JP2009071386A - 無線通信端末装置およびハンドオーバ方法 - Google Patents

無線通信端末装置およびハンドオーバ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)と移動通信システムとの間のハンドオーバにおいて通話の切断を防ぎつつ、消費電流を抑えること。
【解決手段】無線通信端末装置300が移動通信システムを用いた無線通信を行う場合に、移動通信システム無線部302は、第1周期を用いてWLANの基地局を検索し、受信電界強度測定部303は、移動通信システムの基地局からのパイロット信号の受信電界強度を測定し、アプリケーションCPU306は、受信電界強度が低いほど、第1周期をより短く変更し、受信電界強度が高いほど第1周期をより長く変更し、また、アプリケーションCPU306は受信電界強度を表すアンテナバーの数を変更するタイミングに合わせて、第1周期を変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信端末装置およびハンドオーバ方法に関し、特にWCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)等の移動通信システムを用いた無線通信からワイヤレスローカルエリアネットワーク(以下「WLAN」と記載する)を用いた無線通信へハンドオーバする無線通信端末装置およびハンドオーバ方法に関する。
近年、WCDMA等の移動通信システムとWLANとを融合させて、移動通信システムのメリットである広範囲に及ぶ通信エリアと、WLANシステムのメリットである広帯域のアクセスとを同時に提供する3G/WLANインターワーキング技術が注目されている。そして、3G/WLANにおける異なる無線アクセス方式の間を、ユーザが意識することなくハンドオーバさせるシームレス・ハンドオーバ技術が提案されている。
移動通信ネットワークにおいてサービスを受けている無線通信端末装置は、WLANエリアに移動し、移動通信システムを用いた無線通信からWLANを用いた無線通信に切り替えるハンドオーバを実行する前に、まず、所定の周期を用いてWLANの基地局を検索する。そして、無線通信端末装置がWLANエリアに移動し、WLANへのアクセスポイントを検出すると、WLANへのハンドオーバを行う。WLANへのハンドオーバに成功した無線通信端末装置は、移動通信システムを用いた無線通信を停止して、WLANを用いた無線通信を行う。ここで、無線通信端末装置がWLANエリア内に移動した時刻から、ハンドオーバを行う時刻までの時間は、ハンドオーバ時間と呼ばれる。
特開2006−270614号公報
しかしながら、従来方式の装置においては、無線通信端末装置は常に所定の周期を用いて基地局の検出を行うため、無線通信端末装置がWLANエリアに移動したにもかかわらず所定の時刻にならないとWLANの基地局を検索しない。例えば無線通信端末装置がWLANの基地局の検出した直後に、WLANエリアに移動する場合、WLANの基地局の次の検索時刻まで、まだ時間が長い。従って、ハンドオーバ時間が長くなり、ハンドオーバを起動する時間が遅くなる場合がある。ハンドオーバ時間が長くなる場合、例えば、移動通信システムの通話中に地下鉄の駅構内等、WLANしか使用できないエリアに移動した際に、接続が切断してしまう。
また、移動通信システムにおいて待ち受け動作中の通信端末装置は、定期的に基地局からのパイロット信号を受信している。この際に、通信端末装置のアプリケーションCPUは、消費電流を低減するためにSleep状態になることが一般的である。そして、通信端末装置は、定期的に受信する基地局からの信号の受信電界が低下した場合に、SleepしているアプリケーションCPUを起動し、ハンドオーバを起動させる。そのため、移動通信システムのみにおいて通信を行う場合に比べ、移動通信システムおよびWLANの両方の無線通信を行う場合は、ハンドオーバを実施する際にアプリケーションCPUを起動させる必要があるため消費電流を増加してしまう。
また、WLANにおいて待ち受け動作中の通信端末装置が、移動通信システムの基地局を検索しハンドオーバを行う場合も同じ問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、移動通信システムおよびWLANの間においてハンドオーバを行う際のハンドオーバ時間を短縮し、ハンドオーバ中に通話に切断を防ぎつつ、消費電流を低減することができる無線通信端末装置およびハンドオーバ方法を提供する。
本発明の無線通信端末装置は、移動通信システムを用いた無線通信を行う場合に、第1周期を用いて無線ローカルエリアネットワークの基地局を検索する第1検索手段と、前記移動通信システムの基地局からのパイロット信号の第1受信電界強度を測定する第1測定手段と、前記第1受信電界強度が低いほど前記第1周期をより短く変更し、前記第1受信電界強度が高いほど前記第1周期をより長く変更するアプリケーション制御手段と、を具備する構成を採る。
本発明のハンドオーバ方法は、移動通信システムを用いた無線通信を行う場合に、第1周期を用いて無線ローカルエリアネットワークの基地局を検索するステップと、前記移動通信システムの基地局からのパイロット信号の第1受信電界強度を測定するステップと、前記第1受信電界強度が低いほど前記第1周期をより短く変更し、前記第1受信電界強度が高いほど前記第1周期をより長く変更するステップと、を有するようにした。
本発明によれば、無線通信端末装置は、移動通信システムを用いた無線通信を行う場合に、移動通信システムの基地局からのパイロット信号の受信電界強度が弱くなるほど、WLANの基地局を検索する周期をより短くする。また、無線通信端末装置は、WLANを用いた無線通信を行う場合に、WLANの基地局からのパイロット信号の受信電界強度が弱くなるほど、移動通信システムの基地局を検索する周期をより短くする。従って、ハンドオーバ時間を短くすることができ、通話中に接続の切断を防ぐことができる。
また、本発明によれば、無線通信端末装置は、移動通信システムまたはWLANの基地局装置からの受信電界強度を示すアンテナバーの数を変更するタイミングと、移動通信システムまたはWLANの基地局を検索する周期を変更するタイミングとを合わせることにより、アプリケーションCPUを起動させるための消費電流の増加を抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る無線通信端末装置300の構成を示すブロック図である。なお、図1においては、ハンドオーバを行う前に移動通信システムまたはWLANの基地局を検索する処理に係わる、無線通信端末装置300の構成要素を主として示す。
図1において、無線通信端末装置300は、移動通信システム制御部301、WLAN制御部307を備え、移動通信システムを用いた無線通信およびWLANを用いた無線通信を行う機能を備える。移動通信システム制御部301は、移動通信アンテナ312、移動通信システム無線部302、受信電界強度測定部303、アンテナバー切替判定部305、および基地局検索周期制御部304を備える。また、WLAN制御部307は、WLANアンテナ313、WLAN無線部308、受信電界強度測定部309、アンテナバー切替判定部311、基地局検索周期制御部310を備える。
移動通信システム無線部302は、無線通信端末装置300から送信される送信データに対しアップコンバートなどの無線送信処理を施し、移動通信システムの基地局からの受信データに対しダウンコンバートなどの無線受信処理を施す。例えば、無線通信端末装置300が移動通信システムを用いた無線通信を行う場合、移動通信システム無線部302は、移動通信システムアンテナ312を介し移動通信システムの基地局からのパイロット信号を受信し、受信電界強度測定部303に出力する。また、無線通信端末装置300がWLANを用いた無線通信を行う場合には、移動通信システム無線部302は、基地局検索周期制御部304により制御される検索周期を用いて、移動通信システムの基地局を検索する。移動通信システム無線部302が移動通信システムへの基地局を検出した場合、無線通信端末装置300はWLANを用いた無線通信から移動通信システムを用いた無線通信へのハンドオーバを行う。
受信電界強度測定部303は、移動通信システム無線部302から入力されるパイロット信号の受信電界の強度を測定し、アンテナバー切替判定部305に出力する。
アンテナバー切替判定部305は、受信電界強度測定部303から入力される受信電界強度を所定の閾値と比較することにより、通信端末のディスプレイに表示されるアンテナバーの数の変更可否を判定し、判定結果をアプリケーションCPU306に出力する。例えば、アンテナバー切替判定部305は、受信電界が低いほど、通信端末のディスプレイに表示されるアンテナバーの数をより小さく変更すると判定し、受信電界が高いほど、通信端末のディスプレイに表示されるアンテナバーの数をより大きく変更すると判定する。
アプリケーションCPU306は、無線通信端末装置300へのデータ入力または音声出力などの各種アプリケーションを制御するCPUである。無線通信端末装置300が移動通信システムを用いて無線通信を行う場合には、アプリケーションCPU306は、アンテナバー切替判定部305からの判定結果に基づき、表示するアンテナバーの数を変更する処理を行う。そして、アプリケーションCPU306は、ディスプレイに表示されるアンテナバーの数に基づきWLANの基地局の検索周期を決定し、基地局検索周期制御部310に出力する。例えば、アプリケーションCPU306は、アンテナバーの数が小さいほどWLANの基地局の検索周期をより短く設定し、アンテナバーの数が大きいほどWLANの基地局の検索周期をより長く設定する。一方、無線通信端末装置300がWLANを用いて無線通信を行う場合には、アプリケーションCPU306は、アンテナバー切替判定部311からの判定結果に基づき、表示するアンテナバーの数を変更する処理を行う。そして、アプリケーションCPU306は、ディスプレイに表示されるアンテナバーの数に基づき移動通信システムの基地局の検索周期を決定し、基地局検索周期制御部304に出力する。例えば、アプリケーションCPU306は、アンテナバーの数が小さいほど移動通信システムの基地局の検索周期をより短く設定し、アンテナバーの数が大きいほど移動通信システムの基地局の検索周期をより長く設定する。
基地局検索周期制御部304は、アプリケーションCPU306から入力される検索周期に基づき、移動通信システム無線部302が移動通信システムの基地局を検索する周期を制御する。
WLAN無線部308は、無線通信端末装置300から送信される送信データに対しアップコンバートなどの無線送信処理を施し、WLANの基地局からの受信データに対しダウンコンバートなどの無線受信処理を施す。例えば、無線通信端末装置300がWLANを用いた無線通信を行う場合、WLAN無線部308は、WLANアンテナ313を介しWLANの基地局からのパイロット信号を受信し、受信電界強度測定部309に出力する。また、無線通信端末装置300が移動通信システムを用いた無線通信を行う場合、WLAN無線部308は、基地局検索周期制御部310により制御される検索周期を用いて、WLANの基地局を検索する。WLAN無線部308がWLANの基地局を検出した場合、無線通信端末装置300は移動通院システムを用いた無線通信からWLANを用いた無線通信へのハンドオーバを行う。
受信電界強度測定部309は、WLAN無線部308から入力されるパイロット信号の受信電界の強度を測定し、アンテナバー切替判定部311に出力する。
アンテナバー切替判定部311は、受信電界強度測定部309から入力される受信電界強度を所定の閾値と比較することにより、通信端末のディスプレイに表示されるアンテナバーの数を変更するか否かを判定し、判定結果をアプリケーションCPU306に出力する。
基地局検索周期制御部310は、アプリケーションCPU306から入力される検索周期に基づき、移動通信システム無線部302が移動通信システムの基地局を検索する周期を制御する。
図2は、本実施の形態に係る無線通信端末装置300において、WLANの基地局を検索する周期を適応的に変更する処理を示すフロー図である。
まず、ST4010において、受信電界強度測定部303は、移動通信システム無線部302から入力される復調後のパイロット信号の受信電界強度を測定する。
次いで、ST4020において、アンテナバー切替判定部305は、受信電界強度測定部303において得られた受信電界強度測定値を、図3に示すような予め決められたアンテナバー閾値A,B,Cと比較する。アンテナバー切替判定部305は、受信電界強度測定部303において得られた受信電界強度測定値とアンテナバー閾値との比較結果に基づいて、アンテナバーを切り替えるかどうかを判定する。例えば、アンテナバー2本の状態において、受信電界強度測定値がアンテナバー閾値Bを下回った場合には、アンテナバー切替判定部305は、アンテナバーを1本に切り替えると判定する。逆に、例えば、アンテナバー2本の状態において、受信電界強度測定値がアンテナバー閾値Aを超えた場合には、アンテナバー切替判定部305は、アンテナバーを3本に切り替えると判定する。
ST4020において、アンテナバーを切替えないと判定した場合(ST4020:NO)、処理フローはST4010に戻る。一方、ST4020において、アンテナバーを切替えると判定した場合(ST4020:YES)、アンテナバー切替判定部305は、ST4030においてアプリケーションCPU306を起動するための通知信号をアプリケーションCPU306に出力する。
次いで、ST4040において、Sleep状態であったアプリケーションCPU306は、アンテナバー切替判定部305からの通知信号を受けると、Wakeup状態となってアンテナバーを表示するとともに、図3に示すような予め決められたTableに従い、移動通信システムの基地局を検索する周期を変更する。例えば、アンテナバーが2本から1本に変更された場合、アプリケーションCPU306は、検索周期をT(B)からT(A)に変更する。アプリケーションCPU306は、変更後の検索周期を基地局検索周期制御部310に通知する。
次いで、処理フローはST4010に戻り、基地局検索周期制御部310は、アプリケーションCPU306から通知された検索周期を用いてWLANの基地局を検索するようにWLAN無線部308を制御する。
図4は、本実施の形態に係る無線通信端末装置300において、移動通信システムの基地局を検索する周期を適応的に変更する処理の手順を示すフロー図である。
まず、ST5010において、受信電界強度測定部309は、WLAN無線部308から入力される復調後のパイロット信号の受信電界強度を測定する。
次いで、ST5020において、アンテナバー切替判定部311は、受信電界強度測定部309において得られた受信電界強度測定値を、図5に示すような予め決められたアンテナバー閾値F,G,Hと比較する。アンテナバー切替判定部311は、受信電界強度測定部309において得られた受信電界強度測定値とアンテナバー閾値との比較結果に基づいて、アンテナバーを切り替えるかどうかを判定する。例えば、アンテナバー2本の状態において、受信電界強度測定値がアンテナバー閾値Gを下回った場合には、アンテナバー切替判定部311は、アンテナバーを1本に切り替えると判定する。逆に、例えば、アンテナバー2本の状態において、受信電界強度測定値がアンテナバー閾値Fを超えた場合には、アンテナバー切替判定部311は、アンテナバーを3本に切り替えると判定する。
ST5020において、アンテナバーを切替えないと判定した場合(ST5020:NO)、処理フローはST5010に戻る。一方、ST5020において、アンテナバーを切替えると判定した場合(ST5020:YES)、アンテナバー切替判定部311は、ST5030においてアプリケーションCPU306を起動するための通知信号をアプリケーションCPU306に出力する。
次いで、ST5040において、Sleep状態であったアプリケーションCPU306は、アンテナバー切替判定部311からの通知信号を受けると、Wakeup状態となってアンテナバーを表示するとともに、図5に示すような予め決められたTableに従い、移動通信システムの基地局を検索する周期を変更する。例えば、アンテナバーが2本から1本に変更された場合、アプリケーションCPU306は、検索周期をT(F)からT(E)に変更する。アプリケーションCPU306は、変更後の検索周期を基地局検索周期制御部304に通知する。
次いで、処理フローはST5010に戻り、基地局検索周期制御部304は、アプリケーションCPU306から通知された検索周期を用いて移動通信システムの基地局を検索するように移動通信システム無線部302を制御する。
図6は、本実施の形態に係る無線通信端末装置300において適応的に変更される検索周期を用いて基地局を検索しハンドオーバを行う方法を説明するための図である。なお、この図においては、無線通信端末装置300が移動通信システムを用いた無線通信を行う過程で、WLANの基地局を検索しハンドオーバを行う場合を例にとって説明する。
無線通信端末装置300は、移動通信システムの基地局からのパイロット信号の受信電界強度がアンテナバー閾値、例えばBを下回ったタイミングA1において、WLANの基地局を検索する周期をT10から、T10よりも短い周期T11へ変更する。上記の受信電界強度が更にアンテナバー閾値Bを下回ったタイミングA2においては、無線通信端末装置300は、WLANの基地局を検索する周期をさらにT11よりも短いT12に変更する。
図6に示すように、移動通信システムの基地局からのパイロット信号の受信電界強度が弱くなるほど、無線通信端末装置300は、WLANの基地局を検索する周期をより短くする。従って、無線通信端末装置300はWLANのエリアに移動した場合に(タイミングt1以降)、WLANの基地局をT12の間隔で検出することとなり、従来方式よりも、ハンドオーバ時間を短くすることができる。また、アンテナバーが切り替わるタイミングで、WLANの基地局を検索する周期を変更するため、アプリケーションCPU306をWakeupさせるときに発生する消費電流増加を抑えることができる。
t2においてWLANへのアクセスポイントを検出した場合、無線通信端末装置300は、移動通信システムを用いた無線通信からWLANを用いた無線通信へハンドオーバを行う。ハンドオーバが成功したタイミングt3において、無線通信端末装置300は、移動通信システムを用いた無線通信を停止し、WLANを用いた無線通信に切り替える。
このように、本実施の形態によれば、無線通信端末装置は、移動通信システムを用いた無線通信を行う場合に、移動通信システムの基地局からのパイロット信号の受信電界強度が弱くなるほど、WLANの基地局を検索する周期をより短くする。また、無線通信端末装置は、WLANを用いた無線通信を行う場合に、WLANの基地局からのパイロット信号の受信電界強度が弱くなるほど、移動通信システムの基地局を検索する周期をより短くする。従って、ハンドオーバ時間を短くすることができ、通話中に接続の切断を防ぐことができる。
また、本実施の形態によれば、無線通信端末装置は、移動通信システムまたはWLANの基地局装置からの受信電界強度を示すアンテナバーの数を変更するタイミングと、移動通信システムまたはWLANの基地局を検索する周期を変更するタイミングとを合わせることにより、アプリケーションCPUを起動させるための消費電流の増加を抑えることができる。
本発明にかかる無線通信端末装置およびハンドオーバ方法は、WCDMA等の移動通信システムを用いた無線通信と、WLANを用いた無線通信との間のハンドオーバに適用して好適である。
本発明の一実施の形態に係る無線通信端末装置の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態に係る無線通信端末装置において、WLANの基地局を検索する周期を適応的に変更する処理を示すフロー図 本発明の一実施の形態に係るWLANの基地局を検索する周期を適応的に変更する処理に用いられるテーブル 本発明の一実施の形態に係る無線通信端末装置において、移動通信システムの基地局を検索する周期を適応的に変更する処理を示すフロー図 本発明の一実施の形態に係る移動通信システムの基地局を検索する周期を適応的に変更する処理に用いられるテーブル 本発明の一実施の形態に係る無線通信端末装置において適応的に変更される検索周期を用いて基地局を検索しハンドオーバを行う方法を説明するための図
符号の説明
300 無線通信端末装置
301 移動通信システム制御部
302 移動通信システム無線部
303 受信電界強度測定部
304 基地局検索周期制御部
305 アンテナバー切替判定部
306 アプリケーションCPU
307 WLAN制御部
308 WLAN無線部
309 受信電界強度測定部
310 基地局検索周期制御部
311 アンテナバー切替判定部
312 移動通信システムアンテナ
313 WLANアンテナ

Claims (5)

  1. 移動通信システムを用いた無線通信を行う場合に、第1周期を用いて無線ローカルエリアネットワークの基地局を検索する第1検索手段と、
    前記移動通信システムの基地局からのパイロット信号の第1受信電界強度を測定する第1測定手段と、
    前記第1受信電界強度が低いほど前記第1周期をより短く変更し、前記第1受信電界強度が高いほど前記第1周期をより長く変更するアプリケーション制御手段と、
    具備する無線通信端末装置。
  2. 無線ローカルエリアネットワークを用いた無線通信を行う場合に、第2周期を用いて移動通信システムの基地局を検索する第2検索手段と、
    前記無線ローカルエリアネットワークの基地局からのパイロット信号の第2受信電界強度を測定する第2測定手段と、
    をさらに具備し、
    前記アプリケーション制御手段は、
    前記第2受信電界強度が低いほど前記第2周期をより短く変更し、前記第2受信電界強度が高いほど前記第2周期をより長く変更する、
    請求項1記載の無線通信端末装置。
  3. 前記アプリケーション制御手段は、
    前記第1受信電界強度を表すアンテナバーの数を変更するタイミングに合わせて、前記第1検索手段の基地局を検索する周期を制御する、
    請求項1記載の無線通信端末装置。
  4. 前記アプリケーション制御手段は、
    前記第2受信電界強度を表すアンテナバーの数を変更するタイミングに合わせて、前記第2検索手段の基地局を検索する周期を制御する、
    請求項2記載の無線通信端末装置。
  5. 移動通信システムを用いた無線通信を行う場合に、第1周期を用いて無線ローカルエリアネットワークの基地局を検索するステップと、
    前記移動通信システムの基地局からのパイロット信号の第1受信電界強度を測定するステップと、
    前記第1受信電界強度が低いほど前記第1周期をより短く変更し、前記第1受信電界強度が高いほど前記第1周期をより長く変更するステップと、
    を有するハンドオーバ方法。
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