず、図示されないパワースイッチがオンされると、ステップS1にて、システムの初期化動作が行われる。次いで、ステップS2に於いて、ライブビュースイッチ131cが操作されたか否かが判定される。ここで、ライブビュースイッチ131cが操作されたならばステップS3に移行し、操作されていなければ後述するステップS8へ移行する。
ステップS3では、現在設定されているファインダモードが、接眼レンズ112を介して視認する光学ファインダモードであるか、液晶モニタ45で視認するライブビューモードであるかが判定される。光学ファインダモードである場合は、ステップS4に移行して、ファインダモードがライブビューモードに設定される。すると、続くステップS5にて、クイックリターンミラー51が、図5に示されるダウン(DOWN)位置から図示されないアップ(UP)位置へ移動される。尚、サブミラー51はクイックリターンミラー51がアップ位置に移動される際に折りたたまれて、クイックリターンミラー51と共にアップ位置に移動される。これにより、撮影光路内からクイックリターンミラー51及びサブミラー52が退避され、ライブビュー動作が開始される。この後、上記ステップS2へ移行する。
一方、上記ステップS3にて設定されているファインダモードがライブビューモードである場合は、ステップS6に移行して、現在のライブビューモードが光学ファインダモードに切り替えられて設定される。次いで、ステップS7にて、クイックリターンミラー51が、上述したアップ(UP)位置からダウン(DOWN)位置へ移動され、ライブビュー動作が停止される。この後、上記ステップS2へ移行する。
ステップS8では、温度センサ123によって検出された可動撮像ユニット11の温度が、予め設定された所定値に到達したか否かが判定される。上記所定値は、例えば60℃〜70℃の中から予め設定された温度である。ここで、所定値に到達していなければステップS9へ移行し、到達していれば後述するステップS12へ移行する。
ステップS9では、レリーズスイッチ131aの状態が判定される。ここで、レリーズスイッチ131aが操作されたならば、ステップS10に移行して撮影準備動作が行われる。これの撮影準備動作とは、測光回路114やAFセンサ55によるAE、AFの処理動作等である。これらの準備動作が実行されると、続くステップS11にて撮影動作が行われる。その後、上記ステップS2へ移行する。
一方、温度センサ123で検出された温度が所定値に到達したならば、ステップS12に移行して、現在のファインダモードがライブビューモードであるか否かが判定される。ここで、設定されているファインダモードがライブビューモードである場合は、ステップS13に移行して、現在のライブビューモードが光学ファインダモードに設定される。これは、ライブビューモードによって可動撮像ユニット11の温度が上昇がしたため、撮像素子12の動作を停止させて温度上昇を防止させるためである。次いで、ステップS14にて、クイックリターンミラー51が、アップ(UP)位置からダウン(DOWN)位置へ移動され、ライブビュー動作が停止される。
尚、上記ステップS12に於いて、現在のファインダモードが光学ファインダモードである場合は、上記ステップS13及びS14がスキップされてステップS15へ移行する。
ステップS15では、使用中の電子カメラシステムに、バッテリホルダ70が装着されているか否かが判定される。ここで、バッテリホルダ70が装着されている場合は、ステップS16に移行して、図示されないモータによってファン84の駆動が開始され、強制的な冷却が開始される。また、バッテリホルダ70が装着されていない場合は、ステップS16がスキップされてステップS17へ移行する。この場合は、送風ダクト21及び22を流れる空気による冷却のみとなる。
そして、ステップS17にて、温度センサ123で検出された温度が、上記所定値−Δtより下がったか否かが判定される。ここで、図7に示されるように、Δtはヒステリシス分を表している。温度の判定値にヒステリシスを設けないとファン84のモータは、所定値(温度)の付近でオン(ON)、オフ(OFF)を繰り返して動作が不安定になる。そこで、これを防止するためにΔtが設けられている。
したがって、検出された温度が上記所定値−Δtより下がるまで、冷却状態が維持される。
そして、ステップS17にて、温度センサ123で検出された温度が、上記所定値−Δtより下がったならば、ステップS18に於いて、バッテリホルダ70が装着されているか否かが判定される。ここで、バッテリホルダ70が装着されていない場合は、上記ステップS2へ移行する。一方、バッテリホルダ70が装着されている場合は、ステップS19に移行してファン84の駆動が停止される。これにより、強制的な冷却が終了して、撮像素子12が使用可能な状態になる。その後、上記ステップS2へ移行する。
上記ステップS9に於いて、レリーズスイッチ131aが操作されない場合は、ステップS20へ移行して、図示されないパワースイッチの状態が判定される。ここで、パワースイッチがオンのままであれば、上記ステップS2へ移行して、以降の処理動作が繰り返される。一方、パワースイッチがオフにされたならば、ステップS21へ移行してシステムの停止動作処理が行われ、本シーケンスが終了する。
このように、第1の実施形態にれば、カメラボディ内にファンを配置していないのでカメラを大型化することがなく、バッテリホルダ内にファンが内蔵されているので、電池容量は通常より多く、電力の消費を気にする必要がない。
したがって、長時間ライブビューを使用する場合等には、このバッテリホルダを装着することで撮像素子を効果的に冷却することができ、ファンの作動に伴う電力の消費も気にすることなく撮影することができる。‘
また、撮像素子シフト方式のブレ軽減装置にも使用できるシステムである。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図8乃至図11は本発明の第2の実施形態を示すもので、図8(a)は本発明の第2の実施形態による電子カメラシステムに於いて、交換レンズを外した状態のカメラボディを前面側から見たもので、光軸に対し垂直面で切断して示した図、(b)は(a)のC−C′線に沿った断面図、図9は図8の電子カメラシステムのカメラボディにバッテリホルダを装着した状態で前面側から見た外観図、図10は図9の電子カメラシステムをカメラ上面側から見たもので、光軸を含む水平面で切断して示した断面図、図11(a)は図9の状態の電子カメラシステムをカメラ前面側から見たもので、光軸に対し垂直面で切断して示した断面図、(b)は(a)のD−D′線に沿った断面図である。
本第1の実施形態の電子カメラシステムは、一例としてレンズ交換可能な一眼レフレックスカメラに適用された例として説明する。
尚、以下に述べる第2の実施形態に於いて、電子カメラシステムの基本的な構成及び動作については、上述した第1の実施形態と同じであるので、説明の重複を避けるため、同一の部分には同一の参照番号を付して、その図示及び説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
カメラボディ160内の背面側の略中央部で光軸上となる位置には、撮像素子12と、放熱板(基準板)13と、ローパスフィルタ14と、ホルダ部材15と、撮像素子12の脚部(ピン)及び発熱素子18が装着された回路基板17とを有して構成される可動撮像ユニット11が配置されている。
本カメラボディ160に於いて、上記可動撮像ユニット11の左右方向には、送風ダクト161及び162が配設されている。送風ダクト161の一端部161aは、可動撮像ユニット11に近接して配置されており、他端部161bはカメラボディ10の外表面に設けられた空気吸入口24に接続されている。また、この送風ダクト21の他端部21bには、エアフィルタ25が設けられている。
尚、送風ダクト161の一端部161aと送風ダクト162の一端部162aは、例えば、その開口部分の長手方向の長さが、少なくとも撮像素子12の長手方向と直交する方向の長さよりも長く形成されている。また、上記空気吸入口24及び排気口26は、例えば断面が円形状に形成されている。更に、空気吸入口24は、複数個のスリット状のものが形成されるものであっても良い。
上記送風ダクト161の一端部161aと送風ダクト162の一端部162aは、カメラボディ160の左右方向に於いては、可動撮像ユニット11を挟んで略中央位置に形成されている。
そして、後述するバッテリホルダ170の未装着時には、図8(a)に於いてカメラボディ160内の左側部に設けられた電池室35内には、電池37が装填される。
バッテリホルダ170未装着の状態では、可動撮像ユニット11内で発せられた熱は、送風ダクト161を通って空気吸入口24より排気される。
また、図10に示されるように、カメラボディ160の前面側の略中央部には、交換レンズを装着するためのマウント部165が設けられている。そして、このマウント部165の中央に形成された開口166より、被写体光が導かれる。
一方、図9に示されるように、カメラボディ160の下部に装着されるバッテリホルダ170には、カメラボディ10の底面部と相対する面で、上記三脚用ネジ穴32と相対する位置に三脚ネジ71が設けられている。また、図11(a)に示されるように、バッテリホルダ170側で、カメラボディ160の電池室35の下部に設けられた位置決め部63と、排気口26の近傍に設けられた位置決め部64と対応する位置に、位置決め突起72と、位置決めピン73が形成されている。位置決め突起72は、電池室挿入部36の根本近傍に設けられている。また、位置決めピン73は、バッテリホルダ170のカメラボディ160と相対する位置に形成されている。これら位置決め部63と位置決め突起72、位置決め部64と位置決めピン73、そして三脚用ネジ穴32と三脚ネジ71が螺合することにより、カメラボディ160とバッテリホルダ170が固定される。
更に、バッテリホルダ170内の電池室挿入部171内には、電池収納室75とカメラボディ10内の電池室35とを接続するための信号線87、フレキシブル基板88や、回路基板等をが配されていると共に、以下に述べる送風ダクト172が設けられている。
この送風ダクト172は、カメラボディ160内の送風ダクト162と連接するものである。そして、この送風ダクト172は、その一端部172aが、上記送風ダクト162の排気口163と相対する位置に設けられた吸気口174に接続され、他端部172bが、バッテリホルダ170の側面に設けられた排気口175に接続されている。上記吸気口174は、排気口163から排出される空気がバッテリホルダ170内に漏れないようにするため、排気口163と略同一形状の断面を有するように構成されている。
また、上記排気口175の近傍には、外部からの粉塵等の侵入を防止するためのエアフィルタ176が設けられている。更に、送風ダクト172内で、吸気口174の近傍には、送風ダクト172内の空気を排気口175より強制的に排出するためのファン173が設けられている。また、このファン173は、図示されない固定ホルダによってバッテリホルダ170の内部に固定されている。
尚、上記排気口175は、例えば断面が円形状に形成されているもので、複数個のスリット状のものが形成されるものであっても良い。
また、バッテリホルダ170側の吸気口174の近傍には、ゴムパッキン177が配されている。
このように、バッテリホルダ170がカメラボディ160に装着された状態に於いては、ファン173が駆動されることにより、図11(a)に矢印で示されるように、カメラボディ160の上部に設けられた空気吸入口24から吸気された空気が送風ダクト161を通って可動撮像ユニット11に導かれる。そして、この可動撮像ユニット11(主に発熱素子18)及びその周辺の熱せられた空気が、送風ダクト162から排気口163、そしてバッテリホルダ170内の吸気口174から送風ダクト172を通り、ファン173によって強制的に排気口175より排気される。
このように、第2の実施形態によっても、上述した第1の実施形態と同様に、カメラボディ内にファンを配置していないのでカメラを大型化することがなく、バッテリホルダ内にファンが内蔵されているので、電池容量は通常より多く、電力の消費を気にする必要がない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能であるのは勿論である。
更に、上述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態を示すもので、(a)は本発明の第1の実施形態による電子カメラシステムに於いて、交換レンズを外した状態のカメラボディを前面側から見たもので、光軸に対し垂直面で切断して示した図、(b)は(a)のA−A′線に沿った断面図である。 本発明の第1の実施形態を示すもので、図1の電子カメラシステムのカメラボディにバッテリホルダを装着した状態で前面側から見た外観図である。 本発明の第1の実施形態を示すもので、図2の電子カメラシステムをカメラ上面側から見たもので、光軸を含む水平面で切断して示した断面図である。 本発明の第1の実施形態を示すもので、(a)は図2の状態の電子カメラシステムをカメラ前面側から見たもので、光軸に対し垂直面で切断して示した断面図、(b)は(a)のB−B′線に沿った断面図である。 本発明の第1の実施形態による電子カメラシステムの主に電気的な構成を概略的に示すブロック構成図である。 本発明の第1の実施形態による電子カメラシステムの動作を説明するためのフローチャートである。 ファンの動作を説明するためのグラフである。 本発明の第2の実施形態を示すもので、(a)は本発明の第2の実施形態による電子カメラシステムに於いて、交換レンズを外した状態のカメラボディを前面側から見たもので、光軸に対し垂直面で切断して示した図、(b)は(a)のC−C′線に沿った断面図である。 本発明の第2の実施形態を示すもので、図8の電子カメラシステムのカメラボディにバッテリホルダを装着した状態で前面側から見た外観図である。 本発明の第2の実施形態を示すもので、図9の電子カメラシステムをカメラ上面側から見たもので、光軸を含む水平面で切断して示した断面図である。 本発明の第2の実施形態を示すもので、(a)は図9の状態の電子カメラシステムをカメラ前面側から見たもので、光軸に対し垂直面で切断して示した断面図、(b)は(a)のD−D′線に沿った断面図である。
符号の説明
10… カメラボディ、11…可動撮像ユニット、12…撮像素子、13…放熱板(基準板)、14…ローパスフィルタ、15…ホルダ部材、17、40…回路基板、18…発熱素子、21、22、80…送風ダクト、24…空気吸入口、25、83…エアフィルタ、26、82…排気口、27…スライドカバー、31…ファインダ光学系、32…三脚用ネジ穴、33…ホットシュー、35…電池室、36…電池室挿入部、37、76…電池、38…充電用コンデンサ、41…メモリカード、42…カバー、45…液晶モニタ、46…表示用窓、48…マウント部、50…開口、51…クイックリターンミラー、52…サブミラー、53…アイピース、55…AFセンサ、57…フォーカルプレーンシャッタ、63、64…位置決め部、70…バッテリホルダ、71…三脚ネジ、72…位置決め突起、73…位置決めピン、75…電池収納室、81…吸気口、84…ファン、85…ゴムパッキン、90…交換レンズ、100…レンズ制御コンピュータ、120…システムコントローラ、122…撮像素子駆動回路、123…温度センサ、124…温度検出回路、126…防振機構、128…ブレ検出センサ。

Claims (39)

  1. 撮影レンズと、
    該撮影レンズの光軸上に該光軸と直交するように配設されて上記撮影レンズによる被写体像が結像される撮像素子と、
    該撮像素子の背面に固着された放熱板と、
    上記撮像素子に対する撮像制御用素子を搭載して上記放熱板の背面側に近接配設された回路基板と、
    電池収納室と、
    カメラ本体に配設された第1の空気吸入口と、
    第1の排気口と、
    該第1の排気口より空気を排出する放熱装置を取り付けるための取付部と、
    を具備したことを特徴とする電子カメラ。
  2. 上記放熱装置は、上記第1の排気口と連接する第2の空気吸入口と、第2の排気口と、上記第2の空気吸入口と上記第2の排気口を接続する第1の送風ダクトと、該第1の送風ダクト内に配置されてカメラ本体内部の空気を上記第1の送風ダクトを通して排出するための送風ファンと、を有することを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  3. 上記第1の空気吸入口と上記撮像素子の近傍部との間に配設された第2の送風ダクトと、上記第1の排気口と上記撮像素子の近傍部との間に配設された第3の送風ダクトを更に具備することを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  4. 上記第1の空気吸入口は、上記撮像素子、放熱板及び回路基板より上方に位置することを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  5. 上記第1の排気口は、上記撮像素子、放熱板及び回路基板より下方に位置することを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  6. 上記第1の排気口は、上記カメラ本体の底部に設けられたことを特徴とする請求項5に記載の電子カメラ。
  7. 上記第1の排気口は、上記電池収納室に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  8. 上記放熱装置は、電子カメラに電源を供給するための電源部を備えることを特徴とする請求項1若しくは2に記載の電子カメラ。
  9. 上記放熱装置は、上記カメラ本体に位置決めされて着脱自在に装着可能であることを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  10. 上記撮像素子と上記放熱板と上記回路基板は、一体で可動する撮像ユニットを形成することを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  11. 上記取付部は三脚取付け用のネジ穴であり、上記放熱装置は該ネジ穴に螺合するネジを有していることを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  12. カメラ本体と、
    撮影レンズの光軸上で、その撮像面が該光軸と垂直な面となるように上記カメラ本体内に配設されて上記撮影レンズによる被写体像が結像される撮像素子と、
    上記撮像素子及び少なくとも該撮像素子の撮像制御用素子を搭載した回路基板と、
    少なくとも上記撮像素子及び回路基板に電源を供給するための電池が挿入されるべく設けられた電池室と、
    上記カメラ本体に配設された第1の空気吸入口と、
    上記第1の空気吸入口より吸入された空気を排出する第1の排気口と、
    上記第1の排気口より空気を排出する放熱装置と、
    上記放熱装置を上記カメラ本体に固定するための取付部と、
    を具備したことを特徴とする電子カメラ。
  13. 上記放熱装置は、上記第1の排気口と連接する第2の空気吸入口と、上記第2の空気吸入口より吸入された空気を排出する第2の排気口と、上記第2の空気吸入口と上記第2の排気口を接続する第1の送風ダクトと、該第1の送風ダクト内に配置されて上記カメラ本体内の空気を上記第1の送風ダクトを通して排出するための送風ファンと、を有することを特徴とする請求項12に記載の電子カメラ。
  14. 上記第1の空気吸入口と上記撮像素子及び回路基板に近接した第1の近傍部との間に配設された第2の送風ダクトと、上記第1の排気口と上記撮像素子及び回路基板に近接した第2の近傍部との間に配設された第3の送風ダクトを更に具備することを特徴とする請求項12若しくは13に記載の電子カメラ。
  15. 上記第1の近傍部と上記第2の近傍部は、上記撮像素子及び回路基板を挟んで対向する位置に配置されることを特徴とする請求項14に記載の電子カメラ。
  16. 上記第1の空気吸入口は、少なくとも上記撮像素子及び回路基板よりも上方に位置することを特徴とする請求項12若しくは13に記載の電子カメラ。
  17. 上記第1の排気口は、少なくとも上記撮像素子及び回路基板よりも下方に位置することを特徴とする請求項12若しくは13に記載の電子カメラ。
  18. 上記第1の排気口は、上記カメラ本体の底部に設けられたことを特徴とする請求項17に記載の電子カメラ。
  19. 上記第1の排気口は、上記電池収納室に設けられたことを特徴とする請求項12若しくは13に記載の電子カメラ。
  20. 上記放熱装置は、上記電池を少なくとも1つ装填可能な電池収納室を有することを特徴とする請求項12若しくは13に記載の電子カメラ。
  21. 上記放熱装置は、少なくとも上記取り付け部によって上記カメラ本体に位置決めされて着脱自在に装着可能であることを特徴とする請求項12若しくは13に記載の電子カメラ。
  22. 少なくとも上記撮像素子と上記回路基板は一体的に構成されて、上記光軸と垂直な面方向に可動する撮像ユニットを形成することを特徴とする請求項12若しくは13に記載の電子カメラ。
  23. 上記送風ファンは、上記第1の送風ダクト内で上記第2の排気口の近傍に配置されることを特徴とする請求項13に記載の電子カメラ。
  24. 上記送風ファンは、上記第1の送風ダクト内で上記第2の空気吸入口の近傍に配置されることを特徴とする請求項13に記載の電子カメラ。
  25. 上記取付部は三脚取付け用のネジ穴であり、上記放熱装置は該ネジ穴に螺合するネジを有していることを特徴とする請求項12若しくは13に記載の電子カメラ。
  26. カメラ本体と、
    撮影レンズの光軸上で、その撮像面が該光軸と垂直な面となるように上記カメラ本体内に配設されて上記撮影レンズによる被写体像が結像される撮像素子と、
    上記撮像素子及び少なくとも該撮像素子の撮像制御用素子を搭載した回路基板と、
    少なくとも上記撮像素子及び回路基板に電源を供給するための電池が挿入されるべく設けられた電池室と、
    上記カメラ本体に配設された第1の空気吸入口と、
    上記カメラ本体に配設されるもので、上記第1の空気吸入口より吸入された空気を排出する第1の排気口と、
    少なくとも一部が上記電池室内に挿入されて上記第1の排気口より空気を排出する放熱装置と、
    上記放熱装置を上記カメラ本体に固定するための取付部と、
    を具備したことを特徴とする電子カメラ。
  27. 上記放熱装置は、上記第1の排気口と連接する第2の空気吸入口と、上記第2の空気吸入口より吸入された空気を排出する第2の排気口と、上記第2の空気吸入口と上記第2の排気口を接続する第1の送風ダクトと、該第1の送風ダクト内に配置されて上記カメラ本体内の空気を上記第1の送風ダクトを通して排出するための送風ファンと、を有することを特徴とする請求項26に記載の電子カメラ。
  28. 上記第1の空気吸入口と上記撮像素子及び回路基板に近接した第1の近傍部との間に配設された第2の送風ダクトと、上記第1の排気口と上記撮像素子及び回路基板に近接した第2の近傍部との間に配設された第3の送風ダクトを更に具備することを特徴とする請求項26若しくは27に記載の電子カメラ。
  29. 上記第1の近傍部と上記第2の近傍部は、上記撮像素子及び回路基板を挟んで対向する位置に配置されることを特徴とする請求項28に記載の電子カメラ。
  30. 上記第1の空気吸入口は、少なくとも上記撮像素子及び回路基板よりも上方に位置することを特徴とする請求項26若しくは27に記載の電子カメラ。
  31. 上記第1の排気口は、少なくとも上記撮像素子及び回路基板よりも下方に位置することを特徴とする請求項26若しくは27に記載の電子カメラ。
  32. 上記第1の排気口は、上記カメラ本体の底部に設けられたことを特徴とする請求項31に記載の電子カメラ。
  33. 上記第1の排気口は、上記電池収納室に設けられたことを特徴とする請求項26若しくは27に記載の電子カメラ。
  34. 上記放熱装置は、上記電池を少なくとも1つ装填可能な電池収納室を有することを特徴とする請求項26若しくは27に記載の電子カメラ。
  35. 上記放熱装置は、少なくとも上記取り付け部によって上記カメラ本体に位置決めされて着脱自在に装着可能であることを特徴とする請求項26若しくは27に記載の電子カメラ。
  36. 少なくとも上記撮像素子と上記回路基板は一体的に構成されて、上記光軸と垂直な面方向に可動する撮像ユニットを形成することを特徴とする請求項26若しくは27に記載の電子カメラ。
  37. 上記送風ファンは、上記第1の送風ダクト内で上記第2の排気口の近傍に配置されることを特徴とする請求項27に記載の電子カメラ。
  38. 上記送風ファンは、上記第1の送風ダクト内で上記第2の空気吸入口の近傍に配置されることを特徴とする請求項27に記載の電子カメラ。
  39. 上記取付部は三脚取付け用のネジ穴であり、上記放熱装置は該ネジ穴に螺合するネジを有していることを特徴とする請求項26若しくは27に記載の電子カメラ。
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