JP2015100060A - 通信装置、通信方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば、アクセスポイントに接続後、圏外となった場合に、そのアクセスポイントに再接続し得る可能性が高い場合と低い場合とで、アクセスポイントのスキャン方法を切り替えること。【解決手段】アクセスポイントに接続後、圏外となったときの現在位置が、アクセスポイントの圏内の位置を含むように設定された所定領域内に位置しない場合、所定の時間間隔にてアクセスポイントをスキャンし、現在位置が所定領域内に位置する場合、所定の時間間隔よりも短い時間間隔にてアクセスポイントのスキャンを開始して、徐々に時間間隔を延ばしながらアクセスポイントのスキャンを繰り返す制御部110を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、通信装置、通信方法、プログラム及び記録媒体に関する。
本発明に関連する技術としては、様々なものが知られている(例えば、特許文献1〜5参照。)。
例えば、特許文献1には、第三世代移動通信システムを用いた通信からワイヤレスLAN(Local Area Network)を用いた通信にハンドオーバするハンドオーバ方法が記載されている。より具体的に説明すると、このハンドオーバ方法は、ワイヤレスLANのアクセスポイントを検出する周期を制御する。その際、このハンドオーバ方法は、第三世代移動通信システムでの通話開始が検出された場合に、通話開始が検出されない場合に比べて周期を短くするように制御する。そして、このハンドオーバ方法は、制御された周期にてアクセスポイントを検出する。そして、このハンドオーバ方法は、第三世代移動通信システムを用いた通信中にアクセスポイントが検出された場合に第三世代移動通信システムを用いた通信からワイヤレスLANを用いた通信に切り替える。このようにして、このハンドオーバ方法によっては、通話料金の安いワイヤレスLANに早期に切り替えることができるので、通話料金を安価にすることができる。
また、例えば、特許文献2には、携帯型無線通信端末装置の動作方法が記載されている。より具体的に説明すると、この携帯型無線通信端末装置の動作方法は、電波をアンテナにより受信する。そして、この携帯型無線通信端末装置の動作方法は、受信された搬送波の不用波部分をフィルタにより遮断する。そして、この携帯型無線通信端末装置の動作方法は、不用波部分が遮断された後の搬送波をアンプにより増幅する。そして、この携帯型無線通信端末装置の動作方法は、所定の発振波を出力する。そして、この携帯型無線通信端末装置の動作方法は、所定の発振波と、増幅された搬送波とをミキサにより乗算することにより中間周波数の信号を生成する。そして、この携帯型無線通信端末装置の動作方法は、生成された中間周波数の信号を増幅する。そして、この携帯型無線通信端末装置の動作方法は、増幅された中間周波数の信号を復調する。そして、この携帯型無線通信端末装置の動作方法は、生成された中間周波数の信号に応じた大きさの直流電圧を電界受信強度として出力する。そして、この携帯型無線通信端末装置の動作方法は、出力された直流電圧に基づき携帯型無線通信端末装置が圏外であるか圏内であるかを判定する。そして、この携帯型無線通信端末装置の動作方法は、圏内であると判定された場合に、直流電圧のレベルが受信される電波の電界レベルが通常レベルであるときと対応するレベルであるか否かを判定する。そして、この携帯型無線通信端末装置の動作方法は、圏内であると判定された場合に、直流電圧のレベルが受信される電波の電界レベルが低レベルであるときと対応するレベルであるか否かを判定する。そして、この携帯型無線通信端末装置の動作方法は、受信される電波の電界レベルが通常レベルであるときと対応するレベルであると判定された場合には、フィルタとアンプとの間の抵抗値を比較的小さい第1の抵抗値にする。そして、この携帯型無線通信端末装置の動作方法は、受信される電波の電界レベルが低レベルであるときと対応するレベルであると判定された場合には、フィルタとアンプとの間の抵抗値を比較的大きい第2の抵抗値にする。このようにして、この携帯型無線通信端末装置の動作方法によっては、通信エリアの圏外、圏内を正確に判定することができ、圏外時には復調器の動作を停止して無駄な復調動作を行わないようにするので消費電流を削減できる。
また、特許文献3には、アクセスポイントと通信する狭域高速無線通信インタフェース部と、基地局と通信する広域移動通信インタフェース部とを有する携帯端末における狭域高速無線通信システムの起動方法が記載されている。より具体的に説明すると、この起動方法は、通信品質値が、屋外に位置する際に検出される程度の通信品質値以下に減衰した後、第1の所定時間内に、屋内に位置する際に検出される程度の通信品質値に減衰した際に、測位電波の受信を開始する。そして、この起動方法は、有効な測位電波を受信できなかった場合にのみ、見通し不可情報を出力する。そして、この起動方法は、見通し不可情報が出力された際に、狭域高速無線通信インタフェース部を起動し、アクセスポイントを発見するように制御する。このようにして、この起動方法によっては、狭域高速無線通信インタフェースの常時起動を避けることができるので、バッテリ容量に制限のある携帯端末にとって低消費電力を実現することができる。
また、例えば、特許文献4には、無線通信サービスを提供する基地局との間で、複数のプロトコルにより高周波数帯又は低周波数帯のいずれかの周波数帯における無線信号により通信する無線通信端末が記載されている。より具体的に説明すると、この無線通信端末は、複数のプロトコルを使用可能であり、なおかつそれぞれのプロトコルにおいて複数のチャネルを使用可能である。そして、この無線通信端末は、一のプロトコルにおいて所定の順で複数の周波数チャネルをスキャンして、周波数チャネル毎の電界強度を測定する。そして、この無線通信端末は、予め定められる所定の値以上の電界強度が測定される周波数チャネルにおいて報知されるパイロット情報を逆拡散する。そして、この無線通信端末は、逆拡散されたパイロット情報に基づいてパイロット信号の信号強度を測定する。そして、この無線通信端末は、電界強度及び信号強度の測定結果に基づいて周波数チャネルをスキャンするタイミングを設定しタイミングの設定値を記憶する。その際、この無線通信端末は、所定の周波数チャネルに対して信号強度が予め定められる所定の値に満たずに待ち受けに失敗すると、周波数チャネルの電界強度及び信号強度に基づいて次回のスキャンのタイミングを設定する。そして、この無線通信端末は、高周波数帯におけるスキャンのタイミングの設定の場合には、突発的な測定値の変動を吸収する所定のフィルタを用いて電界強度及び信号強度の少なくとも一方にフィルタ処理を行ってから判定を行い、低周波数帯におけるスキャンのタイミングの設定の場合には、フィルタ処理を行わずに判定を行う。このようにして、この無線通信端末によっては、周波数チャネルの捕捉処理を効率よく行って捕捉時間を短縮し、電力消費を低減することができる。
また、例えば、特許文献5には、互いに異なる無線ネットワークに属する無線基地局との間で無線通信を行う複数の第1のネットワークインターフェイス部を有する可搬型ネットワーク通信装置において、複数の第1のネットワークインターフェイス部のうち、パケットの送受信に用いられる1つの第1のネットワークインターフェイス部である使用ネットワークインターフェイス部を選択する方法が記載されている。より具体的に説明すると、この方法は、各第1のネットワークインターフェイス部について、無線基地局から受信する信号の受信信号強度を決定する。そして、この方法は、各第1のネットワークインターフェイス部について、決定された受信信号強度の単位時間当たりの変化の大きさを示す変化値をそれぞれ算出する。そして、この方法は、算出された変化値に基づき、使用ネットワークインターフェイス部を選択する。このようにして、この方法によっては、可搬型ネットワーク通信装置の位置が変わって、無線基地局との間における無線信号の強度が変化し得る状況であっても、より安定して通信が可能な第1のネットワークインターフェイス部を、使用インターフェイス部として選択することができる。
特許第4738950号公報 特開2007−96473号公報 特許第5020022号公報 特許第5193734号公報 特開2013−98818号公報
ところで、通信装置は、アクセスポイントに接続できない場合、定期的にアクセスポイントをスキャンして、アクセスポイントに再接続するように制御される。このようなスキャン動作を頻繁に行った場合、通信装置は、電池の消費が激しくなってしまう。一方、スキャン動作を行わない場合、通信装置は、アクセスポイントに接続されない状態が長く続いてしまう。
そこで、このような問題を解決する方法としては、例えば、アクセスポイントに接続後、圏外となった場合、アクセスポイントに再接続するまで、スキャンする時間間隔を徐々に延ばしていくといった方法が考えられる。
このような方法は、アクセスポイントの圏内ではあるが、周囲の建物等の影響により、一時的に圏外となった場合には有効である。しかしながら、このような方法は、既にアクセスポイントの圏外であり、アクセスポイントへの再接続を望めない場合には、無駄に電池を消耗してしまうことになる。
特許文献1〜5に記載の発明によっては、このような課題を解決することができない。
本発明の目的は、上述した課題を解決する通信装置、通信方法、プログラム及び記録媒体を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によると、通信装置であって、アクセスポイントに接続後、圏外となったときの現在位置が、アクセスポイントの圏内の位置を含むように設定された所定領域内に位置しない場合、所定の時間間隔にてアクセスポイントをスキャンし、現在位置が所定領域内に位置する場合、所定の時間間隔よりも短い時間間隔にてアクセスポイントのスキャンを開始して、徐々に時間間隔を延ばしながらアクセスポイントのスキャンを繰り返す制御部を備える。
本発明の第2の形態によると、通信方法であって、アクセスポイントに接続後、圏外となったときの現在位置が、アクセスポイントの圏内の位置を含むように設定された所定領域内に位置しない場合、所定の時間間隔にてアクセスポイントをスキャンし、現在位置が所定領域内に位置する場合、所定の時間間隔よりも短い時間間隔にてアクセスポイントのスキャンを開始して、徐々に時間間隔を延ばしながらアクセスポイントのスキャンを繰り返す制御段階を備える通信方法。
本発明の第3の形態によると、プログラムであって、コンピュータを、アクセスポイントに接続後、圏外となったときの現在位置が、アクセスポイントの圏内の位置を含むように設定された所定領域内に位置しない場合、所定の時間間隔にてアクセスポイントをスキャンし、現在位置が所定領域内に位置する場合、所定の時間間隔よりも短い時間間隔にてアクセスポイントのスキャンを開始して、徐々に時間間隔を延ばしながらアクセスポイントのスキャンを繰り返す制御部として機能させる。
本発明の第4の形態によると、記録媒体であって、コンピュータを、アクセスポイントに接続後、圏外となったときの現在位置が、アクセスポイントの圏内の位置を含むように設定された所定領域内に位置しない場合、所定の時間間隔にてアクセスポイントをスキャンし、現在位置が所定領域内に位置する場合、所定の時間間隔よりも短い時間間隔にてアクセスポイントのスキャンを開始して、徐々に時間間隔を延ばしながらアクセスポイントのスキャンを繰り返す制御部として機能させるプログラムを記録した。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
以上の説明から明らかなように、この発明によっては、例えば、アクセスポイントに接続後、圏外となった場合に、そのアクセスポイントに再接続し得る可能性が高い場合と低い場合とで、アクセスポイントのスキャン方法を切り替えることができる。
一実施形態に係る携帯電話100のハードウェア構成の一例を示す図である。 アクセスポイントと信号強度例を示す図である。 ホットスポットエリア通過例を示す図である。 GPS測位結果と通信エリアテーブル例を示す図である。 動作を示すフローチャートを示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一実施形態に係る携帯電話100のハードウェア構成の一例を示す。携帯電話100は、無線通信を利用した、持ち歩ける電話機である。なお、携帯電話100は、この発明における「通信装置」の一例であってもよい。
携帯電話100は、図示しないメモリインタフェース、図示しないデータプロセッサ、図示しない画像プロセッサ、及び/又はプロセッサ110と、図示しない周辺インタフェースとを含むことができる。メモリインターフェースやプロセッサ110や周辺インタフェースは、個別部品であってもよいし、集積回路に統合されてもよい。携帯電話100の様々な構成要素は、例えば、通信バス又は信号線によって接続されてもよい。なお、プロセッサ110は、この発明における「制御部」の一例であってもよい。
携帯電話100においては、センサ、機器、サブシステムが、多数の機能を容易にするため、周辺インタフェースに接続されてもよい。センサは、例えば、図示しない角速度センサ、図示しない磁力計センサである。携帯電話100においては、地理的位置を提供するために、位置プロセッサ160を周辺インタフェースに接続することができる。携帯電話100においては、携帯電話100の速度変化や移動方向の変化を判定するために使用可能なデータを提供するため、図示しない加速度計もまた周辺インタフェースに接続することができる。
携帯電話100においては、図示しないカメラサブシステム、及び図示しない光学センサ、例えば、電荷結合素子又は相補型金属酸化物半導体光学センサを、写真やビデオクリップの記録のようなカメラ機能を補助するために用いてもよい。
携帯電話100は、無線周波数受信機及び送信機や光学受信機及び送信機を含むことができる無線通信サブシステム150を通じて、通信機能が補助されてもよい。無線通信サブシステム150の具体的な設計及び実装は、携帯電話100が動作しようとする通信ネットワークに依存するものであってもよい。例えば、携帯電話100は、GSM(登録商標)ネットワーク、GPRS(General Packet Radio Service)ネットワーク、EDGE(Gnhanced Data GSM Environment)ネットワーク、Wi−Fi(Wireless Fidelity)ネットワーク及びブルートゥース(登録商標)ネットワークを通じて動作するように設計された無線通信サブシステム150を含むことができる。
また、携帯電話100は、メモリ120、タッチスクリーン130及び他の入力/制御機器140を備える。
プロセッサ110は、他の入力/制御機器140の操作に応じて、タッチスクリーン130にアクセスポイント情報や通信状態等を表示する。プロセッサ110は、無線通信サブシステム150のオン/オフを行い、無線LAN信号の送受信を行い、RSSI値(受信信号強度)を測定する。プロセッサ110は、位置プロセッサ160のオン/オフを行い、GPS信号を送受信し、GPS測位を行う。プロセッサ110は、メモリ120にアクセスポイント情報、GPS測位情報、RSSI値を読み書きする。メモリ120には、アクセスポイント情報、GPS測位情報、RSSI値を基に無線LANスキャン間隔を切り替えるプログラムを有する。プロセッサ110は、メモリ120に格納されたプログラムを読み込み、無線通信サブシステム150のオン/オフするタイミング(無線LANスキャン間隔)を切り替える。
図2は、アクセスポイント201の信号の届くエリア204、および、特に信号強度の強いエリア203、アクセスポイント202の信号の届くエリア206、および、特に信号強度の強いエリア205を表した図である。ポイント207は、アクセスポイント201の信号強度が強いエリア203に含まれ、ポイント208は、アクセスポイント202の信号が届くエリア206に含まれ、ポイント209は、アクセスポイント201およびアクセスポイント202の信号が届かない、圏外エリアにある状態を示している。
図3は、アクセスポイント301と信号の届くエリア304、アクセスポイント302と信号の届くエリア305、アクセスポイント303と信号の届くエリア306、および、それぞれの信号が届くエリアを通過する移動307の例を示している。
図4は、ある信号強度の強い地点401におけるGPS測位結果と、通信エリアテーブルによって示されるエリア402の例を示している。なお、エリア402は、この発明における「現在位置を含む領域」及び「所定領域」の一例であってもよい。
図5は、予め登録したアクセスポイントに帰属した際の、通信エリアテーブルを設定する制御、および、圏外になった場合のスキャン間隔の切り替えを制御するフローチャートである。
予め、通信に使用するアクセスポイント(SSID_x)を他の入力/制御機器140からメモリ120に登録しておく。
アクセスポイント(SSID_x)に接続後(帰属)(S101)、アクセスポイントからの信号を無線通信サブシステム150で受信し、プロセッサ110が無線通信サブシステム150から信号受信強度(RSSI値)を読み出し、メモリ120に格納する。メモリに予め格納されたしきい値(ThH)とRSSI値を比較し(S102)、しきい値よりも大きい場合(S102:YES)(例:ポイント207)、GPS測位を実施する(S103)。GPS測位が成功したか否かを確認し(S104)、成功した場合(S104:YES)、現在位置の周辺を通信エリアテーブル(Table_x)に登録する(S105)。GPS測位結果から通信エリアテーブルに変換する方法は、図4のように行う。図4のαx、αyは、予めメモリ120に格納しておくこととする。ステップS104でGPS測位に失敗した場合(S104:NO)、および、ステップS105で通信エリアテーブルを更新した場合、ステップS102に戻り、RSSI値の判定を行う。ステップS102で、RSSI値がしきい値(ThH)以下の場合(S102:NO)、しきい値(ThL)と比較し(S106)、圏外相当と判定された場合(S106:YES)(例:ポイント209)、GPS測位を実施する(S107)。GPS測位が成功したか否かを確認し(S108)、成功した場合(S108:YES)、現在位置の情報と通信エリアテーブル(Table_x)を比較し(S109)、通信エリア外なら(S109:YES)、スキャン間隔を充分に長い間隔(Interval_c)にして、定期的にスキャンを行う(S110)。Interval_cは、予めメモリ120に格納しておくこととする。ステップS106で、RSSI値がしきい値(ThL)以上の場合(S106:NO)(例:ポイント208)、ステップS102に戻り、RSSI値の判定を行う。ステップS109で現在位置が通信エリアテーブル(Table_x)内と判定された場合(S109:NO)、スキャン間隔を短い間隔(Tstart)にて開始して、上限(Interval_c)までΔTずつ時間を延ばしながらスキャンを繰り返す(S111)。Tstart、および、ΔTについては、予めメモリ120に格納しておくこととする。また、ステップS108でGPS測位に失敗した場合(S108:NO)、そのまま無線LAN通信圏外に留まることも考えられるが、一時的にGPS測位不能なエリア(建物内の階段やエレベータ等)に移動しただけですぐに無線LAN通信圏内に戻ることも考えられる為、最初は短い間隔(Tstart)でスキャンを行うことで早急な再接続を試み、登録したアクセスポイントが見つからない圏外状態では、ΔTずつ時間を延ばしながらスキャンを行うことで(S111)、無線LAN通信圏外でのスキャン動作電流を抑え、省電力化を図る。なお、GPS測位に失敗することは、この発明における「現在位置が不明」な場合の一例であってもよい。また、スキャン間隔は、この発明における「所定の時間間隔」の一例であってもよい。また、ΔTずつ時間を延ばすことは、この発明における「徐々に」時間間隔を延ばすことの一例であってもよい。
次に、他の実施形態について説明する。ΔTは、一定時間であっても、一定時間でなくても良い。例えば、最初は短いΔT(例:2s)で延ばしていき、途中から長いΔT(例:30s)で延ばしていき、上限Interval_c(例:300s)になったら、それ以降、ΔTを0にしても良い。(スキャン間隔例:2s,4s,6s,・・・28s,,30s,60s,90s,・・・240s,270s,300s,300s,・・・)また、例えば、スキャン間隔は、前々回の時間間隔と前回の時間間隔との差分よりも長い時間ずつ延ばすようにしてもよい。
以上、説明したように、本発明によれば、GPSおよび無線LANを有する携帯電話100において、予め登録したアクセスポイントから遠く離れたエリア、すなわち、通信を再開できる見込みが少ないエリアでは、スキャン動作間隔を延ばし、予め登録したアクセスポイントに近いエリア、すなわち、通信が再開できる可能性が高いエリアでは、スキャン動作間隔を短くする制御が可能となり、無線LAN通信切断後の早急な再接続を図りつつ、省電力を実現することが可能となる。
携帯電話100は、予めファームウェアとして格納された処理プログラムを読み出して実行することで、通信装置として機能する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は、上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書及び図面中において示したシステム、方法、装置、プログラム及び記録媒体における動作、手順、ステップ及び段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現し得ることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
100 携帯電話
110 プロセッサ
120 メモリ
130 タッチスクリーン
140 他の入力/制御機器
150 無線通信サブシステム
160 位置プロセッサ

Claims (10)

  1. アクセスポイントに接続後、圏外となったときの現在位置が、前記アクセスポイントの圏内の位置を含むように設定された所定領域内に位置しない場合、所定の時間間隔にてアクセスポイントをスキャンし、前記現在位置が前記所定領域内に位置する場合、前記所定の時間間隔よりも短い時間間隔にてアクセスポイントのスキャンを開始して、徐々に時間間隔を延ばしながらアクセスポイントのスキャンを繰り返す制御部
    を備える通信装置。
  2. 前記制御部は、アクセスポイントに接続後、圏外となったときの現在位置が不明な場合、前記所定の時間間隔よりも短い時間間隔にてアクセスポイントのスキャンを開始して、徐々に時間間隔を延ばしながらアクセスポイントのスキャンを繰り返す
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御部は、アクセスポイントに接続した場合、現在位置を含む領域を、前記所定領域として設定する
    請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記制御部は、アクセスポイントに接続して、受信信号強度が所定のしきい値よりも大きい場合に、現在位置を含む領域を、前記所定領域として設定する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の通信装置。
  5. 前記制御部は、アクセスポイントに接続後、圏外となったときの現在位置が前記所定領域内に位置する場合に行うアクセスポイントのスキャンの時間間隔が、前記所定の時間間隔となった場合、それ以降、前記所定の時間間隔にてアクセスポイントのスキャンを繰り返す
    請求項1から4のいずれか一項に記載の通信装置。
  6. 前記制御部は、アクセスポイントに接続後、圏外となったときの現在位置が前記所定領域内に位置する場合に、アクセスポイントのスキャンを繰り返すにあたり、時間間隔を一定時間ずつ延ばしながら繰り返す
    請求項1から5のいずれか一項に記載の通信装置。
  7. 前記制御部は、アクセスポイントに接続後、圏外となったときの現在位置が前記所定領域内に位置する場合に、アクセスポイントのスキャンを繰り返すにあたり、前々回の時間間隔と前回の時間間隔との差分よりも長い時間ずつ延ばしながら繰り返す
    請求項1から6のいずれか一項に記載の通信装置。
  8. アクセスポイントに接続後、圏外となったときの現在位置が、前記アクセスポイントの圏内の位置を含むように設定された所定領域内に位置しない場合、所定の時間間隔にてアクセスポイントをスキャンし、前記現在位置が前記所定領域内に位置する場合、前記所定の時間間隔よりも短い時間間隔にてアクセスポイントのスキャンを開始して、徐々に時間間隔を延ばしながらアクセスポイントのスキャンを繰り返す制御段階
    を備える通信方法。
  9. コンピュータを、
    アクセスポイントに接続後、圏外となったときの現在位置が、前記アクセスポイントの圏内の位置を含むように設定された所定領域内に位置しない場合、所定の時間間隔にてアクセスポイントをスキャンし、前記現在位置が前記所定領域内に位置する場合、前記所定の時間間隔よりも短い時間間隔にてアクセスポイントのスキャンを開始して、徐々に時間間隔を延ばしながらアクセスポイントのスキャンを繰り返す制御部
    として機能させるプログラム。
  10. コンピュータを、
    アクセスポイントに接続後、圏外となったときの現在位置が、前記アクセスポイントの圏内の位置を含むように設定された所定領域内に位置しない場合、所定の時間間隔にてアクセスポイントをスキャンし、前記現在位置が前記所定領域内に位置する場合、前記所定の時間間隔よりも短い時間間隔にてアクセスポイントのスキャンを開始して、徐々に時間間隔を延ばしながらアクセスポイントのスキャンを繰り返す制御部
    として機能させるプログラムを記録した記録媒体。
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