JP2015041848A - 無線通信端末および無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】無線通信端末における電力効率を向上させる。
【解決手段】判定部(15)が、無線通信端末(1)の使用が終了したと判定したときには、無線通信部(11および12)の無線通信方式を、第一の方式に切り替え、判定部(15)が、無線通信端末(1)の使用が開始されたと判定したときには、無線通信部(11および12)の無線通信方式を、第一の方式よりも通信速度が速くかつ待機時の消費電力量が大きい第二の方式に切り替える。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信端末および複数の無線通信端末を含んで構成される無線通信システムに関するものである。
近年、スマートフォンや無線ルーターなどの普及に伴い、テザリングを利用したインターネットへのアクセスが盛んになっている。
例えば、スマートフォンでは、ウェブブラウジングやウェブで配信されている動画の視聴などへのニーズが高まっている。このため、大容量のデータを高速で送受信するための高速な無線通信が求められている。
一方で、連続待ち受け時間が長い無線通信端末のニーズも高まっている。このため、無線通信端末では、ユーザが無線通信端末を使用していない待ち受け時の消費電力を低減することが求められている。
特許文献1には、データ通信を行なう無線通信部と、消費電力が低い無線通信部とを備えた無線通信端末を用いた無線通信システムについて記載されている。
特開2007−306201号公報(2007年11月22日公開)
特許文献1の無線通信システムでは、各無線通信端末は消費電力が高いデータ通信を行なう無線通信部を使用していないときには当該無線通信部をスリープさせることで待ち受け時の消費電力を低減している。また、必要に応じて、一方の無線通信端末は、低い消費電力で作動する無線通信部によって、別の無線通信端末にトリガー信号を送信する。これによって、当該別の無線通信端末は高速通信できる無線通信部を起動し、当該無線通信部によって無線通信端末間のデータ通信を行なう。
しかしながら、特許文献1の無線通信システムでは、例えば、電子メールの着信通知および緊急地震速報や天気予報の更新情報などのプッシュ通知などのデータサイズが比較的小さく、高速通信が不要な通信を行なうときにおいても、消費電力の大きい無線通信部を用いてデータ通信を行なっている。その結果、このような無線通信システムでは、ユーザが高速な通信を必要としているか否かに関わらず消費電力の高いデータ通信を行なうようになっている。
従って、このような無線通信システムでは、電子メールなどのデータサイズの小さい通信を行なうとき、およびバックグラウンド通信を行なうときなどにおいて非常に電力効率の悪いデータ通信を行なっているという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、無線通信端末における電力効率を向上させるための技術を提供することを主たる目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る無線通信端末は、無線通信部と、自端末の使用状態を判定する判定部と、該判定部が、自端末の使用が終了したと判定したときには、該無線通信部の無線通信方式を、第一の方式に切り替え、該判定部が、自端末の使用が開始されたと判定したときには、該無線通信部の無線通信方式を、第一の方式よりも通信速度が速くかつ待機時の消費電力量が大きい第二の方式に切り替える切り替え部と、を備えていることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、ユーザが無線通信端末を使用していないときには、待機時の消費電力量が小さい第一の方式によって無線通信を行い、ユーザが無線通信端末を使用しているときには、通信速度が速い第二の方式によって無線通信を行うため、無線通信端末における電力効率を向上させることができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る無線通信システムの概略を説明する模式図である。 本発明の一実施形態に係る無線通信システムに用いられる無線通信端末の概略を説明するブロック図である。 本発明の一実施形態に係る無線通信システムが行なう無線通信方式の遷移の一例を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る無線通信システムが行なう無線通信方式の遷移の一例を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る無線通信システムが行なう無線通信方式の遷移の一例を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る無線通信システムが行なう無線通信方式の遷移の一例を説明するフローチャートである。
〔実施形態1〕
以下、図1〜4を用いて、本発明の一実施形態(実施形態1)に係る無線通信システムおよび無線通信端末について詳細に説明する。図1は実施形態1に係る無線通信システムの概略を説明する模式図である。
図1に示す通り、実施形態1に係る無線通信システムは、無線通信端末(自端末)1と無線通信端末(移動体通信端末)2とを備えた構成である。ここで、無線通信端末1と無線通信端末2とは無線通信方式(第一の方式)1または無線通信方式(第二の方式)2によって通信できるようになっている(無線接続されている)。また、無線通信端末2は、セルラー網に接続されており、基地局装置3と無線通信方式3によって通信できるようになっている。そして、実施形態1に係る無線通信システムは、テザリング可能であり、無線通信端末1は、無線通信端末2を経由して基地局装置3に接続してデータ通信を行なうようになっている。
(無線通信方式)
まず、実施形態1に係る無線通信システムが採用する無線通信方式について説明する。
無線通信方式1は、無線通信方式1および2のうち、待ち受け時(待機時)の消費電力が低い無線通信方式である。無線通信方式1としては、無線通信方式2と比較して待ち受け時(待機時)時の消費電力が低い無線通信方式であれば特に限定されないが、例えば、Bluetooth(登録商標)およびZigBee(登録商標;IEEE802.15.4)などの低消費電力の近距離無線通信方式を挙げることができる。
無線通信方式2は、無線通信方式1および2のうち、高速な無線通信が可能な無線通信方式である。無線通信方式2としては、無線通信方式1と比較して通信速度が速い無線通信方式であれば特に限定されないが、例えば、IEEE802.11b/g/a/nなどの無線LANを挙げることができる。
無線通信方式3は、無線通信端末2がセルラー網(基地局装置3)と通信するための無線通信方式である。無線通信方式3としては、例えば、セルラー網において使用されているGSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)、WCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)、CDMA(Code Division Multiple Access)、およびCDMA2000などの通信方式、並びにWiMAX(登録商標)(Worldwide Interoperability for Microwave Access)などのBWA(広帯域移動体無線アクセスシステム)などを挙げることができる。
(無線通信端末)
図2は、実施形態1に係る無線通信システムに用いられる無線通信端末の概略を説明するブロック図である。図2に示す通り、無線通信端末1は、無線通信部11、無線通信部12、CPU(切り替え部)14、判定部15、表示部16、操作部(判定部)17、およびセンサー部(判定部)18を備えている。また、無線通信端末2は、無線通信部21、無線通信部22、無線通信部23、およびCPU24を備えている。
無線通信端末1が備えている無線通信部11は、無線通信部2が備えている無線通信部21と、無線通信方式1によって無線接続されるようになっている。これにより、無線通信端末1と無線通信端末2とは、無線通信部11と無線通信部21を介して、無線通信端末1を使用していないときに、電子メールの着信通知および緊急地震速報や天気予報の更新情報などのプッシュ通知などのデータサイズが比較的小さく、高速通信が不要な通信をバックグランウドで行なうことができる。
無線通信端末1が備えている無線通信部12は、無線通信端末2が備えている無線通信部22と、無線通信方式2によって無線接続されるようになっている。これにより、無線通信端末1と無線通信端末2とは、無線通信部12と無線通信部22とを介して、無線通信端末1の使用中に、通信速度の速いデータ通信を行なうことができる。そして、無線通信端末2が備えている無線通信部23は、基地局装置3と無線通信方式3によって通信できるようになっているので、無線通信端末1は、無線通信端末2を経由してセルラー網に接続すること(いわゆるテザリング)ができるようになっている。
無線通信端末1が備えているCPU14は、無線通信部11、無線通信部12、表示部16、操作部17、およびセンサー部18の制御を行なう。特に、CPU14は、無線通信部11および無線通信部12から一方を選択して、選択した無線通信部に、無線通信端末2との無線接続を行わせる制御を行う。
また、無線通信端末2が備えているCPU24は、無線通信部21、無線通信部22、無線通信部23、および無線通信端末2の操作部(図示せず)の制御を行なう。CPU24は、無線通信部21および無線通信部22から一方を選択して、選択した無線通信部に、無線通信端末1との無線接続を行わせる制御を行う。
表示部16は、各種の情報を表示するものであれば特に限定されないが、例えば、タッチパネルなどの公知の表示装置を用いることができる。
操作部17は、ユーザによる無線通信端末1に対する操作を受け付ける。操作部17が受け付ける操作としては、これらに限定されないが、例えば、文字入力などの入力操作、ディスプレイのオン/オフ操作(表示部16の点灯/消灯操作)、音量調整、表示操作などであり得る。操作部17は、これらに限定されないが、例えば、タッチパネル(表示部16を兼ねる)、各種ボタンなどによって構成することができる。
センサー部18は、ユーザによる無線通信端末1の使用を検知するセンサーである。センサー部18は、例えば、公知の近接センサーによって、ユーザが無線通信端末1に接近したことを検知するものであり、好ましくは、公知の近接センサーによって、ユーザが無線通信端末1を握った(把持した)ことを検知するものであり得る。なお、センサー部18は、ユーザによる無線通信端末1の使用を検知するセンサーであればこれに限定されず、例えば、ユーザが無線通信端末1を使用していることを検知する振動センサー、加速度センサーなどであってもよい。
判定部15は、ユーザによる無線通信端末1の使用状態(使用の開始、終了など)を判定する。実施形態1において、判定部15は、操作部17が検知したユーザによる無線通信端末1に対する操作、および、センサー部18が検知した無線通信端末1へのユーザの接近(好ましくは、ユーザによる無線通信端末1の把持)に基づいて、当該使用状態を判定する。
(無線通信システムの動作)
図3および図4は、実施形態1に係る無線通信システムが行なう無線通信方式の遷移の一例を説明するフローチャートである。まず、図3を参照して、無線通信端末1が、待ち受け状態(使用していない状態)から、ユーザによる使用が開始されたときの、無線通信方式の遷移(無線通信方式1から無線通信方式2への切り替え)を説明する。
ステップS401において、無線通信端末1は待ち受け状態であり、無線通信端末1と無線通信端末2とは、無線通信方式1で無線接続されており、必要に応じて、無線通信部11と無線通信部21とを介して、電子メールの着信通知および緊急地震速報や天気予報の更新情報などのプッシュ通知などのデータサイズが比較的小さく、通信速度が比較的遅い通信をバックグランウドで行なっている。
ステップS402において、判定部15は、ユーザが無線通信端末1の使用を開始したか否かを判定する。例えば、判定部15は、(i)操作部17が、ディスプレイをオンにする操作(表示部16の点灯操作)を検知したとき、(ii)操作部17が、各種入力操作(タッチパネルへの接触など)などを検知したとき、(iii)センサー部18が、ユーザが無線通信端末1に接近した(好ましくは、ユーザが無線通信端末1を把持した)ことを検知したとき、などに無線通信端末1の使用が開始したと判定することができる。判定部15は、これらのうちのいずれかの条件が満たされれば、無線通信端末1の使用が開始したと判定してもよいし、これらのうちの特定の一つ以上の条件が満たされたときのみに、無線通信端末1の使用が開始したと判定してもよい。
判定部15が、ユーザによる無線通信端末1の使用が開始していない(ユーザが使用していない)と判定した場合(ステップS402におけるNO)、ステップS401に戻り、待ち受け状態を継続する。一方、判定部15が、ユーザによる無線通信端末1の使用を開始した(ユーザが使用している)と判定した場合(ステップS402におけるYES)、ステップS403に進む。
ステップS403〜S404において、CPU14は、無線通信端末1における無線通信部(無線通信部11および12)の無線通信方式の切り替え処理を行う。まず、CPU14は、無線通信部11を介して、現在使用している無線通信方式1によって、無線通信端末2に対し、無線通信方式2への切り替えを通知する(ステップS403)。このとき、CPU14は、無線通信部11を介して、無線通信端末2から無線通信方式2の接続情報(通信方式、無線チャンネル、SSID等)を取得してもよい。
そして、CPU14は、無線通信部11による無線通信を停止させるとともに、無線通信部12に、無線通信方式2によって無線通信端末2との無線接続を試みさせる。このとき、ステップS403において、無線通信方式2への切り替えの通知を受けた無線通信端末2のCPU24は、無線通信部21による無線通信を停止させるとともに、無線通信部22に、無線通信方式2によって無線通信端末1との無線接続を行う。これにより、無線通信部12と無線通信部22との間の無線接続が確立すれば、無線通信方式2への切り替えが完了する(ステップS404)。
続いて、図4を参照して、無線通信端末1がユーザにより使用されている状態から、ユーザによる使用が終了したときの、無線通信方式の遷移(無線通信方式2から無線通信方式1への切り替え)を説明する。
ステップS501において、無線通信端末1は使用中であり、無線通信端末1と無線通信端末2とは、無線通信方式2によって無線接続されており、必要に応じて、無線通信部12と無線通信部22とを介したデータ通信を行なっている(例えば、無線通信端末1が、無線通信端末2を経由してセルラー網に接続する、いわゆるテザリングを行っている)。
ステップS502において、判定部15は、ユーザによる無線通信端末1の使用が終了したか否かを判定する。例えば、判定部15は、(i)操作部17が、ディスプレイをオフにする操作(表示部16の点灯操作)を検知したとき、(ii)操作部17が、各種入力操作(タッチパネルへの接触など)を一定期間検知しないとき、(iii)センサー部18が、ユーザが無線通信端末1に接近した(好ましくは、ユーザが無線通信端末1を把持した)ことを一定期間検知しないとき、(iv)無線通信部11および無線通信部12において、無線通信が一定期間行われていないとき、などに無線通信端末1の使用が終了したと判定することができる。判定部15は、これらのうちのいずれかの条件が満たされれば、無線通信端末1の使用が終了したと判定してもよいし、これらのうちの特定の一つ以上の条件が満たされたときのみに、無線通信端末1の使用が終了したと判定してもよい。
判定部15が、ユーザによる無線通信端末1の使用は終了していない(ユーザが使用中である)と判定した場合(ステップS502におけるNO)、ステップS501に戻り、無線通信端末1と無線通信端末2との間の無線通信方式を、無線通信方式2に維持する。一方、判定部15が、ユーザによる無線通信端末1の使用が終了した(ユーザが使用していない)と判定した場合(ステップS502におけるYES)、ステップS503に進む。
ステップS503〜S504において、CPU14は、無線通信端末1における無線通信部(無線通信部11および12)の無線通信方式の切り替え処理を行う。まず、CPU14は、無線通信部12を介して、現在使用している無線通信方式2によって、無線通信端末2に対し、無線通信方式1への切り替えを通知する(ステップS503)。このとき、CPU14は、無線通信部12を介して、無線通信端末2から無線通信方式1の接続情報(通信方式、無線チャンネル、SSID等)を取得してもよい。
そして、CPU14は、無線通信部12による無線通信を停止させるとともに、無線通信部11に、無線通信方式1によって無線通信端末2との無線接続を試みさせる。このとき、ステップS503において、無線通信方式1への切り替えの通知を受けた無線通信端末2のCPU24は、無線通信部22による無線通信を停止させるとともに、無線通信部21に、無線通信方式1によって無線通信端末1との無線接続を行う。これにより、無線通信部11と無線通信部21との間の無線接続が確立すれば、無線通信方式1への切り替えが完了する(ステップS504)。
そして、無線通信端末1は待ち受け状態となり、無線通信端末1と無線通信端末2との間の無線通信方式が、無線通信方式1となる(ステップS505)。
以上のように、実施形態1によれば、ユーザが無線通信端末1を使用していないときには、待機時の消費電力量が小さい無線通信方式1によって無線通信を行い、ユーザが無線通信端末1を使用しているときには、通信速度が速い無線通信方式2によって無線通信を行うため、無線通信端末1および2における電力効率を向上させることができる。
なお、上記では、センサー部18を備える構成について説明したが、判定部15は、例えば、操作部17の検知結果のみに基づいてユーザによる無線通信端末1の使用状態を判定してもよく、その場合、センサー部18は省略してもよい。また逆に、判定部15は、センサー部18の検知結果のみに基づいてユーザによる無線通信端末1の使用状態を判定してもよい。
〔実施形態2〕
続いて、実施形態1における無線通信方式の切り替えの際(ステップS403〜S404およびステップS503〜S504)に、接続エラーが頻発することを防ぐための技術を、実施形態2として説明する。実施形態2では、CPU14が、無線通信方式の切り替え処理(無線通信方式1から無線通信方式2への切り替え処理、または、無線通信方式2から無線通信方式1への切り替え処理)を行う際に、図5に示すステップS601〜S603を行う。
まず、ステップS601において、CPU14は、現在接続中の無線通信方式とは異なる無線通信方式での接続動作を開始する。例えば、現在、無線通信方式1で無線接続している場合には、実施形態1におけるステップS403〜S404と同様に、無線通信方式2への切り替え処理を開始する。また、現在、無線通信方式2で無線接続している場合には、実施形態1におけるステップS503〜S504と同様に、無線通信方式1への切り替え処理を開始する。
このとき、CPU14は、上記切り替え処理における無線接続の試みが何回目であるかを判定する(ステップS602)。言い換えれば、当該無線接続の試みが何回失敗したかを判定する。そして、当該無線接続の試みがN回未満である場合(ステップS602におけるNO)には、CPU14は、切り替え後の無線通信方式による無線接続が完了したか否か(言い換えれば、切り替え後の無線通信方式による無線接続が失敗したか否か)を判定し(ステップS603)、当該無線接続が完了していれば(ステップS603におけるYES)、そのまま切り替え処理を終了し、当該無線接続が失敗した場合(ステップS603におけるNO)には、ステップS601に戻って再度無線接続を試みる。
一方、ステップS603において無線接続の試みがN回以上であった場合(N−1回以上無線接続を失敗していた場合、ステップS602におけるYES)には、CPU14は、それ以上試行せず、無線通信端末1および2を、切り替え前の無線通信方式で無線接続させる。
なお、上記Nは、予め定めた数とすることができ、特に限定されないが、例えば、6回とすることができる。
このように、実施形態2では、CPU14は、無線通信部11または12が切り替え後の無線通信方式による無線接続に所定回数失敗したときに、無線通信部11または12の無線通信方式を切り替え前の無線通信方式のまま継続して使用する。このように、無線接続に所定回数失敗したときは、それ以上無線接続の試行を行わないことにより、無線通信方式の切り替えに伴い接続エラーが頻発することを防ぐことができる。これにより、接続エラーの頻発によって、かえって電力効率が落ちることを避けることができる。
〔実施形態3〕
実施形態3では、実施形態1における無線通信方式の切り替えの際(ステップS403〜S404およびステップS503〜S504)に、接続エラーが頻発することを防ぐための他の技術を説明する。図6は、実施形態3に係る無線通信システムが行なう無線通信方式の遷移の一例を説明するフローチャートである。
まず、ステップS701において、CPU14は、現在接続中の無線通信方式とは異なる無線通信方式での接続動作を開始する。例えば、現在、無線通信方式1で無線接続している場合には、実施形態1におけるステップS403〜S404と同様に、無線通信方式2への切り替え処理を開始する。また、現在、無線通信方式2で無線接続している場合には、実施形態1におけるステップS503〜S504と同様に、無線通信方式1への切り替え処理を開始する。
このとき、CPU14は、切り替え後の無線通信方式による無線接続が完了したか否か(言い換えれば、切り替え後の無線通信方式による無線接続が失敗したか否か)を判定し(ステップS702)、当該無線接続が完了していれば(ステップS702におけるYES)、そのまま切り替え処理を終了する。
一方、ステップS702において無線接続が失敗していた場合(ステップS702におけるNO)には、CPU14は、ステップS703において、X時間待機した後に、ステップS701に戻って再度無線接続を試みる。
なお、上記Xは、予め定めた時間とすることができ、特に限定されないが、例えば、10秒とすることができる。
このように、実施形態3では、CPU14は、無線通信部11または12が切り替え後の無線通信方式による無線接続に失敗したときに、無線通信部11または12の無線通信方式を切り替え前の無線通信方式のまま継続して使用し、所定時間経過してから、再度、無線通信部11または12の無線通信方式を切り替える。このように、無線接続に失敗したときは、所定期間が過ぎてから次の無線接続の試行を行うようにすることにより、無線通信方式の切り替えに伴い接続エラーが頻発することを防ぐことができる。これにより、接続エラーの頻発によって、かえって電力効率が落ちることを避けることができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
無線通信端末1の制御ブロック(特にCPU14および判定部15)は、集積回路(ICチップ)などに形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、無線通信端末1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波など)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る無線通信端末1は、無線通信部(無線通信部11および12)と、自端末(無線通信端末1)の使用状態を判定する判定部15と、該判定部15が、自端末(無線通信端末1)の使用が終了したと判定したときには、該無線通信部(無線通信部11および12)の無線通信方式を、第一の方式(無線通信方式1)に切り替え、該判定部15が、自端末(無線通信端末1)の使用が開始されたと判定したときには、該無線通信部(無線通信部11および12)の無線通信方式を、第一の方式(無線通信方式1)よりも通信速度が速くかつ待機時の消費電力量が大きい第二の方式(無線通信方式2)に切り替える切り替え部(CPU14)と、を備えている。
上記の構成によれば、ユーザが無線通信端末を使用していないときには、待機時の消費電力量が小さい第一の方式によって無線通信を行い、ユーザが無線通信端末を使用しているときには、通信速度が速い第二の方式によって無線通信を行うため、無線通信端末における電力効率を向上させることができる。
本発明の態様2に係る無線通信端末1は、上記態様1において、上記判定部15は、ユーザによる自端末(無線通信端末1)に対する操作、または、自端末(無線通信端末1)へのユーザの接近を検知して、自端末(無線通信端末1)の使用状態を判定するようになっていてもよい。
上記の構成によれば、判定部が、ユーザによる無線通信端末の使用状態を首尾よく判定することができる。これにより、上記態様1による電力効率の向上を首尾よく実現することができる。
本発明の態様3に係る無線通信端末1は、上記態様1または2において、上記切り替え部(CPU14)は、上記無線通信部(無線通信部11および12)が切り替え後の無線通信方式による無線接続に所定回数失敗したときに、上記無線通信部(無線通信部11および12)の無線通信方式を切り替え前の無線通信方式に戻すようになっていてもよい。
上記の構成によれば、所定回数失敗したときは、それ以上無線接続の試行を行わないことにより、無線通信方式の切り替えに伴い接続エラーが頻発することを防ぐことができる。これにより、上記態様1による電力効率の向上を首尾よく実現することができる。
本発明の態様4に係る無線通信端末1は、上記態様1または2において、上記切り替え部(CPU14)は、上記無線通信部(無線通信部11および12)が切り替え後の無線通信方式による無線接続に失敗したときに、上記無線通信部(無線通信部11および12)の無線通信方式を切り替え前の無線通信方式に戻し、所定時間経過してから、再度、上記無線通信部(無線通信部11および12)の無線通信方式を切り替えるようになっていてもよい。
上記の構成によれば、無線接続に失敗したときは、所定期間が過ぎてから次の無線接続の試行を行うようにすることにより、無線通信方式の切り替えに伴い接続エラーが頻発することを防ぐことができる。これにより、上記態様1による電力効率の向上を首尾よく実現することができる。
本発明の態様5に係る無線通信システムは、上記態様1から4の無線通信端末1と、上記無線通信部(無線通信部11および12)の通信相手である、セルラー網に接続された移動体通信端末(無線通信端末2)と、を備え、第一の方式(無線通信方式1)および第二の方式(無線通信方式2)はともに近距離無線通信方式であり、上記無線通信部(無線通信部11および12)は、該移動体通信端末(無線通信端末2)を介して、該セルラー網に接続する。
上記の構成によれば、テザリングを行う無線通信システムにおける電力効率を好適に向上させることができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、無線通信端末および複数の無線通信端末を含んで構成される無線通信システム一般に利用することができる。
1 無線通信端末(自端末)
2 無線通信端末(移動体通信端末)
3 基地局装置
11、12、21、22、23 無線通信部
14 CPU(切り替え部)
15 判定部
16 表示部
17 操作部(判定部)
18 センサー部(判定部)
24 CPU

Claims (5)

  1. 無線通信部と、
    自端末の使用状態を判定する判定部と、
    該判定部が、自端末の使用が終了したと判定したときには、該無線通信部の無線通信方式を、第一の方式に切り替え、該判定部が、自端末の使用が開始されたと判定したときには、該無線通信部の無線通信方式を、第一の方式よりも通信速度が速くかつ待機時の消費電力量が大きい第二の方式に切り替える切り替え部と、を備えていることを特徴とする無線通信端末。
  2. 上記判定部は、ユーザによる自端末に対する操作、または、自端末へのユーザの接近を検知して、自端末の使用状態を判定することを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。
  3. 上記切り替え部は、上記無線通信部が切り替え後の無線通信方式による無線接続に所定回数失敗したときに、上記無線通信部の無線通信方式を切り替え前の無線通信方式のまま継続して使用することを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信端末。
  4. 上記切り替え部は、上記無線通信部が切り替え後の無線通信方式による無線接続に失敗したときに、上記無線通信部の無線通信方式を切り替え前の無線通信方式のまま継続して使用し、所定時間経過してから、再度、上記無線通信部の無線通信方式を切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信端末。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の無線通信端末と、
    上記無線通信部の通信相手である、セルラー網に接続された移動体通信端末と、を備え、
    第一の方式および第二の方式はともに近距離無線通信方式であり、
    上記無線通信部は、該移動体通信端末を介して、該セルラー網に接続することを特徴とする無線通信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016213630A (ja) * 2015-05-07 2016-12-15 Necプラットフォームズ株式会社 通信端末、通信システム、通信方法及びプログラム
JP2019054431A (ja) * 2017-09-15 2019-04-04 シャープ株式会社 通信システム、通信方法、通信装置、および通信装置のプログラム

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